JP3443182B2 - カラオケ端末装置における音楽データ格納方法およびカラオケ端末装置 - Google Patents

カラオケ端末装置における音楽データ格納方法およびカラオケ端末装置

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JP3443182B2
JP3443182B2 JP22703494A JP22703494A JP3443182B2 JP 3443182 B2 JP3443182 B2 JP 3443182B2 JP 22703494 A JP22703494 A JP 22703494A JP 22703494 A JP22703494 A JP 22703494A JP 3443182 B2 JP3443182 B2 JP 3443182B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歌詞データ、文字画像
データ、カラオケ楽曲データ(MIDI)等の音楽デー
タを受信し、それをメモリに一時的に格納しておき、そ
の後、各カラオケ端末装置側が使用されていないとき、
そのカラオケ端末装置の主記憶装置にそれを格納する音
楽データの格納方法及びその装置に関するものである。
特に、新曲等を効率良くカラオケ端末装置に蓄積するカ
ラオケシステムにおける音楽データの格納方法及びその
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカラオケシステムにおける音楽デ
ータ格納方法には、特開平4−67381号公報に掲載
の技術がある。
【0003】この公報に掲載の技術は、ディジタル信号
で構成されたカラオケ音楽の1曲単位毎に曲番号ヘッダ
を付加し、複数のカラオケ音楽をデータ列としてサイク
リックに公衆回線を介して送出するホストコンピュータ
と、前記公衆回線の端末装置に接続され、前記ディジタ
ル信号によって駆動されるディジタル音源を備えたカラ
オケ端末装置とを有し、このカラオケ端末装置には多数
のカラオケ音楽を蓄積する主記憶装置を具備すると共
に、カラオケ音楽の単位データ毎にバッファとして記憶
する並列の受信メモリを設け、単位データを択一的に前
記受信メモリに記憶させ、主記憶装置の蓄積曲番号と前
記受信メモリに記憶された曲の番号とを照合し、該当し
ないときのみ前記主記憶装置にセーブするものである。
【0004】これによって、カラオケ端末装置の利用率
が少ない昼間に新曲を受信し、それをカラオケ端末装置
のメインメモリに格納している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のカラオ
ケシステムにおける音楽データ格納方法では、カラオケ
端末装置の利用率が少ない昼間にセンターから送信され
る新曲を受信し、それをカラオケ端末装置のメインメモ
リに格納している。
【0006】しかし、現今のように、カラオケ端末装置
の使用がスナック等の夜間の営業店と喫茶店等の昼間の
営業店が存在し、結果的に、センターからみれば24時
間の営業になっている。したがって、カラオケ端末装置
の利用率が少ない昼間を選んで新曲のデータを送信して
も、必ずしも、カラオケ端末装置のメインメモリに書込
むタイミングが容易に得られない可能性が高い。即ち、
何れかのカラオケ端末装置が稼働していると想定され
る。
【0007】また、全国にある多くのカラオケ端末装置
に対してセンターから同報通信を行うと、通信コストが
高価になる。そこで、中継機を地方に設置し、そこから
各カラオケ端末装置に送信すると、通信コストが廉価に
なる。特に、音楽データの送受信にメールボックス機能
を使用すると、1中継局側で256ケ所の転送が可能と
なる。
【0008】一方、電話回線を介してそれらの音楽デー
タを出力する場合には、電話回線の回線使用料金が廉価
であるときの使用が望ましい。また、人工衛生を利用し
て無線でデータを送信するには、夜間のように電離層の
安定した時間帯が望ましい。
【0009】そこで、本発明はカラオケ端末装置の使用
頻度に関係なく、受信した音楽データをカラオケ端末装
置の主記憶手段に格納自在なカラオケシステムにおける
音楽データ格納方法及びその装置の提供を課題とするも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1または請求項5
にかかるカラオケ端末装置における音楽データ格納方法
またはカラオケ端末装置は、センターから配信された音
楽データを受信して、該受信した音楽データを格納する
カラオケ端末装置における音楽データ格納方法におい
て、前記カラオケ端末装置は、複数の音楽データを蓄積
する主記憶手段と、前記配信される音楽データを受信
し、受信した音楽データを前記主記憶手段に記憶する通
信処理手段と、前記主記憶手段に蓄積された音楽データ
に基き演奏処理を行なう演奏処理手段と、予約曲の設定
の有無を判断する判断手段とを具備し、前記判断手段に
より予約曲が設定されていないと判断された場合に、前
記通信処理手段により受信した音楽データを前記主記憶
装置に記憶することを特徴とするものである。
【0011】
【0012】請求項2または請求項6にかかるカラオケ
端末装置における音楽データ格納方法またはカラオケ端
末装置は、新譜情報やイベント情報等の情報を表示する
表示手段を更に備え、前記判断手段により予約曲が設定
されていないと判断された場合に、新譜情報やイベント
情報等の情報を表示することを特徴とするものである。
【0013】請求項3または請求項7にかかるカラオケ
端末装置における音楽データ格納方法またはカラオケ端
末装置は、前記各カラオケ端末装置への音楽データの配
信は、センターから私設回線又は公衆回線を介して、サ
イクリックに配信されていることを特徴とするものであ
る。
【0014】請求項4または請求項8にかかるカラオケ
端末装置における音楽データ格納方またはカラオケ端末
装置は、センターから配信された音楽データを一時的に
記憶するバッファメモリを備え、前記バッファメモリに
記憶された音楽データを主記憶手段に書き込むことを特
徴とするものである。
【0015】
【0016】
【作用】請求項1または請求項5にかかるカラオケ端末
装置における音楽データ格納方法またはカラオケ端末装
置は、センターから配信された音楽データを受信して、
該受信した音楽データを格納するカラオケ端末装置にお
ける音楽データ格納方法において、前記カラオケ端末装
置は、複数の音楽データを蓄積する主記憶手段と、前記
配信される音楽データを受信し、受信した音楽データを
前記主記憶手段に記憶する通信処理手段と、前記主記憶
手段に蓄積された音楽データに基き演奏処理を行なう演
奏処理手段と、予約曲の設定の有無を判断する判断手段
とを具備し、前記判断手段により予約曲が設定されてい
ないと判断された場合に、前記通信処理手段により受信
した音楽データを前記主記憶装置に記憶する。
【0017】
【0018】請求項2または請求項6にかかるカラオケ
端末装置における音楽データ格納方法またはカラオケ端
末装置は、新譜情報やイベント情報等の情報を表示する
表示手段を更に備え、前記判断手段により予約曲が設定
されていないと判断された場合に、新譜情報やイベント
情報等の情報を表示する。
【0019】請求項3または請求項7にかかるカラオケ
端末装置における音楽データ格納方法またはカラオケ端
末装置は、前記各カラオケ端末装置への音楽データの配
信は、センターから私設回線又は公衆回線を介して、サ
イクリックに配信されている。
【0020】請求項4または請求項8にかかるカラオケ
端末装置における音楽データ格納方またはカラオケ端末
装置は、センターから配信された音楽データを一時的に
記憶するバッファメモリを備え、前記バッファメモリに
記憶された音楽データを主記憶手段に書き込む。
【0021】
【0022】
【実施例】以下、本発明のカラオケシステムにおける音
楽データ格納方法及びその装置の実施例について説明す
る。
【0023】図1は本発明の一実施例の音楽データ格納
方法及びその装置を用いたカラオケシステムにおける電
話回線ネットワークの全体構成図である。
【0024】図1において、センターCENは、歌詞デ
ータ、文字画像データ、カラオケ楽曲データ(MID
I)等の音楽データを中継同報局TRを介して、各カラ
オケ端末装置KTRに送信する。このとき、中継同報局
TRは、所定の地域のカラオケ端末装置KTRを使用す
ることができ、そこから順次指定された各カラオケ端末
装置KTRに送信してもよいし、或いはNTT等の交換
機の持つサービスを使用してもよい。カラオケ端末装置
KTRはモデムMO及びコマンダCO等からなり、コマ
ンダCOは、歌詞データ、文字画像データ、カラオケ楽
曲データ(MIDI)等の音楽データをカラオケとして
使用できるように処理する。モデムMO(SMD-281/284
)は市販されているメモリ内臓のものを使用してい
る。
【0025】なお、本発明を実施する場合のシステムに
おいては、センターCENから中継同報局TRを介すこ
となく各カラオケ端末装置KTRに送信する構成であっ
てもよい。
【0026】図2は本発明の一実施例のカラオケシステ
ムにおける音楽データ格納方法及びその装置を使用した
カラオケ端末装置KTRの全体構成図である。
【0027】図2において、演算処理手段1は、演算及
び処理及びカラオケ端末装置KTRとしての制御を行う
ものでマイクロコンピュータ等からなる。主記憶手段2
は、ハードディスク、光磁気ディスク等の比較的容量の
大きいメモリからなり、ここでは、複数の音楽データを
曲ごとに蓄積するハードディスク及び光磁気ディスクを
有するものである。通信制御手段3は、主に、通信プロ
グラムの実行によってセンターから送信されてきた歌詞
データ、文字画像データ、伴奏、新曲、曲名等の音楽に
関するデータ、即ち、音楽データを通信インターフェー
ス4を介して、カラオケ端末装置KTRに取り込む制御
を行うものである。送受信バッファ5は、通信インター
フェース4を介して、配信されてきた音楽データを一時
的に格納するメモリである。再生手段7は主記憶手段2
から音楽データを読み出して再生するものである。表示
手段8は音楽データに関するデータを画像表示するもの
である。
【0028】通信媒体別モデム10は、電波、光等の媒
体を使用する送受信機等の私設回線(有線等)に継れた
モデム等であり、また、電話モデム9は、公衆回線とし
て使用される電話回線のモデムである。モデムバッファ
9aは電話回線を介して受信した音楽データを1曲また
はそれ以上の曲を一時的に格納するメモリである。各種
キー6は操作に関するテンキー及び機能キーを有するも
のであり、無線で制御するリモコンも含まれる。
【0029】図3は本発明の一実施例のカラオケシステ
ムにおける音楽データ格納方法及びその装置のメインプ
ログラムのフローチャートである。図4は本発明の一実
施例のカラオケシステムにおける音楽データ格納方法及
びその装置のメインプログラムでコールされた通信処理
のフローチャートである。同じく、図5は図4のプログ
ラムでコールされた曲間情報表示処理のフローチャー
ト、図6は図4のプログラムでコールされた送受信処理
のフローチャート、図7は図4のプログラムでコールさ
れたアップロード処理のフローチャート、図8は図4の
プログラムでコールされたシステム終了処理のフローチ
ャート、図9は図6のプログラムでコールされた登録処
理のフローチャート、図10は図9のプログラムでコー
ルされた受信ファイルの分解処理のフローチャート、そ
して、図11は本発明の一実施例のカラオケシステムに
おける音楽データ格納方法及びその装置で割込処理され
る送受信割込処理のフローチャートである。
【0030】〈メインプログラム〉図3において、この
メインプログラムは、カラオケ端末装置KTRが持つも
ので、ステップS1で予約曲の無いこと、またはシステ
ムの終了を判定し、現在、各種キー6によって予約曲が
設定されていないとき、またはシステムが終了となって
いるとき、ステップS2で通信処理のルーチンをコール
し、また、予約曲が設定されているとき、システムが終
了となっていないとき、ステップS3で音楽データに基
き演奏出力及び文字出力を行う演奏処理のルーチンをコ
ールする。なお、演奏処理は本発明の要旨に直接関与し
ないものであるから、ここでは、その説明を省略する。
【0031】〈通信処理〉通信処理ルーチンがコールさ
れると、図4のステップS11で通信処理のための初期
化を行う。この初期化では、端末アドレス、各種フラ
グ、送受信バッファ5の確保、その他の変数の初期化等
の処理を行う。ステップS12で曲間情報表示処理のル
ーチンをコールし、また、ステップS13で送受信処理
のルーチンをコールし、ステップS14でアップロード
処理のルーチンをコールし、更に、ステップS15でシ
ステム終了処理のルーチンをコールし、ステップS16
で各種キー6により所定の選曲等がなされると、それを
もってプログラム終了の要求と判定し、ステップS17
で通信処理のルーチンを脱するための後処理を行い、こ
のルーチンを脱する。
【0032】〈曲間情報表示処理〉本実施例の曲間情報
表示処理では、プログラム起動時に情報表示が指定され
ているとき、約8秒間隔で実行される。情報表示は最高
で5行表示することができる。
【0033】ステップS12で曲間情報表示処理ルーチ
ンがコールされると、図5に示すステップS21で最大
で5行程度の表示データの準備に入る。この表示データ
とは、各種キー6によって予め選択された「天気予
報」、「ニュース」、「イベント」、「1ケ月内の新
譜」等の情報を表示するための準備を行う。ステップS
22でそれらの選択された情報が格納されている送受信
バッファ5の内容をみて、選択された情報が格納されて
いて、表示する行があるか否かを判定し、表示する行が
ないとき、このルーチンを脱する。表示する行があると
き、ステップS23で1行の表示処理を行う。この表示
の間に、1秒程度の時間経過が伴なうことから、6KB
リングバッファからなる送受信バッファ5がオーバーフ
ローしないように、ステップS24で6KBリングバッ
ファからなる送受信バッファ5のHeadとTailと
が一致していないとき、送受信バッファ5にデータの蓄
積があることを意味することから、ステップS25でT
ailに格納されているデータを主記憶手段2に書込
み、ステップS26で書込みを行ったTailをインク
リメントし、ステップS22に戻る。これにより、表示
処理に手間がかかっても、そのために送受信バッファ5
がオーバーフローしないようにしている。
【0034】また、ステップS24で6KBリングバッ
ファからなる送受信バッファ5のHeadとTailと
が一致しているとき、送受信バッファ5にデータの蓄積
がないことを意味することから、ステップS22に戻
る。そして、ステップS22に戻ったら、表示行がなく
なるまで繰返し、ステップS22からステップS24ま
たはステップS22からステップS26のルーチンを実
行する。
【0035】〈送受信処理〉本実施例の送受信処理で
は、通信が電話回線による通信の場合、モデムに受信デ
ータがあればそのデータの受信を開始する。
【0036】ステップS13で送受信処理ルーチンがコ
ールされると、図6に示すステップS31で本実施例の
カラオケ端末装置KTRに音楽データが有線回線(私設
回線)または公衆回線(電話回線)で到来しているか
を、使用モデムの選択スイッチSWの切替えによって判
定し、公衆回線のときにはステップS32で音楽データ
の受信中であるか否かを判定し、かつ、ステップS33
で電話モデム9のモデムバッファ9aに受信データがあ
る否かを判定し、受信データがあるときのみステップS
34でデータ受信開始し、ステップS35の処理に入
る。また、ステップS31で有線通信と判定されたと
き、ステップS32で音楽データの受信中と判定したと
き、及びステップS33で電話モデム9のモデムバッフ
ァ9aに受信データがないと判定したとき、ステップS
35の処理に入る。
【0037】ステップS35で6KBリングバッファか
らなる送受信バッファ5のHeadとTailとの一致
を判断し、両者が一致しているとき、6KBリングバッ
ファからなる送受信バッファ5にデータの蓄積がないこ
とを意味することから、このルーチンを脱する。
【0038】また、ステップS35で6KBリングバッ
ファからなる送受信バッファ5のHeadとTailと
が一致していないとき、送受信バッファ5にデータの蓄
積があることを意味することから、ステップS36でT
ailに格納されているデータを主記憶手段2に書込
み、ステップS37で書込みを行ったTailをインク
リメントし、ステップS38で1ファイルの受信を終了
したか判定し、1ファイルの受信を終了する又はHea
dとTailが等しくなるまで、ステップS35からス
テップS38のルーチンを繰返し実行する。ステップS
38で1ファイルの受信を終了したと判定されると、ス
テップS39で登録処理のルーチンをコールする。
【0039】〈アップロード処理〉本実施例のアップロ
ード処理では、曲目毎の使用頻度、時間帯の選曲状況等
の演奏履歴をモデムバッファ9aに書込む。
【0040】図4に示すステップS14でアップロード
処理ルーチンをコールし、図7に示すステップS41で
前回のアップロード処理ルーチンをコールしてから3時
間経過しているか判定し、3時間経過したとき、主記憶
手段2に保存されていた曲目毎の使用頻度、時間帯の選
曲状況等の演奏履歴情報をアップロードするため、即
ち、センターのホストコンピュータ側に送るため、ステ
ップS42でモデムバッファ9aに書込み、その管理に
使用する。
【0041】〈システム終了処理〉本実施例のシステム
終了処理では、キー6で副電源が切断されるとシステム
終了要求が発生し、そのシステム終了要求から2時間経
過したとき、ステップS52で主電源を切り停止する。
【0042】ステップS15でシステム終了処理ルーチ
ンがコールされると、図8に示すステップS51でシス
テム終了要求から2時間経過しているか判定し、2時間
経過したとき、ステップS52で主電源を切り停止す
る。
【0043】〈登録処理〉本実施例の登録処理では、電
話等の通信以外では、1ファイル毎に送信されてくるの
で、そのまま登録処理を行い、電話等の通信では、数個
のファイルが1つにまとめて送信されてくるので、分解
処理を行い、正常にファイル毎に分解できたときに限
り、登録処理を行う。
【0044】送受信処理ルーチンのステップS39で登
録処理ルーチンがコールされると、図9に示すステップ
S61で有線通信であるか否かを判定し、有線通信でな
いとき、ステップS62で受信ファイルの分解を行い、
ステップS63で分解できたファイルが存在するか否か
を判定し、分解できたファイルが存在するとき、また
は、有線通信のとき、ステップS64でファイルの登録
を行う。分解できたファイルが存在しないとき、このル
ーチンを脱する。
【0045】〈受信ファイルの分解処理〉本実施例の受
信ファイルの分解処理では、図12の受信ファイルと登
録テーブルを使用する。
【0046】図12は本発明の一実施例のカラオケシス
テムにおける音楽データ格納方法及びその装置で使用す
る受信ファイルと登録テーブルの事例の説明図である。
【0047】本実施例の受信ファイルは電話回線を使用
した場合のファイル構造、登録テーブルは受信ファイル
の何番目までを登録したかを管理するテーブルである。
例えば、登録テーブルはファイル1を登録した場合、登
録フラグを1にする。全て登録できた場合は、モデムバ
ッファ9aに格納されている受信データを削除する、主
記憶手段2に格納した受信データがモデムバッファ9a
に格納されているサイズに満たない場合は、受信データ
を受信している途中にユーザ割込み(例えば、キー6に
よる選曲)があったと判断し、再度、モデムバッファ9
aから受信データの受信を行う。
【0048】登録処理ルーチンのステップS62で受信
ファイルの分解ルーチンがコールされると、図10のス
テップS71で受信ファイルの作成日時が登録テーブル
の作成日時と一致するか否かを判定し、受信ファイルの
作成日時が登録テーブルの作成日時と一致しないとき、
ステップS72で登録テーブルのクリアを行い、ステッ
プS73で受信テーブルの作成日時に受信データの作成
日時の書込みを行い、ステップS74の処理に進む。
【0049】ステップS71で受信ファイルの作成日時
が登録テーブルの作成日時と一致すると判定したとき、
ステップS74の処理に入り、ここで、登録テーブルに
まだ受信していないデータが存在するか否かを判定し、
登録テーブルにまだ受信していないデータが存在しない
ことが判定されたとき、ステップS75でモデムバッフ
ァ9aの受信データを削除する。
【0050】登録テーブルにまだ受信していないデータ
が存在していることが判定されたとき、ステップS76
で登録されていないデータのオフセットまで読み飛ば
し、受信ファイルに格納されているサイズ分のデータを
読み込み主記憶手段2に書き込む。ステップS77で実
際に読み込んだデータバイト数が受信ファイルに格納さ
れているサイズに一致するかを判定し、一致するとき、
ステップS78で登録テーブルの対応する登録フラグを
1にする。一致しないとき、ステップS79で主記憶手
段2に書き込んだデータを削除する。
【0051】〈送受信割込処理〉この送受信割込みは、
1文字送信したとき、または1文字受信した場合に発注
するもので、まず、ステップS81で受信割込みである
か、送信割込みであるかを判定し、受信割込みでないと
き、送信割込みを意図するものであるから、ステップS
82で送信するデータがあるとき、ステップS83で1
文字送信を行う。受信割込みのとき、ステップS84で
Headが指す受信バッファが1024バイト以下であ
るか判定し、ステップS84で1024バイト以下でな
いと判定したとき、ステップS85でHeadをインク
リメントする。ステップS85でHeadをインクリメ
ントした後、または、ステップS84でHeadの受信
バッファが1024バイト以下であるとき、ステップS
86で1文字の格納を行う。
【0052】このように、本実施例のセンターCENか
ら音楽データを各カラオケ端末装置KTRに通信により
配信し、その配信された音楽データを各カラオケ端末装
置KTRに格納するカラオケシステムにおける音楽デー
タ格納方法におけるカラオケ端末装置は、複数の音楽デ
ータを蓄積する主記憶手段2と、主記憶手段2から音楽
データを読み出して再生する再生手段7と、再生手段7
による音楽データの再生を指示する各種キー6からなる
指示手段と、各種キー6からなる指示手段の指示に基づ
き主記憶手段2にアクセスし、再生手段7が再生中は配
信される音楽データの主記憶手段2への書き込みを禁止
する主記憶手段2の音楽データの読み出し及び書き込み
を制御する演算処理手段1のメインルーチンの処理によ
って機能する制御手段とを具備するものであり、これを
請求項1の実施例とすることができる。
【0053】したがって、特定の地方のカラオケ端末装
置KTRを中継局として使用し、全国にある多くのカラ
オケ端末装置KTRに対してセンターCENから同報通
信を行うことにより、通信コストを廉価にすることがで
きる。特に、音楽データの送受信にメールボックス機能
を使用すると、1中継局単位で256ケ所の転送グルー
プを形成できる。
【0054】また、再生手段7が再生中は配信される音
楽データの主記憶手段2への書き込みを禁止する主記憶
手段2の音楽データの読み出し及び書き込みを制御する
ことにより、カラオケ端末装置KTRの使用時間帯及び
その使用頻度に関係なく、受信した音楽データをカラオ
ケ端末装置KTRの主記憶手段2に格納自在となり、音
楽データの通信コストを廉価とし、しかも、品質のよい
音楽データを得ることができる。
【0055】本実施例のセンターCENから音楽データ
を各カラオケ端末装置KTRに通信により配信し、その
配信された音楽データを各カラオケ端末装置KTRに格
納するカラオケシステムにおける音楽データ格納方法に
おけるカラオケ端末装置KTRは、複数の音楽データを
蓄積する主記憶手段2と、主記憶手段2から音楽データ
を読み出して再生する再生手段7と、再生手段7による
音楽データの再生を指示する各種キー6からなる指示手
段と、各種キー6からなる指示手段の指示に基づき主記
憶手段2にアクセスし、再生手段7が再生中は配信され
る音楽データの主記憶手段2への書き込みを禁止する主
記憶手段2の音楽データの読み出し及び書き込みを制御
する演算処理手段1のメインルーチンの処理によって機
能する制御手段と、主記憶手段2に対して配信される音
楽データ書き込みを行った場合には、所定の期間だけ、
その書き込みを行った音楽データに関するデータを画像
表示する表示手段8とを具備するものであり、これを請
求項2の実施例とすることができる。
【0056】したがって、特定の地方のカラオケ端末装
置KTRを中継局として使用し、全国にある多くのカラ
オケ端末装置KTRに対してセンターCENから同報通
信を行うことにより、通信コストを廉価にすることがで
きる。特に、音楽データの送受信にメールボックス機能
を使用すると、1中継局単位で256ケ所の転送グルー
プを形成できる。
【0057】また、再生手段7が再生中は配信される音
楽データの主記憶手段2への書き込みを禁止する主記憶
手段2の音楽データの読み出し及び書き込みを制御する
制御手段により、カラオケ端末装置KTRの使用時間帯
及びその使用頻度に関係なく、受信した音楽データをカ
ラオケ端末装置KTRの主記憶手段2に格納自在とな
り、音楽データの通信コストを廉価とし、しかも、品質
のよい音楽データを得ることができる。更に、表示手段
8をカラオケとして使用していないときに、新譜情報、
天気予報、ニュース等を表示することができ、カラオケ
として機能していない間でも、他の情報源として機能さ
せることができる。
【0058】本実施例の各カラオケ端末装置KTRへの
配信は、私設回線による配信であって、センターCEN
から常時追加された新譜の音楽データがリングバッファ
によりサイクリックに配信されているものであり、これ
を請求項3の実施例とすることができる。
【0059】したがって、有線放送等の私設回線による
配信であって、センターCENから常時追加された新譜
の音楽データがパケットに分けられてサイクリックに配
信され、リングバッファで受信することにより特定の新
譜の音楽データ長さ単位のメモリを用意する必要がなく
なり、メモリの単価が廉価となる。
【0060】本実施例の各カラオケ端末装置KTRへの
配信は、公衆回線による配信であって、センターCEN
から常時追加された新譜の音楽データがサイクリックに
配信されているものであり、これを請求項4の実施例と
することができる。
【0061】したがって、公衆回線による配信であっ
て、センターCENから常時追加された新譜の音楽デー
タがパケットに分けられてサイクリックに配信され、リ
ングバッファで受信することにより特定の新譜の音楽デ
ータ長さ単位のメモリを用意する必要がなくなり、メモ
リの単価が廉価となる。
【0062】本実施例の各カラオケ端末装置KTRへの
配信は、公衆回線による配信であって、センターCEN
から追加された新譜の音楽データを各カラオケ端末装置
KTRのモデムバッファ9a(バッファメモリ)に一時
的に一括して蓄積され、当該音楽データの書き込みは公
衆回線が遮断された後、制御手段によりカラオケ端末装
置KTRの稼動状態に基づいて主記憶手段2に書き込む
ものであり、これを請求項5の実施例とすることができ
る。
【0063】したがって、このように、センターCEN
から追加された新譜の音楽データをモデムバッファ9a
に一時的に一括して蓄積され、当該音楽データの書き込
みは公衆回線が遮断された後、カラオケ端末装置KTR
の稼動状態に基づいて主記憶手段2に書き込むものであ
るから、公衆回線の使用を最小時間として通信コストを
廉価にすることができる。
【0064】本実施例のセンターCENから音楽データ
を各カラオケ端末装置KTRに通信により配信し、その
配信された音楽データを各カラオケ端末装置KTRに格
納するカラオケシステムにおける音楽データ格納方法に
おけるカラオケ端末装置KTRの主記憶手段2に格納す
る音楽データの書き込みは、再生手段7が再生中でない
ときとし、再生が開始されると、音楽データの書き込み
を中断し、再生が終了したとき、音楽データの書き込み
を再開するものであり、これを請求項6の実施例とする
ことができる。
【0065】したがって、再生手段7が再生中は配信さ
れる音楽データの主記憶手段2への書き込みを禁止する
主記憶手段2の音楽データの読み出し及び書き込みを制
御することにより、カラオケ端末装置KTRの使用時間
帯及びその使用頻度に関係なく、受信した音楽データを
カラオケ端末装置KTRの主記憶手段2に格納自在とな
り、音楽データの通信コストを廉価とし、しかも、品質
のよい音楽データを得ることができる。
【0066】本実施例のセンターCENから音楽データ
を各カラオケ端末装置KTRに通信により配信し、その
配信された音楽データを各カラオケ端末装置KTRに格
納するカラオケシステムにおける音楽データ格納装置に
おけるカラオケ端末装置KTRは、複数の音楽データを
蓄積する主記憶手段2と、主記憶手段2から音楽データ
を読み出して再生する再生手段7と、再生手段7による
音楽データの再生を指示する各種キー6からなる指示手
段と、各種キー6からなる指示手段の指示に基づき主記
憶手段2にアクセスし、再生手段7が再生中は配信され
る音楽データの主記憶手段2への書き込みを禁止する主
記憶手段2の音楽データの読み出し及び書き込みを制御
する演算処理手段1のメインルーチンの処理によって機
能する制御手段とを具備するものであり、これを請求項
7の実施例とすることができる。
【0067】したがって、特定の地方のカラオケ端末装
置KTRを中継局として使用し、全国にある多くのカラ
オケ端末装置KTRに対してセンターCENから同報通
信を行うことにより、通信コストを廉価にすることがで
きる。特に、音楽データの送受信にメールボックス機能
を使用すると、1中継局単位で256ケ所の転送グルー
プを形成できる。
【0068】また、再生手段7が再生中は配信される音
楽データの主記憶手段2への書き込みを禁止する主記憶
手段2の音楽データの読み出し及び書き込みを制御する
ことにより、カラオケ端末装置KTRの使用時間帯及び
その使用頻度に関係なく、受信した音楽データをカラオ
ケ端末装置KTRの主記憶手段2に格納自在となり、音
楽データの通信コストを廉価とし、しかも、品質のよい
音楽データを得ることができる。
【0069】本実施例のセンターCENから音楽データ
を各カラオケ端末装置KTRに通信により配信し、その
配信された音楽データを各カラオケ端末装置KTRに格
納するカラオケシステムにおける音楽データ格納装置に
おけるカラオケ端末装置KTRは、複数の音楽データを
蓄積する主記憶手段2と、主記憶手段2から音楽データ
を読み出して再生する再生手段7と、再生手段7による
音楽データの再生を指示する各種キー6からなる指示手
段と、各種キー6からなる指示手段の指示に基づき主記
憶手段2にアクセスし、再生手段7が再生中は配信され
る音楽データの主記憶手段2への書き込みを禁止する主
記憶手段2の音楽データの読み出し及び書き込みを制御
する演算処理手段1のメインルーチンの処理によって機
能する制御手段と、主記憶手段2に対して配信される音
楽データ書き込みを行った場合には、所定の期間だけ、
その書き込みを行った音楽データに関するデータを画像
表示する表示手段とを具備するものであり、これを請求
項8の実施例とすることができる。
【0070】したがって、特定の地方のカラオケ端末装
置KTRを中継局として使用し、全国にある多くのカラ
オケ端末装置KTRに対してセンターCENから同報通
信を行うことにより、通信コストを廉価にすることがで
きる。特に、音楽データの送受信にメールボックス機能
を使用すると、1中継局単位で256ケ所の転送グルー
プを形成できる。
【0071】また、再生手段7が再生中は配信される音
楽データの主記憶手段2への書き込みを禁止する主記憶
手段2の音楽データの読み出し及び書き込みを制御する
制御手段により、カラオケ端末装置KTRの使用時間帯
及びその使用頻度に関係なく、受信した音楽データをカ
ラオケ端末装置KTRの主記憶手段2に格納自在とな
り、音楽データの通信コストを廉価とし、しかも、品質
のよい音楽データを得ることができる。更に、表示手段
8をカラオケとして使用していないときに、新譜情報、
天気予報、ニュース等を表示することができ、カラオケ
として機能していない間でも、他の情報源として機能さ
せることができる。
【0072】本実施例の各カラオケ端末装置KTRへの
配信は、私設回線による配信であって、センターCEN
から常時追加された新譜の音楽データがサイクリックに
配信されているものであり、これを請求項9の実施例と
することができる。
【0073】したがって、私設回線による配信であっ
て、センターCENから常時追加された新譜の音楽デー
タがパケットに分けられてサイクリックに配信され、リ
ングバッファで受信することにより特定の新譜の音楽デ
ータ長さ単位のメモリを用意する必要がなくなり、メモ
リの単価が廉価となる。
【0074】本実施例の各カラオケ端末装置KTRへの
配信は、公衆回線による配信であって、センターCEN
から常時追加された新譜の音楽データがサイクリックに
配信されているものであり、これを請求項10の実施例
とすることができる。
【0075】したがって、公衆回線による配信であっ
て、センターCENから常時追加された新譜の音楽デー
タがパケットに分けられてサイクリックに配信され、リ
ングバッファで受信することにより特定の新譜の音楽デ
ータ長さ単位のメモリを用意する必要がなくなり、メモ
リの単価が廉価となる。
【0076】本実施例の各カラオケ端末装置KTRへの
配信は、公衆回線による配信であって、センターCEN
で追加された新譜の音楽データを各カラオケ端末装置K
TRのモデムバッファ9a(バッファメモリ)に一時的
に一括して蓄積され、当該音楽データの書き込みは公衆
回線が遮断された後、演算処理手段1のメインルーチン
の処理によって機能する制御手段によりカラオケ端末装
置KTRの稼動状態に基づいて主記憶手段2に書き込む
ものであり、これを請求項11の実施例とすることがで
きる。
【0077】したがって、このように、センターCEN
から追加された新譜の音楽データをモデムバッファ9a
に一時的に一括して蓄積され、当該音楽データの書き込
みは公衆回線が遮断された後、カラオケ端末装置KTR
の稼動状態に基づいて主記憶手段2に書き込むものであ
るから、公衆回線の使用を最小時間として通信コストを
廉価にすることができる。
【0078】本実施例のセンターCENから音楽データ
を各カラオケ端末装置KTRに通信により配信し、その
配信された音楽データを各カラオケ端末装置KTRで演
奏に使用できる主記憶手段2に格納するカラオケシステ
ムにおける音楽データ格納装置におけるカラオケ端末装
置KTRの主記憶手段2に格納する音楽データの書き込
みは、再生手段7が再生中でないときとし、再生が開始
されると、前記音楽データの書き込みを中断し、再生が
終了したとき、前記音楽データの書き込みを再開するも
のであり、これを請求項12の実施例とすることができ
る。
【0079】したがって、再生手段7が再生中は配信さ
れる音楽データの主記憶手段2への書き込みを禁止する
主記憶手段2の音楽データの読み出し及び書き込みを制
御することにより、カラオケ端末装置KTRの使用時間
帯及びその使用頻度に関係なく、受信した音楽データを
カラオケ端末装置KTRの主記憶手段2に格納自在とな
り、音楽データの通信コストを廉価とし、しかも、品質
のよい音楽データを得ることができる。
【0080】ところで、上記実施例においては、センタ
ーCENから中継同報局TRを介して各カラオケ端末装
置KTRに音楽データを配信する実施例で説明したが、
本発明を実施する場合には、これに限定されるものでは
なく、センターCENから中継同報局TRを介すことな
く各カラオケ端末装置KTRに送信する場合であっても
よい。
【0081】
【発明の効果】以上のように、請求項1のカラオケシス
テムにおける音楽データ格納方法においては、センター
から配信された音楽データを受信して、該受信した音楽
データを格納するカラオケ端末装置における音楽データ
格納方法において、前記カラオケ端末装置は、複数の音
楽データを蓄積する主記憶手段と、前記配信される音楽
データを受信し、受信した音楽データを前記主記憶手段
に記憶する通信処理手段と、前記主記憶手段に蓄積され
た音楽データに基き演奏処理を行なう演奏処理手段と、
予約曲の設定の有無を判断する判断手段とを具備し、前
記判断手段により予約曲が設定されていないと判断され
た場合に、前記通信処理手段により受信した音楽データ
を前記主記憶装置に記憶するものである。
【0082】したがって、特定の地方のカラオケ端末装
置を中継局として使用し、全国にある多くのカラオケ端
末装置に対してセンターから同報通信を行うことによ
り、通信コストを廉価にすることができる。また、配信
される音楽データの主記憶手段への書き込み処理は、判
断手段により予約曲が設定されていないと判断されてい
る時に処理するように制御することにより、カラオケ端
末装置の使用時間帯及びその使用頻度に関係なく、配信
された音楽データをカラオケ端末装置の主記憶手段に格
納自在となり、音楽データの通信コストを廉価とし、し
かも、品質のよい音楽データを得ることができる。
【0083】
【0084】
【0085】請求項2のカラオケ端末装置おける音楽デ
ータ格納方法においては、前記請求項1のカラオケ端末
装置おける音楽データ格納方法において、新譜情報やイ
ベント情報等の情報を表示する表示手段を更に備え、前
記判断手段により予約曲が設定されていないと判断され
た場合に、新譜情報やイベント情報等の情報を表示する
ものである。
【0086】したがって、請求項1又は請求項2の効果
に加えて、表示手段をカラオケとして使用していないと
きに、新譜情報、イベント情報、天気予報、ニュース等
を表示することができ、カラオケとして機能していない
間でも、他の情報源として機能させることができる。
【0087】請求項3に記載のカラオケ端末装置におけ
る音楽データ格納方法において、各カラオケ端末装置へ
の音楽データの配信は、センターから私設回線又は公衆
回線を介して、サイクリックに配信されているものであ
るから、請求項1の効果に加えてに加えて、有線放送等
の私設回線または公衆回線による配信であって、センタ
ーから常時追加された新譜の音楽データがパケットに分
けられてサイクリックに配信され、リングバッファで受
信する構成とすることにより特定の新譜の音楽データ長
さ単位のメモリを用意する必要がなくなり、メモリの単
価が廉価となる。
【0088】請求項5の請求項1または請求項2に記載
の各カラオケ端末装置への配信は、センターから配信さ
れた音楽データを一時的に記憶するバッファメモリを備
え、前記バッファメモリに記憶された音楽データを主記
憶手段に書き込むものであるから、請求項1または請求
項2の効果に加えて、公衆回線の使用を最小時間として
通信コストを廉価にすることができる。
【0089】
【0090】請求項5のカラオケ端末装置においては、
センターから配信された音楽データを受信して、該受信
した音楽データを格納するカラオケ端末装置において、
複数の音楽データを蓄積する主記憶手段と、前記配信さ
れる音楽データを受信し、受信した音楽データを前記主
記憶手段に記憶する通信処理手段と、前記主記憶手段に
蓄積された音楽データに基き演奏処理を行なう演奏処理
手段と、予約曲の設定の有無を判断する判断手段と、前
記判断手段により予約曲が設定されていないと判断され
た場合に、前記通信処理手段により受信した音楽データ
を前記主記憶装置に記憶する制御手段とを具備するもの
である。
【0091】したがって、特定の地方のカラオケ端末装
置を中継局として使用し、全国にある多くのカラオケ端
末装置に対してセンターから同報通信を行うことによ
り、通信コストを廉価にすることができる。また、配信
される音楽データの主記憶手段への書き込み処理は、判
断手段により予約曲が設定されていないと判断されてい
る際に処理するように制御することにより、カラオケ端
末装置の使用時間帯及びその使用頻度に関係なく、配信
された音楽データをカラオケ端末装置の主記憶手段に格
納自在となり、音楽データの通信コストを廉価とし、し
かも、品質のよい音楽データを得ることができる。
【0092】
【0093】
【0094】請求項6のカラオケ端末装置においては、
請求項5のカラオケ端末装置において、新譜情報やイベ
ント情報等の情報を表示する情報表示手段を更に備え、
前記制御手段は、前記演奏処理手段による演奏処理中を
避けて情報表示手段による情報表示を行なうものであ
る。
【0095】したがって、請求項7又は請求項8の効果
に加えて、表示手段をカラオケとして使用していないと
きに、新譜情報、イベント情報、天気予報、ニュース等
を表示することができ、カラオケとして機能していない
間でも、他の情報源として機能させることができる。
【0096】請求項7に記載のカラオケ端末装置におい
て、各カラオケ端末装置への音楽データの配信は、セン
ターから私設回線又は公衆回線を介して、サイクリック
に配信されているものであるから、請求項5の効果に加
えてに加えて、有線放送等の私設回線または公衆回線に
よる配信であって、センターから常時追加された新譜の
音楽データがパケットに分けられてサイクリックに配信
され、リングバッファで受信する構成とすることにより
特定の新譜の音楽データ長さ単位のメモリを用意する必
要がなくなり、メモリの単価が廉価となる。
【0097】請求項11の請求項7または請求項8に記
載の各カラオケ端末装置は、センターから配信された音
楽データを一時的に記憶するバッファメモリを備え、前
記バッファメモリに記憶された音楽データを主記憶手段
に書き込むものであるから、請求項7または請求項8の
効果に加えて、公衆回線の使用を最小時間として通信コ
ストを廉価にすることができる。
【0098】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施例の音楽データ格納方
法及びその装置を用いたカラオケシステムにおける電話
回線ネットワークの全体構成図である。
【図2】 図2は本発明の一実施例のカラオケシステム
における音楽データ格納方法及びその装置を使用したカ
ラオケ端末装置の全体構成図である。
【図3】 図3は本発明の一実施例のカラオケシステム
における音楽データ格納方法及びその装置のメインプロ
グラムのフローチャートである。
【図4】 図4は本発明の一実施例のカラオケシステム
における音楽データ格納方法及びその装置のメインプロ
グラムでコールされた通信処理のフローチャートであ
る。
【図5】 図5は図4のプログラムでコールされた曲間
情報表示処理のフローチャートである。
【図6】 図6は図4のプログラムでコールされた送受
信処理のフローチャートである。
【図7】 図7は図4のプログラムでコールされたアッ
プロード処理のフローチャートである。
【図8】 図8は図4のプログラムでコールされたシス
テム終了処理のフローチャートである。
【図9】 図9は図6のプログラムでコールされた登録
処理のフローチャートである。
【図10】 図10は図9のプログラムでコールされた
受信ファイルの分解処理のフローチャートである。
【図11】 図11は本発明の一実施例のカラオケシス
テムにおける音楽データ格納方法及びその装置で割込処
理される送受信割込処理のフローチャートである。
【図12】 図12は本発明の一実施例のカラオケシス
テムにおける音楽データ格納方法及びその装置で使用す
る受信ファイルと登録テーブルの事例の説明図である。
【符号の説明】
KTR カラオケ端末装置 1 演算処理手段 2 主記憶手段 3 通信制御手段 4 通信インターフェース 5 送受信バッファ 6 各種キー 7 再生手段 8 表示手段 9 電話モデム 9a モデムバッファ 10 通信媒体別モデム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−83090(JP,A) 特開 平4−67381(JP,A) 特開 平6−102892(JP,A) 特開 平5−341794(JP,A) 特開 平6−218144(JP,A) 特開 平6−27980(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10K 15/04

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センターから配信された音楽データを受信
    して、該受信した音楽データを格納するカラオケ端末装
    置における音楽データ格納方法において、 前記カラオケ端末装置は、複数の音楽データを蓄積する
    主記憶手段と、前記配信される音楽データを受信し、受
    信した音楽データを前記主記憶手段に記憶する通信処理
    手段と、前記主記憶手段に蓄積された音楽データに基き
    演奏処理を行なう演奏処理手段と、予約曲の設定の有無
    を判断する判断手段とを具備し、 前記判断手段により予約曲が設定されていないと判断さ
    れた場合に、前記通信処理手段により受信した音楽デー
    タを前記主記憶装置に記憶することを特徴とするカラオ
    ケ端末装置における音楽データ格納方法。
  2. 【請求項2】新譜情報やイベント情報等の情報を表示す
    る表示手段を更に備え、 前記判断手段により予約曲が設定されていないと判断さ
    れた場合に、新譜情報やイベント情報等の情報を表示す
    ることを特徴とする請求項1に記載のカラオケ端末装置
    における音楽データ格納方法。
  3. 【請求項3】前記各カラオケ端末装置への音楽データの
    配信は、センターから私設回線又は公衆回線を介して、
    サイクリックに配信されていることを特徴とする請求項
    1に記載のカラオケ端末装置における音楽データ格納方
    法。
  4. 【請求項4】センターから配信された音楽データを一時
    的に記憶するバッファメモリを備え、前記バッファメモ
    リに記憶された音楽データを主記憶手段に書き込むこと
    を特徴とする請求項1に記載のカラオケ端末装置におけ
    る音楽データ格納方法。
  5. 【請求項5】センターから配信された音楽データを受信
    して、該受信した音楽データを格納するカラオケ端末装
    置において、 複数の音楽データを蓄積する主記憶手段と、前記配信さ
    れる音楽データを受信し、受信した音楽データを前記主
    記憶手段に記憶する通信処理手段と、前記主記憶手段に
    蓄積された音楽データに基き演奏処理を行なう演奏処理
    手段と、予約曲の設定の有無を判断する判断手段と、前
    記判断手段により予約曲が設定されていないと判断され
    た場合に、前記通信処理手段により受信した音楽データ
    を前記主記憶装置に記憶する制御手段とを具備すること
    を特徴とするカラオケ端末装置。
  6. 【請求項6】新譜情報やイベント情報等の情報を表示す
    る表示手段を更に備え、前記判断手段は、予約曲が設定
    されていないと判断された場合に、新譜情報やイベント
    情報等の情報を表示することを特徴とする請求項5に記
    載のカラオケ端末装置。
  7. 【請求項7】前記各カラオケ端末装置への音楽データの
    配信は、センターから私設回線又は公衆回線を介して、
    サイクリックに配信されていることを特徴とする請求項
    5に記載のカラオケ端末装置。
  8. 【請求項8】センターから配信された音楽データを一時
    的に記憶するバッファメモリを備え、前記バッファメモ
    リに記憶された音楽データを主記憶手段に書き込むこと
    を特徴とする請求項5に記載のカラオケ端末装置。
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