JP3440079B2 - 耐孔あき性に優れる深絞り用表面処理鋼板 - Google Patents
耐孔あき性に優れる深絞り用表面処理鋼板Info
- Publication number
- JP3440079B2 JP3440079B2 JP2000391107A JP2000391107A JP3440079B2 JP 3440079 B2 JP3440079 B2 JP 3440079B2 JP 2000391107 A JP2000391107 A JP 2000391107A JP 2000391107 A JP2000391107 A JP 2000391107A JP 3440079 B2 JP3440079 B2 JP 3440079B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel sheet
- less
- treated steel
- deep drawing
- resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Description
ネル等の使途に適した深絞り用材料に関し、特にプレス
加工性のほか、耐孔あき性に優れる冷延鋼板の表面に亜
鉛系のめっき層を施してなる表面処理鋼板に関するもの
である。 【0002】 【従来の技術】従来、自動車外板などのように良好な成
形性が要求される部位に用いられる鋼板としては、鋼中
C量を0.005 wt%程度の微少量に低減し、かつTi, Nbお
よびBなどの炭化物成形元素を添加して鋼中Cを固定
し、これによって、プレス加工性を向上させた極低炭素
鋼板が一般に使用されることが多くなってきている。こ
のように極低炭素鋼板の使用量が増大した理由は、鋼板
自身が優れた成形特性を有していることのほか、特に最
近の極低炭素鋼の溶製技術の進歩と相まって、材質上の
制約から極低炭素鋼板を使用せざるを得ない連続焼鈍法
が普及したことなどの製造技術の進歩が挙げられる。一
方、耐食性が要求される部位に用いられる鋼板として
は、Cu, Ni, Pを添加した耐候性鋼板が一般的であり、
例えば、特公平5−30899 号公報には極低炭素鋼にCu,
Pを添加してリン酸塩化成処理性を向上させた鋼板が開
示されている。また、特公平1−53344 号公報には成形
性の優れた高耐食性鋼板が開示されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術のうち、特公平5−30899 号公報に開示のもの
は、リン酸塩処理性は改善されているものの、耐孔あき
性は満足できる状態にはない。特にS含有量の高い組成
例ではこの傾向が顕著である。また、上記従来技術の特
公平1−53344 号公報は、Cr含有量が高いため、リン酸
塩化成処理性が悪く、塗装を施して使用される自動車用
鋼板としては不適当である。さらに、これらの従来技術
はいずれも、CuやCrなど高価な元素を多量に添加する必
要があるため、鋼板自体が高価である。また、CuやCrを
含有するとスクラップから除去することが困難となりリ
サイクル時に不利である。 【0004】本発明の目的は、従来技術が抱えているこ
のような問題点に鑑み、プレス加工性やリサイクル性を
害することなく、耐孔あき性を改善した亜鉛系のめっき
層を施してなる表面処理鋼板を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、上掲の目
的を実現すべく実験, 検討を重ねた結果、極低炭素鋼板
のS含有量を一定量以下に下げると共に、PをS含有量
の5倍以上添加すること、また、さらにSbを添加するこ
とによって、加工性を損なわずに耐孔あき性を、従来の
極低炭素鋼板よりも格段に向上させ得ることを見い出
し、この発明を完成するに至った。その要旨構成は下記
のとおりである。 【0006】(1) C≦0.005 wt%、Si≦0.05wt%、Mn≦
0.3 wt%、P:0.01〜0.05wt%、S:0.001 〜0.01wt
%、Al≦0.05wt%、Sb:0.001 〜0.06wt%を含有し、か
つTi, NbおよびBのうちから選ばれる1種または2種以
上を0.005 〜0.15wt%の範囲内で含有し、しかもPとS
とはその比P(wt%)/S(wt%) が5以上を満足するように
含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなる鋼板の
少なくとも片面に亜鉛系のめっき層(電気めっき層また
は溶融めっき層)を形成してなることを特徴とする耐孔
あき性に優れる深絞り用表面処理鋼板。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明は、自動車外板などに供す
る深絞り用表面処理鋼板であり、鋼板自身のプレス加工
性, すなわち深絞り性を確保した上で、耐孔あき性を付
与することが必要であるという考え方に基づいて開発し
たものである。発明者らは、このような考え方に基づ
き、特にSの量およびSとPの量的な関係(P(wt%)/S
(wt%) ) に着目した。すなわち、これらの関係を適正範
囲内に制御すれば、高価な添加元素を使うまでもなく、
優れた深絞り性(プレス加工性)のほか、耐孔あき性が
実現されることを知見した。 【0008】以下に、本発明において、P(wt%)/S(wt
%) の比に着目した理由について説明する。Sは、硫化
物を形成し錆の起点を多くしたり、生成錆を粗雑にして
耐食性を劣化させる元素であり極力少なくする必要があ
るが、脱S技術にも限界があり費用もかかるので、実用
的には0.001 wt%が下限である。そこで、この条件下で
も耐食性の劣化を抑制するべく鋭意研究した結果、Pを
Sの5倍以上添加するとSの悪影響を打ち消すことがで
きることがわかった。この理由は、生成する錆層が非常
に緻密になり、強固に鋼板表面に付着するため、錆層が
バリヤーとなり腐食促進物質(水, 酸素, 塩など)の侵
入を防ぐものと考えられる。 【0009】次に、各成分の組成を限定した理由を以下
に説明する。 C:0.005 wt%以下 Cは、優れたプレス加工性(絞り加工性)を得るために
は、できるだけ少なくする必要があり、0.005 wt%以下
に規制するが、0.003 wt%以下にすることが好ましい。 【0010】Si:0.05wt%以下、Mn:0.3 wt%以下 SiおよびMnは、製鋼上必要な成分であるが、あまり多量
に含まれると加工性の劣化を招くので、Siは0.05wt%以
下、好ましくは0.03wt%以下とし、一方、Mnは0.3 wt%
以下、好ましくは 0.2wt%以下に規制する。 【0011】P:0.01〜0.05wt% Pは、耐孔あき性を向上させる元素であって、上述した
ように、PとSとの重量比P(wt%)/S(wt%) は5以上に
なるように成分調整をすることが必要である。このこと
に加えて、本発明では、このPの含有量が0.05wt%を超
えると、脆性が劣化する。一方、0.01wt%未満では耐孔
あき性の向上に効果が認められない。なお、好ましい範
囲は0.02〜0.05wt%である。 【0012】S:0.001 〜0.01wt% Sは、耐孔あき性を劣化させるため、少ない方が好まし
い。すなわち、このSが0.01wt%を超えると、Pの必要
添加量が増し、偏析等の問題が生じると共に、その改善
のためには高価なCuやNiなどの添加が必要となるので、
上限を0.01wt%とした。しかしながら、このSを下げす
ぎても効果の向上にはつながらないばかりでなく、脱S
に要する費用が嵩み経済的に不利になるので、下限を0.
001 wt%とした。 【0013】Al:0.05wt%以下 Alは、脱酸剤として鋼の清浄化に必要な元素であるが、
一方で鋼の耐食性を劣化させるので、上限を0.05wt%に
規制した。 【0014】Ti, Nb, B:合計で0.005 〜0.15wt% これらの成分はいずれも炭化物形成元素であって、鋼中
のCを炭化物として固定し、これによって優れた絞り性
を得るために必要な元素である。これらの成分が合計で
0.005 wt%未満では上述の効果が得られず、一方、0.15
wt%を超えて添加してもそれ以上効果は向上せず、逆に
絞り成形性を劣化させてしまう。したがって、Ti, Nb,
Bの添加は合計で0.005 〜0.15wt%の範囲内とした。な
お、これらはいずれか1種のみを単独で添加しても良
い。好ましい範囲は0.01〜0.1 wt%である。 【0015】Sb:0.001 〜0.06wt% Sbは、焼鈍時にSiやMnが鋼板表面に濃化するのを抑制す
る効果を有する。その効果は、添加量が0.001 wt%未満
ではあらわれず、また0.06wt%を超えてもさらなる効果
が発揮されず、経済的に不利となる。したがって、Sbの
添加は0.001 〜0.06wt%とする。なお、好ましい範囲は
0.002 〜0.02wt%である。 【0016】上述した成分組成の鋼板は、転炉等で溶製
したスラブを直接又は加熱後、熱間圧延し、酸洗、冷間
圧延および焼鈍の各工程を経る一般的な工程により製造
される。各工程の製造条件はとくに定める必要はなく、
常法にしたがって行えばよい。また、このようにして製
造した鋼板への亜鉛系めっき層の形成は、鋼板の少なく
とも一方の面に、電気めっき(10〜60g/m2程
度)または溶融めっき(30〜90g/m2程度)する
ことによって得られ、それらの製造条件もとくに定める
必要はなく、常法にしたがって行えばよい。 【0017】 【実施例】表1に示す成分組成の鋼を、真空溶解により
溶製してスラブとし、1250℃に加熱して仕上温度 910℃
となるように熱間圧延して板厚3.5 mmの熱延板としたの
ち空冷した。次に、この熱延板を80℃の10%塩酸中で酸
洗して鋼板表面のスケールを除去した後、0.7 mmの板厚
にまで冷間圧延した。引き続き、電解脱脂により表面に
付着した圧延油を除去した後、5 %水素の窒素雰囲気(
露点−30℃) 中にて800 ℃に加熱して1分間保持し、そ
の後窒素ガス雰囲気にて30℃/sec.で冷却する焼鈍を行
い、供試鋼板を作製した。また、上記方法で製造した鋼
板の両面に溶融亜鉛めっき、合金化溶融亜鉛めっき、電
気亜鉛めっきおよびZn−12%Ni電気めっきのいずれかの
めっきを施し、表面処理鋼板を作製した。 【0018】 【表1】 【0019】上記の各表面処理鋼板について、耐孔あき
性の試験を行って、本発明の作用効果を確認した。ま
た、各鋼板にプレス加工性の試験を行った。 a.耐孔あき性については、各供試材を裸(無処理)の
状態で沖縄の海岸に18ヶ月曝露し、錆を除去した後の板
厚減少値(mm)を測定して評価した。亜鉛系のめっき
を施した鋼板については、リン酸塩化成処理(パルボン
ドPB−3020)後、塗膜厚20μmの電着塗装(パ
ワートップ U−52)を施し、次いで砂利を4気圧で
エアーショットし、塗膜面を傷つけた後、複合サイクル
腐食試験機で塩水噴霧(5%NaCl,35℃)6時
間、次いで乾燥(50℃、相対湿度20%以下)3時
間、さらに湿潤(50℃、相対湿度95%以上)15時
間の1日1サイクルの条件で50サイクル腐食させ、腐
食部の錆を除去したあとの板厚減少値(mm)を測定し
て評価した。 b.プレス加工性については、エリクセン社の深絞り試
験機を用いて限界絞り比(LDR=絞り抜け可の最大ブ
ランク径/ポンチ径)を測定して評価した。その評価基
準は次のとおりである。 LDR 1.8 未満 = × 1.8 〜2.0 未満 = △ 2.0 〜2.2 未満 = ○ 2.2 以上 = ◎ 測定条件は、ポンチ径:33mmφとし、しわ押さえ力:50
0 kgとし、通常の防錆油を塗油した状態で試験した。 【0020】得られた試験結果を表1に併せて示す。上
掲の表1に示す結果から明らかなように、本発明に従う
表面処理鋼板(No.17 )は、耐孔あき性およびプレス加
工性のいずれも良好な特性を示した。これに対し、比較
例の場合は、これらの特性のいずれか少なくとも1つが
悪く、いずれも改善の必要性があった。 【0021】 【発明の効果】以上説明したように、この発明の表面処
理鋼板は、プレス加工性のほか、耐孔あき性に優れてい
る。従って、自動車用の鋼板のように絞り加工が施され
て用いられる用途材として特に有利である。また、Cuや
Crを含有していないため、リサイクルに有利となる。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】C≦0.005 wt%、 Si≦0.05wt%、 Mn≦0.3 wt%、 P:0.01〜0.05wt%、 S:0.001 〜0.01wt%、Al≦0.05wt%、 Sb:0.001 〜0.06wt%を含有し、かつTi, NbおよびBの
うちから選ばれる1種または2種以上を0.005 〜0.15wt
%の範囲内で含有し、しかもPとSとはその比P(wt%)/
S(wt%) が5以上を満足するように含有し、残部がFeお
よび不可避的不純物よりなる鋼板の少なくとも片面に亜
鉛系のめっき層を形成してなることを特徴とする耐孔あ
き性に優れる深絞り用表面処理鋼板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000391107A JP3440079B2 (ja) | 1994-11-21 | 2000-12-22 | 耐孔あき性に優れる深絞り用表面処理鋼板 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28649194 | 1994-11-21 | ||
JP6-286491 | 1994-11-21 | ||
JP2000391107A JP3440079B2 (ja) | 1994-11-21 | 2000-12-22 | 耐孔あき性に優れる深絞り用表面処理鋼板 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28378995A Division JP3229921B2 (ja) | 1994-11-21 | 1995-10-31 | 耐孔あき性に優れる深絞り用の鋼板および表面処理鋼板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001181787A JP2001181787A (ja) | 2001-07-03 |
JP3440079B2 true JP3440079B2 (ja) | 2003-08-25 |
Family
ID=26556345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000391107A Expired - Fee Related JP3440079B2 (ja) | 1994-11-21 | 2000-12-22 | 耐孔あき性に優れる深絞り用表面処理鋼板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3440079B2 (ja) |
-
2000
- 2000-12-22 JP JP2000391107A patent/JP3440079B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001181787A (ja) | 2001-07-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100595947B1 (ko) | 고강도 박강판, 고강도 합금화 용융아연도금 강판 및이들의 제조방법 | |
US7976650B2 (en) | Method for production of sheet of austenitic iron/carbon/manganese steel and sheets produced thus | |
KR100747133B1 (ko) | 고가공(高加工)시의 내피로성, 내식성, 연성 및 도금부착성을 갖는 고강도 용융 아연 도금 강판 및 합금화 용융아연 도금 강판 | |
KR20180095698A (ko) | 고항복비형 고강도 아연 도금 강판 및 그의 제조 방법 | |
JP2810245B2 (ja) | プレス成形性および燐酸塩処理性に優れた冷延鋼板およびその製造方法 | |
CN116694886A (zh) | 薄钢板的制造方法和镀覆钢板的制造方法 | |
KR20160077567A (ko) | 표면품질, 도금밀착성 및 성형성이 우수한 고강도 용융아연도금강판 및 그 제조방법 | |
JP2003096541A (ja) | 強度延性バランス、めっき密着性と耐食性に優れた高張力溶融亜鉛めっき鋼板および高張力合金化溶融亜鉛めっき鋼板 | |
JP3468004B2 (ja) | 高強度溶融亜鉛めっき熱延鋼板 | |
JP3631710B2 (ja) | 耐食性と延性に優れたSi含有高強度溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法 | |
KR100267624B1 (ko) | 합금화 용융 아연도금 강판 및 그 제조방법 | |
JPH06256903A (ja) | プレス加工性と耐めっき剥離性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板 | |
JP3440079B2 (ja) | 耐孔あき性に優れる深絞り用表面処理鋼板 | |
JP3229921B2 (ja) | 耐孔あき性に優れる深絞り用の鋼板および表面処理鋼板 | |
JP3094807B2 (ja) | 溶融亜鉛メッキ性に優れた熱延鋼板およびその製造方法 | |
JP3185530B2 (ja) | 耐食性に優れた深絞り用表面処理鋼板及びその製造方法 | |
JP3347152B2 (ja) | 耐孔あき腐食性に優れた低降伏比冷延高張力溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
WO2019021695A1 (ja) | 高強度冷延鋼板及びその製造方法 | |
JP3142922B2 (ja) | 耐孔あき腐食性に優れた低降伏比熱延高張力溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
JPH05132740A (ja) | 耐孔あき腐食性に優れた深絞り用溶融亜鉛めつき鋼板の製造方法 | |
JP3294322B2 (ja) | 塗装焼付硬化性および耐食性に優れた深絞り用溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
JP3362943B2 (ja) | 耐孔あき腐食性に優れた鋼板 | |
JP3399748B2 (ja) | プレス加工性及び化成処理性に優れた冷延鋼板並びにプレス加工性及び耐パウダリング性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板 | |
JP3016333B2 (ja) | 耐食性に優れた深絞り用冷延鋼板及びその製造方法 | |
JP2001192795A (ja) | 高張力溶融めっき鋼板およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030520 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080613 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090613 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100613 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100613 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120613 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120613 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130613 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140613 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |