JP3440269B2 - 熱溶射コーティング用の改善された複合粉末 - Google Patents

熱溶射コーティング用の改善された複合粉末

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JP3440269B2 JP50935295A JP50935295A JP3440269B2 JP 3440269 B2 JP3440269 B2 JP 3440269B2 JP 50935295 A JP50935295 A JP 50935295A JP 50935295 A JP50935295 A JP 50935295A JP 3440269 B2 JP3440269 B2 JP 3440269B2
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    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C4/00Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge
    • C23C4/04Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge characterised by the coating material
    • C23C4/06Metallic material
    • C23C4/08Metallic material containing only metal elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
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    • B22F1/17Metallic particles coated with metal
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    • Y10T428/12All metal or with adjacent metals
    • Y10T428/12181Composite powder [e.g., coated, etc.]

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、一般に、熱溶射粉末に係り、より具体的に
は、高い接着結合強度および良好な機械加工性を有する
コーティングを作るために使用される低コストの複合熱
溶射粉末に関する。
発明の背景 金属部品の表面特性を改善するために、熱溶射方法を
利用して金属部品にコーティングを施すことができる。
熱溶射は、熱溶射ガンの使用を含み、これを通して粉末
材料が、典型的には金属が、高速で噴射される。粉末材
料が溶射ガンを通過するにつれ、粉末は燃焼ガス(溶
射)により、または放電(プラズマ溶射)により加熱さ
れる。加速された高温粒子は金属ターゲットを打撃して
そのターゲット表面に接着するコーティングを生成す
る。このようにして、金属部品の表面特性が、個々の用
途に適合するように有意に変更される。
長年に渡り、いくつかの熱溶射粉末が開発されてい
る。そのような粉末の1種は、結合材料とともにまたは
結合材料を用いないで結合した2種またはそれ以上の金
属もしくは金属合金の複合粒子により特徴付けられる。
また、これらの複合粉末は、コア金属を有し、このコア
表面に他の金属の微細粒子が結合したものから構成でき
ることも知られている。
例えば、米国特許第4,181,525号において、ニッケ
ル、鉄、銅、コバルトまたはそれらの合金のコアが結合
剤によりコートされた熱溶射粉末が記載されている。結
合剤は、アルミニウムおよび実質的に純粋なニッケルの
個別粒子を含有する。コア材料は、粉末の合計平均含有
量の70〜98%を構成する。コア粒子は、そのサイズが−
60メッシュから+3メッシュに渡る。アルミニウムに加
えて、結合剤がモリブデンをさらに含んでいてもよいこ
とが開示されている。微細なニッケルおよびアルミニウ
ムはコーティングを接着性のあるものとする上で有用で
あるが、コーティング中に硬質のアルミニウム化ニッケ
ルが生成することにより機械加工性が制限される。
「アルミニウムおよびコバルト塗布熱溶射粉末」と題
する米国特許第4,578,115号には、ニッケル、鉄または
クロムおよび変性用元素であるクロムおよびアルミニウ
ムの少なくとも1種で形成されたベース成分、さらに個
々の成分としてアルミニウム、コバルト、および場合に
応じてモリブデンを有する複合熱溶射複合体が開示され
ている。各粒子はベース材料および変性用元素からなる
合金コアを包含し、結合剤により個々の元素の微細粒子
がコアに結合している。
加えて、機械的凝集による結合剤を使用しないクラッ
ド粒子の製造も知られている。例えばナラらに与えられ
た米国特許第4,915,987号において、1種の材料のコア
からなり、他種の材料からなるクラッドを有する粒子を
製造するために、機械的凝集技術が利用されている。ケ
ンプに与えられた米国特許第4,818,567号には、金属フ
レークを作り、これをコア粒子に機械的に適用すること
によって生成された金属コート粒子が開示されている。
溶射中に成分が発熱反応する粉末も開示されている。
「溶射用発熱反応性金属間化合物生成性複合体」と題す
る米国特許第3,436,248号には、2またはそれ以上の成
分であって溶射中に他の成分と反応するものを溶射して
金属間化合物を生成させることによって表面をコートす
る方法が記載されている。ここには、溶射の各粒子は発
熱反応する上記2種の成分を含有するアグリゲート(凝
集体)からなり得るが、好ましくは個々の粒子は上記成
分の1つからなるコア、および他の成分からなる少なく
とも1つのコーティング層からなるクラッド複合体の形
態にあることが述べられている。また、ここには、複合
体が上記2種の成分の別個の同心的コーティング層と第
3の材料の核とからなり得ることも開示されている。こ
れら従来の粉末を製造するために開示された方法は、化
学的メッキ、蒸着、および1つの成分を液状結合剤中に
分散させ、これをコア粒子をコートするために使用する
ことを含む。結合剤と混合された成分を例えば−325メ
ッシュに微粉砕することが記載されている。また、アグ
リゲートは、種々の成分を個々の粒子にまたはより大き
なアグリゲートに圧縮またはブリケットし、これらのア
グリゲートを顆粒に破砕することによって生成されるこ
とが記載されている。全体の粒子サイズは、−60メッシ
ュないし+3メッシュであると開示されている。
従来の教示にもかかわらず、接着性が高く、しかも優
れた機械加工性を示す低コストの複合体熱溶射粉末に体
する要求が産業界に存在することは明らかである。本発
明はこれらの要求に応える複合粉末を提供するものであ
る。
発明の概要 1つの側面において、本発明は、金属表面(多くの場
合、高価な表面準備を必要としない)に強く結合し、か
つ耐水性であり容易に機械加工し得るコーティングを生
成するために特に設計された熱溶射粉末を提供する。こ
の粉末を構成する個々の粒子は、凝集技術により生成さ
れた複合構造である。これら粒子は、コア領域と表面領
域を有する。コアは、次の金属、すなわち、Ni、Fe、C
o、CuおよびCrの1またはそれ以上から選ばれる。ま
た、コアは、Al、Y、Hfおよびランタニドのような付加
的合金金属を約15重量%まで含有することができる。表
面領域は、結合剤によりコアに結合されているか、また
はコア表面に部分的に埋め込まれている微粉砕粒子によ
り構成されている。少なくとも2つの別のタイプの微粉
砕粒子がコアに結合されて複合粒子表面を形成してい
る。第1のタイプ(第1の粒状材料)は、アルミニウム
またはアルミニウム合金である。アルミニウム合金を使
用する場合には、ケイ素、マグネシウムおよびチタンの
ようないくつかの他の金属をアルミニウムと組み合わせ
ることができるが、アルミニウムは第1の粒状材料の少
なくとも80重量%を構成すべきである。一般に、どのよ
うな合金よりも純粋なアルミニウムが好ましい。好まし
いアルミニウム合金は、アルミニウム/ケイ素、および
アルミニウム/銅である。第2のタイプの微細粒子(第
2の粒状材料)は、FeおよびCu、並びにこれらの金属と
他の金属との合金(この場合、Feおよび/またはCuは第
2の粒状材料の少なくとも80重量%を構成する)例えば
Fe/NiおよびCu/Ni、およびFeおよび/またはCuの酸化
物、水酸化物、炭酸塩、および/または硝酸塩からなる
群の中から選ばれる。
他の側面において、本発明は、本発明の新規粉末を製
造する方法を提供する。この方法は、各成分を組み合わ
せて所望のアグリゲートを生成させることを含む。最も
好ましい態様において、この方法は、1992年3月6日に
出願された米国特許出願第07/847,554号(この開示内容
は本明細書の内容の一部をなすものとする)に開示され
ているような、制限された期間の摩擦ミリング法(limi
tedduration attrition milling)を用いることによ
り、コア粒子の表面に第1および第2の微細粒状材料を
機械的に凝集させることを含む。
さらに他の側面において、本発明は、本発明の新規複
合粉末をターゲット上に熱溶射することによってコーテ
ィングを作る方法を提供する。
図面の簡単な説明 図1は、本発明に従って製造された複合粒子の正面
図。
図2は、本発明に従って製造された複合粒子の断面
図。
好ましい態様の詳細な説明 上記概要で説明したように、本発明は、優れた機械化
構成を示す、高い接着性を有するコーティングを生成す
る改善された複合溶射粉末に関する。より広い意味にお
いて、本発明の熱溶射粉末は、コア材料を包含し、以下
本明細書において微細粒状材料と称する一層小さい粒子
がこれに結合している。材料の選定、それらの相対量、
およびそれらの分配がすべて組み合わされて粒子を、従
って、発熱反応が一斉に開始されるように通常の熱溶射
装置およびパラメータを使用して溶射することができる
粉末を生成する。この発熱反応により、付加的な粒子熱
が発生し、本発明の新規コーティングを生成する金属の
組み合わせをもたらす。
粒子コア 粒子のコアすなわちベース材料は、ニッケル、鉄、コ
バルト、銅およびクロムからなる群の中から選ばれるこ
とが最も好ましい。これら材料の合金も好適である。例
えば、コア材料は、ニッケルと銅、またはニッケルとク
ロムおよび鉄との合金を包含し得る。最終コーティング
の基本的な金属学的性質を変更しない少量の他の金属
は、ほとんどの場合、コア中に許容される。
コア材料は、個々の粒子の約70ないし約96重量%、よ
り好ましくは約80ないし約95重量%、最も好ましくは約
83ないし約93重量%を構成する。従って、コア材料は、
最も好ましくは、本発明の新規熱溶射粉末の約83ないし
約93%を構成する。
コア材料は、初めは、上記付加的な成分が好ましくは
結合した粗大粒子として提供される。このコア粒子は、
そのサイズが、直径で、約38ないし約125ミクロン、よ
り好ましくは約45ないし約106ミクロン、最も好ましく
は約45ないし約90ミクロンに渡る。最終粉末としては、
平均コアサイズは、最も好ましくは、約60ないし約90%
である。メッシュサイズの点では、本発明の複合粒子を
製造するために使用されるコア粒子は、約−80/+635、
好ましくは−140/+400米国標準メッシュサイズであ
る。微細粒状材料との凝集中にコアサイズに有意の変化
は生じないので、これらのコアサイズのデータは、最終
粉末におけるコアを正確に記述するものでもある。
微細粒状材料 上述したように、本発明の新規複合粒子は、さらに、
相互作用して熱溶射中に発熱反応を生じる2種の非類似
材料の複数の別個の領域を含む。これらの材料を内部含
有物としてまたはコア表面のやや下の粒子内領域として
提供することもできるが、本発明の最も好ましい態様に
おいては、微細粒状材料は、コア表面に結合した実質的
に別個の粒子を構成する。これは、スプレー乾燥等のい
くつかの方法によって達成され得る。1つの態様におい
ては、微細粒状材料を液状結合剤に添加し、ついでこれ
を使用してコア粒子をコートする。フェノール系結合剤
のような数多くの結合剤が当業者に既知であろう。PVP
(ポリビニルピロリドン)は、特に好ましい結合剤であ
る。本発明において結合剤を使用した場合には、当該結
合剤は、粒子のせいぜい約5重量%までを構成すべきで
あり、より好ましくは粒子の約3重量%未満であり、最
も好ましくは散逸性結合剤を利用する。
より好ましい態様においては、本発明の粒子は、本出
願の譲受人に譲渡された同時係属中の米国特許出願第07
/847,554号(この開示内容は本明細書の内容の一部をな
すものとする)に記載された摩擦凝集を使用した機械的
凝集により生成される。この方法により生成した粒子
は、微細粒状材料がコア粒子の表面中にわずかに埋め込
まれている。すなわち、平均で、各微細粒子の約1ない
し約10体積%がコア中に埋め込まれている。もちろん、
保存中および溶射中に複合粒子が何ら損なわれないよう
に微細粒状材料とコア粒子との間には十分な結合がなけ
ればならない。
コアには少なくとも2つの別個のタイプの微細粒状材
料が結合して粒子表面を形成している。第1の粒状材料
はアルミニウムまたはアルミニウム合金である。アルミ
ニウム合金を使用する場合には、ケイ素、マグネシウム
およびチタンのような複数の他の金属がアルミニウムと
組み合わされていてもよいが、アルミニウムは第1の粒
状材料の少なくとも80重量%を構成すべきである。一般
に、どのような合金よりも純粋なアルミニウムが好まし
い。好ましいアルミニウム合金は、アルミニウム/ケイ
素、およびアルミニウム/銅である。第2のタイプの微
細粒子(第2の粒状材料)は、FeおよびCu、並びにこれ
らの金属と他の金属との合金例えばFe/NiおよびCu/Ni
(この場合、Feおよび/またはCuは第2の粒状材料の少
なくとも80重量%を構成する)、およびFeおよび/また
はCuの酸化物、水酸化物、炭酸塩、および/または硝酸
塩からなる群の中から選ばれる。
このように、上記複数の微細粒状非類似材料は、別個
の粒子として提供される少なくとも2種の非類似材料を
構成することが理解されるであろう。さて、図1および
図2を参照すると、複合コア粒子20が示されており、そ
の上には複数の微細粒状材料22および24(比例していな
い)がコア28のの表面領域26に部分的に結合し、または
埋め込まれたものとして示されている。この例示におい
て、微細粒子22はアルミニウムであり、微細粒子24は鉄
である。第1および第2の粒子は、それらが熱溶射中に
発熱反応を行うように緊密に接触している。
アルミニウムまたはアルミニウム合金の微細粒状材料
は、個々の複合粒子の約3ないし約20重量%を、より好
ましくは約4ないし約15重量%を、最も好ましくは約5
ないし12重量%を構成する。従って、第1の微細粒状材
料は、最も好ましくは、本発明の最終の熱溶射粉末の約
5ないし約12重量%を構成する。
第2の微細粒状材料は、個々の複合粒子の約0.5ない
し約10重量%を、より好ましくは約1ないしf約7重量
%を、最も好ましくは約1.5ないし約4重量5を構成す
る。従って、第2の微細粒状材料は最終粉末の約1.5な
いし約4重量%を構成する。
微細粒状材料の粒子は、そのサイズが、直径で、約0.
2ないし約10ミクロン、より好ましくは約0.5ないし約5
ミクロン、最も好ましくは約1.0ないし約4ミクロンに
渡る。
本発明の熱溶射材料は、最も好ましくは、粉末の形態
で提供されるが、特別の用途には、ワイヤまたはロッド
に圧縮等することもできる。粉末として提供する場合に
は、本発明は、好ましくは、約−80/+635米国メッシュ
であり、より好ましくは約−140/+400米国メッシュで
あり、最も好ましくは約−140/+325米国メッシュであ
る。
本発明の方法によれば、本明細書に開示された新規粉
末は、通常の熱溶射装置を用いてこれを溶射して接着性
の高い、機械加工し得るコーティングを金属基板上に生
成する。熱溶射装置の操作パラメータは通常のものであ
るが、粉末の非類似タイプの微細粒状材料を含む所望の
発熱反応を生じさせるために十分な熱を粉末に提供しな
ければならない。かくして、非類似微細粒子は互いに反
応し、コアおよびおそらく周囲雰囲気と相互作用して多
くの基板に極度に良好に結合する過加熱滴を生成する。
このようにしていくつかの銅および他の基板は、事前に
表面の粗面化を行う必要なく、適切にコートされる。微
細粒状材料中のいずれもの有意の量のニッケルを除去す
ることにより、得られるコーティングは、そうしなけれ
ばコーティングの機械加工性を低下させることとなるア
ルミニウム化ニッケル相を生じない。本発明をより十分
に説明するために、以下に例を示すが、これは添付請求
の範囲に記載した本発明の全範囲をいかなるようにも制
限することを意図するものではない。
本発明をその具体的な態様に関して説明したが、上記
説明に照らせば、多くの代替、変形および変更が当業者
に明らかであろうことは明白である。したがって、添付
請求の範囲の精神および広い範囲内に属するすべてのそ
のような代替、変形および変更を含むことが意図されて
いる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22F 9/02 B05D 1/08

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の複合粒子を包含する熱溶射粉末であ
    って、該粉末の複合粒子が、 ニッケル、鉄、コバルト、銅およびクロム、並びにそれ
    らの組合わせおよび合金よりなる群の中から選ばれた少
    なくとも1種の金属からなるコア部であって、該金属が
    該コアの少なくとも約85重量%を構成し、該コアが該複
    合粒子の約70ないし96重量%を構成するもの、 該コア部の表面における、アルミニウムおよびその合金
    からなる群の中から選ばれた第1の金属の第1の複数の
    粒子であって、アルミニウムが該第1の複数の粒子の少
    なくとも約80重量%を構成し、該第1の複数の粒子が該
    複合粒子の約3ないし約20重量%を構成するもの、 該コア部の表面における、鉄、銅、鉄合金および銅合金
    からなる群の中から選ばれた第2の金属の第2の複数の
    粒子であって、該第2の複数の粒子の少なくとも80重量
    %が鉄、銅または鉄と銅との組合わせを包含し、該第2
    の複数の粒子が該複合粒子の約0.5ないし約10重量%を
    構成するもの を包含し、該第1および第2の複数の粒子は熱溶射中に
    発熱反応を行い得るものである熱溶射粉末。
  2. 【請求項2】該第1の複数の粒子がアルミニウムであ
    り、該第2の複数の粒子が鉄である請求項1記載の熱溶
    射粉末。
  3. 【請求項3】該第2の金属が、金属酸化物として存在す
    る請求項1記載の熱溶射粉末。
  4. 【請求項4】該第2の金属が、金属水酸化物として存在
    する請求項1記載の熱溶射粉末。
  5. 【請求項5】該第2の金属が、金属炭酸塩として存在す
    る請求項1記載の熱溶射粉末。
  6. 【請求項6】該第2の金属が、金属硝酸塩として存在す
    る請求項1記載の熱溶射粉末。
  7. 【請求項7】該コア金属が、Al、Y、Hfおよびランタニ
    ドからなる群の中から選ばれた合金金属を包含する請求
    項1記載の熱溶射粉末。
  8. 【請求項8】該第1および第2の複数の粒子が、該コア
    に結合した微細粒状材料である請求項1記載の熱溶射粉
    末。
  9. 【請求項9】該微細粒子を該コアに結合させる結合剤を
    さらに含む請求項8記載の熱溶射粉末。
  10. 【請求項10】該結合剤が、ポリビニルピロリドンであ
    る請求項9記載の熱溶射粉末。
  11. 【請求項11】該微細粒状材料が、約0.2ないし10ミク
    ロンのサイズを有する請求項8記載の熱溶射粉末。
  12. 【請求項12】複数の複合粒子を包含する熱溶射粉末で
    あって、個々の複合粒子が、 ニッケル、鉄、コバルト、銅およびクロム、並びにそれ
    らの組合わせおよび合金よりなる群の中から選ばれた金
    属によりその少なくとも約85重量%が形成されたコア、 該コアに結合した第1の粒状材料の複数の粒子であっ
    て、該第1の粒状材料がアルミニウムおよびその合金か
    らなる群の中から選ばれ、アルミニウムが該第1の粒状
    材料の少なくとも80重量%を構成するもの、 該コアに結合した第2の粒状材料の複数の粒子であっ
    て、該第2の粒状材料が鉄、銅およびそれらの合金から
    なる群の中から選ばれ、鉄、銅または鉄と銅との組合わ
    せが該第2の粒状材料の少なくとも約80重量%を構成す
    るもの を包含し、該コアは、該複合粒子の約70ないし約96重量
    %を構成し、 該第1の粒状材料は、該複合粒子の約3ないし約20重量
    %を構成し、 該第2の粒状材料は、該複合粒子の約0.5ないし約10重
    量%を構成する 熱溶射粉末。
JP50935295A 1993-09-15 1994-09-14 熱溶射コーティング用の改善された複合粉末 Expired - Fee Related JP3440269B2 (ja)

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