JP3448481B2 - 非対称回線用tcp通信高速化装置 - Google Patents

非対称回線用tcp通信高速化装置

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JP3448481B2
JP3448481B2 JP05367698A JP5367698A JP3448481B2 JP 3448481 B2 JP3448481 B2 JP 3448481B2 JP 05367698 A JP05367698 A JP 05367698A JP 5367698 A JP5367698 A JP 5367698A JP 3448481 B2 JP3448481 B2 JP 3448481B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機間の通信経
路に伝送遅延の大きい区間を含む場合に、通信経路上に
1台設置するだけで一方向の通信速度を高速化するため
の非対称回線用TCP通信高速化装置に関するものであ
る。
【0002 】
【従来の技術】衛星通信によるインターネットアクセス
サービスでは、図10に示すように、インターネット9
のデータをインターネット9側の計算機1より加入者側
の計算機2に送信する経路6に通信衛星3を使用し、各
加入者側の計算機2からインターネット9側の計算機1
への通信は、電話やISDN等の公衆ネットワーク7を
使用することが想定される。図10中の符号で、4は衛
星通信の送信設備、5は衛星通信の受信設備、8はルー
タを示す。
【0003】このような通信形態をとるのは、各加入者
が衛星通信の送信設備を持つことが困難なためである。
【0004】一方、インターネット9で使用されている
TCPプロトコルは、フロー制御で使用されているウイ
ンドウサイズの最大値が制限されている。そのために、
伝送遅延の大きい衛星通信回線6を使用するネットワー
クでは高速な通信が不可能である。
【0005】従って、この様な通信形態においては、イ
ンターネット9から加入者へのTCPによる通信の高速
化が要望される。
【0006】この解決策として、従来、通信を行ってい
る計算機1、2間の通信経路の遅延区間の両端にゲート
ウェイ装置を設置し、ゲートウェイ装置間の通信に独自
の高速通信プロトコルを使用することにより、伝送遅延
の影響を軽減しようとする技術が開発されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、加入者は多数
考えられるので、各加入者側にすべてゲートウェイ装置
を設けるのは、実用的でない。
【0008】従って、本発明は、衛星通信によるインタ
ーネットサービスのような、伝送遅延が存在することに
より通信スループットが低下する場合に、加入者側に特
別な設備を設置することなく、通信速度を高速化するこ
とが可能な非対称回線用TCP通信高速化装置を提供す
るとを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、第1計算機との間及び第2
計算機との間でそれぞれパケットの送受信を行い、フロ
ー制御を持つ通信プロトコルにより通信を行う第1と第
2の計算機間の伝送路上で、第1計算機との間の伝送遅
延が第2計算機との間の伝送遅延よりも小さい位置に設
けられる装置であって、第1計算機から送信されてくる
データパケットに対するACKパケットを第2計算機の
代わりに生成するACKパケット生成手段と、SYNパ
ケット及びSYN+ACKパケットから第1計算機と第
2計算機とのコネクションに関するコネクション情報を
管理するコネクション情報管理手段と、FINパケット
を蓄積するFINパケット蓄積手段と、第1計算機から
送信されてくるデータパケットを格納するバッファ手段
と、第1計算機と同じ手順でデータパケットの再送処理
を行う再送手順処理手段と、第1計算機から送信されて
くるデータパケット第2計算機が通知している最大受
信可能データ量を超えて第2計算機に転送し、第2計算
機から送信されてくるデータパケットを第1計算機に転
送し、ACKパケット生成手段で生成したACKパケッ
トを第1計算機に送信し、第2計算機から送信されてく
るACKパケットは第2計算機には転送しないパケット
送受信手段を備え、第1計算機から第2計算機へ向かう
通信を高速化したことを特徴とする非対称回線用TCP
通信高速化装置である。
【0010】また、請求項2に係る発明は、前記通信プ
ロトコルがTCPプロトコルであることを特徴とする非
対称回線用TCP通信高速化装置である。
【0011】請求項3に係る発明は、コネクション情報
管理手段はコネクション情報の記録を当該コネクション
の解放後に削除することを特徴とする非対称回線用TC
P通信高速化装置である。
【0012】請求項4に係る発明は、FINパケット蓄
積手段は蓄積したパケットをデータ転送の終了後に転送
することを特徴とする非対称回線用TCP通信高速化装
置である。
【0013】
【0014】
【0015】請求項に係る発明は、第1計算機はイン
ターネットに接続され、第1計算機から第2計算機へ向
かう通信の伝送路には衛星通信回線が含まれ、第2計算
機から第1計算機へ向かう通信の伝送路は前記衛星通信
回線よりも伝送遅延が小さいことを特徴とする非対称回
線用TCP通信高速化装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
非対称回線用TCP通信高速化装置(以下、高速化装置
と呼ぶ)を説明する。
【0017】図1に示すように、本例では、伝送遅延の
大きい衛星通信回線6を経由してフロー制御を持つTC
Pプロトコルで通信を行うインターネットアクセスサー
ビスにおいて、伝送経路上の遅延区間の片端側である計
算機1側に、高速化装置10が設置される。TCPプロ
トコルはインターネットで広く利用されており、TCP
はフロー制御機能により受信バッファの溢れを防いでい
る。
【0018】図1において、2は伝送経路上の遅延区間
の反対側である加入者側の計算機、3は通信衛星、4は
衛星通信の送信設備、5は衛星通信の受信設備、7は伝
送遅延の小さい公衆ネットワーク、8はルータを示し、
計算機1はインターネット9からのデータを衛星通信回
線6を経由して計算機2に送信し、一方、計算機2は電
話やISDN等の公衆ネットワーク7を使用して計算機
1への送信を行う。
【0019】図2に示すように、本例の高速化装置10
は、双方向のパケット送受信手段11、ACKパケット
生成手段12、FINパケット蓄積手段13、コネクシ
ョン情報管理手段14、バッファ手段15及び再送手順
処理手段16を備える。
【0020】図2に示した構成の本例の高速化装置10
は、基本的には、下記のように機能し、動作する。
【0021】計算機1、2間のコネクション確立時に
は、高速化装置10は双方向パケット送受信手段(以
下、送受信手段と呼ぶ)11により、受信したパケット
を単に転送する。このとき、受信したパケットからコネ
クション情報を取得し、現在のシーケンス番号、通信相
手、ポート番号等の管理に必要な情報を取り出して、コ
ネクション情報管理手段14で管理する。これにより、
加入者が複数である場合など、多数のコネクションが確
立している場合に、各コネクションを区別し、コネクシ
ョン毎に通信速度高速化の処理を行うことができる。
【0022】計算機1、2間のデータ転送時には、高速
化装置10では、インターネット側の計算機1から送信
されたデータ(DATA)パケットを送受信手段11に
より受信すると、このDATAパケットに対する確認応
答(ACK)パケットをACKパケット生成手段12で
生成して、送受信手段11を介して計算機1に送信す
る。これにより、インターネット側の計算機1は、通信
相手(加入者側の計算機2)が遅延の少ない場所に存在
すると思い込む。
【0023】また、高速化装置10は、受信したDAT
Aパケットを送受信手段11により加入者側の計算機2
に転送する。計算機2へのDATAパケットの転送にお
いては、この計算機2から送られてくるACKパケット
が示すウインドウサイズを超えて送信する。この場合、
加入者側の計算機2が高速化装置10に隣接していて伝
送遅延が小さければ受信バッファが溢れてしまうが、実
際には衛星通信回線6の遅延によりパケットが計算機2
に到着までに時間を要するため、到着時には計算機2で
はウインドウが更新されて受信可能となる。計算機2か
ら送られてくるACKパケットは計算機1に転送するこ
となく、高速化装置10で吸収する。
【0024】以上により、インターネット側の計算機1
からDATAパケットが連続して送信できることにな
る。
【0025】計算機1、2間のコネクション解放時に
は、インターネット側の計算機1からFINパケットが
送られてきても、加入者側の計算機2へのデータ転送が
終了するまでは、FINパケットを転送せず、FINパ
ケット蓄積手段13により蓄積して保留する。データ転
送が終了すると、FINパケット蓄積手段13に蓄積さ
れていたFINパケットを送受信手段11により計算機
2に転送する。これにより、コネクションが解放され
る。この際、コネクション情報管理手段14は、解放さ
れたコネクションに該当するコネクション情報を削除す
る。
【0026】次に、図3〜図8を参照して、コネクショ
ン確立、データ転送、コネクション解放の各シーケンス
における高速化装置10の機能、動作を詳細に説明す
る。
【0027】図3〜図8に示すシーケンス図は、計算機
1と計算機2がTCPによる通信を行っている通信路
に、高速化装置10を設置した場合のシーケンスを示し
ている。計算機1と高速化装置10間は近距離区間であ
って伝送遅延は小さく、高速化装置10と計算機2間は
遅延区間であって遠距離等で伝送遅延が大きいと仮定し
ている。
【0028】図3と図4は、TCPコネクション確立時
のシーケンスを示している。但し、図3は近距離区間側
の計算機1からコネクション確立手順を開始し、図4は
遅延区間側の計算機2からコネクション確立手順を開始
する場合を示す。
【0029】TCPでは、パケットのヘッダ内にあるコ
ードフィールドのSYN、ACKフラグを使用し、SY
Nパケット(コードフィールドのSYNフラグが1に設
定されたパケット)、SYN+ACKパケット(SYN
フラグとACKフラグが共に1に設定されたパケット)
及びACKパケット(ACKフラグが1に設定されたパ
ケット)を交換する3ウェイハンドシェイクにより、コ
ネクションを確立する。
【0030】コネクションの確立手順を開始する計算機
がどれかにより、シーケンスは図3と図4の2種類存在
するが、どちらのシーケンスでも、高速化装置10は受
信したパケットを転送するだけである。但し、高速化装
置10では、パケット転送時に、パケット内の送信アド
レス、受信アドレス、送信元ポート番号、宛て先ポート
番号、シーケンス番号、等のコネクションに関する情報
を取得し、高速化処理の対象となるコネクションとして
コネクション情報管理手段14に記録する。
【0031】次に、図5と図6はTCPコネクション解
放時のシーケンスを示している。但し、図5は近距離区
間側の計算機1からコネクション解放手順を開始し、図
6は遅延区間側の計算機2からコネクション解放手順を
開始する場合を示す。
【0032】TCPでは、コネクション解放時には、パ
ケットのヘッダ内にあるコードフィールドのFIN、A
CKフラグを使用し、FINパケット(コードフィール
ドのFINフラグが1に設定されたパケット)、ACK
パケット(ACKフラグが1に設定されたパケット)及
びFIN+ACKパケット(FINフラグとACKフラ
グが共に1に設定されたパケット)を交換する。
【0033】コネクション解放時のシーケンスも、コネ
クション確立時と同様、コネクション解放手順を開始す
る計算機により、シーケンスは図5と図6の2種類存在
する。
【0034】計算機1がFINパケットを送信してコネ
クションの解放を開始するシーケンスでは、図5に示す
ように,高速化装置10は受信したFINパケットをF
INパケット蓄積手段13に一旦蓄積し、高速化装置1
0と計算機2の間での通信が終了するのを待つ。終了を
確認したら、FINパケット蓄積手段13に保持してい
るFINパケットを計算機2に転送し、その後のパケッ
トは、受信したパケットを転送していく。
【0035】計算機2がコネクション解放手順を開始し
た場合には、高速化装置10は、受信したパケットを転
送するのみで、一般的な解放シーケンスに従う。
【0036】コネクション解放手順が行われているとき
には、高速化装置10は対応するコネクションのコネク
ション情報を取得し、コネクションが解放された時点
で、該当するコネクション情報をコネクション情報管理
手段14により削除する。
【0037】次に、図7と図8はデータ転送時のシーケ
ンスを示している。但し、図7は近距離区間側の計算機
1からDATAパケットを送信し、図8は遅延区間側の
計算機2からDATAパケットを送信開始する場合を示
す。
【0038】高速化装置10は計算機1から計算機2へ
のデータ転送を高速化し、計算機2から計算機1へのデ
ータ転送は通常の手順に従っている。
【0039】即ち、計算機2から計算機1へのデータ転
送時には、高速化装置10は、受信したDATA(デー
タ)パケットを送受信手段11により単に転送するのみ
で、特殊な処理は行われない。
【0040】これに対し、計算機1から計算機2へデー
タが送られるときには、データ通信を高速化するため
に、以下の処理を行う。
【0041】高速化装置10では、計算機1が送信した
DATAパケットを送受信手段11により受信すると、
そのパケットに対応するACK(確認応答)パケットを
ACKパケット生成手段12により作成し、送受信手段
11を通して計算機1に送信する。このACKパケット
は、計算機2が作成して送信すべきものと全く同じフォ
ーマットで作成して送信する。
【0042】このACKパケットを受け取った計算機1
は、計算機2が伝送遅延の少ない場所に位置して即座に
確認応答パケットを返送してきたものと理解するため、
DATAパケットを続けて送信することになる。
【0043】また、高速化装置10は受信したDATA
パケットを送受信手段11により計算機2へ転送する。
【0044】このようにして、DATAパケットは計算
機1から連続し高速化装置10に到着するので、計算機
2の受信状況を勘案しながら計算機2へ続けて転送され
る。
【0045】このとき、本来であれば、計算機2が送信
する確認応答(ACK)パケットのウインドウフィール
ドで通知されたバッファサイズを超えるデータを送信す
ることは、TCPのプロトコル規定により禁止されてい
る。
【0046】しかし、高速化装置10は、伝送遅延によ
り、今回送信のパケットの到着時には、以前に送信され
たDATAパケットが計算機2にて順調に処理されてい
ると仮定し、計算機2から通知されたウインドウサイズ
(最大受信可能データ量)以上のDATAパケットを計
算機2に対して転送する。
【0047】これにより、計算機2からのACKパケッ
トの到着を待つことなく、連続して、データが高速化装
置10を通して計算機1から計算機2へ送られることに
なる。このため、通信速度が高速化される。
【0048】転送されたDATAパケットを受信した計
算機2は、DATAパケットに対するACKパケットを
返送するが、このACKパケットの代わりに既に高速化
装置10がACKパケットを生成して計算機1へ送信し
ている。従って、計算機2から送信されたACKパケッ
トは、高速化装置10は受信するだけで、計算機1には
転送しない。
【0049】ところで、計算機1から計算機2へデータ
が転送されるときには、計算機1が送信したDATAパ
ケットに対して、高速化装置10がACKパケットを返
送しているため、計算機1では該当するDATAパケッ
トを送信バッファから削除している。
【0050】従って、計算機2がそのDATAパケット
の再送要求をした場合にデータパケットを高速化装置1
0から再送できるように、高速化装置10は計算機2か
らのACKパケットを受信するまでは、該当するDAT
Aパケットをバッファ手段15に保管しておく。
【0051】パケットの紛失などでDATAパケットの
再送が必要になった場合には、高速化装置10が計算機
1の動作を模倣し、高速化装置10と計算機2との間
で、再送手順処理手段16によりTCPの再送手順に従
った通信を行う。即ち、高速化装置10は、エラー発生
時に誤り回復を行ったり、ネットワークの輻輳時にデー
タ送出量を調整するといった、計算機1、2で使用され
ている通信プロトコルの機能を有している。
【0052】次に、図9のフローチャートを参照して、
高速化装置10が任意の1つのパケットを受信した場合
の同パケットに対する処理アルゴリズムを説明する。但
し、簡単化のため、このフローチャートでは、パケット
の紛失等に対する誤り訂正に関する事柄は含めていな
い。
【0053】高速化装置10が計算機1又は計算機2か
らパケットを受信した場合、まず、受信したパケットの
プロトコルフィールドを確認して、TCPのパケット
か、それ以外のパケットであるかを確認する(ステップ
S1)。TCPのパケットでなければ、そのパケットを
転送する(ステップS17)。
【0054】受信したパケットがTCPのパケットであ
れば、IPアドレスとTCPポート番号を取得する(ス
テップS2)。
【0055】受信したTCPパケットのコードフィール
ドのフラグのうちで、SYNのフラグ又はSYNとAC
Kの両方のフラグが設定されているパケットであるか否
かを確認する(ステップS3)。SYNフラグ又はSY
NとACKの両方のフラグが設定されているパケット
(SYNパケット又はSYN+ACKパケット)であれ
ば、通信が開始されたと判断し、そのコネクションに関
する情報を登録し(ステップS4)、そのパケットを転
送する(ステップS17)。
【0056】SYNのフラグ又はSYNとACKの両方
のフラグが設定されているパケット以外のパケットであ
れば、そのTCPパケットのコネクション情報がすでに
登録されているか否かを確認する(ステップS5)。コ
ネクション情報が登録されていなければ、高速化の対象
となっていないコネクションであると判断し、そのパケ
ットを転送する(ステップS17)。
【0057】登録されているコネクションのTCPパケ
ットである場合は、そのパケットのコードフィールドの
フラグで、FINが設定されていて、ACKが設定され
ていないか否かを確認する(ステップS6)。FINが
設定されていて、ACKが設定されていない(FINパ
ケット)場合は、遅延区間でのデータ転送が終了したか
否かを確認する(ステップS7)。終了している場合
は、そのFINパケットを転送する(ステップS1
7)。終了していない場合は、そのFINパケットの転
送を保留し(ステップS8)、後続のパケットの処理に
おいてデータ転送の終了が確認できたら、保留していた
FINパケットを転送する(ステップS17)。
【0058】上記の処理に該当しなかったパケットにつ
いて、コードフィールドのフラグでFINとACKが同
時に設定されているかどうかを確認する(ステップS
9)。FINとACKのフラグが同時に設定されている
場合は、コネクションが解放されたと判断して、対応す
るコネクション情報を削除し(ステップS10)し、パ
ケットを転送する(ステップS17)。
【0059】受信したパケットのコードフィールドのフ
ラグでACKが設定され、SYNまたはFINが設定さ
れていないか否かを確認する(ステップS11)。AC
Kが設定され、SYNまたはFINが設定されていない
場合は、そのパケットが計算機2(遅延区間側)から送
信されたパケットか否か確認し(ステップS12)、計
算機2から送信されていない場合には、そのパケット転
送する(ステップS17)。但し、計算機2から送信さ
れ、SYNパケットやFINパケットに対するACKパ
ケットでなく、DATAパケットに対するACKパケッ
トである場合には、その該当コネクションでFINパケ
ットの転送を保留し、且つ、そのACK(確認応答)に
よりデータ転送が終了するか否かを確認する(ステップ
S13)。以上の条件に合致する場合には、FINパケ
ットの保留を解除し(ステップS14)、そのACKに
対応するDATAパケットをバッファ手段15から削除
する(ステップS15)。その条件に合致しない場合
は、単にそのACKに対応するDATAパケットをバッ
ファ手段15から削除するのみの動作となる(ステップ
S15)。いずれの場合も、受信したACKパケットは
転送されない。
【0060】受信したパケットがDATAパケットであ
り、計算機1(近距離区間側)から送信されてきたもの
であるか否かを確認し(ステップS16)、計算機1か
ら送信されてきていないものは、そのまま転送する(ス
テップS17)。計算機1から送信されてきたものであ
るときは、そのパケットに対するACKパケットを生成
して計算機1に転送すると共に受信したDATAパケッ
トを計算機2(遅延区間側)に転送し、同時にバッファ
手段15にも格納する(ステップS17)。バッファ手
段15に格納したDATAパケットは、計算機2からの
ACKパケットの受信により削除される。
【0061】以上の説明では図1に示したように、衛星
通信回線6を経由してフロー制御を持つTCPプロトコ
ルで通信を行うインターネットアクセスサービスにおい
て、伝送経路上の遅延区間片端側である計算機1側に高
速化装置10を設置したが、本発明の適用はこれに限る
ものではない。
【0062】例えば、図11に示すように、国際通信や
衛星通信などを含め、伝送遅延が発生する任意の伝送路
(ネットワーク)17を経由してTCPで通信を行って
いる場合において、伝送経路上の遅延区間の片端に高速
化装置10を設置しても良い。このとき、遅延区間の逆
側に位置する計算機2がデータを受信する場合に、通信
速度が高速化される。なお、符号18は伝送遅延の小さ
い伝送路である。
【0063】更に、TCPでなくても、フロー制御を持
つ通信プロトコルで通信を行っている場合にも伝送経路
上の遅延区間の片端に高速化装置10を設置しておくこ
とにより、遅延区間の逆側に位置する計算機2がデータ
を受信する場合に、通信速度が高速化される。
【0064】以上説明したように、衛星通信経由または
遠距離通信により、通信を行っている計算機間で伝送遅
延が発生する場合には、使用している伝送路の帯域が十
分に確保されていても、フロー制御により受信するデー
タを制限してオーバーフローを防いでいる通信プロトコ
ルでは、フロー制御で使用されている最大ウインドウサ
イズが制限されているため、高速な通信を行うことは不
可能であった。しかし、高速化装置10は、通信を行っ
ている計算機1、2間の経路上に設置して経路上を流れ
るパケットを取得し、加工して送出することにより、遅
延により応答が遅れていた確認応答パケットの到着を早
くし、通信を行っている計算機が遅延の無いネットワー
クを経由していると思い込ませている。これにより、フ
ロー制御に使用されるウインドウサイズが小さい場合で
も、遅延のあるネットワークでの通信速度が高速化され
る。
【0065】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、遅延の大きなネットワークを経由している場
合に、大きなウインドウサイズが使用できないフロー制
御型通信プロトコルによる通信を行う場合でも、送受信
を行っている計算機のプロトコルのパラメータを一切変
更せず、また、これらの計算機に特別な装置やソフトウ
ェアを実装する必要もなく、遅延の大きなネットワーク
を経由した通信において、一方向ではあるが通信速度を
加速することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非対称回線用TCP通信高速化装置の
適用例を示す図。
【図2】本発明の実施の形態に係る非対称回線用TCP
通信高速化装置の構成例を示す図。
【図3】伝送遅延の小さい区間側の計算機がコネクショ
ン確立手順を開始した場合のシーケンスを示す図。
【図4】伝送遅延の大きい区間側の計算機がコネクショ
ン確立手順を開始した場合のシーケンスを示す図。
【図5】伝送遅延の小さい区間側の計算機がコネクショ
ン解放手順を開始した場合のシーケンスを示す図。
【図6】伝送遅延の大きい区間側の計算機がコネクショ
ン解放手順を開始した場合のシーケンスを示す図。
【図7】伝送遅延の小さい区間側の計算機がデータ転送
を行った場合のシーケンスを示す図。
【図8】伝送遅延の大きい区間側の計算機がデータ転送
を行う場合のシーケンスを示す図。
【図9】本発明の実施の形態に係る非対称回線用TCP
通信高速化装置の処理手順を示すフローチャート図。
【図10】通信衛星経由の計算機間通信の例を示す図。
【図11】本発明の非対称回線用TCP通信高速化装置
の他の適用例を示す図。
【符号の説明】
1 第1計算機(伝送遅延の小さい伝送路側の計算機) 2 第2計算機(伝送遅延の大きい伝送路側の計算機) 3 通信衛星 4 衛星通信の送受信設備 5 衛星通信の受信設備 6 衛星通信回線(伝送遅延の大きい伝送路) 7 公衆ネットワーク(伝送遅延の小さい伝送路) 8 ルータ 9 インターネット 10 高速化装置(非対称回線用TCP通信高速化装
置) 11 パケット送受信手段 12 ACKパケット生成手段 13 FINパケット蓄積手段 14 コネクション情報管理手段 15 バッファ手段 16 再送手順処理手段 17 伝送遅延の大きい伝送路 18 伝送遅延の小さい伝送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 聰彦 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 国 際電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−177177(JP,A) 特開 平11−205384(JP,A) 特開 平11−112576(JP,A) 特開 平7−212363(JP,A) 特表 平9−510596(JP,A) 長谷川輝之ほか,広域ATM網を介し たLAN間接続のためのTCPゲートウ ェイの実装と性能評価,電子情報通信学 会論文誌,日本,(社)電子情報通信学 会,1996年 5月,Vol.J79−B− I No.5,p262−270 長谷川輝之ほか,広域ATM網を介し たLAN間接続のためのTCPゲートウ ェイの実装,電子情報通信学会技術研究 報告,日本,(社)電子情報通信学会, 1995年 9月29日,IN95−52,pp67 −72 福長昌彦ほか,LANと広域網を接続 するためのトランスポート層ゲートウェ イの設計,電子情報通信学会1994年春季 大会講演論文集,日本,(社)電子情報 通信学会,1994年,B−704,3−199 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56 H04L 1/16 H04L 29/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1計算機との間及び第2計算機との間
    でそれぞれパケットの送受信を行い、フロー制御を持つ
    通信プロトコルにより通信を行う第1と第2の計算機間
    の伝送路上で、第1計算機との間の伝送遅延が第2計算
    機との間の伝送遅延よりも小さい位置に設けられる装置
    であって、 第1計算機から送信されてくるデータパケットに対する
    ACKパケットを第2計算機の代わりに生成するACK
    パケット生成手段と、SYNパケット及びSYN+ACKパケットから第1計
    算機と第2計算機とのコネクションに関するコネクショ
    ン情報を管理するコネクション情報管理手段と、FIN
    パケットを蓄積するFINパケット蓄積手段と、 第1計算機から送信されてくるデータパケットを格納す
    るバッファ手段と、 第1計算機と同じ手順でデータパケットの再送処理を行
    う再送手順処理手段と、第1計算機から 送信されてくる
    データパケット第2計算機が通知している最大受信可
    能データ量を超えて第2計算機に転送し、第2計算機か
    ら送信されてくるデータパケットを第1計算機に転送
    し、ACKパケット生成手段で生成したACKパケット
    を第1計算機に送信し、第2計算機から送信されてくる
    ACKパケットは第2計算機には転送しないパケット送
    受信手段を備え、 第1計算機から第2計算機へ向かう通信を高速化したこ
    とを特徴とする非対称回線用TCP通信高速化装置。
  2. 【請求項2】 前記通信プロトコルがTCPプロトコル
    であることを特徴とする請求項1に記載の非対称回線用
    TCP通信高速化装置。
  3. 【請求項3】 コネクション情報管理手段はコネクショ
    ン情報の記録を当該コネクションの解放後に削除するこ
    を特徴とする請求項1に記載の非対称回線用TCP通
    信高速化装置。
  4. 【請求項4】 FINパケット蓄積手段は蓄積したパケ
    ットをデータ転送の終了後に転送することを特徴とする
    請求項1に記載の非対称回線用TCP通信高速化装置。
  5. 【請求項5】 第1計算機はインターネットに接続さ
    れ、第1計算機から第2計算機へ向かう通信の伝送路に
    は衛星通信回線が含まれ、第2計算機から第1計算機へ
    向かう通信の伝送路は前記衛星通信回線よりも伝送遅延
    が小さいことを特徴とする請求項1に記載の非対称回線
    用TCP通信高速化装置。
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