JP3446597B2 - 自動分注装置および分注方法 - Google Patents

自動分注装置および分注方法

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JP3446597B2
JP3446597B2 JP08993398A JP8993398A JP3446597B2 JP 3446597 B2 JP3446597 B2 JP 3446597B2 JP 08993398 A JP08993398 A JP 08993398A JP 8993398 A JP8993398 A JP 8993398A JP 3446597 B2 JP3446597 B2 JP 3446597B2
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朗 樋口
直紀 宮崎
健一 黒田
秀吉 北原
健二 石山
隆 大黒
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M33/00Means for introduction, transport, positioning, extraction, harvesting, peeling or sampling of biological material in or from the apparatus
    • C12M33/04Means for introduction, transport, positioning, extraction, harvesting, peeling or sampling of biological material in or from the apparatus by injection or suction, e.g. using pipettes, syringes, needles
    • C12M33/06Means for introduction, transport, positioning, extraction, harvesting, peeling or sampling of biological material in or from the apparatus by injection or suction, e.g. using pipettes, syringes, needles for multiple inoculation or multiple collection of samples

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検体や試薬などの
液体を分注する自動分注装置および分注方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】生化学分野等で行われる試験や分析にお
いて、検体や試薬などの液体を試料容器であるマイクロ
プレートの小孔に小分けする分注操作が行われる。この
分注は、分注ノズルによって液体を吸入・吐出すること
によって行われ、分注ノズルには通常使い捨ての分注チ
ップが装着される。そして必要に応じて分注チップは新
しいものと交換される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】分注チップの装着は、
分注ノズルの下端部をピペット形状の分注チップの内部
に挿入することにより行われる。ところが分注チップの
分注ノズルへの固定は、弾力性を有する樹脂製の分注チ
ップが、分注ノズルの下端部を外側から弾性によって締
め付けることのみによるため、装着後に分注チップに何
らかの外力が加わった場合には、分注チップは分注ノズ
ルに対して完全に真直に装着された状態とならず、分注
チップの下端部が位置ずれを生じる結果となる。このよ
うにして生じる多少の位置ずれは、分注対象のマイクロ
プレートの小孔の径が大きい場合には特に問題とならな
い。多少の位置ずれがあっても分注チップが小孔の中に
挿入されている限りは、液体の正常な吸入・吐出に支障
がないからである。
【0004】しかしながら、近年試験作業の効率向上の
要請から1つのマイクロプレートに設けられる試料収納
用の小孔の数が大幅に増大した結果、分注用の小孔は従
来のものと比較すると格段に小径化している。このた
め、このようなマイクロプレートに従来の自動分注装置
を用いた場合には、分注チップの位置ずれに起因する不
具合のため分注が不可能となる場合が生じるという問題
点があった。
【0005】そこで本発明は、分注チップの位置ずれに
起因する不具合を減少させることができる自動分注装置
および分注方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の自動分注
装置は、分注チップが装着された複数の分注ノズルを備
えた分注ヘッドと、この分注ヘッドを水平方向に移動さ
せる移動手段と、プレートやリザーバを載置して分注を
行う分注ステージと、未使用の新しい分注チップを格納
するストッカと、前記分注ヘッドに装着された分注チッ
プの下端部を撮像する撮像手段と、この撮像手段の撮像
結果に基づいて分注チップの下端部の位置ずれ量を画像
認識により求め、この位置ずれを補正する位置ずれ補正
量を算出する画像認識部と、この位置ずれ補正量に基づ
いて分注時の分注ヘッドの位置を制御する制御部とを備
えた。
【0007】請求項2記載の自動分注装置は、請求項1
記載の自動分注装置であって、前記画像認識部が、分注
チップの下端部の位置ずれの態様を判定するずれ状態判
定部と、前記位置ずれが前記分注ヘッドに装着された分
注チップ全体の位置ずれである場合に前記全体の位置ず
れ量に基づいて位置ずれ補正量を算出する全体ずれ処理
部と、前記位置ずれが前記分注チップに装着された分注
チップの部分的なずれである場合に当該位置ずれ部分の
位置ずれ量に基づいて位置ずれ補正量を算出する部分ず
れ処理部とを有するようにした。
【0008】請求項3記載の分注方法は、分注ヘッドの
複数の分注ノズルに装着された分注チップの下端部から
液体を吸入・吐出して分注を行う分注方法であって、ス
トッカに格納された未使用の新しい分注チップを分注ノ
ズルに装着させた後に前記分注ヘッドを撮像手段の上方
に位置させて前記分注チップの下端部を撮像手段により
撮像する工程と、この撮像結果に基づいて画像認識を行
い前記分注チップの下端部の位置ずれ量を求める工程
と、この位置ずれ量に基づいて位置ずれ補正量を求める
工程と、この位置ずれ補正量に基づいて移動手段を制御
して分注ヘッドを位置決めする工程とを含む。
【0009】請求項4記載の分注方法は、請求項3記載
の分注方法であって、前記位置ずれ補正量を求める工程
において、ずれ状態判定部にて分注チップの下端部の位
置ずれの態様を判定し、前記位置ずれが前記分注ヘッド
に装着された分注チップ全体の位置ずれであるならば前
記全体の位置ずれ量に基づいて全体ずれ処理部により位
置ずれ補正量を算出し、前記位置ずれが前記分注ヘッド
に装着された分注チップの部分的な位置ずれであるなら
ば当該位置ずれ部分の位置ずれ量に基づいて部分ずれ処
理部により位置ずれ補正量を算出し、前記位置ずれ量が
所定量を超えるならば位置ずれ異常と判定してエラーコ
ードを出力するようにした。
【0010】各請求項記載の発明によれば、分注ヘッド
に装着された後の分注チップの下端部の位置ずれを検出
して位置ずれの態様が全体ずれであるか部分ずれである
か判定し、全体ずれであるならば全体の位置ずれ量に基
づいて全体ずれ処理部により位置ずれ補正量を算出し、
部分ずれであるならば当該位置ずれ部分の位置ずれ量に
基づいて部分ずれ処理部により位置ずれ補正量を算出す
ることにより、位置ずれの態様に則した適正な位置ずれ
補正量を迅速に算出することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の自動
分注装置の構成を示すブロック図、図2は同自動分注装
置の分注ヘッドの斜視図、図3(a)、(b)、(c)
は同自動分注装置の分注チップ下端部を示す画像図、図
4は同分注方法の位置ずれ補正量算出のフロー図、図5
(a)は同自動分注装置の分注チップ下端部の位置ずれ
の説明図、図5(b)は同自動分注装置の分注チップ下
端部を示す画像図である。
【0012】まず図1を参照して自動分注装置の構成を
説明する。図1において、分注ヘッド1のノズルホルダ
2は、複数の分注ノズル3を備えている。分注ノズル3
には分注チップ4が装着されている。分注ヘッド1は移
動手段であるXYテーブル5によって水平方向(XY方
向)に移動自在となっている。
【0013】分注ヘッド1の可動範囲内には分注ステー
ジ6が配設されている。分注ステージ6上にはリザーバ
7およびマイクロプレート9が載置される。分注ヘッド
1を移動させて分注ノズル3の位置をリザーバ7の小孔
7a内に挿入した状態で、分注ノズル3内の空気を吸引
することにより、分注チップ4の下端部から小孔7a内
の液体を吸入する。次いで分注ヘッド1をマイクロプレ
ート9の上方に移動させ、分注ノズル3の位置をマイク
ロプレート9の小孔9aに位置合せして分注ノズル3を
下降させ、分注チップ4の下端部を小孔9a内に挿入し
た状態で、分注ノズル3内の空気を加圧することによ
り、分注チップ4内に吸入された液体をマイクロプレー
ト9の小孔9a内に吐出する。
【0014】分注ヘッド1の可動範囲内には、未使用の
新しい分注チップ4を格納するストッカ10が配設され
ている。ストッカ10は、多数の分注チップ4を分注ノ
ズル3の配列に対応した位置に垂直姿勢で格納する。図
2に示すように分注チップ4が除去された分注ヘッド1
をストッカ10上に位置させ、分注ノズル3の位置を合
わせた状態で分注ヘッド1を下降させることにより、分
注ノズル3の下端部には新しい分注チップ4が装着され
る。
【0015】分注ステージ6とストッカ10の間の分注
ヘッド1の経路上には、撮像手段であるカメラ11が配
設されている。分注ヘッド1をカメラ11の上方に位置
させてカメラ11で撮像することにより、分注チップ4
の下端部の画像を得る。ここで得られた画像データは画
像認識部12に送られる。画像認識部12は、ずれ状態
判定部13、全体ずれ処理部14、部分ずれ処理部15
およびエラー処理部16を有している。
【0016】ずれ状態判定部13は、分注チップ4の下
端部の画像を処理してそれぞれの分注チップ4の下端部
のホルダ2の中心位置に対しての相対的な位置ずれを検
出し、位置ずれの態様が、以下に説明する全体ずれ状
態、部分ずれ状態もしくは所定量以上の位置ずれを示す
エラー状態のいずれであるかを判定する。全体ずれ処理
部14は、分注チップ4の位置ずれが全体ずれである場
合に、全体の位置ずれ量のデータに基づいて位置ずれ補
正量を算出する。部分ずれ処理部15は、分注チップ4
の位置ずれが部分的である場合に、当該位置ずれ部分の
位置ずれ量のデータに基づいて位置ずれ補正量を算出す
る。エラー処理部16は、位置ずれ量のデータが所定量
を超える位置ずれ量を含む場合に、補正不可能な位置ず
れ異常と判断してエラーコードを出力する。
【0017】全体制御部17は、全体ずれ処理部14、
部分ずれ処理部15およびエラー処理部16からの信号
を受け取り、装置各部の制御を行う。すなわち、全体ず
れ処理部14、部分ずれ処理部15から位置ずれ補正量
のデータを受け取り、駆動制御部18を介してXYテー
ブル5の駆動を制御し、分注時の分注ヘッド1の位置補
正を行う。また、エラー処理部16からエラーコードを
受け取り、表示部19である表示画面にその旨を表示さ
せる。
【0018】ここで、図3を参照して分注チップ4の下
端部の位置ずれの態様について説明する。図3(a),
(b),(c)において、X方向のピッチPx,Y方向
のピッチPyによって定められる各格子点は、ノズルホ
ルダ2の中心位置Cに対して分注チップ4の下端部が正
常に位置すべき点を示している。図3(a)は、分注チ
ップ4の下端部がほぼ格子点上に位置している場合、す
なわち全ての分注チップ4が正常に装着されている場合
を示している。なお、図3の各図においては、説明に必
要のない部分については分注チップ4の記載を省略して
いる。
【0019】次に図3(b),(c)により分注チップ
4の位置ずれの態様を説明する。図3(b)は全体ず
れ、すなわち分注ヘッド1の分注チップ4が全体的にず
れており、位置ずれ量が徐々に増減している場合を示し
ている。図3(b)に示す例では、ノズルホルダ2の右
側部分は分注チップ4はほぼ正常に装着されているが、
左側部分では分注チップ4の下端部は格子点からずれて
おり、位置ずれ量ΔX、ΔYは直線状に変化している。
このような全体ずれは、分注チップ4の装着時の分注ヘ
ッド1とストッカ10との相対的な位置ずれなどによっ
て生じるものである。
【0020】これに対し、図3(c)に示す部分ずれの
場合には、大部分の分注チップ4の下端部は格子点上に
位置しており、特定部分(中央部分)の分注チップ4の
みに下端部の位置ずれが生じている。この部分ずれは、
ストッカ10の特定部分に異物がある場合や、特定の分
注チップ4の変形など、様々な原因によって生じる。
【0021】このような下端部の位置ずれが存在する状
態で、分注ヘッド1をマイクロプレート9に対して下降
させると、分注チップ4の下端部が正しく小孔9a内に
挿入されないおそれがあるため、分注動作においてこれ
らの位置ずれを可能な限り補正する操作が行われる。以
下、図4のフローに沿って図5を参照しながら位置ずれ
補正量の算出について説明する。
【0022】まず分注チップ4が装着された分注ヘッド
1をカメラ11上に位置させ、分注チップ4の下端部を
撮像して画像を取得する(ST1)。次にこの画像デー
タは画像認識部12に送られ、画像処理により全ての分
注チップ4の下端部のX方向及びY方向の位置ずれ量Δ
Xij、ΔYij(図5(a)に示す格子点からのずれ
量)の検出が行われる(ST2)。この位置検出データ
の処理は、ノズルホルダ2を適切なノズルの数で括って
分割したブロック毎に行われる。本実施の形態では、図
5(b)に示すように、一列8本で12列のノズル列を
有するノズルホルダ2を、原則として9本の分注チップ
4を有するブロックで括り、全体を12のブロック(a
1)〜(d3)に分割した例を示している。
【0023】次に、このようにして検出された位置ずれ
量が補正可能な範囲内であるか否かの判定が以下の手順
で行われる。まずX方向及びY方向の位置ずれ量のそれ
ぞれの最大値ΔXmax、ΔYmaxと最小値ΔXmi
n、ΔYminを抽出し(ST3)、これらの差の絶対
値|ΔXmax―ΔXmin|、|ΔYmax―ΔYm
in|が所定の位置ずれ量の上限値ΔXL、ΔYLを超
えているか否かが判定される(ST4)。ここで、絶対
値|ΔXmax―ΔXmin|、|ΔYmax―ΔYm
in|のいずれかが位置ずれ量の上限値ΔXL、ΔYL
を超えているならば、補正不可能と判断されて位置ずれ
異常のエラーコードが出力され、表示部19によりその
旨表示される(ST5)。
【0024】次に、補正可能と判定されたならば、分注
チップ4の位置ずれの態様が全体ずれであるか、部分ず
れであるかが判断される。まず全ての位置ずれ量のデー
タΔXij、ΔYijを対象として、それぞれX方向お
よびY方向のデータについての全平均値ΔXav、ΔY
av及び分散σΔX、σΔYが計算され(ST6)、さ
らに各ブロック(a1)〜(d3)ごとの位置ずれ量の
データを対象として、ブロック平均値ΔXav(a1)
〜ΔXav(d3)、ΔYav(a1)〜ΔYav(d
3)が計算される(ST7)。そしてX方向およびY方
向のそれぞれについて、いずれかのブロック平均値と全
平均値ΔXav、ΔYavとの差が分散値σΔX、σΔ
Yの2倍以上であれば、位置ずれの態様は部分ずれであ
ると判断され、また前記の差が分散値σΔX、σΔYの
2倍に満たなければ全体ずれであると判断される(ST
8,ST9)。
【0025】ここで全体ずれであると判定されたなら
ば、全体ずれ処理部14にて、全ての分注チップ4の位
置ずれ量のデータΔXij、ΔYijを考慮に入れた位
置ずれ補正量の算出を行う(ST10)。また、部分ず
れであると判定された場合には、部分ずれ処理部15に
て、位置ずれを生じているブロックのみの当該位置ずれ
量のデータに基づいて位置ずれ補正量の算出を行う(S
T11)。
【0026】このように、位置ずれ補正値を算出する際
に、位置ずれの態様を判定することにより、位置ずれの
態様に則したより適切な位置ずれ補正量を算出すること
ができる。すなわち、部分ずれと判定された場合には、
当該位置ずれ部分のみを対象として位置ずれ補正量算出
処理を行うため、位置ずれを生じていない部分の余分な
データを排除して、適切な位置ずれ補正量を迅速に算出
することができる。
【0027】分注ヘッド1に分注動作を行わせる際に
は、上記の位置ずれ補正量を加味して駆動制御部18に
よりXYテーブル5を駆動することによって、分注チッ
プ4の位置ずれの影響が緩和され、位置ずれに起因する
分注不具合の発生を減少させることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、分注ヘッドに装着され
た後の分注チップの下端部の位置ずれを検出して位置ず
れの態様が全体ずれであるか部分ずれであるか判定し、
全体ずれであるならば全体の位置ずれ量のデータに基づ
いて全体ずれ処理部により位置ずれ補正量を算出し、部
分ずれであるならば当該位置ずれ部分の位置ずれ量のデ
ータに基づいて部分ずれ処理部により位置ずれ補正量を
算出するようにしたので、余分なデータを排除して適正
な位置ずれ補正量を迅速に算出することができる。した
がって、分注時にはこの位置ずれ補正量に従って分注ヘ
ッドを位置合せすることにより、位置ずれの影響が緩和
され、小孔径の分注対象に対しても分注チップの位置ず
れに起因する分注不具合を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の自動分注装置の構成を
示すブロック図
【図2】本発明の一実施の形態の自動分注装置の分注ヘ
ッドの斜視図
【図3】本発明の一実施の形態の自動分注装置の分注チ
ップ下端部を示す画像図
【図4】本発明の一実施の形態の分注方法の位置ずれ補
正量算出のフロー図
【図5】(a)本発明の一実施の形態の自動分注装置の
分注チップ下端部の位置ずれの説明図 (b)本発明の一実施の形態の自動分注装置の分注チッ
プ下端部を示す画像図
【符号の説明】
1 分注ヘッド 3 ノズル 4 分注チップ 5 XYテーブル 6 分注ステージ 7 リザーバ 9 マイクロプレート 10 ストッカ 11 カメラ 12 画像認識部 13 ずれ状態判定部 14 全体ずれ処理部 15 部分ずれ処理部 16 エラー処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 直紀 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 黒田 健一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 北原 秀吉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 石山 健二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 大黒 隆 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−200410(JP,A) 特開 平5−166701(JP,A) 特開 平11−58153(JP,A) 特開 平11−160326(JP,A) 特開 平11−257927(JP,A) 特公 平5−79944(JP,B2) 実公 平1−34127(JP,Y2) 登録実用新案3002709(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 35/00 - 35/10 G01N 1/00 - 1/26

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分注チップが装着された複数の分注ノズル
    を備えた分注ヘッドと、この分注ヘッドを水平方向に移
    動させる移動手段と、プレートやリザーバを載置して分
    注を行う分注ステージと、未使用の新しい分注チップを
    格納するストッカと、前記分注ヘッドに装着された分注
    チップの下端部を撮像する撮像手段と、この撮像手段の
    撮像結果に基づいて分注チップの下端部の位置ずれ量を
    画像認識により求め、この位置ずれを補正する位置ずれ
    補正量を算出する画像認識部と、この位置ずれ補正量に
    基づいて分注時の分注ヘッドの位置を制御する制御部と
    を備えたことを特徴とする自動分注装置。
  2. 【請求項2】前記画像認識部が、分注チップの下端部の
    位置ずれの態様を判定するずれ状態判定部と、前記位置
    ずれが前記分注ヘッドに装着された分注チップ全体の位
    置ずれである場合に前記全体の位置ずれ量に基づいて位
    置ずれ補正量を算出する全体ずれ処理部と、前記位置ず
    れが前記分注チップに装着された分注チップの部分的な
    ずれである場合に当該位置ずれ部分の位置ずれ量に基づ
    いて位置ずれ補正量を算出する部分ずれ処理部とを有す
    ることを特徴とする請求項1記載の自動分注装置。
  3. 【請求項3】分注ヘッドの複数の分注ノズルに装着され
    た分注チップの下端部から液体を吸入・吐出して分注を
    行う分注方法であって、ストッカに格納された未使用の
    新しい分注チップを分注ノズルに装着させた後に前記分
    注ヘッドを撮像手段の上方に位置させて前記分注チップ
    の下端部を撮像手段により撮像する工程と、この撮像結
    果に基づいて画像認識を行い前記分注チップの下端部の
    位置ずれ量を求める工程と、この位置ずれ量に基づいて
    位置ずれ補正量を求める工程と、この位置ずれ補正量に
    基づいて移動手段を制御して分注ヘッドを位置決めする
    工程とを含むことを特徴とする分注方法。
  4. 【請求項4】前記位置ずれ補正量を求める工程におい
    て、ずれ状態判定部にて分注チップの下端部の位置ずれ
    の態様を判定し、前記位置ずれが前記分注ヘッドに装着
    された分注チップ全体の位置ずれであるならば前記全体
    の位置ずれ量に基づいて全体ずれ処理部により位置ずれ
    補正量を算出し、前記位置ずれが前記分注ヘッドに装着
    された分注チップの部分的な位置ずれであるならば当該
    位置ずれ部分の位置ずれ量に基づいて部分ずれ処理部に
    より位置ずれ補正量を算出し、前記位置ずれ量が所定量
    を超えるならば位置ずれ異常と判定してエラーコードを
    出力することを特徴とする請求項3記載の分注方法。
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JP3002709U (ja) 1994-04-04 1994-10-04 株式会社ニチリョー 自動分注装置

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