JP5171839B2 - 有害物質を操作するための方法、コンピュータプログラム、及び、有害物質を操作するための機械 - Google Patents

有害物質を操作するための方法、コンピュータプログラム、及び、有害物質を操作するための機械 Download PDF

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Description

本発明は、有毒物質を操作するための方法及び機械に関する。
特に、本発明では、細胞増殖抑制薬の自動調合用に使われる有毒物質の自動操作機械の有利で非排他的な適用を見出し、それは以下の記述により、一般性を損なうことなく明らかにされる。
有毒物質の自動操作用の市販機が存在しており、以下を含んでいる。弾倉は、容器用であり、容器は嚢、フラスコ、及び同類のものであり、それぞれには口が備えられ、穿孔可能の材料で作られたそれぞれの蓋で閉じられ、そして調剤に必要な物質を含む。調剤設備は、その中に存在するのが少なくとも1つの台座であり、市販型の対応する注射器を抑えるように設計されている。そして、関節ロボットは、弾倉から容器を持ち上げるための把持ヘッドを備え、それを調剤設備の注射器に対応する位置に動かし、針が、蓋に孔を開けることで、容器の中へと突き抜け、物質をその中に注入するか、又はそこからくみ出すことができるような向きに、それを注射器の針に近づける。さらに、これらの機械に備えられているのは、口と注射器の針との軸方向での整列を容易にするための光電池型の光学センサである。
そのような機械の主な欠点は、センサが針の先端の位置を検出する精度が低レベルのために小さな寸法の口を有する容器を並べることが相当に困難なことである。非常に頻繁に、現実に、針の末端部は、生産不良、又は格納、及び/又は移送の操作に起因する損傷が理由で曲がることがあり、そして、口の小さな寸法は頻繁に、適切な整列及び、それ故に、容器への針の挿入を不可能な状態にする。
本発明の目的は、細胞増殖抑制薬を調合するために有毒物質の自動操作用の方法、及び機械、並びに前記方法を実行するコンピュータプログラム製品を提供することであり、前記方法、及び機械を上記の欠点がなく、同時に、簡単でありかつ安価で提供することである。
本発明では、有毒物質を操作するための方法及び機械、並びに前記方法を実行するコンピュータプログラム製品が、付加された請求項に明記されることに照らして提供される。
本発明が付加された図面を参照してこれから説明され、それは、その実施形態の非限定的な例を図解している。
図1は本発明によって構築された有毒物質を操作するための機械の概略図である。 図2は図1の機械の一部を説明する。 図3はデカルト参照システム、及び別の非デカルト参照システムで表された注射器を説明する。 図4は本発明による有毒物質を操作するための図1の機械で実行される方法のフローチャートである。 図5は図4のフローチャートのあるステップに関する概略図である。 図6は図4のフローチャートの別のステップに関する概略図である。 図7は図4のフローチャートの更に別のステップに関する概略図である。 図8は本発明の更なる実施例による有毒物質を操作するための方法のフローチャートである。 図9は図8のフローチャートのあるステップに関する概略図である。 図10は図8のフローチャートの別のステップに関する概略図である。 図11は図8のフローチャートの更に別のステップに関する概略図である。
図1では、全体として示されている1は、有毒物質を操作するための機械であり、以下を含む。弾倉2(平行六面体で図式的に示される)は、容器3用であり、容器3は嚢、フラスコ、及び同類のもので、有毒、及び無毒の物質用で、調剤に必要であり、前記容器のそれぞれには軸4aを有する口4が備えられ、そして穿孔可能の材料で作られたそれぞれの蓋5で閉じられる。調剤設備6では、その中に配置される調剤部7が、3つの台座8を備え、それが様々な形式の市販型の注射器9を複数個抑えるように設計され、すなわち、管状形を有する外筒10から成る形式では、針11が外筒10の片端に取り付けられており、また押し子12が外筒10の中を軸方向に滑る。そして、擬人化された(関節)ロボット13には、容器3をつかむように設計された把持部材15を含む把持ヘッド14と、自由度が6で把持ヘッド14を支持する多関節腕16とが備えられ、それは容器3を弾倉2から調剤設備6の注射器9に対応する位置まで動かし、また針11が、蓋5に孔を開けることで、容器の中へと突き抜けるような向きに、容器3自体を前記注射器9の針11に近づけることができる。
機械1は、更に、ロボット13と、調剤部7と、弾倉2を動かすための部材(図示せず)との駆動を制御するための制御装置17とを備える。細菌又は微生物が調剤の間に薬剤を汚染するのを防ぐため、調剤部7及びロボット13は無菌の区画(図示せず)に収容され、弾倉2とつながっている。
調剤部7は水平軸18aで回転するプラットホーム18を含み、そこでは、前記プラットホーム18に注射器用の3つの台座8が取り付けられる。各台座8は、実質的に垂直の注射器9の縦軸9aで、注射器9の外筒10を抑えるためのプラットホーム18に固定される把持要素19と、注射器9にある量の物質を引き込むために押し子12を引き抜くため、又は容器3の中にある量の物質を注入するように押し子12を押すための駆動要素20とを含む。駆動要素20は、プラットホーム18上に作られた直線のガイド22に沿って垂直に動くように設計されたバー21によってお互いに堅固に接続される。プラットホーム18が回転することで、針11の先端が上の方を向く、物質が引き込まれる位置と、針11の先端が下の方を向く、容器内への物質の注入の位置(図1参照)との間で、注射器9の向きを変えることができる。
機械は更に以下を含む。固定焦点の白黒のアナログ式テレビカメラ23にはビデオ合成出力(図示せず)が備えられ、ヘッド14に固定される方法で取り付けられる。そして、コンピュータ24である例えばPC基本設計概念形式が、それにより検出された画像収集用のテレビカメラ23と、上述された機械1の部材制御用の制御装置17とともに、薬剤の調合のデータをやり取りするために病院のコンピュータ・システム25に接続される。
図2を参照すると、ヘッド14の把持部材15は、摺動26aの軸に沿って移動可能であり、容器をつかむために互いに接近し、また放すために互いに後退する2つの顎26を含む。テレビカメラ23はそれ自体の光軸23aで、摺動26aの軸がある平面に対して垂直にヘッド14上に取り付けられる。
コンピュータ24は以下を含む。画像収集カード27は、フレームグラバー「framegrabber」として知られている形式であって、ビデオ合成入力(図示せず)を有し、テレビカメラ23のビデオ合成出力に接続される。インターフェース装置28である例えばタッチスクリーンは、操作者が機械1とやり取りを行うことを可能にする。処理装置29は、制御装置17に送られるべき命令を決定するために、薬剤、及び収集された画像のデータを処理するように設計されている。そして、通信装置30は、制御装置17と、そして病院のコンピュータ・システム25とを接続する。
処理装置29へと読み込まれているのは、処理装置29自体が動くときに、本発明による有毒物質を操作するための方法の実行用に設計された制御プログラムである。
説明の簡単のために、以下の言及では、注射器9から容器3の中への物質の注入が、希望の量から成る操作の例とされ、前記注射器9は、外筒10の中に前記物質がある状態で、対応する台座8に既に設置されている。
前記の例ではその方法は、弾倉2から容器3を持ち上げ、それを調剤設備6へと動かすためのロボット13の腕16の制御を想定しており、そして実質上同時に、プラットホーム18は、注射器9が注入位置へと至らされるように、すなわち針11が下向きに回転する。ここで、腕16は、上向きに口4の面がある容器3を針11の下に置く。それは、軸方向で容器3の口4を針11に合わせ、すなわち、針11の軸をもたらす。そして、それは、蓋5に孔を開けた後に、針11の大部分が容器3に突き抜けるように、針11に向かって縦方向に容器3を持ち上げる。最終的に、駆動要素20は、希望の量の物質を容器3にちょうど注入することができるくらい注射器9の外筒10に押し子12を押し込むために降ろされる。
本発明による、容器3の口4と針11との軸方向での整列の手順は以下のように想定している。2つのそれぞれの異なる観測点から2つの針11の画像を収集する。針11の先端の位置、及び針11の傾斜、すなわち、注射器9の軸9aに対する針11の軸の傾斜を決定する前記画像を処理する。そして、針11の先端の位置、及び針11の傾斜に従って、ヘッド14、及びしたがって、容器3の位置を修正するためにロボット13の腕16を駆動する。特に、2つの画像の処理は基本的に、それぞれの画像に対して、光学的三角測量の既知の原理に基づいた前記座標の関数として、針11に沿って2点の空間座標を決定し、そして、針11の先端の位置、及び針11の傾斜を計算することにある。
図3に関して、3つの軸X、Y、Zでデカルト参照系に関して針11の部分を表している点は、Pによって示され、その中で、Z軸が図面の平面に対して垂直であり、また軸9a又は注射器9がZ軸と平行している。図3の中で、Z軸に対して直角のフレーミングの2つの異なった方向は、FT及びFSによって示される。フレーミングFT及びFSの方向で画定されているのは、点Pから大体同じ距離に据えられた2つのそれぞれの観察点OT及びOSである。それぞれの観察点OT及びOSから画像を収集するために、ロボット13の腕16がヘッド14を動かし、またZ軸の周りを回転し、テレビカメラ23を最初に観察点OTの光軸23aをフレーミングFTの方向と平行させ、それから、観察点OSの光軸をフレーミングFSの方向と平行させて置くようにする。
注目すべきは、フレーミングFTとFSとの方向が互いに直角であるならば、光学三角測量は最良の結果をもたらすことである。しかしながら、無菌区画の外部の全体寸法を減少させるように、ロボット13の腕16の動作範囲を抑えるためには、フレーミングFT及びFSの方向はそれらの間で鋭角を形成することになる。特に、もう一度図3を参照すると、フレーミングFT及びFSの方向は、Y軸で2つのそれぞれの角度α及びβを形成し、またフレーミングの2つのそれぞれの平面と直交し、各々がZ軸によって画定され、そして軸t、sのそれぞれがZ軸と直交する角度α及びβの値はそれらの合計(α+β)が90度未満であり、また特に40度以下である。デカルト軸X及びYに関する点Pの座標は、Xp及びYpによって示され、そして、軸t及びsに関する点Pの座標は、tp及びspによって示される。軸t及びsに関する座標は、どのような場合でも、以下の三角法の変換によってデカルト参照系に参照することができる。
Figure 0005171839
Figure 0005171839
針11の傾斜を決定するためには、少なくとも2点を決定することが必要である。それは、針11が通るP1及びP2によって以下に示されることができる。一旦、点P1のデカルト座標X1、Y1、Z1、及び点P2のデカルト座標X2、Y2、Z2が分かると、傾斜は以下の三角法の関係によって与えられる。
Figure 0005171839
Figure 0005171839
ここで、RX及びRYは、軸X及びYのそれぞれから形成される角度であり、点P1とP2との間から成る針11の一部分の平面XZ及びYZ上への投影によるものである。
図4は、針11の先端の位置、及び針11の傾斜を測定するためにそれぞれの観察点OT及びOSから得られる2つの画像の処理を記載するフローチャートを示す。以降の図5、6、及び7は前記処理の数ステップに関する略図である。画像処理は、LabVIEW(登録商標)として知られているプログラミング言語で書かれた前記制御プログラムの一部で実行され、マイクロソフト(登録商標)Windows(登録商標)環境で、データ・リンクライブラリ(DLL)としてコンパイルされる。
図4に関して、画像収集カード27によって、針11の画像が最初にデジタル形式で得られ(ブロック100)、画像の関心領域31(図5)、すなわち画像の長方形の部分が定められる後に、関心領域31内で針11が探索され(ブロック101)、そして、画像コントラスト閾値が最小値に調整され、それを越えたものによって、針11を見つけることが可能である(ブロック102)。関心領域31は、針11の画像における既知の形式のフィルタリング処理を行うことによって定義される。
関心領域31は下部(z=zi、図5)から開始することで列から列へと調べられ(ブロック103)、そして、課題の各々の列での走査は、LabVIEW(登録商標)言語用のIMAQ Visionとして知られているライブラリが備えられた「IMAQ Edge Tool」として知られている関数を使用することでエッジを捜すためになされる(ブロック104)。検査は、前記エッジが針11の先端と適合性を持つかどうか、すなわち前記エッジが、この中に針11の先端が位置することになっている関心領域31の所定の長方形の部分と定義される適合性領域32(図5)に入るかどうかに関係なく、判断させられる(ブロック106)。もしエッジが見つからなければ、次の列が調べられる(z=z+dz、図5)(ブロック107)。列の最大番号(zmax)に、いずれのエッジが見つかることなく到達する場合には(ブロック108からの出力がYES)、次に、「針が認識不可能」の種類のエラーメッセージが発行される(ブロック109)。
もし見つけられたエッジが、適合性があるなら(ブロック106からの出力がYES)、前記エッジの座標が画像から抽出され、そして前記エッジは、探査される最初の点P1と一致し、針11の先端を定める(図5)(ブロック110)。さもなければ、コントラスト閾値(ブロック111)が、針11の探索を画像の品質に適合させるために所定の量が増加され、そして、関心領域の検査は、最初の列から開始して繰り返される(ブロック103)。コントラスト閾値の最大値に、適合性領域でいずれのエッジが見つかることなく到達する場合には(ブロック112からの出力がYES)、次に、「予想外の位置の針」の種類のエラーメッセージが発行される(ブロック109)。
針11の先端を示す点P1の座標が決定された後に、針11が通る2番目の点P2が決定される。
特に、検査は、点P1の列から設定された列数OFFSETまでの列に渡り(図6)(ブロック113)、コントラスト閾値は最大値(ブロック114)に調整され、そして、走査は、上述の「IMAQ Edge Tool」関数を使用することでエッジを探索するために課題の列でなされる(ブロック115)。
エッジが見つけられるときはいつでも(ブロック116からの出力がYES)、検査は、課題の列で見つかる最初のエッジEFと最後のエッジELとの間の距離が針11の横の寸法と適合性があるかどうか、すなわち、前記距離が所定の許容範囲内で針11の直径に等しいかどうか評価がなされる(ブロック117)。エッジが見つからない(ブロック116からの出力がNO)、又はエッジEFとELとの間の距離が針11の寸法と適合性を有さない場合には(ブロック117からの出力がNO)、次に、コントラスト閾値は所定の量減らされ(ブロック118)、そして、課題の列の走査は繰り返される(ブロック115)。コントラスト閾値の最小値に、いずれのエッジが見つかることなく到達する場合、又はエッジEFとELとの間の距離が針11(ブロック119からの出力YES)の寸法と適合性がない場合には、次に、「認識できない針」の種類のエラーメッセージが発行される(ブロック109)。
もし課題の列で見つけられるエッジEFとELとの間の距離が針11の寸法と適合性があるならば(ブロック117からの出力がYES)、点P2はエッジEF及びELによって特定される点の間の中間の点として計算される(図7)(ブロック120)。
注目すべきは、ブロック110及び120によって与えられる点P1及びP2の座標がピクセルで表されることである。それゆえに、以下に記述される較正のステップ中に得られる変換係数を適用することによって点P2の決定は、ピクセルからミリメートルへの点P1及びP2の座標変換操作ということになる(ブロック121)。
ブロック100から121によって定義されたアルゴリズムは、得られる2つの画像の各々のために繰り返される(ブロック122)。このように、観察点OTから得られた画像は、軸t及びZに関してそれぞれの点P1及びP2の座標であり、そして観察点OSから得られた画像は、軸s及びZそれぞれに関する座標である。まとめて、点P1の座標のt1、s1、Z1、及び点P2の座標のt2、s2、Z2が得られる。
ここに、式(1)及び(2)は、座標のs1及びt1の関数としてデカルト座標のX1及びY1、並びに座標のs2及びt2の関数としてデカルト座標のX2及びY2を得るために適用され(ブロック123)、そして、式(3)、および(4)は、2つの点P1及びP2の座標の関数として針11の傾斜について計算するために適用される(ブロック124)。
前述された較正ステップに関しては、それがどのような薬の調剤の前にでも実行され、また例えば、対応する台座8に収容され、針11の先端が下向きで、標準的な位置で固定された注射器9の針11の更なる3つの画像を得ることを想定している。前記更なる画像の最初の1つは、ロボット13のアーム16を通して、フレーミングFTの対応する方向と平行の光軸23aの観察点の1つにテレビカメラ23を、例えば点OTで、位置決めの後に記録される。第2の画像及び第3の画像は、テレビカメラ23を最初は軸tだけに沿って、また二度目は軸Zだけに沿って、それぞれミリメートルで表される既知量によって軸9aからの距離を大体一定に保ち、もう一度腕16によって移動した後に得られる。第2の画像及び第3の画像による最初の画像で記録された針11の位置に関する針11のピクセルにおける変移について計算し、そしてミリメートルとピクセルとにおける変移の間の比率について計算することによって、2つのピクセルからミリメートルへの変換係数を得る。
本発明の更なる実施例に従って、図8で図解される新しいフローチャートを示し、この中で、しかしながら、既に記述されているものと一致する数ブロックが、それらが図4の中で使ったのと同じ番号によって示され、また図9から11の中で再び図解され、記述されるものと一致している要素が図5から7までの中で使われるそれらと同じ番号によって示され、それぞれ、検索される点P1及びP2は、針11の各々のデジタル画像の関心領域31を異なる方法で処理することによって決定される。
針11の各デジタル画像は既知のデジタル取得技術によって得られたピクセルのマトリクスで構成され、その結果、対応する関心領域31は前記ピクセルのマトリクスのサブマトリクスで構成される。
図9は、簡易化した様式で、関心領域31の画像33の部分を示し、この中で針11の先端に気付くことができる。画像33の部分は複数個のピクセルに分割されて示されている。針11の先端に対応するものは斜線で表される。適合性領域32の一般的なピクセルPXの位置が座標中のピクセルの一対によって特定され、その第1の1つがZ軸に関して表わされ、またrによって指定され、そしてその第2の1つが軸t、sに関して表わされ、またcによって指定される。実際には、座標rはピクセルの列を特定し、そして、座標cはピクセルの行を特定する。
図10及び11では、図8のフローチャートのいくつかの処理ステップ中における、図9の画像33の同じ部分を示しており、より明瞭のために示された斜めの線は、針11の先端のピクセルの一部である。
図8に関して、針11の画像の収集、及び対応する関心領域31の定義の後に(ブロック100及び101)、ピクセル明度の閾値は設定値に設定される(ブロック200)。任意に、明度の閾値はオペレータが調整可能である。
関心領域31はそして、最も低いところの列のピクセル(r=0)から始まるピクセルの列で調べられる(ブロック201)。一般座標のrによって特定された、それぞれの列のピクセルの中で、ピクセルの列に沿った設定検索方向34(図10)に、明度が明度の閾値より高い、最初のピクセルPXF、及び最後のピクセルPXL(図10)が検索される(ブロック202)。ピクセルPXFの座標c、rは第1のピクセルベクトルVFの対応する位置で保存され、そしてピクセルPXLの座標は第2のピクセルベクトルVLの対応する位置で保存される(ブロック203)。そして、ピクセルの次の列(r=r+1)が、検査され(ブロック204)、それがピクセルの各列で繰り返され、ピクセルのPXF及びPXLの検索、並びにそれに対応するベクトルのVF及びVLの保存が、関心領域31の列の最大値(r=rmax)に達する(ブロック205)。2つのピクセルベクトルのVF及びVLは処理装置29(図2)の内部メモリ(図示せず)で実行される。
ここで、線形化のサイクルが、2つのベクトルVF及びVLによって、針11の先端の位置、及び針11の傾斜の正確な識別を可能にする2本の直線を決定するために実行される。
特に、図8及び11に関して、サイクル変数Iのゼロでの初期化後(ブロック206)、サイクルは、まず第一に、図11の中でLFによって示される第1の直線の計算が、ベクトルVFに保存されている座標の線形補間に基づき、また図11の中でLLによって示されると第2の直線が、他のベクトルVLに保存されている座標の線形補間に基づくことを想定している(ブロック207)。直線LFは、以下の方程式によって表される。
Figure 0005171839
そして、直線LLは以下の方程式によって表される。
Figure 0005171839
ここでのMF及びMLは角度係数であり、またQF及びQLは直線のLF及びLLのそれぞれのオフセットである。
次に、検査は、2つの条件が満たされるかどうかにに基づいて正しく直線のLF及びLLの計算をしたかどうかの確認がなされ(ブロック208)、その第1の条件は角度係数のMF及びMLから成り、すなわち、それらの差の絶対値が設定限界差DMより小さいかどうかである。
Figure 0005171839
そして、その第2の条件は、オフセットQF及びQLから成り、すなわち、それらの差が、設定最小差DQminと設定最大差Dqmaxとの間に含まれるかどうかについてである。
Figure 0005171839
限界差のDMは、望ましくは0.2と等しい。最小差は、望ましくは10と等しく、そして最大差DQmaxは、望ましくは200ピクセルと等しい。
もし2つの条件(7)及び(8)の少なくともの1つが満たされないなら(ブロック208からの出力がNO)、エラーメッセージが発行され(ブロック109)、そして処理は終わる。さもなければ、すなわち、条件(7)及び(8)がともに満たされるなら(ブロック208からの出力がYES)、以下に記述されることに従って、プログラムは続く。
ベクトルVF及びVLから、直線LFとLLとの間に含まれる平面の部分によって定義される針11の先端の形から外れ、そして、設定量によって直線LF及びLLからピクセルの各列に沿って遠く離れている、ピクセルPXF及びPXLの対が除外される(ブロック209)。特に、除外されるべきピクセルPXF及びPXLの対は、以下の2つの条件の1つを少なくとも満たさなければならない。前記条件の最初の1つは、設定偏差Sによって増加させられる、c_PXFによって指定された、ピクセルPXFの座標cが、ピクセルPXF自身の座標rに対応する式(5)によって与えられた座標c_LFより小さいということであり、すなわち、以下のようになる。
Figure 0005171839
もう片方の条件は、偏差Sによって減少させられる、c_PXLによって以下に指定された、ピクセルPXLの座標cが、ピクセルPXL自身の座標rに対応する式(6)によって与えられた座標c_LLより大きいということであり、すなわち、以下のようになる。
Figure 0005171839
図11においてPXFe、PXLeによる指定は、除外されるピクセルの対の1つである。
サイクル変数Iは、ここで、増加され(I=I+1)(ブロック210)、そして、最大反復数Imax(望ましくは、3又は4と等しい)に達するまで、直線LF及びLLの計算が、アップデートされたベクトルVF及びVLの関数として繰り返される(ブロック211)。
求められる第1の点P1は、r1によって以下に指定された中で最低値の座標rがあるので、ベクトルVF及びVLに保存されたピクセルPXF、PXLの全ての対の中から一対のピクセルPXF1、PXL1の関数として決定され、そしてそれは直線LF及びFFによって定義された形の範囲内で実質的に残っている(ブロック212)。特に、選択されたPXF1、PXL1ピクセルの対は2つの更なる条件を満たさなければならない。
対応する座標のc_PXFとc_PXLとの間の距離は設定距離DPXより小さく、すなわち、以下のようになる。
Figure 0005171839
そして、以下にc1によって指定された、座標c_PXF及びc_PXLの平均値は、しかし許容誤差TPXのために、座標r1に対応している直線のLFとLLとの間に含まれ、すなわち、以下のようになる。
Figure 0005171839
c1及びr1がこのように決定されたピクセルの座標は、収集画像の平面上の点P1を特定する。
求められる第2の点P2を決定するために、第3の直線LNは、2つの直線LF及びLLによって特定される方向のベクトル和として計算される(図11)(ブロック213)。直線LNによって特定される方向は、画像33の部分の通路で、軸9aに関して針11の傾斜を表す。ベクトル和は、2つの角度係数MF及びMLの平均として平均角度係数Mm、並びにオフセットQFとQLとの間の平均として平均オフセットQmを計算することからなる。直線LNは、それゆえに、平均角度係数Mmによって、そして平均オフセットQmによって定義される。
画像が収集された平面lf上で、求められる第2の点P2を特定するピクセルの座標は、列r1から列OFFSETの数に等しい距離まで離れるように設定されるピクセルの列と直線LNとの交点によって与えられ(ブロック214)、それゆえに、座標で確認される。
Figure 0005171839
このステップは、単純な三角法の計算を通して得られる。特に関心領域の上限31(r=rmax)で、そして、それゆえに、例示される画像33の部分の外側に、点P2が点P1からできるだけ遠く離れて確認されることになっている限りにおいて、座標r2によるピクセルの列は図11の中で示されない。
見方によれば図4のフローチャートに類似しており、点P1及びP2のピクセルの座標がミリメートルで表現される座標に変換され(ブロック121)、またブロック100、121、200から214、及び121によって定義されるアルゴリズムが、収集される2つの画像それぞれのために繰り返され(ブロック122)、そして直交座標空間の針11の傾斜はP1及びP2のデカルト座標の関数として計算される(ブロック123と124)。
上述から、本発明に従った注射器9の針11と容器3の口4との軸上での整列が、注射器9のどのような位置でも同様に適用できることは、明らかであり、例えば、物質をくみ出す位置では注射器9が、針11の先端を上向きになるように正しい方向に置かれる。この状況で、実際、ロボット13の腕16は、容器3を上下逆さまにして口4を下向きして針11の先端の上に設置するようにヘッド14を移動し、及び回転するために、並びに同時にヘッド14に取り付けられたテレビカメラ23を上下逆さまにするために制御される。その結果、テレビカメラ23を通して収集された画像は、今度の場合も先端が画像の下部のほうを向く針11を表す。
上述された有毒物質を操作するための方法及び機械1の主要な利点は、容器3の口4と注射器9の針11との間で正確な軸上での整列を得るものであり、非常に小さな寸法でも口4を通して針11の挿入を可能にするようなものである。事際、0.5mm未満の整列の誤差を達成することが可能である。その上、たとえ針が曲げられるとしても、適切な軸の調整は針11に効果的に物質を引き込ませる。

Claims (18)

  1. 擬人化された操作手段(13)を使用することによって、容器(3)を容器用の弾倉(2)から取るステップと、
    それを針(11)が備えられており、また縦方向の軸(9a)を有する投与器(doser)(9)が設置されている調剤設備(6)まで運ぶステップと、
    前記容器(3)は穿孔可能要素(5)によって閉じられる口(4)を有し、
    操作手段(13)で口(4)を針(11)と軸方向に整列するステップと、
    操作手段(13)で、容器(3)に物質を注入するか、又は物質を引き込むことができるように穿孔可能要素(5)に針(11)が孔を開けて、容器(3)中に突き抜けるような方法で容器(3)を投与器(9)に近付けるステップとを備え、
    口(4)を針(11)と軸方向に整列するステップは、
    少なくとも2つの異なった観察点(OT、OS)から、及び前記縦軸(9a)に対して直角の平面に位置していて、また鋭角がフレーミング(FT、FS)の方向の間で形成されるような前記観察点(OT、OS)のそれぞれの一つを、各々が、フレーミング(FT、FS)の方向に通過しているフレーミング(FT、FS)の少なくとも2つの方向から針(11)の多くの画像を収集するステップと、
    針(11)の先端の位置、及び縦軸(9a)に関して前記針(11)の傾斜を決定するための前記画像を処理するステップと、
    針(11)の先端の位置、及び針(11)の傾斜に従って口(4)の位置を修正するための操作手段(13)を駆動するステップとを備える
    有毒物質を操作するための方法。
  2. 請求項1による方法において、
    針(11)の複数個の画像を収集する前記ステップは、
    前記観察点(OT、OS)のそれぞれからデジタル形式の画像を収集するステップ(100、122)を想定しており、
    画像を処理する前記ステップは、フレーミング(FT、FS)の前記方向と直交した平面上で定められる参照システムに関して針(11)の先端の前記位置を定める第1の点(P1)に関して、各画像から、第1の座標(s1、t1、Z1)を決定するステップ(101〜112、101、200〜212)を含む
    有毒物質を操作するための方法。
  3. 請求項2による方法において、
    各画像から、第1の座標(s1、t1、Z1)を決定する前記ステップ(101〜112)は、
    画像の関心領域(31)を定めるステップ(101)と、
    針(11)の前記先端のありそうな位置と適合性を有する最初のエッジを見つけるために関心領域(31)の各々の列で走査を行うステップ(102〜108)と、
    見つかった最初のエッジの座標を決定するステップ(110)により、前記最初のエッジの座標の関数として第1の座標(t1、s1、Z1)を定義するステップとを備える
    有毒物質を操作するための方法。
  4. 請求項3による方法において、
    各画像から第1の座標(s1、t1、Z1)を決定する前記ステップ(101〜112)は、
    最初の適合性エッジが見つけられない場合には、画像のコントラスト閾値設定量を増加させるステップ(111)と、
    また画像を列から列へと走査を繰り返すステップと、
    最初の適合性を有するエッジが見つけられることなく、前記画像のコントラスト閾値の最大値に達している場合には(112)、エラーメッセージを発行するステップ(109)とを備える
    有毒物質を操作するための方法。
  5. 請求項2乃至4のいずれか1つによる方法において、
    画像を処理する前記ステップは、前記針(11)が通っており、また前記縦軸(9a)に沿って前記第1の点(P1)からの設定距離(OFFSET)に位置している、前記参照システムに関する、第2の点(P2)の第2の座標(s2、t2、Z2)を各イメージから決定するステップ(113〜120、213、214)を含み、
    前記第1の座標(s1、t1、Z1)及び第2の座標(s2、t2、Z2)の関数として前記傾斜を決定するステップ(123、124)を想定しており、
    これによって縦軸(9a)に関して前記針(11)の傾斜を決定する前記ステップを備える
    有毒物質を操作するための方法。
  6. 請求項5による方法において、
    各画像から第2の座標(s2、t2、Z2)を決定するステップ(113〜120)においては、
    前記針(11)の横の寸法と適合性を有し、離れた場所に位置する少なくとも2つの第2のエッジ(EF、EL)を見つけるために前記第1の点(P1)から設定された列の数(OFFSET)距離がある列の走査を行うステップ(114〜117)と、
    2つの第2のエッジ(EF、EL)間の中間点の座標として第2の座標(s2、t2、Z2)を計算するステップ(120)とを備える
    有毒物質を操作するための方法。
  7. 請求項6による方法において、
    各画像から第2の座標(s2、t2、Z2)を決定するステップ(113〜120)においては、
    第2のエッジ(EF、EL)が見つけられない、又は第2のエッジ(EF、EL)間の距離が、針(11)の横の寸法と適合性がない場合には、画像のコントラスト閾値を減少して(118)、前記列の走査を繰り返すステップと、
    第2のエッジ(EF、EL)が見つけられない、又は第2のエッジ(EF、EL)間の距離が、針(11)の横の寸法と適合性がないまま、前記画像のコントラスト閾値が最小値に達する場合(119)、エラーメッセージを発行するステップ(109)とを備える
    有毒物質を操作するための方法。
  8. 請求項2による方法において、
    そこではデジタル形式における前記画像がピクセルのマトリクスで構成され、各画像から第1の座標(s1、t1、Z1)を決定するステップ(101、200〜212)においては、
    画像の関心領域(31)を定義するステップ(101)と、
    設定明度閾値より高い明度を有する最初のピクセル(PXF)及び最後のピクセル(PXL)から構成されるピクセルの一対を設定検索方向(34)へと関心領域(31)のピクセルのそれぞれの列の中を探索するステップ(200〜205)と、
    見つけられたピクセルの対(PXF、PXL)の関心領域(31)での位置(c、r)の線形補間に基づいて針(11)の先端の形を決定するステップ(206〜211)と、
    見つけられたピクセルの対(PXF、PXL)から、前記形の範囲内で実質的に残っていて針(11)の前記先端のありそうな位置との適合性を有する列に位置づけられる最初の対のピクセル(PXF1、PXL1)を選択するステップ(212)と、
    前記第1の座標(s1、t1、Z1)を最初のピクセルの対(PXF、PXL)の関数として定義するステップとを備える
    有毒物質を操作するための方法。
  9. 請求項8による方法において、
    そこで針(11)の前記先端が下を向き、前記形の範囲内での全ての他のピクセルの前記対(PXF、PXL)に関して、前記最初のピクセルの対(PXF1、PXL1)をピクセルの最も低い列に位置づけるステップを備える
    有毒物質を操作するための方法。
  10. 請求項8又は9による方法において、
    針(11)の先端の形を決定するステップ(206〜211)においては、
    見つけられた全てのピクセルの対(PXF、PXL)の最初のピクセル(PXF)及び最後のピクセル(PXL)のそれぞれが関心領域(31)での位置(c、r)の直線補間で、第1の直線(LF)及び第2の直線(LL)を決定するステップ(207)と、
    前記直線(LF、LL)によって前記形を定義するステップとを備える
    有毒物質を操作するための方法。
  11. 請求項10による方法であり、
    針(11)の先端の形を決定するステップ(206〜211)においては、
    見つけられたピクセルの対(PXF、PXL)から、前記形の外側に出た、及びピクセルのそれぞれの前記列に沿って設定量(S)による前記直線(LF、LL)からの距離を置いたピクセル(PXF、PXL)のそれらの対を除外するステップ(209)と、
    直線(LF、LL)を決定するステップ(207)を繰り返すステップ(210、211)とを備える
    有毒物質を操作するための方法。
  12. 請求項5による方法において、
    そこではデジタル形式における前記画像がピクセルのマトリクスで構成され、画像を処理する前記ステップは、
    各画像に関して、画像の関心領域(31)を定義するステップ(101)と、
    設定明度閾値より高い明度を有する最初のピクセル(PXF)及び最後のピクセル(PXL)から構成されるピクセルの一対を設定検索方向(34)へと関心領域(31)のピクセルのそれぞれの列の中で探すステップ(200〜205)と、
    見つけられた全てのピクセルの対(PXF、PXL)の最初のピクセル(PXF)及び最後のピクセル(PXL)のそれぞれの関心領域(31)での位置(c、r)を直線補間によって第1の直線(LF)及び第2の直線(LL)を決定するステップ(207)とを備え、
    更に各画像から第2の座標(s2、t2、Z2)を決定する(213、214)前記ステップは、
    第1及び第2の直線(LF、LL)によって特定される方向のベクトル和として第3の直線(LN)を計算するステップ(213)と、
    前記第1の点(P1)からの設定された列の数(OFFSET)の距離があるピクセルの列がある第3の直線(LN)の交点の関数として第2の座標(s2、t2、Z2)を決定するステップ(214)とを備える
    有毒物質を操作するための方法。
  13. 有毒物質を操作するための機械(1)のコンピュータ(24)のメモリにロードされ、また前記コンピュータ(24)を実行するときに、請求項1乃至12のいずれか1つによる方法を実行するように設計されている
    コンピュータプログラム。
  14. 針(11)を備えた投与器(9)が設置され調剤設備(6)と、
    穿孔可能要素(5)でそれぞれの口(4)を閉じさせるそれぞれの容器(3)を収納するための弾倉(2)と、
    弾倉(2)から少なくとも1個の容器(3)を持ち上げ、また調剤設備(6)の投与器(9)に対応するポイントまで容器(3)を運ぶ擬人化された操作手段(13)と、
    操作手段(13)の動きを制御するように設計される制御手段(17)とを備え、
    針(11)の画像を収集するための画像収集手段(23)と、
    機械、及び針(11)の画像を受け取るための画像収集手段(23)に命令を送るための制御手段(17)に接続され、そして請求項1から12のいずれか1つによる方法を実行するために構成されている処理手段(24)とを備える
    有毒物質を操作するための機械。
  15. 請求項14による機械において、
    前記画像収集手段(23)は前記操作手段(13)に取り付けられている
    有毒物質を操作するための機械。
  16. 請求項14による機械において、
    前記操作手段は関節ロボット(13)を含み、
    それは、前記容器(3)をつかむように設計されたッド(14)と、
    前記ヘッド(14)を支持するように設計された自由度6の多関節腕(16)とを含み、
    前記画像収集手段は、ヘッド(14)に固定される方法で取り付けられたテレビカメラ(23)を含む
    有毒物質を操作するための機械。
  17. 請求項16による機械において、
    前記ヘッド(14)は、前記容器(3)をつかむため、また放すために互いの接近及び後退の動きによって、摺動の軸(26a)に沿って可動の2つの顎(26)を含み、
    光軸(23a)から成るテレビカメラ(23)と、
    光軸(23a)と垂直の摺動の軸、(26a)がある平面に前記ヘッド(14)とが取り付けられている
    有毒物質を操作するための機械。
  18. 請求項16又は17による機械において、
    前記テレビカメラ(23)は、固定焦点の白黒タイプで、前記処理手段(24)の対応する入力に接続されるビデオ合成出力を含む
    有毒物質を操作するための機械。
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