JP3443744B2 - ダウンコイラ用ラッパーロールの研削装置 - Google Patents

ダウンコイラ用ラッパーロールの研削装置

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JP3443744B2 JP04969793A JP4969793A JP3443744B2 JP 3443744 B2 JP3443744 B2 JP 3443744B2 JP 04969793 A JP04969793 A JP 04969793A JP 4969793 A JP4969793 A JP 4969793A JP 3443744 B2 JP3443744 B2 JP 3443744B2
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寛 高世
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石川島播磨重工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダウンコイラのラッパ
ーロールを研削する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ダウンコイラ(下方巻取機)は、圧延さ
れた鋼板をロール状に巻き取る装置であり、例えば図5
に示すように、連続式熱間圧延機1の下流に載置され、
圧延機1で圧延された高温(例えば850℃)の鋼板2
が、クーリングゾーン(冷却領域)3で例えば200〜
550℃まで冷却され、ピンチロール4でダウンコイラ
5に導かれ、ダウンコイラのラッパーロール6により鋼
板をガイドし、中心に載置したマンドレル7にロール状
の鋼板8を巻き取るようになっている。ラッパーロール
6は半径方向に移動可能であり、マンドレル7に巻き取
られる鋼板の表面に接触しながら鋼板の移動方向に自転
し、鋼板がマンドレルに円滑に巻き取られるようにして
いる。巻き取りが完了すると、ラッパーロール6は、半
径方向外方に開き、マンドレル7は内側に収縮して、ロ
ール状の鋼板8をダウンコイラから下方に移動し、外部
に移設する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかるダウンコイラの
ラッパーロール6は、圧延された鋼板2を案内し、これ
と接触して回転するため、鋼板2に傷を付けないように
研磨仕上げが施されている。しかし、圧延された鋼板2
の巻き始めや巻き終わりに、鋼板の端部がラッパーロー
ル6に激しくぶつかりその表面に傷を付けたり、或いは
鋼板表面の異物(例えば、切子状の破片)がラッパーロ
ール6の表面に固着する問題がある。かかるラッパーロ
ールの傷や付着物は、後続する鋼板に傷を繰り返し付け
る問題を引き起こすため、かかる傷や付着物があると直
ちに圧延ラインを停止し、砥石等でラッパーロール6に
付着した異物を除去し、傷を除去し、表面を滑らかに仕
上げ直す必要が従来からあった。
【0004】かかる作業は、従来、手作業で行われてい
た。しかし、ダウンコイラ5の下方にはロール状の鋼板
8を搬出するための深いピットが通常設けられており、
十分な足場を設けることができず、かつラッパーロール
6の可動範囲は狭く、人が入れる十分な空間ができない
ため、作業員は身動きさえしにくい狭い空間内で、まだ
高温のラッパーロールの表面を砥石で磨く必要があり、
かつ高所作業であり、作業環境と作業効率が悪い問題点
があった。
【0005】従って、ダウンコイラ5の分解を伴うこと
なく、短時間に簡単に取り付け、取り外しができ、ラッ
パーロールの研削を自動で行うことができる研削手段
が、従来から要望されていた。かかる要望を満たすため
に、本願出願人による特開昭56−050718号によ
り、拡縮し得るマンドレルリールを備えたダウンコイラ
ーの該マンドレルリールに着脱自在なスリーブを嵌入し
該スリーブの外周に研削材を取付けマンドレルリール及
びラッパーロールを回転することによりラッパーロール
を研削することを特徴とするダウンコイラー用ラッパー
ロールの研削方法が提案された。
【0006】しかし、かかる方法では、ラッパーロー
ルの表面に円周傷が付きやすい、ラッパーロールが局
部研削されやすい、ラッパーロールに設けられている
クラウン(樽形形状)に研削材が追従しにくい、等の問
題点があった。すなわち、この方法では軸線方向の相対
移動ができないためラッパーロールに押付けられた研削
材の砥粒の位置に対応した円周傷が付きやすく、また、
研削材が固くかつ研削材の押圧調整機能がないため、研
削材がラッパーロールに部分的に当たり、ラッパーロー
ルが局部的に研削されやすく、更に、ラッパーロールの
クラウンに研削材の外形を完全に一致させることができ
ず、クラウンに追従することができなかった。
【0007】本発明は、かかる問題点を解決するために
創案されたものである。すなわち、本発明の第1の目的
は、ダウンコイラの分解を伴うことなく、短時間に簡単
に取り付け、取り外しができるダウンコイラ用ラッパー
ロールの研削装置を提供することにある。また、本発明
の第2の目的は、ラッパーロールの任意のクラウンに完
全に追従することができ、かつ軸線方向の相対移動機能
と押圧調整機能を備えて、円周傷の形成や局部研削を回
避することができるダウンコイラ用ラッパーロールの研
削装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、拡縮し
得るマンドレルに着脱可能な第1スリーブと、前記第1
スリーブの外側にマンドレルの軸線方向に摺動可能に設
けられた第2スリーブと、前記第2スリーブを第1スリ
ーブに対して軸線方向に往復動させる相対移動装置と、
前記第2スリーブの半径方向外方に設けられ、複数の砥
石をそれぞれ半径方向外方に押付ける複数の砥石押付装
置と、を備えたダウンコイラ用ラッパーロールの研削装
置が提供される。
【0009】本発明の好ましい実施例によれば、前記相
対移動装置は、第1スリーブに取り付けられ第2スリー
ブを往復動させる複動シリンダと、第1スリーブに取り
付けられ第2スリーブに軸線方向に固定されたロッドを
案内する回転防止ガイドと、を備えている。また、前記
砥石押付装置は、第2スリーブの半径方向外方に設けら
れラッパーロールに対応して軸線方向に延び、半径方向
外方が開口した矩形の砥石ケースと、前記砥石ケースを
囲むロの字形の複数の砥石ガイドと、前記砥石ガイドの
半径方向外方に取り付けられ、ラッパーロールに対応し
て軸線方向に並置された複数の砥石と、前記砥石ケース
の砥石側と砥石ガイドの間に挟持され、ラッパーロール
に対応して軸線方向に延び、流体圧により膨張するチュ
ーブと、前記砥石ケースの砥石の反対側と砥石ガイドの
間に挟持された圧縮バネと、を備えている。また、前記
砥石は、弾性を有する弾性砥石であり、該弾性砥石は、
不織布を砥粒を含むプラスチック接着材で固定した弾性
砥石である。
【0010】
【作用】上記本発明の構成によれば、第1スリーブがマ
ンドレルに着脱可能であり、この第1スリーブにその他
の構成要素が取り付けられているので、ロール状の鋼板
の取り付け、取り外しと同様のステップにより、ダウン
コイラの分解を伴うことなく、マンドレルに本発明によ
る研削装置を短時間に簡単に取り付け、或いは取り外す
ことができる。
【0011】また、本発明の構成によれば、第2スリー
ブが第1スリーブの外側にマンドレルの軸線方向に摺動
可能に設けられており、かつこの第2スリーブを第1ス
リーブに対して軸線方向に往復動させる相対移動装置を
備えるので、砥石を軸線方向に相対移動させることがで
き、ラッパーロールに押付けられた研削材の砥粒の位置
に対応した円周傷が付かない。
【0012】更に、複数の砥石押付装置が前記第2スリ
ーブの半径方向外方に設けられ、この砥石押付装置は複
数の砥石をそれぞれ半径方向外方に押付けるので、分割
された複数の砥石がそれぞれラッパーロールに押付けら
れ、ラッパーロールのクラウン等の形状に追従してそれ
ぞれの砥石により均一な研削を行うことができる。特
に、前記砥石押付装置が、第2スリーブの半径方向外方
に設けられラッパーロールに対応して軸線方向に延びる
砥石ケースと、この砥石ケースを囲むロの字形の複数の
砥石ガイドと、砥石ガイドの半径方向外方に取り付けら
れラッパーロールに対応して軸線方向に並置された複数
の砥石と、砥石ケースの砥石側と砥石ガイドの間に挟持
され、ラッパーロールに対応して軸線方向に延び、流体
圧により膨張するチューブと、前記砥石ケースの砥石の
反対側と砥石ガイドの間に挟持された圧縮バネと、から
構成されれば、チューブの膨張によりそれぞれの砥石を
弾性的にラッパーロールに押付けることができ、これに
より、クラウン等の形状への追従をより均一に行うこと
ができる。更に、前記砥石が、弾性を有する弾性砥石で
あり、該弾性砥石が、不織布を砥粒を含むプラスチック
接着材で固定した弾性砥石であれば、この効果をいっそ
う高めることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を図面を参照
して説明する。なお、各図において共通するものには同
一の符号を付して使用する。図1は、本発明によるダウ
ンコイラ用ラッパーロールの研削装置の正面図である。
この図において、本発明による研削装置は、拡縮し得る
マンドレル7に着脱可能な第1スリーブ10と、この第
1スリーブ10の外側にマンドレルの軸線方向(図で紙
面に直角の方向)に摺動可能に設けられた第2スリーブ
12と、第2スリーブ12を第1スリーブ10に対して
軸線方向に往復動させる相対移動装置20と、第2スリ
ーブ12の半径方向外方に設けられ、複数(本件の場合
は4個)の砥石31をそれぞれ半径方向外方に押付ける
複数の砥石押付装置30と、を備えている。
【0014】図1におけるマンドレル7は、従来のダウ
ンコイラにおけるマンドレルと同様に半径方向に拡縮
(拡径及び縮径)ができるようになっている。またラッ
パーロール6も、従来のダウンコイラと同様に、半径方
向に移動できるようになっている。すなわち、ラッパー
ロールは実線で示す位置Xと破線で示す位置Yとの間を
移動させることができる。更に本発明における第1スリ
ーブ10の下方には支持架台11が取り付けられてい
る。かかる構成により、第1スリーブ10がマンドレル
7に着脱可能であり、この第1スリーブ10にその他の
構成要素が取り付けられているので、ロール状の鋼板8
の取り付け、取り外しと同様のステップにより、マンド
レル7に本発明による研削装置を短時間に簡単に取り付
け、或いは取り外すことができる。
【0015】なお、複数の砥石押付装置30は、ラッパ
ーロール6が実線で示すX位置、すなわち内方に移動し
たときに、それぞれのラッパーロール6と対応するよう
に、それぞれ適切な位置に設けられている。
【0016】図2は図1のA−A線における断面側面図
である。この図において、前記第1スリーブ10は、円
筒形状に示されているが、本発明はこれに限られず、少
なくとも拡縮し得るマンドレル7に着脱可能であればよ
い。また第2スリーブ12は、2つのリングを軸線方向
に延びる部材で連結した構成を示しているが、この構成
に限られず、マンドレル7の軸線方向(図で左右方向)
に少なくとも所定の範囲で摺動可能であれば良い。この
所定の範囲は、円周傷を回避するために必要な軸方向移
動量、例えば100〜200mmである。
【0017】更に図2において、前記相対移動装置20
は、第1スリーブ10に取り付けられ第2スリーブ12
を往復動させる複動シリンダ22と、第1スリーブ10
に取り付けられ第2スリーブ12に軸線方向に固定され
たロッド24を案内する回転防止ガイド26と、を備え
ている。ロッド24は矩形であるのがよいがこれに限ら
れない。かかる構成により、砥石31を軸線方向に相対
移動させることができ、ラッパーロール6に押付けられ
た研削材の砥粒の位置に対応した円周傷が付かないよう
にすることができる。
【0018】図3は図1のB−B線における断面側面図
であり、図4は図3のC線における断面図である。図3
及び図4において、前記砥石押付装置30は、第2スリ
ーブ12の半径方向外方に設けられ、ラッパーロール6
に対応して軸線方向に延び、半径方向外方が開口した矩
形の砥石ケース32と、この砥石ケース32を囲むロの
字形の複数の砥石ガイド34と、砥石ガイド34の半径
方向外方に取り付けられラッパーロール6に対応して軸
線方向に並置された複数の砥石31と、砥石ケース32
の砥石側と砥石ガイド34の間に挟持され、ラッパーロ
ール6に対応して軸線方向に延び、かつ流体圧により膨
張するチューブ36とを備えている。
【0019】かかる構成により、チューブ36に圧縮流
体、例えば圧縮空気又は圧油を導入することにより図4
(B)に示すようにチューブ36を膨張させ、砥石ガイ
ド34の移動を介して砥石31を半径方向外方に移動さ
せることができる。これにより、ラッパーロール6に対
応して軸線方向に並置した複数の砥石31がそれぞれラ
ッパーロール6の表面に沿ってに押付けられ、ラッパー
ロール6のクラウン等の形状に追従してそれぞれの砥石
31に均一な研削を行うことができる。
【0020】砥石31は、弾性を有する弾性砥石であ
る、ことが好ましく、更に、不織布を砥粒を含むプラス
チック接着材で固定した弾性砥石である、ことが好まし
い。かかる構成により、ラッパーロール6のクラウン等
の形状に追従した均一な研削を更に効果的に行うことが
できる。砥石押付装置30は更に、砥石ケース32の砥
石31の反対側と砥石ガイド34の間に挟持された圧縮
バネ37を備える。この圧縮バネ37により、流体圧の
圧力を下げた場合に、砥石31の内側への戻りを円滑に
行うことができる。
【0021】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、第1
スリーブがマンドレルに着脱可能であり、この第1スリ
ーブにその他の構成要素が取り付けられているので、ロ
ール状の鋼板の取り付け、取り外しと同様のステップに
より、ダウンコイラの分解を伴うことなく、マンドレル
に本発明による研削装置を短時間に簡単に取り付け、或
いは取り外すことができる。
【0022】また、本発明の構成によれば、第2スリー
ブが第1スリーブの外側にマンドレルの軸線方向に摺動
可能に設けられており、かつこの第2スリーブを第1ス
リーブに対して軸線方向に往復動させる相対移動装置を
備えるので、砥石を軸線方向に相対移動させることがで
き、ラッパーロールに押付けられた研削材の砥粒の位置
に対応した円周傷が付かない。
【0023】更に、複数の砥石押付装置が前記第2スリ
ーブの半径方向外方に設けられ、この砥石押付装置は複
数の砥石をそれぞれ半径方向外方に押付けるので、分割
された複数の砥石がそれぞれラッパーロールに押付けら
れ、ラッパーロールのクラウン等の形状に追従してそれ
ぞれの砥石により均一な研削を行うことができる。特
に、前記砥石押付装置が、第2スリーブの半径方向外方
に設けられラッパーロールに対応して軸線方向に延びる
砥石ケースと、この砥石ケースを囲むロの字形の複数の
砥石ガイドと、砥石ガイドの半径方向外方に取り付けら
れラッパーロールに対応して軸線方向に並置された複数
の砥石と、砥石ケースの砥石側と砥石ガイドの間に挟持
され、ラッパーロールに対応して軸線方向に延び、流体
圧により膨張するチューブと、前記砥石ケースの砥石の
反対側と砥石ガイドの間に挟持された圧縮バネと、から
構成されれば、チューブの膨張によりそれぞれの砥石を
弾性的にラッパーロールに押付けることができ、これに
より、クラウン等の形状への追従をより均一に行うこと
ができる。更に、前記砥石が、弾性を有する弾性砥石で
あり、該弾性砥石が、不織布を砥粒を含むプラスチック
接着材で固定した弾性砥石であれば、この効果をいっそ
う高めることができる。
【0024】従って、要約すれば、本発明による研削装
置は、ダウンコイラの分解を伴うことなく、短時間に簡
単に取り付け、取り外しができると共に、ラッパーロー
ルの任意のクラウンに完全に追従することができ、かつ
軸線方向の相対移動機能と押圧調整機能を備えて、円周
傷の形成や局部研削を回避することができる、等の優れ
た効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるダウンコイラ用ラッパーロールの
研削装置の正面図である。
【図2】図1のA−A線における断面側面図である。
【図3】図1のB−B線における断面側面図である。
【図4】図3のC線における断面図である。
【図5】ダウンコイラを含む従来の圧延ラインの全体構
成図である。
【符号の説明】
1 連続式熱間圧延機 2 鋼板 3 クーリングゾーン 4 ピンチロール 5 ダウンコイラ 6 ラッパーロール 7 マンドレル 8 ロール状の鋼板 10 第1スリーブ 11 支持架台 12 第2スリーブ 20 相対移動装置 22 複動シリンダ 24 ロッド 26 回転防止ガイド 30 砥石押付装置 31 砥石 32 砥石ケース 34 砥石ガイド 36 チューブ 37 圧縮バネ X ラッパーロールの内方位置 Y ラッパーロールの外方位置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡縮し得るマンドレルに着脱可能な第1
    スリーブと、 前記第1スリーブの外側にマンドレルの軸線方向に摺動
    可能に設けられた第2スリーブと、 前記第2スリーブを第1スリーブに対して軸線方向に往
    復動させる相対移動装置と、 前記第2スリーブの半径方向外方に設けられ、複数の砥
    石をそれぞれ半径方向外方に押付ける複数の砥石押付装
    置と、を備えたダウンコイラ用ラッパーロールの研削装
    置。
  2. 【請求項2】 前記相対移動装置は、第1スリーブに取
    り付けられ第2スリーブを往復動させる複動シリンダ
    と、第1スリーブに取り付けられ第2スリーブに軸線方
    向に固定されたロッドを案内する回転防止ガイドと、を
    備えたことを特徴とする請求項1に記載のダウンコイラ
    用ラッパーロールの研削装置。
  3. 【請求項3】 前記砥石押付装置は、第2スリーブの半
    径方向外方に設けられラッパーロールに対応して軸線方
    向に延び、半径方向外方が開口した矩形の砥石ケース
    と、 前記砥石ケースを囲むロの字形の複数の砥石ガイドと、 前記砥石ガイドの半径方向外方に取り付けられ、ラッパ
    ーロールに対応して軸線方向に並置された複数の砥石
    と、 前記砥石ケースの砥石側と砥石ガイドの間に挟持され、
    ラッパーロールに対応して軸線方向に延び、流体圧によ
    り膨張するチューブと、 前記砥石ケースの砥石の反対側と砥石ガイドの間に挟持
    された圧縮バネと、を備える、ことを特徴とする請求項
    1に記載のダウンコイラ用ラッパーロールの研削装置。
  4. 【請求項4】 前記砥石は、弾性を有する弾性砥石であ
    り、該弾性砥石は、不織布を砥粒を含むプラスチック接
    着材で固定した弾性砥石である、ことを特徴とする請求
    項1に記載のダウンコイラ用ラッパーロールの研削装
    置。
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