JP3440405B2 - 点検口の蓋構造 - Google Patents

点検口の蓋構造

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JP3440405B2 JP08794798A JP8794798A JP3440405B2 JP 3440405 B2 JP3440405 B2 JP 3440405B2 JP 08794798 A JP08794798 A JP 08794798A JP 8794798 A JP8794798 A JP 8794798A JP 3440405 B2 JP3440405 B2 JP 3440405B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、点検口に覆設される
蓋の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、ユニットバス等の曲
面状の立壁面に開口された点検口に、図11に示すよう
に、ネジ52を締め付けて曲面状に形成されている点検
口蓋51を取り付けようとすると、曲面である場合ネジ
52の頭部52aの底面が全面で当接状態とならず、隙
間Sが形成されてしまい、点検口蓋51がしっかりと固
定できずにガタつきが生じたり、また止水性能が不安定
となるという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、ガタつくことなく良好
な止水性を確保して取り付けることのできる点検口の蓋
構造を提供せんことを目的とし、その第1の要旨は、曲
面状の立壁面に開口された点検口に前面側からビス等を
打ち取り付けられる曲面状の蓋において、該蓋には、前
記ビス等を打つ個所に、該ビス等の頭部底面が全面で接
触する平面を有する突部が形成されていることである。
また、第2の要旨は、前記蓋の裏面にはパッキンが介装
されていることである。また、第3の要旨は、前記蓋
が、二重構造の点検口の内蓋であることである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、ユニットバスの斜視構成図であり、ユニ
ットバス1には浴槽2と洗い場3が形成されており、浴
槽2の洗い場3側の立壁面には点検口が開口されて、こ
の点検口は蓋4で覆蓋されたものとなっている。この点
検口蓋4の取付構造を図2に示し、また図3では、点検
口蓋4の裏側からの分解図を示す。
【0005】点検口蓋4は、浴槽2の立壁面(エプロ
ン)2aに固定される内蓋5と、この内蓋5に対し着脱
可能に取り付けられる外蓋6で構成されており、内蓋5
に上向きに一体形成された上向き受部7,7に対し、外
蓋6の裏面に形成されている掛止片15,15を上方側
より落とし込み状に係合させて、内蓋5に対し外蓋6を
着脱可能に取り付けられるように構成されており、先
ず、内蓋5について詳細に説明すると、内蓋5には図4
の縦断面図で、また図6の裏面図で示すように、ビスを
通すことのできるビス孔8が外周側に複数貫通形成され
ており、この各ビス孔8の前面側には図5の要部拡大図
で示すように、突部8aが突出状に形成され、また、各
ビス孔8の裏面側には凹み状に凹部8bが形成されたも
のとなっている。
【0006】この突部8aは、内蓋5が曲面状に樹脂で
形成されているため、ビス孔8内にビスを通して締め付
ける時にビスの頭部が全面で当接できるように形成され
たものであり、図7の作用説明図で示すように、ビス9
をビス孔8内に通し立壁面2aに螺合させてゆくと、ビ
ス9の頭部9aの底面が全面で突部8aの前面に当接状
態となり、内蓋5が曲面に形成されている時でも確実に
ビスの頭部9aが全面で接触してガタつくことなく強固
に内蓋5を取り付けできるように形成したものである。
従って、突部8aは前端面が内蓋5の曲面に対して平面
を成すように、曲面に対してやや傾斜状に突出形成され
たものである。
【0007】また、前記凹部8bは、図8の作用説明図
で示すように、前記立壁面2a側には予め埋設ネジ14
が埋設固定されて、この埋設ネジ14に対しビス9を螺
合させてゆくが、立壁面2aに内蓋5の裏面がほぼ当接
状態となる時に、埋設ネジ14の前端に突出する鍔部1
4aが凹部8b内に入り込んで、内蓋5が立壁面2aに
ほぼ密着状態で取り付けられるように構成したものであ
り、従って、凹部8bの外径は鍔部14aの外径よりも
大径に凹み状に形成されたものである。なお、図中10
は、ビス9の頭部9aに介装されるパッキンであり、止
水性を高めるために用いられるものである。
【0008】また、内蓋5の前記ビス孔8の外周側に
は、方形状に凹ませてパッキン溝11が形成されてお
り、このパッキン溝11内に図3に示すように、方形枠
状のパッキン13を嵌め込みできるように構成されてお
り、パッキン13の幅よりも広くパッキン溝11は凹み
状に形成されたものであり、パッキン溝11内にパッキ
ン13が嵌め込まれて、前述した如くビス9を介し内蓋
5が締め付け固定された時に、ある程度以上のパッキン
13の潰れを防いで確実な止水性が得られるように構成
されており、このようなパッキン溝11が形成されてい
るため、パッキン13を容易にパッキン溝11内に貼り
付け固定することができ、止水の信頼性が高められるも
のとなっている。
【0009】なお、このパッキン溝11の外周側下端に
は図6に示すように、内蓋5の下端に開口状にパッキン
溝11と連続して凹み状に水逃がし部11a,11aが
形成されており、内側に水が入り込んでも良好にこの水
逃がし部11aから下方へ水を逃がすことができるよう
に構成されている。
【0010】また、内蓋5の下端縁には、突出状にアー
ル部12が一体形成されており、このアール部12は図
2に示すように、立壁面2aの下端に形成された曲面3
bよりも大きなアール形状をなすように形成されてお
り、曲面3bにこのアール部12を当接させて良好に内
蓋5を位置決めでき、内蓋5が立壁面2aに良好に密着
状に当接できるように構成されている。なお、曲面3b
から洗い場3側に向かって排水用の勾配3aが下傾状に
形成されている。このようにして内蓋5は立壁面2aに
良好に位置決めされて、ガタつくことなくかつ確実な止
水性を確保した状態で立壁面2aに固定されるものであ
る。
【0011】次に、前記外蓋6を、図9の側面図で、ま
た図10の要部拡大断面図で示し説明すると、前述した
如く、外蓋6には、内蓋5に対し着脱可能に取り付ける
ための掛止片15,15が一体形成されており、外蓋6
の下端縁の一部、例えば下端縁の中央部には、図3に示
すように、前面側からは見えにくいように裏側へ突出状
に突起16が一体形成されており、この突起16の下面
は勾配部16aとなっており、この勾配部16aの勾配
は前述した立壁面側の勾配3aと同一勾配に形成された
ものとなっている。
【0012】従って、外蓋6が内蓋5に対し掛止されて
外蓋6の下端の突起16が勾配3aに当接状に位置決め
され、その時に勾配部16aと勾配3aが整合されて良
好な設置状態を得ることができ、また、突起16は外蓋
6の下端縁の一部に形成されたものであるため、突起1
6の無い部分は下端側が開放状態となり、外蓋6の内側
に侵入した水を下端側から洗い場3側へ排水することが
でき、外蓋6の内側に水が溜まるのを良好に防ぐような
構造となっている。なお、突起16は外蓋6を設置した
状態では洗い場3側からは視認することはできず、スッ
キリとした美観が得られるものである。
【0013】
【発明の効果】本発明は、曲面状の立壁面に開口された
点検口に前面側からビス等を打ち取り付けられる曲面状
の蓋において、該蓋には、前記ビス等を打つ個所に、該
ビス等の頭部底面が全面で接触する平面を有する突部が
形成されていることにより、ビス等で蓋を立壁面に固定
する際に、ビス等の頭部が全面で突部に接触し、曲面状
の蓋をガタつくことなく点検口にしっかりと固定させる
ことができる効果を有する。
【0014】また、前記蓋の裏面にはパッキンが介装さ
れていることにより、パッキンにより蓋の取付状態での
止水性が確実なものとなる効果を有する。また、前記蓋
が、二重構造の点検口の内蓋であることにより、点検口
に内蓋を止水性を確保してガタつくことなく安定的に取
り付けられる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユニットバスの斜視構成図である。
【図2】点検口蓋の取付状態の縦断面構成図である。
【図3】点検口蓋の分解斜視図である。
【図4】内蓋の縦断面構成図である。
【図5】図4の要部拡大断面図である。
【図6】内蓋の裏面図である。
【図7】突部にビスの頭部を全面で接触させた状態の要
部拡大作用説明図である。
【図8】埋設ネジの鍔部が凹部内に嵌まり込んだ状態の
要部拡大作用説明図である。
【図9】外蓋の縦断面構成図である。
【図10】図9の要部拡大断面図である。
【図11】従来、ネジを締め付けた際に隙間が形成され
ることを示す説明図である。
【符号の説明】
2 浴槽 2a 立壁面(エプロン) 3 洗い場 3a 勾配 3b 曲面 4 点検口蓋 5 内蓋 6 外蓋 7 上向き受部 8 ビス孔 8a 突部 8b 凹部 9 ビス 9a 頭部 10 パッキン 11 パッキン溝 12 アール部 13 パッキン 14 埋設ネジ 14a 鍔部 15 掛止片 16 突起 16a 勾配部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−331858(JP,A) 特開 平9−144094(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 19/08 101 E04H 1/12 301 F16B 5/00 F16B 25/00 F16B 39/00 A47K 4/00 E04B 1/38 - 1/60

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲面状の立壁面に開口された点検口に前
    面側からビス等を打ち取り付けられる曲面状の蓋におい
    て、該蓋には、前記ビス等を打つ個所に、該ビス等の頭
    部底面が全面で接触する平面を有する突部が形成されて
    いることを特徴とする点検口の蓋構造。
  2. 【請求項2】 前記蓋の裏面にはパッキンが介装されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の点検口の蓋構
    造。
  3. 【請求項3】 前記蓋が、二重構造の点検口の内蓋であ
    る請求項1または請求項2に記載の点検口の蓋構造。
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