JP3441965B2 - ハーネスガイド及び画像形成装置 - Google Patents

ハーネスガイド及び画像形成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハーネスの配線及び
保護のためのハーネスガイドおよびこれを備えた画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来複写機等の画像形成装置のように、
多くの電装部品を有する装置では、固定された各電装部
品同士は直接ハーネスにより結線されるが、本体枠体内
に固定されている電装部品と、本体枠体を移動できる移
動体内に配置される電装部品との結線は、ドロワーコネ
クタ等を用いていた。この場合、移動体を移動させる場
合には、一度移動体への通電を遮断する必要がある。
【0003】これに対し、通電時も移動体を移動させる
必要がある時は、ハーネスで結線しこのハーネスを保護
するためにハーネスガイドを使用していた。この場合、
従来のハーネスガイドは2つに分割され、その分割部分
をピン等で連結しV字形状とし、回動リンクとして使用
することにより移動体の移動に追従できるようにしてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、部品に
よっては常に通電した状態で、移動体を移動させる必要
もある。
【0005】また、ドロワーコネクタはハーネスに比べ
ると比較的コストも高くつくことが多く、回動リンク式
のハーネスガイドを用いた場合も同様にコスト的に不利
である。
【0006】本出願に係る発明の目的は、上記問題に鑑
みてなされたもので、移動体への通電を遮断することな
く移動体を移動可能とし、かつコスト的にも有利な電装
部品の結線を行えるハーネスガイドおよびこれを備えた
画像形成装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を実現するハーネスガイドの第1の構成は、固定部側の
電装基板と移動部側の電装基板とを接続するハーネスを
複数のハーネス収納部に収納するハーネスガイドであっ
て、前記ハーネスの一方端側は、前記移動部側の電装基
板に対し、抜くことが可能なコネクタにより結線され、
前記複数のハーネス収納部と、前記ハーネス収納部同士
を伸縮自在に連結する連結部とが一体に形成され、前記
複数のハーネス収納部は、固定部側に固定された固定ハ
ーネス収納部、前記移動部側に回動可能に取り付けられ
た可動ハーネス収納部、及び前記固定ハーネス収納部と
前記可動ハーネス収納部との間に前記連結部により揺動
可能に連結された揺動ハーネス収納部を有し、前記揺動
ハーネス収納部が前記可動ハーネス収納部よりも長い
のである。
【0008】本出願に係る発明の目的を実現するハーネ
スガイドの第2の構成は、固定部側の電装基板と移動部
側の電装基板とを接続するハーネスを複数のハーネス収
納部に収納するハーネスガイドであって、前記ハーネス
の一方端側は、前記移動部側の電装基板に対し、抜くこ
とが可能なコネクタにより結線され、前記複数のハーネ
ス収納部と、前記ハーネス収納部同士を伸縮自在に連結
する連結部とが一体に形成され、前記複数のハーネス収
納部は、固定部側に固定された固定ハーネス収納部、前
記移動部側に回動可能に取り付けられた可動ハーネス収
納部、及び前記固定ハーネス収納部と前記可動ハーネス
収納部との間に前記連結部により揺動可能に連結された
揺動ハーネス収納部を有し、前記可動ハーネス収納部の
回動支点の移動軌跡を、前記可動ハーネス収納部と前記
揺動ハーネス収納部とを連結する連結部の振れ幅の中間
位置とするものである。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】本出願に係る発明の目的を実現するハーネ
スガイドの第3の構成は、前記複数のハーネス収納部及
び前記連結部は樹脂一体成形品としたものである。
【0013】本出願に係る発明の目的を実現するハーネ
スガイドの第4の構成は、前記ハーネス収納部の断面は
コ字形状としてものである。
【0014】本出願に係る発明の目的を実現する画像形
成装置の構成は、上記したいずれか一つに記載のハーネ
スガイドを有し、前記ハーネスガイドは装置本体側の電
装基板と、装置本体に対して引き出し可能とする引き出
し部材に搭載された画像記録用機器の電装基板とを接続
するハーネスを収納するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]以下、図面
を参照して本発明の第1の実施の形態について説明す
る。
【0016】図1は本発明を画像形成装置として構成し
た場合の上面図であり、図2は概略断面図である。
【0017】(装置全体の概略)まず装置全体の概略と
各部の説明を行う。
【0018】図2、図4及び図6において、130はフ
ラットベッドスキャナであり、原稿台ガラス130a上
に載置された原稿Bを読み取る。102は圧板で、使用
者が上下に開閉することができ、原稿台ガラス130a
上に載置された原稿Bを押さえるものである。108は
画像を読み取るCCDイメージセンサである。
【0019】圧板102の上面には原稿Sを複数枚積載
できるように構成された原稿台102bが設けられてい
る。106は原稿Sを一枚ずつ分離しつつ搬送を行う原
稿搬送部であり、シート読み取り部107に原稿を搬送
させながら原稿を読み取る。ここで、原稿搬送部106
は圧板102の一部に設けられており、圧板102の開
閉とともに上下動する。109は排出された原稿を積載
する原稿排紙トレイである。
【0020】104はレーザビームプリンタからなる記
録装置部、112はカセット給紙部、125は手差し給
紙部、111は画像形成部、116は定着部、117は
排紙ローラ対、113は排出された記録紙を積載する記
録紙排紙トレイである。105は表示部および入力部等
により構成された操作部である。
【0021】フラットベッドスキャナ部130、記録装
置部104、操作部105は装置全体を機械的に構成す
る枠体200にそれぞれ設けられている。
【0022】(フラットベッドスキャナ部)フラットベ
ッドスキャナ部130は、シート状の原稿や本など厚み
のある原稿を静止させた状態で読み取るために、原稿を
積置する原稿台ガラス130aが設けられている。10
2eは原稿押さえ板であり、圧板102に対して固定し
て支持されており、圧板102を閉じることで原稿台ガ
ラス130a上の原稿を押圧し、原稿が浮いてCCDイ
メージセンサ108の焦点深度からはずれ、読み取り画
像が乱れるのを防いでいる。130bはフラットベッド
スキャナ部130の構造体となるフレームであり、原稿
台ガラス130aを支持している。
【0023】(光学系・CCDイメージセンサ部)シー
ト読み取り部107に原稿Sを搬送させながら読み取る
場合、光源を保持したミラー台108aはシート読み取
り部107の下部に固定され、原稿Sがシート読み取り
部107を通過していくことにより原稿読み取りが行わ
れる。また、ブック原稿Bを読み取る場合、原稿台ガラ
ス130a上に原稿Bをセットし、ミラー台108aが
副走査方向(矢印108b)に移動することにより原稿
読み取りが行われる。
【0024】(記録装置部)記録装置部104は、装置
下部に配置される。汎用サイズの用紙Pが積層収容され
たカセット112a内の用紙Pを給紙ローラ対112b
により1枚づつ分離し、レジストローラ対124により
用紙Pの斜行を補正し制御部(不図示)からのプリント
信号と同期させて用紙Pを画像形成部111へ給送す
る。
【0025】そして、帯電部材111bにより静電潜像
担持体たる感光ドラム111aの表面を一様に帯電さ
せ、この表面をレーザスキャナ110により画像情報に
基づいて露光される。
【0026】これにより感光ドラム111a上に静電潜
像を形成させ、前記画像形成部の現像剤としてのトナー
を現像剤担持体たる現像スリーブ111cにより感光ド
ラム111a上の静電潜像に転移させ、感光ドラム11
1a上にトナー像が形成される。
【0027】そして、上記トナー像が形成されたトナー
画像を転写ローラ111fにより用紙Pに転写し、さら
に前記用紙Pは定着部116へ搬送される。定着部11
6では、用紙P上に転写されたトナーを定着ローラ11
6bと加圧ローラ116aにより搬送し、熱と圧力によ
り用紙P上に定着し、この用紙Pを排紙ローラ対117
により記録紙排紙トレイ113に順次排紙する。
【0028】なお、画像形成部111は、感光ドラム1
11a、帯電部材111b及び現像スリーブ111c
は、トナー容器111dとともに一体のプロセスカート
リッジ(以下、CRGという)を形成しており、トナー
切れやドラム摩耗にともなうメンテナンス時にCRGご
と交換できるようになっている。
【0029】一方、手差し給紙部125に積載された用
紙Pは、給紙ローラ125aと対向位置に配置された分
離パッド125bにより、1枚づつ分離され、レジスト
ローラ対124により用紙Pの斜行を補正し、以下前述
のように画像形成プロセスが行われる。
【0030】記録装置部104は、カセット給紙部11
2のうちのカセット112aと記録紙排紙トレイ113
とが枠体200に据え付けられ、残りの給紙ローラ対1
12b、レジストローラ対124、手差し用紙給紙部1
25、画像形成部111、定着部116、排紙ローラ対
117が記録装置部主部140として1つのフレーム構
造(引き出しフレーム)にまとめられている。記録装置
部主部140は、枠体200にレール部10a,10b
で連結されている。
【0031】このように記録装置部主部140を枠体か
ら引き出し可能に連結することにより、図3のように前
述したCRG111の交換の際や、記録装置主部内部で
発生したジャム記録紙Qの処理、記録装置部主部140
での部品交換といった際に装置全体を分解することなく
各処理が行える。
【0032】(引き出し部)図4は図2をA方向から見
た概略図であり、枠体200と記録装置部主部140と
は、レール部10a,10bで連結されている。レール
部10a,10bは本装置においては図4において左右
対称形状である。
【0033】図5にレール部10aの詳細を示す。同図
において、1は記録エンジンのフレーム、2はフレーム
1に固定されたレールベース、3はレールベースに固定
されたスライドレールで、フレーム1からレールベース
3までで記録装置部主部140側のレールが構成され
る。
【0034】4は枠体200に固定された軸、5は軸4
に回転自在に支持されたボールベアリング、6はボール
ベアリング5の抜け止め用のEリングで、枠体200及
び軸4からEリング6までで読み取り部側のレールが構
成され、ボールベアリング5がスライドレール3に沿っ
て転がることで、記録装置部主部140が枠体200に
対してスライド(引き出し)動作をする。レール部10
aにはこのボールベアリングのセットが2組、レール部
10bにもこのボールベアリングのセットが2組設けら
れていて、記録装置部主部140全体がガタつきなくス
ムーズに引き出される。
【0035】(ロック機構)通常動作時は記録装置部主
部140は枠体200の中で所定の位置に保持される必
要があり、このためにロック機構を設けている。
【0036】ロック機構は、ロック解除ハンドル8、ロ
ック解除軸9、ロック爪11a,11bから構成されて
いる。本装置では、本体手前からロック解除ハンドル
8、前側ロック爪11a、奥側ロック爪11bの順番で
ロック解除軸9上に同軸上に固定されている。記録装置
部主部140の枠体200への固定は、2つのロック爪
11a,11bがそれぞれ枠体200側に設置されてい
るロックピン12に引っかけられることにより行われ
る。
【0037】なお記録装置部主部140は枠体200に
設けられたバネ150により図2の矢印151方向に付
勢されており、記録装置部主部140が所定の位置に固
定されるために必要なロック爪11a,11bとロック
ピン12の間の摩擦力を発生させている。
【0038】記録装置部主部140を枠体200から引
き出すには、ロック解除ハンドル8を図1の矢印152
の方向に回転させることによりこれに連動させてロック
解除軸8、ロック爪11a,11bを回転させ、ロック
ピン12から離すことにより枠体200からの固定を解
除させる。
【0039】(電装部品)図1は本体上面からの透視
図、図7は本体背面からの透視図で、複写機本体に配置
される主な各電装部品が見えるようにしている。
【0040】電源基板20、システムコントローラ基板
21、操作部51、CCDイメージセンサ108を含む
光学系は本体枠体200上に配置され、ハーネス22
a,22b,22cによってそれぞれ結線されている。
【0041】記録装置部主部140には、DCコントロ
ーラ基板23、レーザスキャナ110、定着器116等
が配置され、記録装置部主部140とともに引き出しフ
レームにより引き出し可能となっている。
【0042】記録装置部主部140と本体枠体200は
可動ハーネス24により結線されている。可動ハーネス
24は、ハーネスガイド25に収容されている。
【0043】次に図8、図9を用いて本実施の形態を詳
細に説明する。図8はハーネスガイド25を上面から見
た図である。
【0044】本実施の形態のハーネスガイド25は、本
体枠体200に固定される固定部25a、揺動部25
b、記録装置部主部140に回転可能に保持されている
可動部25cの3つの断面コ字形状のハーネス収納部
と、これら3つの収納部を連結する屈曲、伸縮可能とす
る連結部25d,25eとからなり、樹脂成形により一
体成形されている。
【0045】連結部25d,25eはS字状に湾曲した
板状を成しており、その板厚もハーネス収容部の約半分
と薄くできているため、屈曲しやすくなっている。ハー
ネスガイド25に使用される材質は、ポリプロピレンや
ナイロンといった柔軟性の高い材料を使用している。
【0046】図9は記録装置部主部140が本体枠体2
00から分離し、引き出されてゆく際のハーネスガイド
25の運動の軌跡を描いた図である。
【0047】本実施の形態では、記録装置部主部140
が引き出されるストロークは160mmで、これに結線
される可動ハーネス24の全長はその分長くなってい
る。
【0048】揺動部25bは一方の連結部25dを中心
に揺動し、可動部25cは記録装置部主部140に設け
られた回転軸26を中心に揺動する。
【0049】従来このような揺動部を連結する際は、ピ
ンなどで連結したリンク機構を用いていたが、上述した
ように連結部25d,25eは柔軟性の高い形状・材質
であるため、この部分が屈曲することで揺動部25b、
可動部25cがスムーズな揺動運動が行える。
【0050】次に、図1において、ハーネスガイド25
に収容されている可動ハーネス24は、両端部にコネク
タ27a,27b,27cが取り付けられ、本体枠体2
00側ではコネクタ27a,27bがシステムコントロ
ーラ基板21、電源基板20上に配置されているコネク
タ28a,28bに結線されている。他端部のコネクタ
27cは記録装置部主部140に配置されているDCコ
ントローラ基板23上に配置されているコネクタ28c
に結線される。
【0051】本体枠体200側に固定されているハーネ
スガイド25の固定部25aは全く動かないため、これ
に収容されている可動ハーネス24も全く動くことがな
く、システムコントローラ基板21、電源基板20に結
線されているコネクタ27a,27bの抜けといった心
配はない。
【0052】次に記録装置部主部140側では、ハーネ
スガイド25の揺動部25bが連結部25dを回転中心
として回転運動をする。
【0053】このため、可動部25cの連結点である連
結部25eは、図9に示すように、線32で示される連
結部25dを中心とした円弧を描く。このため、連結部
25eはx方向でZの振れ幅を有することになる。
【0054】一方、可動部25cの他端は記録装置部主
部140上の回転軸26に連結されており、これは記録
装置部主部140の移動により線30を通るy方向の直
線運動をする。このため、可動部25cは記録装置部主
部140の移動に伴い回転軸26を中心に回転運動をす
る。これに伴い、可動ハーネス24も回転軸26中心に
回転する。可動ハーネス24が回転すると、DCコント
ローラ基板23に結線しているコネクタ27cにストレ
スがかかり、コネクタの抜けの心配が発生する。
【0055】これを解決する方法としては、ハーネスガ
イド25の揺動部25bの長さをできるだけ長くし、更
に可動部25cの長さを短くして円弧32の曲率をでき
るだけ小さくすることである。
【0056】さらに、回転軸26が通る軌跡30は、連
結部25eの振れ幅Zの中間ラインを通るようにするこ
とである。これにより、可動部25cの回転運動は最小
となり、コネクタ27cのストレスは減少し、抜けの心
配はなくなる。
【0057】[第2の実施の形態]第1の実施の形態で
は、ハーネスガイドは3つの収容部に分割していたが、
本実施の形態では、これを4つに分割することにより、
記録装置部主部140側のハーネス収容部を記録装置部
主部に固定し、回転運動をしないようにすると、可動ハ
ーネス24へのストレスは更に減少するため、コネクタ
抜けの心配は更に減少する。同様に5つ以上に分割して
も同様の効果は得ることができる。
【0058】[実施の形態3]第1の実施の形態では、
記録装置部主部(引き出し部分)140が水平に引き出
される場合の例を示したが、これが垂直方向や他の方向
に移動するものであっても同様に効果が得られる。
【0059】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1から4に係
るハーネスガイドおよび請求項5にかかる画像形成装置
に係る発明によれば、ハーネスを結線した状態で移動体
を移動できるため、移動体を常に通電した状態にするこ
とができる。
【0060】また、ハーネスガイドを柔軟性の高い材質
・形状とすることにより、樹脂成形にて一体成形できる
ため、コスト的に非常に有利で、装置の簡略化もでき、
分解も容易に行えるため、環境性、サービス性、ハンド
リング性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の画像形成装置の上
面図。
【図2】図1の正面図。
【図3】図1の正面図で、引き出しフレームを引き出し
た状態を示す。
【図4】図2のA矢視図。
【図5】図4のレール部分の拡大図。
【図6】本発明の第1の実施の形態の画像形成装置の外
観斜視図。
【図7】図6の透視図。
【図8】図1のハーネスガイドの平面図。
【図9】図8のハーネスガイドの動きを示す図。
【符号の説明】
1 フレーム 2 レールベース 3 スライドレール 4 軸 5 ボールベアリング 6 Eリング 8 ロック解除ハンドル 20 電源基板 21 システムコントローラ基板 24 可動ハーネス 25 ハーネスガイド 25a 固定部 25b 揺動部 25c 可動部 25d,25e 連結部 27a〜27c コネクタ 104 記録装置部 111 プロセスカートリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−51597(JP,A) 実開 昭63−185348(JP,U) 実開 平6−50859(JP,U) 実開 昭63−65032(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 11/00 G03G 15/00 H02G 3/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部側の電装基板と移動部側の電装基
    板とを接続するハーネスを複数のハーネス収納部に収納
    するハーネスガイドであって、前記ハーネスの一方端側は、前記移動部側の電装基板に
    対し、抜くことが可能なコネクタにより結線され、 前記複数のハーネス収納部と、前記ハーネス収納部同士
    を伸縮自在に連結する連結部とが一体に形成され、 前記複数のハーネス収納部は、固定部側に固定された固
    定ハーネス収納部、前記移動部側に回動可能に取り付け
    られた可動ハーネス収納部、及び前記固定ハーネス収納
    部と前記可動ハーネス収納部との間に前記連結部により
    揺動可能に連結された揺動ハーネス収納部を有し、前記
    揺動ハーネス収納部が前記可動ハーネス収納部よりも長
    ことを特徴とするハーネスガイド。
  2. 【請求項2】 固定部側の電装基板と移動部側の電装基
    板とを接続するハーネスを複数のハーネス収納部に収納
    するハーネスガイドであって、 前記ハーネスの一方端側は、前記移動部側の電装基板に
    対し、抜くことが可能なコネクタにより結線され、 前記複数のハーネス収納部と、前記ハーネス収納部同士
    を伸縮自在に連結する連結部とが一体に形成され、 前記複数のハーネス収納部は、固定部側に固定された固
    定ハーネス収納部、前記移動部側に回動可能に取り付け
    られた可動ハーネス収納部、及び前記固定ハーネス収納
    部と前記可動ハーネス収納部との間に前記連結部により
    揺動可能に連結された揺動ハーネス収納部を有し、 前記可動ハーネス収納部の回動支点の移動軌跡を、前記
    可動ハーネス収納部と前記揺動ハーネス収納部とを連結
    する連結部の振れ幅の中間位置 とすることを特徴とする
    ハーネスガイド。
  3. 【請求項3】 前記複数のハーネス収納部及び前記連結
    部は樹脂一体成形品であることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のハーネスガイド。
  4. 【請求項4】 前記ハーネス収納部の断面はコ字形状を
    していることを特徴とする請求項1から3のいずれかに
    記載のハーネスガイド。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載のハー
    ネスガイドを有し、前記ハーネスガイドは装置本体側の
    電装基板と、装置本体に対して引き出し可能とする引き
    出し部材に搭載された画像記録用機器の電装基板とを接
    続するハーネスを収納することを特徴とする画像形成装
    置。
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