JP3448062B2 - 3相導体構造 - Google Patents

3相導体構造

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JP3448062B2 JP52001695A JP52001695A JP3448062B2 JP 3448062 B2 JP3448062 B2 JP 3448062B2 JP 52001695 A JP52001695 A JP 52001695A JP 52001695 A JP52001695 A JP 52001695A JP 3448062 B2 JP3448062 B2 JP 3448062B2
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ペツテルソン,ペル
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ヴアツテンフアル・アクチエボラーグ
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  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
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  • Hard Magnetic Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、全体的には3相導体構造に関するものであ
り、特別には3相導体構造によって発生する磁場縮小を
行うことを主目的とする、位相導体の位相分割、配置を
使用する方法および構造に関するものである。
技術背景 今日、健康への影響を考慮すると共に電子機器への悪
影響を考慮して、3相導体構造付近の磁場を縮小するこ
とが望ましいことは周知のことである。代表的には、3
相導体構造とは、本明細書では、例えば架空式および地
下式動力線、変電所スイッチ装置のバスバー・システ
ム、発電所などの発電機バスバーである。
架空式動力線に関しては、種々の対称的な位相の導体
構造によって磁場を縮小することが試みられてきた。こ
れらの導体構造は、5つあるいは6つに分割された位相
導体を包含し、2つの位相および3つの位相をそれぞれ
2つの位相導体に分割している。その結果、コストがか
かり、高価な構造となる。
3つの位相導体を有する現存の3相導体構造(多くの
場合、発生した磁場を縮小するための合理的な方法によ
る再構築をすることができない)には特別の問題が生じ
る。
発明の目的 本発明の主目的は、単純で安価かつ効果的な方法で3
相導体構造からの磁場を縮小する方法を提供することに
ある。
本発明の別の目的は、広範囲にわたる対称型位相導体
配置を必要としない磁場縮小方法を提供することにあ
る。
本発明のさらに別の目的は、平面配置で3つの位相導
体を有する現存の3相導体構造で用いるのに非常に適し
た磁場縮小方法を提供することにある。
本発明のまたさらに別の目的は、磁場の縮小に加え
て、3つの位相導体を有する種々の従来の構造において
位相導体を容易に使用できるようにする方法を提供する
ことにある。
本発明のまたさらに別の目的は、長距離伝送用の3相
構造において、3つの位相導体を有する従来の構造に比
して、伝送能力を高めると共に発生した磁場を縮小する
ことのできる方法を提供することにある。
発明の概要 上記の目的は、添付の請求の範囲の各項に述べた特徴
を有する方法、構造、使用方法によって達成し得る。
本発明は、4つの位相導体を有し、そのうちの2つが
同一の位相に接続されてループを形成する非対称構造
が、3つの位相導体からなる従来の構造に比して、本質
的な磁場縮小を驚異的に達成するという知識に基づいて
いる。2つの「分割」された位相導体は、2つの位相導
体の片側で外側において、非分割位相に属する中央にそ
れぞれ配置される。ループは、少なくとも始端で、それ
ぞれ位相分割端で2つの外側位相導体を互いに接続する
ことによって形成される。この接続は、普通の要領で実
施し得る。架空式動力線では、位相導体は、例えば使用
される極構造からのサスペンションに関連してサスペン
ション型クロス接続導体(スラック)からなることがあ
る。バスバーでは、普通、2つの分割された位相導体ま
で延びる各セルの接続バーからなる。
本発明の構造では、位相導体の長さ方向に対して横方
向に見て、4つの位相導体が、延長配置で、好ましくは
少なくとも本質的に平面あるいは直線配置で配置してあ
る。位相導体は、均等に隔たっていると有利であり、必
要な絶縁などの要件を考慮しながらその間隔はできる限
り小さく保たれる。この位相導体構造は、本質的に、水
平でも、垂直でも、または一般的に傾斜していても良
い。
本発明の第1の特徴によれば、磁場縮小の実質的な部
分は、外側の位相導体で形成される非スクリューイング
・ループで循環する電流によって得られる。これらの循
環する電流の発生は、ループに容量性の要素を接続する
ことによって促進することができる。このような容量性
要素としては、例えばコンデンサがあり、これらを好ま
しくは対称的に、すなわちループを形成している両接続
部においてループ形成接続部に接続すると有利である。
架空式動力線では、容量性要素は、例えばクロス接続導
体(スラック)から釣り下げ得る。
3つの位相導体を有する扁平型の位相構造と比べて、
本発明を使用すると、非スクリューイング・ループの場
合に、磁場は通常の値の約三分の一まで縮小し得る。ル
ープに接続した容量性要素によるループのインダクタン
スの最適な補正量(約60%)を使用した場合、磁場をさ
らに半分に縮小することができる。全体的に見れば、磁
場は約六分の一まで減少する。それ故、循環電流は、非
補正の場合の約10%に比べて、位相電流の約20%となり
得るのが普通である。
バー構造では、循環電流は、分割位相のバーに大きな
寸法を与えることによって増大する。補正なしの場合で
も磁場が約8の係数で減少することがわかっている。
ここで、本発明が、本発明に従って採られる距離を再
設定することによって3つの位相導体からなる従来の扁
平型構造を有する動力線の特別な距離から磁場を制御し
ながら縮小するのに用いるのに有利であり得るというこ
とは了解されたい。
ポータル式ラインポールによって支えられる従来の架
空式動力線では、多くの場合、位相間およびポールに必
要な絶縁性を維持しながら、分割によって得られるそれ
ぞれのラインポールの2つのポール脚間に、2つのポー
ル脚部の各外側に1つあて、2つの未分割位相導体を配
置することができることがわかっている。その結果、位
相距離を半分にすることができ、これにより磁場を余分
に半分にすることができ、最大補正も利用する場合に
は、全体的に約二十分の一まで縮小することができる。
埋め込み線においては、多くの場合、3つの普通に隔
たって配置した平行な位相導体の側部に前記3つの位相
導体の最も近いところからの距離(好ましくは前記3つ
の位相導体間の相互距離にほぼ等しい)のところに付加
的な位相導体を配置することは比較的容易である。この
付加的な位相導体は前記3つの位相導体のうちの最も離
れている位相導体に接続されて必要なループを形成す
る。原則として、ケーブル式位相導体、すなわち、何ら
問題もなく交差し得る絶縁式位相導体が用いられるの
で、必要な接続部は何ら問題を発生しない。
また、バー型の位相導体と関連して、原則として、普
通のバー構造を構成する3本のバーと平行に付加的なバ
ーを配置するのに何ら困難はない。
ここで、本発明が新しい構造のためにも再構築のため
にも使用できることはきわめて容易に理解できよう。殊
に長い動力線のためには、本質的に、異なった位相のイ
ンピーダンス間の不平衡を低減する目的でスクリューイ
ングを使用すると便利である。スクリューイングは、3
つの位相を本発明に従って好ましくは等しい長さのライ
ン部分に沿って前後に分割することによって容易に実施
し得る。扁平配置の3つの位相導体を有する普通の構造
と比べて、本発明によるスクリューイング構造は、補正
なしで約20%低い誘導性リアクタンスを生み出し、適切
な補正を行えば約30%低い誘導性リアクタンスを生み出
す。このことにより、伝送能力を、補正なしで約25%、
適切な補正を行って約50%向上させることができる。外
側位相導体の各々が他の2つの位相導体の横断面の少な
くとも半分の横断面を有する場合には全体的な導体横断
面の損失はそれほど大きくない。
本発明の第2の特徴によれば、長い距離にわたる伝送
のためのライン構造に関連して特に有利である磁場縮小
を、損失を避けながら達成することができる。それ故、
上記タイプのラインスクリューイングと一緒にスクリュ
ーイング・ループを用いる。スクリューイング・ループ
は、誘導性リアクタンスが何ら考慮範囲に影響しないよ
うに思える驚異的な発見と同時に、ループ内の循環電流
が回避されることを意味する。こうして得られる磁場縮
小は、普通の3相導体構造と比べて半分であり、伝送能
力は約25%向上する。もしループ補正も利用する場合
(これは可能である)には、伝送能力はもっと向上す
る。
本発明による4導体構造のさらに好ましい効果は、導
体に作用する短絡力が低くなるということである。普通
の扁平型3相導体構造に比べて、3相短絡における力は
動力線の場合に約40%減少し、バーの場合には補正なし
でも約50%減少すると思われる。補正を行った場合、こ
の減少は両方の場合に50%をかなり超えるであろう。
しかしながら、本発明による4本の位相導体を使用す
ることは、3本だけの位相導体を持つ種々の他の構造配
置を必要に応じて提供するのに用いることができる余剰
な状態も意味する。これは、1本の位相導体を例えば故
障、修理などにより一時的に外さなければならない場合
に連続作動を可能とすることができる。もちろん、必要
な位相切り替えや横断接続の遮断/切り替えは実施しな
ければならない。このための準備はスイッチ装置あるい
は他の適当な場所で行われ得る。
本発明の接続可能性を利用するとき、或る場合には、
全体的な最適化の目的で2つの外側位相導体に少なくと
も他の2つの位相導体と同じ横断面を与えると便利であ
るかも知れない。
架空式動力線と関連して、本発明による4つの位相導
体を用いる場合、或る場合には配線が簡略化できる。こ
れは、1本の導体が各ポールの各側にという具合に導体
を2つの個別のポールから対にして吊り下げることがで
き、これにより融通性が増す。
本発明による導体構造はまた、4本の導体をそれぞれ
2本の導体を持つ2つのダイポールに対して使用する直
流伝送へ変換できるという利点も有する。
以下、添付図面を参照しながらいくつかの実施例によ
って本発明をより詳細に説明する。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明の基本的な実施例を概略的に示す。
第2図は、補正されたループを備える本発明の別の実
施例を概略的に示す。
第3図は、スクリューイングを用いる本発明の第2の
実施例を概略的に示す。
第4図は、ループスクリューイングを用いる本発明の
第4の実施例を概略的に示す。
第5図は、本発明の一実施例による4導体構造へ従来
の3導体構造を改造した例を概略的に示す。
第6図は、第5図の改造で得られた磁場縮小を示す図
である。
第7図は、本発明によるバスバー構造の実施例の概略
斜視図である。
好ましい実施例の説明 第1図は、3つの位相R、S、Tを包含する導体構造
で発生する磁場の縮小のためのライン部分Lについてど
のように本発明を用いるかを示している。3つの入力位
相導体1、2、3が扁平位相構造内で平行に延びてい
る。ライン部分Lの始端で、R位相導体1はS、T位相
導体2、3の両側でそれらと平行に延びる2つの位相導
体4、5に分割されている。その際、扁平な位相構造は
保持し、位相導体2、3、4、5間の等しい相互距離も
変えない。ライン部分Lの終端で、位相導体4、5は結
合してR位相導体1を復活させる。
図示の実施例において、位相導体4は入力位相導体1
の直接的な延長部となっており、ライン部分Lの端で、
出力位相導体1は位相導体4の直背的な延長部となって
いる。位相導体5は、それぞれクロス接続部6、7によ
って位相導体4の始端、終端に接続してある。架空式ラ
インに関連して、クロス接続部6、7は、容易にわかる
ように、ライン支持ポール構造と接続して配置した吊り
下がりスラックとして適当に設計してある。
あるいは、出力位相導体1が位相導体5の直接延長部
となっていても良いことは了解されたい。
第2図は、第1図に示すような一般的なタイプの実施
例においていかにして導体4、5、6、7によって形成
されるループのインダクタンスを補正することができる
ようになるかを示している。この補正は、それぞれクロ
ス接続部6、7に接続した容量性要素8、9によって行
われる。これらの要素は、例えば第5図に示すように、
スラックに吊り下げられたコンデンサからなり得る。
第2図の実施例において、出力R位相導体1は第1図
の実施例と異なり、反対側から始まる。換言すれば、位
相導体5の直接延長部となっている。直ちに明らかとな
るように、これは対称性を改善することになり、2つの
容量性要素8、9がループの半分ずつに配置されること
になる。
第3図は、インピーダンス不平衡を低減する目的のた
めに、本発明を用いる場合にスクリューイングをいかに
して適用できるかを示す実施例を示している。図示の場
合、第1図に示すような基本的な構造を仮定している。
R、S、T位相は、それぞれ部分L/3に沿って分割され
ている。R位相は第1図に示すように分割されている
が、クロス接続部7は2つの部分7′、7″を有する。
S位相2は、それ相応に、それぞれクロス接続部13′、
13″および14′、14″によって2つの位相導体11、12に
分割されており、T位相3はそれぞれクロス接続部1
7′、17″、18によって2つの位相導体15、16に分割さ
れている。
第4図はスクリューイング・ループと関連して本発明
を使用する例を概略的に示している。ここで、R位相は
2つの位相導体21、22に分割されており、これらの位相
導体は第1図のものと同じタイプの端部クロス接続部2
3、24と共にスクリューイング・ループを形成する。換
言すれば、ループは全体的に8の字形態となっており、
横方向中央のループ部分21″、22″が25のところで互い
に交差しているが、互いに接触はしていない。クロス接
続部21″、22″はライン部分Lの中央に位置しており、
クロス接続部23、24と同様の方法で設計しても良い。こ
のループ・デザインは循環電流を何ら発生せず、その結
果、ループ損失を生じさせず、それと共に、誘導性リア
クタンスがそれほど増大することがない。
第5図は3本の位相導体を有する220kV動力線をより
低い磁場を発生するように本発明に従って如何にして再
構築し得るかを示している。ここで導体は、2つのポー
ル31、32と1つのクロスビーム33とからなるポータルタ
イプのラインポールから吊り下げられている。破線は3
つの位相導体R、S、Tの絶縁体35、36、37からの従来
の吊り下げ状態を示している。第2図による実施例へ再
構築する際に、必要な絶縁性を維持しながら位相距離を
半分に減らせることがわかった。このことは、2つの位
相導体S、Tを山形した絶縁体対41、42および43、44の
それぞれによって適当にポール31、32間に対称的に吊り
下げることができることを意味する。第3の位相Rは分
割され、そうしてできた2つの位相導体R/2が同様にそ
れぞれ山形絶縁対45、46および47、48によってポール3
1、32の外側に吊り下げられる。位相導体S、T間の位
相距離は、これらの位相導体と外側の位相導体R/2、T/2
のそれぞれとの間の距離に等しい。
2つの外側の位相導体R/2、T/2はスラック導体の形を
しているクロス接続部51によって相互に接続され、この
スラック導体の最下方部にはコンデンサ53が接続してあ
る。
第6図は、導体構造の対称線から側方への距離の関数
として、1.5メートルの地面からの距離のところで測っ
た発生磁場の強さのグラフを示している。このグラフ61
は従来の3導体構造からの磁場を示している。グラフ62
は再構築後に得た4導体構造からの、補正なしの、すな
わちコンデンサ53のない場合の磁場を示している。グラ
フ63は、補正を行った場合、すなわちコンデンサ53を接
続した場合の対応する磁場を示している。容易にわかる
ように、きわめて良好な磁場の縮小が得られている。図
示実施例では、位相距離を半分にしたことも貢献してい
る。すなわち、磁場を半分にしている。
第7図は本発明によるバスバー構造の断片を示してい
る。このバスバー構造は2つの中央配置の普通のバー7
1、72を包含しており、これらのバーはそれぞれ直立接
続バー73、74を介してR位相、T位相に接続してある。
S位相は2つの外側バー75、76に分割してあり、これら
のバーは直立接続バー77から反対方向に延びるバー部分
78、79を介して直立接続バー77に接続してある。バー7
7、78、79はほぼY字形となっている。同様に、バー7
8、79は外側バー75、76の間に相互接続部を構成してい
る。
バー75、76は山形となっており、(垂直方向におい
て)バー73、74よりも幅の広い垂直部分81と、垂直部分
81の上縁から内方へ延びる水平部分82とを有する。これ
らの水平部分82は、いかなる場合にも、クロス接続部7
8、79に対応する位置においてクロス接続部83によって
適当に相互連結されている。容易にわかるように、この
バー構造は非常に安定していると共に、2つの外側バー
が大きな寸法を持てるという利点がある。
フロントページの続き (56)参考文献 国際公開94/26013(WO,A1) J N Astakhov 他5名, USSR study of eiec trical transmissio n of increased cap acity and reduced ecological infl u..,International Journal of Electri cal Power & Energy System,英国,Electr Power Energy Syst, 1981年 1月,Volume 3 nu mber 1 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 7/20 H02G 1/02

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3相電気導体構造からの磁場を低下させる
    方法であって、発生磁場を縮小させるために位相導体の
    位相分割、配置を用いる方法において、1つの位相を2
    つの位相導体に分割し、これら2つの位相導体を未分割
    位相の位相導体の各側に1つずつ、横断面で見て延長し
    た位相構造となるように配置し、最初に述べた2つの位
    相導体を相互に接続してループを形成することを特徴と
    する方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の方法において、横断面で見
    て4つの位相導体を少なくともほぼ扁平または直線の位
    相構造として配置したことを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の方法において、
    4つの位相導体を横断面で見て互いにほぼ等間隔に隔た
    った状態に配置したことを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1つに記載の方法
    において、ループ内、好ましくはループ形成接続部の1
    つまたはそれ以上に容量性要素を配置し、それによっ
    て、磁場縮小用循環電流の発生を促進することを特徴と
    する方法。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1つに記載の方法
    において、ループをスクリューイングして少なくともル
    ープ内の循環電流をほぼ除去し、ループ損失を回避する
    ことを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか1つに記載の方法
    において、3つの位相を好ましくはライン部分に沿って
    均等に分割し、位相のインピーダンス間の不平衡を減ら
    すスクリューイングを得ることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれか1つに記載の方法
    であって、ポータルタイプのラインポールによって支持
    された架空式ラインと関連する方法において、2つの未
    分割位相導体を各ラインポールの2つのポール脚とこれ
    ら2つのポール脚のそれぞれの外側に1つずつ分割する
    ことによって得られた2つの位相導体の間に設置するこ
    とを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】請求項1〜6のいずれか1つに記載の方法
    において、地下ラインと関連する方法において、3つの
    普通に個別に配置された平行な位相導体の傍らの、前記
    3つの位相導体のうち最も近いものからの、前記3つの
    位相導体間の相互距離にほぼ等しい距離のところに余分
    な位相導体を設置し、この余分な位相導体を前記3つの
    位相導体のうちの最も遠い方の位相導体と接続してルー
    プを形成することを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のいずれか1つに記載の方法
    において、分割した位相導体のうちの一方あるいは両方
    が、他の2つの位相導体あるいはそのうちの一方と共
    に、3つの位相導体からなる普通の3相導体構造を構成
    し得るように位相導体を配置したことを特徴とする方
    法。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の方法において、少なく
    ともほぼ同じ導体横断面を有する4つの位相導体を使用
    することを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】ほぼ平行で個別に配置した位相導体を包
    含する、電流を3相伝送するための構造であって、4つ
    の位相導体からなり、そのうちの2つの中央の個別の位
    相導体をそれぞれ1つの位相に割り当て、他の2つの位
    相導体を2つの中央位相導体の各側に1つずつ個別に配
    置し、相互接続してループを形成し、第3の位相を割り
    当てたことを特徴とする構造。
  12. 【請求項12】請求項11に記載の構造において、ライン
    の長さに対して横方向に見て、位相導体を少なくとも互
    いにほぼ一致するように配置したことを特徴とする構
    造。
  13. 【請求項13】請求項11または12に記載の構造におい
    て、ループ内に容量性要素を配置して磁場縮小用循環電
    流の発生を促進させ、前記容量性要素が好ましくは前記
    他方の2つの位相導体間のループ形成接続部に配置して
    あることを特徴とする構造。
  14. 【請求項14】3相電気導体構造において少なくともほ
    ぼ平行な4つの位相導体を使用する方法であり、2つの
    個別の中央配置の位相導体をそれぞれ1つの位相に割り
    当て、他の2つの位相導体を第3の位相に割り当て、2
    つの中央配置の位相導体の各側に1つずつ個別に配置
    し、それらを相互接続してループを形成し、導体構造に
    よって発生した磁場を導体構造のループによって取り囲
    まれた長さ部分に沿って縮小させ、前記ループのインダ
    クタンスを、好ましくは前記ループ内に容量性要素を配
    置して循環電流の発生を促進させることによって補正す
    ることを特徴とする使用方法。
  15. 【請求項15】3相電気導体構造において少なくともほ
    ぼ平行な4つの位相導体を使用する方法であり、2つの
    個別の中央配置の位相導体をそれぞれ1つの位相に割り
    当て、他の2つの位相導体を第3の位相に割り当て、2
    つの中央配置の位相導体の各側に1つずつ個別に配置
    し、それらを相互接続してループを形成し、3つの位相
    を好ましくはライン部分に沿って均等に分割し、位相の
    インピーダンス間の不平衡を低下させるクリューイング
    を得、各ループをスクリューイングし、それによって、
    ループ内の循環電流を少なくともほぼ除去し、発生磁場
    を縮小し、ループ損失を避け、3つの位相導体を有する
    普通の導体構造に比べて伝送能力を向上させたことを特
    徴とする使用方法。
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