JP3449645B2 - 光機能デバイス及びその駆動方法 - Google Patents

光機能デバイス及びその駆動方法

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JP3449645B2 JP17803594A JP17803594A JP3449645B2 JP 3449645 B2 JP3449645 B2 JP 3449645B2 JP 17803594 A JP17803594 A JP 17803594A JP 17803594 A JP17803594 A JP 17803594A JP 3449645 B2 JP3449645 B2 JP 3449645B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光変調器、モード変換
器、波長フィルタ、モード制御器などの光機能デバイ
ス、及びその駆動方法に関し、特に、選択される特定の
波長を変化させることのできるチューナブルな光機能デ
バイスに関する。
【0002】光機能デバイスの1つであるモード変換器
は、電極間に生じる電界を利用して、光導波路を伝搬す
る特定波長の光に対しTEモードとTMモードとの間で
モード変換を行う。モード変換器の多くは、モード変換
される光の波長を可変することのできるチューナブルな
ものとなっており、実用の際には波長の可変幅を大きく
とれることが望まれている。
【0003】
【従来の技術】図8は従来のモード変換器80を示す図
である。モード変換器80は、電気光学材料からなる基
板81上に、光導波路82が形成され、その上に絶縁膜
層83が堆積され、モード変換用の2つの櫛型電極8
4,85、及びチューニング用の電極86が配置されて
構成されている。図示の基板81は、xカットのLiN
bO3 からなり、光導波路82はy軸に沿った方向に設
けられている。
【0004】2つの櫛型電極84,85間には一定の電
圧VMCの電源87を接続し、櫛型電極84,85間の電
圧を一定とする。チューニング用の電極86には電圧V
TUを可変することのできる電源88を接続し、電極86
に印加する電圧VTUを変化させて光導波路82内の屈折
率を変化させ、これによりモード変換する波長λを変化
させてチューニングを行う。
【0005】ここで、各櫛型電極84,85の電極片の
ピッチをΛ、TEモード及びTMモードにおける実効屈
折率をNTE,NTMとすると、モード変換器80に偏向入
射した光のうち、次の(1)式を満たす波長λの光がモ
ード変換されて取り出される。
【0006】λ=Λ|NTE−NTM| ……(1) 電極86に印加される電圧VTUの値に対応して屈折率の
差ΔN(=|NTE−N TM|)が変化するので、波長可変
幅Δλは電圧VTUの変化幅に比例する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電気光学効果
によって|NTE−NTM|を制御する従来のモード変換器
80では、本質的に|NTE−NTM|の変化量が小さく、
電圧VTUの変化幅と比較して波長可変幅Δλが小さいと
いう問題があった。
【0008】通常、光機能デバイスとして要望される波
長可変幅Δλは10〜100nm程度であると考えられ
るが、例えば10nmの波長可変幅Δλを得るには電圧
TUの可変幅として200V程度が必要である。しか
し、このような高い電圧を印加した場合には、基板81
が絶縁破壊されて電流が流れ、その熱で電極,85,8
6が融けてしまう。したがって、電圧VTUの可変幅とし
ては数十Vが限度であり、実際には数V程度とされてお
り、得られる波長可変幅Δλは極めて不充分である。
【0009】一方、熱光学効果によっても光導波路の屈
折率が変化することが知られている。例えばLiNbO
3 の場合では、常光に対する屈折率n0 の温度による変
化は無視できるが、異常光に対する屈折率ne の温度係
数dne /dtは、波長1.5μm帯で約4×10-5
℃となり、僅かな温度変化で大きな屈折率変化を得るこ
とができる。
【0010】このような熱光学効果を利用するために、
モード変換器の全体を恒温槽に入れて温度を調整し、チ
ューニングを行うことが提案されているが、装置が膨大
となるため実用的でない。
【0011】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、簡単な構成によって熱光学効果を利用し、低い電
圧によって大きい波長可変幅を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る光
機能デバイスは、光導波路が表面に形成された電気光学
材料からなる基板上に、前記光導波路を加熱するための
はしご型電極と、前記光導波路に電界を加えるための櫛
型電極とが、前記光導波路に沿って配置されて構成され
る。
【0013】請求項2の発明に係る光機能デバイスは、
光導波路が表面に形成された電気光学材料からなる基板
上に、所定の間隔で配置された複数の電極片の両端がそ
れぞれ導電電極によって接続されてなるはしご型電極
と、前記はしご型電極の電極片間に配置された複数の電
極片の一端が導電電極によって接続されてなる櫛型電極
と、が形成されてなる。
【0014】請求項3の発明に係る光機能デバイスは、
前記はしご型電極及び前記導電電極の表面に、畜熱のた
めの絶縁膜層が形成されてなる。請求項4の発明に係る
光機能デバイスは、光導波路が表面に形成された電気光
学材料からなる基板上に、前記光導波路を加熱するため
の第1のはしご型電極と、前記光導波路に電界を加える
ための第2のはしご型電極とが、前記光導波路に沿って
配置されて構成される。
【0015】請求項5の発明に係る光機能デバイスは、
光導波路が表面に形成された電気光学材料からなる基板
上に、所定の間隔で配置された複数の電極片の両端がそ
れぞれ導電電極によって接続されてなる第1のはしご型
電極と、前記第1のはしご型電極の電極片間に配置され
た複数の電極片の両端がそれぞれ導電電極によって接続
されてなる第2のはしご型電極と、が形成されてなる。
【0016】請求項6の発明に係る光機能デバイスは、
前記第1のはしご型電極及び前記第2のはしご型電極の
表面に、畜熱のための絶縁膜層が形成されてなる。請求
項7の発明に係る光機能デバイスは、前記基板の表面
に、前記光導波路に沿った溝が設けられてなる。
【0017】請求項8の発明に係る駆動方法は、前記は
しご型電極の電極片に電流を流して発熱させ、前記はし
ご型電極の電極片と前記櫛型電極の電極片との間に偏向
用の電圧を印加する。
【0018】請求項9の発明に係る駆動方法は、前記第
1及び第2のはしご型電極の電極片に電流を流して発熱
させ、前記第1のはしご型電極の電極片と前記第2のは
しご型電極の電極片との間に偏向用の電圧を印加する。
【0019】
【作用】はしご型電極、第1のはしご型電極、又は第2
のはしご型電極の電極片に電流を流すことにより、それ
ら電極片は発熱し、これによって光導波路が加熱され
る。光導波路は、加熱されて温度が上昇することによ
り、その屈折率が変化し、その結果、可変波長幅が広が
る。
【0020】畜熱のための絶縁膜層が形成された場合に
は、電極片による熱の拡散が防止され、電力の有効利用
が図られる。光導波路に沿った溝が設けられた場合に
は、電極片による熱の拡散が防止され、電力の一層の有
効利用が図られる。
【0021】
【実施例】図1は本発明に係るモード変換器1の正面
図、図2は図1のモード変換器1のII−II線矢視断面図
である。
【0022】モード変換器1は、基板11、光導波路1
2、1層目の絶縁膜層13、はしご型電極14、2層目
の絶縁膜層15、及び櫛型電極16からなっている。基
板11は、電気光学材料、例えばニオブ酸リチウム(L
iNbO3 )の結晶からなる。本実施例では、幅5m
m、長さ30mm、厚さ1mm程度の板状体に、結晶の
x軸に沿ってカットされ、yz表面のy軸方向に光導波
路12が形成される。
【0023】すなわち光導波路12は、基板11上に厚
さ1000Åのチタン(Ti)を約7μmの幅で蒸着パ
ターン化した後、湿潤酸素雰囲気中において温度105
0℃で10時間拡散させて形成される。光導波路12の
形成後、0.5〜1μm程度のSiO2 を堆積して絶縁
膜層13を形成し、温度600℃で10時間のアニール
処理を行う。
【0024】次に、絶縁膜層13の上に、金属薄膜を真
空蒸着法などによって蒸着し、フォトリソグラフィー
法、エッチング法などによってはしご型電極14を形成
する。はしご型電極14は、光導波路12に沿って所定
の間隔Λで配置された複数の電極片31,31…と、各
電極片31の両端をそれぞれ接続する導電電極32,3
3からなる。電極片31は、そこに電流が流れることに
より発熱し、光導波路12を加熱するためのものであ
る。導電電極32,33は、各電極片31に均一に電流
を供給するためのものであり、電気抵抗を下げるために
金属皮膜を付加してもよい。
【0025】はしご型電極14の一方の導電電極32と
各電極片31の一部を含む表面に、リフトオフ法などに
よってSiO2 などの絶縁膜層15を形成し、温度60
0℃で10時間のアニール処理を行う。更にその上に、
金属薄膜を真空蒸着法などによって蒸着し、フォトリソ
グラフィー法、エッチング法などによって櫛型電極16
を形成する。
【0026】櫛型電極16は、はしご型電極14の各電
極片31の中間に配置された複数の電極片41,41…
と、各電極片41の一端を接続する導電電極42からな
る。電極片41の一部及び導電電極42は絶縁膜層15
の上に形成されているが、電極片41の先端部分は絶縁
膜層13の上に形成されている。
【0027】このように作製されたモード変換器1は、
図示しない適当な金属製のハウジングに収納されてい
る。次に、モード変換器1の駆動方法及び動作について
説明する。
【0028】はしご型電極14の両導電電極32,33
間には、電圧VH を可変することのできる電源21が接
続されている。この電源21は、電圧VH の中点が接地
され、モード変換器1のハウジングに接続されている。
したがってはしご型電極14の各電極片31の中央部は
接地電位となる。電圧VH を可変することにより、各電
極片31に流れる電流が可変され、電極片31による発
熱量を調整して光導波路12の温度を調整することがで
きる。これによって、光導波路12の屈折率が可変され
る。
【0029】櫛型電極16の導電電極42には、一定の
電圧VMCの電源20が接続され、各電極片41には電圧
MCに等しい電位に維持される。これによって、光導波
路12の近傍において、電極片31と電極片41との間
でx方向の電界が効果的に発生し、モード変換が行われ
る。
【0030】すなわち、電源20の電圧VMCによって、
光導波路12に沿ってx軸方向の周期的な電界が発生す
る。光導波路12内では、TEモードとTMモードとの
間でモード変換が生じ、特定の波長に対しては100%
のモード変換が生じる。光導波路12の入出力部分に直
行ニコルの関係の偏光子及び検光子を配置することによ
り、特定の波長に対してのみ100%のモード変換が生
じ、検光子からその波長の光出力が得られ、波長フィル
タとして機能することになる。
【0031】そして、モード変換される光の波長λは、
電源21の電圧VH を調整することによって連続的に選
択される。熱光学効果によると、僅かな温度変化で大き
な屈折率変化を得ることができるので、電圧VH の最大
値として10〜20V程度のものを用いることによっ
て、充分な可変波長幅Δλを得ることができる。
【0032】例えば、波長λが1.5μm帯である場合
には、櫛型電極16及びはしご型電極14の電極片4
1,31のピッチΛは20.3μmとなり、櫛型電極1
6及びはしご型電極14の長さを25mmとし、温度変
化範囲を15℃とすることにより、可変波長幅Δλを約
10nmとすることができる。
【0033】図3は本発明に係る他の実施例のモード変
換器1aの正面図、図4は図3のモード変換器1aのIV
−IV線矢視断面図である。図3及び図4において、図1
及び図2における要素と同一の機能を有する要素には同
一の符号を付して説明を省略し又は簡略化する。以下同
様である。
【0034】モード変換器1aは、基板11、光導波路
12、1層目の絶縁膜層13、はしご型電極14a、2
層目の絶縁膜層15a、及びはしご型電極16aからな
っている。
【0035】絶縁膜層15aは、はしご型電極14aの
電極片31の中央部分を除く表面に形成されている。は
しご型電極16aは、電極片43の一部及び導電電極4
4,45が、絶縁膜層15aの上に形成され、電極片4
3の中央部分が絶縁膜層13の上に形成されている。
【0036】次に、モード変換器1aの駆動方法及び動
作について説明する。はしご型電極14aの両導電電極
32,33間には、電圧VH1を可変することのできる電
源21aが接続されている。この電源21aは、電圧V
H1の中点が接地され、モード変換器1aのハウジングに
接続されている。したがってはしご型電極14aの各電
極片31の中央部は接地電位となる。電圧VH1を可変す
ることにより、各電極片31に流れる電流が可変され、
その発熱量を調整して光導波路12の温度を調整するこ
とができる。これによって、光導波路12の屈折率が可
変される。
【0037】はしご型電極16aの導電電極44,45
間には、電圧VH2を可変することのできる電源21bが
接続され、且つ、電源21bの電圧VH2の中点と接地と
の間に、一定の電圧VMCの電源20が接続されている。
電源21bの電圧VH2を可変することにより、各電極片
43に流れる電流が可変され、その発熱量を調整して光
導波路12の温度を調整することができる。これによっ
て、光導波路12の屈折率が可変される。つまり、モー
ド変換器1aでは、電極片31と電極片43との両方に
よる発熱によって、光導波路12の屈折率が可変され
る。
【0038】電源20によって、はしご型電極14aの
電極片31とはしご型電極16aの電極片43との間に
電圧VMCが印加される。これによって、光導波路12の
近傍において、電極片31と電極片43との間でx方向
の電界が効果的に発生し、モード変換が行われる。
【0039】そして、モード変換される光の波長λは、
電源21aの電圧VH1及び電源21bの電圧VH2を調整
することによって連続的に選択される。電極片31と電
極片43との2種類の発熱体を有しているので、低い電
圧VH1、電圧VH2によって、より広い可変波長幅Δλを
得ることができる。しかし、はしご型電極16aの電極
片43に加熱用の電流を流すことなく、偏向のために用
いてもよい。また、はしご型電極16aの電極片43を
加熱用に用い、はしご型電極14aを偏向用に用いても
よい。
【0040】図5は他の実施例に係るモード変換器1b
の断面図である。図5は図2と同様な位置において断面
して示す図である。モード変換器1bは、図1及び図2
に示すモード変換器1の最上層に、SiO 2 などの熱伝
導性の小さい約1μmの厚さの絶縁膜層17が形成され
たものである。この絶縁膜層17によって蓄熱効果が発
揮され、光導波路12の加熱が効果的に行われるので、
電源21の消費電力の低減を図ることができる。
【0041】図6は他の実施例に係るモード変換器1c
の断面図である。図6は図4と同様な位置において断面
して示す図である。モード変換器1cは、図3及び図4
に示すモード変換器1aの最上層に、SiO2 などの熱
伝導性の小さい絶縁膜層18が形成されたものである。
この絶縁膜層18によって蓄熱効果が発揮され、光導波
路12の加熱が効果的に行われるので、電源21a,2
1bの消費電力の低減を図ることができる。
【0042】図7は他の実施例に係るモード変換器1d
の断面図である。図7は図4と同様な位置において断面
して示す図である。モード変換器1dにおいては、光導
波路12に沿って、その両側に、幅が10μm程度の溝
19a,19bが形成されている。溝19a,19b
は、基板11の表面に絶縁膜層13を形成した後に、エ
ッチング法などによって形成され、その後に、はしご型
電極14bが、溝19a,19bの表面に沿って形成さ
れる。この溝19a,19bによって、光導波路12の
熱の幅方向の拡散が防止され、蓄熱効果がさらに向上
し、消費電力の一層の低減が図られる。モード変換器1
dにおいて、その最上層に、上述のような絶縁膜層を形
成し、さらに一層の蓄熱を図ってもよい。
【0043】上述の実施例において、基板11はxカッ
トのものであるが、カットの軸によって、チューニング
特性、選択特性などが異なる。したがって、必要な特性
に応じてカット軸が決定される。基板11としてLiN
bO3 の結晶を用いた場合を説明したが、熱光学効果を
有する光導波路12の形成が可能な種々の材料を用いて
よい。
【0044】上述の実施例において、はしご型電極1
4,14a,16a及び櫛型電極16、の電極片31,
41,43のピッチ、個数、形状は、上述以外に種々変
更することができる。電源21,21a,21bとし
て、2つの電源を直列に接続して使用してもよい。ま
た、電源21,21a,21bに中点を設けることな
く、一方の側を接地することも可能である。その他、モ
ード変換器1,1a,1b,1c,1dの全体又は各部
の構成、形状、寸法、材質などは、本発明の主旨に沿っ
て種々変更することができる。
【0045】
【発明の効果】請求項1の発明によると、簡単な構成に
よって熱光学効果を利用し、低い電圧によって大きい波
長可変幅を得ることができる。
【0046】請求項3及び請求項6の発明によると、蓄
熱効果によって光導波路の加熱を効果的に行い、消費電
力の低減を図ることができる。請求項7の発明による
と、一層の蓄熱効果によって消費電力のさらなる低減を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモード変換器の正面図である。
【図2】図1のモード変換器のII−II線矢視断面図であ
る。
【図3】本発明に係る他の実施例のモード変換器の正面
図である。
【図4】図3のモード変換器のIV−IV線矢視断面図であ
る。
【図5】他の実施例に係るモード変換器の断面図であ
る。
【図6】他の実施例に係るモード変換器の断面図であ
る。
【図7】他の実施例に係るモード変換器の断面図であ
る。
【図8】従来のモード変換器を示す図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c,1d モード変換器(光機能デ
バイス) 11 基板 12 光導波路 14 はしご型電極 14a はしご型電極(第1のはしご型電極) 16 櫛型電極 16a はしご型電極(第2のはしご型電極) 17,18 絶縁膜層 31,41,43 電極片 32,33,42,44,45 導電電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−21551(JP,A) 特開 昭60−19109(JP,A) 特開 昭57−168220(JP,A) 特開 平5−11228(JP,A) 特開 昭57−124316(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/035 G02B 6/12 G02B 6/126 G02B 6/14 JSTPLUS(JOIS)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光導波路が表面に形成された電気光学材料
    からなる基板上に、前記光導波路を加熱するためのはし
    ご型電極と、前記光導波路に電界を加えるための櫛型電
    極とが、前記光導波路に沿って配置されてなる、 ことを特徴とする光機能デバイス。
  2. 【請求項2】光導波路が表面に形成された電気光学材料
    からなる基板上に、 所定の間隔で配置された複数の電極片の両端がそれぞれ
    導電電極によって接続されてなるはしご型電極と、 前記はしご型電極の電極片間に配置された複数の電極片
    の一端が導電電極によって接続されてなる櫛型電極と、 が形成されてなることを特徴とする光機能デバイス。
  3. 【請求項3】前記はしご型電極及び前記櫛型電極の表面
    に、畜熱のための絶縁膜層が形成されてなる、 請求項1又は請求項2記載の光機能デバイス。
  4. 【請求項4】光導波路が表面に形成された電気光学材料
    からなる基板上に、前記光導波路を加熱するための第1
    のはしご型電極と、前記光導波路に電界を加えるための
    第2のはしご型電極とが、前記光導波路に沿って配置さ
    れてなる、 ことを特徴とする光機能デバイス。
  5. 【請求項5】光導波路が表面に形成された電気光学材料
    からなる基板上に、 所定の間隔で配置された複数の電極片の両端がそれぞれ
    導電電極によって接続されてなる第1のはしご型電極
    と、 前記第1のはしご型電極の電極片間に配置された複数の
    電極片の両端がそれぞれ導電電極によって接続されてな
    る第2のはしご型電極と、 が形成されてなることを特徴とする光機能デバイス。
  6. 【請求項6】前記第1のはしご型電極及び前記第2のは
    しご型電極の表面に、畜熱のための絶縁膜層が形成され
    てなる、 請求項4又は請求項5記載の光機能デバイス。
  7. 【請求項7】前記基板の表面に、前記光導波路に沿った
    溝が設けられてなる、 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の光機能デバイ
    ス。
  8. 【請求項8】請求項2記載の光機能デバイスの駆動方法
    であって、 前記はしご型電極の電極片に電流を流して発熱させ、前
    記はしご型電極の電極片と前記櫛型電極の電極片との間
    に偏向用の電圧を印加する、 ことを特徴とする光機能デバイスの駆動方法。
  9. 【請求項9】請求項5記載の光機能デバイスの駆動方法
    であって、 前記第1及び第2のはしご型電極の電極片に電流を流し
    て発熱させ、前記第1のはしご型電極の電極片と前記第
    2のはしご型電極の電極片との間に偏向用の電圧を印加
    する、 ことを特徴とする光機能デバイスの駆動方法。
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