JP3492034B2 - 光機能デバイス - Google Patents

光機能デバイス

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気光学効果を利
用した光機能デバイスに関する。光通信において、光変
調器、モード変換器、波長フィルタなどといった種々の
光機能デバイスが用いられている。
【0002】
【従来の技術】電気光学材料の基板内に形成した光導波
路に、櫛形電極を用いて周期的に電界を加えることによ
って、光導波路を伝播する光の偏光モードを、TEモー
ドからTMモードに、又はTMモードからTEモードに
変換することができる。そして、櫛形電極の電極指の配
列周期Λを適当に選定することにより、(1)式で表さ
れる波長λiの光を選択的にモード変換することができ
る。光導波路の後端に、入射光の偏光モードと直交ニコ
ル関係の偏光モードを透過させる検光子を設け、モード
変換後の光を検光子を介して後段へ送り出すようにした
構成のデバイスは波長フィルタとして機能する。
【0003】λi=Λ|NTE−NTM| …(1) NTE:TEモード光の実効屈折率 NTM:TMモード光の実効屈折率 例えば、ニオブ酸リチウム(LiNbO3 )では、屈折
率差|NTE−NTM|が約0.072であり、波長1.5
μmの光を選択する場合には、電極指の配列周期Λを約
20.8μmにすればよい。
【0004】また、従来において、櫛形電極とは別にチ
ューニング電極を設け、電界の印加によって実行屈折率
を変化させて、モード変換の選択波長を可変とする技術
が実用化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のモード変換器で
は、波長フィルタ特性における選択波長λiのメインピ
ーク出力レベルとサイドピーク出力レベルとの差が小さ
い、すなわちサイドピーク出力レベルの抑圧が不十分で
ある、という問題があった。そのため、モード変換器を
光通信に用いた場合には、クロストークの低減が困難で
あった。
【0006】本発明は、波長選択特性を改善することを
目的としている。また、他の目的はは波長可変幅の拡大
を図ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るデ
バイスは、互いに平行な第1及び第2の分波導波路部を
含むマッハツェンダ型の光導波路が形成された電気光学
材料からなる基板と、第1の分波導波路部内に光伝播方
向に沿って周期的に電界を加える、波長選択偏光モード
変換のための第1の電極と、第2の分波導波路部内に前
記光伝播方向に沿って前記第1の電極と同一の周期で電
界を加える、波長選択偏光モード変換のための第2の電
極とを備えており、第1の電極及び第2の電極のそれぞ
れの光伝播方向の長さが互いに異なり、前記第1及び第
2の分波導波路部のそれぞれを伝播する光に対する電界
の印加回数が異なるものである
【0008】光導波路は、1つの線が2つに枝分かれし
て再び1つに合わさるように構成され、分岐点と合流点
との間に互いに平行な2つの分波導波路部を有してい
る。第1及び第2の電極は、基板の結晶軸と光伝播方向
との関係に応じて、例えば櫛形、梯子形などの適切な形
状にパターニングされる。
【0009】光導波路の一端に入射した光は、分岐点で
分波して第1及び第2の分波導波路部を伝播する。各分
波導波路部において、電界の周期に対応した波長成分に
対して、選択的にTE−TMモード変換が行われる。2
つの分波導波路部の間で電界の周期は実質的に等しいの
で、波長選択特性の中心波長は等しい。しかし、各電極
の長さ、すなわち電界の印加回数が異なるので、各分波
導波路部の間で波長選択特性が微妙に相違する。各分波
導波路部から射出した所定モードの光は、光導波路の合
流点で合成される。
【0010】このように光を一旦分波して分波光毎にモ
ード変換処理(電界の印加)を加え、処理後の光を合成
することにより、分波を行わずにモード変換処理を加え
る場合とは異なる波長選択特性を得ることができる。す
なわち、各分波導波路部の波長選択特性を適切に選定す
ることにより、光導波路の全体的な波長選択特性を改善
することができる。
【0011】請求項2の発明に係るデバイスは、基板の
上に光導波路を加熱するための発熱体を有している。発
熱体に流す電流を調整することにより、光導波路の温度
を制御することができる。温度の変化に応じて熱光学効
果によって光導波路の屈折率が変わるので、光導波路の
温度制御によって選択波長λiのチューニングを行うこ
とができる。チューニングに熱光学効果を利用すれば、
電界によるチューニングに比べて、供給電力に対する屈
折率の変化の割合が大きいので、モード変換の選択波長
の可変幅を拡大することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る第1のモード
変換器1の模式平面図であり、図2は図1のb−b矢視
断面図(端面図)である。
【0013】モード変換器1は、電気光学材料からなる
基板11、光導波路12、第1及び第2の櫛形電極1
3,14、一対のチューニング電極15、及び絶縁膜1
7から構成されている。モード変換器1では、基板11
としてZカットのLiNbO3(ニオブ酸リチウム)結
晶が用いられている。基板11の外形寸法は、例えば5
mm(X)×30mm(Y)×1mm(Z)である。
【0014】光導波路12は、互いに平行な一対の分波
導波路部121,122を有したマッハツェンダ型の単
一モード導波路であり、基板11の表層部(結晶構造に
おける−Z方向の表面)に形成されている。分波導波路
部121,122はY方向に延びている。
【0015】第1の櫛形電極13は、分波導波路部12
1に周期的に電界を印加するための電極であり、光伝播
方向(Y方向)に沿って一定のピッチΛで配列された多
数の電極指(櫛歯)と各電極指の一端を繋ぐ連結導体と
からなる。また、第2櫛形電極14は、分波導波路部1
22に周期的に電界を印加するための電極であり、櫛形
電極13と同様に一定のピッチΛで配列された電極指と
それらを繋ぐ連結導体とからなる。これらの櫛形電極1
3,14は光導波路12の外側に配置されている。モー
ド変換器1では、櫛形電極13の電極長L1と櫛形電極
14の電極長L2とが相違する。すなわち、分波導波路
部121と分波導波路部122との間で電界の印加回数
が異なるように、電極形状が選定されている。
【0016】一対のチューニング電極15は、それぞれ
が梯子状の下層151と櫛歯状の上層152とからなる
2層構造の導電性薄膜であり、分波導波路部121と分
波導波路部122との間に対称配置されている。各チュ
ーニング電極15の上層152は、各櫛歯の先端におい
て下層151と接合されている。絶縁膜17は、接合部
を除く部分での下層151と上層152との短絡を防止
する。
【0017】以上の構成のモード変換器1は、次の手順
で作製される。基板11の表面に蒸着によって厚さ10
00Åのチタン(Ti)膜を設け、その薄膜を光導波路
12に対応した形状にパターニングする。各部の幅を7
μm程度とする。そして、湿潤酸素雰囲気中で基板11
を1050℃に加熱し、その状態を10時間にわたって
保持する。この熱拡散処理によって、光導波路12が形
成される。
【0018】導電材料からなる薄膜の成膜及びパターニ
ングによって、チューニング電極15の下層151を形
成する。導電材料としては、各種の金属、又はモリブデ
ンシリサイドなどの非金属の発熱体材料を用いることが
できる。
【0019】続いて、例えばリフトオフ法によって、下
層151の一部が露出するように、二酸化珪素からなる
厚さが0.5〜1μm程度の絶縁膜17を形成し、必要
に応じてアニール処理を行う。そして、再び導電材料か
らなる薄膜を成膜してパターニングし、チューニング電
極15の上層152と櫛形電極13,14とを同時に形
成する。
【0020】このようにして作製されたモード変換器1
は、図示しない適当な金属製のハウジングに収納され
る。その際、波長フィルタを構成する場合には、光導波
路12の入力端に偏光子が配置され、出力端に検光子が
配置される。これら偏光子と検光子との配置関係は直交
ニコルの関係とされる。
【0021】次に、モード変換器1の駆動方法及び動作
について説明する。一方及び他方のチューニング電極1
5は、電圧可変の電源61,62に接続される。これに
よって、下層151と上層152との間に電圧VH1,V
H2が印加され、チューニング電極15が発熱する。そし
て、熱伝導によって分波導波路部121,122の温度
が上昇する。
【0022】電源61,62は、電圧VH1,VH2の中点
電位が接地電位(例えば0V)となるように構成されて
いる。これによって、各チューニング電極15におい
て、櫛形電極13,14と対向する部分の電位がほぼ接
地電位となる。
【0023】電圧VH1,VH2を変化させて分波導波路部
121,122の温度を制御することによって、屈折率
を変化させてモード変換の選択波長λiを調整すること
ができる。基板11の材料であるLiNbO3 では、常
光に対する屈折率n0 の温度依存性は無視できるが、異
常光に対する屈折率ne の温度係数dne /dtは、波
長1.5μm帯で約4×10-5/℃である。したがっ
て、温度を僅かに変化させるだけで屈折率ne を大きく
変化させることができる。つまり、熱光学効果による
と、電圧VH の最大値が10〜20V程度であっても、
実用に充分な波長可変幅Δλ(10〜100nm)を得
ることができる。
【0024】なお、電界の印加によってチューニングを
行う場合には、例えば10nmの波長可変幅Δλを得る
には、電圧の可変幅として200V程度が必要である。
しかし、このような高い電圧を印加した場合には、基板
11又は絶縁膜17に絶縁破壊が生じて過電流が流れ、
それによる熱で電極15が融けてしまう。したがって、
電圧の可変幅としては数十Vが限度であり、得られる波
長可変幅Δλは極めて不充分である。
【0025】一方、櫛形電極13は一定の電圧VMC1を
出力する電源51と接続され、櫛形電極14は一定の電
圧VMC2を出力する電源52と接続される。これによっ
て、分波導波路部121,122を挟んで対向する櫛形
電極13,14の電極指とチューニング電極15との間
に、電圧VMC1,VMC2に対応したx方向の電界が発生
する。つまり、分波導波路部121,122内に、光伝
播方向の周期的な電界分布が生じる。
【0026】分波導波路部121,122内を伝播する
光は、電界を通過する毎に偏光方向が電界強度に応じた
角度だけ回転する。したがって、櫛形電極13,14の
電極長L1,L2に応じて電圧VMC1,VMC2を設定す
れば、選択波長λiの光に対するTEモードとTMモー
ドとの間のモード変換を実現することができる。
【0027】次に、モード変換器1の波長選択特性につ
いて説明する。モード変換の変換効率ηは、例えば
(2)〜(4)式で表される。
【0028】
【数1】
【0029】なお、(2)〜(4)式において、Lは電
極長(光導波路に電界を印加するための電極13,14
の光伝播方向の長さ)、λは任意波長、Γは印加電界の
分布と光の界分布(電界強度分布)との重なり積分の値
(0≦Γ≦1)、r51は電気光学定数、VMCは印加電圧
である。
【0030】図3はモード変換器1の波長選択特性を示
す図である。図3の特性は(2)式に基づく計算によっ
て求めたものである。図3(A)の破線は分波導波路部
121での特性を示し、鎖線は分波導波路部122での
特性を示している。そして、図3(A)及び(B)の実
線は、光導波路12の全体での特性を示している。図3
(B)の破線は、比較例(第1の櫛歯電極のみを用いた
場合)の特性を示している。計算におけるパラメータの
値は表1のとおりであり、選択波長λiは1.55μm
に選定されている。
【0031】
【表1】
【0032】図3(B)において、比較例の場合には
(破線)、波長1.55μmのメインピークの出力レベ
ルを基準とした波長1.541μm,1.559μmの
サイドピークの出力レベルは−9dBである。これに対
して、モード変換器1の場合には(実線)、サイドピー
クの出力レベルは−12dBである。つまり、マッハツ
ェンダ型光導波路12の各分波導波路部121,122
で互いに異なる条件のモード変換を並行して行い、得ら
れた光を合成することにより、サイドピークの抑圧(す
なわち波長選択性の改善)を実現できる。
【0033】図4は第2のモード変換器2の模式平面図
であり、図5は図4のb−b矢視断面図(端面図)であ
る。モード変換器2は、XカットのLiNbO3 結晶か
らなる基板21、基板21の表層部に形成されたマッハ
ツェンダ型の光導波路22、合計4つの梯子形電極2
3,24,25,26、及び絶縁膜27から構成されて
いる。図では梯子形電極23,24に斜線を付してあ
る。
【0034】光導波路22は、互いに平行な2つの分波
導波路部221,222を有している。一方の分波導波
路部221では梯子形電極23,25によってモード変
換が行われ、他方の分波導波路部222では梯子形電極
24,26によってモード変換が行われる。
【0035】梯子形電極23,25は、それぞれの電極
片23a,25aが光伝播方向(Y方向)に沿って交互
に並ぶように、且つ各電極片23a,25aの中央部が
分波導波路部221と重なるように配置されている。梯
子形電極24,26も同様に、それぞれの電極片24
a,26aが光伝播方向(Y方向)に沿って交互に並ぶ
ように、且つ各電極片24a,26aの中央部が分波導
波路部222と重なるように積層配置されている。絶縁
膜27は、梯子形電極23と梯子形電極24との間、及
び梯子形電極24と梯子形電極26との間の絶縁を担
う。
【0036】モード変換器2においては、分波導波路部
221と分波導波路部222との間で電界の印加条件に
差が生じるように、梯子形電極23の電極長L1と梯子
形電極24の電極長L2とが選定されている。つまり、
電極長L1と電極長L2とが相違する。なお、梯子形電
極23,24における電極片23a,24aの配列ピッ
チは同一であり、梯子形電極25,26は、同一形状に
パターニングされている。
【0037】梯子形電極25を電圧可変の電源61に接
続し、梯子形電極25の各電極片25aの両端間に共通
の電圧VH11 を印加すると、各電極片25aが均等に発
熱する。電源61は、出力電圧VH11 の中点電位が接地
電位となるように構成されているので、各電極片25a
における中央位置の電位が、ほぼ接地電位となる。電圧
H11 を変化させて温度を制御することによって、分波
導波路部221の屈折率を変化させることができる。ま
た、梯子形電極23を電圧可変の電源71に接続し、梯
子形電極23の各電極片23aの両端間に共通の電圧V
H21 を印加すると、各電極片23aが均等に発熱する。
このとき、各電極片23aにおける中央位置の電位が、
電源71の出力電圧VH21 の中点電位となる。電圧V
H21 を変化させて温度を制御することによって、分波導
波路部221の屈折率を変化させることができる。つま
り、モード変換器2では、梯子形電極23と梯子形電極
25との両方によって分波導波路部221を加熱し、屈
折率を効率的に変化させてモード変換の選択波長λiを
調整することができる。
【0038】そして、一定の電圧VMC1を出力する電源
51によって、電源71の中点電位を接地電位からシフ
トさせると、分波導波路部221の近傍において、梯子
形電極23の電極片23aと梯子形電極25の電極片2
5aとの間に電圧VMC1が加わる。これにより、X方向
(基板21の厚さ方向)の電界が発生し、分波導波路部
221において光伝播方向に沿った周期的な電界分布が
生じる。そして、このような電界の印加によって選択波
長λiの光に対するモード変換が行われる。
【0039】一方、分波導波路部222においても、電
源62,72によって熱光学効果を利用した選択波長λ
iの調整が行われ、電源52によって電気光学効果を利
用したモード変換が行われる。なお、梯子形電極23,
24の電極片23a,24aに加熱用の電流を流すこと
なく、梯子形電極23,24を電界印加のみに用いても
よい。
【0040】図6は第3のモード変換器3の断面図、図
7は第4のモード変換器4の断面図である。これらの図
においては、図2に対応した構成要素には同一の符号を
付してある。
【0041】モード変換器3及びモード変換器4の構成
は、図1のモード変換器1と基本的には同一である。た
だし、モード変換器3では、一対の分波導波路部12
1,122の間における基板11の表層部にY方向に延
びる溝110が設けられている。また、モード変換器4
では、最上層として、SiO2 などの熱伝導率の小さい
約1μmの厚さの絶縁膜層18が設けられている。溝1
10を設けることによって、基板11の表層部の熱容量
が小さくなる。また、絶縁膜層18によって蓄熱効果が
発揮される。したがって、モード変換器3,4では、モ
ード変換器1と比べて加熱効率が高く、消費電力の低減
を図ることができる。
【0042】上述の実施形態において、基板材料とし
て、LiNbO3 以外の種々の電気光学材料を用いるこ
とができる。電極構造は、用途及び基板の材質などに応
じて適宜選定すればよい。その他、モード変換器1〜4
の構成(形状、寸法、材質)、電源との接続形態など
は、本発明の主旨に沿って種々変更することができる。
例えば、図4のモード変換器2において、図7の例と同
様に蓄熱のための被覆を施し、分波導波路部221,2
22の加熱の効率化を図ることができる。
【0043】
【発明の効果】請求項1及び請求項2の発明によれば、
サイドピークレベルの抑圧度を高め、波長選択特性を改
善することができる。
【0044】請求項2の発明によれば、熱光学効果を利
用し、低い電圧によって大きい波長可変幅を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1のモード変換器の模式平面図
である。
【図2】図1のb−b矢視断面図(端面図)である。
【図3】モード変換器の波長選択特性を示す図である。
【図4】第2のモード変換器の模式平面図である。
【図5】図4のb−b矢視断面図である。
【図6】第3のモード変換器の断面図である。
【図7】第4のモード変換器の断面図である。
【符号の説明】
1,2,3,4 モード変換器(光機能デバイス) 11,21 基板 12,22 光導波路 13,14 櫛形電極(電界を加えるための電極) 15 チューニング電極(発熱体) 23,24,25,26 梯子形電極(電界を加えるた
めの電極) 121,122 分波導波路部 221,222 分波導波路部 L1,L2 電極長(光伝播方向の長さ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−189628(JP,A) 特開 平6−160654(JP,A) 特開 平5−45680(JP,A) 特開 昭57−168220(JP,A) 1994年電子情報通信学会秋季大会講演 論文集,C−160 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/03

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに平行な第1及び第2の分波導波路部
    を含むマッハツェンダ型の光導波路が形成された電気光
    学材料からなる基板と、 前記第1の分波導波路部内に光伝播方向に沿って周期的
    に電界を加える、波長選択偏光モード変換のための第1
    の電極と、 前記第2の分波導波路部内に前記光伝播方向に沿って前
    記第1の電極と同一の周期で電界を加える、波長選択偏
    光モード変換のための第2の電極とを備え、 前記第1の電極及び前記第2の電極のそれぞれの前記光
    伝播方向の長さが互いに異なり、前記第1及び第2の分
    波導波路部のそれぞれを伝播する光に対する電界の印加
    回数が異なることを特徴とする光機能デバイス。
  2. 【請求項2】前記基板の上に前記光導波路を加熱するた
    めの発熱体が配置されている請求項1記載の光機能デバ
    イス。
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