JP3449846B2 - 半導体用導電性樹脂ペースト - Google Patents
半導体用導電性樹脂ペーストInfo
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/321—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives
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- Epoxy Resins (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IC、LSI等の
半導体素子を金属フレーム等に接着する導電性樹脂ペー
ストに関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年のエレクトロニクス産業の著しい発
展に伴い、トランジスタ,IC、LSI、超LSIと半
導体素子における回路の集積度は急激に増大しており,
半導体素子の大きさも、従来長辺が数mm程度だったも
のが10数mmと飛躍的に増大している。また、リード
フレームも従来の42アロイ合金から熱伝導性も良く安
価である銅材が主流となりつつあり、一方、半導体製品
の実装方法は表面実装法にしかも高密度実装化の為半導
体製品自体の大きさは小さくしかも薄くなってきてい
る。このような半導体製品の動向に従い半導体製品の構
成材料に対する要求性能も変化してきており、半導体素
子と金属フレームを接合するダイボンディング用樹脂ペ
ーストに対しても、従来求められていた接合の信頼性の
みならず、大型チップと銅フレームの熱膨張率の差に基
づく熱応力を吸収緩和する応力緩和特性さらには薄型パ
ッケージでの耐ヒートサイクル特性が要求され始めてい
る。ここで、応力緩和特性は半導体素子の材料であるシ
リコン等の線熱膨張係数が3×10-6℃-1であるのに対
し銅フレームの線熱膨張係数は20×10-6℃-1と一桁
大きいため、ダイボンディング用樹脂ペースト加熱硬化
後の冷却過程,及び冷熱処理の冷却時に銅フレームの方
がシリコンチップより大きな割合で収縮し,チップの反
りひいてはチップクラックあるいはダイボンディング用
樹脂ペーストの剥離等を引き起こし,IC、LSI等の
半導体製品の特性不良の一因となり得る可能性がある。 【0003】このような熱応力を吸収緩和するためにダ
イボンディング用樹脂ペーストを低弾性率にする必要が
あるが、従来のエポキシ系ダイボンディング用樹脂ペー
ストは、熱硬化性樹脂であるため三次元架橋し弾性率が
高くなり、大型チップと銅フレームとの熱膨張率の差に
基づく歪を吸収するに至らなかった。一方線状高分子タ
イプのポリイミド樹脂系ダイボンディング用樹脂ペース
トではエポキシ系ダイボンディング用樹脂ペーストに比
べ硬化物の弾性率は小さく、チップの反りは改良され
る。しかしポリイミド樹脂をダイボンディング用樹脂ペ
ーストとして用いる場合には、塗布作業性の点からNー
メチルー2ーピロリドン,N,Nージメチルホルムアミ
ド等の多量の極性溶剤に溶解して粘度を調整しなければ
ならない。このときの溶剤量はダイボンディング用樹脂
ペーストの30重量%にもなり、半導体素子と金属フレ
ームの接着に用いた場合硬化加熱時の溶剤の抜け跡とし
て硬化物中にボイドが発生し、接着強度、熱伝導性及び
導電性の低下の原因となり信頼性の面から好ましくな
い。また、表面実装あるいは高密度実装を目的としたパ
ッケージサイズの小型化、薄型化に基づくヒートサイク
ル処理時の熱応力の急激な増加により半導体封止材だけ
でなくダイボンディング用樹脂ペーストにも耐ヒートサ
イクルクラック性が要求されてきている。ダイボンディ
ング用樹脂ペーストの耐ヒートサイクルラック性は,ヒ
ートサイクル処理の冷却時の熱応力を緩和吸収するため
に低弾性率であるとともに、高接着強度,特に十分な引
き剥し方向での強度を示すことが必要であるがエポキシ
樹脂及びポリイミド樹脂ペーストを含めてこれらの特性
を満足するものはなかった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、IC等の大
型チップと銅フレームとの組み合わせでもチップクラッ
クやチップの反りによるIC等の特性不良が生じず、か
つ薄型パッケージでのヒートサイクルクラックが発生し
ない高信頼性の導電性樹脂ペーストを提供するものであ
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、(A)全エポ
キシ樹脂量中に下記式(1)で示されるエポキシ樹脂と
ビスフェノールFとのモル比が1〜3で反応してなる生
成物を30重量%以上含むエポキシ樹脂 (ここでR1,R2:2価の炭素数1〜5の脂肪族基,又
は炭素数6以上の芳香族から2個の水素を除いた残基を
示し,互いに同じであってもよい) (B)エポキシ基を含有する数平均分子量800以上の
液状ポリブタジエン化合物 (C)イミダゾール化合物 (D)銀粉 を必須成分とし、(B)/[(A)+(B)+(C)]
の重量比が0.1〜0.3であることを特徴とする半導
体用導電性樹脂ペーストである。 【0006】本発明に用いる式(1)のエポキシ樹脂
は,低弾性率の特徴を有する。式中のR1,R2の2価の
脂肪族基は,炭素数6以上のものは工業化されていな
い.本発明のR1,R2としてはプロピレンが好ましい。
本発明に用いる式(1)のエポキシ樹脂とビスフェノー
ルFの反応例としては,式(1)のエポキシ樹脂とビス
フェノールFのモル比(エポキシ樹脂のエポキシ基数/
ビスフェノールFのOH基数)が(1〜3)/1で,エ
ポキシ樹脂とビスフェノールFを混合し,180℃以上
の条件で反応させる。当量比としては,1〜3が好まし
い。当量比が3を超えるとペースト硬化時に樹脂ブリー
ド,アウトガスによる汚染が発生するためであり、1未
満だと接着強度が低下する。この反応を促進するために
必要により触媒を添加してもよい。触媒の例としては,
テトラフェニルホスホニウム・テトラフェニルボレート
塩等の有機フォスフィン類と有機ボレートとの塩,1,
8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7等の
ジアザ化合物が挙げられる。 【0007】反応生成物と混合する場合の他のエポキシ
樹脂としては,例えばビスフェノールA、ビスフェノー
ルF、フェノールノボラック樹脂、クレゾールノボラッ
ク樹脂類とエピクロルヒドリンとの反応により得られる
ポリグリシジルエーテル、ブタンジオールジグリシジル
エーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテ
ル等の脂肪族エポキシ、ジグリシジルヒダントイン等の
複素環式エポキシ、ビニルシクロヘキセンジオキサイ
ド、ジシクロペンタジエンジオキサイド、アリサイクリ
ックジエポキシーアジペイトのような脂環式エポキシ、
さらにはn−ブチルグリシジルエーテル、バーサティッ
ク酸グリシジルエステル、スチレンオサイド、エチルヘ
キシルグリシジルエーテル、フェニルグリシジルエーテ
ル、クレジルグリシジルエーテル、ブチルフェニルグリ
シジルエーテル等のような通常のエポキシ樹脂の希釈剤
として用いられるものがあり、これらは単独でも混合し
て用いてもよい。この反応生成物の混合量は全エポキシ
樹脂量中30重量%以上で,より好ましくは50重量%
以上である.30重量%未満だと接着後のチップの反り
が急減に大きくなり,低応力性の特徴が生かせなくな
る。 【0008】液状ポリブタジエン化合物は,全エポキシ
樹脂量中に式(1)で示されるエポキシ樹脂とビスフェ
ノールFとのモル比が1〜3で反応してなる生成物を3
0重量%以上含むエポキシ樹脂と併用することにより、
低い弾性率を得ることができる。液状ポリブタジエン化
合物はエポキシ基を有することが必要で,エポキシ基を
有しない液状ポリブタジエンを用いると硬化後エポキシ
樹脂との分離が生じるため接着力が低下すると共に耐湿
性が悪化する。また,液状ポリブタジエン化合物(B)
が、[(A)+(B)+(C)]の重量の10重量%未
満だと目的とする弾性率が得られず,30重量%を超え
るとペースト中の粘度が上がりすぎ,また接着強度の低
下が起こるため実用的でない。更にポリブタジエン化合
物の分子量は作業性の面より数平均分子量は800〜2
000程度が好ましく,エポキシ基は1分子当たり2個
以上であることが好ましい。数平均分子量は Vapor Pre
ssure Osmometer 法で測定される。ポリブタジエン化合
物としては、日本石油化学(株)製のEー1000ー3.
5、Eー1000ー6.5、Eー1000ー8.0、E
ー1500ー8.0、Eー1800ー6.5等が挙げら
れる。 【0009】本発明においては,インラインキュア硬化
を可能とするためイミダゾール化合物を用いる。一般に
イミダゾール化合物は,目的とする温度170〜250
℃で硬化時間が短いことが知られている。イミダゾール
化合物としては,2−メチルイミダゾール,2−エチル
イミダゾール,2−フェニルイミダゾール,2−フェニ
ル−4−メチルイミダゾール,2−フェニル−4−メチ
ル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール,2−フェニル
−4,5−ジヒドロキシメチルイミダゾール,2−C11
H23−イミダゾール等の一般的なイミダゾールやトリア
ジンやイソシアヌル酸を付加し,保存安定性を付与した
2,4−ジアミノ−6−{2−メチルイミダゾール−
(1)}−エチル−S−トリアジン,またそのイソシア
ネート付加物等があり,これらは単独でも混合して用い
てもよい。また、特性を損なわない範囲でジシアンジア
ミド等と併用してもよい。 【0010】本発明に用いる銀粉は用いる分野が電子電
気分野のためハロゲンイオン、アルカリ金属イオン等の
イオン性不純物量が10ppm以下であることが望まし
い。また形状としてはフレーク状、樹枝状あるいは球状
のものを単独あるいは混合して用いることができる。さ
らに粒径に関しては通常平均粒径が2〜10μm、最大
粒径は50μm程度のものが好ましく、比較的細かい銀
粉と粗い銀粉を混合して用いてもよい。銀粉量が60重
量%未満だと硬化物の電気導伝性が低下し、85重量%
を越えると樹脂ペーストの粘度が高くなりすぎ塗布作業
性の低下の原因となるので好ましくない。 【0011】本発明における導電性樹脂ペーストには,
必要により,消泡剤、カップリング剤,界面活性剤等の
添加剤を用いることができる。本発明のペーストの製造
法としては,例えば各成分を予備混合して三本ロール等
を用いて,ペーストを得て,真空下脱法する等がある。 【0012】 【実施例】以下実施例を用いて本発明を具体的に説明す
る。配合割合は重量部で示す。 [反応生成物の製造例1]下記式(2)のエポキシ樹脂
(エポキシ当量181)100g,ビスフェノールF2
5gに触媒としてテトラフェニルホスホニウム・テトラ
フェニルボレート塩1gを添加し,200℃で2時間反
応させた。この反応物を反応生成物1とする。 [反応生成物の製造例2]下記式(2)のエポキシ樹脂
(エポキシ当量181)100g,ビスフェノールF4
5gに触媒としてテトラフェニルホスホニウム・テトラ
フェニルボレート塩1gを添加し,200℃で2時間反
応させた。この反応物を反応生成物2とする。 【0013】《実施例1〜5,比較例1〜5》表1及び
表2に示した組成の各成分と銀粉を配合し、3本ロール
で混練して導電性樹脂ペーストを得た。この導電性樹脂
ペーストを真空チャンバーにて2mmHgで30分間脱
泡した後、以下の方法により各種性能を評価した。評価
結果を表1及び表2に示す。 使用する原料成分 ・反応生成物1 ・反応生成物2 ・ビスフェノールF型エポキシ樹脂:エポキシ当量17
0 ・液状ポリブタジエン化合物1:数平均分子量100
0,1分子当たりの平均エポキシ基8 ・液状ポリブタジエン化合物2:数平均分子量240
0,1分子当たりの平均エポキシ基8 ・DDA :ジシアンジアミド ・2PHZ:2−フェニル−4,5−ジヒドロキシメチ
ルイミダゾール ・銀粉 :粒径が0.1〜50μmで平均粒径が3μ
mのフレーク状 【0014】《評価方法》 ・粘度:E型粘度計(3°コーン)を用い25℃、2.
5rpmでの値を測定し粘度とした。 ・接着強度:2×2mmのシリコンチップをペーストを
用いて銅フレームにマウントし200℃で60秒間熱板
上で硬化した。硬化後マウント強度測定装置を用い25
℃,250℃での熱時ダイシェア強度を測定した。 ・反り量:6×15×0.3mmシリコンチップを銅フ
レーム(200μm厚さ)に導電性樹脂ペーストでマウ
ントし、200℃で60秒間硬化した後、チップの反り
を表面粗さ計(測定長13mm)で測定した。 ・弾性率:テフロンシート上にペーストを幅10mm、
長さ約150mm、厚さ100μmに塗布し、200℃
オーブン中で60分間硬化した後、引張り試験機で試験
長100mm引張り速度1mm/分にて測定し、得られ
た応力ーひずみ曲線の初期勾配より弾性率を算出した。 ・ブリード:上記接着強度の硬化済サンプルの銀ペース
トの周辺部分を顕微鏡観察した。 ・耐ヒートサイクルクラック性(耐T/C性):シリカ
フィラーを約80重量%含有するビフェノール型エポキ
シ樹脂/フェノールノボラック樹脂系の封止材料を用い
下記の条件で成形したパッケージをヒートサイクル処理
(30分/−65℃←→30分/150℃,1000サ
イクル)にかけ、外観観察により外部クラックの数を測
定し、不良率で表し、耐ヒートサイクルクラック性の指
標とした。 ・総合評価:全て問題のないものを○とし、1つでも問
題のあるものを×とした。 ・パッケージ:80pQFP(20×20×1.5mm
t) ・チップサイズ:10×10mm(アルミ配線のみ) ・リードフレーム:銅材 ・成形条件:175℃、2分 ・ポストモールドキュア:175℃、8時間 【0015】 表 1 実 施 例 1 2 3 4 5 配合(重量部) 反応生成物1 100 80 50 反応生成物2 100 50 ヒ゛スフェノ-ルF型エホ゜キシ樹脂 20 50 50 液状ホ゜リフ゛タシ゛エン化合物1 25 35 10 25 35 DDA 1 1 1 1 1 2PHZ 5 5 5 5 5 銀粉 310 330 270 310 330 特性 粘度(PS) 186 214 218 228 238 接着強度(gf/チッフ゜) 25℃ >2000 >2000 >2000 >2000 >2000 250℃ 1020 960 1210 1080 1230 反り量(μm) 15 20 30 20 30 弾性率(kgf/mm2) 20 25 30 35 40 プリード なし なし なし なし なし 耐T/C性(%) 0 0 0 0 0 総合評価 ○ ○ ○ ○ ○ 【0016】 表 2 比 較 例 1 2 3 4 5 配合(重量部) 反応生成物1 100 50 25 反応生成物2 100 80 ヒ゛スフェノ-ルF型エホ゜キシ樹脂 50 75 20 液状ホ゜リフ゛タシ゛エン化合物1 5 50 40 液状ホ゜リフ゛タシ゛エン化合物2 15 30 DDA 1 1 1 1 1 2PHZ 5 5 5 5 5 銀粉 260 360 340 280 320 特性 粘度(PS) 174 234 244 530 582 接着強度(gf/チッフ゜) 25℃ >2000 1020 >2000 >2000 >2000 250℃ 1140 370 890 1110 950 反り量(μm) 55 20 75 20 15 弾性率(kgf/mm2) 160 20 380 20 20 プリード なし あり なし なし なし 耐T/C性(%) 30 20 100 20 20 総合評価 × × × × × 【0017】実施例1〜5では,各特性に優れ,耐T/
C性良好なペーストが得られるが,比較例1では,液状
ポリブタジエン化合物の使用量が少なく弾性率が高く耐
T/C性が低下する。比較例2では,液状ポリブタジエ
ン化合物の使用量が多く接着強度が低いために耐T/C
性が低下する。またブリードが発生するため実用的でな
い。比較例3では,反応生成物1の含有量が全エポキシ
樹脂の30重量未満%と少なく弾性率,反り量が大き
く,耐T/C性が低下する。比較例4,5では,液状ポ
リブタジエン化合物2の分子量が大きくペーストの粘度
が高くなり,実用的でない。 【0018】 【発明の効果】本発明の導電性樹脂ペーストは、インラ
イン工程での硬化が可能で硬化物の弾性率が低く銅、4
2合金等の金属フレーム、セラミック基板、ガラスエポ
キシ等の有機基板へのIC,LSI等の半導体素子の接
着に用いることができる。特に銅フレームへの大型チッ
プの接着に適しており、銅フレームとシリコンチップの
熱膨張率の差に基づくチップクラックやチップ歪みによ
るIC、LSI等の特性不良を防ぐことができ、薄型パ
ッケージで使用しても冷熱処理時にクラックの発生しな
い従来になかった高信頼性の半導体素子接着用の導電性
樹脂ペーストである。
半導体素子を金属フレーム等に接着する導電性樹脂ペー
ストに関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年のエレクトロニクス産業の著しい発
展に伴い、トランジスタ,IC、LSI、超LSIと半
導体素子における回路の集積度は急激に増大しており,
半導体素子の大きさも、従来長辺が数mm程度だったも
のが10数mmと飛躍的に増大している。また、リード
フレームも従来の42アロイ合金から熱伝導性も良く安
価である銅材が主流となりつつあり、一方、半導体製品
の実装方法は表面実装法にしかも高密度実装化の為半導
体製品自体の大きさは小さくしかも薄くなってきてい
る。このような半導体製品の動向に従い半導体製品の構
成材料に対する要求性能も変化してきており、半導体素
子と金属フレームを接合するダイボンディング用樹脂ペ
ーストに対しても、従来求められていた接合の信頼性の
みならず、大型チップと銅フレームの熱膨張率の差に基
づく熱応力を吸収緩和する応力緩和特性さらには薄型パ
ッケージでの耐ヒートサイクル特性が要求され始めてい
る。ここで、応力緩和特性は半導体素子の材料であるシ
リコン等の線熱膨張係数が3×10-6℃-1であるのに対
し銅フレームの線熱膨張係数は20×10-6℃-1と一桁
大きいため、ダイボンディング用樹脂ペースト加熱硬化
後の冷却過程,及び冷熱処理の冷却時に銅フレームの方
がシリコンチップより大きな割合で収縮し,チップの反
りひいてはチップクラックあるいはダイボンディング用
樹脂ペーストの剥離等を引き起こし,IC、LSI等の
半導体製品の特性不良の一因となり得る可能性がある。 【0003】このような熱応力を吸収緩和するためにダ
イボンディング用樹脂ペーストを低弾性率にする必要が
あるが、従来のエポキシ系ダイボンディング用樹脂ペー
ストは、熱硬化性樹脂であるため三次元架橋し弾性率が
高くなり、大型チップと銅フレームとの熱膨張率の差に
基づく歪を吸収するに至らなかった。一方線状高分子タ
イプのポリイミド樹脂系ダイボンディング用樹脂ペース
トではエポキシ系ダイボンディング用樹脂ペーストに比
べ硬化物の弾性率は小さく、チップの反りは改良され
る。しかしポリイミド樹脂をダイボンディング用樹脂ペ
ーストとして用いる場合には、塗布作業性の点からNー
メチルー2ーピロリドン,N,Nージメチルホルムアミ
ド等の多量の極性溶剤に溶解して粘度を調整しなければ
ならない。このときの溶剤量はダイボンディング用樹脂
ペーストの30重量%にもなり、半導体素子と金属フレ
ームの接着に用いた場合硬化加熱時の溶剤の抜け跡とし
て硬化物中にボイドが発生し、接着強度、熱伝導性及び
導電性の低下の原因となり信頼性の面から好ましくな
い。また、表面実装あるいは高密度実装を目的としたパ
ッケージサイズの小型化、薄型化に基づくヒートサイク
ル処理時の熱応力の急激な増加により半導体封止材だけ
でなくダイボンディング用樹脂ペーストにも耐ヒートサ
イクルクラック性が要求されてきている。ダイボンディ
ング用樹脂ペーストの耐ヒートサイクルラック性は,ヒ
ートサイクル処理の冷却時の熱応力を緩和吸収するため
に低弾性率であるとともに、高接着強度,特に十分な引
き剥し方向での強度を示すことが必要であるがエポキシ
樹脂及びポリイミド樹脂ペーストを含めてこれらの特性
を満足するものはなかった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、IC等の大
型チップと銅フレームとの組み合わせでもチップクラッ
クやチップの反りによるIC等の特性不良が生じず、か
つ薄型パッケージでのヒートサイクルクラックが発生し
ない高信頼性の導電性樹脂ペーストを提供するものであ
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、(A)全エポ
キシ樹脂量中に下記式(1)で示されるエポキシ樹脂と
ビスフェノールFとのモル比が1〜3で反応してなる生
成物を30重量%以上含むエポキシ樹脂 (ここでR1,R2:2価の炭素数1〜5の脂肪族基,又
は炭素数6以上の芳香族から2個の水素を除いた残基を
示し,互いに同じであってもよい) (B)エポキシ基を含有する数平均分子量800以上の
液状ポリブタジエン化合物 (C)イミダゾール化合物 (D)銀粉 を必須成分とし、(B)/[(A)+(B)+(C)]
の重量比が0.1〜0.3であることを特徴とする半導
体用導電性樹脂ペーストである。 【0006】本発明に用いる式(1)のエポキシ樹脂
は,低弾性率の特徴を有する。式中のR1,R2の2価の
脂肪族基は,炭素数6以上のものは工業化されていな
い.本発明のR1,R2としてはプロピレンが好ましい。
本発明に用いる式(1)のエポキシ樹脂とビスフェノー
ルFの反応例としては,式(1)のエポキシ樹脂とビス
フェノールFのモル比(エポキシ樹脂のエポキシ基数/
ビスフェノールFのOH基数)が(1〜3)/1で,エ
ポキシ樹脂とビスフェノールFを混合し,180℃以上
の条件で反応させる。当量比としては,1〜3が好まし
い。当量比が3を超えるとペースト硬化時に樹脂ブリー
ド,アウトガスによる汚染が発生するためであり、1未
満だと接着強度が低下する。この反応を促進するために
必要により触媒を添加してもよい。触媒の例としては,
テトラフェニルホスホニウム・テトラフェニルボレート
塩等の有機フォスフィン類と有機ボレートとの塩,1,
8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7等の
ジアザ化合物が挙げられる。 【0007】反応生成物と混合する場合の他のエポキシ
樹脂としては,例えばビスフェノールA、ビスフェノー
ルF、フェノールノボラック樹脂、クレゾールノボラッ
ク樹脂類とエピクロルヒドリンとの反応により得られる
ポリグリシジルエーテル、ブタンジオールジグリシジル
エーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテ
ル等の脂肪族エポキシ、ジグリシジルヒダントイン等の
複素環式エポキシ、ビニルシクロヘキセンジオキサイ
ド、ジシクロペンタジエンジオキサイド、アリサイクリ
ックジエポキシーアジペイトのような脂環式エポキシ、
さらにはn−ブチルグリシジルエーテル、バーサティッ
ク酸グリシジルエステル、スチレンオサイド、エチルヘ
キシルグリシジルエーテル、フェニルグリシジルエーテ
ル、クレジルグリシジルエーテル、ブチルフェニルグリ
シジルエーテル等のような通常のエポキシ樹脂の希釈剤
として用いられるものがあり、これらは単独でも混合し
て用いてもよい。この反応生成物の混合量は全エポキシ
樹脂量中30重量%以上で,より好ましくは50重量%
以上である.30重量%未満だと接着後のチップの反り
が急減に大きくなり,低応力性の特徴が生かせなくな
る。 【0008】液状ポリブタジエン化合物は,全エポキシ
樹脂量中に式(1)で示されるエポキシ樹脂とビスフェ
ノールFとのモル比が1〜3で反応してなる生成物を3
0重量%以上含むエポキシ樹脂と併用することにより、
低い弾性率を得ることができる。液状ポリブタジエン化
合物はエポキシ基を有することが必要で,エポキシ基を
有しない液状ポリブタジエンを用いると硬化後エポキシ
樹脂との分離が生じるため接着力が低下すると共に耐湿
性が悪化する。また,液状ポリブタジエン化合物(B)
が、[(A)+(B)+(C)]の重量の10重量%未
満だと目的とする弾性率が得られず,30重量%を超え
るとペースト中の粘度が上がりすぎ,また接着強度の低
下が起こるため実用的でない。更にポリブタジエン化合
物の分子量は作業性の面より数平均分子量は800〜2
000程度が好ましく,エポキシ基は1分子当たり2個
以上であることが好ましい。数平均分子量は Vapor Pre
ssure Osmometer 法で測定される。ポリブタジエン化合
物としては、日本石油化学(株)製のEー1000ー3.
5、Eー1000ー6.5、Eー1000ー8.0、E
ー1500ー8.0、Eー1800ー6.5等が挙げら
れる。 【0009】本発明においては,インラインキュア硬化
を可能とするためイミダゾール化合物を用いる。一般に
イミダゾール化合物は,目的とする温度170〜250
℃で硬化時間が短いことが知られている。イミダゾール
化合物としては,2−メチルイミダゾール,2−エチル
イミダゾール,2−フェニルイミダゾール,2−フェニ
ル−4−メチルイミダゾール,2−フェニル−4−メチ
ル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール,2−フェニル
−4,5−ジヒドロキシメチルイミダゾール,2−C11
H23−イミダゾール等の一般的なイミダゾールやトリア
ジンやイソシアヌル酸を付加し,保存安定性を付与した
2,4−ジアミノ−6−{2−メチルイミダゾール−
(1)}−エチル−S−トリアジン,またそのイソシア
ネート付加物等があり,これらは単独でも混合して用い
てもよい。また、特性を損なわない範囲でジシアンジア
ミド等と併用してもよい。 【0010】本発明に用いる銀粉は用いる分野が電子電
気分野のためハロゲンイオン、アルカリ金属イオン等の
イオン性不純物量が10ppm以下であることが望まし
い。また形状としてはフレーク状、樹枝状あるいは球状
のものを単独あるいは混合して用いることができる。さ
らに粒径に関しては通常平均粒径が2〜10μm、最大
粒径は50μm程度のものが好ましく、比較的細かい銀
粉と粗い銀粉を混合して用いてもよい。銀粉量が60重
量%未満だと硬化物の電気導伝性が低下し、85重量%
を越えると樹脂ペーストの粘度が高くなりすぎ塗布作業
性の低下の原因となるので好ましくない。 【0011】本発明における導電性樹脂ペーストには,
必要により,消泡剤、カップリング剤,界面活性剤等の
添加剤を用いることができる。本発明のペーストの製造
法としては,例えば各成分を予備混合して三本ロール等
を用いて,ペーストを得て,真空下脱法する等がある。 【0012】 【実施例】以下実施例を用いて本発明を具体的に説明す
る。配合割合は重量部で示す。 [反応生成物の製造例1]下記式(2)のエポキシ樹脂
(エポキシ当量181)100g,ビスフェノールF2
5gに触媒としてテトラフェニルホスホニウム・テトラ
フェニルボレート塩1gを添加し,200℃で2時間反
応させた。この反応物を反応生成物1とする。 [反応生成物の製造例2]下記式(2)のエポキシ樹脂
(エポキシ当量181)100g,ビスフェノールF4
5gに触媒としてテトラフェニルホスホニウム・テトラ
フェニルボレート塩1gを添加し,200℃で2時間反
応させた。この反応物を反応生成物2とする。 【0013】《実施例1〜5,比較例1〜5》表1及び
表2に示した組成の各成分と銀粉を配合し、3本ロール
で混練して導電性樹脂ペーストを得た。この導電性樹脂
ペーストを真空チャンバーにて2mmHgで30分間脱
泡した後、以下の方法により各種性能を評価した。評価
結果を表1及び表2に示す。 使用する原料成分 ・反応生成物1 ・反応生成物2 ・ビスフェノールF型エポキシ樹脂:エポキシ当量17
0 ・液状ポリブタジエン化合物1:数平均分子量100
0,1分子当たりの平均エポキシ基8 ・液状ポリブタジエン化合物2:数平均分子量240
0,1分子当たりの平均エポキシ基8 ・DDA :ジシアンジアミド ・2PHZ:2−フェニル−4,5−ジヒドロキシメチ
ルイミダゾール ・銀粉 :粒径が0.1〜50μmで平均粒径が3μ
mのフレーク状 【0014】《評価方法》 ・粘度:E型粘度計(3°コーン)を用い25℃、2.
5rpmでの値を測定し粘度とした。 ・接着強度:2×2mmのシリコンチップをペーストを
用いて銅フレームにマウントし200℃で60秒間熱板
上で硬化した。硬化後マウント強度測定装置を用い25
℃,250℃での熱時ダイシェア強度を測定した。 ・反り量:6×15×0.3mmシリコンチップを銅フ
レーム(200μm厚さ)に導電性樹脂ペーストでマウ
ントし、200℃で60秒間硬化した後、チップの反り
を表面粗さ計(測定長13mm)で測定した。 ・弾性率:テフロンシート上にペーストを幅10mm、
長さ約150mm、厚さ100μmに塗布し、200℃
オーブン中で60分間硬化した後、引張り試験機で試験
長100mm引張り速度1mm/分にて測定し、得られ
た応力ーひずみ曲線の初期勾配より弾性率を算出した。 ・ブリード:上記接着強度の硬化済サンプルの銀ペース
トの周辺部分を顕微鏡観察した。 ・耐ヒートサイクルクラック性(耐T/C性):シリカ
フィラーを約80重量%含有するビフェノール型エポキ
シ樹脂/フェノールノボラック樹脂系の封止材料を用い
下記の条件で成形したパッケージをヒートサイクル処理
(30分/−65℃←→30分/150℃,1000サ
イクル)にかけ、外観観察により外部クラックの数を測
定し、不良率で表し、耐ヒートサイクルクラック性の指
標とした。 ・総合評価:全て問題のないものを○とし、1つでも問
題のあるものを×とした。 ・パッケージ:80pQFP(20×20×1.5mm
t) ・チップサイズ:10×10mm(アルミ配線のみ) ・リードフレーム:銅材 ・成形条件:175℃、2分 ・ポストモールドキュア:175℃、8時間 【0015】 表 1 実 施 例 1 2 3 4 5 配合(重量部) 反応生成物1 100 80 50 反応生成物2 100 50 ヒ゛スフェノ-ルF型エホ゜キシ樹脂 20 50 50 液状ホ゜リフ゛タシ゛エン化合物1 25 35 10 25 35 DDA 1 1 1 1 1 2PHZ 5 5 5 5 5 銀粉 310 330 270 310 330 特性 粘度(PS) 186 214 218 228 238 接着強度(gf/チッフ゜) 25℃ >2000 >2000 >2000 >2000 >2000 250℃ 1020 960 1210 1080 1230 反り量(μm) 15 20 30 20 30 弾性率(kgf/mm2) 20 25 30 35 40 プリード なし なし なし なし なし 耐T/C性(%) 0 0 0 0 0 総合評価 ○ ○ ○ ○ ○ 【0016】 表 2 比 較 例 1 2 3 4 5 配合(重量部) 反応生成物1 100 50 25 反応生成物2 100 80 ヒ゛スフェノ-ルF型エホ゜キシ樹脂 50 75 20 液状ホ゜リフ゛タシ゛エン化合物1 5 50 40 液状ホ゜リフ゛タシ゛エン化合物2 15 30 DDA 1 1 1 1 1 2PHZ 5 5 5 5 5 銀粉 260 360 340 280 320 特性 粘度(PS) 174 234 244 530 582 接着強度(gf/チッフ゜) 25℃ >2000 1020 >2000 >2000 >2000 250℃ 1140 370 890 1110 950 反り量(μm) 55 20 75 20 15 弾性率(kgf/mm2) 160 20 380 20 20 プリード なし あり なし なし なし 耐T/C性(%) 30 20 100 20 20 総合評価 × × × × × 【0017】実施例1〜5では,各特性に優れ,耐T/
C性良好なペーストが得られるが,比較例1では,液状
ポリブタジエン化合物の使用量が少なく弾性率が高く耐
T/C性が低下する。比較例2では,液状ポリブタジエ
ン化合物の使用量が多く接着強度が低いために耐T/C
性が低下する。またブリードが発生するため実用的でな
い。比較例3では,反応生成物1の含有量が全エポキシ
樹脂の30重量未満%と少なく弾性率,反り量が大き
く,耐T/C性が低下する。比較例4,5では,液状ポ
リブタジエン化合物2の分子量が大きくペーストの粘度
が高くなり,実用的でない。 【0018】 【発明の効果】本発明の導電性樹脂ペーストは、インラ
イン工程での硬化が可能で硬化物の弾性率が低く銅、4
2合金等の金属フレーム、セラミック基板、ガラスエポ
キシ等の有機基板へのIC,LSI等の半導体素子の接
着に用いることができる。特に銅フレームへの大型チッ
プの接着に適しており、銅フレームとシリコンチップの
熱膨張率の差に基づくチップクラックやチップ歪みによ
るIC、LSI等の特性不良を防ぐことができ、薄型パ
ッケージで使用しても冷熱処理時にクラックの発生しな
い従来になかった高信頼性の半導体素子接着用の導電性
樹脂ペーストである。
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI
C09J 163/00 C09J 163/00
163/08 163/08
(56)参考文献 特開 平4−300984(JP,A)
特開 平7−161740(JP,A)
特開 昭63−161015(JP,A)
特開 平8−153942(JP,A)
特開 平1−153768(JP,A)
特開 昭63−161014(JP,A)
特開 平1−153766(JP,A)
特開 平6−184279(JP,A)
特開 平7−179833(JP,A)
特開 平5−175253(JP,A)
特開 平6−184282(JP,A)
特開 平1−189806(JP,A)
特開 平6−184275(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01B 1/22
C09J 4/00 - 201/10
C08G 59/00 - 59/72
C08L 63/00 - 101/16
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 (A)全エポキシ樹脂量中に下記式
(1)で示されるエポキシ樹脂とビスフェノールFとの
モル比(エポキシ樹脂のエポキシ基数/ビスフェノール
FのOH基数)が1〜3で反応してなる生成物を30重
量%以上含むエポキシ樹脂 【化1】 (ここでR1,R2:2価の炭素数1〜5の脂肪族基,又
は炭素数6以上の芳香族から2個の水素を除いた残基を
示し,互いに同じであってもよい) (B)エポキシ基を含有する数平均分子量800以上2
000以下の液状ポリブタジエン化合物 (C)イミダゾール化合物 (D)銀粉 を必須成分とし,(B)/[(A)+(B)+(C)]
の重量比が0.1〜0.3であることを特徴とする半導
体用導電性樹脂ペースト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33472795A JP3449846B2 (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | 半導体用導電性樹脂ペースト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33472795A JP3449846B2 (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | 半導体用導電性樹脂ペースト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09176607A JPH09176607A (ja) | 1997-07-08 |
JP3449846B2 true JP3449846B2 (ja) | 2003-09-22 |
Family
ID=18280547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33472795A Expired - Fee Related JP3449846B2 (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | 半導体用導電性樹脂ペースト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3449846B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018216814A1 (ja) * | 2017-05-26 | 2018-11-29 | 株式会社カネカ | 導電性ペースト組成物、それで形成した電極を含む装置、および、導電性ペースト組成物の製造方法 |
-
1995
- 1995-12-22 JP JP33472795A patent/JP3449846B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09176607A (ja) | 1997-07-08 |
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