JP3452007B2 - 鋼矢板の圧延方法および圧延装置 - Google Patents

鋼矢板の圧延方法および圧延装置

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JP3452007B2
JP3452007B2 JP35138999A JP35138999A JP3452007B2 JP 3452007 B2 JP3452007 B2 JP 3452007B2 JP 35138999 A JP35138999 A JP 35138999A JP 35138999 A JP35138999 A JP 35138999A JP 3452007 B2 JP3452007 B2 JP 3452007B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼矢板の圧延方法
および圧延装置に関し、例えば、土木工事、特に河川や
港湾の護岸に広く用いられるU型鋼矢板を製造するのに
好適な鋼矢板の圧延方法および圧延装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、鋼矢板は、長さが5〜2
5m程度の熱間圧延大型形鋼であって、その横断面形状
により、U型(溝型)、直線型、Z型およびH型に分類
される。これらの鋼矢板は、そのいずれもが両端部にそ
れぞれ突設して形成された継手部を相互に組み合わせる
ことにより囲堤を形成することができることから、港湾
や河川等の土木工事の際に護岸として広く用いられてい
る。なお、以降の説明では、U型鋼矢板を例にとる。
【0003】ところで、U型鋼矢板は、厚みが切断面よ
り薄いために圧延が難しい鋼材のひとつである。このた
め、U型鋼矢板は、これまで、粗圧延工程、中間圧延工
程および仕上圧延工程からなる圧延工程により、圧延さ
れてきた。
【0004】図7(a)および図7(b)は、いずれ
も、U型鋼矢板の圧延工程を模式的に示す説明図であ
る。図7(a)に示す圧延工程1は、粗圧延工程2、中
間圧延工程3および仕上圧延工程4からなり、また、図
7(b)に示す圧延工程5は、粗圧延工程6、中間圧延
工程7および仕上圧延工程8からなる。各圧延工程1、
5では、複数の異なる形状の孔型が軸方向へ並んで形成
された水平ロール対2a〜4a、または水平ロール対6
a、7aを用いて、複数パスの可逆圧延が行われる。各
水平ロール対2a〜4a、6a、7aの各孔型で複数パ
スの可逆圧延を行うには、被圧延材を、前パスと後パス
との間に、各水平ロール対2a〜4a、6a、7aの軸
方向と平行な方向(図7における上下方向)に、前パス
の孔型と後パスの孔型との間の距離だけシフトする必要
がある。このシフトは、一般的に、サイドガイドにより
行われる。
【0005】図8は、図7(a)における水平ロール対
3a付近を抽出して示す説明図であり、図8(a)はサ
イドガイド9の上面図、図8(b)は図7(a)におけ
る中間圧延工程3の拡大図、図8(c)は図8(a)の
A−A断面図である。
【0006】図8(b)に示すように、水平ロール対3
aによる前パスP1と後パスP2との間に、図8(a)
および図8(c)に示すように、前パスP1を終了した
被圧延材9の水平ロール対3a側の端部の両側を、水平
ロール対3aの両側の入口近傍に配置されたサイドガイ
ド10により挟持し、このサイドガイド10を、水平ロ
ール対3aの軸方向と平行な方向(図8(b)における
上下方向)へ向けて前パスP1の孔型と後パスP2の孔
型との間の距離dだけシフトするにより、被圧延材9の
シフトが行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8(a)
に示すように、このサイドガイド10の圧延方向への長
さlは、設備コストの低減および製造ライン内の設備制
約から、高々5〜10m程度である。これに対し、水平
ロール対3aにより前パスP1を行われた被圧延材9
は、数10mの長さに延伸されている。このため、この
サイドガイド10では、被圧延材9をその全長にわたっ
て挟持することができない。このため、サイドガイド1
0をシフトすると、図8(a)に示すように、拘束部9
aと非拘束部9bとの間部9cが屈曲してしまう。この
ように間部9cが屈曲した被圧延材9を、水平ロール対
3aの後パスP2の孔型に噛み込ませると、サイドガイ
ド10による非拘束部9bがこの孔型に対して片側へ偏
芯した状態で進入することになる。
【0008】図9は、被圧延材9の非拘束部9bが後パ
スの孔型11に対して偏芯して進入した状況を示す説明
図であり、図9(a)は孔型11内での被圧延材9の両
側の継手部9d、9dの形状が不揃いとなる形状不良が
発生した状況を示し、図9(b)は孔型11の圧延前の
形状を示す。
【0009】図9(a)および図9(b)に示すよう
に、間部9cが屈曲した被圧延材9を、水平ロール対3
aの後パスP2の孔型11に噛み込ませると、高い寸法
精度を要求される鋼矢板の継手部の形状を損なってしま
う。
【0010】また、図10は、サイドガイド10をシフ
トすることにより、継手部9dが変形することを示す説
明図である。同図に示すように、被圧延材9の両端部に
形成される継手部9dのうちでサイドガイド10に強く
当接する継手部9dが変形してしまう。
【0011】なお、特開昭55−156603号公報に
は、被圧延材の横断面形状に類似した断面形状を有する
近いサイドガイドを水平ロールの直近に配置し、被圧延
材を正しくロールへ誘導して連続圧延を行う方法が開示
されている。しかし、この方法は、可逆圧延ではなく連
続圧延を前提としてサイドガイドにより被圧延材を水平
ロールへ誘導する方法であり、複数の異なる形状の孔型
が軸方向へ並んで形成された水平ロール対を用いて複数
パスの可逆圧延を行う場合に適用することは、不可能で
ある。
【0012】また、特開昭53−81465号公報に
は、鋼矢板の正しい爪部成形方法として鋼矢板の継手部
にのみエッジングパスを行うことにより、鋼矢板の継手
部の形状を適正化する方法が開示されている。しかし、
この方法は、形状不良が発生した継手部を矯正するもの
であり、鋼矢板の圧延時における継手部の形状不良の発
生を根本的に防止することはできない。
【0013】さらに、特許第2898632号には、水
平ロール対を組み込まれた圧延機に付設されて、サイド
ガイドと水平ロール対との間の水平ロール対の極近傍に
配置される、いわゆるミルガイドの設置位置を、上下方
向、左右方向さらには前後方向に微調整可能にした圧延
機が開示されている。しかし、このミルガイドは、圧延
機に付設されるものであるため、数10mもの長さに延
伸された被圧延材に対してはその形状が相対的に極めて
小さいため、サイドガイドのシフトに起因して屈曲変形
した被圧延材を水平ロール対の孔型に真っ直ぐに噛み込
ませることは、不可能である。
【0014】本発明の目的は、複数の異なる形状の孔型
が軸方向へ並んで形成された水平ロール対を用いて複数
パスの可逆圧延を行うために前パスおよび後パスの間に
行われる、水平ロール対の軸方向と平行な方向へのサイ
ドガイドのシフトに起因した、鋼矢板の継手部の形状不
良の発生を、確実に防止することができる鋼矢板の圧延
方法および圧延装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、膨大な量
の圧延実験を通じて鋭意検討を重ねた結果、(1)被圧
延材をシフトする際に、サイドガイドだけではなくもう
一つのガイドを用いて被圧延材のシフトを行うこと、さ
らに(2)U型鋼矢板の圧延において被圧延材の両側面
に形成された継手部に当接するサイドガイドの開度を圧
延中に適正に制御することによって、サイドガイドのシ
フトに起因した、鋼矢板の継手部の形状不良の発生を確
実に防止できることを知見し、さらに検討を重ねて、本
発明を完成した。
【0016】本発明は、鋼矢板の被圧延材を、複数の孔
型が軸方向へ並んで形成された水平ロール対のいずれか
の孔型へ、この水平ロール対の入口近傍に配置されて前
記被圧延材の一部を支持する第1の案内部材と、この第
1の案内部材よりも水平ロール対から離れた位置に配置
されて前記被圧延材に係合する第2の案内部材とを用い
て、誘導することによって圧延を行うこと、第1の案内
部材は、被圧延材の前記の軸方向と平行な方向の両側に
当接するガイド対であるとともに、第2の案内部材は、
被圧延材の前記の軸方向と平行な方向の両側に当接する
ガイド対または片側に当接するガイドであること、およ
び第1の案内部材および第2の案内部材により誘導され
た被圧延材がいずれかの孔型に噛み込んだ時、またはこ
の噛み込んだ時から所定の時間が経過した時に、第1の
案内部材を構成するガイド対の開度を増加することを特
徴とする鋼矢板の圧延方法である。
【0017】別の観点からは、本発明は、複数の孔型が
軸方向へ並んで形成された水平ロール対と、この水平ロ
ール対の入口近傍に配置されて、被圧延材の一部を支持
する第1の案内部材と、第1の案内部材よりも水平ロー
ル対から離れた位置に配置されて、被圧延材に係合する
第2の案内部材と、第1の案内部材および第2の案内部
材それぞれの軸方向と平行な方向な方向の位置を制御す
る制御装置とを備え、第1の案内部材は、被圧延材の前
記の軸方向と平行な方向の両側に当接するガイド対であ
るとともに、第2の案内部材は、被圧延材の前記の軸方
向と平行な方向の両側に当接するガイド対または片側に
当接するガイドであり、第1の案内部材および第2の案
内部材は、いずれも、前記の軸方向と平行な方向へ移動
自在に配置され、さらに制御装置は第1の案内部材およ
び第2の案内部材により誘導された被圧延材がいずれか
の孔型に噛み込んだ時、またはこの噛み込んだ時から所
定の時間が経過した時に、第1の案内部材を構成するガ
イド対の開度を増加する制御を行うことを特徴とする鋼
矢板の圧延装置である。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明に
かかる鋼矢板の圧延方法および圧延装置の実施の形態
を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以
降の説明では、鋼矢板がU型鋼矢板である場合を例にと
る。また、以降の説明では、いわゆるミルガイドは本発
明とは関係なく、本実施形態の圧延装置には周知慣用の
ミルガイドが設置されているものの、以降の説明では図
示や説明を省略する。
【0027】図1は、本実施形態のU型鋼矢板の圧延装
置20の構成を示す説明図である。同図に示すように、
この圧延装置は、水平ロール対21と、第1の案内部材
22と、第2の案内部材23と、制御装置24とを備え
る。以下、圧延装置20のこれらの構成要素について順
次説明する。
【0028】〔水平ロール対21〕本実施形態の圧延装
置20は、水平ロール対21を有する。水平ロール対2
1は、上水平ロール21aと下水平ロール21bとを有
する。上水平ロール21aの外周面には、3つの凹部2
5a〜25cがロール軸方向へ並んで形成され、一方、
下水平ロール21bの外周面には、3つの凸部26a〜
26cがロール軸方向へ並んで形成される。これによ
り、水平ロール対21は、3つの孔型A、B、Cが、ロ
ール軸方向へ並んで形成される。
【0029】また、上水平ロール21aには、油圧式の
荷重測定装置(ロードセル)27が装着されており、圧
延時の圧延荷重fr が検出される。
【0030】なお、この水平ロール対21により圧延を
行われるU型鋼矢板の被圧延材28は、圧延方向へ通常
1〜3m程度の間隔で多数並設された搬送ローラ29に
より、ウェブがロール軸方向を含む水平面と略平行にな
る姿勢で搬送されて、上水平ロール21aと下水平ロー
ル21bとにより形成された孔型A〜孔型Cに誘導さ
れ、圧下される。また、孔型A〜孔型Cと後述する第1
の案内部材22との間であって孔型A〜孔型Cの近傍に
は、孔型A〜孔型Cへの被圧延材28の進入を適正に案
内するための、いわゆるミルガイドが設けられている
が、図1では、説明の便宜上、このミルガイドは図示し
ていない。
【0031】本実施形態の水平ロール対21は、公知慣
用の水平ロール対であるため、これ以上の説明は省略す
る。本実施形態における水平ロール対21は、以上のよ
うに構成される。
【0032】〔第1の案内部材22〕水平ロール対21
の入口近傍には、第1の案内部材22が設置される。第
1の案内部材21は、公知のサイドガイドであり、本実
施形態においても、被圧延材28のロール軸方向と平行
な方向の両側に形成された継手部28aに当接すること
により被圧延材28を挟んだ状態で支持するガイド対2
2a、22bにより構成される。
【0033】第1の案内部材22は、公知の適宜機構
(図示しない。)により、ロール軸方向と平行な方向へ
向けて、移動自在に配置される。
【0034】また、本実施形態では、ガイド対22a
は、図示しない適宜駆動機構を介して接続された駆動モ
ータ30aによりロール軸方向と平行な方向へ移動自在
に配置され、一方、ガイド対22bも、図示しない適宜
駆動機構を介して接続された駆動モータ30bによりロ
ール軸方向と平行な方向へ移動自在に配置される。これ
により、ガイド対22aとガイド対22bとのロール軸
方向と平行な方向の距離g1 は、調整自在に構成され
る。
【0035】本実施形態の第1の案内部材22のこれ以
外の構成は、公知のサイドガイドと同じであるため、こ
れ以上の説明は省略する。
【0036】本実施形態における第1の案内部材22
は、以上のように構成される。
【0037】〔第2の案内部材23〕本実施形態では、
被圧延材28に係合する第2の案内部材23が配置され
る。この第2の案内部材23は、第1の案内部材22よ
りも水平ロール対21から離れた位置に配置される。本
実施形態では、第2の案内部材23と第1の案内部材2
2との間の距離l1 は、約10mとした。なお、第2の
案内部材23の設置距離l2 は、約35mとした。
【0038】この第2の案内部材23は、被圧延材28
のロール軸方向と平行な方向の両側に形成された継手部
28aに当接する一対のガイド片31、31からなるガ
イド対32を4基備える。各ガイド対32は、隣接する
搬送ローラ29同士の間に配置される。なお、ガイド対
32の設置数は、任意に適宜設定すればよく、例えば8
基設けてもよい。
【0039】各ガイド対32は、いずれも、対向配置さ
れる2つのガイド片31により構成される。2つのガイ
ド片31は、いずれも、図1に示すような形状を有する
ブロック体であり、ロール軸方向と平行な方向に距離g
2 だけ離間して、無端環状ベルト33の外面に装着され
る。なお、距離g2 は、この工程で搬送される被圧延材
28のロール軸方向と平行な方向の寸法に合わせて任意
に設定される。これにより、各ガイド対32は、いずれ
も、この工程で搬送される全ての被圧延材28に係合す
る。
【0040】なお、第2の案内部材23は、被圧延材2
8を挟持する必要はなく、被圧延材28に係合すればよ
い。このため、本実施形態とは異なり、第2の案内部材
23を、被圧延材28のロール軸方向と平行な方向の片
側に当接する4つのガイド片31だけにより構成しても
よい。
【0041】4本の無端環状ベルト33は、その内面の
段付き部33aを介して、モータ34の出力軸34a
と、プーリ35とに、所定の張力で架け渡されている。
モータ34を起動させて出力軸34aをある方向へ回転
させることにより、無端環状ベルト33も駆動され、こ
れにより、各ガイド対32はいずれも同方向に同じ速度
で直線移動する。また、モータ34を逆転させて出力軸
34aを反対方向へ回転させることにより、無端環状ベ
ルト33も駆動され、これにより、各ガイド対32はい
ずれも反対方向に同じ速度で直線移動する。このよう
に、4基のガイド対32を備える第2の案内部材23
は、ロール軸方向と平行な方向へ移動自在に配置され
る。
【0042】本実施形態における第2の案内部材23
は、以上のように構成される。
【0043】〔制御装置24〕本実施形態の圧延装置2
0は、制御装置24を備える。この制御装置24は、本
実施形態ではこの圧延工程を統括制御するプロセスコン
ピュータを用いた。この制御装置24には、外部コンピ
ュータ36から各種の圧延情報Wが入力される。また、
この制御装置24には、荷重測定装置27により検出さ
れた圧延荷重f r が入力される。
【0044】制御装置24は、これらの圧延情報Wおよ
び圧延荷重fr に基づいて、モータ34への制御信号C
1 と、駆動モータ30aへの制御信号C2 と、駆動モー
タ30bへの制御信号C3 とを出力する。これにより、
制御装置24は、第1の案内部材22および第2の案内
部材23それぞれのロール軸方向と平行な方向の位置を
制御するとともに、第1の案内部材22および第2の案
内部材23により誘導された被圧延材28がいずれかの
孔型A〜孔型Cに噛み込んだ時、またはこの噛み込んだ
時から所定の時間が経過した時に、第1の案内部材22
を構成するガイド対22a、22bの開度、すなわち距
離g1 を増加する制御を行う。
【0045】なお、説明の便宜の観点から図1では図示
を省略してあるが、水平ロール対21の反対側(図1に
おけるD部)にも、前述したのと全く同様に、第1の案
内部材と、第2の案内部材と、制御装置と、搬送ローラ
等が設置されており、水平ロール対21を用いた可逆圧
延を行うことができるように構成されている。
【0046】本実施形態の圧延装置20は以上のように
構成される。次に、この本発明の圧延装置20を用いて
U型鋼矢板28の圧延を行う状況を説明する。
【0047】図2は、この圧延装置20における水平ロ
ール対21と、第1の案内部材22と、第2の案内部材
23とを抽出して示す説明図であり、図2(a)は孔型
Aによるパスを終了した時の状況を示し、図2(b)は
孔型Bによるパスを開始する直前の状況を示す。
【0048】図1において、U型鋼矢板の被圧延材28
が、図中の位置Eから水平ロール対21へ向けて搬送さ
れ、矢印F方向へ回転する上下の水平ロール21a、2
1bの間に形成された孔型Aによる圧下を行われたとす
る。この孔型Aによる圧下が開始される前に、制御装置
24は、外部コンピュータ36から入力される各種の圧
延情報Wに基づいて、制御信号C2 およびC3 を出力す
ることにより、第1の案内部材22のガイド対22a、
22bの間の距離g 1 を、搬送されてくる被圧延材28
と干渉しない程度に大きく設定し、さらに、制御信号
(図示しない。)を出力して第1の案内部材22のガイ
ド対22a、22bの間を被圧延部材28が通過できる
位置に第1の案内部材22を移動させておくとともに、
制御信号C1 を出力して第2の案内部材22の各ガイド
対32の間を被圧延部材28が通過できる位置に第1の
案内部材22を移動させておく。被圧延材28が孔型A
を通過して圧下が終了した後、制御装置24から搬送ロ
ーラ29のうちの駆動ローラに停止信号が出力され、被
圧延材28は停止する。図1および図2(a)は、とも
に、この際の状況を示している。
【0049】制御装置24は、被圧延材28が停止した
後、駆動モータ30a、30bに制御信号C2 、C3
それぞれ出力し、第1の案内部材22のガイド対22
a、22bを移動させ、被圧延材28の両側に形成され
た継手部28aに当接させる。これにより、被圧延材2
8は、第1の案内部材22により継手部28aを介して
挟持されるとともに、第2の案内部材23に継手部28
aを介して係合する。
【0050】制御装置24は、この後、制御信号を図示
しない第1の案内部材22の公知の適宜機構(図示しな
い。)に出力するとともに、制御信号C1 をモータ34
に出力する。これにより、第1の案内部材22と第2の
案内部材23とは、略同一の速度で、ロール軸方向と平
行な方向へ移動し、孔型Bの搬送ラインに一致する位置
に停止する。図2(b)は、この際の状況を示してい
る。
【0051】このように、本実施形態では、第1の案内
部材22により挟持するとともに、第2の案内部材23
により係合させて、被圧延材28をロール軸方向と平行
な方向へシフトするため、このシフト時に被圧延材28
に屈曲変形を生じることがない。
【0052】このようにして、制御装置24は、被圧延
材28が孔型Bの搬送ラインに停止した後、水平ロール
21a、21bの逆転信号を出力して矢印G方向へ回転
させるとともに、搬送ローラ29のうちの駆動ローラに
起動信号を出力する。これにより、被圧延材28は、孔
型Bへ誘導されて圧下が行われる。
【0053】制御装置24は、第1の案内部材22およ
び第2の案内部材23により誘導された被圧延材28
が、孔型Bに噛み込んだ時、または噛み込んだ時から所
定の時間が経過した時に、駆動モータ30a、30bに
制御信号C2 、C3 を出力して、第1の案内部材22の
ガイド対22a、22bの距離(開度)g1 を増加する
制御を行う。
【0054】図3は、この制御を行われたガイド対22
a、22bの動作を示す説明図であり、図3(a)は被
圧延材28が水平ロール対21の孔型Bに噛み込む前を
示し、図3(b)は被圧延材28が水平ロール対21の
孔型Bに噛み込んだ後を示す。
【0055】図3(a)および図3(b)に示すよう
に、第1の案内部材22および第2の案内部材23によ
り誘導された被圧延材28が、孔型Bに噛み込んだ時、
または噛み込んだ時から所定の時間が経過した時に、第
1の案内部材22のガイド対22a、22bの距離(開
度)g1 を増加する制御を行う。
【0056】この制御により、被圧延材28と第1の案
内部材22のガイド対22a、22bとが強く当接する
ことが防止され、これにより、被圧延材28の継手部2
8dを変形させることなく、孔型Bへ進入させることが
できる。
【0057】この制御では、距離(開度)g1 を拡大す
る量は、適宜設定すればよいが、例えば30〜100m
m程度が例示される。また、ガイド対22a、22bを
開くタイミングは、ロールに噛み込んだ直後から、例え
ば3秒経過時までの間で、適宜設定すればよい。
【0058】このようにして、水平ロール21a、21
bによる圧下を終了して図1におけるD部の側に到達し
た被圧延材28は、制御装置24からの各種の制御信号
により、前述したのと全く同様にして、第1の案内部材
および第2の案内部材により、孔型Cの搬送ラインに一
致する位置にシフトされて孔型Cに誘導され、圧下を行
われる。
【0059】このように、本実施形態によれば、孔型A
〜孔型Cが軸方向へ並んで形成された水平ロール対21
を用いて複数パスの可逆圧延を行うために前パスおよび
後パスの間に行われる、水平ロール対21の軸方向と平
行な方向への第1の案内部材のシフトに起因した、鋼矢
板の継手部の形状不良の発生を、確実に防止することが
できる。
【0060】(第2実施形態)以下、第2実施形態を説
明する。なお、以降の各実施形態の説明では、前述した
第1実施形態と相違する部分を説明し、共通する部分に
ついては、同一の図中符号を付すことにより重複する説
明を省略する。
【0061】図4は、第2実施形態の圧延装置20−1
を示す説明図であり、図4(a)は圧延装置20−1の
主要部を抽出して示す斜視図、図4(b)は図4(a)
におけるH−H断面図、図4(c)は図4(b)におけ
るJ矢視図である。
【0062】図4(a)〜図4(c)に示すように、本
実施形態では、ガイド片31の被圧延材28との当接面
にフラットプレート37を設置して、被圧延材28をそ
の長手方向に均一に誘導するものである。これにより、
被圧延材28の局部的な押し込みに起因した変形を防止
でき、よりいっそう優れた形状の継手部28dを有する
U型鋼矢板の被圧延材28を提供できる。
【0063】(第3実施形態)図5は、第3実施形態の
圧延装置20−2を示す説明図であり、図5(a)は圧
延装置20−2の主要部を抽出して示す斜視図、図5
(b)は図5(a)におけるH−H断面図、図5(c)
は図5(b)におけるJ矢視図である。
【0064】図5(a)〜図5(c)に示すように、本
実施形態は、ガイド片31にローラ38を回転自在に配
置して、圧延中に被圧延材28の曲がりや左右への触れ
が発生した場合にも、ガイド片31と被圧延材28との
強い当接による被圧延材28の削ぎの防止を図ったもの
である。
【0065】これにより、被圧延材28の局部的な押し
込みに起因した削ぎを防止でき、よりいっそう優れた形
状の継手部28dを有するU型鋼矢板の被圧延材28を
提供できる。
【0066】(第4実施形態)図6は、第4実施形態の
圧延装置20−3を示す説明図であり、図6(a)は圧
延装置20−3の主要部を抽出して示す斜視図、図6
(b)は図6(a)におけるH−H断面図、図6(c)
は図6(b)におけるJ矢視図である。
【0067】図6(a)〜図6(c)に示すように、本
実施形態では、被圧延材28を一対のガイド片31、3
1により両側から拘束することにより、ロール軸方向と
平行な方向への被圧延材28のシフト時の曲がりの抑制
を図ったものである。
【0068】これにより、被圧延材28の局部的な押し
込みに起因した削ぎを防止でき、よりいっそう優れた形
状の継手部28dを有するU型鋼矢板の被圧延材28を
提供できる。
【0069】
【実施例】第1実施形態の図1に示す圧延装置20と、
図1に示す装置から第2の案内部材23を取り除いた従
来の圧延装置とを用いて、対象サイズ:SP−IIW 、S
P−III W 、SP−IVW の3サイズのU型鋼矢板の圧延
を行った。その結果、図1に示す圧延装置20を用いた
場合の爪部寸法形状原因による屑発生率は0.4%であ
るのに対し、従来の圧延装置を用いた場合の爪部寸法形
状原因による屑発生率は3.1%であった。
【0070】この結果から、爪部寸法形状原因による屑
発生率は大幅に減少しており、本発明の効果は極めて高
いことがわかる。
【0071】(変形形態)各実施形態および実施例の説
明では、鋼矢板がU型鋼矢板である場合を例にとった。
しかし、本発明はU型鋼矢板には限定されず、他の断面
形状を有する鋼矢板にも同様に適用される。
【0072】また、各実施形態および実施例の説明で
は、本発明にかかる圧延装置を、鋼矢板の中間圧延工程
に適用した場合を例にとった。しかし、本発明は鋼矢板
の中間圧延工程には限定されず、鋼矢板の粗圧延工程や
仕上圧延工程にも同様に適用される。
【0073】さらに、各実施形態および実施例の説明で
は、水平ロール対の両側に第1の案内部材と、第2の案
内部材と、制御装置と、搬送ローラ等が設置された場合
を例にとった。しかし、水平ロール対の片側だけにこれ
らが設置されていてもよい。
【0074】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
り、複数の異なる形状の孔型が軸方向へ並んで形成され
た水平ロール対を用いて複数パスの可逆圧延を行うため
に前パスおよび後パスの間に行われる、水平ロール対の
軸方向と平行な方向へのサイドガイドのシフトに起因し
た、鋼矢板の継手部の形状不良の発生を、確実に防止す
ることができる。かかる効果を有する本発明の意義は、
極めて著しい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のU型鋼矢板の圧延装置の構成を
示す説明図である。
【図2】第1実施形態の圧延装置における水平ロール対
と、第1の案内部材と、第2の案内部材とを抽出して示
す説明図であり、図2(a)は孔型Aによるパスを終了
した時の状況を示し、図2(b)は孔型Bによるパスを
開始する直前の状況を示す。
【図3】第1実施形態において、制御を行われたガイド
対の動作を示す説明図であり、図3(a)は被圧延材が
水平ロール対の孔型Bに噛み込む前を示し、図3(b)
は被圧延材が水平ロール対の孔型Bに噛み込んだ後を示
す。
【図4】第2実施形態の圧延装置を示す説明図であり、
図4(a)は圧延装置の主要部を抽出して示す斜視図、
図4(b)は図4(a)におけるH−H断面図、図4
(c)は図4(b)におけるJ矢視図である。
【図5】第3実施形態の圧延装置を示す説明図であり、
図5(a)は圧延装置の主要部を抽出して示す斜視図、
図5(b)は図5(a)におけるH−H断面図、図5
(c)は図5(b)におけるJ矢視図である。
【図6】第4実施形態の圧延装置を示す説明図であり、
図6(a)は圧延装置の主要部を抽出して示す斜視図、
図6(b)は図6(a)におけるH−H断面図、図6
(c)は図6(b)におけるJ矢視図である。
【図7】図7(a)および図7(b)は、いずれも、U
型鋼矢板の圧延工程を模式的に示す説明図である。
【図8】図7(a)における水平ロール対付近を抽出し
て示す説明図であり、図8(a)はサイドガイドの上面
図、図8(b)は図7(a)における中間圧延工程の拡
大図、図8(c)は図8(a)のA−A断面図である。
【図9】被圧延材の非拘束部が後パスの孔型に対して偏
芯して進入した状況を示す説明図であり、図9(a)は
孔型内での被圧延材の両側の継手部の形状が不揃いとな
る形状不良が発生した状況を示し、図9(b)は孔型の
圧延前の形状を示す。
【図10】被圧延材が孔型に進入する際に、屈曲変形し
た間部をサイドガイドにより矯正しようとする状況を示
す説明図である。
【符号の説明】
20 U型鋼矢板の圧延装置 21 水平ロール対 22 第1の案内部材 23 第2の案内部材 28 U型鋼矢板の被圧延材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 1/08 B21B 27/02 B21B 39/14 E02D 5/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼矢板の被圧延材を、複数の孔型が軸方
    向へ並んで形成された水平ロール対のいずれかの孔型
    へ、該水平ロール対の入口近傍に配置されて前記被圧延
    材の一部を支持する第1の案内部材と、該第1の案内部
    材よりも前記水平ロール対から離れた位置に配置されて
    前記被圧延材に係合する第2の案内部材とを用いて、誘
    導することによって圧延を行うこと 前記第1の案内部材は、前記被圧延材の前記軸方向と平
    行な方向の両側に当接するガイド対であるとともに、前
    記第2の案内部材は、前記被圧延材の前記軸方向と平行
    な方向の両側に当接するガイド対または片側に当接する
    ガイドであること、および 前記第1の案内部材および前記第2の案内部材により誘
    導された前記被圧延材が前記いずれかの孔型に噛み込ん
    だ時、または該噛み込んだ時から所定の時間が経過した
    時に、前記第1の案内部材を構成する前記ガイド対の開
    度を増加すること を特徴とする鋼矢板の圧延方法。
  2. 【請求項2】 複数の孔型が軸方向へ並んで形成された
    水平ロール対と、 該水平ロール対の入口近傍に配置されて、前記被圧延材
    の一部を支持する第1の案内部材と、 該第1の案内部材よりも前記水平ロール対から離れた位
    置に配置されて、前記被圧延材に係合する第2の案内部
    材と、 前記第1の案内部材および前記第2の案内部材それぞれ
    の前記軸方向と平行な方向な方向の位置を制御する制御
    装置とを備え、 前記第1の案内部材は、前記被圧延材の前記軸方向と平
    行な方向の両側に当接するガイド対であるとともに、前
    記第2の案内部材は、前記被圧延材の前記軸方向と平行
    な方向の両側に当接するガイド対または片側に当接する
    ガイドであり、 前記第1の案内部材および前記第2の案内部材は、いず
    れも、前記軸方向と平行な方向へ移動自在に配置され、
    さらに 前記制御装置は前記第1の案内部材および前記第2の案
    内部材により誘導され た前記被圧延材が前記いずれかの
    孔型に噛み込んだ時、または該噛み込んだ時から所定の
    時間が経過した時に、前記第1の案内部材を構成する前
    記ガイド対の開度を増加する制御を行うことを特徴とす
    る鋼矢板の圧延装置。
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