JP2002229740A - 管理用インタフェースを用いた高可用性ストレージシステム、同システムに用いられるホストコンピュータ、及び同コンピュータにより実行されるドライバプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

管理用インタフェースを用いた高可用性ストレージシステム、同システムに用いられるホストコンピュータ、及び同コンピュータにより実行されるドライバプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Info

Publication number
JP2002229740A
JP2002229740A JP2001023974A JP2001023974A JP2002229740A JP 2002229740 A JP2002229740 A JP 2002229740A JP 2001023974 A JP2001023974 A JP 2001023974A JP 2001023974 A JP2001023974 A JP 2001023974A JP 2002229740 A JP2002229740 A JP 2002229740A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interface
data transfer
path
management
computer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001023974A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Yamashita
亮 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2001023974A priority Critical patent/JP2002229740A/ja
Publication of JP2002229740A publication Critical patent/JP2002229740A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】管理用パスをデータ転送用パスに共用すること
により、データ転送用パスの多重化に必要な構成要素の
削減を図る。 【解決手段】ホストC11内の二重化ドライバは、ホス
トC11とディスクアレイ装置C2との間のデータ転送
で、そのデータ転送用のパスとして、ホストC11のデ
ータ転送用インタフェースP1からケーブルF11、S
AN10及びケーブルF2を経由してディスクアレイ装
置C2のデータ転送用インタフェースP4に至るパスF
と、ホストC11の管理用インタフェースP2からケー
ブルE11、LAN20及びケーブルE2を経由してデ
ィスクアレイ装置C2の管理用インタフェースP5に至
るパスEとを切り替え制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストレージ装置ア
クセスのためのデータ転送用のパスと、状態監視を含む
システム管理用のパスとを独立して有する高可用性スト
レージシステム、同システムに用いられるホストコンピ
ュータ、及び同コンピュータにより実行されるドライバ
プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ストレージ装置、例えば複数の
ディスク装置を備えたディスクアレイ装置は、ホストコ
ンピュータ(以下、ホストと略称する)からのデータア
クセスに用いられるインタフェース(データ転送用イン
タフェース)として、SCSI(Small Computer Syste
m Interface)、或いはファイバチャネルなどのインタ
フェースを少なくとも1つ実装している。
【0003】ディスクアレイ装置を用いて構成されるシ
ステム(ストレージシステム)には、高可用性を実現す
るために、ホストとディスクアレイ装置との間を複数の
パス、例えば2つのパス(データ転送用パス)で接続し
ているものがある。このようなシステムは高可用性スト
レージシステムと呼ばれ、ホストとディスクアレイ装置
のそれぞれに、パス数分のデータ転送用インタフェース
が実装される。この高可用性ストレージシステムでは、
稼動中のパス(実行パス)にケーブルの断線などの何ら
かの障害が発生した場合に、別のパス(待機パス)を使
用して運用を継続させることができるように、複数のパ
スの運用をホストにて制御することによって、システム
の可用性を向上させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のディスクアレイ装置を備えた高可用性ストレージシス
テムでは、高可用性を実現するために、ホストとディス
クアレイ装置にそれぞれデータ転送用インタフェースを
複数、例えば2つ実装し、ホストとディスクアレイ装置
との間を2つのデータ転送用パスで接続して二重化パス
構成とすることで、データ転送用パスの障害に対応でき
るようにしている。
【0005】このようなストレージシステムでは、2つ
のデータ転送用パスの一方に障害が発生しても、もう一
方のパスを使用することで、確かにシステムの可用性を
向上することができる。しかし、ホストとディスクアレ
イ装置にそれぞれデータ転送用インタフェースを2つ実
装して二重化パス構成とすることは、ハードウェア構成
要素数の増加を招くという問題がある。
【0006】一方、高可用性ストレージシステムに用い
られるディスクアレイ装置には、電源、冷却用ファンな
どの構成要素の状態や、デ−タのアクセス状況などの状
態を外部の管理端末或いは管理用ホストに通知するため
の、例えばCSMA/CD(Carrier Sense Multiple A
ccess with Collision Detection)方式を適用する管理
用インタフェースを実装しているものがある。特に近時
は、システムの管理のために、ディスクアレイ装置だけ
でなく、ホストを含めて、全てのシステム構成機器の状
態監視が行えるように、各システム構成機器に管理用イ
ンタフェースを実装してLAN(ローカルエリアネット
ワーク)と接続することにより管理用パスを設定し、各
システム構成機器の状態監視を当該管理用パスを介して
1つの管理端末或いは1つの管理用ホスト(ネットワー
ク接続機器)にて集中して行える高可用性ストレージシ
ステムが実用化されている。
【0007】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、ストレージ装置を含むシステム構成機器
の状態監視等に用いられる管理用パスをホストとストレ
ージ装置との間のデータ転送用パスに共用することによ
り、データ転送用パスの多重化に必要な構成要素を削減
でき、構成要素を削減しない場合には多重化数を1つ増
加してより一層可用性が向上できる高可用性ストレージ
システム、同システムに用いられるホストコンピュー
タ、及び同コンピュータにより実行されるドライバプロ
グラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る高可用性ス
トレージシステムは、データ転送のための第1のインタ
フェースと、状態監視を含むシステム管理のための第2
のインタフェースと、二重化ドライバとを有する少なく
とも1つのホストコンピュータと、データ転送のための
第3のインタフェースと、状態監視を含むシステム管理
のための第4のインタフェースとを有する少なくとも1
つのストレージ装置と、上記ホストコンピュータの第1
のインタフェースと上記ストレージ装置の第3のインタ
フェースとを接続するデータ転送用接続インタフェース
と、上記ホストコンピュータの第2のインタフェースと
上記ストレージ装置の第4のインタフェースとを接続す
る管理用接続インタフェースとを備え、上記コンピュー
タの二重化ドライバが、当該コンピュータと上記ストレ
ージ装置との間のデータ転送で、そのデータ転送用のパ
スとして、当該コンピュータの第1のインタフェース−
データ転送用接続インタフェース−ストレージ装置の第
3のインタフェースの経路である第1のパスと、当該コ
ンピュータの第2のインタフェース−データ転送用接続
インタフェース−ストレージ装置の第4のインタフェー
スの経路である第2のパスとを切り替え制御することを
特徴とする。
【0009】このような構成においては、データ転送用
の上記第1のパスに加えて、従来であれば管理データの
転送のみに用いられていた管理用のパスのうちの上記第
2のパスを、第1のパスと同様のデータ転送用パスとし
ても割り当てることができる。この結果、従来とは異な
って、二重化のためのハードウェア構成、即ちホストコ
ンピュータ及びストレージ装置内に、第1及び第3のイ
ンタフェースに相当する別のデータ転送用インタフェー
スを設ける必要がなく、ハードウェア構成の削減が図
れ、しかも従来の構成と同等のシステムの可用性を実現
できる。ここで、ホストコンピュータ及びストレージ装
置内に、それぞれ上記第1及び第3のインタフェースを
複数設けて、上記第1のパス自体を多重化するならば、
より一層システムの可用性を高めることができる。
【0010】また、上記二重化ドライバによる制御のた
めには、ホストコンピュータ内に上記第1及び第2のパ
スを監視する手段を設けるとよい。
【0011】また、上記コンピュータ内に、第2のイン
タフェース及び管理用接続インタフェースを利用しての
管理データ転送と、管理用接続インタフェースを含む第
2のパスを利用してのストレージ装置との間のデータ転
送とを制御する管理用ドライバを設けるとよい。同様
に、上記ストレージ装置の例えばコントローラ内に、第
4のインタフェース及び管理用接続インタフェースを利
用しての管理データ転送と、管理用接続インタフェース
を含む第2のパスを利用してのホストコンピュータとの
間のデータ転送とを制御する管理用ドライバを設けると
よい。
【0012】以上の構成の高可用性ストレージシステム
に係る発明は、当該システム中のホストコンピュータに
係る発明としても成立する。また、このホストコンピュ
ータに係る発明は、当該コンピュータにより実行される
ドライバプログラムに係る発明、及び当該コンピュータ
により実行されるドライバプログラムを記憶したコンピ
ュータ読み取り可能な記憶媒体に係る発明、更には当該
コンピュータにおける二重化パス制御方法に係る発明と
しても成立する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。
【0014】図1は本発明の一実施形態に係る高可用性
ストレージシステムの構成を示すブロック図である。図
1のシステムは、主として、n台のホスト(ホストコン
ピュータ)C11〜C1nと、ストレージ装置としての
ディスクアレイ装置C2と、管理端末C3とから構成さ
れる。
【0015】ホストC11〜C1n及びディスクアレイ
装置C2は、SAN(Storage AreaNetwork:ストレー
ジエリアネットワーク)10により相互接続されてい
る。これによりホストC1〜C1nは、SAN10を介
してディスクアレイ装置C2を共有することができる。
なお、図1では、ディスクアレイ装置C2は1台である
が、複数のディスクアレイ装置C2をSAN10を介し
てホストC11〜C1nと接続することも可能である。
【0016】また、ホストC11〜C1n及びディスク
アレイ装置C2は、LAN(LocalArea Network:ロー
カルエリアネットワーク)20により管理端末C3と接
続されている。
【0017】ホストC1x(x=1〜n)は、データ転
送用インタフェースP1及び管理用インタフェースP2
の両ハードウェア構成要素を有している。データ転送用
インタフェースP1は、ホストC1xとディスクアレイ
装置C2とをSAN10にて接続するためインタフェー
スを提供する。管理用インタフェースP2は、ホストC
1xと管理端末C3とをLAN20にて接続するための
インタフェースを提供する。
【0018】ディスクアレイ装置C2は、複数のディス
ク装置(図示せず)と、これらのディスク装置のアクセ
ス制御及びディスクアレイ装置C2全体の制御を行うコ
ントローラ(ディスクアレイコントローラ)P3とから
構成される。コントローラP3は、データ転送用インタ
フェースP4及び管理用インタフェースP5の両ハード
ウェア構成要素を有している。データ転送用インタフェ
ースP4は、ディスクアレイ装置C2とホストC1xと
をSAN10にて接続するためインタフェースを提供す
る。管理用インタフェースP5は、ディスクアレイ装置
C2と管理端末C3とをLAN20にて接続するための
インタフェースを提供する。
【0019】管理端末C3は、ホストC11〜C1n及
びディスクアレイ装置C2の状態の監視を含むシステム
管理を集中して実行する管理専用の端末である。管理端
末C3は、当該端末C3のハードウェア構成要素として
の管理用インタフェースP6を有している。管理用イン
タフェースP6は、管理端末C3とホストC11〜C1
n及びディスクアレイ装置C2とをLAN20にて接続
するためのインタフェースを提供する。
【0020】ホストC11〜C1nの各データ転送用イ
ンタフェースP1には、それぞれデータ転送用インタフ
ェースケーブルF11〜F1nの一端が接続され、ディ
スクアレイ装置C2のデータ転送用インタフェースP4
には、データ転送用インタフェースケーブルF2の一端
が接続されている。ケーブルF11〜F1n,F2はフ
ァイバチャネルケーブル等である。SAN10は、ケー
ブルF11〜F1n,F2の他端をデータ転送用接続イ
ンタフェースとしてのファブリックスイッチに接続する
ことにより実現される。つまり、SAN10は実質的に
データ転送用接続インタフェースである。
【0021】ホストC11〜C1nの管理用インタフェ
ースP2には、それぞれ管理用インタフェースケーブル
E11〜E1nの一端が接続され、ディスクアレイ装置
C2の管理用インタフェースP5には、管理用インタフ
ェースケーブルE2の一端が接続されている。また、管
理端末C3の管理用インタフェースP6には、管理用イ
ンタフェースケーブルE3の一端が接続されている。ケ
ーブルE11〜E1n,E2,E3はCSMA/CD方
式を適用するLANケーブルである。LAN20は、ケ
ーブルE11〜E1n,E2,E3の他端を管理用接続
インタフェースとしてのハブに接続することにより実現
される。つまり、LAN20は実質的にデータ転送用接
続インタフェースである。
【0022】図2は、ホストC1x(x=1〜n)の主
としてソフトウエア構成を示す。ホストC1xには、ア
プリケーションソフトウェアS1、オペレーティングシ
ステム(OS)S2、二重化ドライバS3、SCSIド
ライバS4,S41、データ転送用ドライバS5、及び
管理用ドライバS6の各ソフトウエアがインストールさ
れている。ドライバS3〜S6からなるドライバ部(ド
ライバソフトウエア)S7は、例えばCD−ROM等の
記憶媒体からホストC1x内の記憶装置に読み込まれた
ものである。このドライバ部S7が、インターネット等
を介してホストC1x内の記憶装置にダウンロードされ
たものであっても構わない。
【0023】二重化ドライバS3は、SCSIドライバ
S4、データ転送用ドライバS5及びデータ転送用イン
タフェースP1から、図1中のケーブルF1x及びF2
を経由してディスクアレイ装置C2のデータ転送用イン
タフェースP4までのパス(以下、パスFと称する)
と、SCSIドライバS41、管理用ドライバS6及び
管理用インタフェースP2から、ケーブルE1x及びE
2を経由してディスクアレイ装置C2の管理用インタフ
ェースP5までのパス(以下、パスEと称する)の切り
替えを制御する。このように本実施形態の特徴は、状態
監視を含む管理用のパスEが、ホストC1xとディスク
アレイ装置C2との間のデータ転送用にも切り替えられ
る点にある。
【0024】SCSIドライバS4は、SCSIデバイ
スとして認識されるディスクアレイ装置C2とホストC
1xとの間のデータ転送に関する、オペレーティングシ
ステムS2とデータ転送用ドライバS5との間の制御を
行う。同様に、SCSIドライバS41は、ディスクア
レイ装置C2とホストC1xとの間のデータ転送に関す
る、オペレーティングシステムS2と管理用ドライバS
6との間の制御を行う。なお、データ転送用ドライバS
5及び管理用ドライバS6に、それぞれSCSIドライ
バS4及びS41の機能を持たせることも可能である。
【0025】データ転送用ドライバS5は、ホストCl
xのデータ転送用インタフェースP1を制御し、SCS
IドライバS4にSCSIデバイスとしてディスクアレ
イ装置C2を認識させるための制御及びデータの授受を
行う。管理用ドライバS6は、ホストClxの管理用イ
ンタフェースP2を制御し、SCSIドライバS41に
SCSIデバイスとしてディスクアレイ装置C2を認識
させるための制御及びデータの授受を行う。また管理用
ドライバS6は、オペレーティングシステムS2に対し
て、通常のネットワーク機器のインタフェースとして認
識させるための制御を行う。
【0026】図3は、ディスクアレイ装置C2内の主と
してコントローラP3のソフトウエア構成(例えばファ
ームウェア構成)を示す。コントローラP3には、オペ
レーティングシステムS8、システム制御S9、アクセ
ス制御S10、状態監視S11、データ転送用ドライバ
S12及び管理用ドライバS13の各ソフトウエアがイ
ンストールされている。
【0027】オペレーティングシステムS8はディスク
アレイ装置C2のコントローラP3に組み込まれた基本
ソフトウエアであり、例えばROM等の不揮発性メモリ
に予め格納されている。
【0028】システム制御S9は、ディスクアレイ装置
C2全体の制御を行う。アクセス制御S10は、ディス
ク装置へのアクセスを制御する。状態監視S11は、デ
ィスクアレイ装置C2の電源、ファン、ディスク装置に
代表される構成要素の状態、及び運用状況など、ディス
クアレイ装置C2の種々の状態を監視する。
【0029】データ転送用ドライバS12は、ディスク
アレイ装置C2のデータ転送用インタフェースP4とア
クセス制御S10との間のデータの授受を制御する。管
理用ドライバS13は、ディスクアレイ装置C2の管理
用インタフェースP5を制御し、状態監視のときは、当
該インタフェースP5と状態監視S10との間のデータ
の授受を制御し、ディスクアクセスのときは、当該イン
タフェースP5とアクセス制御S9との間のデータの授
受を制御する。
【0030】次に、本実施形態の動作を、(1)ホスト
の動作と(2)ディスクアレイ装置の動作に分けて順次
説明する。
【0031】(1)ホストの動作 まず、ホストC1x(x=1〜n)に図2中の二重化ド
ライバS3が実装されていないものとすると、そのホス
トC1xのオペレーティングシステムS2からは、ディ
スクアレイ装置C2がパスFとパスEの2つのパスによ
って2台のディスクアレイ装置として認識される。
【0032】これに対して本実施形態のように二重化ド
ライバS3が実装されたホストC1xでは、その二重化
ドライバS3により以下の制御が行われる。
【0033】まず二重化ドライバS3は、パスF及びパ
スEの各々の経路から認識されるディスクアレイ装置
が、同じディスクアレイ装置であることを確認するため
の処理を行う。この確認は、パスF及びパスEをそれぞ
れ介してディスクアレイ装置から固有の情報を読み出す
ことで行う。ディスクアレイ装置固有の情報とは、ディ
スクアレイ装置に付けられたシリアルlD番号、ファイ
バチャネル規格で定められたファイバチャネル機器のW
WN(World Wide Name)など、ディスクアレイ装置を
特定することが可能な情報である。なお、SAN10を
介して複数のディスクアレイ装置C2が接続されている
場合には、各ディスクアレイ装置C2毎に固有の情報を
読み出せばよい。
【0034】次に二重化ドライバS3は、パスF及びパ
スEからそれぞれ認識される同じディスクアレイ装置C
2を、仮想の1台のディスクアレイ装置(仮想デバイ
ス)Dxとして、オペレーティングシステムS2に認識
させる。
【0035】そして、オペレーティングシステムS2か
ら仮想デバイスDxに対するディスクアクセスの要求が
あった場合、二重化ドライバS3は、パスFが正常に動
作しているならば、当該パスFを用いてディスクアレイ
装置C2へのアクセスを行う。これに対し、ケーブルF
1xの断線などの要因でパスFに何らかの障害が発生し
たことの通知を、データ転送用インタフェースP1、デ
ータ転送用ドライバS5及びSCSIドライバS4を経
由して受けたときは、二重化ドライバS3はオペレーテ
ィングシステムS2に障害の発生を通知し、パスEを用
いてディスクアレイ装置C2へのアクセスを行う。
【0036】二重化ドライバS3は、当該ドライバS3
の設定情報に設定された時間間隔で定期的にパスF及び
パスEの障害監視を行い、パスの異常を検出した場合に
は、オペレーティングシステムS2に通知を行い、障害
の発生していないパスを用いてディスクアクセスを行
う。
【0037】また二重化ドライバS3は、パスの障害が
回復されたことを検出した場合には、その旨をオペレー
ティングシステムS2に通知する。もし、パスFで発生
していた障害が回復した場合には、オペレーティングシ
ステムS2はパスEの経路を介して行っていたディスク
アレイ装置C2へのディスクアクセスを、パスFの経路
でのディスクアクセスに切り替える。
【0038】ホストC1xの管理用ドライバS6は、管
理用インタフェースP2を制御し、オペレーティングシ
ステムS2から制御されるホストC1xの状態を、ケー
ブルE11及びE3を経由して管理端末C3に通知す
る。この他に管理用ドライバS6は、本発明に関係する
以下の制御を行う。
【0039】即ちホストC1xの管理用ドライバS6
は、当該ホストC1xの二重化ドライバS3、及びSC
SIドライバS41から制御されるSCSIプロトコル
のディスクアクセスコマンド(例えばリード/ライトコ
マンド)、ディスクアクセスデータを、LAN20を介
して転送するための、iSCSI、SCSI over
lPなどと呼ばれるデータ形式(iSCSI規格)に変
換し、管理用インタフェースP2を制御してLAN20
への転送を行う。また管理用ドライバS6は、LAN2
0から管理用インタフェースP2が受信した、ディスク
アレイ装置C2の管理用インタフェースP5から転送さ
れたiSCSIのデータをデ−タ変換して、SCSIド
ライバS41に転送する。
【0040】(2)ディスクアレイ装置の動作 ディスクアレイ装置C2内の管理用ドライバS13は、
管理用インタフェースP5を制御し、状態監視S11か
ら制御されるディスクアレイ装置C2の状態をケーブル
E2及びE3を経由して管理端末C3に通知する。この
他に管理用ドライバS13は、本発明に関係する以下の
制御を行う。
【0041】即ちディスクアレイ装置C2の管理用ドラ
イバS13は、当該ディスクアレイ装置C2のアクセス
制御S10から制御されるSCSIプロトコルのディス
クアクセスコマンド(例えば応答コマンド)、ディスク
アクセスデータを、LAN20を介して転送するための
データ形式(iSCSI規格)に変換し、管理用インタ
フェースP5を制御してLAN20への転送を行う。ま
た管理用ドライバS13は、LAN20から管理用イン
タフェースP5が受信した、ホストC1xの管理用イン
タフェースP2から転送されたiSCSIのデータをデ
ータ変換して、アクセス制御S10に転送する。
【0042】次に、上記したホストC1xの二重化ドラ
イバS3の動作の詳細を、(a)パスが二重化されたデ
バイスの認識処理、(b)ディスクアクセス処理、
(c)パスの障害監視処理の各々に分けて説明する。
【0043】(a)パスが二重化されたデバイスの認識
処理 まず、ホストC1xの二重化ドライバS3による、パス
が二重化されたデバイス(ディスクアレイ装置C2)の
認識処理、即ちパスF及びパスEの各々の経路から認識
されるディスクアレイ装置が、同じディスクアレイ装置
であることを確認するための処理について、図4のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0044】今、二重化ドライバS3が、アイドル状態
(ステップ100)において、オペレーティングシステ
ムS2からのディスク接続情報の要求を受信したものと
する(ステップ101)。
【0045】二重化ドライバS3は、ディスク接続情報
要求に応じて、パスFに接続されたディスクアレイ装置
の固有の情報(ディスク識別情報)、及びパスEに接続
されたディスクアレイ装置の固有の情報を、それぞれパ
スF及びパスEの経路から読み出す。
【0046】次に二重化ドライバS3は、パスFから読
み出したディスク装置固有の情報と、パスEから読み出
したディスク装置固有の情報とを比較して、両情報が一
致しているか否かにより、パスFとパスEとが同じディ
スクアレイ装置に接続されているか否かを判定する(ス
テップ103)。
【0047】もし、パスFとパスEとが同じディスクア
レイ装置に接続されていないと判定した場合、即ちパス
FとパスEとが異なるディスクアレイ装置に接続されて
いると判定した場合、二重化ドライバS3はパスの二重
化がされていないものとして、ステップ104,105
を実行する。二重化ドライバS3はこのステップ10
4,105において、パスFのディスクアレイ装置をD
x1とし、パスEのディスクアレイ装置をDx2とす
る。
【0048】これに対し、パスFとパスEとが同じディ
スクアレイ装置に接続されていると判定した場合には、
即ちパスFに接続されたディスクアレイ装置とパスEに
接続されたディスクアレイ装置とが同一のディスクアレ
イ装置であると判定した場合には、二重化ドライバS3
は当該ディスクアレイ装置との間でパスの二重化がされ
ているものとして、ステップ106を実行する。二重化
ドライバS3はこのステップS106において、パスF
に接続され、且つパスEにも接続されたた同一のディス
クアレイ装置(ここではディスクアレイ装置C11)を
仮想のディスクアレイ装置(仮想デバイス)Dx1とす
る。
【0049】そして二重化ドライバS3は、認識したデ
バイス(ディスクアレイ装置)の情報Dxm(m=1ま
たはm=1,2)をオペレーティングシステムS2に返
してアイドル状態(ステップ100)に戻る。
【0050】(b)ディスクアクセス処理 次に、二重化ドライバS3によるディスクアクセス処理
について、図5のフローチャート(のステップ201〜
209)を参照して説明する。
【0051】まず二重化ドライバS3が、アイドル状態
(ステップ100)において、オペレーティングシステ
ムS2からのDx1(で示されるディスクアレイ装置)
に対するディスクアクセス要求を受信したものとする
(ステップ201)。
【0052】二重化ドライバS3は、Dx1への実行パ
ス(パスFとする)の状態が正常であるか否かを判定す
る(ステップ202)。この判定は、後述する障害監視
処理(ステップ301〜306)での前回の実行結果と
して、エラーが通知されているか否かに基づいて行われ
る。
【0053】二重化ドライバS3は、ステップ202で
実行パスの状態が異常であると判定した場合、Dx1へ
のパスが二重化されているか否かを、先のデバイス認識
処理(ステップ101〜107)でのDxyの設定内容
から判定する(ステップ203)。
【0054】もし、Dx1へのパス二重化されているな
らば、二重化ドライバS3は待機パス(パスEとする)
の状態が正常であるか否かを判定する(ステップ20
4)。そして二重化ドライバS3は、待機パスが正常で
あるならば、待機パスと実行パスとを切り替えて、今ま
で待機パスであったパス(パスE)を実行パスに、実行
パスであったパス(パスF)を待機パスに変更する(ス
テップ205)。
【0055】これに対し、ステップ204で待機パスも
異常であると判定した場合には、ディスクアクセス不可
能であることから、二重化ドライバS3はアクセスが実
行できなかったことを示すアクセス異常完了をオペレー
ティングシステムS2に通知する(ステップ209)。
また、ステップ203でDx1へのパスが二重化されて
いないと判定した場合にも、ディスクアクセス不可能で
あることから、二重化ドライバS3はステップ209を
実行して、アクセス異常完了をオペレーティングシステ
ムS2に通知する。
【0056】さて、ステップ202で実行パスが正常で
あると判定した場合、或いはステップ205で待機パス
と実行パスとを切り替えた場合、二重化ドライバS3は
現在の実行パスを介してオペレーティングシステムS2
から要求されたディスクアクセスを実行する(ステップ
206)。
【0057】二重化ドライバS3は、ステップ206で
のディスクアクセスが正常に実行された場合(ステップ
207のYES)、正常にアクセスが完了したことをオ
ペレーティングシステムS2に通知して(ステップ20
8)、アイドル状態(ステップ100)に戻る。これに
対し、ステップ206でのディスクアクセスの実行中に
実行パスの異常を検出した場合やその他の要因でディス
クアクセスが正常に実行されなかった場合には(ステッ
プ207のNO)、二重化ドライバS3は待機パスでの
ディスクアクセスのためにステップ203に分岐する。
【0058】(c)パスの障害監視処理 次に、二重化ドライバS3によるパスの障害監視処理に
ついて、図5のフローチャート(のステップ301〜3
06)を参照して説明する。
【0059】二重化ドライバS3は、アイドル状態(ス
テップ100)において一定時間が経過する毎に。パス
の障害を監視する処理(ステップ301〜306)を実
行する。即ち二重化ドライバS3は、パスの正常/異常
を定期的に監視する。この監視は、二重化ドライバS3
の設定情報に設定された時間間隔で行われる。
【0060】まず二重化ドライバS3は、パスの障害監
視を実行する(ステップ301)。この障害監視、即ち
実行パスが正常か否かの監視は、Dx1への実行パスに
コマンドを送信することで行われる。このコマンドに
は、ディスクデータに影響を及ぼす恐れのないステータ
ス読み出しなどのコマンド、例えばSCSIプロトコル
のMode Senseコマンドを用いる。
【0061】二重化ドライバS3は、実行したコマンド
が正常に終了したか否かにより、Dx1への実行パスが
正常であるか否かを判定する(ステップ302)。も
し、実行したコマンドが正常終了した場合、二重化ドラ
イバS3は実行パスが正常であると判定して処理を完了
し、アイドル状態(ステップ100)に戻る。
【0062】これに対し、実行したコマンドが異常終了
した場合には、二重化ドライバS3はDx1への実行パ
スが異常であると判定する。この場合、二重化ドライバ
S3は前記ステップ203と同様に、Dx1へのパスが
二重化されているか否かを判定する(ステップ303)
もし、Dx1へのパスが二重化されている場合には、二
重化ドライバS3は前記ステップ204と同様に、待機
パス(パスEとする)の状態が正常であるか否かを判定
する(ステップ304)。そして待機パスが正常である
ならば、二重化ドライバS3は前記ステップ205と同
様に、待機パスと実行パスとを切り替えて、今まで待機
パスであったパスを実行パスに、実行パスであったパス
を待機パスに変更する(ステップ305)。
【0063】一方、Dx1へのパスが二重化されていな
い場合、或いは二重化されていても待機パスが異常な場
合には、二重化ドライバS3は障害監視処理にてパスの
障害を検出したことをオペレーティングシステムS2に
通知して(ステップ306)、アイドル状態(ステップ
100)に戻る。
【0064】以上に述べたように本実施形態において
は、ホスト(ホストコンピュータ)Clxの二重化ドラ
イバS3に、従来のSCSIドライバS4経由でのデー
タ転送用ドライバS5の制御に加えて、SCSIドライ
バS41経由での管理用ドライバS6の制御を行う機能
(以下、機能1と称する)を付加したことを特徴とす
る。
【0065】次に、ホストClxの管理用ドライバS6
に、従来のLAN20を利用しての管理データ(監視デ
ータ)転送に加えて、LAN20を介してSCSIプロ
トコルのデータを転送する機能(以下、機能2と称す
る)を付加したことをも特徴とする。
【0066】そして、ディスクアレイ装置C2の管理用
ドライバS13に、従来のLAN20を利用しての管理
データ(監視データ)転送に加えて、LAN20を介し
てSCSIプロトコルのデータを転送する機能(以下、
機能3と称する)を付加したことをも特徴とする。
【0067】このような機能1乃至3の追加により、デ
ータ転送用のパスFに加えて、従来であれば管理データ
の転送のみに用いられていた管理用のパスのうち、ホス
トC1xの管理用インタフェースP2からケーブルE1
x、LAN20及びケーブルE2を介してディスクアレ
イ装置C2の管理用インタフェースP5に至るパスE
を、パスFと同様のデータ転送用パスとしても割り当て
ることができる。この結果、従来の高可用性ストレージ
システムの二重化構成とは異なって、二重化のためのハ
ードウェア構成、即ちホストClx及びディスクアレイ
装置C2内に、データ転送用インタフェースP1及びP
4に相当するもう1つのデータ転送用インタフェースを
設けることも、データ転送用インタフェースケーブルF
1x及びF2に相当するデータ転送用インタフェースケ
ーブルを設けることも必要なく、ハードウェア構成の削
減が図れ、しかも従来の構成と同等のシステムの可用性
を実現できる。
【0068】また、従来の二重化構成を適用したシステ
ムに、上記機能1乃至3を追加して管理用パスをデータ
転送用パスにも利用できるようにした場合には、パスの
三重化構成が実現できるため、同じハードウェア構成で
ありながら、より可用性の高いシステムを実現すること
ができる。
【0069】以上の実施形態では、独立の管理端末C3
が設けられている場合について説明したが、これに限る
ものではない。例えば、ホストC11〜C1nのいずれ
か1つに、ホストC11〜C1n及びディスクアレイ装
置C2の状態監視を含むシス管理を行う機構を持たせる
ようにしてもよい。本発明では、このようなホスト(管
理用ホスト)内に設けられるシステム管理機構も、管理
端末と定義する。
【0070】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範
囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施
形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される
複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の
発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構
成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解
決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明
の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、
この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得
る。
【0071】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、デ
ータ転送用のパス(第2のパス)に加えて、従来であれ
ば管理データの転送のみに用いられていた管理用接続イ
ンタフェースを含む管理用のパスのうちの、ホストコン
ピュータの管理用インタフェース(第2のインタフェー
ス)から当該管理用接続インタフェースを経由してスト
レージ装置の管理用インタフェース(第4のインタフェ
ース)に至るパス(第1のパス)をデータ転送用パスと
しても割り当てることができる。この結果、データ転送
用パスを二重化するのに、二重化のためのハードウェア
構成を必要とせず、したがってハードウェア構成の削減
が図れ、しかも従来の構成と同等のシステムの可用性を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る高可用性ストレージ
システムの構成を示すブロック図。
【図2】図1中のホストC1x(x=1〜n)の主とし
てソフトウエア構成を示す図。
【図3】図1中のディスクアレイ装置C2内の主として
コントローラP3のソフトウエア構成を示す図。
【図4】図3中のホストC1xの二重化ドライバS3に
よる、パスが二重化されたデバイスの認識処理を説明す
るためのフローチャート。
【図5】図3中のホストC1xの二重化ドライバS3に
よる、ディスクアクセス処理及びパスの障害監視処理を
説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
C11〜C1n,C1x…ホスト(ホストコンピュー
タ) C2…ディスクアレイ装置(ストレージ装置) C3…管理端末 P1…データ転送用インタフェース(第1のインタフェ
ース) P2…管理用インタフェース(第2のインタフェース) P3…コントローラ P4…データ転送用インタフェース(第3のインタフェ
ース) P5…管理用インタフェース(第4のインタフェース) P6…管理用インタフェース S2,S8…オペレーティングシステム S3…二重化ドライバ(監視手段、切り替え制御手段) S5,S12…データ転送用ドライバ S6…管理用ドライバ(転送制御手段) S13…管理用ドライバ 10…SAN(ストレージエリアネットワーク、データ
転送用接続インタフェース) 20…LAN(ローカルエリアネットワーク、管理用接
続インタフェース)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 管理用インタフェースを用いた高可用性ストレージシステム、同システムに用いられるホストコ ンピュータ、及び同コンピュータにより実行されるドライバプログラムを記憶したコンピュータ 読み取り可能な記憶媒体

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ転送のための第1のインタフェー
    スと、状態監視を含むシステム管理のための第2のイン
    タフェースとを有する少なくとも1つのホストコンピュ
    ータと、 データ転送のための第3のインタフェースと、状態監視
    を含むシステム管理のための第4のインタフェースとを
    有する少なくとも1つのストレージ装置と、 前記ホストコンピュータの前記第1のインタフェースと
    前記ストレージ装置の前記第3のインタフェースとを接
    続するデータ転送用接続インタフェースと、 前記ホストコンピュータの前記第2のインタフェースと
    前記ストレージ装置の前記第4のインタフェースとを接
    続する管理用接続インタフェースとを具備し、 前記ホストコンピュータは、当該コンピュータと前記ス
    トレージ装置との間のデータ転送で、そのデータ転送用
    のパスとして、当該コンピュータの前記第1のインタフ
    ェースから前記データ転送用接続インタフェースを経由
    して前記ストレージ装置の前記第3のインタフェースに
    至る第1のパスと、当該コンピュータの前記第2のイン
    タフェースから前記管理用接続インタフェースを経由し
    て前記ストレージ装置の前記第4のインタフェースに至
    る第2のパスとを切り替え制御する二重化ドライバを有
    することを特徴とするを高可用性ストレージシステム。
  2. 【請求項2】 前記ホストコンピュータは、前記第2の
    インタフェース及び前記管理用接続インタフェースを利
    用しての管理データ転送と、前記管理用接続インタフェ
    ースを含む前記第2のパスを利用しての前記ストレージ
    装置との間のデータ転送とを制御する管理用ドライバを
    有することを特徴とする請求項1記載の高可用性ストレ
    ージシステム。
  3. 【請求項3】 前記ストレージ装置は、前記第4のイン
    タフェース及び前記管理用接続インタフェースを利用し
    ての管理データ転送と、前記管理用接続インタフェース
    を含む前記第2のパスを利用しての前記ホストコンピュ
    ータとの間のデータ転送とを制御する管理用ドライバを
    有することを特徴とする請求項1記載の高可用性ストレ
    ージシステム。
  4. 【請求項4】 前記ホストコンピュータの管理用ドライ
    バは、前記第2のパスを利用してのデータ転送では、前
    記ストレージ装置に転送すべき前記データ転送用接続イ
    ンタフェースでのデータ転送に適用されるデータ転送用
    プロトコルのディスクアクセスコマンド及びディスクア
    クセスデータを、前記管理用接続インタフェースを介し
    て前記ストレージ装置に転送するための特定データ形式
    に変換すると共に、前記第2のインタフェースにより前
    記データ転送用接続インタフェースから受信された前記
    特定データ形式のデータを前記データ転送用プロトコル
    のデータに変換することを特徴とする請求項2記載の高
    可用性ストレージシステム。
  5. 【請求項5】 前記ストレージ装置の管理用ドライバ
    は、前記第2のパスを利用してのデータ転送では、前記
    ホストコンピュータに転送すべき前記データ転送用接続
    インタフェースでのデータ転送に適用されるデータ転送
    用プロトコルのディスクアクセスコマンド及びディスク
    アクセスデータを、前記管理用接続インタフェースを介
    して前記ホストコンピュータに転送するための特定デー
    タ形式に変換すると共に、前記第4のインタフェースに
    より前記データ転送用接続インタフェースから受信され
    た前記特定データ形式のデータを前記データ転送用プロ
    トコルのデータに変換することを特徴とする請求項3記
    載の高可用性ストレージシステム。
  6. 【請求項6】 データ転送のための第1のインタフェー
    スと、状態監視を含むシステム管理のための第2のイン
    タフェースとを有し、データ転送のための第3のインタ
    フェースと、状態監視を含むシステム管理のための第4
    のインタフェースとを有するストレージ装置と、前記第
    1のインタフェース、データ転送用接続インタフェー
    ス、及び前記第3のインタフェースにより接続されると
    共に、前記第2のインタフェース、管理用接続インタフ
    ェース、及び前記第4のインタフェースにより接続され
    る、高可用性ストレージシステムに用いられるホストコ
    ンピュータであって、前記コンピュータと前記ストレー
    ジ装置との間のデータ転送で、そのデータ転送用のパス
    として、当該コンピュータの前記第1のインタフェース
    から前記データ転送用接続インタフェースを経由して前
    記ストレージ装置の前記第3のインタフェースに至る第
    1のパスと、当該コンピュータの前記第2のインタフェ
    ースから前記管理用接続インタフェースを経由して前記
    ストレージ装置の前記第4のインタフェースに至る第2
    のパスとを切り替え制御する二重化ドライバを具備する
    ことを特徴とする高可用性ストレージシステムに用いら
    れるホストコンピュータ。
  7. 【請求項7】 前記第2のインタフェース及び前記管理
    用接続インタフェースを利用しての管理データ転送と、
    前記管理用接続インタフェースを含む前記第2のパスを
    利用しての前記ストレージ装置との間のデータ転送とを
    制御する管理用ドライバを更に具備することを特徴とす
    る請求項6記載の高可用性ストレージシステムに用いら
    れるホストコンピュータ。
  8. 【請求項8】 データ転送のための第1のインタフェー
    スと、状態監視を含むシステム管理のための第2のイン
    タフェースとを有し、データ転送のための第3のインタ
    フェースと、状態監視を含むシステム管理のための第4
    のインタフェースとを有するストレージ装置と、前記第
    1のインタフェース、データ転送用接続インタフェー
    ス、及び前記第3のインタフェースにより接続されると
    共に、前記第2のインタフェース、管理用接続インタフ
    ェース、及び前記第4のインタフェースにより接続され
    る、高可用性ストレージシステムに用いられるホストコ
    ンピュータにより実行されるドライバプログラムを記憶
    したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、 前記コンピュータを、 前記コンピュータの前記第1のインタフェースから前記
    データ転送用接続インタフェースを経由して前記ストレ
    ージ装置の前記第3のインタフェースに至る第1のパス
    と、前記コンピュータの前記第2のインタフェースから
    前記管理用接続インタフェースを経由して前記ストレー
    ジ装置の前記第4のインタフェースに至る第2のパスと
    を監視する監視手段と、 前記コンピュータと前記ストレージ装置との間のデータ
    転送で、そのデータ転送用のパスとして、前記第1のパ
    スと前記第2のパスとを前記監視ステップの監視結果に
    基づいて切り替え制御する切り替え制御手段として機能
    させるためのドライバプログラムを記憶したコンピュー
    タ読み取り可能な記憶媒体。
  9. 【請求項9】 前記コンピュータを、 前記第2のインタフェース及び前記管理用接続インタフ
    ェースを利用しての管理データ転送と、前記管理用接続
    インタフェースを含む前記第2のパスを利用しての前記
    ストレージ装置との間のデータ転送とを制御する転送制
    御手段として機能させるための請求項8記載のドライバ
    プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶
    媒体。
  10. 【請求項10】 データ転送のための第1のインタフェ
    ースと、状態監視を含むシステム管理のための第2のイ
    ンタフェースとを有し、データ転送のための第3のイン
    タフェースと、状態監視を含むシステム管理のための第
    4のインタフェースとを有するストレージ装置と、前記
    第1のインタフェース、データ転送用接続インタフェー
    ス、及び前記第3のインタフェースにより接続されると
    共に、前記第2のインタフェース、管理用接続インタフ
    ェース、及び前記第4のインタフェースにより接続され
    る、高可用性ストレージシステムに用いられるホストコ
    ンピュータにおける二重化パス制御方法であって、 前記コンピュータの前記第1のインタフェースから前記
    データ転送用接続インタフェースを経由して前記ストレ
    ージ装置の前記第3のインタフェースに至る第1のパス
    と、前記コンピュータの前記第2のインタフェースから
    前記管理用接続インタフェースを経由して前記ストレー
    ジ装置の前記第4のインタフェースに至る第2のパスと
    を監視するステップと、 前記コンピュータと前記ストレージ装置との間のデータ
    転送で、そのデータ転送用のパスとして、前記第1のパ
    スと前記第2のパスとを前記監視ステップの監視結果に
    基づいて切り替え制御するステップとを具備することを
    特徴とする二重化パス制御方法
JP2001023974A 2001-01-31 2001-01-31 管理用インタフェースを用いた高可用性ストレージシステム、同システムに用いられるホストコンピュータ、及び同コンピュータにより実行されるドライバプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 Pending JP2002229740A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001023974A JP2002229740A (ja) 2001-01-31 2001-01-31 管理用インタフェースを用いた高可用性ストレージシステム、同システムに用いられるホストコンピュータ、及び同コンピュータにより実行されるドライバプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001023974A JP2002229740A (ja) 2001-01-31 2001-01-31 管理用インタフェースを用いた高可用性ストレージシステム、同システムに用いられるホストコンピュータ、及び同コンピュータにより実行されるドライバプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002229740A true JP2002229740A (ja) 2002-08-16

Family

ID=18889181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001023974A Pending JP2002229740A (ja) 2001-01-31 2001-01-31 管理用インタフェースを用いた高可用性ストレージシステム、同システムに用いられるホストコンピュータ、及び同コンピュータにより実行されるドライバプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002229740A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005301802A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Hitachi Ltd ストレージシステム
JP2006079355A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Hitachi Ltd ストレージネットワーク管理サーバ、ストレージネットワーク管理方法、ストレージネットワーク管理用プログラムおよびストレージネットワーク管理システム
US7246105B2 (en) 2002-05-23 2007-07-17 Hitachi, Ltd. Storage device management method, system and program
JP2007265243A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Hitachi Ltd 計算機システム及び論理パス切替方法
US7330950B2 (en) 2003-03-27 2008-02-12 Hitachi, Ltd. Storage device
US7596616B2 (en) 2002-09-06 2009-09-29 Hitachi, Ltd. Event notification method in storage networks

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7631002B2 (en) 2002-05-23 2009-12-08 Hitachi, Ltd. Storage device management method, system and program
US7246105B2 (en) 2002-05-23 2007-07-17 Hitachi, Ltd. Storage device management method, system and program
US7596616B2 (en) 2002-09-06 2009-09-29 Hitachi, Ltd. Event notification method in storage networks
US8230194B2 (en) 2003-03-27 2012-07-24 Hitachi, Ltd. Storage device
US7925851B2 (en) 2003-03-27 2011-04-12 Hitachi, Ltd. Storage device
US7330950B2 (en) 2003-03-27 2008-02-12 Hitachi, Ltd. Storage device
US7356660B2 (en) 2003-03-27 2008-04-08 Hitachi, Ltd. Storage device
JP4528551B2 (ja) * 2004-04-14 2010-08-18 株式会社日立製作所 ストレージシステム
JP2005301802A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Hitachi Ltd ストレージシステム
JP4520802B2 (ja) * 2004-09-09 2010-08-11 株式会社日立製作所 ストレージネットワーク管理サーバ、ストレージネットワーク管理方法、ストレージネットワーク管理用プログラムおよびストレージネットワーク管理システム
JP2006079355A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Hitachi Ltd ストレージネットワーク管理サーバ、ストレージネットワーク管理方法、ストレージネットワーク管理用プログラムおよびストレージネットワーク管理システム
JP2007265243A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Hitachi Ltd 計算機システム及び論理パス切替方法
US7992048B2 (en) 2006-03-29 2011-08-02 Hitachi, Ltd. Computer system and method for performing failure detecting processing for a logical path

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4414961B2 (ja) 管理サーバによる管理方法、管理サーバ、計算機システムおよび管理プログラム
JP4462024B2 (ja) ディスク引き継ぎによるフェイルオーバ方法
US8190852B2 (en) Virtualization controller and data transfer control method
USRE42703E1 (en) System and method for fibrechannel fail-over through port spoofing
EP1760591B1 (en) System and method of managing access path
JP3714613B2 (ja) 記憶装置、該記憶装置を含む情報処理装置および情報記憶システムのリカバリ方法
KR101506368B1 (ko) 직접-연결 저장 시스템을 위한 능동-능동 장애 극복
JP4448878B2 (ja) 障害回復環境の設定方法
US9298566B2 (en) Automatic cluster-based failover handling
US8032786B2 (en) Information-processing equipment and system therefor with switching control for switchover operation
JP4653965B2 (ja) 入出力インタフェースモジュールの管理方法
US20070002847A1 (en) Storage control device and storage control device path switching method
JP2007280258A (ja) 記憶制御装置
WO2012176278A1 (ja) 情報処理装置、仮想マシン制御方法およびプログラム
JP2009282823A (ja) 管理装置、ストレージシステム、記憶装置管理方法
JP2004088570A (ja) ネットワーク計算機システムおよび管理装置
JP2002229740A (ja) 管理用インタフェースを用いた高可用性ストレージシステム、同システムに用いられるホストコンピュータ、及び同コンピュータにより実行されるドライバプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JPH11224207A (ja) マルチクラスタシステムを構成する計算機
JP4414399B2 (ja) ディスク制御装置
JP3771162B2 (ja) 保守管理方法、保守管理システム、情報処理システムおよびコンピュータプログラム
JP2007334764A (ja) Nasシステムおよびnasシステムの情報処理方法
US8271772B2 (en) Boot control method of computer system
JP2002049509A (ja) データ処理システム
US20080222716A1 (en) COMMUNICATION SYSTEM, IPsec TUNNEL TERMINATION DEVICE, AND IPsec TUNNEL COMMUNICATION CONTINUATION METHOD USED FOR THEM
JP2010152742A (ja) 通信制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070327

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070717