JP3451198B2 - エアバッグの折畳装置 - Google Patents

エアバッグの折畳装置

Info

Publication number
JP3451198B2
JP3451198B2 JP15008098A JP15008098A JP3451198B2 JP 3451198 B2 JP3451198 B2 JP 3451198B2 JP 15008098 A JP15008098 A JP 15008098A JP 15008098 A JP15008098 A JP 15008098A JP 3451198 B2 JP3451198 B2 JP 3451198B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
airbag
pressing
folded
shape
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15008098A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11334512A (ja
Inventor
正揮 上野
哲也 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
Priority to JP15008098A priority Critical patent/JP3451198B2/ja
Publication of JPH11334512A publication Critical patent/JPH11334512A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3451198B2 publication Critical patent/JP3451198B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Bags (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ガスの流
入により膨張展開して車両の乗員を保護するエアバッグ
の折畳装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、自動車のステアリングホ
イールに備えられるエアバッグ装置が知られている。こ
のエアバッグ装置は、偏平な袋状をなすエアバッグと、
このエアバッグを覆うカバー体と、ガスを噴射するイン
フレータとなどを備えている。そして、このエアバッグ
は、通常時は、小さく折り畳まれてカバー体の内側に収
納され、衝突の衝撃を検出した状態で、インフレータか
らガスを噴射してエアバッグを膨張させ、この膨張の圧
力によりカバー体を破断してエアバッグを突出させ、乗
員の前方に膨張展開させて、乗員に加わる衝撃を緩和す
るようになっている。
【0003】この点、例えば、特開平7−137591
号公報に記載されたエアバッグの折畳方法およびその装
置が知られている。この構成では、エアバッグは、略円
柱状のインフレータを中心として、略同心状の折り線に
より折り畳まれ、インフレータの周囲に圧縮された状態
で折り畳まれている。そこで、この構成では、低いガス
の圧力でカバー体を迅速に破断させ、エアバッグを円滑
に展開できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平7−137591号公報の構成では、エアバッグを
折り畳む際には、相互に係合する治具の間に広げた状態
のエアバッグを挟み込み、エアバッグの基布をこれら治
具の間に引き込むようにしながらジクザグ状に折り畳む
ため、折畳装置の構造が複雑になりやすいとともに、折
り畳み工程の時間の短縮が容易でなく、製造コストの低
減が容易でない。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、円滑に展開可能なエアバッグを容易に折り畳みで
き製造コストを低減できるエアバッグの折畳装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のエアバッ
グの折畳装置は、エアバッグ装置に設けたエアバッグ収
納部に収納されるエアバッグの折畳装置であって、平面
状に広げられたエアバッグが載置される載置部と、この
エアバッグの外周縁を折り畳みの中心側に向かって押圧
する複数の押圧手段と、前記エアバッグの前記載置部か
らの離間寸法を規制する高さ規制手段と、外周側に突出
した部分を折り畳んだ部分の外周側に巻き込み沿わせる
巻込手段と、巻き込みの中心を押さえる中心押さえ手段
とを具備し、前記中心押さえ手段は、前記エアバッグを
弾性的に押圧し、巻き込み時に前記エアバッグの移動を
許容するものである。
【0007】そして、この構成では、広げたエアバッグ
を押圧手段により中心側に押し込むことにより、高さ規
制手段により高さを規制されたエアバッグが、中心部の
周囲に略波状に折り畳みされ、折り畳まれずに外周側に
突出した部分を、折り畳んだ部分の外周側に巻き込み沿
わせることにより、エアバッグが所定の形状に折り畳ま
れる。そこで、エアバッグの折り畳み工程が簡略化さ
れ、工程に要する時間が短縮されるとともに、装置が簡
略化され、折り畳みに要するコストが低減される。さら
に、エアバッグを押圧手段により中心側に押し込む際に
中心押さえ手段により巻き込みの中心を押さえることに
より、中央部に波状に折り畳まれない部分が形成され、
展開特性の調整が容易になる。また、折り畳まれずに外
周側に突出した部分を折り畳んだ部分の外周側に巻き込
み沿わせる際に中心押さえ手段により巻き込みの中心を
押さえることにより、巻き乱れを抑制し、エアバッグが
容易に所望の形状に折り畳まれる。さらに、中心押さえ
手段は、エアバッグを弾性的に押圧し、巻き込み時にエ
アバッグの移動を許容するので、エアバッグに加わる力
を制限してエアバッグが容易に保護される。
【0008】請求項記載のエアバッグの折畳装置は、
請求項1記載のエアバッグの折畳装置において、中心押
さえ手段は、高さ規制手段に設けられたものである。
【0009】そして、この構成では、中心押さえ手段を
高さ規制手段とともに移動させることにより、装置の構
造が簡略化され、製造コストが低減される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエアバッグの折畳
装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0011】図2に示すように、本実施の形態のエアバ
ッグ1は、車両である自動車のステアリングホイールの
ボス部に備えられるエアバッグ装置2に組み込まれるも
ので、このエアバッグ装置2は、エアバッグ1の他、略
円環状のリテーナ3、被取付部材であるベースプレート
4、合成樹脂などからなる破断可能なカバー体5、およ
びガスを噴射するインフレータ6などから構成されてい
る。なお、以下、エアバッグ1の突出の中心方向すなわ
ち被保護物である乗員側を上側、正面側、あるいは表側
とし、車体側すなわちステアリングシャフト側を下側、
背面側、あるいは裏面側として説明する。
【0012】そして、エアバッグ1は、2枚のほぼ同じ
円形状の上下の基布を縫い合わせて偏平な袋状に形成さ
れ、下側の基布の略中央部には、円孔状のガス流入口が
形成されているとともに、このガス流入口の周囲に位置
して、4か所にボルト用通孔が形成され、さらに、単数
あるいは複数のガス排気口が形成されている。また、こ
れらの基布は、所定の強度、柔軟性(腰の強さ)、気密
性および耐熱性などを有するもので、例えば、ナイロン
(ポリアミド系合成繊維)製の布に、必要に応じてゴム
などのコーティングを施して形成されている。そして、
以下の実施の形態では、コーティングを施していないい
わゆるノンコートのナイロン(ポリアミド系合成繊維)
製で、420デニール、打込本数53本、基布厚さ0.
30mm(セーレン株式会社製)のものを用いているが、
この他にも、例えば、420デニール、打込本数46
本、基布厚さ0.30mmのナイロン製の布に、シリコン
(Si)ゴムのコーティングを施したもの(東洋ゴム株
式会社製)などを用いることもできる。
【0013】一方、リテーナ3は、略円環状をなすリテ
ーナ本体3aと、このリテーナ本体3aから下側に突設され
た4本の取付ボルト3bとから構成されている。また、ベ
ースプレート4には、略矩形平板状のベースプレート基
板部4aと、このベースプレート基板部4aの周縁部から上
方あるいは下方に折曲形成されたベースプレート周板部
4bとが設けられ、ベースプレート基板部4aには、インフ
レータ取付孔4cが形成されている。さらに、カバー体5
には、ステアリングホイールのボス部およびスポーク部
の一部を覆う被覆部5aと、略7角形の角筒状をなす取付
部としての取付片部あるいは取付壁とも呼ばれる周板部
5bとが一体に形成され、これら被覆部5aと周板部5bとに
囲まれた部分が、折り畳んだエアバッグ1を収納するエ
アバッグ収納部7になっている。そして、インフレータ
6は、略円柱状をなすインフレータ本体6aと、このイン
フレータ本体6aの外周側に突設されたフランジ部6bとを
有し、インフレータ本体6aの外周面には、ガスを噴射す
るガス噴射口6cが形成されている。
【0014】そして、エアバッグ1は、予めリテーナ3
を内側に挿入し取付ボルト3bをボルト用通孔から外側に
突設した状態で後述する所定の形状に折り畳まれ、カバ
ー体5のエアバッグ収納部7に下側から挿入して収納さ
れる。さらに、このカバー体5のエアバッグ収納部7に
下側からベースプレート4を嵌合し、周板部5bとベース
プレート周板部4bとをかしめ、係合、あるいはリベット
および補強板などを用いて固着する。そして、ベースプ
レート4の下側から、インフレータ取付孔4cを介してエ
アバッグ1のガス流入口にインフレータ本体6aを挿入
し、各取付ボルト3bの先端側にそれぞれナット8を螺合
して締め付けることにより、リテーナ3とナット8との
間に、エアバッグ1のガス流入口近傍、ベースプレート
4のベースプレート基板部4a、インフレータ6のフラン
ジ部6bを挟み込み、エアバッグ装置2が組み立てられて
いる。
【0015】そして、自動車の衝突時などには、インフ
レータ6からガスが噴射され、折り畳まれたエアバッグ
1が膨張展開し、この膨張の圧力によりカバー体5を所
定のテアラインで破断して突出口を形成する。そして、
この突出口からエアバッグ1が正面側に突出し、さらに
乗員の前方で所定の形状に膨張展開して、乗員を衝突の
衝撃から保護するようになっている。
【0016】次に、図1、図3ないし図6、および図7
ないし図19の作業工程図を参照して、エアバッグ1を
折り畳みエアバッグ収納部7に収納する組立装置を構成
する折畳装置11を説明する。なお、この折畳装置11の全
体は、手動により操作されるとともに、図示しないコン
ピュータなどの制御手段により制御されている。
【0017】まず、この折畳装置11は、図2に示すよう
に、筐体部12を有し、この筐体部12の内側に、制御装
置、電源装置、シリンダなどの駆動装置などが収納され
ている。
【0018】そして、この筐体部12の上側には、両側の
側部保護板14、これら側部保護板14の後側部の上側を覆
う上部保護板15、および図示しない後部保護板により、
手前側を開口部16とした作業空間17が設定されている。
また、この筐体部12の前側には、操作手段としての操作
スイッチとして、操作レバー20、押しボタン21、フット
スイッチ22が設けられているとともに、表示手段として
の表示装置24が設けられている。さらに、作業空間17の
上側に位置して、架台部26に支持された照明装置27が設
けられている。また、作業空間17の開口部16に沿って、
エリアセンサ28が設けられ、操作者が作業空間17に手を
入れた場合などには折畳装置11の動作が停止するように
なっている。
【0019】そして、作業空間17の底部には、テーブル
とも呼ばれる載置部31が設けられ、この載置部31上に、
エアバッグ1が平面状に広げられる。この載置部31は略
平滑な上面を備えた鉄板などからなり、水平に配置する
こともできるが、本実施の形態では、手前側が下がるよ
うに傾斜して配置され、作業者の作業性を向上してい
る。但し、以下の説明では、載置部31の上面を水平な基
準面として、この基準面に直交する方向を上下方向、こ
の基準面に沿った方向を水平方向として説明する。
【0020】まず、載置部31上には、複数、本実施の形
態では4個の押圧手段としての押圧体(押し込みブロッ
ク)33が配置されている。そして、各押圧体33は、図1
2などに示すように、押圧体支持部34にボルトなどの固
定具により着脱可能に取り付けられている。また、押圧
体支持部34は、載置部31の中央部に向かい放射状に設け
られた溝部を有する押圧手段案内部35にスライド自在に
案内されるとともに、空気圧などにより作動する駆動手
段としての押圧シリンダにより、進退駆動されるように
なっている。なお、以下、載置部31の中央部に向かう方
向を前側、載置部31の中央部から離間する方向を後側と
して説明する。そして、各押圧体33は、例えば金属製で
平面略扇状のブロック状をなし、前端面にエアバッグ当
接部33aが形成されているとともに、両側面に放射方向
に沿って耳部形成部33b が形成されている。さらに、各
押圧体33には、エアバッグ当接部33a の外周側に略沿っ
て、かつ、エアバッグ当接部33a から所定寸法だけ離間
して、位置決め保持部としての凹溝である嵌合部37が形
成されている。なお、エアバッグ当接部33a と嵌合部37
との間の部分は、載置部31の他の部分と一体に形成する
ほか、別体に形成してねじ止めなどして着脱すなわち交
換可能に固定することもできる。
【0021】そして、図1などに示すように、各押圧体
33を前進限まで移動した状態で、互いに略組み合わされ
たエアバッグ当接部33a の仮想面は、エアバッグ1を折
り畳んだ最終形状、すなわち、エアバッグ収納部7の形
状、すなわちカバー体5の周板部5bの内面の多角形状に
近似して、かつこの形状より一回り小さく形成されてい
る。また、各押圧体33を前進限まで移動した状態で、互
いに略組み合わされた嵌合部37は、カバー体5の周板部
5bを嵌合して支持する略環状の溝を形成するようになっ
ている。
【0022】また、これら押圧体33同士の間に位置し
て、図12などに示すように、それぞれ放射規制手段と
しての耳部形成板41が放射状に配置されている。そし
て、各耳部形成板41は、それぞれ垂直な略矩形板状(リ
ブ状)をなし、図1などに示す載置部31の中央部に向か
い放射状に設けられた溝状の挿通部42を挿通し、空気圧
などにより作動する駆動手段としての駆動シリンダ43に
接続されて上下方向などに進退駆動され、載置部31の上
面から出没するようになっている。
【0023】さらに、載置部31の中央部には、巻込手段
および押込手段としてのエアバッグ装着部45が設けられ
ている。そして、このエアバッグ装着部45は、円柱状を
なす保持体46を備え、この保持体46が、載置部31の中央
部に設けられた円孔48を挿通して配置されている。ま
た、図5および図6に示すように、保持体46の上面中央
からは、インフレータ6のインフレータ本体6aの形状を
模した円柱状をなし挟持体を構成するダミーインフレー
タ部49が突設されているとともに、保持体46の上面の外
周部には、リテーナ3の取付ボルト3bが挿入されるボル
ト支持孔50が複数形成されている。さらに、保持体46の
内部には、駆動手段であるシリンダ(エアチャックシリ
ンダ)51が収納されている。そして、このシリンダ51に
駆動されてダミーインフレータ部49の側面から爪状の係
止部53が出没し、リテーナ3すなわちリテーナ3が取り
付けられたエアバッグ1を保持体46に抜け止め保持す
る。なお、ダミーインフレータ部49の上面に、必要に応
じて真空ポンプなどの吸引装置に接続された吸引口を開
口し、エアバッグ1内の空気を吸引することもできる。
【0024】また、この保持体46には、空気圧などによ
り駆動される駆動手段としての図示しないロータリアク
チュエータが接続され、保持体46を載置部31に対して相
対的に正逆方向に設定された任意の角度だけ回動させる
ようになっている。
【0025】さらに、この保持体46には、空気圧などに
より駆動される駆動手段としての図示しないシリンダが
接続され、保持体46を載置部31に対して相対的に上下方
向に設定された任意の距離だけ移動させるようになって
いる。また、本実施の形態では、このシリンダは、スト
ロークの異なる第1のシリンダと第2のシリンダとを組
み合わせて構成されている。
【0026】また、載置部31の上方には、上部ユニット
55が設けられている。そして、この上部ユニット55は、
図示しない駆動手段により、筐体部12の両側の側部保護
板14に設けたレール部14a に沿って奥側から作業者の手
前側に向かって水平に進退駆動される上部ユニット基部
56を備えている。そして、この上部ユニット基部56に
は、駆動手段としての単数あるいは複数のシリンダ57が
取り付けられ、これらシリンダ57により、上部ユニット
基部56の下側に配置された高さ規制手段としての略矩形
板状の規制板58が、載置部31に対して上下方向に進退駆
動される。
【0027】さらに、規制板58の中央部には、中央押さ
え手段を構成する押さえ機構60が備えられている。そし
て、この押さえ機構60は、規制板58に固定された筒体61
と、この筒体61に所定範囲で上下方向に進退自在に支持
された軸体62と、この軸体62を下方に付勢する付勢手段
である弾性体であるコイルスプリング63とを備えてい
る。さらに、軸体62の下側には、例えば直径20mmの円柱
状をなす挟持体を構成する押さえブロック65が取り付け
られており、規制板58が下降した状態で、この押さえブ
ロック65の下端面が、エアバッグ装着部45のダミーイン
フレータ部49の上面に当接し弾性的に押圧されるように
なっている。また、この押さえブロック65には、メッキ
層を均一にできるいわゆるカニゼンメッキが施され、厳
密な寸法だしが可能になっている。なお、この表面の粗
さは、表面の処理により適宜設定されるようになってい
る。
【0028】また、図示しないが、上部ユニット55に
は、フォトセンサなどのセンサが単数あるいは複数取り
付けられている。そして、これらセンサは、それぞれエ
アバッグ1のガス排気口の位置を検出し、エアバッグ1
が載置部31上に正しく位置決めして配置されているかを
検出するエアバッグ位置確認センサである排気孔検出セ
ンサとなっている。
【0029】次に、この折畳装置11を用いた折畳動作す
なわち折畳方法の1サイクルについて説明する。なお、
図7ないし図19に示す作業工程図では、説明のため、
適宜断面の位置が変更されている。
【0030】まず、初期状態の折畳装置11は、図4に示
すように、各押圧体33は外周側に後退し、耳部形成板41
は載置部31の上面より下降し、エアバッグ装着部45は保
持体46の上面が載置部31の上面より若干上昇した位置に
ある。また、規制板58が上昇した状態で上部ユニット55
は奥側へ後退し、作業空間17の開口部16は開放されてい
る。
【0031】また、エアバッグ1は、あらかじめガス流
入口から内側にリテーナ3を挿入し、このリテーナ3の
取付ボルト3bをボルト用通孔から外側に引き出してお
く。
【0032】この状態で、作業者は、図4および図7に
示すように、エアバッグ1のガス流入口にダミーインフ
レータ部49を挿入し、リテーナ3を保持体46上に配置
し、取付ボルト3bをボルト支持孔50に挿入して位置決め
するとともに、このエアバッグ1を載置部31上に平面状
に広げて載置し、サイクルスタートスイッチをオンにす
る。
【0033】すると、図8に示すように、シリンダ51が
作動し、ダミーインフレータ部49の側面から係止部53が
突出し、リテーナ3の上面をクランプすなわち係止して
抜け止めし、このリテーナ3と載置部31との間にエアバ
ッグ1を保持する。
【0034】次に、図9に示すように、保持体46を支持
する第1のシリンダが作動し、保持体46の上面が載置部
31の上面より若干下がる位置まで保持体46を下降させ
る。これにより、保持体46と載置部31との間でのエアバ
ッグ1の基布の挟み込みが防止される。
【0035】次に、図10に示すように、上部ユニット
55を駆動するシリンダが作動し、上部ユニット55が手前
側に移動する。なお、この上部ユニット55の移動は、エ
リアセンサ28が物体を感知した時は停止される。そし
て、上部ユニット55が所定位置まで前進した状態で、排
気孔検出センサが作動する。そして、ガス排気口の位置
を確認することにより、エアバッグ1が正常な位置およ
び方向にセットされていることを確認できれば、シリン
ダ57が作動し、規制板58が下降する。そして、規制板58
が下降すると、押さえブロック65はエアバッグ1の基布
の中央部に当接し、この基布を、エアバッグ装着部45の
ダミーインフレータ部49の中央部と押さえブロック65と
の間に弾性的に挟持する。なお、本実施の形態では、こ
の状態で、載置部31と規制板58との間の離間寸法は、エ
アバッグ1の最終折り畳み形状の高さ寸法である30mm
となっている。
【0036】次いで、図11に示すように、各駆動シリ
ンダ43が作動し、耳部形成板41が上昇し、エアバッグ1
の基布を規制板58の下面に押しつけ、あるいは僅かな間
隔を介して対向させる。
【0037】次に、図12に示すように、押圧体支持部
34に接続されたシリンダが作動し、押圧体33が中心側に
向かって前進する。すると、エアバッグ1は、規制板58
により高さが規制されており、特に、エアバッグ1用の
基布は所定の腰の強さを有しているため、押動された部
分は、ダミーインフレータ部49の外周部に沿って、ほぼ
同心の円弧状あるいは直線状をなした折り線により波状
(蛇腹状)に折り畳まれる。また、この状態で、各耳部
形成板41に押さえられた部分は波状に折り畳まれず、中
心部から外周縁に向かう放射状の折り線を有して外周側
に突出したすなわち残った余部である耳部1aが容易に形
成される。なお、各押圧体33が前進限まで移動した状態
で、互いに隣接する押圧体33の耳部形成部33b 同士の間
に、耳部形成板41および耳部1aを密着して挟み込み、耳
部1aの形状を確実に形成することもできる。
【0038】続いて、図13に示すように、駆動シリン
ダ43が作動し、各耳部形成板41を下方に退避させる。な
お、各耳部形成板41を下降させる際に、各押圧体33を外
周側に若干後退させ、互いに隣接する押圧体33の耳部形
成部33b 同士の間の寸法を拡大して、各耳部形成板41を
円滑に下降させることもできる。
【0039】そして、図14に示すように、ロータリア
クチュエータを作動させ、エアバッグ装着部45の保持体
46を所定の速度で所定方向に所定角度回転させ、エアバ
ッグ1の耳部1aを波状に折り畳んだ部分の外周部に巻き
付けていく。例えば、本実施の形態では、保持体46を反
時計方向(図1および図14に示す矢印F方向)に390
°以上450 °以下の範囲で回転する。
【0040】続いて、ロータリアクチュエータを逆転さ
せ、エアバッグ装着部45の保持体46を所定の速度で反対
方向に所定角度回転させ、エアバッグ1の耳部1aを波状
に折り畳んだ部分の外周部から若干巻き戻す。すると、
エアバッグ1は若干広がり、押圧体33のエアバッグ当接
部33a に押しつけられて、カバー体5のエアバッグ収納
部7の形状より若干小さく、かつ、このエアバッグ収納
部7の形状に略沿って隙間なく充填された多角形状とで
きる。例えば、本実施の形態では、保持体46を時計方向
(図1および図14に示す矢印B方向)に30°以上90°
以下の範囲で回転し、最終的に、エアバッグ1が初期位
置から360 °回転した状態とする。
【0041】なお、各耳部1aを内側に巻き込み終わった
状態で、あるいは巻き戻し終わった状態などで、各押圧
体33をさらに内周側に若干前進させて折り畳み形状を整
えることもできる。また、この時、各耳部形成板41を図
12に示す状態に復帰させ、その後、内周方向に若干前
進させて折り畳み形状を整えることもできる。
【0042】次いで、図15に示すように、シリンダ57
が作動し、規制板58が上昇するとともに、上部ユニット
55を駆動するシリンダが作動し、上部ユニット55が奥側
に後退する。
【0043】そして、この状態で、図16に示すよう
に、作業者は、折り畳んだエアバッグ1の上側の所定の
位置に、カバー体5を載置して下方に押し込み、周板部
5bを押圧体33の嵌合部37に嵌合して位置決め保持する。
そして、作業者は、カバー体5を手で押えたまま、フッ
トスイッチ22をオンにする。
【0044】すると、図17に示すように、エアバッグ
装着部45のシリンダ51が作動し、係止部53を後退させて
リテーナ3を開放する。
【0045】続いて、図18に示すように、保持体を支
持する第1のシリンダは下降させたまま、第2のシリン
ダを作動させエアバッグ装着部45を上側に大きく移動さ
せる。すると、折り畳まれたエアバッグ1がカバー体5
のエアバッグ収納部7に押し込まれるとともに、周板部
5bが嵌合部37から外れる。
【0046】そして、図19に示すように、作業者がカ
バー体5を取り外すことにより、このカバー体5のエア
バッグ収納部7の内側には、折り畳まれたエアバッグ1
が隙間なく充填された状態となり、エアバッグ1の折り
畳み工程およびカバー体5への収納工程が完了する。
【0047】このように、本実施の形態によれば、円滑
に展開可能なエアバッグ1を容易に折り畳みでき製造コ
ストを低減できるエアバッグ1の折畳装置11および折畳
方法を提供できる。
【0048】すなわち、この工程により折り畳まれるエ
アバッグ1は、ガス流入口を設けた中心部の外周側に沿
って折り畳まれ、いわば花弁状に折り畳まれるため、イ
ンフレータ6からガスが供給され中心部に流入した際に
は、外周縁まで円滑にガスを充填させ、円滑かつ迅速に
扁平に膨張展開すなわち膨出させることができる。ま
た、エアバッグ1の正面側には、例えば一枚の基布が平
面状に配置されるのみであるため、エアバッグ装置2を
薄型化できるとともに、カバー体5を破断する際、エア
バッグの膨張展開に要するガスの圧力を有効に利用し
て、エアバッグ1を迅速円滑に膨張展開させることがで
きる。さらに、エアバッグ1を支持する取付部に作用す
る負荷を小さくでき、取付部を簡略化することもでき
る。
【0049】さらに、エアバッグ1は、波状に折り畳ん
だ部分の周囲に耳部1aを巻き付けた後、若干反対方向に
巻き戻して巻き付けを緩めているため、外周縁まで円滑
にガスを充填させ、エアバッグ1を円滑かつ迅速に膨張
展開できる。
【0050】また、折畳装置11は、高さ規制手段として
の規制板58でエアバッグ1の高さを規制した状態で、広
げたエアバッグ1を外周側の複数方向から押圧体33によ
り中心側に押し込むことにより、エアバッグ1を中心部
の四方を波状に折り畳み、これら折り畳んだ部分同士の
間から放射状に耳部1aを突出した形状に折り畳むことが
できる。そして、この状態からは、耳部1aを装置あるい
は手作業によって折り畳んだ部分の外周側に沿わせるこ
とにより、容易にカバー体5に挿入される最終折り畳み
形状とすることができる。そこで、この工程では、カバ
ー体5を波状に折り畳むために互いに係合する複雑な形
状あるいは動作を行う装置を用いる必要がなく、単純な
シリンダの移動で折り畳みが可能になるため、折畳装置
11の構造を簡略化でき、装置を小形化して安価に構成で
きるとともに、折り畳みに要する時間を短縮でき、エア
バッグ1の折り畳みに関するコスト、さらにはエアバッ
グ装置2の製造コストを低減できる。
【0051】そして、折畳装置11の押圧体33には、それ
ぞれカバー体5のエアバッグ収納部7の形状に沿ったエ
アバッグ当接部33a を設けたため、エアバッグ1を巻き
込み方向とは反対方向に所定量巻き戻すことにより、巻
き戻されたエアバッグ1は、広がりながらエアバッグ当
接部33a に当接して所定の形状になり、エアバッグ収納
部7の形状に沿わせて容易に隙間なくコンパクトに収納
できる。そこで、エアバッグ当接部33a すなわち周板部
5bが多角形状などの複雑な形状の場合などにおいても、
エアバッグ1を周板部5bになじませて、エアバッグ1を
エアバッグ収納部7に容易に隙間なく収納できる。
【0052】なお、エアバッグ1は、展開状態でのガス
排気口の位置を決めるため、例えば本実施の形態では、
エアバッグ1を載置部31上に載置した初期状態からカバ
ー体5のエアバッグ収納部7に収納された最終状態まで
の回転角度は例えば360 °に設定されている。そこで、
巻き戻す角度は、360 °を越えて巻き込む角度と等しく
設定されるが、この巻き戻す角度は、エアバッグ1の容
量、耳部1aの長さなどにより適宜設定され、好ましく
は、30°以上90°以下とすることにより、ガスを円滑に
充填してエアバッグ1を迅速に展開させる効果、および
エアバッグ収納部7に隙間なく収納できる効果を実現で
きるとともに、巻き戻し過ぎによる巻きみだれを抑制で
きる。
【0053】また、エアバッグ1を押圧体33により中心
側に押し込む際に、押さえ機構60の押さえブロック65に
より巻き込みの中心を押さえることにより、エアバッグ
1の中央部に波状に折り畳まれない部分を容易に形成で
き、展開特性を容易に調整できる。そして、折り畳まれ
ずに外周側に突出した耳部1aを折り畳んだ部分の外周側
に巻き込み沿わせる際に、押さえブロック65により巻き
込みの中心を押さえることにより、巻きみだれを抑制
し、エアバッグ1を容易に所望の形状に折り畳みでき
る。また、この押さえブロック65は、エアバッグ1の基
布を弾性的に押圧し、ダミーインフレータ部49との間で
エアバッグ1の基布を弾性的に挟持するため、耳部1aの
巻き込み時にエアバッグ1に過大な力が加わった場合に
は基布が多少移動することを許容し、エアバッグの基布
に過大な力が加わることを制限し、エアバッグ1を容易
に保護できる。さらに、押さえブロック65を備えた押さ
え機構60は、規制板58を備えた上部ユニット55に支持
し、規制板58とともに移動する構造としたため、押さえ
機構60を駆動し移動させる別個のシリンダなどの駆動手
段を備える必要がなく、装置の構造を簡略化し、製造コ
ストを低減できる。なお、この押さえブロック65を備え
た押さえ機構60は、規制板58を移動させる駆動手段とは
別個の駆動手段を用いて水平方向などに移動させること
もできる。また、押さえブロック65は、付勢手段を用い
るほか、空気圧や油圧を用いたシリンダなどの駆動手段
を用いて上下に移動させ、エアバッグ1の基布を押える
こともできる。
【0054】また、折畳装置11には、カバー体5の周板
部5bを嵌合して位置決め保持する位置決め保持部である
嵌合部37を設けたため、この嵌合部37に周板部5bを嵌合
することにより、折り畳んだエアバッグ1に対してエア
バッグ収納部7を容易に位置決めでき、エアバッグ1の
収納工程を簡略化し、エアバッグ装置2の製造コストを
低減できる。また、この嵌合部37は、折り畳まれたエア
バッグ1の外周側に離間して設けたため、折り畳まれた
エアバッグ1とエアバッグ収納部7を囲む周板部5bとの
間に隙間を形成でき、折り畳まれたエアバッグ1がめく
れることなどなくエアバッグ収納部7に円滑に確実に挿
入できる。さらに、この嵌合部37は押圧手段である押圧
体33に設けたため、嵌合部37を移動させる駆動手段を別
個に設ける必要がなく、エアバッグ1を押圧して折り畳
んだ状態で、押圧体33の嵌合部37が所定の位置に移動す
る構成を容易に実現でき、装置の構成を簡略化して、製
造コストを低減できる。
【0055】また、嵌合部37に位置決め保持されたエア
バッグ収納部7に折り畳まれたエアバッグ1を押し込む
押込手段を構成するエアバッグ装着部45を設けたため、
エアバッグ1の折畳工程に続いてエアバッグ収納部7へ
の収納工程の自動化が可能になり、作業の迅速化が可能
になり、エアバッグ装置2の製造コストを低減できる。
【0056】このように、作業者の作業は、スイッチの
操作の他は、載置部31にエアバッグ1を広げ、また、嵌
合部37にカバー体5の周板部5bを嵌合して押えるのみで
よいため、作業性を向上することができる。なお、これ
らの載置部31にエアバッグ1を広げる工程、あるいは、
嵌合部37にカバー体5の周板部5bを嵌合して押える工程
についても、工業用のロボットを用いるなどして、適宜
自動化することもできる。
【0057】また、高さ規制手段としての規制板58は、
1枚の平板状に形成したため、構造を簡略化して製造コ
ストを低減できるとともに、奥側にスライドして退避可
能としたため、載置部31の上側に大きなスペースを確保
する必要がなく、駆動手段も簡略化できる。
【0058】なお、上記の実施の形態では、エアバッグ
1を巻き付ける巻付工程と、巻き戻す巻戻工程を経た後
に、折り畳んだエアバッグ1をカバー体5のエアバッグ
収納部7に収納する収納工程を実施したが、例えば、巻
付工程の後に、エアバッグ1をエアバッグ収納部7に収
納する収納工程を実施し、その後に、巻戻工程を実施し
て、エアバッグ1を周板部5bになじませ、隙間なく収納
することもできる。
【0059】そして、上記の実施の形態では、図1など
に示すように、押圧手段としての押圧体33のエアバッグ
当接部33a および嵌合部37は、カバー体5のエアバッグ
収納部7および周板部5bの形状に沿わせて略7角形状と
したが、例えばカバー体5のエアバッグ収納部7および
周板部5bの形状に沿わせて、種々の形状を採ることがで
きる。また、押圧体33の個数も4個に限られるものでは
なく、2個、3個、あるいは5個以上設けることもでき
る。
【0060】また、高さ規制手段としての規制板58は、
1枚の平板状として奥側にスライドして退避可能とする
ほか、たとえば、押圧体33のエアバッグ当接部33a の進
路上のみに設けてもよく、あるいは、押圧体33に一体的
に設けることもできる。
【0061】そして、耳部1aを形成する放射位置規制手
段の耳部形成板41は、上部ユニット55側に進退可能に設
けてもよく、また、載置部31側あるいは上部ユニット55
側に固定的に設けることもできる。また、放射位置規制
手段は、エアバッグ1の外縁部を支持するクランプなど
にて形成してもよく、さらには、エアバッグ1の基布の
腰の強さなどの特性によっては、これら放射位置規制手
段を省略することもできる。
【0062】また、カバー体5の周板部5bを位置決め保
持する位置決め保持部は、溝状の嵌合部37に限られず、
例えば、爪状の係合部や、エアバッグ装着部45の動きに
合わせて連動制御される駆動手段であるシリンダにより
駆動されるクランプあるいは爪状の係合部などを用いる
こともできる。
【0063】そして、エアバッグ装着部45の保持体46に
配置されたエアバッグ1のリテーナ3を保持する構成
は、シリンダ51により駆動される爪状の係止部53に限ら
れず、嵌合や、弾性変形可能な爪部による係止など種々
の構成を採ることができる。
【0064】また、本発明は、自動車のステアリングホ
イールに備えるエアバッグ装置2の他、インスツルメン
トパネルに備える助手席乗員用のエアバッグ装置、座席
の側部や車体のドアやピラーに備える側部保護用のエア
バッグ装置、座席の後部に備える後席乗員用のエアバッ
グ装置、その他、被保護物を衝撃から保護するエアバッ
グ装置などに適用できる。
【0065】
【発明の効果】請求項1記載のエアバッグの折畳装置に
よれば、広げたエアバッグを押圧手段により中心側に押
し込むことにより、高さ規制手段により高さを規制され
たエアバッグを、中心部の周囲に略波状に折り畳みで
き、折り畳まれずに外周側に突出した部分を、折り畳ん
だ部分の外周側に巻き込み沿わせることにより、エアバ
ッグを所定の形状に折り畳みできる。そこで、エアバッ
グの折り畳み工程を簡略化し、工程に要する時間を短縮
できるとともに、装置を簡略化でき、折り畳みに要する
コストを低減できる。さらに、エアバッグを押圧手段に
より中心側に押し込む際に中心押さえ手段により巻き込
みの中心を押さえることにより、中央部に波状に折り畳
まれない部分を形成でき、展開特性を容易に調整でき
る。また、折り畳まれずに外周側に突出した部分を折り
畳んだ部分の外周側に巻き込み沿わせる際に中心押さえ
手段により巻き込みの中心を押さえることにより、巻き
乱れを抑制し、エアバッグを容易に所望の形状に折り畳
みできる。さらに、中心押さえ手段がエアバッグを弾性
的に押圧し、巻き込み時にエアバッグの移動を許容する
ので、エアバッグに加わる力を制限してエアバッグを容
易に保護できる。
【0066】請求項記載のエアバッグの折畳装置によ
れば、請求項1記載の効果に加え、中心押さえ手段を高
さ規制手段に設けることにより、中心押さえ手段を高さ
規制手段とともに移動させることができ、装置の構造を
簡略化し、製造コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアバッグの折畳装置の一実施の形態
を示す説明図である。
【図2】同上エアバッグを備えたエアバッグ装置の分解
斜視図である。
【図3】同上折畳装置の全体図である。
【図4】同上折畳装置の一部の斜視図である。
【図5】同上折畳装置のエアバッグ装着部の平面図であ
る。
【図6】同上折畳装置の保持体および押さえブロックの
斜視図である。
【図7】同上折畳装置を用いた作業工程を説明する作業
工程図である。
【図8】同上図7に続く作業工程を説明する作業工程図
である。
【図9】同上図8に続く作業工程を説明する作業工程図
である。
【図10】同上図9に続く作業工程を説明する作業工程
図である。
【図11】同上図10に続く作業工程を説明する作業工
程図である。
【図12】同上図11に続く作業工程を説明する作業工
程図である。
【図13】同上図12に続く作業工程を説明する作業工
程図である。
【図14】同上図13に続く作業工程を説明する作業工
程図である。
【図15】同上図14に続く作業工程を説明する作業工
程図である。
【図16】同上図15に続く作業工程を説明する作業工
程図である。
【図17】同上図16に続く作業工程を説明する作業工
程図である。
【図18】同上図17に続く作業工程を説明する作業工
程図である。
【図19】同上図18に続く作業工程を説明する作業工
程図である。
【符号の説明】
1 エアバッグ 2 エアバッグ装置 7 エアバッグ収納部 11 折畳装置 31 載置部 33 押圧手段としての押圧体 45 巻込手段としてのエアバッグ装着部 58 高さ規制手段としての規制板 60 中心押さえ手段を構成する押さえ機構
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−137591(JP,A) 国際公開97/035745(WO,A1) 国際公開97/010124(WO,A1) 国際公開97/45296(WO,A1) 国際公開97/048580(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバッグ装置に設けたエアバッグ収納
    部に収納されるエアバッグの折畳装置であって、 平面状に広げられたエアバッグが載置される載置部と、 このエアバッグの外周縁を折り畳みの中心側に向かって
    押圧する複数の押圧手段と、 前記エアバッグの前記載置部からの離間寸法を規制する
    高さ規制手段と、 外周側に突出した部分を折り畳んだ部分の外周側に巻き
    込み沿わせる巻込手段と、 巻き込みの中心を押さえる中心押さえ手段とを具備し 前記中心押さえ手段は、前記エアバッグを弾性的に押圧
    し、巻き込み時に前記エアバッグの移動を許容する こと
    を特徴とするエアバッグの折畳装置。
  2. 【請求項2】 中心押さえ手段は、高さ規制手段に設け
    られたことを特徴とする請求項1記載のエアバッグの折
    畳装置。
JP15008098A 1998-05-29 1998-05-29 エアバッグの折畳装置 Expired - Fee Related JP3451198B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15008098A JP3451198B2 (ja) 1998-05-29 1998-05-29 エアバッグの折畳装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15008098A JP3451198B2 (ja) 1998-05-29 1998-05-29 エアバッグの折畳装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11334512A JPH11334512A (ja) 1999-12-07
JP3451198B2 true JP3451198B2 (ja) 2003-09-29

Family

ID=15489086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15008098A Expired - Fee Related JP3451198B2 (ja) 1998-05-29 1998-05-29 エアバッグの折畳装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3451198B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6994664B2 (en) 2000-04-11 2006-02-07 Nihon Plast Co., Ltd. Method for folding up an air bag
AU2006270980B2 (en) * 2005-07-15 2011-09-01 Ashimori Industry Co., Ltd. Folding device and folding method for airbag

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11334512A (ja) 1999-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7819420B2 (en) Knee-protecting airbag apparatus
EP0787673B1 (en) Folded air bag and air bag folding method
WO2007007461A1 (ja) エアバッグ装置
JP4979066B2 (ja) エアバッグの折畳方法、エアバッグ及びエアバッグ装置
KR20080018179A (ko) 에어백 장치의 조립 방법 및 에어백 장치
US6595548B2 (en) Air bag system, method of folding air bag and air bag folding apparatus
US6224100B1 (en) Air bag apparatus, air bag folding method, and air-bag folding device
US6994664B2 (en) Method for folding up an air bag
KR100340767B1 (ko) 에어백장치,에어백을접는방법및에어백을접는장치
JP4947761B2 (ja) エアバッグの折畳方法
JP3451197B2 (ja) エアバッグ装置の組立装置
JP3451198B2 (ja) エアバッグの折畳装置
WO2013073451A1 (ja) エアバッグ装置及びエアバッグ装置におけるエアバッグの折り畳み方法
JP3451196B2 (ja) エアバッグの折畳方法およびその装置
JP5005234B2 (ja) エアバッグ及びエアバッグの折畳方法
JP3439349B2 (ja) エアバッグ装置
JP3900021B2 (ja) 膝保護用エアバッグ装置
JP3684145B2 (ja) エアバッグの折畳装置及びエアバッグの折畳方法
JP3725554B6 (ja) エアバッグ装置、エアバッグの折畳方法、およびエアバッグの折畳装置
JP5948179B2 (ja) エアバッグ装置及びエアバッグのラッピング方法
JP2013203127A (ja) エアバッグ及びエアバッグの収納方法
JP2003260999A (ja) エアバッグの被覆方法
JPH10264754A (ja) エアバッグ装置
JP4994735B2 (ja) エアバッグの折畳方法、及びエアバッグの折畳装置
JP5049200B2 (ja) エアバッグの折畳装置及びエアバッグの折畳方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080711

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100711

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100711

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100711

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110711

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120711

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130711

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees