JP3449026B2 - 像振れ補正カメラ - Google Patents

像振れ補正カメラ

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JP3449026B2
JP3449026B2 JP08030695A JP8030695A JP3449026B2 JP 3449026 B2 JP3449026 B2 JP 3449026B2 JP 08030695 A JP08030695 A JP 08030695A JP 8030695 A JP8030695 A JP 8030695A JP 3449026 B2 JP3449026 B2 JP 3449026B2
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糾夫 甲斐
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カメラの手振れ等に
起因する像振れを補正可能な像振れ補正カメラに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の像振れ補正カメラにおい
て、カメラに発生する振れは、カメラに取り付けられた
振れ検出センサーにより検出されている。振れ検出セン
サーは、電源投入後から次第にその特性が経時変化(ド
リフト)する。振れ検出センサーの出力値の精度向上、
すなわちドリフト対策としては、所定の時間における振
れ検出センサーの出力値の平均値を振れ検出センサーの
基準値(振れが0の値)に設定することが知られている
(特開平4−211230号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
技術では、振れ検出センサーの基準値の演算中(振れ検
出センサーによる振れの検出中)には、カメラに振れが
発生しないことが好ましい。従って、合焦動作が行われ
ているとき等は、撮影者がカメラを静止させていること
がほとんどであるので、このときは上記基準値を精度良
く演算することができると考えられる。一方、シャッタ
ーレリーズスイッチが力強く全押しされたとき等には、
カメラに振れが発生してしまうので、このときに上記基
準値を演算すると、高精度な基準値を算出することがで
きないという問題があった。
【0004】本発明は、上述のような課題を解消するた
めになされたものであって、振れ検出部の振れ基準値を
演算する場合に、最適な演算時期を設定して、高精度な
振れ基準値を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、カメラの振れを検出する振れ検
出部と、カメラの露出動作を開始させる露出動作開始ス
イッチと、前記振れ検出部の出力値から振れが無い状態
に相当する振れ基準値を演算する演算部とを備え、前記
振れ検出部の出力と前記振れ基準値とに基づき補正量を
求めて振れ補正する像振れ補正カメラであって、前記演
算部は、前記露出動作開始スイッチがオンになる前の前
記振れ検出部の出力値のみを用いて前記振れ基準値を演
算することを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、カメラの振れを検出す
る振れ検出部と、カメラの露出動作を開始させる露出動
作開始スイッチと、前記振れ検出部の出力値から振れ基
準値を演算する演算部とを備える像振れ補正カメラであ
って、前記演算部は、前記演算部で前記振れ基準値を演
算するのに用いられる前記振れ検出部の出力値が出力さ
れてから前記露出動作開始スイッチがオンになるまでの
第1の時間が所定時間以上である場合又は前記露出動作
開始スイッチがオンになるまでの前記振れ検出部の第1
の出力値数が所定数以上である場合には、前記露出動作
開始スイッチがオンになる前の前記振れ検出部の出力値
のみを用いて前記振れ基準値を演算し、前記第1の時間
が所定時間未満の場合又は前記第1の出力値数が所定数
未満の場合には、前記露出動作開始スイッチがオンにな
る前及びオンになった後の前記振れ検出部の出力値を用
いて前記振れ基準値を演算することを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、請求項2に記載の像振
れ補正カメラにおいて、前記演算部は、前記第1の時間
が所定時間以上である場合又は前記第1の出力値数が所
定数以上である場合には、前記露出動作開始スイッチが
オンになる前の前記振れ検出部の出力値のうちの最新の
出力値を除去して前記振れ基準値を演算することを特徴
とする。請求項4の発明は、請求項2又は請求項3に記
載の像振れ補正カメラにおいて、前記演算部は、前記第
1の時間が所定時間未満の場合又は前記第1の出力値数
が所定数未満の場合には、前回の撮影時における前記振
れ基準値を今回の撮影時の前記振れ基準値に設定するこ
とを特徴とする。請求項5の発明は、請求項4に記載の
像振れ補正カメラにおいて、前記演算部は、露出動作の
終了後から次の撮影の準備が開始されるまでの第2の時
間が所定時間未満の場合であり、かつ、前回の撮影時の
前記第1の時間が所定時間以上である場合又は前記第1
の出力値数が所定数以上である場合には、前回の撮影時
における前記振れ基準値を今回の撮影時の前記振れ基準
値に設定することを特徴とする。
【0008】請求項6の発明は、カメラの振れを検出す
る振れ検出部と、カメラの露出動作を開始させる露出動
作開始スイッチと、前記振れ検出部の出力値を記憶する
記憶部と、前記記憶部に記憶された出力値に基づき振れ
基準値を演算する演算部と、前記露出動作開始スイッチ
がオンになるまでの時間に応じて、前記演算部で演算に
用いる前記記憶部の出力値の選択を変更する制御部とを
備えることを特徴とする。請求項7の発明は、請求項1
〜6に記載の像振れ補正カメラにおいて、前記演算部
は、カメラの一連の撮影準備動作を開始させる撮影準備
開始スイッチがオンになった後の前記振れ検出部の出力
値のみを用いて前記振れ基準値を演算することを特徴と
する。
【0009】
【作用】請求項1の発明においては、振れ基準値は、露
出開始スイッチがオンになる前の振れ検出部の出力値に
より演算される。従って、露出動作開始スイッチのオン
によりカメラに不規則な振れが発生しても、そのときの
出力値を除外して振れ基準値が演算されるので、高精度
な振れ基準値を算出することができる。請求項2の発明
においては、露出動作開始スイッチがオンになる前の第
1の時間等が十分であり、演算に用いるのに適切な信頼
性の高い出力値が所定数以上出力されたときは、露出動
作開始スイッチがオンになるまでの出力値を用いて振れ
基準値が演算される。一方、第1の時間等が不十分であ
り、演算に用いるのに適切な信頼性の高い出力値が所定
数出力されないときは、露出動作開始スイッチがオンに
なった後の出力値をも用いて振れ基準値が演算される。
従って、露出動作開始スイッチのオンによりカメラに不
規則な振れが発生しても、できる限りそのときの出力値
を除外して、高精度な信頼性の高い振れ基準値を算出す
ることができる。
【0010】請求項3の発明においては、第1の時間が
所定時間以上等である場合には、露出動作開始スイッチ
がオンになる直前の出力値を除外して振れ基準値が演算
される。従って、露出動作開始スイッチのオンに起因し
てカメラに振れが発生しても、そのときの出力値が除外
されて振れ基準値が演算されるので、振れ基準値の信頼
性に影響を与えないで高精度な振れ基準値を算出するこ
とができる。請求項4の発明においては、第1の時間が
所定時間未満等の場合、すなわち振れ基準値を演算する
のに適当でないときは、一定の場合には、前回の撮影時
に用いた振れ基準値が今回の振れ基準値に設定される。
従って、より信頼性の高い振れ基準値を用いることがで
きる。請求項5の発明においては、第2の時間が所定時
間未満であり、かつ、前回の第1の時間が所定時間以上
等である場合に、振れ基準値には、前回の撮影時の振れ
基準値が設定される。従って、振れ基準値を演算する場
合の振れ検出部のドリフトの可能性を排除することがで
きるとともに、前回の撮影時に演算された振れ基準値が
信頼性が高い場合にのみ、それを用いることができる。
【0011】請求項6の発明においては、記憶部には振
れ検出部の出力値が記憶され、制御部は、露出動作開始
スイッチがオンになるまでの時間に応じて演算に用いる
出力値の選択を変更する。従って、より信頼性の高い出
力値に基づき演算を行い、振れ基準値の信頼性を高める
ことができる。請求項7の発明においては、振れ基準値
は、カメラの一連の撮影準備動作が開始された後の出力
値によって演算される。従って、カメラに不規則な振れ
が発生しているときの振れ基準値の出力値をより確実に
除外することができ、高精度な振れ基準値を算出するこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下、図面等を参照して、本発明の一実施例
について説明する。図1,図2は、それぞれ本発明によ
る像振れ補正カメラの一実施例の構成を示すブロック
図,全体構成図である。この実施例では、図2に示すよ
うにAFスチルカメラに適用した場合を示している。最
初に、図1,図2を用いて、本発明の像振れ補正カメラ
1(以下、単に「カメラ1」という。)の構成について
説明する。像振れ補正光学系2は、カメラ1の撮影光学
系を兼ねるものであり、カメラ1の本体部前面に設けら
れたレンズ鏡筒1a内で光軸に直交する面内で移動可能
に配置されている。この実施例では、撮影光学系全体を
シフト駆動、又はシフト駆動及びティルト駆動させて被
写体の結像面での像振れを補正する。しかし、これに限
らず、撮影光学系の一部をシフト駆動させるものや、可
変頂角プリズムにより光束を偏向させるようなものであ
っても良い。像振れ補正駆動部3は、像振れ補正光学系
2をシフト駆動させることにより像振れを補正するもの
である。
【0013】像振れ補正駆動部3は、いくつかの方式が
既に公知となっているが、モータによる送りネジの回転
で像振れ補正光学系2を移動させるものや、一般的にボ
イスコイルと呼ばれるコイルの直線運動若しくは巻線コ
イルに働く電磁力等で像振れ補正光学系2を移動させる
ものを用いることが好ましい。
【0014】レリーズスイッチ5は、レリーズ装置とし
てカメラ1本体部の上方に突出して設けられている。レ
リーズスイッチ5は、半押しスイッチ5aと全押しスイ
ッチ5bからなる二段押しスイッチとして構成されてい
る。半押しスイッチ5aがオンされる(スイッチが閉と
なる)と、これをカメラ制御部4が検出したときにカメ
ラ1各部で撮影準備にあたっての一連の動作が開始さ
れ、全押しスイッチ5bがオンされる(スイッチ閉とな
る)と、カメラ制御部4によって露光動作が開始され
る。シャッター駆動部6は、カメラ1の露光動作を行う
際に駆動されるものであり、カメラ1の露光動作時にフ
ィルム露光時間を調節するシャッターを駆動する。
【0015】焦点検出部7は、カメラ1の撮影光学系に
よる結像状態を検出するためのものである。合焦駆動部
8は、カメラ1の撮影光学系による結像状態を調節する
合焦装置を構成するものである。この実施例のカメラ1
の合焦動作は、一旦合焦した後は露光が行われるか、又
はレリーズスイッチ5の半押し状態が解除されるまでは
再び合焦動作を行わない、既に公知となっているワンシ
ョットAF駆動方式であるものとする。
【0016】振れ検出部9は、カメラ1に加えられる手
振れ等による振れを検出するためのものであり、例えば
公知の角速度センサによって構成されている。振れ検出
部9を構成する角速度センサとしては、一般にカメラ等
の小型機材に搭載される振動型ジャイロと呼ばれるタイ
プが適している。記憶部10は、振れ検出部9の出力デ
ータが記憶される部分である。
【0017】カメラ制御部4は、CPUを含むものであ
り、演算部4aと、記憶制御部4bとを有している。演
算部4aは、振れ検出部9の出力データ及び記憶部10
からの読み出しデータを演算するものである。記憶制御
部4bは、記憶部10へのデータ記憶及びデータ読み出
しを制御するものである。カメラ制御部4は、上述した
振れ検出部9と電気的に接続され、振れ検出部9からの
出力に応じて、像振れ補正駆動部3を駆動制御する。ま
た、カメラ制御部4は、像振れ補正駆動部3と電気的に
接続され、制御信号を伝送することにより像振れ補正駆
動部3を駆動制御する。さらにまた、カメラ制御部4
は、上述したレリーズスイッチ5(5a,5b)、シャ
ッター駆動部6、焦点検出部7、合焦駆動部8と電気的
に接続され、出力の検出,記憶,演算して、状態判別を
行ったり、各駆動部等の駆動時の制御,駆動開始,駆動
停止等を行う。
【0018】次に、カメラ1の動作について説明する。
図3は、本発明による像振れ補正カメラ(カメラ1)の
動作の第1の実施例を示すフローチャートである。ここ
では、撮影光学系が合焦しないと露光動作が開始しな
い、いわゆる公知のワンショトAFモードを有するカメ
ラを例に説明する。なお、各ステップは、特に説明なき
場合はカメラ制御部4で行われる。先ず、ステップ(以
下、Sと略す。)100では、半押しスイッチ5aのオ
ンを検出すると、処理を開始させる。S110では、撮
影光学系が合焦した場合に露光動作への移行を許可する
露光許可フラグをリセット(数値0を代入)する。S1
20では、半押しスイッチ5aがオンとなってから全押
しスイッチ5bがオンになるまでの時間をカウントする
タイマーカウント値をリセット(数値0を代入)し、タ
イムカウントをスタートする。
【0019】S130では、全押しスイッチ5bがオン
であるか否かを判定する。オンでない場合は、S170
に進む。オンである場合は、S140に進む。S170
では、振れ検出部9から出力されるカメラの振れの信号
をカメラ制御部4に用意されたA/D変換回路等により
データ化してカメラの振れデータとして検出する。な
お、S170〜S180と、S190以下とは、必ずシ
ーケンシャルに行われるわけではなく、実際には時分割
的に並列で行われる。説明の都合上、一本のフローで説
明する。S180では、S170で得られた振れデータ
を記憶制御部4bを用いて記憶部10に記憶させる。
【0020】振れデータの記憶方法は、逐次得られた振
れデータを記憶部10の記憶容量に達するまで記憶さ
せ、記憶容量限界(例えばNL個のデータ)に達したら
最も古いデータを消去し、最新のデータに置き換えて行
くようにすると良い。このNLの値は、後述する振れデ
ータ基準値V0の算出の都合上、より長い時間の振れデ
ータを記憶しておくことが望まれる。平均値の安定性が
高くなるからである。しかし、記憶容量をいたずらに大
きくすることは、記憶部10のコストを高くすることに
なるので望ましくない。そこで、逐次得られる振れデー
タをそのまま記憶させていくのではなく、例えば振れデ
ータを8個まで演算部4a中の一時記憶部分(RAM)
等に記憶させ、8個毎の平均値を記憶部10に記憶させ
るようにしても良い。このようにすれば、かなり長期間
にわたる振れデータを比較的小さい記憶容量の記憶部1
0で記憶しておくことができる。
【0021】例えば1m秒毎に振れ検出部9からの検出
出力をA/D変換し、8m秒毎に8m秒分の8個の振れ
データの平均値を記憶部10に記憶させていく。カメラ
の手振れ周波数は比較的低周波で、記憶データは8m秒
〜16m秒程度のサンプリングでも良い。従って、8個
毎の平均値は64m秒〜128m秒毎程度で記憶部10
に記憶されるようにしても良い。また、8個の平均でな
く、16個あるいは32個の平均でも良く、さらに長時
間にわたるデータを圧縮した形で記憶しても良い。
【0022】S190では、焦点検出部7から出力され
る焦点状態に関する信号(例えばCCD画像信号)をA
/D変換回路等でデータ化し、撮影光学系の合焦状態を
検出する。S200では、S190のデータを元に、所
定の合焦条件であるか否かを判定する。合焦状態でなけ
ればS210進み、合焦状態であればS220に進む。
S210では、撮影光学系の合焦状態を調節するために
合焦駆動部8を制御し合焦駆動させる。S220では、
全押しスイッチ5bがオンになったときに露光動作開始
を許可するために露光許可フラグを1に設定する。以上
の動作を行った後に、S130に戻る。
【0023】一方、S130で全押しスイッチ5bがオ
ンであるときはS140に進み、S140では、半押し
スイッチ5aがオンになってから全押しスイッチ5bが
オンになるまでの時間をカウントするタイマーのカウン
トアップをストップする。S150では、露光許可フラ
グが1であるか否かを判定する。ここで、露光許可フラ
グが1のときは撮影光学系が合焦状態のときであるか
ら、露光動作を開始すべく、S230以下に進む。ま
た、露光許可フラグが1でないとき(0のとき)は、合
焦状態ではないので、全押しスイッチ5bがオンであっ
ても露光動作を開始せず、さらに合焦動作を行うために
S160に進む。
【0024】S160では、S140でカウントストッ
プされたタイマーカウント値が所定値(=C)以上であ
るか否かを判定する。所定値以上であるときは、全押し
スイッチ5bがオンになる前の振れデータに基づいて振
れデータの基準値を演算するようにし、振れデータの更
なる記憶をせず、S170〜S180を抜かしてS19
0に進む。この場合、記憶部10への振れデータ記憶時
のデータ平均化数をM、タイマーカウント値の判定値を
Cとすれば、記憶データ数のNNは、NN≧C/M(C
/Mで小数点以下は切り捨て)となる(NN≦NL(記
憶容量限界値))。以後、記憶データの更新は行われな
いので、記憶されているデータの個数も変化しない。
【0025】一方、S160で、タイマーカウント値が
所定値以上でない判定したときは、更にデータの記憶を
するためにS170に進む。このようにするのは、全押
しスイッチ5bがオンになった後の振れデータをも基準
値算出の基礎データとし、統計処理(平均値算出)の母
数を大きくすることの方が有利だからである。この場合
は、最初にS160を通過した時点では、記憶部10に
はNN’個(NN’<NN)のデータが記憶されていた
ことになる。以後、全押しスイッチ5bがオンであって
も露光許可フラグが0の間はS230以降に進まないの
で、記憶データの更新が行われ、記憶されているデータ
の個数も増加する(例えばNN”まで変化するとす
る)。この場合に、露光許可フラグがなかなか1になら
なければ、NN”≧NNとなることが有り得るが、S1
80で説明したようにNN”は、NLを超過することは
ない。
【0026】タイマーカウント値の判定値である所定値
Cについて補足すると、先の記憶部10の記憶容量限界
(NLデータ)に対し、記憶部10へのデータ記憶方法
が逐次得られるデータ(例えばS170でタイマーカウ
ント値1について1個のデータが得られることになって
いるとして)のM個のデータの平均値を記憶させるよう
にした場合、NL×M=Cの関係であることが効率が良
い。但し、NL×M=Cでは半押しスイッチ5aのオン
から全押しスイッチ5bがオンになるまで十分に長い時
間であった場合にも、基準値算出のための記憶データ数
をあまり増やすことができないので、記憶部10の容量
を余裕あるものとし、NL×M>Cとした方が望まし
い。いずれにしろ、NL×M≧Cの関係になると良い。
【0027】S230以下は、一連の露光動作(及びそ
の準備動作)である。S230では、記憶制御部4b
は、記憶部10に記憶されている振れデータ基準値算出
用の記憶データを読み出す。S240では、S160と
同様に、タイマーカウント値が所定の値(=C)以上で
あるか否かを判定する。ここで、所定値以上である場合
には、S250に進み、読み出してきた記憶データのう
ちの最新のデータをカットし、基礎データ算出に用いな
いようにする。すなわち、最新のNN番目のデータを基
礎データ算出から削除する。データ数は(NN−1)個
となる。このような処理を行うのは、以下の理由によ
る。全押しスイッチ5bがオンになる直前のデータは、
カメラのホールディングが不安定になっていたりする場
合が多いので、カメラに不規則な振れが発生したときの
データが記憶されている可能性が高い。従って、このデ
ータを削除して、基準データ算出の精度向上を図るため
である。また、このようにデータを削除しても、他に算
出の基礎データが十分にあるので、影響はない。
【0028】一方、S240で、カウント数が所定の値
以上でない場合には、S250を抜かしてS260に進
む。すなわち、記憶データ数が少ないので、少しでも多
くの算出基礎データがあった方が良いからである。S1
60で説明したように記憶部10に記憶されているデー
タ数はNN”個である。S260では、S230〜S2
50で読み出してきた、あるいは必要に応じてそこから
削除したデータを元に、演算部4aは、記憶データの平
均化処理を行い、振れデータ基準値を算出する。S25
0を通過した場合は(NN−1)個のデータが、S25
0を通過しなかった場合はNN”個のデータの平均が、
振れデータ基準値(=V0)とされる。振れデータ基準
値を演算する際に用いるデータと、半押しスイッチ5a
のオンから全押しスイッチ5bがオンになるまでの時間
の関係を図4,図5に示す。
【0029】S270では、像振れ補正駆動部3に駆動
制御信号を出力して、像振れ補正駆動を開始する。S2
70以降では、S170と同様に逐次振れ検出部9から
出力されるカメラの振れの信号をカメラ制御部4に用意
されたA/D変換回路等によりデータ化して、振れデー
タ(=VS)として検出した後、S260で求めた振れ
データ基準値(=V0)を減じた値(VS−V0)を真
の振れデータとして扱う。この真の振れデータ(VS−
V0)を元にして適切な補正駆動量を演算部4aで演算
し、像振れ補正の駆動制御信号を像振れ補正駆動部3に
出力する。以降、S300まで像振れ補正駆動を続け
る。
【0030】S260でV0を演算により求めてしまう
ことにより、S270以降で振れデータに関して(VS
−V0:V0は既定値)の演算を行うだけで済む。な
お、常に最近の振れ検出データを逐次記憶しその平均値
を逐次演算しV0を更新していく方法もあるが、演算負
荷が大きくなる。従って、上記処理は、像振れ補正駆動
を行う際の補正駆動制御にともなう演算量が膨大になる
ことを防止し、カメラ制御部4(特に演算部4a部分)
の負担を軽くすることができ、カメラ装置のコスト低減
に大いに役立つ。
【0031】S280では、シャッタ駆動部6に駆動制
御信号を出力し露光動作を開始させる。S290では、
S280により開始される露光時間が所定時間経過した
ならば、シャッタ駆動部6に露光動作を終了させる信号
を出力し、露光動作を終了させる。S300では、一連
の露光動作が終了したので、像振れ補正駆動を終了させ
るために像振れ補正駆動部3に駆動制御を終了させる信
号を出力し、像振れ補正駆動を終了させる。
【0032】なお、第1の実施例では、S250におい
て、記憶データのうちの最新のデータを1つカットする
ようにしたが、1つに限定されない。2つ又はそれ以上
の所定の値でも良い。但し、所定のカウント判定値Cよ
り決まる記憶量NNに対して大きな割合とすることは好
ましくない。カットするデータ数は、NN×(1/4)
以下程度が望ましい。この場合にも、新しい記憶データ
から順にカットしておくことは勿論である。また、全押
しスイッチ5bが押し力量、ストロークの関係で押し易
く(オンになり易く)、全押しスイッチ5bのオンによ
りカメラの保持が不安定化しない場合には、データのカ
ットを行わなくても良い。既に安定性の高い半押し状態
のデータを多数記憶しているので、最新のデータが僅か
に不安定であっても影響が少ないからである。さらにま
た、S230で記憶データを読み出した後に、S240
〜S250で最新のデータをカットするか否かを判定
し、場合によりカットしているが、S240の判定を先
に行い、記憶制御部4bによる記憶データ読み出し時
に、最新データを読み出さないようにするか否かを判定
しても良い。さらには、本来振れ基準値に用いる記憶デ
ータ中に、明らかに異常と思われるようなデータ(例え
ば全体の平均より大きく異なるデータ)がある場合は、
そのデータを除去して再平均を算出し直す等の、より高
度の統計処理を行うこともできる。
【0033】図6は、本発明による像振れ補正カメラ
(カメラ1)の動作の第2の実施例を示すフローチャー
トである。図6において、図3と同一の処理を行うフロ
ーには、同一のステップ番号を付している。第2の実施
例は、タイマーカウント値の判定を後で行うようにした
ものである。第2の実施例では、S130で全押しスイ
ッチ5bがオンであり、S150で露光許可フラグが1
でない場合には、タイマーカウント値によらず更に記憶
部10の記憶データの更新を続ける。但し、タイマーカ
ウント値のカウントアップは行わない。つまり、第1の
実施例との違いは、タイマーカウント値が既にC以上
で、全押しスイッチ5bがオン、かつ露光許可フラグが
1でない場合に、露光許可フラグが1となるまで(S1
50からS230以下に進めるまで)記憶データの更新
を続けることである。第2の実施例の場合には、タイマ
ーカウント判定値Cの設定を、十分に合焦可能な時間と
なるように、すなわちタイマーカウント値がC以上とな
ったときには既にS220を通過し露光許可フラグが1
となっているように、比較的大きな値としてやれば良
い。
【0034】また、第2の実施例は、一眼レフレックス
カメラであり、撮影光学系の合焦駆動を焦点検出部7の
検出出力に基づき行ったが、上記形式に限られない。既
に知られているAFレンズシャッターカメラで、撮影光
学系の合焦駆動は、被写体までの距離を測る測距装置の
出力によってなされる形式であっても良い。
【0035】図7は、本発明による像振れ補正カメラの
動作の第3の実施例を示すフローチャートであり、第1
の実施例を基にしてAFレンズシャッターカメラに適用
した例を示したものである。図7において、図3と同一
の処理を行うフローには、同一のステップ番号を付して
いる。S195は、第1の実施例のS190での焦点検
出処理と同等の測距処理である。第3の実施例のような
AFレンズシャッターカメラの場合には、測距と合焦駆
動とが第3の実施例のようなフロー中で1回のみ行われ
るので、合焦駆動完了後に、露光許可フラグを1に設定
する(S220)ことが好ましい。なお、第3の実施例
においても、第1の実施例と同様に、S170〜S18
0とS195以下とは、実際には時分割的に並列で行わ
れる。
【0036】図8,図9は、本発明による像振れ補正カ
メラの動作の第4の実施例を示すフローチャートである
(図9は、図8に続くフローチャートである)。図8,
図9において、図3と同一の処理を行うフローには、同
一のステップ番号を付している。第4の実施例では、露
光動作終了後に、撮影間隔を計測するための撮影間隔タ
イマーのカウントをスタートさせる(S296)。先
ず、S102では、撮影間隔タイマーのカウントをスト
ップさせる。電源投入後の1回目のルーチンなどの場合
で、撮影間隔タイマーが作動してしなかった場合には、
所定の大きな値(≧D)を代入する。
【0037】S110〜S230までは、第3の実施例
と同様の処理を行う。S240では、半押しスイッチ5
aのオンから全押しスイッチ5bのオンまでのタイマー
カウント値が所定の値(=C)以上であるか否かを判定
する。所定値以上である場合は、S250に進み、以下
S290まで第3の実施例と同様の処理を行う。一方、
S240でタイマーカウント値が所定の値以上でない場
合は、S242に進む。この場合は、振れ基準値を演算
するのに十分なデータがない場合であるので、一定要件
下で、前回の撮影時に演算した振れ基準値を用いるよう
にする。S242では、撮影間隔タイマーによるカウン
ト値が所定の値(=D)以上であるか否かを判定する。
このカウント値が所定の値以上であるときは、撮影間隔
が長い場合、すなわちセンサードリフト条件等が変化し
ている可能性があり、前回の撮影時の振れ基準値を用い
ることは妥当ではないので、S260に進み、振れ基準
値を算出する。
【0038】S242でカウント値が所定の値以上でな
い場合は、S244に進み、前回の撮影時のタイマーカ
ウント値が所定値以上であるか否かを判定する。S24
4でタイマーカウント値が所定値以上でない場合は、前
回撮影時のタイマーカウント値を用いることは妥当では
ないので、S260に進み、振れ基準値を算出する。S
244で前回撮影時のタイマーカウント値が所定値以上
である場合は、前回撮影時に算出した振れ基準値の信頼
性が高く、かつ、S242で判定されたように撮影間隔
が短いので振れ基準値のドリフトの影響は少ないと考え
られるので、S246に進み、今回の撮影時には振れ基
準値を算出せず、前回の撮影時に算出した振れ基準値を
用いることにする。
【0039】S292では、次回の撮影のために、今回
のタイマーカウント値を記憶部10に記憶させる。次の
S294では、次回の撮影のために今回用いた振れ基準
値を記憶部10に記憶させる。S246の処理を行った
場合は、前回の振れ基準値がそのまま今回の振れ基準値
になって設定されるが、この場合はタイマーカウント値
が所定値以上である場合(S244でYesとなった場
合)であるので、次回のフローでは、S240でYes
となる。従って、2回続けて前回の振れ基準値が記憶部
10に記憶される(使用される)ことはない。S296
では、撮影間隔タイマーのカウントをスタートさせ、S
300で像振れ補正駆動を終了する。
【0040】第4の実施例では、記憶された前回の振れ
基準値と今回のデータを基に算出できる振れ基準値のう
ち、より信頼性の高い振れ基準値を選択可能となり、よ
り高精度な振れ補正を行うことができる。なお、S24
2での判定値Dは、センサードリフト条件等が旧振れ基
準値算出時とあまり変化していない時間範囲で設定され
る。この判定値Dは、撮影装置の回路設計や使用条件等
を加味して製造時にE2 PROMへの記憶等で設定して
やれば良い。また、個々の装置について、適当な値に変
更しつつ設定することも可能である。
【0041】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、露出動作開始
スイッチのオンによりカメラに不規則な振れが発生して
も、そのときの出力値を除外して振れ基準値を演算する
ようにしたので、高精度な振れ基準値を算出することが
できる。これにより、高精度な像振れ補正を行うことが
できる。また、像振れ補正動作前に振れ基準値を演算す
るので、像補正動作時の演算量がさらに増加することが
なく、演算部の負担を軽減することができる。これによ
り、より高精度の制御を行うことができるとともに、演
算部の小型化や、回路の簡素化を図ることができる。請
求項2の発明によれば、短時間の出力値のみで振れ基準
値を算出することをなくすとともに、露出動作開始スイ
ッチのオンによりカメラに不規則な振れが発生した場合
に、できる限りそのときの出力値を除外して振れ基準値
を演算することで、高精度な信頼性の高い振れ基準値を
算出することができる。なお、露出動作の準備が開始さ
れた直後に、露出動作開始スイッチがオンされたとき等
は、合焦動作等、露出動作を開始するまで種々の処理に
時間を要するので、この間の振れ検出部の出力を用いて
振れ基準値を演算することができ、不要なタイムラグの
発生をなくすことができる。請求項3の発明によれば、
露出動作開始スイッチのオンに起因してカメラに振れが
発生しても、そのときの出力値を除外して、振れ基準値
の信頼性に影響を与えないで高精度な振れ基準値を算出
することができる。
【0042】請求項4の発明によれば、一定の場合に
は、前回の撮影時に用いた振れ基準値を用いることで、
より信頼性の高い振れ基準値を用いることができる。請
求項5の発明によれば、振れ基準値を演算する場合の振
れ検出部のドリフトの可能性を排除することができると
ともに、前回の撮影時に演算された振れ基準値が信頼性
が高い場合にのみ、それを用いることができる。請求項
6の発明によれば、より信頼性の高い出力値に基づき演
算を行い、振れ基準値の信頼性を高めることができる。
請求項7の発明によれば、カメラに不規則な振れが作用
しているときの振れ基準値の出力値をより確実に除外す
ることができ、高精度な振れ基準値を算出することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による像振れ補正カメラの一実施例の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明による像振れ補正カメラの一実施例の構
成を示す全体構成図である。
【図3】本発明による像振れ補正カメラの動作の第1の
実施例を示すフローチャートである。
【図4】振れデータ基準値を演算する際に用いるデータ
と、半押しスイッチ5aのオンから全押しスイッチ5b
がオンになるまでの時間の関係を示す図である。
【図5】振れデータ基準値を演算する際に用いるデータ
と、半押しスイッチ5aのオンから全押しスイッチ5b
がオンになるまでの時間の関係を示す図である。
【図6】本発明による像振れ補正カメラの動作の第2の
実施例を示すフローチャートである。
【図7】本発明による像振れ補正カメラの動作の第3の
実施例を示すフローチャートである。
【図8】本発明による像振れ補正カメラの動作の第4の
実施例を示すフローチャートである。
【図9】図8に続くフローチャートである。
【符号の説明】
1 カメラ 2 像振れ補正光学系 3 像振れ補正駆動部 5 レリーズスイッチ 5a 半押しスイッチ 5b 全押しスイッチ 6 シャッター駆動部 7 焦点検出部 8 合焦駆動部 9 振れ検出部 10 記憶部

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラの振れを検出する振れ検出部と、 カメラの露出動作を開始させる露出動作開始スイッチ
    と、 前記振れ検出部の出力値から振れが無い状態に相当する
    振れ基準値を演算する演算部とを備え、前記振れ検出部
    の出力と前記振れ基準値とに基づき補正量を求めて振れ
    補正する像振れ補正カメラであって、 前記演算部は、 前記露出動作開始スイッチがオンになる前の前記振れ検
    出部の出力値のみを用いて前記振れ基準値を演算するこ
    とを特徴とする像振れ補正カメラ。
  2. 【請求項2】 カメラの振れを検出する振れ検出部と、 カメラの露出動作を開始させる露出動作開始スイッチ
    と、 前記振れ検出部の出力値から振れ基準値を演算する演算
    部とを備える像振れ補正カメラであって、 前記演算部は、 前記演算部で前記振れ基準値を演算するのに用いられる
    前記振れ検出部の出力値が出力されてから前記露出動作
    開始スイッチがオンになるまでの第1の時間が所定時間
    以上である場合又は前記露出動作開始スイッチがオンに
    なるまでの前記振れ検出部の第1の出力値数が所定数以
    上である場合には、前記露出動作開始スイッチがオンに
    なる前の前記振れ検出部の出力値のみを用いて前記振れ
    基準値を演算し、前記第1の時間が所定時間未満の場合
    又は前記第1の出力値数が所定数未満の場合には、前記
    露出動作開始スイッチがオンになる前及びオンになった
    後の前記振れ検出部の出力値を用いて前記振れ基準値を
    演算することを特徴とする像振れ補正カメラ。
  3. 【請求項3】 請求記載の像振れ補正カメラにお
    いて、 前記演算部は、 前記第1の時間が所定時間以上である場合又は前記第1
    の出力値数が所定数以上である場合には、前記露出動作
    開始スイッチがオンになる前の前記振れ検出部の出力値
    のうちの最新の出力値を除去して前記振れ基準値を演算
    することを特徴とする像振れ補正カメラ。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載の像振れ補
    正カメラにおいて、 前記演算部は、 前記第1の時間が所定時間未満の場合又は前記第1の出
    力値数が所定数未満の場合には、前回の撮影時における
    前記振れ基準値を今回の撮影時の前記振れ基準値に設定
    することを特徴とする像振れ補正カメラ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の像振れ補正カメラにお
    いて、 前記演算部は、 露出動作の終了後から次の撮影の準備が開始されるまで
    の第2の時間が所定時間未満の場合であり、かつ、前回
    の撮影時の前記第1の時間が所定時間以上である場合又
    は前記第1の出力値数が所定数以上である場合には、前
    回の撮影時における前記振れ基準値を今回の撮影時の前
    記振れ基準値に設定することを特徴とする像振れ補正カ
    メラ。
  6. 【請求項6】 カメラの振れを検出する振れ検出部と、 カメラの露出動作を開始させる露出動作開始スイッチ
    と、 前記振れ検出部の出力値を記憶する記憶部と、 前記記憶部に記憶された出力値に基づき振れ基準値を演
    算する演算部と、 前記露出動作開始スイッチがオンになるまでの時間に応
    じて、前記演算部で演算に用いる前記記憶部の出力値の
    選択を変更する制御部とを備えることを特徴とする像振
    れ補正カメラ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6に記載の像振れ補正カメラ
    において、 前記演算部は、 カメラの一連の撮影準備動作を開始させる撮影準備開始
    スイッチがオンになった後の前記振れ検出部の出力値の
    みを用いて前記振れ基準値を演算することを特徴とする
    像振れ補正カメラ。
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