JP3448970B2 - 管理形ダストの処理方法 - Google Patents

管理形ダストの処理方法

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祥巨 梅沢
義晴 設楽
裕之 大塚
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石川島播磨重工業株式会社
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管理形ダストの処理方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ダストには、埋め立てにそのまま使用し
ても環境に全く害のないダスト(以下、「安定形のダス
ト」という。)と、重金属等の有害物を含み、そのまま
埋め立てに用いられると、有害物が溶け出して環境に悪
影響を与えてしまうダスト(以下、「管理形のダスト」
という。)とがある。現在、多量に埋め立てられている
安定形のダスト例としては、廃車シュレッダーダスト
(廃車をシュレッダーで破砕した後に、その破砕された
ものから風、磁石、比重を利用して金属資源を取り除い
て得られるプラスチックが2〜3割で、比重が0.2程
度のダストをいい、主に、シートのスポンジ、ドア、
床、天井の内張り、コンソールパネル、ハンドル、電装
品、バンパー、タイヤなどから構成されている。)があ
り、そのまま埋め立てられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、廃車シュレッ
ダーダストのように、軽く嵩張る安定形のダストを埋め
立て用として使用していくためには、埋め立て用地不足
といった制限があり(破砕される廃車の台数は、年間5
000万台にもおよび、その1/3は廃車シュレッダー
ダストとなる。)、また廃車シュレッダーダストのよう
に、各種材料によって構成されているものについては、
その中に環境に有害な物質が含まれているといった虞も
あり、安定形として埋め立て処理をされてはいるもの
の、より安定形にした上で埋め立てられるようにしてお
くことが望ましい。
【0004】本発明の目的は、充分に減容化するととも
に環境により害の少ない安定形のダストを生産する管理
形ダストの処理方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に本発明は、プラスチック押し出し装置を用いて安定形
の樹脂を筒状に押し出しつつ、別の押し出し装置を用い
て管理形のダストを減容化してこれを安定形の樹脂の筒
内に棒状に押し出すと共に、カッタで安定形の樹脂の筒
ごと棒状の管理形のダストを包み込むように切断するこ
とにより、安定形の樹脂内に管理形のダストを封入する
ようにしたものである。
【0006】
【作用】上記方法により、管理形のダストを減容化しつ
つ溶出物が溶け出すことのない安定形のダストとするこ
とができる。
【0007】また、上記管理形のダストが、樹脂を含ん
でいるときには、練り作用と共にヒータにより樹脂を溶
融させると、管理形ダストと安定形のダストの樹脂とが
接着し合うようになり、隙間のない安定形のダストを得
ることができる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の好適一実施例を添付図面に
基づいて説明する。
【0009】図1には、本発明に係る管理形ダストの処
理装置の側断面が、図2には、図1のA−A線矢視断面
が示されている。1は、樹脂を含む管理型のダストを減
容化して棒状に押し出せるように構成された押し出し装
置であり、2は、再利用樹脂(たとえば、汚れや、他の
樹脂が混合し、マテリアルリサイクルできないポリエチ
レン等)を筒状に押し出せるように構成されたプラスチ
ック押し出し装置である。
【0010】押し出し装置1は、円筒状のライナ3内
に、ライナ3の内面に沿って回転し得るようにスクリュ
4を設け、ライナ3の出口5に、出口5よりも細い押し
出し口6を有するヘッド7を取り付け、そしてスクリュ
4の基端部にこれを回転すべく駆動源(図示せず)に接
続する駆動用継手8を取り付けて構成されている。よっ
て、管理形のダスト9をホッパ10を通じてライナ3の
入口11に投入しつつ駆動源により駆動用継手8を作動
してスクリュ4を押し出し方向に回転させると、管理形
のダスト9は、高い圧力によって減容され、棒状となっ
て押し出し口6から外部と押出されることになる。な
お、本実施例にあっては、押し出し口6の口径は、管理
形のダスト9を約1/5まで減容し得るように設定され
ている。そして、この押し出し装置1のヘッド7内に
は、押し出し口6の軸芯線を中心とする外側に、チャン
バ12が環状に区画形成され、チャンバ12と出口5と
の間の隔壁13には、チャンバ12内と、押し出し口6
と出口5との接続部との間を連通すべく連絡口14が設
けられている。連絡口14は、接続部15の全周に亙っ
て形成されている。そしてチャンバ12の入口16と、
プラスチック押し出し装置2のヘッド17の押し出し口
18とは、配管19で結ばれ互いに連通されている。
【0011】したがって連絡口14から押し出し口6に
向かって押し出される樹脂は、パリソン的な円筒とな
り、この押し出しと同期させて管理形のダスト9の押し
出しを行えば、管理形のダスト9を安定形の再利用樹脂
の筒21で覆うことができる。
【0012】このように樹脂の筒21によって覆われた
管理形のダスト9を、樹脂内に完全に封入するために
は、樹脂の筒21により覆われた管理形のダスト9を切
断して、切断面を溶けた樹脂中に差し込んで固めるとい
う方法もあるが、本実施例にあっては、作業工程を省く
ために、図1,図2に示すカッタ装置が用いられてい
る。すなわち、刃となる円弧状切り欠き部22を板の端
面に設けたカッタ23一対を、その切り欠き部22の背
面同士が互いに擦り合うように近接・離間自在に配設し
て、これらカッタ23で、安定形の樹脂24の筒21ご
と管理形のダスト9を切断することにより、切断と同時
に切断面を樹脂で閉じるようにしたものである。
【0013】なお、プラスチック押し出し装置2の構成
は、押し出し装置1の構成と同じであるので、同一部分
に同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0014】係るダストの処理装置を使用して廃車シュ
レッダーダストを、より安定形のダストとする場合につ
いて説明すれば、プラスチック押し出し装置2のホッパ
10に、安定形の再利用樹脂(ペレット状)24を投入
しつつ、駆動源により駆動用継手8を駆動、スクリュ4
の回転による練り作用での樹脂の溶融に加えてヒータ2
5を作動させて樹脂の溶融押し出しを行わせる。なお、
作動初期はヒータ25にて加熱するが、一旦昇温し、作
動が継続すると樹脂の練り作用で樹脂が発熱するため、
途中からヒータ25の加熱は停止してもよい。樹脂の溶
融押し出しが安定したら、押し出し装置1のホッパ10
に廃車シュレッダーダストを投入しつつ、駆動源により
駆動用継手8を作動させてスクリュ4による練り作用に
より廃車シュレッダーダストの減容押し出しを行いつ
つ、ヒータ25を作動して、廃車シュレッダーダスト中
の樹脂の溶融押し出しを行う。よって、押し出し口6に
おいて管理形のダスト9は安定形の再利用樹脂24の筒
21により覆われて連続的に押し出される。
【0015】再利用樹脂24によって覆われ減容化され
た棒状の廃車シュレッダーダストを所定間隔ごとに1対
のカッタ23,23で切断することにより、切断と同時
に切断面を樹脂24で閉じ、図3に示すごとき樹脂24
中に封入された棒状の廃車シュレッダーダストを得る。
【0016】なお、カッタ23,23は、油圧で作動す
るように構成することも当然可能である。
【0017】また、減容化し樹脂で覆った廃車シュレッ
ダーダストは、樹脂が多いので、燃料として使用するこ
とも可能である。
【0018】
【発明の効果】以上、要するに本発明によれば次の如き
優れた効果を発揮する。
【0019】(1) 充分に減容化されかつ環境に害のない
管理形のダストを提供することができる。
【0020】(2) マテリアルリサイクルできない樹脂を
再利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る管理形ダストの処理装置の構造を
説明するための側断面図である。
【図2】図1のA−A線断面矢視図である。
【図3】切断後の管理形のダストの断面を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 押し出し装置 2 プラスチック押し出し装置 23 カッタ 25 ヒータ
フロントページの続き (72)発明者 大塚 裕之 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石川島播磨重工業株式会社 技術研究所 内 (56)参考文献 特開 昭50−20572(JP,A) 特開 昭51−108671(JP,A) 特開 平3−196886(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00 301 B29B 17/00 - 17/02 B29C 47/00 - 47/96

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック押し出し装置を用いて安定
    形の樹脂を筒状に押し出しつつ、別の押し出し装置を用
    いて管理形のダストを減容化しつつこれを安定形の樹脂
    の筒内に棒状に押し出すと共に、カッタで安定形の樹脂
    の筒ごと棒状の管理形のダストを包み込むように切断す
    ることにより、管理形のダストを安定形の樹脂内に封入
    するようにしたことを特徴とする管理形ダストの処理方
    法。
  2. 【請求項2】 上記管理形のダストが、樹脂を含んでい
    るときには、減容化と共にヒータにより樹脂を溶融させ
    るようにした請求項1記載の管理形ダストの処理方法。
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