JP3451817B2 - 静電荷像現像用トナーおよびその製造方法 - Google Patents

静電荷像現像用トナーおよびその製造方法

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JP3451817B2
JP3451817B2 JP34090595A JP34090595A JP3451817B2 JP 3451817 B2 JP3451817 B2 JP 3451817B2 JP 34090595 A JP34090595 A JP 34090595A JP 34090595 A JP34090595 A JP 34090595A JP 3451817 B2 JP3451817 B2 JP 3451817B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法または静電
記録法等により形成される静電潜像を現像する際に用い
られる静電荷像現像用トナーおよびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真法等、静電潜像を経て画像情報
を可視化する方法は、現在様々な分野で利用されてい
る。電子写真法においては、荷電、露光工程により感光
体上に静電荷像を形成し、トナーを含む現像剤で現像
し、トナー像の転写、定着工程を経て可視化される。こ
こで用いられる現像剤は、トナーとキャリアからなる二
成分現像剤と、磁性トナーまたは非磁性トナーを単独で
用いる一成分現像剤とがあるが、それらのトナーの製造
法は、通常、熱可塑性樹脂を顔料、帯電制御剤、ワック
ス等の離型剤と共に溶融混練し、冷却後、微粉砕し、さ
らに分級する混練粉砕法が使用されている。形成された
トナーには、必要に応じて流動性やクリーニング性を改
善するための無機或いは有機の微粒子が添加され、トナ
ー粒子表面に付着させる。
【0003】通常の混練粉砕法では、トナー形状および
トナーの表面構造は不定形であり、使用材料の粉砕性や
粉砕工程の条件により微妙に変化するものの、意図的な
トナー形状および表面構造の制御は困難である。また、
特に粉砕性の高い材料を用いたトナーの場合、現像機中
における機械力等により、さらに微粉の発生を招いた
り、トナー形状の変化を招いたりすることがしばしばで
ある。これらの影響により、二成分現像剤においては、
微粉のキャリア表面への固着により現像剤の帯電劣化が
加速されたり、一成分現像剤においては、粒度分布の拡
大によりトナー飛散が生じたり、トナー形状の変化によ
る現像性の低下により画質の劣化が生じやすくなったり
する。また、ワックス等の離型剤を内添してトナー化す
る場合、熱可塑性樹脂との組み合わせによっては、表面
に離型剤が露出して現像に際して種々の影響を与えるこ
とが多い。特に高分子量成分により弾性が付与されたや
や粉砕しにくい樹脂とポリエチレンワックスとの組み合
わせでは、トナー表面にポリエチレンの露出が多くみら
れる。これらは定着時の離型性や感光体上からの未転写
トナーを除去する、クリーニング性の点では有利である
ものの、表面のポリエチレンワックスが機械力により容
易に移行するために、現像ロール、感光体およびキャリ
アの表面汚染を生じやすくなり、信頼性の低下につなが
る。
【0004】また、トナー形状が不定形であることによ
り、流動性助剤の添加によって流動性が十分でなく、使
用中に機械力によるトナー表面の微粒子がトナー凹部分
に移動して、経時的に流動性が低下し、現像性、転写
性、クリーニング性が悪化する。また、クリーニングに
より回収されたトナーを再び現像機に戻して使用する
と、さらに画質の低下を生じやすい。これらを防ぐため
にさらに流動性助剤を増加すると、感光体上への黒点の
発生や助剤粒子の飛散を生じるという問題が生じる。
【0005】一方、混練粉砕したトナーを球形化する
と、機械力による形状変化が生じ難くなり、また、流動
性助剤のトナー表面凹部への移動の影響も少なくなるた
め、耐久性が高まる。また、通常、現像や転写工程にお
ける粒径選択性が緩和されるために、現像剤の維持性が
高まり、特に感光体上の転写残留トナーを現像機に戻し
て再使用するトナーリサイクル現像では、現像剤の耐久
性に改善効果が高い。また、完全に球形化しなくても、
粉砕法により得られたトナーの表面を滑らかにしたり、
突起部を丸めるように変形させても類似の効果が得られ
ることが多い。
【0006】また、トナーの機械力による形状変化を抑
制し、トナーの高温時における維持性を向上させるため
の手段としては、トナー表面の硬度或いはTgを上昇さ
せる手段があるが、これは、同時に定着温度を上昇させ
る効果をもち、省電力化とは相いれないものである。
【0007】トナー粒子の球形化または変形処理の例と
しては、ハイブリダイザー等の機械力によるものや、熱
風処理等の乾式処理法が一般的である。しかしながら、
前者は単位重量あたりの処理時間が多くかかり過ぎた
り、熱可塑性樹脂の種類によっては、十分に球形化が進
まない等の問題があり、また、後者は、処理時に通常3
00℃以上の高温が必要であり、樹脂の分解や酸化が生
じるために帯電性に異常が生じやすく、また、処理効率
を高めようとすると、トナー粒子間の合一が進み、粒径
分布が大幅に大粒子径側に移動する等の問題がある。
【0008】その他、トナー成分を揮発性溶剤に含ま
せ、分散安定剤を含む水と混合して乳化させて球形トナ
ーを得る方法(特開昭63−25664号公報)、分散
安定剤として難水溶性無機化合物粉末を使用して着色剤
を含む単量体組成物を水中に分散させた後、懸濁重合す
る方法(特開平4−195153号公報)等、また、ト
ナー表面のTgを上昇させる方法としては、特定の溶解
度パラメーターをもつ樹脂を、モノマーと共に懸濁させ
て外殻を形成させた後に、モノマーを重合する方法(特
開平5−150549号公報)等、種々の方法が提案さ
れているが、形状の制御性や粒度分布の制御性の点で問
題があり、未だ十分なものではない。
【0009】ところで、完全球形トナーは、ブレードク
リーニング方式と組み合わせると、クリーニング不良を
発生することが多く、したがって球に近いがブレードク
リーニングは可能であるような球状のものが得られるよ
うに、トナーの製造条件を制御することが望まれてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、混練粉砕法
によるトナーの上記の欠点、およびトナー粒子の球形化
による上記の問題点を解消することを目的としてなされ
たものである。
【0011】すなわち、本発明の目的は、二成分現像剤
として用いた場合、トナー粒子形状と表面構造の制御に
より、良好な現像性、転写性、定着性、クリーニング性
と、キャリアおよび感光体の汚染の低減を実現し、安定
した帯電性を示し、また、一成分現像剤として用いた場
合、トナー粒子形状と表面構造の制御により、現像ロー
ルおよび感光体の汚染を防止し、良好な現像性、転写
性、定着性、クリーニング性により安定した画像維持性
を実現し、さらにクリーニングにより回収されたトナー
を現像機に戻して再使用する場合に、高画質の複写像を
安定して形成することが可能な静電荷像現像用トナーお
よびその製造方法を提供することにある。本発明の他の
目的は、ブレードクリーニング法にも適用できる精密な
形状制御を行うことができる静電荷像現像用トナーの製
造方法を提供することにある。
【0012】
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の静電荷像現像用
トナーの製造方法は、結着樹脂、着色剤および結着樹脂
よりも水との接触角が5°以上小さい樹脂を、水と混和
しない溶剤中で混合して、結着樹脂及び前記樹脂を溶剤
中に完全に溶解させる工程、得られた液状組成物を水性
媒体中に分散させる工程、得られた分散液から加熱およ
び/または減圧により溶剤を除去すると共に水との接触
角が5°以上小さい樹脂を粒子表面に移行させる工程、
および加熱により粒子を球形化または変形する工程を有
することを特徴とする。
【0014】本発明の静電荷像現像用トナーの製造方法
において、上記液状組成物の水性媒体中への分散は、分
散安定剤の存在下に行うのが好ましい。また、水性媒体
は、粘度調整剤を含有するのが好ましい。
【0015】
【0016】また、本発明の静電荷像現像用トナーは、
結着樹脂、着色剤および結着樹脂よりも水との接触角が
5°以上小さい樹脂を、水と混和しない溶剤中で混合し
て、結着樹脂及び前記樹脂を溶剤中に完全に溶解させ
得られた液状組成物を好ましくは分散安定剤の存在下で
水性媒体中に分散させ、得られた分散液から加熱および
/または減圧により溶剤を除去すると共に水との接触角
が5°以上小さい樹脂を粒子表面に移行させ、さらに加
熱により球形化または変形させることによって得られた
粒子からなることを特徴とする。
【0017】本発明においては、結着樹脂、着色剤およ
び結着樹脂よりも水との接触角が5°以上小さい樹脂
を、水と混和しない溶剤中で混合して結着樹脂及び前記
樹脂を溶剤中に完全に溶解させ、得られた液状組成物を
水性媒体中に分散させ、その後、得られた分散液から急
速に加熱および/または減圧により溶剤を蒸発させるの
で、粒子表面に薄膜状態に膜が生成した後、粒子内部か
ら溶剤が抜け出ると共に、結着樹脂よりも水との接触角
が5°以上小さい樹脂が粒子表面に移行する。その結
果、表面に凹凸を有する不定形状のトナー粒子が形成さ
れる。完全に溶剤を蒸散させた後、分散液はさらに加熱
するが、分散液の温度を結着樹脂および結着樹脂よりも
水との接触角が5°以上小さい樹脂のガラス転移点(T
g)以上に保持すると、球形化または変形が進行し、そ
して温度および時間を選択することにより、不定形から
完全球形まで粒子の形状を制御することができる。ま
た、結着樹脂よりも水との接触角が5°以上小さい樹脂
に、結着樹脂のTgよりも高いTgを持つ樹脂を用いる
ことにより、表面強度が高くなり、結果として耐久性が
高くなると考えられる。
【0018】この場合、溶剤蒸散時の合一を効果的に制
御するためには、結着樹脂、着色剤および結着樹脂より
も水との接触角が5°以上小さい樹脂を、水と混和しな
い溶剤中で混合し、得られた液状組成物を好ましくは分
散安定剤の存在下で水性媒体中に分散させ、その後、得
られた分散液から急速に加熱および/または減圧により
溶剤を除去するのが有効である。
【0019】また、上記分散安定剤の存在下で水性媒体
中に分散させる際に、水に対して親和性の高い粘度調整
剤を添加すると、分散時の剪断応力が有効に働き、高い
溶質濃度においても粒径および粒度分布を制御できると
共に、分散後の合一を防ぐことができる。また、分散処
理により得られた懸濁液を水性媒体で希釈する場合に
は、粘度調整剤等のトナーに及ぼす影響を最小限に制限
できるので、より好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。まず、本発明における第1の工程に
おいては、結着樹脂、着色剤および結着樹脂よりも水と
の接触角が5°以上小さい樹脂を混合するが、その混合
は、水と混和しない溶剤中で行うことが必要である。何
故ならば、例えば特開昭52−9435号公報に開示さ
れているようなアルコールをはじめとする水混和性有機
溶剤を用いて混合すると、疎水性シリカを併用した場合
等においては、その分散等に有利であるものの、加熱に
より軟化したトナー粒子の合一が生じるため、媒体中の
トナー濃度をかなり低下させなければ、トナーの凝集を
防ぐことができないからである。
【0021】本発明において、水と混和しない溶剤とし
ては、常温で水への溶解度が30%以下のものを意味
し、具体的には、ジエチルエーテル、イソプロピルエー
テル等のエーテル系溶剤、ジクロルメタン、クロロホル
ム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素系溶剤、酢酸エ
チル、酢酸メチル、酢酸n−プロピル等のエステル系溶
剤、トルエン、キシレン等の炭化水素系溶剤、メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン系溶
剤、またはそれらを混合したものをあげることができ
る。
【0022】本発明において、結着樹脂としては、公知
のものであれば何如なるものでも使用することができ
る。具体的には、熱可塑性樹脂、例えば、スチレン、パ
ラクロロスチレン、α−メチルスチレン等のスチレン
類、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
n−プロピル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸2−エ
チルヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリル酸ラウリ
ル、メタクリル酸2−エチルヘキシル等のビニル基を有
するエステル類、アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル等のビニルニトリル類、ビニルメチルエーテル、ビニ
ルイソブチルエーテル等のビニルエーテル類、ビニルメ
チルケトン、ビニルエチルケトン、ビニルイソプロピル
ケトン等のビニルケトン類、エチレン、プロピレン、ブ
タジエン等のポリオレフィン類等の単独重合体またはこ
れら2種以上を組み合わせて得られる共重合体、さらに
はエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹
脂、ポリアミド樹脂、セルロース樹脂、ポリエーテル樹
脂等の非ビニル縮合系樹脂、およびこれらと前記ビニル
系樹脂との混合物、或いはこれらの共存下でビニル系単
量体を重合する際に得られるグラフト重合体等を使用す
ることができる。
【0023】また、着色剤としては、例えば、カーボン
ブラック、クロムイエロー、ハンザイエロー、ベンジジ
ンイエロー、スレンイエロー、キノリンイエロー、パー
マネントオレンジGTR、ピラゾロンオレンジ、バルカ
ンオレンジ、ウオッチャングレッド、パーマネントレッ
ド、ブリリアントカーミン3B、ブリリアントカーミン
6B、デュポンオイルレッド、ピラゾロンレッド、リソ
ールレッド、ローダミンBレーキ、レーキレッドC、ロ
ーズベンガル、アニリンブルー、ウルトラマリンブル
ー、カルコイルブルー、メチレンブルークロリド、フタ
ロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、マラカイ
トグリーンオキサレート等をあげることができる。本発
明において、着色剤の含有量は、0.1重量%から30
重量%の範囲が好ましい。
【0024】本発明においては、結着樹脂と着色剤に加
え、結着樹脂よりも水との接触角が5°以上小さい樹脂
を用いることを特徴としている。結着樹脂よりも水との
接触角が5°以上小さい樹脂を含有させなくても、トナ
ーを得ることができるが、定着特性と粉体特性との両立
するトナーを作製する為には、結着樹脂よりも水との接
触角が5°以上小さい樹脂を用いることが必要である。
【0025】結着樹脂よりも水との接触角が5°以上
さい樹脂としては、熱可塑性樹脂として公知のものなら
如何なるものでも使用することができる。水との接触
角の測定方法は、以下のようにして測定したものであ
る。まず、樹脂粉体を20t/cm2 程度の圧力で30
秒間圧縮成型し、樹脂板を作製する。次に注射器に純水
を入れて規定の大きさの水滴を作る。樹脂板を下方より
ゆっくりと上げて行き、水滴と接触したら再び下に降ろ
し、水滴の末端の接線と樹脂板表面との接触角度を測定
する。この接触角度が接触角である。この接触角の測定
は、市販の接触角計(CA−DTA型、協和界面科学社
製)により行うことができる。
【0026】結着樹脂よりも水との接触角が5°以上
さい樹脂の結着樹脂100重量部に対する含有量は、
0.05〜100重量部の範囲が好ましく、より好まし
くは0.1〜70重量部、さらに好ましくは1〜50重
量部の範囲である。含有量が0.05重量部未満の場合
は、トナー粒子表面への移行する量が少なく、樹脂の効
果が現れにくい。また、100重量部よりも多くなる
と、結着樹脂の効果が現れ難くなり、定着特性の劣るト
ナーになる。
【0027】本発明においては、結着樹脂と、結着樹脂
よりも水との接触角が小さい樹脂との間には、水との接
触角に5°以上差があることが重要である。両者の間に
おける水との接触角の差は、好ましくは10°以上、さ
らに好ましくは15°以上である。水との接触角の差が
5°未満の場合には、懸濁時に接触角が小さい樹脂が移
行しにくくなり十分な効果が得られない。
【0028】また、これら結着樹脂と結着樹脂よりも水
との接触角が5°以上小さい樹脂においては、それぞれ
水との接触角が30〜120°の範囲のものであること
が好ましく、より好ましくは50〜120°、さらに好
ましくは70〜120°の範囲のものが使用される。水
との接触角が30°未満の樹脂を使用すると、トナーの
帯電が湿度の影響を受け易くなり、環境安定性に乏しく
なってしまう。また、水との接触角が120°よりも大
きい結着樹脂を使用すると、定着時に紙との密着性が悪
化し、定着性に乏しいトナーとなる場合がある。
【0029】本発明において、上記結着樹脂には、必要
に応じて磁性体、離型剤等を内添剤として含有させるこ
とができる。磁性体としては、フェライト、マグネタイ
ト、還元鉄、コバルト、ニッケル、マンガン等の金属、
合金またはそれ等金属を含む化合物をあげることができ
る。
【0030】また、離型剤としては、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリブテン等の低分子量ポリオレフィン
類、加熱により軟化するシリコーン類、オレイン酸アミ
ド、エルカ酸アミド、リシノール酸アミド、ステアリン
酸アミド等のような脂肪酸アミド類、カルナバワック
ス、ライスワックス、キャンデリラワックス、木ロウ、
ホホバ油等のような植物系ワックス、ミツロウのような
動物系ワックス、モンタンワックス、オゾケライト、セ
レシン、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワ
ックス、フィッシャートロプシュワックス等のような鉱
物・石油系ワックス、およびそれ等の変性物が使用でき
る。これ等の離型剤を使用する場合、一般には、カルナ
バワックス或いはキャンデリラワックスのような極性の
大きなロウエステルを含有するワックスの場合は、トナ
ー粒子表面におけるワックスの露出量が大きく、反対
に、ポリエチレンワックス或いはパラフィンワックスの
ように極性の小さいワックスの場合は、トナー粒子表面
への露出量が減少する傾向にあるが、本発明において
は、トナー粒子表面におけるこれ等離型剤の露出量が小
さくなる。なお、トナー表面における離型剤の増減は、
定性的には走査型電子顕微鏡で観察できるほか、The An
nual Conference of Japan Hard Copy for the Society
of Electrophotography of Japan ,p33 (1989)に提案
されているようなX線電子分光法(XPS)により定量
的に確認することができる。
【0031】また、上記結着樹脂には、必要に応じて帯
電制御剤を内添剤として含有させることができる。帯電
制御剤としては、第4級アンモニウム塩化合物、ニグロ
シン系化合物、アルミニウム、鉄、クロム等の錯体から
なる染料、トリフェニルメタン系顔料等、公知のものを
あげることができる。
【0032】上記の成分を水と混和しない溶剤に加え、
例えば、ボールミル等の混合機により混合した後、得ら
れた組成物は、次の第2の工程において、水性媒体中に
分散させる。水性媒体としては、水が使用されるが、水
と混和する溶剤を加えてもよい。水と混和する溶剤とし
ては、メタノール、エタノール等のアルコール類、アセ
トン等のケトン類があげられる。この工程では、粒子の
合一を防止するために、分散安定剤を存在させることが
望ましく、それにより実用的なトナー濃度でトナー粒子
の球形化処理を行うことが可能になる。
【0033】本発明において、分散安定剤としては、常
温固体の水性ポリマーが好ましく使用され、具体的に
は、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース等のセルロース系化合物、ポリビニルアルコ
ール、ゼラチン、デンプン、アラビアゴム等が使用でき
る。その他、難水溶性で親水性の無機微粉末を用いるこ
とができる。使用できる無機微粉末としては、シリカ、
アルミナ、チタニア、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、リン酸三カルシウム(ヒドロキシアパタイト)、ク
レイ、ケイソウ土、ベントナイト等があげられる。これ
等の中でも炭酸カリシウム、リン酸三カルシウム等は、
トナー分散系において微細粒子の生成が容易であり、か
つ除去が容易であるので好ましい。
【0034】本発明においては、さらに、水性媒体中に
粘度調整剤を含有させてもよい。粘度調整剤としては、
グリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール
等をあげることができる。これ等粘度調整剤は、1.0
〜50重量%の範囲で含有させることが好ましい。
【0035】また、分散安定性を高めるために、界面活
性剤を併用することも可能である。界面活性剤として
は、硫酸エステル塩系、スルホン酸塩系、リン酸エステ
ル系のアニオン界面活性剤、アミン塩型、第4級アンモ
ニウム塩型等のカチオン系界面活性剤、ポリエチレング
リコール系、アルキルフェノールエチレンオキサイド付
加物系、多価アルコール系等の非イオン性界面活性剤等
が使用できる。
【0036】本発明において、上記第2の工程の分散処
理は、上記の分散安定剤を水性媒体中に、0.05〜
3.0重量%、より好ましくは、0.1〜2.0重量%
の範囲の濃度になるように含有させ、撹拌することによ
って行うことができる。分散安定剤の添加は、あらかじ
め水性媒体中に添加しておいてもよいが、粒径分布を狭
くするために分散処理の間に逐次添加してもよい。撹拌
は、例えば、ホモミキサー等の公知の手段によって行う
ことができ、それによって上記成分の混合物が微粒子状
に懸濁した懸濁液が得られる。
【0037】上記のようにして得られた懸濁液は、所望
に応じて水性媒体によって希釈する。水性媒体としては
純水が好ましい。希釈は、希釈後のトナー濃度が2〜4
0重量%の範囲になるように行うのが望ましい。それに
よりトナー粒子の合一を効果的に防止することができ
る。
【0038】次いで、第3の工程において、得られた懸
濁液を、急速に溶剤の沸点以上の温度に加熱することに
より、および/または減圧することにより、溶剤を除去
する。加熱処理は、急速に温度を上昇した後、一般に5
0〜90℃の温度で1〜6時間保持することによって行
うのが好ましい。また、減圧処理は、7.4×104
8.0×103 Pa(560〜60mmHg)の範囲の
減圧下で行うのが好ましい。それにより、粒子表面に薄
皮状態の膜が形成された後、内部の溶剤が抜け出ると同
時に、結着樹脂よりも水との接触角が5°以上小さい樹
脂が粒子表面に移行することによって、表面に凹凸を有
する粒子が形成される。得られた懸濁液は、そのまま冷
却し、濾過し、水洗し、必要に応じて解砕、篩分するこ
とによりトナー粒子を得ることができる。
【0039】しかしながら、溶剤が蒸散により除去され
た後の懸濁液は、第4の工程において、さらに加熱し
て、粒子の球形化または変形を行う。加熱温度は、結着
樹脂のガラス転移点以上の温度であって、50〜100
℃の範囲の温度が好ましい。
【0040】その後、冷却し、濾過し、水洗し、必要に
応じて解砕、篩分することによりトナー粒子を得ること
ができる。なお、親水性無機分散安定剤として、例え
ば、炭酸カルシウムまたはリン酸三カルシウム等が使用
された場合には、懸濁液に塩酸または水酸化ナトリウム
等を添加して、形成されたトナー粒子表面に付着してい
る親水性無機分散安定剤を溶解し、除去するのが好まし
い。
【0041】本発明において、得られるトナーは、粒子
径が制御された球形状の形状を有するものであって、特
に平均粒子径が3〜10μmの範囲に制御されたものが
好ましい。
【0042】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。なお、実施例において「部」は重量部を意味
する。なお、粒径およびその分布に関してはコールター
カウンターTA2型(コールターエレクトロニクス社
製)を用いて行った。
【0043】実施例1 スチレン−n−ブチルメタクリレート樹脂 85部 (Mw=12000、Tg=62℃、 水との接触角=88°、共重合比80:20) カーボンブラック(BPL、キャボット社製) 8部 ポリプロピレンワックス(660P、三洋化成社製) 4部 メチルメタクリレート−イソブチルメタクリレート樹脂 3部 (Mw=250000、Tg=72℃、 水との接触角=77°、共重合比10:90) 酢酸エチル 200部 上記成分をボールミルにて10時間混合して分散させ
た。得られた分散液をポリエチレングリコール(#10
00、和光純薬社製)20重量%及び炭酸カルシウム
1.0重量%水溶液200部に投入し、ホモミキサーに
よって3分間分散処理した。その後、純水3000部に
投入し、さらにウオーターバス中において75℃に保持
し、スリーワンモーターにて撹拌しながら、4時間保持
した。それにより平均粒径8.8μmの粒子を形成させ
た。得られた懸濁液における粒子の形状を走査型電子顕
微鏡で観察したところ、凹部を有する不定形の形状を有
していることが確認された。この状態の懸濁液の温度を
96℃に上昇し、その温度で3時間保持して、ほぼ同一
粒子径のままの球形粒子を得た。その後、ウオーターバ
ス中に水を投入し、1時間で35℃まで冷却した。さら
に吸引濾過による純水洗浄を5回繰り返した。次いで真
空乾燥機で乾燥し、解砕した後、43μm網で篩分して
平均粒径は9.0μmのトナー粒子を得た。得られたト
ナーを走査型電子顕微鏡で観察したところ、トナーは粒
子が完全に球形化していることが確認された。
【0044】実施例2 スチレン−n−ブチルメタクリレート樹脂 70部 (Mw=12000、Tg=62℃、 水との接触角=88°、共重合比80:20) カーボンブラック(BP1300、キャボット社製) 3部 ポリプロピレンワックス(660P、三洋化成社製) 4部 ポリメチルメタクリレート樹脂 23部 (Mw=110000、Tg=80℃、 水との接触角=68°) 酢酸エチル 250部 上記成分をボールミルにて10時間混合して分散させ
た。得られた分散液をポリエチレングリコール(#10
00、和光純薬社製)20重量%及び炭酸カルシウム
1.0重量%水溶液200部に投入し、ホモミキサーに
よって3分間分散処理した。その後、純水3000部中
に投入し、さらにウオーターバス中において、300m
mHgの減圧下で50℃に保持し、スリーワンモーター
にて撹拌しながら、3時間保持した。それにより平均粒
径9.3μmの凹部を有する規則性のない不定形粒子を
得た。この状態の懸濁液の温度を94℃に上昇し、その
温度で4時間保持し、ほぼ同一粒子径のままで球形化し
て、球形粒子を得た。その後、ウオーターバス中に水を
投入し、1時間で28℃まで冷却した。さらに吸引濾過
による純水洗浄を5回繰り返した後、真空乾燥機で乾燥
した。解砕した後、43μm網で篩分して平均粒径は
9.4μmの粒子を得た。得られたトナーを走査型電子
顕微鏡で観察したところ、トナーは粒子が完全に球形化
していることが確認された。
【0045】
【0046】 実施例 ポリエステル樹脂(Mw=62000、Tg=63℃、 81部 水との接触角=78°)(ビスフェノールAエチレン オキサイド付加物とテレフタル酸との重縮合物) フタロシアニンブルー顔料 3部 ポリプロピレンワックス(660P、三洋化成社製) 6部 メチルメタクリレート−メタクリル酸共重合樹脂 10部 (Mw=90000、Tg=75℃、 水との接触角=71°、共重合比99:1) ジクロロメタン 250部 上記成分をボールミルにて7時間混合して分散させた。
得られた分散液をポリエチレングリコール(#100
0、和光純薬社製)20%水溶液200部に投入し、炭
酸カルシウム1.0重量%を含む水溶液を、ホモミキサ
ーによって3分間分散処理しながら添加した。その後、
純水3000部中に投入し、更にウオーターバス中にお
いて、65℃に保持し、スリーワンモーターにて撹拌し
ながら、3時間保持した。それにより平均粒径8.5μ
mの粒子を形成させた。得られた懸濁液における粒子の
形状を走査型電子顕微鏡で観察したところ、凹部を有す
る不定形の形状を有していることが確認された。この状
態の懸濁液の温度を90℃に上昇し、その温度で4時間
保持して、ほぼ同一粒子径のままで球形化して球形粒子
を得た。その後、ウオーターバス中に水を投入し、1時
間で28℃まで冷却した。さらに吸引濾過による純水洗
浄を5回繰り返した。次いで真空乾燥機で乾燥し、解砕
した後、43μm網で篩分し、平均粒径9.4μmの粒
子を得た。得られたトナーを走査型電子顕微鏡で観察し
たところ、トナーは粒子が完全に球形化していることが
確認された。
【0047】 実施例 スチレン−n−ブチルメタクリレート樹脂 45部 (Mw=12000、Tg=62℃、 水との接触角=88°、共重合比80:20) カーボンブラック(BPL、キャボット社製) 7部 ポリプロピレンワックス(660P、三洋化成社製) 6部 帯電制御剤(TRH、保土谷化学社製) 1部 メチルメタクリレート−イソブチルメタクリレート樹脂 41部 (Mw=250000、Tg=72℃、 水との接触角=77°、共重合比10:90) 酢酸エチル 200部 上記成分をボールミルにて10時間混合して分散させ
た。得られた分散液をポリエチレングリコール(#10
00、和光純薬社製)20重量%および炭酸カルシウム
1.0重量%を含む水溶液200部に投入し、ホモミキ
サーによって3分間分散処理した。その後、純水300
0部中に投入し、更にウオーターバス中において70℃
に保持し、スリーワンモーターにて撹拌しながら、4時
間保持した。それにより平均粒径9.0μmの粒子を形
成させた。得られた懸濁液における粒子の形状を走査型
電子顕微鏡で観察したところ、凹部を有する不定形の形
状を有していることが確認された。この状態の懸濁液の
温度を96℃に上昇し、その温度で3時間保持して、ほ
ぼ同一粒子径のままで球形化して球形粒子を得た。その
後、ウオーターバス中に水を投入し、1時間で35℃ま
で冷却した。さらに吸引濾過による純水洗浄を5回繰り
返した。次いで真空乾燥機で乾燥し、解砕した後、43
μm網で篩分し、平均粒径9.0μmの粒子を得た。得
られたトナーを走査型電子顕微鏡で観察したところ、ト
ナーは粒子が完全に球形化していることが確認された。
【0048】比較例1 実施例1における溶剤を除いた成分の混合物をバンバリ
ーミキサーにて混練し、その後、ハンマーミルで粗粉砕
し、ジェットミルで微粉砕し、回転式分級機で分級し
て、平均粒径9.1μmの不定形トナーを得た。 (トナー組成物の製造例)上記実施例1〜5および比較
例1で得られたトナー100部に対して、コロイダルシ
リカ(R972、日本アエロジル社製)1部を添加し
て、ヘンシェルミキサーで混合して評価用のトナー組成
物を得た。 (キャリアの製造例)フェライト粒子(平均粒径50μ
m、パウダーテック社製)100部およびメタクリレー
ト樹脂(重量平均分子量95000、商品名:BR8
0、三菱レイヨン社製)1部を、トルエン500部と共
に加圧式ニーダーに入れ、常温で15分間混合した後、
減圧混合しながら70℃に上昇し、溶剤を留去した後、
冷却し、105μmの篩で篩分して評価用キャリアを得
た。 (画質評価試験)上記トナー組成物とキャリアとをトナ
ー濃度5%になるように混合して評価用現像剤を作製し
た。
【0049】これらの現像剤について、複写機(VIV
ACE400改造機、富士ゼロックス社製)を用いて画
質評価を行った。その結果を表1に示す。
【0050】
【表1】 表1から明らかなように、実施例1〜のトナーは比較
例1のトナーに比較して画質安定性がよく、外添剤維持
性、キャリアに対する耐汚染性も優れていることが分か
る。
【0051】
【発明の効果】本発明の静電荷像現像用トナーの製造方
法は、上記の構成を有するから、形成されるトナー粒子
の合一化が阻止されると共に、粒径分布の制御が容易に
なり、かつ、トナー形状と表面組成構造の制御を容易に
行うことができる。また、得られる静電荷像現像用トナ
ーは、良好な現像性、転写性、定着性、クリーニング性
を示し、また、二成分現像剤として用いた場合における
キャリアおよび感光体の汚染が少なく、また、一成分現
像剤として用いた場合、現像ロールおよび感光体の汚染
を防止し、さらにクリーニングにより回収されたトナー
を現像機に戻し再使用する場合にも、高画質の複写機を
安定して形成することが可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松村 保雄 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼ ロックス株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−341573(JP,A) 特開 平5−34979(JP,A) 特開 平4−78863(JP,A) 特開 平1−302270(JP,A) 特開 平1−195460(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 9/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結着樹脂、着色剤および該結着樹脂より
    も水との接触角が5°以上小さい樹脂を、水と混和しな
    い溶剤中で混合して、結着樹脂及び前記樹脂を溶剤中に
    完全に溶解させる工程、得られた液状組成物を水性媒体
    中に分散させる工程、得られた分散液から加熱および/
    または減圧により溶剤を除去すると共に、水との接触角
    が5°以上小さい樹脂を粒子表面に移行させる工程、お
    よび加熱により粒子を球形化または変形する工程を有す
    ることを特徴とする静電荷像現像用トナーの製造方法。
  2. 【請求項2】 結着樹脂、着色剤および結着樹脂よりも
    水との接触角が5°以上小さい樹脂を、水と混和しない
    溶剤中で混合して、結着樹脂及び前記樹脂を溶剤中に完
    全に溶解させ、得られた液状組成物を水性媒体中に分散
    させ、得られた分散液から加熱および/または減圧によ
    り溶剤を除去すると共に水との接触角が5°以上小さい
    樹脂を粒子表面に移行させ、さらに加熱により球形化ま
    たは変形させることによって得られた粒子からなる静電
    荷像現像用トナー。
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