JP3449735B2 - メロンのヘタ測定装置 - Google Patents

メロンのヘタ測定装置

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JP3449735B2 JP35714691A JP35714691A JP3449735B2 JP 3449735 B2 JP3449735 B2 JP 3449735B2 JP 35714691 A JP35714691 A JP 35714691A JP 35714691 A JP35714691 A JP 35714691A JP 3449735 B2 JP3449735 B2 JP 3449735B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、マスクメロン、夕張メ
ロン、アンデスメロンなどのようにヘタ(果梗)が付い
た状態で流通するメロンのヘタを測定する装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来、ヘタ付きメロンは出荷時に外観評
価が行われ、その評価項目は表面色、ネットの方向性、
色、幅などであるが、ヘタの形状も考慮されるのが一般
的である。それは、ヘタの形状の良否が見た目の良さに
関係するためである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のヘタの
形状評価は、検査員が目視によりいちいち行っていたの
で、検査員の違いにより評価が異なったり、または同一
の検査員でも長時間にわたって検査をするようなときに
は疲労などに起因してその評価にばらつきが生じたり、
というような問題が生じていた。そのため、従来のヘタ
の形状評価は精度、および信頼性が劣るという問題があ
った。 【0004】そこで、本発明は、ヘタ付きメロンのヘタ
の形状評価の精度、および信頼性の向上を図るととも
に、その自動化により省力化を実現するため、流通状態
のメロンのヘタの形状を測定することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、以下のように構成した。 【0006】すなわち、本発明は、ヘタ付きメロンを撮
影する撮像手段と、撮影したメロンの画像からヘタの
部分を抽出する抽出手段と、該抽出した画像からヘタの
頭部の中心位置座標を算出し、該中心位置座標を通る2
つの直線回帰式を求めることにより頭部の左右の傾きを
測定する測定手段を備えてなる。 【0007】 【作用】本発明では、撮像手段がヘタ付きメロンを撮影
し、抽出手段がその撮影したメロンの画像からヘタの部
分を抽出する。このように抽出されたヘタの画像からヘ
タの頭部の中心位置座標を算出し、ついで、該中心位置
座標を通る2つの直線回帰式を求め、各直線回帰式の回
帰係数をヘタの頭部の傾きとする。 【0008】 【実施例】本発明の第1実施例について、図1を参照し
て説明する。 【0009】図1において、1はヘタ(果梗)が付いた
ヘタ付きメロンに近赤外線光を照射する光源であり、左
右に配置する。メロンの上方には、メロンからの反射光
のうち水分吸収帯域(波長が1.4μm付近、または
1.9μm付近)の近赤外線のみを通過させるフィルタ
2を配置する。フィルタ2の後方には、そのフィルタ2
を通過した光に感応する撮像素子(センサ)で構成する
画像入力装置(カメラ)3を配置する。画像入力装置3
は、カメラコントローラ4を介して画像処理装置5に接
続する。画像処理装置5はCPUやメモリからなり、画
像入力装置3からの入力画像を後述のように処理する。
画像処理装置5はシステムコントローラ6に接続し、シ
ステムコントローラ6には表示装置(CRT)7を接続
する。 【0010】次に、このように構成する第1実施例の画
像処理例について、図2のフローチャートを参照して説
明する。 【0011】いま、光源1から放射された近赤外線はメ
ロンに照射され、そのメロンからの反射光のうち水分吸
収帯域(1.4μm付近、または1.9μm付近)の近
赤外線のみがフィルタ2を通過する。従って、画像入力
装置3で撮影して得られる画像は、水分情報から形成さ
れるものである。 【0012】そこで、画像入力装置3で撮影したその画
像を取り込む(S1)。次に、所定のしきい値により2
値化してメロンのヘタの部分を抽出すると(S2)、図
3(A)で示すような画像が得られる。この抽出したヘ
タはほぼT字状であり、メロン本体とつながっている首
部と、その首部の上端から左右に向けて延びる頭部とか
らなる。 【0013】次いで、その抽出したヘタを構成するy方
向の画素の分布を測定すると(S3)、その測定結果と
して例えば図3(B)で示すものが得られる。そして、
その分布測定の結果に基づきヘタの首部の位置x1,x
2を、次の(1)式により算出される高さThに対応す
る位置に決定する(S4)。 【0014】 Th=Pmax・α (1) さらにヘタの首部の中心位置aを、上記で求めた位置x
1,x2の値を用いて次の(2)式により算出する(S
5)。 【0015】 a={x1+(x2−x1)/2} (2) 引き続いて、ヘタの頭部の中心位置bを、次の(3)式
を用いて算出する(S6)。 【0016】 b={y1+(y2−y1)/2}/2 (3) (3)式において、y1はヘタの頭部の最小値、y2は
ヘタの頭部の最大値である。 【0017】次に、このようにして算出した中心位置
(a,b)を、先に抽出したヘタの画像上に変換し、こ
の変換した座標を(a´,b´)とする(S7)。そし
て、ヘタの頭部の各y方向における画素の中心位置を算
出し(S8)、その算出した各位置に基づいて最小2乗
法により、図3(C)で示すように座標(a´,b´)
を通る直線回帰式Y1,Y2を求める(S9)。 【0018】このように求めた直線回帰式Y1,Y2の
各回帰係数は、ヘタの頭部の右方向および左方向の傾き
に対応するので、その回帰係数をヘタの頭部の傾きとす
る(S10)。その後、ヘタの頭部の長さを算出し(S
11)、その算出した長さと上記で求めた傾きに基づい
てヘタの頭部の形状評価を行う(S12)。なお、ヘタ
の頭部の太さも算出し、その太さも加味してヘタの形状
評価を行うようにしてもよい。 【0019】ところで、ヘタの頭部の傾きについてのみ
の評価を行いたいときには、図2のステップS10での
処理を終了後に図4で示すフローチャートに移行する。
すなわち、ステップS10で求めたヘタの頭部の左右の
傾きを示す回帰係数が「良い」、「普通」、「悪い」の
いずれに属するかの判定が行われ(S21〜S23)、
その結果に応じてヘタの頭部の傾きのランクを確定する
(S24〜S27)。 【0020】以上の画像処理例では、上記のように水分
吸収帯域の近赤外線により得られる画像を利用したが、
これに代えてメロンをカラーカメラで撮影し、そのカラ
ー画像を利用してもよいこと勿論である。 【0021】以上述べたように、第1実施例の画像処理
例では、ヘタ付きメロンの画像からヘタを抽出し、その
抽出したヘタの首部から左右にのびる頭部の長さ方向の
中心線の位置を算出し、その算出した各位置に基づいて
最小2乗法により直線回帰を行ってヘタの頭部の傾きを
求めるとともに、ヘタの頭部の長さを算出し、この求め
た傾きと長さによりヘタの形状評価を行うようにしたの
で、ヘタの形状評価の精度、および信頼性の向上が図れ
る。 【0022】次に、本発明の第2実施例について、図5
を参照して説明する。 【0023】図5において、11は搬送装置15で搬送
されてくるヘタ付きメロンを撮影するカメラであり、こ
のカメラ11はカメラコントローラ12を介して画像処
理装置13に接続する。画像処理装置13はCPU、メ
モリ、CRTなどからなり、カメラ11で撮影した画像
を後述のように処理する。さらに画像処理装置13は、
システムコントローラ14に接続する。 【0024】次に、このように構成する第2実施例の画
像処理例について、図6を参照して説明する。 【0025】まず、カメラ11で撮影したヘタ付きメロ
ンの画像を取り込み(S31)、その画像から図7
(A)で示すようにヘタの部分を抽出し、その抽出した
ヘタの画像の画素分布を求めると(S32)、図7
(B)で示すような分布が得られる。次に、その求めた
画素分布を微分処理すると(S33)、図7(C)で示
すようにヘタの首部の位置が求まる。 【0026】さらに、その求めたヘタの首部の位置を利
用し、先に抽出したヘタの画像から首部を除去するとと
もに、首部から左右にのびる頭部を評価するためにウイ
ンドウを設定する(S34)。そして、抽出したヘタの
頭部の中心線の位置を算出し(S35)、その算出した
各位置に基づいて1次回帰式Y=aX+b、および決定
係数を求める(S36)。 【0027】その求めた1次回帰式の回帰係数aはヘタ
の頭部の傾きに対応する。また、その求めた決定係数は
ヘタの頭部の直線度を表し、頭部が曲がっているときに
は小さな値となる。一般に、ヘタの頭部は水平なものが
よいとされている。そこで、1次回帰式の回帰係数a
が、α1<a≦α2(α1,α2はあらかじめ設定した
定数)を満たし、しかも決定係数があらかじめ定めた定
数α3よりも大きいときにはヘタの形状を「良」と決定
し、それ以外のときにはヘタの形状を「不良」と決定す
る(S37〜S40)。 【0028】以上のように第2実施例の画像処理例で
は、ヘタ付きメロンの画像からヘタを抽出し、そのヘタ
から首部を除去して左右にのびる頭部のみを抽出し、そ
の抽出した頭部の中心線の位置を算出し、その算出した
各位置に基づいて1次回帰式を求め、その結果によりヘ
タの頭部の方向性を評価するようにしたので、ヘタの形
状評価の精度、および信頼性の向上が図れる。 【0029】 【発明の効果】以上説明したように本発明では、撮影し
たメロンの画像からヘタの部分を抽出し、該抽出した画
像からヘタの頭部の中心位置座標を算出し、該中心位置
座標を通る2つの直線回帰式を求めることにより頭部の
左右の傾きを測定するようにしたので、流通状態でのメ
ロンのヘタの傾きを測定できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1実施例のブロック図である。 【図2】第1実施例の画像処理の一例を示すフローチャ
ートである。 【図3】その画像処理例を説明する図である。 【図4】ヘタの傾きについてのみの評価を行う場合のフ
ローチャートである。 【図5】本発明の第2実施例のブロック図である。 【図6】第2実施例の画像処理の一例を示すフローチャ
ートである。 【図7】その画像処理例を説明する図である。【符号の説明】 1 光源 3 画像入力装置 5,13 画像処理装置 11 カメラ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】ヘタ付きメロンを撮影する撮像手段と、
    撮影したメロンの画像からヘタの部分を抽出する抽出手
    段と、該抽出した画像からヘタの頭部の中心位置座標を
    算出し、該中心位置座標を通る2つの直線回帰式を求め
    ることにより頭部の左右の傾きを測定する測定手段を備
    えてなるメロンのヘタ測定装置。
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JP5443729B2 (ja) * 2008-10-29 2014-03-19 三菱重工印刷紙工機械株式会社 製函用シート材のジョイント部検査装置及び方法、並びに製函用シート材の折れ精度検査装置及び方法

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