JP3441264B2 - 多重系システム - Google Patents
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Description
接続されており、互いにバックアップする複数の計算機
から構成される多重系システムにおけるネットワーク・
アドレス切り替え装置に関するものである。
ステムの複数計算機相互間でデータ入力の切り替えを行
う系切り替え装置に関する例が開示されている。図21
に、ブロック図を示す。図において100はデータ通信
網、200a、200b、300はそれぞれ計算機で、
200aと200bとは互いにバックアップする2重系
計算機システムを構成している。500a、500b、
500cはそれぞれ計算機200a、200b、300
とデータ通信網100を結合するデータ通信ノードであ
る。通信ノード500a、500bにはそれぞれ2個の
アドレスレジスタを備え、これらのアドレスレジスタに
は、計算機200a、200bからプログラム制御によ
って任意のアドレスを設定することができる。計算機2
00aおよび200bが供に正常な場合は、計算機20
0aはプロセスAを実行し、計算機200bはプロセス
Bを実行する。しかし、いずれかの計算機に異常があり
動作を中止しているときは、正常に動作している計算機
によってプロセスA及びプロセスBを実行する。計算機
300ではプロセスA,Bに関するデータにはそれぞれ
宛先アドレスAD−A,AD−Bを指定して送出する。
計算機200a,200bが共に正常に動作していると
き、通信ノード500aのアドレスレジスタにはAD−
A,AD−Xのアドレスが設定されており、通信ノード
500bのアドレスレジスタにはAD−B,AD−Xの
アドレスが設定されている。AD−Xは無効アドレスで
あり該当アドレスレジスタが不動作状態にあるときも、
等価的には無効アドレスが設定されているとみなす。こ
のような状態ではプロセスAに関するデータは計算機2
00aに入力され、プロセスBに関するデータは計算機
200bに入力される。このとき、計算機200aが異
常状態となり動作を停止したことを計算機200bが検
知したときは、計算機200bは通信ノード500bの
アドレスレジスタにAD−B,AD−Aのアドレスを設
定する。但しAD−Bのアドレスは既に設定されていた
もので、AD−Xのアドレスが設定されていたレジスタ
の内容をAD−Aに変更すればよい。AD−Bの宛先ア
ドレスが指定されているプロセスBに関するデータも、
AD−Aの宛先アドレスが指定されているプロセスAに
関するデータも共に計算機200bに入力される。従っ
て、この切換において計算機300は何等の動作を必要
としない。また、この場合、通信ノード500aのアド
レスレジスタにはAD−A,AD−Xがそのまま持って
いても、残ったAD−Aが通信ノード500bのアドレ
スレジスタに設定されたAD−Aの動作に障害を与えな
ければそのままでもよく、あるいは計算機200aの状
態信号又は計算機200bからの制御によって通信ノー
ド500aにAD−X,AD−Xのアドレスを設定して
もよい。
を用いて通信を行うロードシェア型2重系に関する従来
例について述べる。ロードシェア型2重系を構成する2
台の計算機は、他の計算機に対して各々異なるサービス
を行い、一方の計算機がダウンした場合、他方の計算機
がそのサービスを引き継ぐ。ロードシェア型2重系にお
ける切替処理に関して、従来次の2つの方法があった。 (1)アドレスの引き継ぎを行わない方法 (2)アドレスの引き継ぎを行う方法 方法(1)では、系切替後はダウンした計算機で行って
いたサービスの要求先を要求側の計算機で変更する。ま
た、変更するためには変更先のアドレスを知る必要があ
る。したがって2重系のサービスを利用する全ての計算
機にこれら機能を持たせていた。方法(2)は、さらに
次の2つに分けられる。 (2a)論理アドレスのみを引き継ぐ方法 (2b)論理・物理アドレスを引き継ぐ方法
き継ぐ方法の従来例について図を用いて説明する。図2
2に構成図を示す。図において計算機1と計算機2は、
TCP/IPプロトコルを用いて通信を行うロードシェ
ア型2重系である。2重系を構成する計算機1と計算機
2は他の計算機に対して各々異なるサービスを行い、一
方の計算機がダウンした場合、他方の計算機がそのサー
ビスを引き継ぐ。計算機3はネットワークに接続され、
計算機1、計算機2と通信を行う。計算機1にはネット
ワーク・インタフェース1aとネットワーク・インタフ
ェース1bが備えられている。計算機2にはネットワー
ク・インタフェース2aとネットワーク・インタフェー
ス2bが備えられている。ネットワーク・インタフェー
ス1bはネットワーク・インタフェース2bを、ネット
ワーク・インタフェース2aはネットワーク・インタフ
ェース1aを引き継ぐために使用する。
3に示すようにIPアドレスはネットワーク部とホスト
部からなる。複数のネットワーク・インタフェースの識
別のため、ネットワーク部は接続されているLANのネ
ットワーク・アドレスと一致しなければならない。この
ため、1台の計算機に備えられた複数のネットワーク・
インタフェースを1本のLANに接続することはできな
い。すなわち、図22に示すように、1台の計算機に2
個のネットワーク・インタフェースを備える場合、LA
Nを2本使用し、LAN間接続装置が必要である。例え
ば、IPアドレス133.141.75.1を使用する
ためにはLAN#1が、IPアドレス133.142.
75.2を使用するためにはLAN#2を用いる。その
ため、LANを2本備えていても2重化によるLANの
信頼性向上のためには使用できない。また、TCP/I
Pソフトウェアは、過去の通信でわかっている論理アド
レスと物理アドレスの対応をアドレス変換テーブルに保
持し、これを物理アドレス解決のためのキャッシュとし
て使用する。図24に論理アドレス(IPアドレス)と
物理アドレスの対応を定義したアドレス変換テーブルを
示す。系切替の時には、IPアドレス133.141.
75.1に対応する物理アドレスを物理アドレス#1a
から物理アドレス#2aに変更する必要がある。そのた
め、2重系のサービスを使用するすべての計算機及びL
AN間接続装置のアドレス変換テーブルを更新する。
ぐ方法について述べる。方法(2b)は、物理アドレス
変更機能を持つLANアダプタを使用する。IPアドレ
スと物理アドレスを同時に引き継ぐことによりアドレス
変換テーブルの更新は不要となる。しかし、1台の計算
機に備えられた複数のネットワーク・インタフェースに
対してLANが複数本必要である。
構成する一方の計算機から他方の計算機に系引き継ぎを
行う場合物理アドレスの切り替えは可能であるが、論理
アドレスの切り替えについては具体的に言及されていな
い。そのため、論理アドレスを使用する場合、実現不可
能であるという問題があった。また、系切り替え後、通
信ノードが2つのプロセスA,Bのために2つのアドレ
スに関する処理を行う。そのため、通信ノードの故障に
より2つのプロセスのサービスがダウンする可能性と、
通信ノードへの通信負荷の集中による性能低下という問
題があった。また、物理アドレスを切り替えてアドレス
の引き継ぎを行う方式については述べてあるが、アドレ
スの重複を避けるために物理アドレスを固有化するため
の配慮がなされていない。そのため、LANに接続され
ている他の計算機の物理アドレスとの重複、あるいは、
システム運用開始後に新しくLANに接続された計算機
の物理アドレスとの重複などの危険性があった。
わない方法では、系切替後はダウンした計算機で行って
いたサービスの要求先を要求側の計算機で変更する必要
がある。また、変更するためには変更先のアドレスを知
る必要がある。そのため、2重系のサービスを利用する
全ての計算機に、これら機能を持たせる必要があるとい
う問題点があった。また、論理アドレスのみを引き継ぐ
方法では、1台の計算機に備えられた複数個のネットワ
ーク・インタフェースと1本のLANを接続する事がで
きない。そのため、LANを複数本使わざるをえず、L
AN間接続装置も必要になるという問題があった。ま
た、論理アドレスと物理アドレスの対応を定義するアド
レス変換テーブルを持つため、系切替時に多重系のサー
ビスを使用するすべての計算機及びLAN間接続装置の
アドレス変換テーブルを更新する必要があり、更新に時
間を要し、不確実であるという問題があった。また、論
理・物理アドレスを引き継ぐ方法は、1台の計算機に備
えられた複数個のネットワーク・インタフェースに対し
複数本のLANを必要とするという問題があった。
ためになされたもので、例えば、TCP/IPのような
論理アドレスを用いるプロトコルに対しても、適用可能
なアドレス切り替えの行える多重系システムを提供する
ことを目的とする。また、複数のLANアダプタを使用
することにより、LANアダプタの故障にため、引き継
がれた複数のサービスが同時にダウンすることがない多
重系システムを提供することを目的とする。また、複数
のLANアダプタを使用することにより、LANアダプ
タへの負荷の集中のため性能が低下することを防ぐこと
のできる多重系システムを提供することを目的とする。
また、アドレスの重複を回避できる多重系システムを提
供することを目的とする。また、物理アドレス及び論理
アドレスの通知を、多重系を構成する計算機間の系間通
信により行うことのできる多重系システムを、提供する
ことを目的とする。また、TCP/IPプロトコルのサ
ブネット機能を利用することにより、1台の計算機に備
えられた複数のネットワーク・インタフェースを、1本
のLANに接続できる多重系システムを提供することを
目的とする。
ステムは、ネットワークと、上記ネットワークに接続さ
れた主系となる計算機と従系となる計算機とを備え、上
記主系となる計算機は、固有の物理アドレスを記憶する
不揮発性メモリと固有の論理アドレスを記憶する記憶メ
モリとを備え、従系となる計算機は物理アドレスを記憶
するレジスタと論理アドレスを記憶する記憶メモリとを
備え、上記主系となる計算機は、上記主系となる計算機
の不揮発性メモリに記憶された物理アドレスを通信に使
用し、上記従系となる計算機は、上記主系となる計算機
の物理アドレスを上記従系となる計算機のレジスタに設
定し、上記主系となる計算機の論理アドレスを上記従系
となる計算機の記憶メモリに設定し、上記主系となる計
算機に障害が発生した場合、上記従系となる計算機が上
記主系となる計算機に代わり主系となることを特徴とす
る。
記主系となる計算機は、さらに、物理アドレスを記憶す
るレジスタを備え、上記従系となる計算機は、さらに、
固有の物理アドレスを記憶する不揮発性メモリを備え、
上記主系となる計算機は、上記従系となる計算機の物理
アドレスを上記主系となる計算機のレジスタに設定し、
上記従系となる計算機の論理アドレスを上記主系となる
計算機の記憶メモリに設定し、上記計算機のいずれか一
方の計算機に障害が発生した場合、他方の計算機が一方
の計算機に代わり主系となることを特徴とする。
ワーク・アドレスを有するネットワークと上記ネットワ
ークに接続された主系となる計算機と従系となる計算機
とを備え、上記従系となる計算機は、上記主系となる計
算機の物理アドレスと論理アドレスを記憶し、上記従系
となる計算機の物理アドレスと論理アドレスを記憶し、
上記主系となる計算機は上記論理アドレスの所定数のビ
ットを上記ネットワーク・アドレスに割り当て上記主系
となる計算機内に少なくともひとつのネットワーク・イ
ンタフェースを備え、上記従系となる計算機は上記論理
アドレスの上記所定数より多くのビットを上記ネットワ
ーク・アドレスに割り当て上記従系となる計算機内に複
数のネットワーク・インタフェースを備え、上記主系と
なる計算機に障害が発生した場合、上記従系となる計算
機が上記主系となる計算機に代わり主系となることを特
徴とする。
記主系となる計算機は、さらに、上記主系となる計算機
の物理アドレスと論理アドレスを記憶し、上記従系とな
る計算機の物理アドレスと論理アドレスを記憶し、上記
論理アドレスの上記所定数より多くのビットを上記ネッ
トワーク・アドレスに割り当て上記主系となる計算機内
に複数のネットワーク・インタフェースを備え、上記計
算機のいずれか一方の計算機に障害が発生した場合、他
方の計算機が一方の計算機に代り主系となることを特徴
とする。
算機を備え、上記従系となる計算機を1台備え、上記従
系となる計算機は残りのN−1台の計算機のいずれかに
障害が発生した場合障害が発生した計算機を代替するこ
とを特徴とする。
記従系となる計算機は、さらに、複数のネットワーク・
インタフェースを備え、複数台の計算機の従系となるこ
とを特徴とする。
算機を備え、上記N台の計算機はそれぞれ複数のネット
ワーク・インタフェースを備え、互いに他の計算機の従
系となりうることを特徴とする。
に、上記主系となる計算機と上記従系となる計算機の間
で上記物理アドレスと上記論理アドレスを通知するため
の系間通信装置と系間通信路を備えることを特徴とす
る。
に、従系となる計算機が代替される計算機の動作を停止
させることを特徴とする。
に、計算機が稼働する時、主系の計算機が稼働中の場
合、主系の計算機の従系となることを特徴とする。
ワークと、上記ネットワークに接続された第1の計算機
と第2の計算機とを備え、上記第1の計算機と上記第2
の計算機のいずれか一方の計算機に障害が発生し他方の
計算機が一方の計算機を代替する時、他方の計算機が一
方の計算機の動作を停止させることを特徴とする。
ワークと、上記ネットワークに接続された第1の計算機
と第2の計算機とを備え、上記第1の計算機と上記第2
の計算機のいずれか一方の計算機が稼働する時、他方の
計算機が稼働中の場合、稼働する計算機は、稼働中の計
算機の従系となることを特徴とする。
ット)により接続された計算機による多重系システムを
前提とする。多重系システムは、主系となる計算機と従
系となる計算機から構成され、主系として稼働する計算
機がダウンした場合、この計算機が行っていたサービス
を従系となる計算機が引き継ぐものである。この実施の
形態は、サービスを引き継いだ計算機が、ダウンした計
算機と同一のネットワーク上のアドレスを持つことによ
り、多重系にサービスを要求するLAN上の他の計算機
が、サービス引き継ぎに伴うネットワーク構成の変更を
意識することなく多重系にサービスの要求を継続できる
ことを特徴とする。また、主系の計算機は、LANアダ
プタに固有の物理アドレスを記憶しているROMを持つ
LANアダプタを備える。従系の計算機は主系の計算機
の固有の物理アドレスを引き継ぐためにレジスタを持つ
LANアダプタを備えることを特徴とする。
接続したネットワーク構成の概略を図1に示す。2重系
を構成する計算機1と計算機2は同一のLAN11に接
続されている。2重系が接続されているLAN11はL
AN間接続装置13、広域網15、LAN間接続装置1
4によりLAN12と接続されている。2重系にサービ
スを要求する計算機9は、LAN11に接続され、計算
機10はLAN12に接続されている。LANを用いる
場合、通信を行う全ての計算機にはユニークなネットワ
ーク上のアドレスが割り当てられ、通信時にはこのアド
レスが宛て先・送信元計算機を指定するために使用され
る。図では、計算機1に対しアドレス1、計算機2に対
しアドレス2、計算機9に対しアドレス9、・・・が割
り当てられている。ネットワーク上のアドレスは実際に
は、LANアダプタに固有の物理アドレスと通信ソフト
ウェアが管理する論理アドレスからなる。そのため、図
1のアドレス1は、物理アドレス1及び論理アドレス1
からなる。
機2の構成図を示す。計算機1と計算機2はホットスタ
ンバイ型の2重系システムである。2重系の運用開始時
には計算機1が主系としてサービスを行う。計算機2
は、主系である計算機1がダウンした場合サービスを引
き継ぐ従系であるが、計算機1が主系として稼働中は計
算機2として独自のサービスは行わない待機系である。
主系として稼働する計算機1は、LANアダプタ21、
通信ソフトウェア45を備える。LANアダプタ21は
ROM31を備え、ROM31にはLANアダプタ21
に固有の物理アドレスが記憶されている。待機系として
稼働する計算機2は、LANアダプタ22、通信ソフト
ウェア45を備える。LANアダプタ22はレジスタ3
6を備える。レジスタ36は、計算機1がダウンした場
合計算機1のサービスを引き継ぐために、LANアダプ
タ21に固有な物理アドレスを書き込む。また、2重系
の論理アドレスLをアドレス設定ファイルにあらかじめ
設定しておく。アドレス設定ファイルは両計算機とも同
じ内容のものを独立に持ち、計算機1はアドレス設定フ
ァイル41を、計算機2はアドレス設定ファイル42を
それぞれ備える。なお、2重系以外の計算機は、2重系
の論理アドレスとしてLのみを使用する。
ある。ステップS10において、計算機1は、アドレス
設定ファイル41から読み込んだ論理アドレスLを通信
ソフトウェア45に設定する。ステップS12におい
て、LANアダプタ21のROM31に記憶されている
物理アドレスPを用いて通信処理を行う。図4は、待機
系となる計算機2の処理の流れである。ステップS14
において、計算機2は、アドレス設定ファイル42から
読み込んだ論理アドレスLを通信ソフトウェア45に設
定する。計算機1と計算機2で、同一の論理アドレスを
設定する。ステップS16において、主系がダウンした
かどうか判定する。YESすなわち、主系がダウンした
ならば、S18の処理へ分岐する。ステップS18にお
いて、LANアダプタ22のレジスタ36に物理アドレ
スPを設定する。この場合、オペレータが計算機1の物
理アドレスPをあらかじめ知っており、レジスタ36に
設定する。待機系の計算機2では、主系の計算機1と同
様に起動の直後、論理アドレスを設定するが物理アドレ
スは設定しない。主系の計算機1のダウンを検出した後
に物理アドレスをレジスタに書き込み、ダウン以前の主
系と同じアドレスで通信を開始する。しかし、LANア
ダプタ22のレジスタ36に物理アドレスが設定されて
も計算機2の物理アドレスとして通信に使用されないな
ら、このステップはS16の前におかれてもよい。ステ
ップS20において、計算機2は、計算機1の処理を引
き継ぐ。
ビスを引き継ぐ待機系の計算機がダウンした主系の計算
機の物理アドレス・論理アドレスの両方を引き継ぐもの
である。論理アドレスは、両計算機の通信ソフトウェア
に同じ論理アドレスを設定しておく。また、主系の計算
機はLANアダプタに固有の物理アドレスをROMに設
定し、通信に用いる。待機系の計算機では引き継ぎの
際、LANアダプタのレジスタに主系の計算機の物理ア
ドレスを設定することにより、主系の計算機の物理アド
レスを引き継ぐ。これにより、2重系が、ダウンした計
算機の行っていたサービスをダウン以前と全く同一のア
ドレスで継続することを可能にする。そのため、2重系
にサービスを要求する他の計算機は、アドレス変更に関
する機能を組み込むことなく、引き継ぎに伴うネットワ
ーク構成の変更を意識しないで通信の継続が可能にな
り、2重系以外の計算機に対して透過なアドレス引き継
ぎが実現される。また、その際に不正な、すなわち、重
複した物理アドレスの使用を回避することができる。
系を構成するそれぞれの計算機に、LANアダプタに固
有の物理アドレスを保持するためのROMと、物理アド
レスを設定するレジスタを持つLANアダプタを備え、
どちらの計算機も主系となりうるホットスタンバイ型2
重系システムについて述べる。
ステムの構成図を示す。図5と図2の相違は、計算機
1、計算機2のLANアダプタにROMとレジスタが備
えられている点である。すなわち、計算機1のLANア
ダプタ21にROM31とレジスタ35を備える。計算
機2のLANアダプタ22にROM32とレジスタ36
を備える。上記実施の形態と同様に、計算機1及び計算
機2から構成されるホットスタンバイ型の2重系であ
る。2重系の論理アドレスLをアドレス設定ファイル4
1、42にあらかじめ設定しておく。アドレス設定ファ
イルは両計算機とも同じ内容のものを独立に持ち、2重
系以外の計算機は2重系の論理アドレスとしてLのみを
使用する。主系となる計算機1のROM31に、LAN
アダプタ21に固有の物理アドレスPが設定されてい
る。通信ソフトウェア45は、ROM31から物理アド
レスPを読み取り、これをレジスタ35に設定する。L
ANアダプタ21は、レジスタに設定された値Pを物理
アドレスとして送受信を行う。待機系となる計算機2
は、ROM32にLANアダプタ22に固有の物理アド
レスが設定されている。しかし、計算機1を引き継ぐと
き、オペレータが、計算機1で使用していた物理アドレ
スPを通信ソフトウェア45に設定し、通信ソフトウェ
ア45がLANアダプタ22のレジスタ36にこの物理
アドレスPを設定する。このようにして、待機系の計算
機は、主系の論理アドレスと物理アドレスを引き継ぐ。
図5では、計算機1を主系とし、計算機2を待機系とし
ているが、LANアダプタ21とLANアダプタ22
は、ともにROMとレジスタを備えているため、どちら
の計算機も主系となり得る点が特徴である。
理の流れを示す。計算機1、計算機2はどちらも主系と
なりうるが、図5で示すように計算機1を主系、計算機
2を待機系とする。はじめに、計算機1の処理の流れを
図6を用いて説明する。ステップS22において、計算
機1はアドレス設定ファイル41から論理アドレスLを
読み込み通信ソフトウェア45に設定する。ステップS
24において、自機が主系として働くか否かを判定し、
YESであるので、ステップS26の処理へ分岐する。
ステップS26において、計算機1の通信ソフトウェア
45はLANアダプタ21のROM31から物理アドレ
スPを読み込み、次にこの物理アドレスPをレジスタ3
5に設定する。ステップS28において、主系として処
理を行う。
説明する。ステップS22において、計算機2はアドレ
ス設定ファイル42から、論理アドレスLを読み込み通
信ソフトウェア45に設定する。ステップS24におい
て、計算機2は主系として働かないと判断され、NOと
なり、ステップS30の処理へ分岐する。ステップS3
0において、主系がダウンか否か判定を行う。YES、
すなわち、主系のダウンが検出された場合、ステップS
32の処理を行う。ステップS32において、オペレー
タが主系の物理アドレスPを計算機2の通信ソフトウェ
ア45に設定する。そして通信ソフトウェア45が、主
系の物理アドレスPをLANアダプタ22のレジスタ3
6に設定する。ステップ34において、計算機2は、ダ
ウンした主系の計算機1の物理アドレスPと論理アドレ
スLを用いて主系の処理を引き継ぐ。
を構成する計算機のLANアダプタにともにレジスタと
ROMを備える。主系は、アドレス設定ファイルから読
み込んだ論理アドレスを通信ソフトウェアに設定し、L
ANアダプタのROMから読み込んだ物理アドレスをレ
ジスタに設定する。待機系では、主系と同様に論理アド
レスを設定し、主系のダウンが検出された後に主系の物
理アドレスをレジスタに書き込み、ダウン以前の主系と
同じ物理、論理アドレスで通信を開始する。このよう
に、2重系はサービスの引き継ぎ後も、引き継ぎ以前と
全く同様の論理アドレス、物理アドレスでサービスを行
うことが可能になり、2重系以外の計算機に対して透過
なアドレス引き継ぎが実現される。また、その際に重複
した物理アドレスを使用することがない。また2重系を
構成する計算機が同じ構成を備えているため、どちらの
計算機が主系となってもよい。
系、待機系の間で系間通信装置及び系間通信路を利用
し、主系・待機系の間で重複した物理アドレスを使用す
ることのないホットスタンバイ型2重系について述べ
る。
の物理アドレスを自動的に知る手段が無いため、オペレ
ータの入力等に頼る必要があった。そのため、入力誤り
による待機系における物理アドレスの重複、あるいは物
理アドレスの不整合の危険があった。また、主系と待機
系でアドレス設定ファイルの内容が異なることによる、
論理アドレスの不整合の危険性もあった。そこで、この
実施の形態ではこれらの危険性を回避するために、主系
・待機系の間で系間通信装置及び系間通信路を備え、主
系から待機系に自動的に物理アドレスと論理アドレスを
通知する2重系システムについて述べる。図7に2重系
の構成図を示す。図5との相違をのべる。2重系を構成
する計算機1と計算機2がそれぞれ系間通信装置51と
系間通信装置52を持つ。両計算機の系間通信装置5
1、52は系間通信路50を使用して物理アドレスと論
理アドレスの通知を行う。また、アドレス設定ファイル
41は主系(計算機1)にのみ存在し、論理アドレスL
が設定されている。
待機系に物理・論理アドレスを主系から通知する点が上
記実施の形態との相違点である。図の処理の流れは、主
系、待機系どちらの計算機にも適用可能なものである。
はじめに、計算機1が主系として働く場合の処理を説明
する。ステップ40において、計算機1が主系として働
くか否か判定しYES,すなわち主系として働くのでS
42に分岐する。ステップS42において、計算機1の
通信ソフトウェア45は、アドレス設定ファイル41よ
り論理アドレスLを読み込み通信ソフトウェア45に設
定する。ステップS44において、通信ソフトウェア4
5はLANアダプタ21のROM31より物理アドレス
Pを読み込み、レジスタ35に設定する。ステップS4
6において、計算機1は物理アドレスP、論理アドレス
Lを待機系の計算機へ通知する。ステップS48におい
て、処理を開始する。
場合を、図8を用いて説明する。ステップS40におい
て、計算機2が主系として働くか否か判定する。計算機
2は、待機系であるのでNOとなり、ステップS50に
分岐する。ステップS50において、計算機2は、主系
より物理アドレスPと論理アドレスLの通知を受ける。
ステップS52において、計算機2は、通信ソフトウェ
ア45に通知された論理アドレスLを設定する。ステッ
プS54において、主系がダウンしたか否か判定する。
主系がダウンしたと判定された場合、すなわちYESの
場合、ステップS56の処理へ進む。ステップS56に
おいて、LANアダプタ22のレジスタ36に物理アド
レスPを設定する。ステップS58において、ダウンし
た計算機1の物理アドレスPと論理アドレスLを用いて
主系の処理を引き継ぐ。
待機系の間で系間通信装置及び系間通信路を備え、主系
から待機系へ物理アドレスと論理アドレスを通知する。
そのため、2重系以外の計算機に対して透過なアドレス
引き継ぎが実現されると同時に、オペレータを介さない
ため、主系・待機系における重複した物理アドレスの使
用、主系と待機系の間での物理・論理アドレスの不整合
の危険性がなくなる。
が処理を引き継いだ後、主系であった計算機を強制リセ
ットすることにより、誤認ダウンによる物理・論理アド
レス重複を避けるホットスタンバイ型2重系について述
べる。
知る系間の監視にはハートビートなど従来の方法を用い
る。しかし、これには常に誤認ダウン、つまり主系がダ
ウンしていないにもかかわらず待機系が主系ダウンと判
断してしまう危険性がある。誤認ダウンが発生すると、
主系と待機系が同一の物理・論理アドレスを持つことに
なり、ネットワーク上でアドレスの重複が生じる。これ
を回避するために、この実施の形態では、待機系が主系
を強制リセットする。
る。図9に処理の流れを示す。図8の処理の流れと異な
る点は、ステップS60の待機系による主系の強制リセ
ットである。他の処理は、図8と同様であるので説明は
省略する。
以外の計算機に対して透過なアドレス引き継ぎが実現さ
れると同時に、主系・待機系における重複物理アドレス
の使用、主系と待機系の間でのアドレス不整合の危険性
がなくなる。また、待機系に処理が移行した後、主系の
計算機を強制的にリセットするので、誤認ダウンによる
主系・待機系間でのアドレス重複の危険性がなくなる。
が稼働する際、他の計算機が既に主系として稼働してい
るか判別を行い、主系が2台稼働することに伴うアドレ
スの重複を避けるホットスタンバイ型2重系について述
べる。
いだ後にダウンした計算機を起動すると、主系として動
作する計算機が2台稼働する。その結果、物理・論理ア
ドレスが重複し、2重系の動作に支障を来す。そこで、
主系が再び起動する時に系間通信装置を用いて、待機系
がすでにサービスを引き継いでいるか否か判定する。2
重系システムの構成図は、図7を用いる。図10に処理
の流れを示す。図9との違いは、ステップS62におい
て計算機起動時に主系が既に存在するかどうかを判別
し、主系がすでに存在する場合は待機系として動作する
点である。
再び起動する時に系間通信装置を用いて、待機系がすで
にサービスを引き継いでいるか判別を行う。そのため、
2重系以外の計算機に対して透過で、待機系に引き継ぎ
の際、アドレス重複の危険が無いアドレス引き継ぎが実
現される。また同時に、ダウン後の計算機再起動時に主
系が2台稼働することによるアドレス重複の危険性がな
くなる。また、2重系を構成する2つの計算機が交互に
主系・待機系として動作することにより、復旧時の系切
替が不要になる。
1〜計算機N−1に対して計算機Nを待機系とするN重
系システムについて述べる。
系として動作する計算機1台あたり待機系が1台必要で
あった。多重系システムをこのように構成すると、必要
な計算機の数は多重系システムの倍の台数の計算機が必
要になる。多重系システムの構成図を図11に示す。独
立したサービスを行う計算機1〜計算機N−1の各々に
対して計算機Nが待機系として動作する。例えば、計算
機1がダウンした場合、計算機Nがダウンした計算機1
の代わりに稼働し、計算機1は再起動後は計算機2〜計
算機Nの待機系として動作する。一台の計算機が、同時
に複数の計算機をバックアップすることはできないが、
同時に複数の計算機がダウンする可能性は低いので、こ
の方式で十分である。
システムにおいて、多重化によって2台以上の計算機の
高信頼化が要求される場合、実質的な機能を2重系と同
じに保ちつつコストを下げることができる。
ット機能を利用した、TCP/IPプロトコルを用いて
通信を行うロードシェア型2重系が対象であり、TCP
/IPソフトウェアのサブネット機能を利用して、1本
のLANで論理アドレスと物理アドレスの同時引き継ぎ
を実現する。また、物理アドレスを変更するために、上
述の実施の形態と同じようにレジスタ及び固有の物理ア
ドレスを保持するためのROMを持つLANアダプタを
使用する。ロードシェア型2重系を構成する2台の計算
機は他の計算機に対して各々異なるサービスを行ない、
かつ一方の計算機がダウンした場合、他方の計算機がそ
のサービスを引き継ぐものである。
ステムの構成図を示す。計算機1と計算機2はロードシ
ェア型2重系である。LAN11に接続されている計算
機9と計算機10は、2重系の計算機にたいし、サービ
スを要求する計算機である。LAN11のネットワーク
・アドレスは、133.141である。計算機1、2、
9、10は、それぞれTCP/IPソフトウェア60と
LANアダプタを備える。計算機1は、TCP/IPソ
フトウェア60の中で2つのIPアドレス#1aとIP
アドレス#1bを持つ。IPアドレス#1aには13
3.141.75.1が、IPアドレス#1bには13
3.141.203.2が設定される。また、2つのL
ANアダプタ21aとLANアダプタ21bを備え、L
ANアダプタ21aには物理アドレス#1を、LANア
ダプタ21bには物理アドレス#2を用いる。上記IP
アドレス#1aとLANアダプタ21aによりネットワ
ーク・インタフェース61aを構成し、IPアドレス#
1bとLANアダプタ21bによりネットワーク・イン
タフェース61bを構成する。計算機1は自機のサービ
スのためにネットワーク・インタフェース61aを使用
する。計算機2がダウンした時、計算機1は自機のサー
ビスをネットワーク・インタフェース61aで続行し、
計算機2のサービスをネットワーク・インタフェース6
1bを使って引き継ぐ。同様に計算機2は、TCP/I
Pソフトウェア60の中で2つのIPアドレス#2aと
IPアドレス#2bをもつ。IPアドレス#2aには、
133.141.75.1が、IPアドレス#2bに
は、133.141.203.2が設定されている。ま
た、2つのLANアダプタ22aとLANアダプタ22
bを備え、LANアダプタ22aには物理アドレス#1
を、LANアダプタ22bには物理アドレス#2を割り
当てる。上記IPアドレス#2aとLANアダプタ22
aにより、ネットワーク・インタフェース62aを構成
し、IPアドレス#2bとLANアダプタ22bによ
り、ネットワーク・インタフェース62bを構成する。
計算機9には、LANアダプタ29とPCP/IPソフ
トウェア60を備えている。TCP/IPソフトウェア
60にIPアドレス#3を備える。IPアドレス#3に
は、133.141.75.3のIPアドレスが設定さ
れている。LANアダプタ29には、物理アドレス#3
を割り当てる。同様に計算機10には、IPアドレス#
4として133.141.203.4が設定され、LA
Nアダプタ30には物理アドレス#4が設定されてい
る。計算機2は、計算機1がダウンしていないときは、
ネットワーク・インタフェース62bを使用する。計算
機1がダウンした場合、計算機2はネットワーク・イン
タフェース62bで自機のサービスを続行し、ネットワ
ーク・インタフェース62aで計算機1のサービスを引
き継ぐ。このように2重系を構成する計算機1、2にお
いてのみネットワーク・インタフェースを2つ備え、2
重系にサービスを要求する計算機9、10では、ネット
ワーク・インタフェースはそれぞれ1つずつ備えてい
る。
スからネットワーク・アドレスを知るためにサブネット
・マスクを使用する。サブネット・マスクはIPアドレ
スのうち上位の何ビットをネットワーク・アドレスであ
るとみなすか指定するものである。通常は1つのLAN
に接続される計算機全てが各自同じサブネット・マスク
を設定する。しかしこの実施の形態では、2重系を構成
する計算機のみ、サブネット・マスクを他の計算機が設
定しているものより1ビット長く設定する。これによ
り、計算機1、2はそれぞれネットワーク・インタフェ
ースを2つ備えることができ、1つのネットワーク・イ
ンタフェースで自機のサービスを、もう1つネットワー
ク・インタフェースで他方の計算機のサービスの引き継
ぎが行える。2重系が使用する二つのIPアドレス13
3.141.75.1と133.141.203.2を
例にサブネット・マスクについて図13を用いて説明す
る。2重系以外の計算機では図13(a)に示すよう
に、ネットワーク・アドレスを示すネットワーク部とし
て上記IPアドレスの上位16ビットを用いる。2重系
以外の計算機において、上記2つのIPアドレスに関し
ても上位16ビットを用いるため、ネットワーク部は1
33.141となり同じネットワーク・アドレスとな
る。
(b)に示すように、IPアドレスの上位17ビットを
ネットワーク部とする。2重系のネットワーク部は、二
つのIPアドレス、133.141.75.1と13
3.141.203.2の17ビットめにそれぞれ”
0”、”1”がくるため、異なるネットワーク・アドレ
スとなる。例えば計算機1を例に取ると、計算機1の内
部ではネットワーク・アドレスの違いにより、ネットワ
ーク・インタフェース61aと61bのどちらを使用す
るか区別できる。しかし、2重系以外の計算機からは計
算機1の2つのネットワーク・インタフェースは、LA
N11につながる同一のネットワーク・アドレスを持つ
とみなされる。このように設定することで2重系を構成
する計算機1、2が、それぞれ二つのネットワーク・イ
ンタフェースを1本のLANに対して持つことができ、
一方を自系が行うサービスに使用し、もう一方を他系が
ダウンした際の引き継ぎに使用することができる。例え
ば、計算機1がダウンし計算機2が計算機1と計算機2
のサービスを行う場合、送信するときどちらのネットワ
ーク・インタフェース、すなわち、LANアダプタを使
うかを異なるネットワーク・アドレスにより指定するこ
とができる。なお、この実施の形態では、互いに他の計
算機のバックアップとなる場合である。しかし、計算機
2にのみバックアップ機能を持たせるときは、計算機1
のサブネット・マスクは16ビットとしネットワーク・
インタフェースを1つ持たせ、計算機2のサブネット・
マスクは17ビットとし、ネットワーク・インタフェー
スを2つ持たせる。
方式を用いる。図12には図示していないが、LANア
ダプタにレジスタとROMを備える。物理アドレス#1
はLANアダプタ21aのROMに記憶された値を用
い、LANアダプタ21aのレジスタに設定する。計算
機1がダウンした後、計算機2のLANアダプタ22a
のレジスタに物理アドレス#1を設定することで、重複
を回避した物理アドレスの引き継ぎが行える。
こで以後、計算機1で行うサービスをサービスAと呼
び、計算機2の行うサービスをサービスBと呼ぶことに
する。ステップS70において、IPアドレス133.
141.75.1をネットワーク・インタフェース62
aに設定し、IPアドレス133.141.203.2
をネットワーク・インタフェース62bに設定する。ス
テップS72において、LANアダプタ22bのROM
より、物理アドレス#2を読み込み、レジスタに設定す
る。ステップS74において、計算機2は、サービスB
を開始する。ステップS76において、計算機1がダウ
ンしたか否か調べる。計算機1がダウンしたことが検知
されたならば、すなわち、YESならば、ステップS7
8以下の処理を行う。ステップS78において、計算機
2は、LANアダプタ22aのレジスタに物理アドレス
#1を設定する。物理アドレス#1は計算機1の通信で
使用していた物理アドレスである。ステップS80にお
いて計算機2は、計算機1のサービスAを引き継ぎ、開
始する。
IPソフトウェアのサブネット機能を利用し、1本のL
ANに対し2つのネットワーク・インタフェースを持た
せる。また、LANアダプタにレジスタとLANアダプ
タに固有の物理アドレスを記憶するROMを備えること
により物理アドレスの重複を回避した引き継ぎを実現す
る。そのため、ロードシェア型の2重系において、他の
計算機から透過でネットワーク設定の変更が一切必要な
いアドレス引き継ぎを1本のLANで実現できる。な
お、この方法は論理アドレスがネットワーク部とホスト
部から構成されるどのようなプロトコルにたいしても、
TCP/IPにおけるサブネット機能に相当するネット
ワーク部の設定機能を用いて適用可能である。
の計算機と系間通信路を備え、1台の計算機が他の計算
機のいずれか1台がダウンしたとき、代替することを特
徴とする多重系システムについて述べる。
持つ計算機1台からなるN重系システムであるが、例え
ばN=4の場合の構成図を図15に示す。多重系システ
ムは、計算機1、2、3及び4の計4台から構成され
る。計算機4は、バックアップ機能を持つ計算機であ
る。計算機1、2、3は多重系以外の計算機と同じサブ
ネット・マスクを持ち、ネットワーク・インタフェース
をそれぞれ1つ持つ。計算機4は他の計算機より1ビッ
ト多いサブネット・マスクを持ち、自機のサービスに用
いるネットワーク・インタフェース64aとバックアッ
プ用のネットワーク・インタフェース64bを備える。
計算機1、2、3のうち1台がダウンした場合に、ネッ
トワーク・インタフェース64bを用いて上記実施の形
態で示した方法で引き継ぎを行う。また、計算機1〜計
算機4は系間通信路50により接続されている。そし
て、計算機1〜計算機4には、それぞれ系間通信装置5
1から54が備えられている。系間通信路50によりバ
ックアップ機である計算機4は他の計算機1〜3のアド
レスとを知る。また、計算機1〜3のいずれかがダウン
した場合、通知を受ける。
テップS82において、IPアドレス133.141.
203.4をネットワーク・インタフェース64aに設
定する。ステップS84において、LANアダプタ24
aのROMより物理アドレス#4aを読み込みレジスタ
に設定する。ステップS86において、系間通信路50
により、計算機1〜3のアドレスを知る。この場合、ア
ドレスはIPアドレスと物理アドレスのことである。ス
テップS88において、計算機4は、自機のサービスを
開始する。ステップS90において、計算機n、すなわ
ち計算機1〜3のいずれかがダウンしたか調べる。YE
Sすなわち計算機1〜3のいずれか1台がダウンしたな
らばステップS92の処理へ移る。計算機1〜3のいず
れかがダウンした場合系間通信路50により計算機4に
通知される。ステップS92において、IPアドレス1
33.141.75.nをネットワーク・インタフェー
ス64bに設定する。以後、nは1〜3いずれかであ
る。ステップS94において、LANアダプタ24bの
レジスタに故障した計算機の物理アドレス#nを設定す
る。ステップS96において、計算機4は、計算機nの
サービスを引き継ぎ、処理を開始する。
システムにおいて1台の計算機が他の計算機のいずれか
1台がダウンしたとき代替するものである。例えば、N
台の多重系システムの場合、実施の形態7で述べたよう
にN台の計算機にそれぞれ2枚のLANアダプタを備え
れば2N枚のLANアダプタが必要である。これに対
し、この実施の形態ではN+1枚のLANアダプタを備
えればよい。多重系システムで複数の計算機が同時にダ
ウンするケースはまれであり、複数台の計算機を1台の
計算機でバックアップすれば良い。そのため、使用され
ないLANアダプタを最小限に押さえてコストを低く押
さえることができる。
クアップ機能をもつ1台の計算機が複数ネットワーク・
インタフェースを備え、複数の計算機のサービスを引き
継ぎ可能なロードシェア型多重系について述べる。
プ機能を持つ計算機が他の計算機のサービスを引き継い
でいると、それ以上の引き継ぎは不可能である。この実
施の形態における多重系システムは、バックアップ機能
を持つ計算機が上述の物理アドレス変更可能なLANア
ダプタを複数持ち、かつ他の計算機より多いビット数の
サブネット・マスクを持つことにより、複数のネットワ
ーク・インタフェースを備える。これにより、複数計算
機のサービスを同時に引き継ぐことができる。
図において、4重系は、計算機1、2、3、4から成
る。計算機4のみバックアップ機能を備える。バックア
ップ用の計算機4は、自機のサービスのためのネットワ
ーク・インタフェース64aとバックアップ用ネットワ
ーク・インタフェース64b、64c、64dを備え
る。3つのバックアップ用ネットワーク・インタフェー
ス64b、64c、64dは、計算機1から3がダウン
したときにサービスを引き継ぐために用いる。ネットワ
ーク・インタフェース64aから64dには、LANア
ダプタ24aから24dと、IPアドレス#4aから#
4dがそれぞれ備えられている。IPアドレス#4bか
ら#4dには、それぞれ計算機1から計算機3のIPア
ドレスが設定され、対応する計算機がダウンしたときに
用いられる。アドレスの引き継ぎに関しては上記実施の
形態と同じ方法であるが、IPアドレスの使用方法に特
徴があるので以下に述べる。多重系の計算機は、ネット
ワーク部として18ビットを使用する。図18に示すよ
うに、多重系を構成する各計算機のサブネット・マスク
は、4台の計算機を識別できるように18ビット用い
る。多重系以外の計算機のサブネット・マスクは16ビ
ットである。IPアドレスは、計算機1から計算機4そ
れぞれが、133.141.11.1、133.14
1.75.2、133.141.139.3、133.
141.203.4と設定する。そのため、17ビット
と18ビットで’00’、’01’、’10’、’1
1’となり4台の計算機を識別できる。これにより、4
台の計算機に対応した4つのネットワーク・アドレスを
認識することが可能である。一般にN重系の場合は、ネ
ットワーク部としてlog2Nビット余分に使用すれば
識別可能である。
ップ機に複数のネットワーク・インタフェースを備える
ことにより、複数の計算機のサービスを同時に引き継ぐ
ことができる。そのため、システムの可用性が高くな
る。
の計算機がバックアップ機能を持つロードシェア型多重
系について述べる。上記実施の形態では、複数台の計算
機のバックアップまで可能であるが、バックアップ機能
を持つ計算機がダウンした場合にはサービスが停止す
る。特に既に他の計算機のサービスを引き継いでいた場
合には、複数のサービスが同時に停止することになる。
また2重系が複数存在するように2台1組としたシステ
ムにおいては、ある2重系を構成する計算機が2台とも
ダウンした場合、他の2重系には引き継ぎ用のネットワ
ーク・インタフェースが未使用の状態で残っているにも
かかわらずダウンした計算機が行っていた2つのサービ
スはともに停止してしまう。この実施の形態における多
重系システムにおいて、各計算機は2つのネットワーク
・インタフェースを備える。正常時には一方のネットワ
ーク・インタフェースを用いて自機用のサービスを行っ
ており、その他にバックアップ用ネットワーク・インタ
フェースを備える。全ての計算機が他のどの計算機をも
バックアップできることが特徴である。
計算機1は、系間通信装置51と2つのLANアダプタ
21a、21bと2つのIPアドレスを備える。ネット
ワーク・インタフェース61aは、LANアダプタ21
aとIPアドレス#1(133.141.11.1)か
ら成り、自機のサービスのために用いる。ネットワーク
・インタフェース61bは、バックアップ用でありLA
Nアダプタ21bとIPアドレスから成るが、IPアド
レスはダウンした計算機のサービスを引き継ぐまで未定
である。計算機2から4も計算機1と同様の構成であ
る。また、計算機1から4は、系間通信路50で接続さ
れている。また、多重系を構成する各計算機のサブネッ
ト・マスクは、4台の計算機を識別できるように18ビ
ット用いる。多重系以外の計算機のサブネット・マスク
は16ビットである。IPアドレスは、計算機1から計
算機4それぞれが、133.141.11.1、13
3.141.75.2、133.141.139.3、
133.141.203.4とし、上記実施の形態で示
したように17、18ビットで4台の計算機を識別でき
る。以上のような構成により、全ての計算機が他のどの
計算機をもバックアップ可能である。
かである)に、注目した場合の処理の流れを示す。この
処理の流れは、計算機nが他の計算機のダウンを検出し
た場合にはサービスn−1(n−1は他の計算機の番号
とする)を、他の計算機からサービスKの引き継ぎを依
頼された場合にはサービスKを引き継ぎ対象とする。既
に他の計算機のサービスを引き継いでいる場合は、引き
継ぎ対象のサービスの引き継ぎを他の計算機に依頼す
る。以下、図を用いて処理の流れを説明する。ステップ
S100において、ネットワーク・インタフェース6n
aにIPアドレス、物理アドレスを設定する。ステップ
S102において、サービスnを開始する。ステップS
104において、他の計算機がダウンしたか否か判定す
る。他の計算機がダウンしていないとき、すなわち、N
OならばステップS106に分岐する。ステップS10
6において、他の計算機がサービスKを依頼したかどう
か判定する。他の計算機がサービスを依頼していないな
らば、すなわちNOならば、ステップS104へ戻る。
ステップS106において、他の計算機がサービスKを
依頼したとき、すなわちYESの時、ステップS110
に分岐する。ステップS110において、S=Kとす
る。次に、ステップS112へ行く。ステップS104
において、他の計算機がダウンしたすなわち、YESで
あると判定されると、ステップS108の処理へ分岐す
る。ステップS108において、S=n−1とする。こ
こで、n−1はダウンした計算機の番号である。次に、
ステップS112へ行く。ステップS112において、
計算機nがサービスの引き継ぎが可能であるか判定す
る。サービスの引き継ぎが可能であれば、すなわちYE
SならばステップS114の処理を行う。ステップS1
14において、アドレスの引き継ぎを行う。アドレスの
引き継ぎは、系間通信路50を通して送信されたサービ
スを引き継がれたい計算機の物理アドレスと論理アドレ
スである。ステップS116において、サービスSを開
始する。ステップS112において、サービスの引き継
ぎが可能でないと判定されたならば、すなわちNOなら
ば、ステップS120の処理へ行く。ステップS120
において、他の計算機へサービスSを依頼する。次にス
テップS104に戻る。
計算機がバックアップ機能を持ち、全ての計算機が他の
どの計算機をもバックアップ可能である多重系システム
について述べた。そのため、サービスの引き継ぎを特定
の計算機に固定しないため、バックアップ可能な計算機
が多重系内に存在する限り、サービスが継続される。最
大で多重系を構成する計算機の半数がダウンしても引き
継ぎ可能である。
ク構成の概略を示す図。
成図。
の流れを示す図。
理の流れを表す図。
成図。
算機の処理の流れを表す図。
成図。
成する計算機の処理の流れを表す図。
理の流れを表す図。
処理の流れを表す図。
構成図。
IPソフトウェアを使用した場合の2重系の構成図。
ト・マスクを説明する図。
の処理の流れを表す図。
IPソフトウェアを使用した場合の4重系の構成図。
の処理の流れを表す図。
IPソフトウェアを使用した場合の4重系の構成図。
ト・マスクを説明するための図。
IPソフトウェアを使用した場合の4重系の構成図。
の処理の流れを表す図。
図。
レスの対応を示す図。
0 (多重系にサービスを要求する)計算機、11,1
2 LAN、13,14 LAN間接続装置、15 広
域網、21,21a,21b,22,22a,22b,
23,23a,23b,24,24a,24b,24
c,24d,29,30 LANアダプタ、31,32
ROM、35,36 レジスタ、41,42 アドレ
ス設定ファイル、45 通信ソフトウェア、50 系間
通信路、51,52,53,54系間通信装置、60
TCP/IPソフトウェア、61a,61b,62a,
62b,63a,63b,64a,64b,64c,6
4d ネットワーク・インタフェース。
Claims (8)
- 【請求項1】 ネットワーク・アドレスを有するネット
ワークと上記ネットワークに接続された主系となる計算
機と従系となる計算機とを備える多重系システムにおい
て、 上記従系となる計算機は、上記主系となる計算機の物理
アドレスと論理アドレスを記憶し、上記従系となる計算
機の物理アドレスと論理アドレスを記憶し、 上記主系となる計算機は上記論理アドレスの所定数のビ
ットを上記ネットワーク・アドレスに割り当て上記主系
となる計算機内に少なくともひとつのネットワーク・イ
ンタフェースを備え、 上記従系となる計算機は上記論理アドレスの上記所定数
より多くのビットを上記ネットワーク・アドレスに割り
当て上記従系となる計算機内に複数のネットワーク・イ
ンタフェースを備え、 上記主系となる計算機に障害が発生した場合、上記従系
となる計算機が上記主系となる計算機に代わり主系とな
ることを特徴とする多重系システム。 - 【請求項2】 上記主系となる計算機は、さらに、上記
主系となる計算機の物理アドレスと論理アドレスを記憶
し、上記従系となる計算機の物理アドレスと論理アドレ
スを記憶し、上記論理アドレスの上記所定数より多くの
ビットを上記ネットワーク・アドレスに割り当て上記主
系となる計算機内に複数のネットワーク・インタフェー
スを備え、 上記計算機のいずれか一方の計算機に障害が発生した場
合、他方の計算機が一方の計算機に代り主系となること
を特徴とする請求項1記載の多重系システム。 - 【請求項3】 上記多重系システムはN台の計算機を備
え、上記従系となる計算機を1台備え、上記従系となる
計算機は残りのN−1台の計算機のいずれかに障害が発
生した場合障害が発生した計算機を代替することを特徴
とする請求項1または2に記載の多重系システム。 - 【請求項4】 上記従系となる計算機は、さらに、複数
のネットワーク・インタフェースを備え、複数台の計算
機の従系となることを特徴とする請求項3記載の多重系
システム。 - 【請求項5】 上記多重系システムはN台の計算機を備
え、上記N台の計算機はそれぞれ複数のネットワーク・
インタフェースを備え、互いに他の計算機の従系となり
うることを特徴とする請求項1または2に記載の多重系
システム。 - 【請求項6】 上記多重系システムは、さらに、上記主
系となる計算機と上記従系となる計算機の間で上記物理
アドレスと上記論理アドレスを通知するための系間通信
装置と系間通信路を備えることを特徴とする請求項1か
ら5いずれかに記載の多重系システム。 - 【請求項7】 上記多重系システムは、さらに、従系と
なる計算機が代替される計算機の動作を停止させること
を特徴とする請求項1から6いずれかに記載の多重系シ
ステム。 - 【請求項8】 上記多重系システムは、さらに、計算機
が稼働する時、主系の計算機が稼働中の場合、主系の計
算機の従系となることを特徴とする請求項1から7いず
れかに記載の多重系システム。
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