JP3449740B2 - 工事情報表示装置 - Google Patents

工事情報表示装置

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JP3449740B2
JP3449740B2 JP31216592A JP31216592A JP3449740B2 JP 3449740 B2 JP3449740 B2 JP 3449740B2 JP 31216592 A JP31216592 A JP 31216592A JP 31216592 A JP31216592 A JP 31216592A JP 3449740 B2 JP3449740 B2 JP 3449740B2
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八郎 池田
典明 宮本
礼一 野坂
譲之 森田
徹也 林
泰行 大和田
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国土交通省東北地方整備局長
帝国繊維株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、道路工事現場における
工事情報を一般ドライバーに提供する工事情報表示装置
に関し、更に詳しくは、視認性、誘導性に優れた工事情
報表示装置に関する。 【0002】 【従来の技術】道路を完全通行止めにせずに道路工事を
行うには、道路工事区域を左右の対向車線の一方に限定
し、他方を交互通行させるようにしている。このような
道路工事を行うときは、道路工事側車線の工事現場の前
後に、車両の突入を防止するバリケード等の安全設備を
設置すると共に、工事情報表示装置を設置し、一般ドラ
イバーに工事情報を提供することにより突入事故を回避
し、作業者の安全を守るようにしている。しかし、この
ような工事情報表示装置を工事現場に運搬したり、また
その工事現場において工事位置が変わる度に撤去、移
動、再敷設などをすることは非常に面倒であるため、作
業効率を著しく低下させる原因になっていた。 【0003】このような工事情報表示装置の工事現場へ
の運搬や、また工事現場での撤去、移動、再敷設等の作
業効率を向上するため、工事情報表示装置を予め移動車
両に搭載し、これをそのまま工事現場に運搬して使用す
るようにしたものが使用されている。しかし、このよう
に車両に搭載される工事情報表示装置は、その幅が道路
運送車両の保安基準の規制によって車幅以上に広げるこ
とができないので、他方の車線を通行する一般ドライバ
ーに対する視認性、誘導性が不十分となっていた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、機動
性に優れた車両搭載型の工事情報表示装置において、一
般ドライバーに対する視認性、誘導性を向上するように
した工事情報表示装置を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明に係る工事情報表
示装置は、表示部を備えた車両搭載型の工事情報表示装
置において、前記表示部を表示装置の左右方向に移動可
能にすると共に、車幅内の位置から車幅より突出させた
右外側の位置と車幅より突出させた左外側の位置との
ずれにも切換え自在にしたことを特徴とするものであ
る。 【0006】このように機動性に優れた車両搭載型の工
事情報表示装置において、表示部を左右方向に移動可能
にしたことにより、この表示部を車幅から突出させて左
右の車線の上方にまで延長することができるので、一般
ドライバーに対する視認性、誘導性を向上することがで
きる。また、車幅の右外側及び左外側のいずれにも延長
できるので、工事車線が左右いずれに変わっても、車両
の向きなどを変更することなく簡単に切換えを行うこと
ができる。 【0007】以下、本発明の構成について添付の図面を
参照して説明する。図において、突入防止用車両1は運
転席の後部に道路工事に関する交通情報を表示するため
の工事情報表示装置2を備えていると共に、荷台3上に
衝突エネルギー吸収装置4を備えている。工事情報表示
装置2は、荷台3に立設されたアーチ状の支柱5の上部
に軸支されており、油圧シリンダ6の伸縮によって倒伏
状態から起立状態にまで姿勢変更可能になっている。こ
の工事情報表示装置2は起立状態における車両後方側が
表示面となっており、この表示面にメッセージ板7及び
複数のストロボライト8が設けられている。メッセージ
板7はドライバーに対する情報を文字等により表示する
ようになっており、LED式表示板等から構成すること
ができる。また、工事情報表示装置2の内部には、左右
方向にスライド可能な表示部9a,9bが収納されてい
る。この表示部9a,9bは、不図示のモーターを駆動
源とし、このモーターに連結されたピニオンとラックと
の組み合わせによってリニアガイドに沿ってスライド
し、工事情報表示装置2の左右の側面から突出するよう
になっている。下側の表示部9aの表示面には赤青2色
の信号機10が設けられており、上側の表示部9bの表
示面には複数のストロボライト11が設けられている。
なお、支柱5の上部において工事情報表示装置2が起立
状態にあるときに、表示部9a,9bの高さが道路構造
令の建築限界より高くなるように設計すれば、この表示
部9a,9bを通行車線に対してオーバーハングさせて
も一般車両に接触することはない。 【0008】一方、衝突エネルギー吸収装置4は、荷台
3上に一対の緩衝ボックス12を起立状態で前後に移動
可能に支持すると共に、この一対の緩衝ボックス12を
荷台後方の位置で左右方向に倒伏することにより、倒伏
後の一対の緩衝ボックス12の全幅を車幅よりも大きく
するように構成されている。緩衝ボックス12は、外力
に対して変形することで衝撃エネルギーを吸収するもの
であればよく、細密に区画された中空のアルミニウム材
やウレタン等のショック吸収材料によって構成すること
ができ、これらを組み合わせるようにしてもよい。 【0009】また、突入防止用車両1の両側部には、そ
れぞれ防護フェンス13が設けられている。この防護フ
ェンス13はそれぞれ伸縮自在な3本の支持アームによ
り支持されており、この支持アームの伸縮によって車幅
方向に拡張可能になっている。上述のように構成される
突入防止用車両1において、移動時には工事情報表示装
置2及び一対の緩衝ボックス12が、図1及び図2に示
すように折り畳んだ状態で荷台3に格納されている。こ
のため、工事情報表示装置2を高くしても車高が道路運
送車両の保安基準に違反することはなく、また緩衝ボッ
クス12を大きくしても車幅や車両長さが道路運送車両
の保安基準に違反することはない。 【0010】一方、作業時には突入防止用車両1を道路
工事現場の手前に停止させ、図3及び図4に示すよう
に、工事情報表示装置2を起立状態にすると共に、表示
部9a,9bを工事情報表示装置2から左右にスライド
させることにより、車幅から突出させて左側又は右側の
車線の上方にまで延長する。このように工事車線に隣接
する通行車線の上方に表示部9a,9bを延長し、その
信号機10及びストロボライト11によって工事情報を
提供することにより、一般ドライバーに対する視認性、
誘導性を向上することができる。しかも、表示部9a,
9bは、工事車線に対応して右側及び左側のいずれにも
延長することができる。 【0011】また、本実施例では、一対の緩衝ボックス
12を荷台後方の位置で左右方向に倒伏し、一対の緩衝
ボックス12の全幅を車幅よりも大きくすると共に、防
護フェンス11を車幅方向に拡張することにより、一般
車両の工事現場への突入事故を防止するようにしてい
る。このように緩衝ボックス12又は防護フェンス11
が車幅方向に拡張するタイプの突入防止用車両1に、本
発明の工事情報表示装置2を搭載するようにすることに
より、これら緩衝ボックス12、防護フェンス11の存
在にかかわらず通行車線の上方に表示部9a,9bを延
長することができるので、より一層効果的な視認性、誘
導性を発揮することができる。 【0012】本発明において、スライド可能な表示部に
は、上記実施例のように信号機やストロボライトのほ
か、メッセージ板等の他の表示手段を設けるようにする
ことができる。また、本発明の工事情報表示装置を搭載
する車両は特に限定されることはなく、上記実施例のよ
うな突入防止用車両のほか、トラック等の工事用車両等
にも搭載することができる。 【0013】 【発明の効果】上述したように本発明によれば、機動性
に優れた車両搭載型の工事情報表示装置において、信号
機等の表示部を左右方向に移動可能にしたことにより、
この表示部を車幅から突出させて左右の車線の上方にま
で延長することができるので、一般ドライバーに対する
視認性、誘導性を向上することができ、しかも車幅の右
外側及び左外側のいずれの方向にも切換え自在にしたこ
とにより、工事車線が左右いずれに変わっても、車両の
向きなどを変更することなく簡単に切換えを行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例からなる工事情報表示装置を備
えた突入防止用車両の移動時の状態を示す側面図であ
る。 【図2】本発明の実施例からなる工事情報表示装置を備
えた突入防止用車両の移動時の状態を示す斜視図であ
る。 【図3】本発明の実施例からなる工事情報表示装置を備
えた突入防止用車両の作業時の状態を示す斜視図であ
る。 【図4】本発明の実施例からなる工事情報表示装置を備
えた突入防止用車両の作業時の状態を示す正面図であ
る。 【符合の説明】 1 突入防止用車両 2 工事情報表示装置 7 メッセージ板 8,11 ストロボライト 9a,9b 表示部 10 信号機
フロントページの続き (72)発明者 宮本 典明 宮城県多賀城市桜木3丁目6番1号 建 設省東北地方建設局 東北技術事務所内 (72)発明者 野坂 礼一 東京都中央区日本橋2丁目5番13号 帝 国繊維株式会社内 (72)発明者 森田 譲之 愛知県名古屋市中村区名駅南1丁目16番 21号 三井物産株式会社 中部支社内 (72)発明者 林 徹也 東京都品川区北品川1丁目8番20号 金 剛自工株式会社内 (72)発明者 大和田 泰行 東京都大田区東馬込1丁目30番4号 株 式会社長野計器製作所内 (56)参考文献 実開 平3−40311(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 11/00 G09F 21/04

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 表示部を備えた車両搭載型の工事情報表
    示装置において、前記表示部を表示装置の左右方向に移
    動可能にすると共に、車幅内の位置から車幅より突出さ
    せた右外側の位置と車幅より突出させた左外側の位置と
    いずれにも切換え自在にした工事情報表示装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170002431U (ko) * 2015-12-28 2017-07-06 이충규 차량장착용 교통 안내장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170002431U (ko) * 2015-12-28 2017-07-06 이충규 차량장착용 교통 안내장치
KR200484011Y1 (ko) * 2015-12-28 2017-07-19 이충규 차량장착용 교통 안내장치

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