JP3442216B2 - エンジン制御装置 - Google Patents
エンジン制御装置Info
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- JP3442216B2 JP3442216B2 JP08247596A JP8247596A JP3442216B2 JP 3442216 B2 JP3442216 B2 JP 3442216B2 JP 08247596 A JP08247596 A JP 08247596A JP 8247596 A JP8247596 A JP 8247596A JP 3442216 B2 JP3442216 B2 JP 3442216B2
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
に関し、特に、空燃比フィードバック係数の学習精度を
向上させた精密な空燃比制御を行うエンジン制御装置に
関する。
開昭61−237850号公報に記載されているよう
に、O2 センサを用いて空燃比のフィードバック制御を
行なって、フィードバック制御開始時の燃費、ドライバ
ビリティ、及び、エミッションの悪化等を防止するため
に該制御において前記空燃比のフィードバック条件を満
たした所定期間の間、積分時定数を大きい値とし、所定
時間経過後は積分時定数を小さくすることで、フィード
バック制御開始時に空燃比制御レベルがフィードバック
制御時の空燃比制御レベルから大きく離れることがあっ
ても、所定期間だけ早い空燃比フィードバック制御によ
り空燃比を要求制御レベル空燃比に早く到達させる制御
が提案されている。
記載されているように、エンジン空燃比のフィードバッ
ク制御を負荷変動に対して応答性よく理論空燃比の近く
で制御すべく、積分制御の前記積分時定数の設定手段と
して、O2 センサの出力に基づく空燃比帰還補正係数α
の増減の反転時のピーク値を記憶して平均値を算出し、
この平均値とピーク値に応じて基準の振れ幅を設定し、
αの値が前記平均値から基準の振れ幅を越えて変化した
時にαを算出するための積分時定数を大から小に変化さ
せることで、制御の応答性を良くしたものが提案されて
いる。
方式は、概ね、エンジンの過渡時の空燃比追従性向上を
狙ったもので、空燃比フィードバック制御を行なってい
る最中にアクセルが閉から開、または開から閉となって
吸入空気量が急変しても積分動作中の積分ゲインを大き
く(積分時定数を小さく)切換えて空燃比追従性をよく
したものである。
燃比補正値の学習を行う場合、フィードバック係数の最
大側ピーク値と最少側ピーク値の平均を中心値とする
が、中心値の精度はそれぞれのピーク値の検出精度に影
響される。上記ピーク値は積分ゲインを小さく(積分時
定数を大きく)すれば細かいピッチでフィードバック係
数が増減するので空燃比センサのリーン/リッチ切替り
点を精度良く検出できる。しかし、一方で空燃比センサ
のリーン/リッチ切替り時間は延びるため応答性は悪く
なるという問題がある。
小さく)すればリーン/リッチ切替り時間は短くなって
応答性はよくなるが、フィードバック係数の増減幅は粗
くなって空燃比センサのリーン/リッチ切替り点は精度
よく検出できないという別の問題があり、前記二つの問
題のうち1方を満足させると他方は成立しないという相
反する現象が生じる。
階的に調整するフィードバック制御として、積分制御の
最中に積分時定数を変化させる制御も提案されている。
例えば、空燃比の大小関係が反転してからの所定の期
間、積分時定数を小さくし、所定期間経過後は大きく設
定するべく制御するもの(特開平2−95744号公
報)、あるいは、積分制御の途中に、αをリッチ側及び
リーン側へ変化させる逆スキップ、又は積分を一時的に
休止させて前記αを一定値に固定する積分休止時間を設
けて制御するもの(特開平2−9926号公報)が提案
されているが、両提案とも、空燃比帰還補正係数αのピ
ーク値の検出の精度等に難があり、前記二つの問題を同
時に解決できるものではなかった。
は、多気筒エンジンの各気筒毎の空燃比のばらつきの是
正を配慮したものではない。本発明は、このような問題
に鑑みてなされたものであって、その目的は、空燃比フ
ィードバック制御を行うに当たって、空燃比の学習精度
の向上、及び、多気筒エンジンの各気筒毎の空燃比のバ
ラツキを補正することで、理論空燃比付近の狭い範囲で
空燃比を制御し、触媒通過後の排気ガス中の有害成分の
低減を可能とするエンジン制御装置を提供することであ
る。
本発明に係るエンジン制御装置は、エンジンのシリンダ
に入る吸入空気量を計測または推定する手段と、吸入空
気量に見合った燃料噴射量を計算しインジェクタの開弁
時間を求める手段と、通電されている間燃料を気筒別に
噴射するインジェクタと、所定の点火時期に点火プラグ
で火花を発生させ混合気に着火する手段と、排気ガスの
空燃比が所定の空燃比に対し濃い状態か薄い状態かを検
出する手段と、検出した空燃比を目標空燃比に一致させ
るよう燃料噴射量を増減してフィードバック制御を行う
手段からなり、空燃比フィードバック係数が増加から減
少に転じるときの最大側ピーク値、及び/もしくは、減
少から増加に転じるときの最小側ピーク値を精度良く学
習するために、積分動作中に積分ゲインを大から小に
(積分時定数は小から大に)2段階または多段階に切換
えるゲイン切換え手段を設けたことを特徴としている。
具体的態様としては、積分ゲインが小の状態で空燃比フ
ィードバック係数が増加から減少に転じるときの最大側
ピーク値N個と、同じく積分ゲインが小の状態で空燃比
フィードバック係数が減少から増加に転じるときの最少
側ピーク値N個との平均からフィードバック係数の中心
値を算出してフィードバック係数の学習値として記憶す
る手段を備えたことを特徴としている。
ピークに向かって増加中に積分ゲインを大から小に切換
えるタイミングは、前記フィードバック係数が中心値と
最大側ピークの間の所定値に達した時点とし、逆に空燃
比フィードバック係数が最少側ピークに向かって減少中
に、積分ゲインを大から小に切換えるタイミングは、前
記フィードバック係数が中心値と最少側ピークの間の所
定値に達した時点とするゲイン切換え手段を備えたこと
を特徴としている。
様としては、基準気筒となる1つの気筒のインジェクタ
特性と補正対象となるn−1気筒分のインジェクタ特性
の差を検出する手段と、該特性の差を気筒別に学習し記
憶しておく補正値記憶手段と、該記憶手段から読みとっ
た補正値を元に各気筒のインジェクタ開弁時間を補正す
る手段を有し、前記気筒間の空燃比ばらつきが最小とな
るよう燃料噴射制御を行うことを特徴としている。
気筒となる1つの気筒のインジェクタ特性と補正対象と
なるn−1気筒分のインジェクタ特性の差を検出する手
段が、n気筒全体の排気ガスで空燃比フィードバックを
行いながら、補正対象気筒の中の1つの気筒の燃料噴射
量を所定量増加(または減少)させ、安定した後の減少
(増加)したフィードバック係数を記憶し、次々と、別
の補正対象気筒の燃料噴射量を増加(または減少)さ
せ、安定した後の減少(増加)したフィードバックゲイ
ンを記憶し、補正対象気筒全てについてn回に分けて記
憶したフィードバックゲインから作られるn−1元方程
式を解くために、n−1次の逆行列を演算し、基準気筒
インジェクタに対するn−1気筒分の補正係数を求める
ことを特徴としている。
となる1つの気筒のインジェクタ特性と補正対象となる
n−1気筒分のインジェクタ特性の差を検出した後、記
憶しておく補正値記憶手段が、各インジェクタ毎、最小
噴射時間から最大噴射時間までを数区間に分けて、区間
毎の補正値をn−1個のテーブルとして記憶することを
特徴としている。
気筒となる1気筒のインジェクタ特性と補正対象となる
n−1気筒分のインジェクタ特性の差を検出した後、記
憶しておく補正値記憶手段が、各インジェクタ毎、最小
噴射時間から最大噴射時間までを数区間に分けて、さら
に、エンジン回転数の最小回転数から最大回転数までを
数区間にわけて、噴射時間とエンジン回転数から学習部
分(記憶部分)を検索するようn−1個のマップを持つ
ことを特徴としている。
ン制御装置は、空燃比フィードバック係数を増減させて
いる比例ゲイン・積分ゲインのうち積分ゲインを積分動
作中に大から小に(積分時定数は小から大に)2段階ま
たは多段階に切換えるゲイン切換え手段を設けたことに
よって、空燃比フィードバック係数の中心値を学習しよ
うとするとき、空燃比フィードバック係数が増加中(ま
たは減少中)の積分動作時の初期は積分ゲインが大きい
ので、リーン/リッチ切替り時間が延びて応答性は悪く
なるということがないと共に、積分動作時の後期は積分
ゲインが小さいため空燃比フィードバック係数の最大側
ピーク値および最少側ピーク値を検出するための分解能
を高くでき、それぞれのピーク値を正確に検出できる。
にあたって、基準気筒となる1気筒のインジェクタ特性
と補正対象となるn−1気筒分のインジェクタ特性の差
を検出する手段と、該特性の差を気筒別に学習し記憶し
ておく補正値記憶手段と、該記憶手段から読みとった補
正値を元に各気筒のインジェクタ開弁時間を補正する手
段とを備えたことによって、気筒毎の空燃比のばらつき
をなくしたので、精密な空燃比制御を行うことが可能で
ある。
ばらつき補正とにより、触媒の浄化率が高い空燃比範囲
に正確に制御可能であることから、排気ガス中の有害成
分であるHC、CO、NOxの濃度を低減することがで
きる。
ン制御装置の一実施形態について詳細に説明する。第1
図は、本実施形態のエンジン制御装置を含むエンジンシ
ステムの全体構成を示したもので、図1において、エン
ジン7の各気筒には、ピストン7a、シリンダ7bで構
成される燃焼室7cが配置され、該燃焼室7cの上部に
は、吸気管8と排気管21とが接続されている。エンジ
ン7の各気筒に吸入する空気は、前記吸気管8に接続さ
れているエアクリーナ1の入口部2から取り入れられ、
空気流量計3及び吸気流量を制御する絞弁が収容された
絞弁ボディ5を通り、コレクタ6に入る。該コレクタ6
に導かれた吸入空気は、エンジン7の各シリンダ7bに
接続された各吸気管8に分配され、シリンダ7b内に導
かれる。
から燃料ポンプ10により吸引、加圧された上で、燃料
ダンパ11、燃料フィルタ12、燃料噴射弁(インジェ
クタ)13、及び、燃圧レギュレータ14が配管されて
いる燃料系に供給される。前記燃料は、前記燃圧レギュ
レータ14により一定の圧力に調圧され、それぞれのシ
リンダ7bの吸気管8に設けられているインジェクタ1
3から吸気管8の中に噴射される。前記インジェクタ1
3からの燃料の噴射は、図示したように吸気管8の中に
噴射する方式でもよいし、各シリンダ7b内の燃焼室の
中に直接噴射する方式でもよい。
ユニット15が付設され、後述する各種センサ等からの
検出信号を取り込み、それらの検出結果に基づきエンジ
ン7を制御する。前記空気流量計3は、吸気流量を検出
し、その検出信号を前記コントロールユニット15に出
力する。前記絞弁ボディ5の部署にはスロットル弁の開
度を検出するスロットルセンサ18が取り付けられてお
り、該検出出力もコントロールユニット15に入力され
るようになっている。
センサ(図示省略)が内蔵されており、該クランク角セ
ンサはエンジン7のクランク軸の回転位置を示す基準角
信号REFと回転信号(回転数)検出用の角度信号PO
Sとを検出し、該検出信号をコントロールユニット15
に出力する。点火コイル17は前記ディストリビュータ
16を介して点火プラグ23を点火させる。
配置されており、該A/Fセンサ20で検出した検出信
号もコントロールユニット15に入力されるようになっ
ている。ここで、前記A/Fセンサ20は実運転空燃比
を検出するためのもので、所定の空燃比に対し濃い状態
か薄い状態かを検出するタイプである。前記エンジン7
のシリンダ7bには、水温センサ22が配置されてお
り、該水温センサ22の検出信号が前記コントロールユ
ニット15に入力されている。
が介装されており、排気ガス中のCO、HC、NOx等
を除去して排気ガスを浄化する。触媒(CAT)前NO
xセンサ26は、エンジン7から排出されるガスのNO
x濃度を検出し、触媒(CAT)後NOxセンサ27
は、触媒装置で浄化された後のガスのNOx濃度を検出
する。
は、図2に示すように中央演算部MPU、ROM、RA
M、及び、A/D変換器を含むI/OLSI等で構成さ
れており、エンジン7の運転状態を検出する前記各種の
センサ等からの信号を入力として取り込み、所定の演算
処理を実行し、この演算結果として算定された各種の制
御信号を出力し、前記インジェクタ13や点火コイル1
7、及び、燃料ポンプ10等に所定の制御信号を出力
し、燃料供給量制御、及び、点火時期制御等を実行す
る。
ジン制御システムにおいて、図3は空燃比を理論空燃比
(A/F=14.7)付近で変化させた場合の空燃比と
排気ガス中の有害成分であるCO、HC、NOxとの関
係を示したものであり、図4は空燃比と排気ガス中の有
害成分であるCO、HC、NOxの三元触媒での浄化率
との関係を示したものである。図3に示されているよう
に、理論空燃比付近での排気ガスのHC、NOxについ
ては、リッチ(濃い)側にずれてもリーン(薄い)側に
ずれても大きな変化はないが、COはリッチ側にずれる
と急激に濃くなるものであり、図4に示されているよう
にCO、HCについては、理論空燃比よりリッチ側にず
れると浄化率が急激に下がり、逆に、NOxについて
は、理論空燃比よりリーン側にずれると急激に浄化率が
低下するものである。
分であるCO、HC、NOxの空燃比に対する特性から
理解されるように、触媒装置を通過した後の排出ガス中
に含まれる有害成分を低く抑えるためには、エンジン7
の運転時空燃比を理論空燃比を中心とした狭いバンド
(空燃比)の中に制御することが必要である。そこで、
通常の電子式エンジン制御装置においては、理論空燃比
を境にリッチ側でHi、リーン側でLOとなるO2 センサ1
3で空燃比を検出し、フィードバック制御を行って理論
空燃比付近で運転できるようにしている。この基本動作
を図5と図6に示す。
ック図であり、該燃料噴射パルス幅Tiは吸入空気量Q
aをエンジン回転数Neで割った値に、インジェクタの
流量特性に見合った係数KとA/Fフィードバック係数
αを掛けるようになっている。A/Fフィードバック係
数αはO2 センサ13の値をもとに決定されるものであ
る。
たものであり、時刻T1以前のようにO2 センサ13の信
号がリッチの間は、所定の積分ゲインによりαは減少し
続け、リーンの間は、αは増加し続ける。また、O2 セ
ンサ13の信号がリッチからリーンに切替ったとき、α
は所定の比例ゲインによりステップ的に増加し、逆にリ
ーンからリッチに切替ったときは、αはステップ的に減
少する。
ドバック制御を行なっているため、吸入空気量Qaを計
測するセンサの特性にバラツキがあっても、空燃比は理
論空燃比付近に補正可能である。しかし、エンジンを始
動後数10秒の間のO2 センサ13が活性化していない
間は、フィードバック制御ができないために、例えば、
回転数Neと負荷を表わすTpの軸でマップを持ち、各部の
α値を学習しておく必要がある。ここで、学習するαの
値は、図4に示した触媒の特性により理論空燃比からは
ずれないようにできるだけ少ない誤差で学習することが
望ましい。
で平均した空燃比を理論空燃比に制御しても、リッチ気
筒とリーン気筒に気筒によってバラツキが存在すれば、
浄化率特性が直線的でないことから排出ガスは、浄化率
の低い方の気筒の影響をより受け、HC、CO、NOx
ともに濃くなってしまうので、触媒装置25より後に排
出されるガスの有害成分を低く抑えるために、全ての気
筒の空燃比をバラツキなく理論空燃比を中心とした狭い
バンドの中で制御することが望ましい。
確に学習する制御装置について説明する。図6に示した
T1 以前のαおよびO2 センサ信号は、従来のA/Fフ
ィードバック制御中の波形であり、円で囲ったA部を拡
大した波形を図7に示す。αはリッチ側の真のピーク値
を捉えるまで、一定の周期で積分ゲインG1 がΔI1 ず
つ増加して真のピーク値を上回ると実際のA/Fが所定
値より濃くなるので、O2センサ信号はHiになりリッ
チを示すようになる。
波形であり、円で囲ったB部を拡大した波形を図8に示
す。ここで、α値はO2 センサ信号がリーンの間に増加
するのは従来と同じだが、増加途中で積分ゲインGIが
ΔI2 からΔI3 へと小さく変わる。これによって真の
αピーク値に向かって小さいステップでαが増加してい
くため、真のαピーク値を精度良く捉えることができ
る。
のフローチャートを図9に示す。該フローチャートによ
る処理は、一定時間毎(例えば10ms毎)の定時割込
みで実施される。まず、ステップ901とステップ90
2は、エンジン7が加速・減速等の過渡状態になく、定
常状態であることを判定する。ステップ901ではエン
ジン回転数Neの前回割込み時からの変化が所定の範囲
に入っているか判定する。次で、ステップ902では燃
料噴射パルス幅Tiの前回割込み時からの変化が所定の
範囲に入っているか判定する。ステップ901もしくは
ステップ902でNo、つまり過渡状態と判定される
と、ステップ904で学習許可フラグを0にしてステッ
プ905に進む。ステップ901とステップ902で定
常状態であると判定した場合はステップ903で学習許
可フラグを1としてステップ905に進む。ステップ9
05で学習許可フラグが0の場合は学習動作を行わない
ようにし、ステップ921に進み、ステップ921で積
分ゲインGI を大きめのΔI1 にする。
ップ905で確認すると、以下に説明する学習動作には
いる。ステップ906では学習中のαのリッチ側とリー
ン側のピーク値を記憶するために、O2 センサが反転し
たか判定する。反転したときはステップ907で反転し
た回数を表わすPeakCntが4回以下かどうか判定
する。PeakCntが4回以下ということは、ステッ
プ901と902で定常状態と判定されてからA/Fフ
ィードバックによるO2 センサの反転が4回以下という
ことである。このときはステップ908へと進み、リッ
チ側のピークかリーン側のピークか判定する。O2 セン
サ反転回数が4回以下のときのα波形は、図6のA部の
ようになっている。ステップ908でリッチ側と判定さ
れれば、ステップ909へと進みαのリッチ側ピークを
2回分記憶する。逆に、ステップ908でリーン側と判
定されれば、ステップ910へと進み、リーン側ピーク
を2回分記憶する。その後、ステップ912でPeak
Cntが4回目であるかどうか判定する。4回目であれ
ば、ステップ915に進む。4回目ということはリッチ
側ピーク値2回分とリーン側ピーク値2回分が出揃った
ことを意味するので、ステップ915でリッチ側ピーク
平均値αH とリーン側ピークαL 、中心値αM を計算す
る。
でないと判定されると、その後、ステップ911でPe
akCntが5以上8以下であるかどうか判定する。5
以上8以下のときはステップ913に進み、反転時のリ
ーン側ピーク値2回分とリッチ側ピーク値2回分をα1
、α2 、α3 、α4 、として順次記憶する。ピーク値
が8回を越えるとステップ914に進み、ステップ91
4にてα1 〜α4 を平均したものを学習値αLearn とし
て記憶する。
了したあとは、ステップ916にて反転回数PeakC
ntをインクリメントする。次に、ステップ917にて
積分ゲインを切換えるαのしきい値を設定する。リッチ
側のしきい値はリッチ側ピーク値αH と中心値αM の8
0%とし、リーン側のしきい値はリーン側ピーク値αL
と中心値の80%の値とする。その後、ステップ918
で、αの現在値がαHth とαLth の間かどうか判定す
る。αがαHth とαLth の間であれば、ステップ919
にて積分ゲインGI を大きめのΔI2 に設定し、αがα
Hth とαLth の外側であれば、積分ゲインGI を小さめ
のΔI3 に設定する。
チ側とリーン側のピーク値を精度良く捉えて記憶するこ
とが可能なため、A/F制御のための精度のよい学習が
できる。なお、図9に示した実施形態では、リッチ側と
リーン側のピークを合わせて4回取り込んで記憶してい
るが2N回(Nは整数)であれば別の回数でもよい。ま
た、本実施形態では、しきい値を80%としたが、αH
、αL に近い数値であれば80%でなくてもよい次
に、前記図5に基づいて、各気筒の空燃比のばらつきを
補正することが可能なエンジン制御装置の構成を説明す
る。エンジンの吸入空気量Qaにブロック501で係数
Kを乗じ、無効噴射時間Tsを加えると各気筒のインジ
ェクタへの燃料噴射パルス幅Tiが求められる。
iをそのまま燃料噴射時間としてINJ#1(504)
からINJ#n(506)に入力し、エンジン7に燃料
を供給していた。該燃料が燃焼した後の空燃比はA/F
センサ13で検出し、該検出信号に基づきA/Fフィー
ドバック制御手段510で制御量αを求める。前記燃料
噴射パルス幅Tiにαを乗じることにより空燃比のフィ
ードバックループが構成される。また、αは100%を
中心とした制御量であり、実空燃比が理論空燃比より薄
いときは燃料噴射量を多くするように大きな値となり、
逆に実空燃比が理論空燃比より濃いときは燃料噴射量を
少なくするように小さい値をとる。
算出手段509、気筒別補正量記憶手段511、及び、
気筒別補正量502、503を従来のシステムに組み入
れたことにある。本実施形態では1つのインジェクタI
NJ#1(504)を除いた全てのインジェクタでTi
を補正する。補正係数502、503は可変となってお
り、気筒別補正量算出手段509で算出され、気筒別補
正量記憶手段511にて学習値が記憶されている。
トを示している。該図10では、1つのA/Fセンサ1
3で3気筒分の空燃比フィードバック制御を行っている
n=3の例である。実際のエンジンでは直列3気筒エン
ジン、直列6気筒の3気筒分、V型6気筒の片バンク
分、に相当する。まず、時刻Aまでの定常状態では、O
2 フィードバック制御を行いながら積分ゲインが単一の
パターンと積分ゲインが大→小への2段切換のパターン
でのα中心値の高精度学習を行う。このとき、各気筒の
空燃比は、バラツキながらも平均では理論空燃比となる
ように制御されており、フィードバック制御量αは、α
1で平衡を保っている。ここで、空燃比のバラツキは、
図10の上側に示すように#2気筒では#1気筒に対し
X1 と濃くなっており、#3気筒では#1気筒に対しX
2 と薄くなっている。
所定量濃くする。その後も空燃比フィードバックは続く
ので#2気筒が濃くなった分、αをα2 に下げて全体の
空燃比を理論空燃比に保つ必要がある。このとき、Ts
et経過後の安定したα2 は、補正量算出に使用される
ため記憶される。更に、時刻Bでは、#3INJをステ
ップ的に所定量濃くする。その後も空燃比フィードバッ
クは続くので#3気筒が濃くなった分、αをα3 に下げ
て全体の空燃比を理論空燃比に保つ。このとき、Tse
t経過後の安定したα3 は補正量算出に使用されるため
記憶される。
観測値をもとに未知数X1 、X2 を求めるが、その算出
原理について数式を用いて説明する。以下の式で1.0
5というのは前記説明で時刻A、時刻Bでの所定量増量
の割合を5%としたことを意味するものであるが、増量
割合は他の数値でもよいし、増量割合でなく減量割合で
もよい。
ている状態とα2 で平衡している状態では、空燃比が同
じであるから燃料噴射量の総量も等しいため式(1)が
求められる。式(1)の左辺はα1 で平衡しているとき
の3気筒分の燃料噴射量であり、右辺はα2 で平衡して
いるときの3気筒分の燃料噴射量である。α2 で平衡し
ている状態とα3 で平衡している状態の関係を示したの
が式(3)である。式(1)と式(3)をそれぞれX1
、X2 について整理したのが式(2)、式(4)であ
る。
表したのが式(5)であり、該式(5)を変形したのが
式(6)である。ここで、それぞれの行列をb、A、x
として式(7)のように表す。このときAを式(8)の
ようにおく。
表された行列式から未知数X1 、X2 、つまり、列ベク
トルxを求めるには式(9)(10)(11)のように
式を変形していけばよい。
をあらかじめ求めておく必要があるので、このことにつ
いて以下に説明する。行列Aが式(6)で示されたよう
な2*2の行列の場合、Aの逆行列は、式(12)のよ
うにAの行列式と余因子行列から求められる。行列Aを
式(8)とおいた場合、式(12)は式(13)とな
る。
入したのが式(14)であり、行列式(14)から未知
数X1 、X2 を求めαで表した最終形が式(15)、式
(16)となる。
と式(16)を求める過程を説明したが、実際のエンジ
ン制御装置では、予め逆行列を机上で計算して求めた式
(15)と式(16)の形をマイコンにプログラムして
おけば、観測したαをもとにX1 、X2 を簡単に計算す
ることが可能である。以上、エンジンの気筒が3気筒に
対してA/Fセンサ1個の実施例の計算について説明し
たが、エンジンの気筒が4気筒に対してA/Fセンサ1
個の場合でもその計算原理は同じであり、観測値αが1
つ多くなり、未知数Xも一つ多くなって、行列式の次数
が一つ増える。式(17)、式(19)、及び、式(2
1)は式(1)と式(3)に相当し、式(18)、式
(20)、式(22)はX1 、X2 、X3 について整理
した形である。
2)を行列式にしたのが式(23)であり、これを変形
して式(24)となる。式(24)も式(6)と同様に
式(25)の形となるので、このときAを式(26)の
ようにおく。以下、X1 、X2、X3 を求める計算は、
前記の3気筒で空燃比センサ1個の例と同じである。
た、各気筒毎の燃料のステップ的増量、空燃比フィード
バック安定後のα値観測、及び、α値記憶の管理等の制
御について、図11〜図13、のフローチャートに基づ
いて詳細に説明する。図11のフローチャート(前段)
では、エンジンの気筒がn気筒で空燃比センサが1個と
した一般化した制御として説明する。
ms)毎の割り込み処理において、まず、ステップ70
2でエンジン回転数Neが前回演算時と比べ所定の範囲
に入っているか判定する。次に、ステップ703で、燃
料噴射時間Tiが前回演算時と比べて所定の範囲に入っ
ているか判定する。Ne、Tiとも前回処理時に近い値
であれば、ステップ704で学習許可フラグを1にセッ
トする。所定の範囲にはいっていなければ、ステップ7
05で学習許可フラグを0にして学習を行わないように
する。
グが1かどうか判定する。学習非許可であれば、ステッ
プ713でカウンタTcntを0にする。Tcntは図
10に示したように各気筒の燃料噴射量をステップ的に
増量してからの経過時間である。ステップ713の次は
ステップ714に進み、#2気筒から#n−1気筒まで
のLearnフラグを全て0にする。
ば、ステップ707、ステップ709、…ステップ71
1へと進み、どの気筒まで学習が進んだか判定しなが
ら、ステップ708、ステップ710、…ステップ71
2で学習対象気筒を特定する。次に、ステップ715で
は、Tcntが0であればステップ716へ進み、対象
気筒のインジェクタをステップ的に増量させてステップ
717に進み、Tcntが0でなければ直接ステップ7
17に進む。ステップ717では、Tcntをアップカ
ウントしてステップ718に進む。 ステップ718で
は、インジェクタのステップ的増量から所定時間Tse
t以上経過したか否かを判定し、続くステップ719で
は、前回処理からO2 センサ信号のリッチ、リーンが反
転したかどうか判定する。信号が反転していれば記憶し
ている4つのα値をシフトする。ステップ721ではO
2 センサ反転回数O2cntをインクリメントする。
O2cntが4回以上であるか否かを判定し、4回以上
であればステップ723、724、725の処理を行
う。ステップ723では4つのαの平均をとる。このと
きのαの4つの平均とは図9のステップ914に相当
し、図8に示した積分ゲインΔI3 で捉えたαピーク値
4つの平均である。ステップ724ではTcntを初期
化し、ステップ725では学習対象気筒の学習終了を意
味するLearnフラグを1にしてステップ726に進
む。
的増量から所定時間Tset以上経過していないと判定
した場合は、ステップ726に進む。また、ステップ7
19で前回処理からO2 センサ信号のリッチ、リーンが
反転していないと判定された場合はステップ722に進
み、ステップ722でO2 センサ反転回数O2cntが
4回以下と判定された場合はステップ726に進む。
筒のLearnフラグが1であれば学習終了とみなし、
ステップ727、728の処理を行う。ステップ727
では式(15)のようにXを計算し、ステップ728で
は計算したXを記憶する。最後に、ステップ729では
計算、記憶したXを呼出し、各気筒の燃料噴射量の補正
を行う。
記憶方式について説明する。インジェクタの噴射時間と
噴射量の関係は、図14のようになっておりそれぞれの
インジェクタ間でばらつきがある。本実施形態では基準
となるインジェクタとの差を補正量として記憶するが、
その記憶方式は、図15及び図16に示されている二つ
の方式のどちらかを使う。
に補正率をテーブルとして記憶する方式で、n気筒に1
個の空燃比センサがついているシステムではn−1個の
テーブルを持つことになる。図16は、基準インジェク
タの噴射時間毎、エンジン回転数毎に補正率をマップと
して記憶する方式で、n気筒に1個の空燃比センサがつ
いているシステムではn−1個のマップを持つことにな
る。
を用いた制御処理を行った場合におけるエンジンの各気
筒の空燃比の推移を示したものである。時刻A以前の初
めの状態は、全気筒の平均では理論空燃比になっている
が、各気筒の空燃比はばらついている。次に、時刻Aで
#2気筒のインジェクタを所定量増量して学習する、次
いで、時刻Bで#3気筒のインジェクタを所定量増量し
て学習し、学習終了後、時刻Cからは#2、#3気筒と
も補正をかけるので#1気筒との空燃比差はなくなる。
すなわち、全気筒の平均空燃比が理論空燃比となるよう
フィードバック制御を行っていれば各気筒の空燃比も理
論空燃比とすることができる。
たが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱す
ることなく、設計において、種々の変更ができるもので
ある。
明のエンジン制御装置は、空燃比フィードバック係数の
中心値を学習するとき、空燃比フィードバック係数が増
加中(または減少中)の積分動作時の初期は積分ゲイン
を大きくして、リーン/リッチ切替り時間を短くし、高
応答性を確保できる。また、積分動作時の後期は積分ゲ
インが小さくしたので、空燃比フィードバック係数の最
大側ピーク値および最少側ピーク値を検出するための分
解能を高くでき、それぞれのピーク値を正確に検出でき
る。
筒エンジンの空燃比制御を行うにあたって、気筒毎の空
燃比のばらつきをなくたので、精密空燃比制御を行うこ
とが可能である。更に、前記高精度学習と気筒別の空燃
比のばらつき補正とにより、触媒の浄化率が高い空燃比
範囲に正確に制御可能であることから、排気ガス中の有
害成分であるHC、CO、NOxの濃度を低減すること
ができる。
たエンジン構成図。
トの構成概念図。
す図。
図。
ク係数αの波形を示す図。
す図。
ック係数αの波形を示す図。
ト。
ャート。
制御フローチャート(前段)。
制御フローチャート(中段)。
制御フローチャート(下段)。
ミングチャート。
ルユニット、18…スロットルセンサ、20…O2 セン
サ、23…点火プラグ
Claims (7)
- 【請求項1】 エンジンのシリンダに入る吸入空気量を
計測または推定する手段と、吸入空気量に見合った燃料
噴射量を計算しインジェクタの開弁時間を求める手段
と、通電されている間燃料を気筒別に噴射するインジェ
クタと、所定の点火時期に点火プラグで火花を発生させ
混合気に着火する手段と、排気ガスの空燃比が所定の空
燃比に対し濃い状態か薄い状態かを検出する手段と、検
出した空燃比を目標空燃比に一致させるよう燃料噴射量
を増減してフィードバック制御を行う手段からなるエン
ジン制御装置において、 空燃比フィードバック係数が増加から減少に転じるとき
の最大側ピーク値、及び/もしくは、減少から増加に転
じるときの最小側ピーク値を精度良く学習するために、
積分動作中に積分ゲインを大から小に(積分時定数は小
から大に)2段階または多段階に切換えるゲイン切換え
手段を設けたことを特徴とするエンジン制御装置。 - 【請求項2】 積分ゲインが小の状態で空燃比フィード
バック係数が増加から減少に転じるときの最大側ピーク
値N個と、同じく積分ゲインが小の状態で空燃比フィー
ドバック係数が減少から増加に転じるときの最少側ピー
ク値N個との平均からフィードバック係数の中心値を算
出してフィードバック係数の学習値として記憶する手段
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエンジン制
御装置。 - 【請求項3】 空燃比フィードバック係数が最大側ピー
クに向かって増加中に積分ゲインを大から小に切換える
タイミングは、前記フィードバック係数が中心値と最大
側ピークの間の所定値に達した時点とし、逆に空燃比フ
ィードバック係数が最少側ピークに向かって減少中に、
積分ゲインを大から小に切換えるタイミングは、前記フ
ィードバック係数が中心値と最少側ピークの間の所定値
に達した時点とするゲイン切換え手段を備えたことを特
徴とする請求項1に記載のエンジン制御装置。 - 【請求項4】 n気筒エンジンで、基準気筒となる1つ
の気筒のインジェクタ特性と補正対象となるn−1気筒
分のインジェクタ特性の差を検出する手段と、該特性の
差を気筒別に学習し記憶しておく補正値記憶手段と、該
記憶手段から読みとった補正値を元に各気筒のインジェ
クタ開弁時間を補正する手段を有し、前記気筒間の空燃
比ばらつきが最小となるよう燃料噴射制御を行うことを
特徴とする請求項2に記載のエンジン制御装置。 - 【請求項5】 n気筒エンジンで、基準気筒となる1つ
の気筒のインジェクタ特性と補正対象となるn−1気筒
分のインジェクタ特性の差を検出する手段は、n気筒全
体の排気ガスで空燃比フィードバックを行いながら、補
正対象気筒の中の1つの気筒の燃料噴射量を所定量増加
(または減少)させ、安定した後の減少(増加)したフ
ィードバック係数を記憶し、次々と、別の補正対象気筒
の燃料噴射量を増加(または減少)させ、安定した後の
減少(増加)したフィードバックゲインを記憶し、補正
対象気筒全てについてn回に分けて記憶したフィードバ
ックゲインから作られるn−1元方程式を解くために、
n−1次の逆行列を演算し、基準気筒インジェクタに対
するn−1気筒分の補正係数を求めることを特徴とする
請求項4に記載のエンジン制御装置。 - 【請求項6】 n気筒エンジンで、基準気筒となる1つ
の気筒のインジェクタ特性と補正対象となるn−1気筒
分のインジェクタ特性の差を検出した後、記憶しておく
補正値記憶手段は、各インジェクタ毎、最小噴射時間か
ら最大噴射時間までを数区間に分けて、区間毎の補正値
をn−1個のテーブルとして記憶することを特徴とする
請求項4に記載のエンジン制御装置。 - 【請求項7】 n気筒エンジンで、基準気筒となる1つ
の気筒のインジェクタ特性と補正対象となるn−1気筒
分のインジェクタ特性の差を検出した後、記憶しておく
補正値記憶手段は、各インジェクタ毎、最小噴射時間か
ら最大噴射時間までを数区間に分けて、さらに、エンジ
ン回転数の最小回転数から最大回転数までを数区間にわ
けて、噴射時間とエンジン回転数から学習部分(記憶部
分)を検索するようn−1個のマップを持つことを特徴
とする請求項4に記載のエンジン制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08247596A JP3442216B2 (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | エンジン制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08247596A JP3442216B2 (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | エンジン制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09273441A JPH09273441A (ja) | 1997-10-21 |
JP3442216B2 true JP3442216B2 (ja) | 2003-09-02 |
Family
ID=13775548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08247596A Expired - Lifetime JP3442216B2 (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | エンジン制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3442216B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10323671A1 (de) * | 2003-05-16 | 2004-12-09 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zum Betreiben einer Brennkraftmaschine |
-
1996
- 1996-04-04 JP JP08247596A patent/JP3442216B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09273441A (ja) | 1997-10-21 |
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