JP3445427B2 - データ伝送制御方法およびデータ伝送装置 - Google Patents
データ伝送制御方法およびデータ伝送装置Info
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Description
端末機器とその携帯情報端末機器に情報提供を行う情報
提供局との間で非対称なデータ伝送速度でデータ送受信
を行う際のデータ伝送制御方法および、それを用いたデ
ータ伝送システムに関する。
ているが、このような携帯情報機器に通信機能を付加す
る場合、その携帯情報機器が「携帯性」を有するが上
に、いかなるときでも、いかなる場所でも通信ができる
ことが望ましい。
通信しかあり得ない。
を内蔵しているものは少なく、内蔵していたとしてもそ
の通信範囲はせいぜい数メートル程度に限定されている
か、あるいはその送受信の伝送速度は10kbps 程
度である。
話やPHS(PersonalHandy phone
System)を外部に接続して通信するようになっ
ているが、その場合でも、せいぜい30kbps 程度
の伝送速度しか提供されない。さらには、携帯情報端末
が受信する伝送速度と送信する伝送速度はほぼ同じであ
ることが暗黙の前提であった。
て図面を参照しながら説明する。
いたデータ伝送システムの構成の一具体例を示すブロッ
ク図である。
されるように、それぞれ相互にデータの送受信を行なう
第1の局101と第2の局102と、第1の局101か
ら第2の局102へのデータの伝送を行なう第1の伝送
システム103と、第2の局102から第1の局101
へのデータの伝送を行なう第2の伝送システム104か
らなり、第1の伝送システム103と第2の伝送システ
ム104はほぼ等しい伝送速度を持つ。
主に第1の局101はデータの送信を、第2の局102
はデータの受信を行なうことを考える。すなわち第1の
伝送システム103には主にデータが、第2の伝送シス
テム104には主に前記データの送達確認情報が伝送さ
れる状況を考える。
伝送システムのデータ伝送制御手順について、図12を
用いて説明する。
局102との間のデータ送受信の様子を時系列に示して
いる。
定量以下に分割して、これにパケット番号、誤り検出パ
リティ等の付加情報を付加して1つの情報単位としたデ
ータパケット105を作成し、第2の局102では、順
次伝送されてくるデータパケット105に含まれるデー
タに誤りがないか否かを前述の誤り検出パリティ情報を
利用して検査し、誤りがない場合にはそのデータパケッ
ト105に関する送達確認情報として肯定応答パケット
106aを、誤りがある場合にはそのデータパケット1
05に関する送達確認情報として否定応答パケット10
6bを第1の局1に返送し、第2の局は否定応答パケッ
ト106bが返ってきた場合には、対応するデータパケ
ット105を再送することによって完全なデータの伝送
を行なうようにしていた。
に、肯定応答パケット106aおよび否定応答パケット
106bの構成例を図14に示す。
定応答パケットあるいは否定応答パケットの伝送は、第
1の局101から第2の局102に対するデータパケッ
トの伝送とほぼ等しい伝送速度により行なわれていたの
で、データパケット1つに対して肯定応答パケットある
いは否定応答パケットは1つで通信を行なうことができ
た。
発信するデータを考えると、音声(つまり電話) あるい
は簡単なテキスト程度であるので、量的には従来から提
供されている携帯電話やPHSがサポートできる伝送速
度の範囲内で十分伝送が可能と考えられる。
ば地図情報や道路情報提供サービス) や大量のテキスト
伝送( 例えば新聞、雑誌の電子サービス) を行なうこと
を考えると、携帯情報機器が受信する伝送速度は従来か
ら提供されている伝送速度の範囲内では不十分であると
いえる。
一つの形態として、受信の伝送速度は速く、送信の伝送
速度は遅いものが考えられる。
送速度を持つ形態は有利なことがいえる。すなわち、携
帯情報機器の送信も伝送速度を速くすると、もちろん携
帯情報機器からの情報の発信に関していえば改善はされ
るものの、一般に無線通信では送信は受信よりも電力を
消費するものになり、その傾向は伝送速度が速くなれば
なるほど顕著になる。
は電池の取り替え時) まで保持しなければいけない電力
が大きくなることを意味し、すなわち電池の容量が大き
くなり、携帯情報機器の大きさを大きくしてしまう。こ
れは、携帯情報機器の本質的な部分である「携帯性」を
損なうに十分なものである。
消費電力の増加につながるが、その影響は送信側の伝送
速度が速くなることによる消費電力の増加によるものに
比べてごく小さい。
意味からも非対称の伝送速度を持つ伝送形態は有利であ
るといえる。
データ伝送制御方法について、図面を用いて説明する。
送システムの構成の一具体例を示すものである。
は、第1の局から第2の局へは高速伝送システム10
7、第2の局から第1の局へは低速伝送システム108
を用いてパケットがやりとりされる。
様に、図12に示したような再送制御を行なうとする。
このとき、送受信の時間的なパケットの長さを揃えた場
合、第1の局101から送信されるデータパケット10
5−1は応答パケット( 肯定応答パケットと否定応答パ
ケットをまとめて応答パケットと呼ぶことにする) と比
較して相対的に含まれるビット数が多くなる。つまり、
ビット数を元にして、データパケット105−1と応答
パケット106−1の長さを比較すると、伝送速度比の
分だけデータパケット105−1は長くなる。
を10Mbps、低速伝送システムのビットレートを1
0kbpsとし、パケット長を5ms とすれば、図1
6に示すように、データパケット105−1は5000
0 bit、応答パケット106−1は50bit含ま
れる。
ケット106−2のビット長は、ほぼ同じであるとした
場合、図17に示すように伝送速度比が大きいために送
信できなくなる時間帯が長くなる。
を10Mbps、低速伝送システムのビットレートを1
0kbpsとし、パケット長を1000bitとする
と、高速伝送システムで1000bitを伝送するのに
0.1msかかるのが、低速伝送システムで1000b
itを伝送するのには、100msもかかるので、送信
ができなくなる応答パケット106−2が返ってくるま
での間は、高速伝送システムから見ると非常に長くな
る。
の伝送速度を持つシステムに、従来のデータ伝送制御方
法をそのまま用いるには次のような問題点がある。
るが、この場合、送受信の時間的なパケットの長さを揃
えたために、データパケット105−1のビット数は多
くなってしまう。よって、データパケット105−1は
誤りを含みやすくなり、再送が頻繁に発生するようにな
るため大きなスループットを期待することができなかっ
た。
を考えると、パケットのビット数が50ビットのときに
そのパケットに誤りが1つでも含まれる確率は、 1−(1−10-4)50 = 0.00499 であるが、パケットのビット数が50000ビットにな
ると、そのパケットに誤りが1つでも含まれる確率は、 1−(1−10-4)50000 = 0.99326 となり、ほとんど1である。
の誤り率はよくあり得る状況であることを考えると、パ
ケットの長さには限界がある。
場合、すなわち、データパケットの大きさと応答パケッ
トの大きさを同程度にした場合には、データパケット1
05−2のビット数は増えていないので、前述のような
問題は生じないが、データパケットの伝送時間に比較し
て応答パケットの伝送時間が非常に大きく、図示したよ
うに応答パケット106−2の伝送が遅くなることで、
データパケット105−2の伝送が止まってしまい、結
果的に高速伝送システムの高速性が活かせない状況に陥
る。
ケット105−2を連続的に送信することを考えると、
一見して連続送信することは、伝送の効率を改善しそう
であるが、一度に送れる最大のデータパケットの個数は
当然有限であり、伝送速度比がある程度大きくなってい
まうと、第1の局が送信できなくなってしまう時間が必
ずできてしまう。これは、対応パケットが106−2が
返ってくるのに、やはり時間がかかるので、最初はデー
タパケットを連続的に送信することができても、その後
は各データパケットに対する応答パケットを待つことに
なるので、すぐに連続送信ができない状況になってしま
うからである。
ことにはかわりがない。すなわち送信のデッドロックが
おきてしまうのである。
されたものであり、データの伝送速度とそのデータに対
する応答の伝送速度との比が非常に大きい場合でも、大
きなスループットと高速性を維持しつつ効率のよいデー
タ伝送が可能となるデータ伝送制御方法およびデータ伝
送システムを提供することを目的とする。
方法は、第1の局から第2の局へ送信したデータパケッ
トに対する応答に基づき、前記第1の局と前記第2の局
との間でデータ伝送制御を行うデータ伝送制御方法にお
いて、前記第1の局から前記第2の局に複数のサブパケ
ットで構成されるデータパケットを送信し、前記第2の
局で受信した前記データパケットに対応して、そのデー
タパケットを構成する各サブパケットの肯定応答あるい
は否定応答から構成される応答パケットを前記第1の局
に送信し、前記第1の局で受信した応答パケットに含ま
れる否定応答に対応するサブパケットを含むデータパケ
ットを前記第2の局に送信することにより、データの伝
送速度とそのデータに対する応答の伝送速度との比が非
常に大きい場合でも、大きなスループットと高速性を維
持しつつ効率のよいデータ伝送が可能となる。
1の局から第2の局へ送信したデータパケットに対する
応答に基づき、前記第1の局と前記第2の局との間でデ
ータ伝送制御を行うデータ伝送制御方法において、前記
第1の局から前記第2の局に、前記サブパケットの送信
順序を示すシーケンス番号の予め設定された範囲内のサ
ブパケットで構成されるデータパケットを送信し、前記
第2の局で受信した前記データパケットに対応して、そ
のデータパケットを構成する各サブパケットの肯定応答
あるいは否定応答から構成される応答パケットを前記第
1の局に送信し、前記第1の局で受信した応答パケット
に含まれる否定応答に対応するサブパケットのシーケン
ス番号から前記予め設定されたシーケンス番号の範囲内
で新たに送信可能なシーケンス番号のサブパケットが存
在するとき、その新たに送信可能なサブパケットと前記
否定応答に対応するサブパケットで構成されるデータパ
ケットを前記第2の局に送信し、前記第1の局で受信し
た応答パケットに含まれる否定応答に対応するサブパケ
ットのシーケンス番号から前記予め設定されたシーケン
ス番号の範囲内で新たに送信可能なシーケンス番号のサ
ブパケットが存在しないとき、肯定応答を受け取ってい
ない全てのサブパケットに対し肯定応答を受け取るま
で、前記肯定応答を受け取っていないサブパケットで構
成されるデータパケットを前記第2の局に送信すること
により、データの伝送速度とそのデータに対する応答の
伝送速度との比が非常に大きい場合でも、大きなスルー
プットと高速性を維持しつつ効率のよいデータ伝送が可
能となる。
1の局から第2の局へ送信したデータパケットに対する
応答に基づき、前記第1の局と前記第2の局との間でデ
ータ伝送制御を行うデータ伝送制御方法において、前記
第1の局から前記第2の局に、前記サブパケットの送信
順序を示すシーケンス番号の予め設定された範囲内のサ
ブパケットで構成されるデータパケットを送信し、前記
第2の局で受信した前記データパケットに対応して、そ
のデータパケットを構成する各サブパケットの肯定応答
あるいは否定応答から構成される応答パケットを前記第
1の局に送信し、前記第1の局で受信した応答パケット
に含まれる否定応答に対応するサブパケットのシーケン
ス番号から前記予め設定されたシーケンス番号の範囲内
で新たに送信可能なシーケンス番号のサブパケットが存
在するとき、その新たに送信可能なサブパケットと前記
否定応答に対応するサブパケットで構成されるデータパ
ケットを前記第2の局に送信し、前記第1の局で受信し
た応答パケットに含まれる否定応答に対応するサブパケ
ットのシーケンス番号から前記予め設定されたシーケン
ス番号の範囲内で新たに送信可能なシーケンス番号のサ
ブパケットが存在しないとき、少なくとも1つの新たな
サブパケットが送信できるまで、前記肯定応答を受け取
っていないサブパケットで構成されるデータパケットを
前記第2の局に送信することにより、データの伝送速度
とそのデータに対する応答の伝送速度との比が非常に大
きい場合でも、大きなスループットと高速性を維持しつ
つ効率のよいデータ伝送が可能となる。
1の局から第2の局へ送信したデータパケットに対する
応答に基づき、前記第1の局と前記第2の局との間でデ
ータ伝送を行うデータ伝送システムにおいて、第1の局
から第2の局に複数のサブパケットで構成されるデータ
パケットを送信する手段と、前記第2の局で受信した前
記データパケットに対応して、そのデータパケットを構
成する各サブパケットの肯定応答あるいは否定応答から
構成される応答パケットを前記第1の局に送信する手段
と、前記第1の局で受信した応答パケットに含まれる否
定応答に対応するサブパケットを含むデータパケットを
前記第2の局に送信する手段とを具備することにより、
データの伝送速度とそのデータに対する応答の伝送速度
との比が非常に大きい場合でも、大きなスループットと
高速性を維持しつつ効率のよいデータ伝送が可能とな
る。
1の局から第2の局へ送信したデータパケットに対する
応答に基づき、前記第1の局と前記第2の局との間でデ
ータ伝送を行うデータ伝送システムにおいて、前記第1
の局から前記第2の局に、前記サブパケットの送信順序
を示すシーケンス番号の予め設定された範囲内のサブパ
ケットで構成されるデータパケットを送信する手段と、
前記第2の局で受信した前記データパケットに対応し
て、そのデータパケットを構成する各サブパケットの肯
定応答あるいは否定応答から構成される応答パケットを
前記第1の局に送信する手段と、前記第1の局で受信し
た応答パケットに含まれる否定応答に対応するサブパケ
ットのシーケンス番号から前記予め設定されたシーケン
ス番号の範囲内で新たに送信可能なシーケンス番号のサ
ブパケットが存在するとき、その新たに送信可能なサブ
パケットと前記否定応答に対応するサブパケットで構成
されるデータパケットを前記第2の局へ送信する手段
と、前記第1の局で受信した応答パケットに含まれる否
定応答に対応するサブパケットのシーケンス番号から前
記予め設定されたシーケンス番号の範囲内で新たに送信
可能なシーケンス番号のサブパケットが存在しないと
き、肯定応答を受け取っていない全てのサブパケットに
対し肯定応答を受け取るまで、前記肯定応答を受け取っ
ていないサブパケットで構成されるデータパケットを前
記第2の局へ送信する手段とを具備することにより、デ
ータの伝送速度とそのデータに対する応答の伝送速度と
の比が非常に大きい場合でも、大きなスループットと高
速性を維持しつつ効率のよいデータ伝送が可能となる。
1の局から第2の局へ送信したデータパケットに対する
応答に基づき、前記第1の局と前記第2の局との間でデ
ータ伝送を行うデータ伝送システムにおいて、前記第1
の局から前記第2の局に、前記サブパケットの送信順序
を示すシーケンス番号の予め設定された範囲内のサブパ
ケットで構成されるデータパケットを送信する手段と、
前記第2の局で受信した前記データパケットに対応し
て、そのデータパケットを構成する各サブパケットの肯
定応答あるいは否定応答から構成される応答パケットを
前記第1の局に送信する手段と、前記第1の局で受信し
た応答パケットに含まれる否定応答に対応するサブパケ
ットのシーケンス番号から前記予め設定されたシーケン
ス番号の範囲内で新たに送信可能なシーケンス番号のサ
ブパケットが存在するとき、その新たに送信可能なサブ
パケットと前記否定応答に対応するサブパケットで構成
されるデータパケットを前記第2の局へ送信する手段
と、前記第1の局で受信した応答パケットに含まれる否
定応答に対応するサブパケットのシーケンス番号から前
記予め設定されたシーケンス番号の範囲内で新たに送信
可能なシーケンス番号のサブパケットが存在しないと
き、少なくとも1つの新たなサブパケットが送信できる
まで、前記肯定応答を受け取っていないサブパケットで
構成されるデータパケットを前記第2の局へ送信する手
段とを具備することにより、データの伝送速度とそのデ
ータに対する応答の伝送速度との比が非常に大きい場合
でも、大きなスループットと高速性を維持しつつ効率の
よいデータ伝送が可能となる。
て、図面を参照して説明する。
方法を用いたデータ伝送システムの構成の一具体例を示
したものである。
ステム3を用いて第2の局2にデータの送信を行ない、
第2の局2は、第1の局1から伝送されてきたデータパ
ケット5に誤りが含まれているかどうかを検査して低速
伝送システム4用いて応答パケット6にてデータパケッ
ト5の内容に対する肯定応答あるいは否定応答を第1の
局1に伝送し、誤りのあるデータに関しては次のデータ
パケット5にて第1の局1が再送を行なうものである。
ある。
サブパケット化手段12にてデータの順序を示す番号と
誤り検査用のパリティを付加されてバッファ13に蓄積
される。
パケットを蓄積し、送達が確認されたことが再送サブパ
ケット判断手段15によって通知されると、当該サブパ
ケットをバッファ13から削除する。
ステム4により伝送されてくる応答パケット6から再送
サブパケット判断手段15によって判断される再送パケ
ット情報からデータパケット化する再送サブパケットと
新規のサブパケットをバッファ13よりとりだし、デー
タパケットの付加情報を付加してデータパケット5を組
立て、下位層16に渡す。
てデータパケット5を第2の局2に伝送する。
ある。
タパケット5は、下位層26を通してデータパケットと
して復元され、さらに、サブパケット単位に分割して、
それをサブパケット誤り検出手段24に渡す。
ットの誤りを検査し、その検査結果は応答パケット化手
段25に送られ、肯定応答あるいは否定応答を含んだ応
答パケット6を構成し、下位層26に渡す。
速伝送システム4にて第1の局1に伝送される。
て誤りがないと判断されたサブパケットはバッファ23
に蓄積される。
ータが抜けているところはデータの順番が揃うまで待
ち、抜けがないデータに関しては、上位層データユニッ
ト化手段22に送られる。
局の上位層21に送るために上位層のデータユニットを
作成して上位層21に送る。
3を介して第2の局2に送信されるデータパケット5の
構成の一具体例を示すものである。データパケット5は
パケットの付加情報であるパケット付加情報51と複数
のサブパケット52からなる。
例を示すものである。サブパケットは、そのサブパケッ
トのデータの順序と伝送中に発生してしまうサブパケッ
ト中の誤りを検出するパリティビットとを持つサブパケ
ット付加情報53と上位層11からの情報が入る情報部
54からなる。
4を介して第1の局1に送信される応答パケット6の構
成の一具体例を示すものである。応答パケット6はパケ
ットの付加情報である応答パケット付加情報61と、対
応するデータパケットの肯定応答あるいは否定応答をビ
ットマップ化した肯定/否定情報62からなる。
る、データパケット5と応答パケット6によるデータ伝
送制御方法について図7を参照して説明する。
5にはサブパケットが4つ入っているとして説明をす
る。
との間のデータ送受信の様子を時系列に示している。ま
た、左から右への線は高速伝送システム3によるデータ
パケット5−1の伝送を表し、右から左への線は低速伝
送システム4による応答パケット6−1の伝送を表す。
までの4つのサブパケットをデータパケットとして伝送
したとする(ステップS1)。
を検査するが、例えば、サブパケット番号「1」のサブ
パケットに誤りが検出され、それ以外のサブパケットに
は誤りが検出されなかったとする。この場合、このデー
タパケットに対する応答パケットは、サブパケット番号
「0」、「2」、「3」に対しては肯定応答、サブパケ
ット番号「1」に対しては否定応答を肯定/否定情報に
載せることになる。具体的には、例えば、肯定応答の場
合はビット「0」、否定応答の場合はビット「1」を送
るようにする。すなわち肯定/否定情報として、「01
00」の4ビットからなるビットマップをとるようにす
るのである。この応答パケット6−1を低速伝送システ
ム4によって第2の局2から第1の局1へ伝送する(ス
テップS2)。
して、サブパケット番号「1」のサブパケットの再送を
行なう(ステップS3)。ここで、サブパケット番号
「1」のサブパケットの再送を行なう際は、1つのデー
タパケットに入るサブパケットの数を4つにしているの
で、残り3つのサブパケットに対するスペースは新しい
サブパケットを入れて送ることが可能である。すなわ
ち、サブパケット番号「4」、「5」、「6」のサブパ
ケットを再送サブパケットであるサブパケット番号
「1」のサブパケットとともにデータパケット化して伝
送できる。このデータパケット5−2も先ほどのデータ
パケット5−1と同様に、高速伝送システム3によって
第1の局1から第2の局2へ伝送される。
査され、例えば、サブパケット番号「1」と「4」に誤
りが検出されれば、応答パケット6−2の肯定/否定情
報のビットマップを「1100」として、第2の局2か
ら第1の局1へ低速伝送システム4によって伝送される
(ステップS4)。
ほどと同じように、再送サブパケットを決定し、新規パ
ケットを加えてデータパケット5−3を作る(ステップ
S5)。
る。
るデータパケットのスペースには、新しいサブパケット
を入れていたが、新しいサブパケットがないような場合
には、無効のサブパケット番号、例えば、ここではサブ
パケットの番号は非負の整数値をとるとすれば「−1」
をサブパケット番号とするダミーのサブパケットを入れ
てもよい。この様子を図8に示す。
S2までの処理は同様で、ステップS6において、応答
パケット6−1に対する再送サブパケットを含むデータ
パケット5−4は、サブパケット番号「1」のサブパケ
ットとサブパケット番号「−1」のダミーのサブパケッ
ト3つからなっている。
ット6−4は4ビットの肯定/否定情報を含むが、サブ
パケット番号「1」のサブパケットの応答に対応する最
初の1ビットのみ有効で、それ以外の3ビットはダミー
サブパケットに対応しているので、「0」でも「1」で
あっても第1の局1では無視される(ステップS7)。
パケットの数が固定である場合には、特に有効である。
れるわけではない。例えば「0」から「7」までの番号
を付けられるのであれば、0→1→…→7→0→… と
いうように番号を循環して用いる。
は、例えば、今の例でいえば最初の「0」番と2回目の
「0」番は区別される必要があるので、最初の「0」番
の確認がすむまでは、つまり肯定応答が得られるまで
は、2回目の「0」番は使えない。もし、最初の「0」
番の肯定応答がなかなか得られない状況が生じると、前
述の再送サブパケットに新しいサブパケットを加えてデ
ータパケットを構成するような場合、新しいサブパケッ
トを加えられず効率が悪い。
の送信から再送の必要なサブパケットだけの再送に送信
のモードを切り替えるとよい。すなわち、新しいサブパ
ケットを加えられなくなったら、再送の必要なサブパケ
ットだけによってパケットを構成するのである。
送信するモードから通常の送信のモードへは、再送の必
要なサブパケットすべての肯定応答が受けとられてから
切り替えるようにするとよい。
る。
ブパケットを入れ、サブパケットの番号は「0」から
「7」までを用いる場合を取り上げる。このとき一番古
い未確認の番号から、このサブパケットを含んで最大7
個までのサブパケットを送信できる。これ以上送信しよ
うとすると、番号の繰り返し利用により内容の違う同じ
番号を持ったサブパケットの送信を許してしまうことに
なる。
の間のデータ送受信の様子を時系列に示している。
「2」、「3」のサブパケットをデータパケット5−1
1として第1の局から第2の局へ送る(ステップS1
0)。
「0」、「1」のサブパケットに誤りが検出されたとす
る。前述したような方法を用いて「1100」を肯定/
否定情報として応答パケット6−11を第2の局から第
1の局へ送る(ステップS11)。
っている肯定/否定情報からサブパケット番号「0」、
「1」のサブパケットを再送するとともに、さらにサブ
パケット番号「4」、「5」のサブパケットを第2の局
へ送る(ステップS12)。すなわち、サブパケット番
号「0」、「1」、「4」、「5」のサブパケットを含
んだデータパケット5−12を第2の局2へ送る。
「0」、「4」のサブパケットに誤りが検出されたとし
て、「1010」 を肯定/否定情報として応答パケッ
ト6−12を第2の局2から第1の局1へ送る(ステッ
プS13)。
/否定情報からサブパケット番号「0」、「4」のサブ
パケットを再送するとともに、さらにサブパケット番号
「6」、「7」のサブパケットを第2の局2へ送ろうと
するが、ここで、先ほど述べた一番古い未確認の番号か
ら一番古い未確認サブパケットを含んで最大7個までの
サブパケットしか送信できないので、サブパケット番号
「6」のサブパケットは送信してもよいが、サブパケッ
ト番号「7」のサブパケットは送信できない(これをウ
インドウオーバーフローという) 。1つのデータパケッ
トには4つのサブパケットが入るので、サブパケット1
つ分空いてしまうことになるが、例えば空いたところに
は、図8で説明したような方法を適用し、無効なサブパ
ケット番号を持ったダミーサブパケットを入れておけば
よい。こうして、サブパケット番号「0」、「1」、
「6」のサブパケットおよびダミーサブパケット1つで
データパケット5−13を構成し、第2の局へ送る(ス
テップS14)。
「0」、「6」のサブパケットに誤りが検出されたとし
て、「1010」を肯定/否定情報として応答パケット
6−13を第2の局2から第1の局1へ送る(ステップ
S15)。
/否定情報からサブパケット番号「0」、「6」のサブ
パケットを再送するとともに、新しいサブパケットを送
ろうとするが、ウインドウオーバーフローが引続き起こ
っているので、送れない。
未確認のサブパケット番号「0」、「6」のサブパケッ
トの肯定応答が得られるまでこのサブパケットだけ送り
続けるモードにする。データパケットの中で空いている
サブパケットは、ダミーサブパケットを入れておけばよ
い。すなわち、データパケット5−14はサブパケット
番号「0」、「6」のサブパケットと、ダミーサブパケ
ット2つでパケットを構成し、第2の局2へ送る(ステ
ップS16)。
のサブパケットは誤りが検出され、サブパケット番号
「0」のサブパケットは正しく受信されたとすると、肯
定/否定情報は「0100」で、これを含んだ応答パケ
ット6−14を第2の局2から第1の局1へ送る(ステ
ップS17)。
「6」の肯定応答を得るべく、サブパケット番号「6」
のサブパケットとダミーサブパケット3つでデータパケ
ット5−15を構成し第1の局1へ送る(ステップS1
8)。
ブパケットが正しく受信できたとすれば、肯定/否定情
報は「0000」で、これを含んだ応答パケット6−1
5を第2の局2から第1の局2へ送る(ステップS1
9)。
て、サブパケットを送り続けるモードで肯定応答を得る
べきすべてのサブパケットの肯定応答を得たことになる
ので、通常の送信モードに戻り、新しいサブパケットを
含んだデータパケット5−16を送信する(ステップS
20)。
に、同じサブパケットを用いてもよい。例えば、図9に
おいて、再送パケットだけを送り続けるモードのとき
(ステップS16)、データパケット5−14は、2つ
のダミーパケットのかわりにサブパケット番号「0」、
「6」のサブパケットを1つずつもう一度入れる。この
ようにすることでサブパケットが正しく伝送される確率
が高くなる。
るサブパケットとして、未確認のサブパケットのうちも
っとも古いものを優先的に送るようにしてもよい。すな
わち、図9のステップS16において、データパケット
5−14は、2つのダミーパケットのかわりにサブパケ
ット番号「0」のサブパケットを2つ入れるようにする
と、ウインドウオーバーフローが解消される確率が高く
なる。
トにはある決まった数のサブパケットが入る場合を述べ
てきたが、この数は、データパケットに付加する付加情
報中に含まれるサブパケット数を示す数値を入れること
によって、可変長にすることも可能である。可変長にす
ることによって、ダミーサブパケットを入れなくてもす
むようになるので、無線の帯域を有効に使えるようにな
る。
ット付加情報51および応答パケット6の中の応答パケ
ット付加情報61は、誤り検出用のパリティをつけるよ
うにしてもよい。このようにすることで、よりパケット
の信頼度が増すことになる。
10を参照して説明する。ここでは、応答パケットが誤
った場合も含めた手順の一例を示している。
ってくるまで、次のデータパケットを送信しない St
op and Wait 方式を例にとりあげる。もち
ろん、データパケットの連続送信を許すGo back
N方式やSelective Repeat方式に拡
張することは、容易に行なうことができる。
には、データパケット自身の順序を示す番号が入るが、
Stop and Wait方式を用いるので、「0」
または 「1」で十分である。また、付加情報だけに
誤り検出用のパリティを用いる場合を考える。
は、次に受信を期待するデータパケットの番号を入れ
る。すなわち、受信したデータパケットのデータパケッ
ト付加情報に含まれる順序を示す番号が「0」のときは
「1」、「1」のときは「0」である。また、応答パケ
ット全体の誤りを検出するパリティを用い、パリティビ
ットは応答パケット付加情報に入れる。
1から第2の局2へ送る(ステップS30)。このデー
タパケット5−21にはサブパケット番号「0」、
「1」、「2」、「3」のサブパケットが含まれてい
て、付加情報にはデータパケットの番号「0」を含む。
とそれぞれのサブパケットの誤りを検査する。例えば、
サブパケット番号「1」のサブパケットに誤りが検出さ
れて、応答パケット6−21にて肯定/否定情報 「0
010」を、次に受信を期待するデータパケット番号
「1」を応答パケット付加情報に入れて、第2の局2か
ら第1の局1へ送る(ステップS31)。
誤りを検査し、誤りがなかった場合には、肯定/否定情
報により「1」番のサブパケットを再送することを決定
する。そこで、「1」番のサブパケットを含んだデータ
パケット5−22を、順序を示す番号「1」を入れたデ
ータパケット付加情報と、サブパケット番号「1」、
「4」、「5」、「6」のサブパケットとで構成し、第
1の局1から第2の局2へ伝送する(ステップS3
2)。
とそれぞれのサブパケットの誤りを検査する。このと
き、データパケット付加情報に誤りが検出された場合に
は、サブパケットの誤りが検出されるか否かにかかわら
ず、すべてのサブパケットを廃棄してバッファに入れな
い。これは、データパケットの順序番号が認識できなけ
れば、応答パケットの肯定/否定情報のビットマップ
が、どの順序番号を持つデータパケットのサブパケット
に対する肯定/否定情報のビットマップかわからなくな
ってしまうからである。
第1の局1はデータパケット5−22を送出してから一
定時間応答パケットが返ってくるのを待ち、一定時間内
に応答パケットが返ってこなかったら、データパケット
5−22と同じデータパケット5−23を送信する(ス
テップS33)。これをタイムアウトによる再送と呼
ぶ。
を受信すると、データパケット付加情報とそれぞれのサ
ブパケットの誤りを検査する。今度は、データパケット
付加情報は正しく受信され、サブパケット番号「5」に
誤りが検出されたとする。第2の局2は肯定/否定情報
として「0010」を応答パケット6−23にて第1の
局1へ伝送する(ステップS34)。このとき、次の受
信を期待するデータパケットの順序番号は「0」である
ので、「0」を応答パケット付加情報に入れる。
誤りを検査し、もしここで誤りが検出された場合は、応
答パケット6−23自体の信用性がないので受信してい
ないものとして捨ててしまい、先ほどと同じようにタイ
ムアウトによる再送を待つ。
パケット5−22と同じデータパケット5−24を送信
する(ステップS35)。
信すると、データパケット付加情報と、それぞれのサブ
パケットの誤りを検査する。データパケット付加情報に
含まれるデータパケット順序番号は「1」であるが、こ
れは第2の局2は、ステップS33で既に受信している
ので、データパケット5−24全体を捨ててしまい、前
に伝送した応答パケット6−23と同じ応答パケット6
−24を送出する(ステップS36)。
誤りを検査し、もしここで誤りが検出されなければ肯定
/否定情報に基づいて再送の必要なサブパケットは再送
し、新規のサブパケットが送信可能なら送信する(ステ
ップS37)。
に効率よくするならば、例えば、すべて捨ててしまった
データパケット5−22のサブパケットのうち、誤りが
なかったものをバッファに入れることは可能であり、こ
うすることによってよりサブパケットの受信成功確率を
高めることができる。しかし、応答パケットを返すこと
はできないことは同じなので、データ伝送制御手順とし
ては同じである。ただし、後に再送されるデータパケッ
ト5−23は、データパケット5−22と同じ内容なの
で、どちらのデータパケットでも正しく受信したサブパ
ケットの場合は、どちらを選択しても構わない。
2、データパケット5−23の両方で誤ったサブパケッ
トだけが再送しなくてはいけなくなるので、応答パケッ
ト6−23はそれを反映したものとならなければいけな
い。
いてもいえ、応答パケット5−23で再送要求した5番
のサブパケットが、もしデータパケット5−24で正し
く受信されたとすれば、応答パケット6−24はそれを
反映させる(より具体的には、肯定/否定情報を「00
00」とする)ことによって、システムの効率をよくす
ることができる。
れば、第1の局1から第2の局2へのデータパケットの
伝送速度が、第2の局2から第1の局1への応答パケッ
トの伝送速度より高速となる非対称の伝送速度のデータ
伝送システムにおいて、特に、データパケットの伝送速
度とそのデータパケットに対する応答パケットの伝送速
度との比が非常に大きい場合でも、1つのデータパケッ
トを伝送路の誤り率に適応させたデータ長の複数のサブ
パケットに分解して、サブパケット毎に再送制御を行な
うことによって、大きなスループットを維持することが
できる。また、複数のサブパケットを持つ1つのデータ
パケットに対して、サブパケット毎に肯定応答あるいは
否定応答を第1の局側に送ることによって、応答時間が
極端に増加してその間送信がデッドロックすることがな
く、従って、データ伝送の高速性を損なうことなく効率
のよいデータ伝送が可能となる。
ば、データの伝送速度とそのデータに対する応答の伝送
速度との比が非常に大きい場合でも、大きなスループッ
トと高速性を維持しつつ効率のよいデータ伝送が可能と
なるデータ伝送制御方法およびデータ伝送システムを提
供できる。
の構成を示した図。
制御方法の処理手順を説明するための図。
制御方法の他の処理手順を説明するための図。
制御方法のさらに他の処理手順を説明するための図で、
特に、ウインドウオーバーフローのときの処理手順を説
明するものである
送制御方法のさらに他の処理手順を説明するための図。
図。
するための図。
ケットの構成例を示した図。
パケットと否定応答パケットの構成例を示したす図。
ステムの構成を示した図。
問題点について説明するための図で、パケットの長さを
時間で揃えたときのビット長について説明するためのも
のである。
問題点について説明するための図で、パケットの長さを
ビット長で揃えたときのデータ伝送制御方法の処理手順
を説明するためのものである。
問題点について説明するための図で、パケットの長さを
ビット長で揃えたときのデータ伝送制御方法の処理手順
を説明するためのものである。
4…低速伝送システム、5…データパケット、6…応答
パケット、11…上位層、12…サブパケット化手段、
13…バッファ、14…データパケット化手段、15…
再送サブパケット判断手段、16…下位層、21…上位
層、22…上位層データユニット化手段、23…バッフ
ァ、24…サブパケット誤り検出手段、25…応答パケ
ット化手段、26…下位層。
Claims (15)
- 【請求項1】複数のパケットを高速伝送システムを介し
て受信する第1の受信ステップと、 受信した前記複数のパケットのそれぞれに対応する肯定
応答あるいは否定応答を1つにまとめた応答パケット
を、前記高速伝送システムより伝送速度が低速な低速伝
送システムを用いて送信する送信ステップと、 少なくとも前記応答パケット中の否定応答に対応するパ
ケットを前記高速伝送システムを介して受信する第2の
受信ステップと、 を有することを特徴とするデータ伝送制御方法。 - 【請求項2】高速伝送システムを用いて複数のパケット
を送信する第1の送信ステップと、 送信した前記複数のパケットのそれぞれに対応する肯定
応答あるいは否定応答を1つにまとめた応答パケット
を、前記高速伝送システムより伝送速度が低速な低速伝
送システムを介して受信する受信ステップと、 少なくとも前記応答パケット中の否定応答に対応するパ
ケットを前記高速伝送システムを用いて送信する第2の
送信ステップと、 を有することを特徴とするデータ伝送制御方法。 - 【請求項3】前記応答パケットは、前記複数のパケット
のそれぞれにつき1ビットの肯定応答あるいは否定応答
から構成されることを特徴とする請求項1または2記載
のデータ伝送制御方法。 - 【請求項4】前記第2の送信ステップは、前記応答パケ
ット中の否定応答に対応するパケットの数が、予め定め
られた所定数より少ないとき、前記否定応答に対応する
パケットと新規のパケットを含む前記所定数のパケット
を送信することを特徴とする請求項2記載のデータ伝送
制御方法。 - 【請求項5】前記第2の送信ステップは、前記応答パケ
ット中の否定応答に対応するパケットの数が、予め定め
られた所定数より少ないとき、前記否定応答に対応する
パケットとダミーのパケットを含む前記所定数のパケッ
トを送信することを特徴とする請求項2記載のデータ伝
送制御方法。 - 【請求項6】前記第1の送信ステップは、送信順序を示
すシーケンス番号が予め設定された範囲内の予め定めら
れた所定数のパケットを送信し、 前記第2の送信ステップは、前記否定応答に対応するパ
ケットと、前記予め設定されたシーケンス番号の範囲内
で、前記応答パケット中の否定応答に対応するパケット
とともに新たに送信可能なシーケンス番号のパケットを
送信することを特徴とする請求項2記載のデータ伝送制
御方法。 - 【請求項7】前記第2の送信ステップは、前記予め設定
されたシーケンス番号の範囲内で、前記応答パケット中
の否定応答に対応するパケットとともに新たに送信可能
なシーケンス番号のパケットが存在しないときは、前記
否定応答に対応するパケットとダミーのパケットを含む
予め定められた数のパケットを送信することを特徴とす
る請求項6記載のデータ伝送制御方法。 - 【請求項8】前記第2の送信ステップは、前記予め設定
されたシーケンス番号の範囲内で、前記応答パケット中
の否定応答に対応するパケットとともに新たに送信可能
なシーケンス番号のパケットが存在しないときは、少な
くとも1組の重複した前記否定応答に対応するパケット
を含む予め定められた数のパケットを送信することを特
徴とする請求項6記載のデータ伝送制御方法。 - 【請求項9】前記第2の送信ステップは、前記予め設定
されたシーケンス番号の範囲内で、前記応答パケット中
の否定応答に対応するパケットとともに新たに送信可能
なシーケンス番号のパケットが存在しないときは、前記
シーケンス番号の古いものから順に少なくとも1組の重
複した前記否定応答に対応するパケットを含む予め定め
られた数のパケットを送信することを特徴とする請求項
6記載のデータ伝送制御方法。 - 【請求項10】前記第1の送信ステップは、送信順序を
示すシーケンス番号が予め設定された範囲内の予め定め
られた所定数のパケットを送信し、 前記第2の送信ステップは、前記予め設定されたシーケ
ンス番号の範囲内の前記否定応答に対応するパケット
を、前記肯定応答を受け取るまで送信することを特徴と
する請求項2記載のデータ伝送制御方法。 - 【請求項11】複数のパケットを高速伝送システムを介
して受信する第1の受信手段と、 受信した前記複数のパケットのそれぞれに対応する肯定
応答あるいは否定応答を1つにまとめた応答パケット
を、前記高速伝送システムより伝送速度が低速な低速伝
送システムを用いて送信する送信手段と、 少なくとも前記応答パケット中の否定応答に対応するパ
ケットを前記高速伝送システムを介して受信する第2の
受信手段と、 を具備したことを特徴とするデータ伝送装置。 - 【請求項12】高速伝送システムを用いて複数のパケッ
トを送信する第1の送信手段と、 送信した前記複数のパケットのそれぞれに対応する肯定
応答あるいは否定応答を1つにまとめた応答パケット
を、前記高速伝送システムより伝送速度が低速な低速伝
送システムを介して受信する受信手段と、 少なくとも前記応答パケット中の否定応答に対応するパ
ケットを前記高速伝送システムを用いて送信する第2の
送信手段と、 を具備したことを特徴とするデータ伝送装置。 - 【請求項13】前記応答パケットは、前記複数のパケッ
トのそれぞれにつき1ビットの肯定応答あるいは否定応
答から構成されることを特徴とする請求項11または1
2記載のデータ伝送装置。 - 【請求項14】前記第1の送信手段は、送信順序を示す
シーケンス番号が予め設定された範囲内の予め定められ
た所定数のパケットを送信し、 前記第2の送信手段は、前記否定応答に対応するパケッ
トと、前記予め設定されたシーケンス番号の範囲内で、
前記応答パケット中の否定応答に対応するパケットとと
もに新たに送信可能なシーケンス番号のパケットを送信
することを特徴とする請求項12記載のデータ伝送装
置。 - 【請求項15】前記第1の送信手段は、送信順序を示す
シーケンス番号が予め設定された範囲内の予め定められ
た所定数のパケットを送信し、 前記第2の送信手段は、前記予め設定されたシーケンス
番号の範囲内の前記否定応答に対応するパケットを、前
記肯定応答を受け取るまで送信することを特徴とする請
求項12記載のデータ伝送装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35220095A JP3445427B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | データ伝送制御方法およびデータ伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JPH09186740A JPH09186740A (ja) | 1997-07-15 |
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Family
ID=18422457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
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KR100425253B1 (ko) * | 2001-04-18 | 2004-03-30 | 주식회사 현대시스콤 | 무선통신 시스템에서의 순방향 패킷 송수신 방법 |
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KR100744116B1 (ko) * | 2005-07-12 | 2007-08-01 | 삼성전자주식회사 | 멀티미디어 정보를 고속 시리얼로 전송하는 양방향 통신장치 및 방법 |
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-
1995
- 1995-12-28 JP JP35220095A patent/JP3445427B2/ja not_active Expired - Lifetime
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