JP3444986B2 - 押出ラミネート装置 - Google Patents

押出ラミネート装置

Info

Publication number
JP3444986B2
JP3444986B2 JP24319394A JP24319394A JP3444986B2 JP 3444986 B2 JP3444986 B2 JP 3444986B2 JP 24319394 A JP24319394 A JP 24319394A JP 24319394 A JP24319394 A JP 24319394A JP 3444986 B2 JP3444986 B2 JP 3444986B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
extrusion laminating
laminating apparatus
molten resin
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24319394A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08108476A (ja
Inventor
昌弘 松田
喫 篠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujimori Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Fujimori Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujimori Kogyo Co Ltd filed Critical Fujimori Kogyo Co Ltd
Priority to JP24319394A priority Critical patent/JP3444986B2/ja
Publication of JPH08108476A publication Critical patent/JPH08108476A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3444986B2 publication Critical patent/JP3444986B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイスから押出された
溶融樹脂を冷却するとともに帯状シートに圧着してラミ
ネートフィルムを製造する押出ラミネート装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂を加熱軟化してダイスから
押出し、所要の形状のパイプ、シート、フィルム等を連
続的に製造する押出成形がプラスッチク成形の1つの手
法として各種製品に広く用いられている。押出成形によ
りラミネートフィルムを製造する押出ラミネート装置
は、ダイスから押出された溶融樹脂をロールとロールと
の間において帯状シートに圧着することでラミネートフ
ィルムを製造する。
【0003】図3および図4は、上記のような押出ラミ
ネート装置の一例を示す図である。図3において、押出
ラミネート装置1には帯状シート2が送られ、冷却ロー
ル3(第1のロール)とゴムロール4(第2のロール)
との接触部において、溶融樹脂5が帯状シート2に圧着
されてラミネートフィルム6が形成される。
【0004】冷却ロール3の上部には、熱可塑性樹脂が
加熱軟化されてできた溶融樹脂5を押出す押出機9と、
押出機9から送られた溶融樹脂5をスリット状の開口部
10aから供給するTダイス10(ダイス)が設けられ
ている。また、冷却ロール3には、冷却ロール3を回転
させる回転駆動機構11(第1の回転駆動機構)が連結
されている。
【0005】ゴムロール4には、ゴムロール4を冷却ロ
ール3に対して進出、退避させるロール移動機構14が
連結されている。ゴムロール4の周面4a上には、図4
に示すように、2本の溶融樹脂付着防止ベルト15、1
5が巻かれている。ゴムロール4の近傍には、ゴムロー
ル4の回転軸に平行に配置された案内棒17と、案内棒
17の軸方向に移動自在かつ案内棒17を中心に回動自
在に取り付けられ、溶融樹脂付着防止ベルト15、15
がその周面上に巻かれて支持されるベルト保持ロール1
8、18とが設けられている。また、冷却ロール3につ
いてゴムロール4の反対側には、ラミネートフィルム6
を支持するガイドロール20が配置されている。
【0006】上記のように構成された押出ラミネート装
置1によりラミネートフィルム6を生産するには、ま
ず、図4に示すように帯状シート2の端部がそれぞれ1
本の溶融樹脂付着防止ベルト15上に位置するように案
内棒17に沿ってベルト保持ロール18、18を移動
し、溶融樹脂付着防止ベルト15、15の位置合わせを
行なう。次に、図3(a)に示すように、帯状シート2
をゴムロール4、冷却ロール5およびガイドロール20
に巻回し、回転駆動機構11を作動して冷却ロール3を
回転するとともに押出機9から溶融樹脂5を押出してT
ダイス10の開口部10aから供給する。そして、この
状態でロール移動機構14を作動して、図3(b)に示
すようにゴムロール4を冷却ロール3の方向に移動させ
て冷却ロール3に圧着し、そののちゴムロール4を冷却
ロール3につれ回りさせる。この際、冷却ロール3の回
転により帯状シート2は矢印の方向に送られ、冷却ロー
ル3とゴムロール4との接触部において、溶融樹脂5が
帯状シート2に圧着されてラミネートフィルム6が形成
される。
【0007】冷却ロール3とゴムロール4との接触部で
は、溶融樹脂5が押圧されて帯状シート2の両端部から
はみ出すが、帯状シート2の端部がそれぞれ溶融樹脂付
着防止ベルト15上に位置するように配置されているの
で、はみ出した溶融樹脂5が溶融樹脂付着防止ベルト1
5、15に付着するから、ゴムローラ4に付着すること
が防止される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の押出ラミネート
装置では、冷却ロール3にゴムロール4を圧着する際
に、そのまま圧着するとラミネートフィルム6において
移送方向に張力の変動が生じて、ラミネートフィルム6
が切断されたり、ラミネートフィルム6の品質が低下し
たりするので、作業者がゴムロール4を手回しで回転し
たのち、ゴムロール4を冷却ロール3に圧着していた。
しかし、これでは手間がかかるとともに、ゴムロール4
の速度を冷却ロール3の速度に等しくすることが難し
く、やはりラミネートフィルム6の移送方向に張力の変
動が生じてラミネートフィルム6の品質が低下するとい
う問題があった。また、溶融樹脂付着防止ベルト15、
15の位置決めのために、溶融樹脂付着防止ベルト1
5、15を案内棒17の軸線方向に移動させる間におい
て、作業者が常にゴムロール4を手回しで回転する必要
があるので、手間がかかるという問題があった。
【0009】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、ラミネートフィルムの生産を行なう際の運転立上
げ時における作業性を向上させるとともに、ラミネート
フィルムの品質を低下されることのない押出ラミネート
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたもので、請求項1記載の押出ラミネ
ート装置は、水平方向の回転軸線を有して定位置に支持
された第1のロールと、該第1のロールを回転させる第
1の回転駆動機構と、前記第1のロールとその回転軸線
が平行に配置され、該第1のロールに対して接近、離間
自在に支持された第2のロールと、該第2のロールを前
記第1のロールに対して進出、退避させるロール移動機
構と、前記第1、第2のロール間に溶融樹脂を供給する
ダイスとを備えてなり、前記第1のロールを回転させる
とともに前記第2のロールを該第1のロールに当接させ
てつれ回りさせ、これら第1、第2のロール間に帯状シ
ートおよび前記溶融樹脂を供給することにより、該帯状
シートに該溶融樹脂を圧着してラミネートフィルムを形
成する押出ラミネート装置において、前記第2のロール
を回転させる第2の回転駆動機構と、該第2の回転駆動
機構からの回転力を前記第2のロールに対し伝達、遮断
する回転力伝達遮断機構とを備えてなることを特徴とす
る。
【0011】また、請求項2記載の押出ラミネート装置
は、請求項1記載の押出ラミネート装置において、前記
ロール移動機構により前記第2のロールが前記第1のロ
ールの方向に移動されたときに、これら第1、第2のロ
ール間の距離が基準距離以下になったことを検出する位
置検出センサと、該位置検出センサの出力に基づいて前
記駆動力伝達遮断機構にて回転力を遮断するよう制御す
る制御部とを備えてなることを特徴とする。
【0012】また、請求項3記載の押出ラミネート装置
は、請求項1または請求項2記載の押出ラミネート装置
において、前記第2のロールの近傍には、該第2のロー
ルの回転軸線と平行な回転軸線をもち、該回転軸線方向
に離間して配置された第1、第2のベルト保持ロールが
前記回転軸線方向に移動自在に支持され、これら第1、
第2のベルト保持ロールと前記第2のロールとの間に
は、該第2のロールの表面上において互いに離間して位
置する第1、第2の溶融樹脂付着防止ベルトが巻回され
ていることを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1記載の押出ラミネート装置によれば、
前記ロール移動機構を作動して前記第2のロールを前記
第1のロールの方向に移動させる際には、前記第2の回
転駆動機構を作動して第2のロールを回転させ、第2の
ロールの周面の周方向速度が第1のロールの周面の周方
向速度に等しくなるように、第2のロールの回転速度を
調整する。そして、第2のロールが第1のロールに当接
する前に前記回転力伝達遮断機構により、第2の回転駆
動機構から第2のロールに伝達される回転力を遮断し、
慣性力のみで第2のロールを回転させ、第2のロールを
第1のロールに圧着させるとともに、そののち第2のロ
ールを第1のロールにつれ回りさせる。このとき、第2
のロールが第1のロールに対して同じ周方向速度をもっ
て接触するので、ラミネートフィルムにおいてその移送
方向に張力の変動が生じることがなく、ラミネートフィ
ルムが切断されたり、また品質が低下することがない。
【0014】請求項2記載の押出ラミネート装置によれ
ば、ロール移動機構を作動して第2のロールを第1のロ
ールの方向に移動させる際に、これら第1、第2のロー
ル間の距離が基準距離以下になると第2のロールの第1
のロールへの接近を位置検出センサが検知し、位置検出
センサの出力に基づいて制御部が駆動力伝達遮断機構に
作用するので、自動的に第2の回転駆動機構から第2の
ロールに伝達させる回転力が遮断される。
【0015】請求項3記載の押出ラミネート装置によれ
ば、第2の回転駆動機構を作動して第2のロールを回転
させたのち、前記回転軸線方向に前記第1、第2のベル
ト保持ロールを移動して、第1、第2の溶融樹脂付着防
止ベルトの位置決めを行なうことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の押出ラミネート装置の一実施
例を図1および図2を参照して説明する。本実施例の押
出ラミネート装置Aは、図3および図4に示した従来の
押出ラミネート装置1に対して、ゴムロール4を回転さ
せる回転駆動機構、ゴムロール4と該回転駆動機構との
間に介装された回転力伝達遮断機構、および該回転力伝
達遮断機構を自動制御する機構とを新たに設けた点のみ
が異なり、他は同一の構成を有するので、図1において
図3および図4と同一構成要素には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。
【0017】図1において、ゴムロール4の回転軸4b
には、ロール移動機構としてエアシリンダ14、14が
取り付けられ、回転軸4bの一端部には、ゴムロール4
を回転させる回転駆動機構(第2の回転駆動機構)25
が連結され、ゴムロール本体4cと回転駆動機構25と
の間には、回転駆動機構25からゴムロール4への回転
力を伝達あるいは遮断するクラッチ26(回転力伝達遮
断機構)が介装されている。
【0018】ゴムロール4の近傍には、ゴムロール4が
移動して冷却ロール3に接近するのを検知する位置検出
センサ29が配置され、位置検出センサ29およびクラ
ッチ26には、位置検出センサ29からの出力を受けて
クラッチ26に作用し、回転駆動機構25からゴムロー
ル4への回転力を遮断させる制御部30が電気的に連結
されている。
【0019】溶融樹脂付着防止ベルト15を支持するベ
ルト保持ロール18は、支持部18aと、支持部18a
に回動自在に取り付けられ、その周面に溶融樹脂付着防
止ベルト15が巻回されたロール部18bとから構成さ
れている。保持ロール18には、支持部18aに回動自
在に移動体33が連結されており、移動体33の挿通孔
33aには案内棒17が挿通されている。案内棒17の
外周面には雄螺子が形成され、挿通孔33aの内周面に
形成された雌螺子に螺合される構造となっており、案内
棒17に連結されたモータ34を作動して案内棒17を
回転させると、案内棒17と挿通孔33aとの螺合位置
が変わるので、移動体33が案内棒17に沿って移動さ
れる。なお、案内棒17は、その中央部において分割さ
れ、その分割部分には軸受け36が介装されて、案内棒
17の左右部分がそれぞれ相対回動自在となっており、
それぞれの部分にモータ34が連結されている。
【0020】次に、上記の押出ラミネート装置Aにより
ラミネートフィルム6を生産する際の操作手順について
説明する。操作手順に関しては、基本的には図3および
図4で示したラミネート装置1と同様であり、ゴムロー
ル4に対する操作のみが異なるので、ゴムロール4に対
する操作を中心に説明する。図2は、押出ラミネート装
置Aの運転立上げ時においてのゴムロール4に関連する
操作手順をフローチャートで示したものである。
【0021】図2に示すように、まず、回転駆動機構2
5を作動してゴムロール4を回転させ、帯状シート2の
端部がそれぞれ溶融樹脂付着防止ベルト15上に位置す
るように、モータ34、34を作動して案内棒17を回
転させ、移動体33およびベルト保持ロール18を案内
棒17に沿って移動させることにより、溶融樹脂付着防
止ベルト15、15の位置合わせを行なう。次に、エア
シリンダ14、14を作動してゴムロール4を冷却ロー
ル3の方向に移動させる際に、ゴムロール4の周面4a
の周方向速度が冷却ロール3の周面3aの周方向速度に
等しくなるように、ゴムロール4の回転速度を調整す
る。次に、ゴムロール4が冷却ロール3に当接する前
に、クラッチ26により回転駆動機構25からゴムロー
ル4に伝達される回転力を遮断するが、冷却ロール3と
ゴムロール4との間の距離が基準距離以下になるとゴム
ロール4の冷却ロール3への接近を位置検出センサ29
が検知し、位置検出センサ29の出力に基づいて制御部
30がクラッチ26に作用して回転力を遮断させるの
で、この工程は人の手を介することなく自動化されてい
る。そして、ゴムロール4が冷却ロール3に圧着される
と、そののちゴムロール4が冷却ロール3につれ回りさ
れ、溶融樹脂5が帯状シート2に圧着されてラミネート
フィルム6が形成される。
【0022】上記の押出ラミネート装置Aによれば、ゴ
ムロール4を冷却ロール3の方向に移動させる際に、ゴ
ムロール4を回転駆動機構25により回転できるので、
作業者がゴムロール4を手回しする必要がなく作業性が
向上する。また、ゴムロール4の周面4aの周方向速度
が冷却ロール3の周面3aの周方向速度に等しくなるよ
うにゴムロール4の回転速度を調整し、クラッチ26に
より回転駆動機構25からゴムロール4に伝達される回
転力を遮断して慣性力のみでゴムロール4を回転させ、
ゴムロール4を冷却ロール3に圧着させるとともにその
のちゴムロール4を冷却ロール3につれ回りさせるの
で、ゴムロール4が冷却ロール3に対して同じ周方向速
度をもって接触するから、ラミネートフィルム6におい
てその移送方向に張力の変動が生じることがなく、ラミ
ネートフィルム6の品質が低下することがない。
【0023】また、ゴムロール4が冷却ロール3の方向
に移動される際に、位置検出センサ29と制御部30と
により、クラッチ26における回転力の遮断が自動的に
行われるので、作業者がクラッチ26を操作する必要が
なく、作業性が向上する。
【0024】また、回転駆動機構25を作動してゴムロ
ール4を回転させ、溶融樹脂付着防止ベルト15、15
の位置合わせを行なうことができ、作業者がゴムロール
4を手回しする必要がないので、作業性が向上する。
【0025】なお、ゴムロール4を冷却ロール3の方向
に移動させる際に、クラッチ26において回転力を遮断
するゴムロール4の位置を定める前記基準距離に関して
は、回転力を遮断してのちもゴムロール4の周方向速度
が落ちることなく冷却ロール3に圧着されうる距離とし
て設定する必要があり、ゴムロール4が冷却ロール3に
当接する直前の距離を基準距離として設定するのが好適
である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の押
出ラミネート装置によれば、前記第2のロールを前記第
1のロールの方向に移動させる際に、第2のロールを前
記第2の回転駆動機構により回転できるので、作業者が
第2のロールを手回しする必要がなく作業性が向上す
る。また、第2のロールの周面の周方向速度が第1のロ
ールの周面の周方向速度に等しくなるように第2のロー
ルの回転速度を調整し、前記駆動力伝達遮断機構により
第2の回転駆動機構から第2のロールに伝達される回転
力を遮断して慣性力のみで第2のロールを回転させ、第
2のロールを第1のロールに圧着させるとともに、その
のち第2のロールを第1のロールにつれ回りさせるの
で、第2のロールが第1のロールに対して同じ周方向速
度をもって接触するから、前記ラミネートフィルムにお
いてその移送方向に張力の変動が生じることがなく、ラ
ミネートフィルムの品質が低下することがない。
【0027】請求項2記載の押出ラミネート装置によれ
ば、第2のロールが第1のロールの方向に移動される際
に、前記位置検出センサと前記制御部とにより、駆動力
伝達遮断機構における回転力の遮断が自動的に行われる
ので、作業者が駆動力伝達遮断機構を操作する必要がな
く、作業性が向上する。
【0028】請求項3記載の押出ラミネート装置によれ
ば、第2の回転駆動機構を作動して第2のロールを回転
させ、前記溶融樹脂付着防止ベルトの位置合わせを行な
うことができ、作業者が第2のロールを手回しする必要
がないので、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の押出ラミネート装置の一例を示す斜視
図である。
【図2】本発明の押出ラミネート装置を使用する際の操
作手順を示すフローチャートである。
【図3】従来の押出ラミネート装置の一例の概略構成を
示す側面図である。
【図4】同従来例の概略構成を示す平面図である。
【符号の説明】
2 帯状シート 3 冷却ロール(第1のロール) 4 ゴムロール(第2のロール) 5 溶融樹脂 6 ラミネートフィルム 10 Tダイス(ダイス) 11 回転駆動機構(第1の回転駆動機構) 14 エアシリンダ(ロール移動機構) 15 溶融樹脂付着防止ベルト 18 ベルト保持ロール 25 回転駆動機構(第2の回転駆動機構) 26 クラッチ(回転力伝達遮断機構) 29 位置検出センサ 30 制御部 A 押出ラミネート装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 47/00 - 47/96 B29C 63/00 - 63/48 B29C 65/00 - 65/84 B32B 1/00 - 35/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向の回転軸線を有して定位置に支
    持された第1のロールと、該第1のロールを回転させる
    第1の回転駆動機構と、前記第1のロールとその回転軸
    線が平行に配置され、該第1のロールに対して接近、離
    間自在に支持された第2のロールと、該第2のロールを
    前記第1のロールに対して進出、退避させるロール移動
    機構と、前記第1、第2のロール間に溶融樹脂を供給す
    るダイスとを備えてなり、 前記第1のロールを回転させるとともに前記第2のロー
    ルを該第1のロールに当接させてつれ回りさせ、これら
    第1、第2のロール間に帯状シートおよび前記溶融樹脂
    を供給することにより、該帯状シートに該溶融樹脂を圧
    着してラミネートフィルムを形成する押出ラミネート装
    置において、 前記第2のロールを回転させる第2の回転駆動機構と、
    該第2の回転駆動機構からの回転力を前記第2のロール
    に対し伝達、遮断する回転力伝達遮断機構とを備えてな
    る押出ラミネート装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の押出ラミネート装置にお
    いて、 前記ロール移動機構により前記第2のロールが前記第1
    のロールの方向に移動されたときに、これら第1、第2
    のロール間の距離が基準距離以下になったことを検出す
    る位置検出センサと、該位置検出センサの出力に基づい
    て前記駆動力伝達遮断機構にて回転力を遮断するよう制
    御する制御部とを備えてなる押出ラミネート装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の押出ラミ
    ネート装置において、 前記第2のロールの近傍には、該第2のロールの回転軸
    線と平行な回転軸線をもち、該回転軸線方向に離間して
    配置された第1、第2のベルト保持ロールが前記回転軸
    線方向に移動自在に支持され、 これら第1、第2のベルト保持ロールと前記第2のロー
    ルとの間には、該第2のロールの表面上において互いに
    離間して位置する第1、第2の溶融樹脂付着防止ベルト
    が巻回されていることを特徴とする押出ラミネート装
    置。
JP24319394A 1994-10-06 1994-10-06 押出ラミネート装置 Expired - Fee Related JP3444986B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24319394A JP3444986B2 (ja) 1994-10-06 1994-10-06 押出ラミネート装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24319394A JP3444986B2 (ja) 1994-10-06 1994-10-06 押出ラミネート装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08108476A JPH08108476A (ja) 1996-04-30
JP3444986B2 true JP3444986B2 (ja) 2003-09-08

Family

ID=17100222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24319394A Expired - Fee Related JP3444986B2 (ja) 1994-10-06 1994-10-06 押出ラミネート装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3444986B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004034439A (ja) * 2002-07-02 2004-02-05 Nec Kagoshima Ltd ラミネ−タ装置
KR101842416B1 (ko) * 2010-05-27 2018-03-26 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 컴파니 닙 롤의 속도 제어를 사용해 필름을 압출 코팅하는 동안에 결함을 제거하는 방법
CN113715465B (zh) * 2021-08-25 2023-06-16 开显工业自动化科技(苏州)有限公司 复合材料加工用分布式连续贴合挤压成型装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08108476A (ja) 1996-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4859259A (en) Process and apparatus for reclosable container stock
EP1030776B1 (en) Spiral formed products and method of manufacture
US4576669A (en) "On demand" apparatus and method for producing air-cushioning product
JPH03183526A (ja) 熱可塑性連続シート加工装置
KR100367225B1 (ko) 튜브의절단방법및장치
US3884742A (en) Method of making plastic book cover
US5972280A (en) Pneumatic embossing
JP3444986B2 (ja) 押出ラミネート装置
JPH08336891A (ja) 高配向ポリエステルシートを製造する製造方法及び装置
JP5210128B2 (ja) タイヤ製造装置及びタイヤ製造方法
CN111991135A (zh) 一种中厚边薄造口袋底盘的生产工艺及其生产线
JP2911870B2 (ja) フィルム製造設備から溶融フィルムを連続的に引取るための方法及び装置
US4111460A (en) Book with cover and method and apparatus for making the cover
JP4415452B2 (ja) タイヤ構成部材の製造方法
CN112093554B (zh) 一种中心表面收卷分切机
WO1997030842A1 (fr) Dispositif a stratifier une bande
JP2005014478A (ja) ロールシートラミネート方法及びラミネート装置
JP2001232696A (ja) 未加硫タイヤのインナーライナの成型方法
CN220199671U (zh) 一种贴剂自动包装设备
JPH09175700A (ja) フィルム供給装置
JP2001260137A (ja) タイヤ製造用筒部材の製造方法
JP4415455B2 (ja) タイヤ構成部材の製造方法
JP2002326245A (ja) 未加硫ゴムシートの製造方法およびその製造装置
KR19980022624A (ko) 타이어 트레드 절단 및 접합장치와 그 방법
JP3353996B2 (ja) 帯状部材の供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030520

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080627

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080627

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090627

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090627

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100627

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100627

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120627

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120627

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140627

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees