JP3441271B2 - 無線機 - Google Patents

無線機

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JP3441271B2
JP3441271B2 JP28869595A JP28869595A JP3441271B2 JP 3441271 B2 JP3441271 B2 JP 3441271B2 JP 28869595 A JP28869595 A JP 28869595A JP 28869595 A JP28869595 A JP 28869595A JP 3441271 B2 JP3441271 B2 JP 3441271B2
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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は、ダイバーシチ受信をする携帯
電話機等の無線機に関し、特に筐体を小形化した場合に
おいて、人間の手等による影響を軽減させて、良好なダ
イバーシチ効果を得ることができるようにした無線機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機のアンテナ装置として
は、特公昭63−8655公報に開示されているような
逆Fアンテナを用いたものが提案されている。この特公
昭63−8655公報には、携帯電話機の使用に際し
て、人体によるこの逆Fアンテナに対する影響を軽減す
るために筐体の背面上部にこの逆Fアンテナを配設する
構成が示されている。
【0003】図6は、この特公昭63−8655公報に
開示された逆Fアンテナを用いてダイバーシチ受信を行
うことができるようにした携帯電話機のアンテナ装置の
一例を示したもので、この構成においては、筐体1内の
基板2に外部アンテナとしてのホイップアンテナ3と内
蔵アンテナとしての逆Fアンテナ4とを設けて構成され
ており、ここで、逆Fアンテナ4は、この携帯電話機の
使用に際して、人体頭部5よるこの逆Fアンテナ4に対
する影響を軽減するために筐体1の背面上部に設けられ
ている。
【0004】しかし、上記携帯電話機のアンテナ装置に
おいては、筐体1が小さくなると、図7に示すごとく、
人間が筐体1を持ったとき、逆Fアンテナ4の一部を手
6で覆ってしまうことがあり、この場合、手6の存在に
よりアンテナの整合がずれるとともに放射を遮ってしま
うため、逆Fアンテナ4のアンテナ特性が著しく劣化す
るという不具合が生じる。
【0005】因みに、図6に示した構成において、携帯
電話機の筐体1の長さを120mmとし、人体頭部5の
みをこの携帯電話機の筐体1に接触した場合のアンテナ
利得の平均値を0dBとすると、人体頭部5と手6をこ
の携帯電話機の筐体1に接触した場合のアンテナ利得の
平均値は−3dBとなり、更に手6の位置を携帯電話機
の筐体1の上部に移動させた場合のアンテナ利得の平均
値は−6dBとなり、更に、手6で逆Fアンテナ4を覆
った場合のアンテナ利得の平均値は−10dBとなると
いう実験結果が得られている。
【0006】また、特公昭63−8655公報には、逆
Fアンテナを携帯電話機の筐体の頂部に配設する構成も
示されており、この逆Fアンテナを用いてダイバーシチ
受信を行うことができるようにした構成も考えられる
が、この場合は、この携帯電話機を人間が持った状態に
おいて、この逆Fアンテナに人体頭部が非常に近付くこ
とになるため、この場合も、この人体頭部の存在により
アンテナの整合がずれ、逆Fアンテナのアンテナ特性が
劣化するという不具合が生じる。
【0007】更に、逆Fアンテナは、図8の(a)に示
すように、この逆Fアンテナ4と基板2との間に固定台
12を配設するとともに、短絡部10および給電部11
を設けた構成、または、図8の(b)に示すように、こ
の逆Fアンテナ4と基板2との間に誘電体ブロック13
を配設するとともに、短絡部10および給電部11を設
けた構成からなり、その構造が複雑で、組み立て工数が
多く、コストも高いという問題もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとく、従来の
逆Fアンテナを用いてダイバーシチ受信を行う携帯電話
機のアンテナ装置では、携帯電話機の筐体が小形化され
たとき、人間の手または人体頭部の影響により、アンテ
ナの整合がずれ、アンテナのアンテナ特性が著しく劣化
するという不具合があり、更に、逆Fアンテナを用いた
場合、その構造が複雑で、組み立て工数が多く、コスト
も高いという問題があった。
【0009】そこで、この発明は、筐体が小形化された
場合でも良好なダイバーシチ効果を得ることのでき、し
かも構造が簡単でコストも安価な無線機を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、無線通信回路基板と、受話音声出力す
るレシーバと、筐体に内蔵可能なホイップアンテナと、
筐体に内蔵されるヘリカルアンテナとを有する無線機に
おいて、前記ヘリカルアンテナは、前記ホイップアンテ
ナが配設される位置から離間されるとともに、前記レシ
ーバと対向する位置に配設され、かつ、軸方向が前記ホ
イップアンテナに垂直でかつ前記無線通信回路基板の面
に平行になるように配設され、前記無線通信回路基板
は、切欠部を有し、前記ヘリカルアンテナは、前記切欠
部内に配設されることを特徴とする。
【0011】ここで、前記ヘリカルアンテナは、立ち上
げ部を有し、該立ち上げ部を介して前記無線通信回路基
板に接続される。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】この発明では、ダイバーシチ受信をする携
帯電話機において、内蔵アンテナにヘリカルアンテナを
用いることによって、携帯電話機の筐体内の頂部に配設
されるレシーバと対向する位置に内蔵アンテナを配設す
ることができる。この場合、この携帯電話機の筐体を人
間が手で持って通話を行うときに内蔵アンテナは、人間
の手や頭部と最も離れた位置に位置することになり、こ
れにより内蔵アンテナのアンテナ特性の劣化は最小の値
に軽減できる。
【0017】そして、このことは携帯電話機の筐体の寸
法を小型化するにしたがい顕著になる。
【0018】更に、この発明では、携帯電話機の筐体内
に内蔵される無線通信回路基板とヘリカルアンテナとの
間に立ち上げ部を設けているので、内部アンテナである
ヘリカルアンテナの自由空間での特性も改善することが
できる。
【0019】また、この発明のアンテナ装置では、給電
部分を基板に接続するだけで構成できるので、組み立て
工数が減り、コストの低減化も図れる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。
【0021】図1は、携帯無線電話機のアンテナ装置の
側面図を示し、図2は、その要部拡大正面図を示したも
のである。
【0022】図1および図2において、このアンテナ装
置は、無線通信回路基板2を内蔵するとともにその頂部
の一側部に受話音声を出力するレシーバ9(受話器)を
有する携帯無線電話機20の筐体1に配設されるもの
で、基板2の上部の一端には、この筐体1から伸縮自在
に立設され、基板2に接続されるホイップアンテナ3が
配設され、基板2の上部の他端には、ヘリカル立ち上げ
部8を介して基板2に接続される内蔵アンテナである螺
旋状のヘリカルアンテナ7が接続される。
【0023】ここで、ヘリカルアンテナ7の配設位置は
筐体1の一側部に設けられたレシーバ9との対向位置と
されている。
【0024】また、ヘリカルアンテナ7は、その螺旋部
の軸方向が前記ホイップアンテナ3に平行になるように
配設されている。
【0025】上記構成において、ヘリカルアンテナ7の
配設位置は携帯無線電話機20の筐体1の一側部に設け
られたレシーバ9との対向位置とされているので、この
携帯無線電話機20の使用状態において、携帯無線電話
機20の筐体1内に内蔵されるヘリカルアンテナ7は人
間の手や人体頭部と最も離れた位置に位置することにな
り、これにより、内蔵アンテナであるヘリカルアンテナ
7のアンテナ特性の劣化を著しく軽減することができ
る。そしてこのことは、筐体1が小形化されるほど顕著
となる。
【0026】また、ヘリカルアンテナ7は基板2にヘリ
カル立ち上げ部8を介して接続されているので、内蔵ア
ンテナであるヘリカルアンテナ7の自由空間でのアンテ
ナ特性を向上させることができる。
【0027】また、ヘリカルアンテナ7を基板2に接続
するだけの構造となっているので、組み立て工数が少な
く、低コスト化を図ることができる。
【0028】図3は図1および図2に示したアンテナ装
置が配設される携帯無線電話機20の使用状態を示す斜
視図である。
【0029】図3に示す使用状態において、携帯無線電
話機20の筐体1内に内蔵されるヘリカルアンテナ7は
人間の手6や人体頭部5と最も離れた位置に位置するこ
とがわかり、これにより、内蔵アンテナであるヘリカル
アンテナ7のアンテナ特性の劣化を著しく軽減すること
が可能になる。
【0030】なお、このヘリカルアンテナ7を用いたア
ンテナ装置と図6に示した逆Fアンテナ4を用いたアン
テナ装置との使用状態、すなわち通話時におけるアンテ
ナ特性を比較したところ、このアンテナ装置の方が約2
〜3dB利得が高かった。
【0031】また、ヘリカルアンテナ7と基板2の間に
ヘリカル立ち上げ部8を設けると、そうでない場合に比
して平均値で約1〜2dB利得が高かった。
【0032】ここで、このヘリカルアンテナ7は、図4
に示すように、その螺旋部の軸方向がホイップアンテナ
3に垂直でかつ基板2の面に垂直になるように配設して
もよい。他の構成は図1および図2に示したものと同様
である。なお、図4においては、図1および図2に示し
たヘリカル立ち上げ部8は形成されていないが、図4に
示した構成においても図1および図2に示したようなヘ
リカル立ち上げ部8を形成してもよい。
【0033】図5は、この発明に係る無線機のアンテナ
装置の一実施例を示す概略斜視図である。このアンテナ
装置において、ヘリカルアンテナ7は、その螺旋部の軸
方向がホイップアンテナ3に垂直でかつ基板2の面に平
行になるように配設される。
【0034】また、基板2のヘリカルアンテナ7の配設
箇所には、切欠部2aが形成され、ヘリカルアンテナ7
は、この切欠部2a内に配設される。
【0035】なお、この図5に示す実施例において、図
1および図2に示したヘリカル立ち上げ部8は形成され
ていないが、図5に示した構成においても図1および図
2に示したようなヘリカル立ち上げ部8を形成してもよ
い。
【0036】以上説明したように、この発明では、無線
通信回路基板と、受話音声出力するレシーバと、筐体に
内蔵可能なホイップアンテナと、筐体に内蔵されるヘリ
カルアンテナとを有する無線機において、前記ヘリカル
アンテナは、前記ホイップアンテナが配設される位置か
ら離間されるとともに、前記レシーバと対向する位置に
配設され、かつ、軸方向が前記ホイップアンテナに垂直
でかつ前記無線通信回路基板の面に平行になるように配
設され、前記無線通信回路基板は、切欠部を有し、前記
ヘリカルアンテナは、前記切欠部内に配設されるように
構成したので、人間が筐体を持って通話するとき、人間
の手や人体頭部によるアンテナ特性の劣化を著しく軽減
することができ、また、筐体が小形化された場合でも良
好なダイバーシチ効果を得ることのでき、しかも構造が
簡単でコストも安価な無線機を提供することができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯無線電話機のアンテナ装置の側面図。
【図2】図1に示したアンテナ装置の正面図。
【図3】図1および図2に示したアンテナ装置が配設さ
れる携帯無線電話機の使用状態を示す斜視図。
【図4】アンテナ装置の他の例を示す概略斜視図。
【図5】この発明に係る無線機のアンテナ装置の一実施
例を示す概略斜視図。
【図6】従来のアンテナ装置の斜視図。
【図7】従来のアンテナ装置の使用状態を示す斜視図。
【図8】従来の逆Fアンテナの構成図。
【符号の説明】
1 筐体 2 基板 3 ホイップアンテナ 5 人体頭部 6 手 7 ヘリカルアンテナ 8 ヘリカル立ち上げ部 9 レシーバ 20 携帯無線電話機
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−314984(JP,A) 特開 平7−97880(JP,A) 特開 平7−111470(JP,A) 米国特許4543581(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 21/00 H01Q 1/24 H01Q 9/32 H01Q 11/08 H04Q 7/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信回路基板と、受話音声出力する
    レシーバと、筐体に内蔵可能なホイップアンテナと、筐
    体に内蔵されるヘリカルアンテナとを有する無線機にお
    いて、 前記ヘリカルアンテナは、前記ホイップアンテナが配設
    される位置から離間されるとともに、前記レシーバと対
    向する位置に配設され、かつ、軸方向が前記ホイップア
    ンテナに垂直でかつ前記無線通信回路基板の面に平行に
    なるように配設され、 前記無線通信回路基板は、切欠部を有し、前記ヘリカル
    アンテナは、前記切欠部内に配設されることを特徴とす
    る無線機。
  2. 【請求項2】 前記ヘリカルアンテナは、立ち上げ部を
    有し、該立ち上げ部を介して前記無線通信回路基板に接
    続されることを特徴とする請求項1記載の無線機。
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KR100566251B1 (ko) * 2002-01-12 2006-03-29 삼성전자주식회사 힌지 더미에 채용된 헬리컬 안테나를 구비한 휴대용 단말기

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