JP3439782B2 - 脱毛器具 - Google Patents

脱毛器具

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JP3439782B2
JP3439782B2 JP33189192A JP33189192A JP3439782B2 JP 3439782 B2 JP3439782 B2 JP 3439782B2 JP 33189192 A JP33189192 A JP 33189192A JP 33189192 A JP33189192 A JP 33189192A JP 3439782 B2 JP3439782 B2 JP 3439782B2
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    • A45D2026/008Details of apparatus for removing superfluous hair
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  • Hair Curling (AREA)
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  • Vending Machines For Individual Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用者の手で握れるハ
ウジングと、電動機を介して駆動され締付け要素を持つ
回転シリンダとを有し、この回転シリンダがこれを貫通
する少なくとも1つの作動要素を有し、この作動要素に
これによって作動される前記締付け要素が連結されてお
り、少なくとも1つの作動要素がこれに付属された押圧
要素を介して間接的に或いは直接作動されるような人体
の毛を除去するための脱毛器具に関する。
【0002】
【従来の技術】着脱可能な脱毛ヘッドを持ったハウジン
グを有している体毛を除去するための器具は既に公知で
ある(ヨーロッパ特許第0328426A2号公報参
照)。このハウジングは更に軸上に支持され電動機で駆
動される回転シリンダを受けるために使用する。この回
転シリンダはこれを貫通する複数の作動要素を持ってい
る。これらの作動要素はそれらに連結されている締付け
要素を作動するために使用する。作動要素はそれぞれ端
面側が脱毛ヘッド内に配置されているUリンク上に回転
可能に支持されているローラによって一回転ごとに一度
付勢され、共通のばねの圧力に抗して逆向きに往復運動
される。逆向きに変位調整できる作動要素はばねによっ
て作動過程後に常にその中立位置に置かれ、その場合締
付け要素も再びその出発位置に戻される。このように形
成されている脱毛器具は常に同じ回転方向に作動し、こ
れは、毛をつかみ除去するために、一方向にしか脱毛す
べき皮膚表面上を導かれないように設計されている。し
かも申し分のない脱毛作用を得るために、脱毛器具はそ
の正面が常に体毛の発育方向に逆らって移動されねばな
らない。しかし発育方向が脱毛すべき皮膚表面上で変化
しているとき、体毛が適時に従って完全につかめるよう
するために、脱毛器具を回転しなければならない。体毛
の発育方向における脱毛器具の動きによって、体毛は遅
れて或いは不完全にしかつかまれず押し下げられてしま
い、従って一部しか除去されない。ここで本発明の課題
が生ずる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
に述べた形式の脱毛器具による体毛の除去作用を改善す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの目的
は、冒頭に述べた形式の脱毛器具において、回転シリン
ダの回転方向の変化時に、締付け要素の閉鎖時期の調整
のために、前記押圧要素と前記作動要素との接触点
(a)の位置が変更されることによって達成される。
【0005】締付け要素を間接的或いは直接的に調整す
るための種々の調整機構または押圧要素或いは制御要素
を有利に形成し配置することによって、脱毛器具が皮膚
の上をどんな方向に移動されるときも全く同じように、
体毛が締付け要素によって常に申し分なしにつかまれ締
付け範囲に導かれることが保障される。このために、回
転シリンダの回転方向変化の際に押圧要素と作動要素と
の間の相対的な角度位置が変化できることが有利であ
る。脱毛器具の回転シリンダの回転方向は、電動機の切
換によって作動状態における脱毛器具の運動方向に合わ
せられるか切換制御される。例えば脱毛器具が一方の手
から他方の手に移され、これによって体毛の発育方向に
おいて皮膚表面上に当てられるとき、電動機の切換によ
って回転シリンダの回転方向が直ちに変化し、これによ
って締付け要素は毛の発育方向に逆らって皮膚表面上を
動かされることになる。このようにして体毛は容易に締
付け要素に導かれ、これによって締付け要素によって支
障なしにつかまれる。
【0006】さらに、前記押圧要素と前記作動要素との
接触点の位置が、回転シリンダの回転軸に実質的に垂直
な面内において変更可能であり、接触点が少なくとも一
つの締付け要素の隣接する締付け要素の方向への作動開
始点であることが有利であることがわかった。本発明の
他の実施の形態においては、脱毛器具の固定軸線と押圧
要素の主軸との間に形成される角度が変更可能であり、
その角度変更が回転シリンダの回転軸に実質的に垂直な
平面内で起こる。この目的のために、脱毛器具の作動方
向の変化の際に、脱毛器具の回転シリンダの回転方向
が、上記変化した作動方向に自動的に調整されることが
有利である。これによって締付け要素は適正な時点に締
付け位置に置かれる。更に回転シリンダの回転方向変化
によって簡単に、締付け要素が皮膚表面に関するホルダ
の最適な角度位置において毛の発育方向に逆らって置か
れ、皮膚表面上をそれに沿って動かされることが保障さ
れる。毛の発育方向が変化しているとき、ここでも締付
け要素が毛の発育方向に逆らって移動されるようにする
ために、脱毛過程中に回転シリンダの回転方向を変える
だけで済む。このために、押圧要素または制御要素が、
ハウジングの軸線x−yに関して対称に配置されている
2つのストッパの間で調整できることが有利である。更
に、回転シリンダの回転方向変化の際、押圧要素、或い
は制御要素、或いはホルダが一方のストッパから他方の
ストッパに移動できることが有利である。これによって
簡単に、締付け要素を受けるためのホルダがその都度最
適な位置に揺動され、これによって締付け要素が適正な
時点で閉じられること、即ち脱毛器具の作動方向に関し
て回転シリンダの皮膚表面との接触箇所の前に位置する
個所で閉じられることが保障される。このようにして皮
膚面上に横たわっているか皮膚面に押し付けられている
毛も締付け要素によって挟まれる。
【0007】脱毛器具の回転シリンダの回転方向変化お
よび締付け要素の締付け方向への動きの開始の変化は、
脱毛器具を上唇範囲に採用する場合に特に有利であり、
特に脱毛器具が常に同じ手で握られ、体毛の発育方向が
皮膚表面上で異なっているときに有利である。このため
に作動スイッチによって電動機の回転方向従って回転シ
リンダの回転方向を変化させるだけで済む。
【0008】このために、回転シリンダの回転方向変化
の際、作動要素の押圧要素との接触によって自動的に、
押圧要素のストッパの方向への調整、ないしは少なくと
も1つの作動要素の軸線方向の調整が行われる終端位置
への調整が行われることが有利である。
【0009】他の実施態様は、回転シリンダの回転方向
変化の際、連結リンクの制御要素のストッパとの接触に
よって自動的に、制御要素の終端位置への調整が行われ
ることを特徴とする。
【0010】更に、互いに間隔を隔てられたストッパが
脱毛ヘッド特に脱毛ヘッドのフレームに設けられている
こと、および回転シリンダの軸の両端がそれぞれ端面側
に、Uリンクの脚部がそれぞれ挿入されるスリット開口
を有していることが有利である。更に、互いに間隔を隔
てられたストッパが、軸に設けられUリンクの脚部が挿
入されるスリット開口の側壁によって形成されているこ
とが有利である。これによって単純な構造的手段によっ
てUリンクの揺動を制限するためのストッパが得られ
る。
【0011】本発明の他の実施態様において、ホルダが
脱毛ヘッドに揺動可能に支持されているUリンクとして
形成され、軸が脱毛器具内に設けられている軸受ブッシ
ュで受けられていることが有利である。
【0012】他の実施態様において、ホルダは、脱毛ヘ
ッド内に設けられている軸受ブッシュに押圧要素と共に
揺動可能に支持されている軸受台として形成されてい
る。ホルダは特に揺動可能なUリンクとして形成され、
その両側脚部にそれぞれ押圧要素が配置されている。
【0013】更に、Uリンクの各脚部に押圧要素が配置
され、この押圧要素が回転シリンダの回転の際その都度
所定の角度範囲において作動要素の外側端と接触し、少
なくとも1つのばねの作用に抗して作動要素の相対調整
が生じ、その場合ストッパ間においてUリンクの脚部お
よび押圧要素の角度位置が調整されることが有利であ
る。
【0014】本発明の有利な実施態様において、押圧要
素が押圧ローラとしてUリンクの脚部に回転可能に支持
されていること、および押圧要素と回転シリンダの端面
との間にそれぞれ円板が設けられていることを提案す
る。これによって運転騒音が著しく低減される。
【0015】また、位置不動の押圧要素と共働するスト
ッパ付き制御要素が、軸上に回転可能に且つ軸線方向の
移動可能に支持されていることが有利である。
【0016】更に、押圧要素がハウジング内に固定して
配置されている軸受ボルト上に回転可能に支持され、こ
の場合押圧要素を受けるための軸受ボルトが回転シリン
ダを駆動するための回転軸とほぼ直角に交差しているこ
とが有利である。
【0017】本発明において特に、回転軸上に制御要素
が配置され、この制御要素が一方では押圧要素に、他方
では少なくとも1つの作動要素に連動結合されているこ
とが有利である。
【0018】本発明の他の実施態様において、押圧要素
が、その外側面が制御要素の制御カムの上を転動する裁
頭円錐体として形成されていること、および回転軸上に
回転可能に且つ線形移動可能に支持されている制御要素
が、ストッパによって形成され少なくとも1つの作動要
素と連動結合されている連結リンクが挿入される空隙を
有し、回転シリンダの回転方向変化の際に連結リンクが
回転可能に支持されている制御要素の1つのストッパに
接触していることが有利である。
【0019】特に、移動可能な制御要素が移動可能に支
持されている作動要素に作用することが有利である。
【0020】本発明の他の実施態様において、回転シリ
ンダの回転方向に関係してその都度の接触個所が、連結
リンクの1つのストッパとの接触並びに制御要素の制御
カムの隆起部と押圧要素との接触とによって決定されて
いることを提案する。
【0021】また、押圧要素と共働する制御要素が軸上
においてストッパ間で回転可能に支持されていることも
有利である。
【0022】本発明の他の利点および詳細は特許請求の
範囲および明細書に記載され図面に示されている。なお
特許請求の範囲の各特徴事項およびこれらの組合せに本
発明の本質がある。
【0023】
【実施例】以下図に示した実施例を参照して本発明を詳
細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0024】図面において図1には、人間の体毛を除去
するための器具1、すなわち脱毛器具が一部断面図で示
されている。この脱毛器具1は、ハウジング2および駆
動可能に支持されている回転シリンダ4を受けるための
着脱可能な脱毛ヘッド3から成っている(詳細はフラン
ス特許出願公開第9105135号明細書参照)。
【0025】回転シリンダ4は電動機103によって駆
動される。この電動機103は系統電源或いは充電可能
な蓄電池5ないし交換可能な電池に接続される。
【0026】駆動電動機103は高度な歯車伝動装置7
の多数の歯車9を介して回転シリンダ4の駆動歯車8に
駆動連結されている。
【0027】ハウジング2に差し込める脱毛ヘッド3は
図1に基づいて左側軸受シェル11を有している。この
軸受シェル11は水平に延びる支持部分に固定されてい
るか一体に接続されている。
【0028】図3における軸受シェル11,12の中に
軸19を受けるための軸受ブッシュ17,18があり、
この軸受ブッシュ17,18に回転シリンダ4が回転可
能に支持されている。軸19の両端にそれぞれスリット
開口20がある。側面図で示されているUリンク22の
両側の脚部21がそれらのスリット開口20を通って延
びている。Uリンク22は後述するように2つのストッ
パ611,612(図3、図11、図10参照)間を揺
動できる。回転シリンダ4の回転方向が変化する際、ス
トッパ611,612間のUリンク22の揺動が行われ
る。このために軸19は軸受ピン25の孔693の中
で、Uリンク22がストッパ611または612に突き
当たるまで回転される。図3にはストッパ612だけが
示されている。
【0029】図1から分かるように、互いに並べて配置
された多数の締付け要素42,43の左右或いは上下
に、半殻状に形成された2つの通し要素49,50が配
置されている。これらの通し要素49,50は並んで位
置し平行に延びる多数の薄板51を有している。これら
の薄板51は、共働する2つの締付け要素42,43の
中間室52の中に体毛が簡単に入るように体毛を方向づ
ける目的を有している。
【0030】通し要素49,50は軸19を取り囲む軸
受部分24に配置され、これに釈放可能に結合されてい
る。この部分は殊に、軸19に軸受部分24を介して回
転可能に支持され歯車8によって駆動される回転シリン
ダ4の構成部分である。
【0031】脱毛ヘッド3の回転シリンダ4の軸19
は、図3において矩形の細長い中央軸受部分24を回転
可能に受けるために使用する。
【0032】軸受部分24の直径線的に対向して位置す
る上下の側に、それぞれ相対移動可能な2つの作動要素
109,110が支持されている。
【0033】更に図3から分かるように、作動要素10
9,110に図3に示されている締付け要素42,43
が配置され、この作動要素109,110に連動結合さ
れている。多数の締付け要素42,43は共働し、それ
ぞれ体毛を除去するための締付け装置を形成している。
この締付け装置は回転シリンダ4の一部である。
【0034】上側の両作動要素109,110が図2に
斜視図で示されている。一方の作動要素110はU字状
に形成され、平行に延びる2本のロッド30,31を有
している。これらのロッド30,31は端部側が横に延
びるウェブ32を介して互いに結合されている。平行に
延びる両ロッド30,31の上側面に、互いに等間隔を
有している多数のスリット33があり、これらのスリッ
ト33はロッド30,31の長手側面と直角を成してい
る。作動要素110のスリット33は作動要素109の
スリット41と同じ横平面内に位置している。
【0035】平行に延びる両ロッド30,31は、作動
要素109が軸方向に移動可能に受けられるU字状の空
隙34を形成している。
【0036】図3から分かるように、Uリンク22の両
側脚部21にそれぞれ押圧ローラとして形成された押圧
要素147が設けられている。図3に示されている位置
において、回転シリンダ4の回転中に、作動要素10
9,110を有する回転シリンダ4が押圧要素147の
そばを移動するとき、左右の押圧要素147は円板63
を介して作動要素109,110をばね6の作用に抗し
て圧縮する。
【0037】ばね6は図2においてその左側端が左側支
持面73に接し、右側端が右側支持面74に接してい
る。両側のストッパ36,37は、作動要素109が作
動要素110から滑り落ちないことを保障する。
【0038】図5は、両運動方向においてその都度体毛
の発育方向に逆らって簡単に採用できるような体毛を除
去するための第2の実施例を示している。
【0039】脱毛器具1は回転シリンダ4と、固定して
配置された締付け要素42および可動の締付け要素43
を有し脱毛ヘッド3内に回転可能に支持されている構造
部品261とから構成されている(詳細はフランス特許
出願公開第9110965号明細書参照)。
【0040】可動の締付け要素43は構造部品261の
締付け要素42を貫通する作動要素109に連結され、
構造部品261に設けられている軸受個所に揺動可能に
支持されている。回転シリンダ4の内部に作動要素10
9を保持し案内するために、この作動要素109に締付
け要素42,43を貫通する保持要素601が付属され
ている。押圧要素147側の端部において作動要素10
9および保持要素601が案内要素602の開口の内部
に支持され、作動要素109、保持要素601および案
内要素602を貫通するピン603によって1つのユニ
ットの形に結合されている。端面で押圧要素147に接
している案内要素602は、回転可能に支持されている
構造部品261の終端板605に水平に移動可能に支持
されている。作動要素109の押圧要素147と反対側
端は、構造部品261の終端板606に設けられている
開口607にばね6の圧力に抗して水平に移動可能に支
持されている。回転シリンダ4の一回転の間に締付け要
素42,43が二度作動するようにするために、第2の
作動要素110が上述の作動要素109に対して180
°ずらして構造部品261の中に配置され、同様に形成
されている。この第2の作動要素110が押圧要素14
7に接していないので、ばね6は弛緩した状態にある。
従って可動締付け要素43は締付け要素42に対して除
去すべき毛をつかむために必要な所定の間隔をとってい
る。回転シリンダ4の構造部品261は左側軸端610
が軸受台608′に、右側軸端610が軸受ブッシュ1
8に回転可能に支持されている。右側軸受台608は軸
受ブッシュ18に揺動可能に支持されている。
【0041】構造部品261は駆動歯車8およびハウジ
ング3内にある駆動装置によって回転駆動される。押圧
要素147は対応して形成された偏心輪10に回転可能
に支持されている。調整レバー100を備えた偏心輪1
0は、軸受台608で受けられているロッド222に回
転可能に支持されている。レバー100の調整によって
偏心輪10が押圧要素147を介して作動要素109,
110に偏心距離を伝達し、それに対応して共働する締
付け要素42,43の締付け作用を変化させることがで
きる。
【0042】図6は図7と同様に引締め要素150を持
った脱毛器具を示している(詳細はフランス特許出願公
開第9110696号明細書参照)。
【0043】ハウジング2の中に、電動機103のよう
な電気機械式駆動要素、伝動装置208およびスイッチ
104が設けられている。更に図6および図7における
脱毛器具1は回転シリンダ4に締付け要素105,10
6を有している。回転シリンダ4は互いに相対運動する
作動要素109,110から成っており、これらの作動
要素109,110には締付け要素105,106が連
結され、これらを締付け位置に移動する。
【0044】作動要素109を貫通する回転軸114は
作動要素109に固く結合され、ハウジング2の中に設
けられている軸受個所115,116に回転可能に支持
されている。回転軸114の駆動は電動機103を介し
て行われる。
【0045】図6における実施例には、U形ばねとして
形成されているばね149が示されている。U型ばね1
49の回転シリンダと反対側は、U字の両脚部でストッ
パ152に接している。
【0046】作動要素110と押圧要素147との間に
制御カム146付きの制御要素145が設けられている
(図8参照)。押圧要素147には球148が転動支持
されている。制御カム146は例えば波形に形成され、
少なくとも1つの窪み162および隆起部161を有し
ている。
【0047】対を成して共働する締付け要素105,1
06の締付け力の調整は、脱毛器具の組立後において
締めレバー151を介して引締め要素150を調整する
ことにより行われる(図6参照)。締付け要素105,
106の締付け力はU形ばね149のばね力に関係して
いる。
【0048】図7は、電池と電動機103のような電気
機械式駆動要素、電池を電動機103に電気的に接続し
たり切り離すスイッチ、伝動装置208および締付け要
素105,106を有する回転シリンダ4が配置されて
いるような引締め要素なしの脱毛器具1(第4の実施
例)のハウジング2の断面図を示している(詳細はフラ
ンス特許出願公開第9110697号明細書参照)。
【0049】回転シリンダ4は、互いに相対運動できる
作動要素109,110、作動要素に連結されている締
付け要素105,106および多数の櫛歯を有する円筒
状の櫛部分から成っている。
【0050】作動要素109を貫通している回転軸11
4は作動要素109に固く結合され、ハウジング2内に
設けられている2つの軸受個所115,116に回転可
能に支持されている。
【0051】このようにして回転シリンダ4の全可動締
付け要素105は作動要素110に図示していない溝へ
の係合によって連結され、他方ではアームを介して作動
要素109の溝に揺動可能に支持されている。
【0052】作用および構造は図6に類似しているの
で、まだ記載していない部分についてだけ以下で取り扱
うことにする。その部分は前記フランス特許出願公開第
9110697号明細書で理解できる。
【0053】図7から分かるように、作動要素109に
配置されているストッパ142と作動要素110に成形
されたストッパ143との間にばね144が設けられて
いる。このばね144は、相対運動できる作動要素10
9,110およびこれらに連結されている締付け要素1
05,106を、締付け位置から開放位置に移動する。
【0054】制御要素145は回転軸114上に移動可
能に支持され、回転軸114に対して平行に延びる係合
部154を備えている。制御要素145に回転運動を伝
達するためにその係合部154に作動要素109に配置
された連結リンク153が係合している。連結リンク1
53およびこれに係合する係合部154の長さは、回転
軸114上に移動可能に支持されている制御要素145
が制御カム146によって与えられる作動行程を実施す
るように互いに決められている。
【0055】多数の歯車から成る伝動装置208は軸受
個所115と116との間に配置され、回転軸114に
駆動連結されている。
【0056】制御要素145は作動要素110と反対側
の端面に制御カム146を備えている。この制御カム1
46はハウジング2内に配置されている押圧要素147
に関連して制御要素145を介してばね144の圧力に
抗して作動要素110を移動する。
【0057】脱毛器具の締付け要素105,106が開
放位置にあるとき、押圧要素147は制御要素145の
制御カム146に設けられている窪み162の中に位置
している。制御カム146が180°回転する過程にお
いて、ここに設けられている隆起部161は押圧要素1
47に接触し、これによって作動要素110が締付け要
素105と共にばね144の圧力に抗して移動され、締
付け要素105が、図6に示されているように、作動要
素109に連結されている締付け要素106に接触す
る。
【0058】押圧要素147は、回転シリンダ4を駆動
するための回転軸に直交するように孔によってハウジン
グ2に固定して配置されている軸受ボルト159(図7
参照)に回転可能に支持され、円錐尖端が回転シリンダ
4の中心軸線x−xに対して整合されている裁頭円錐体
として形成されている。
【0059】押圧要素147はその外側面が回転軸11
4上に回転可能に支持されている制御要素145の前記
外側面に対して平行に延びる制御カム146に接触して
いる。裁頭円錐体として形成された押圧要素147の円
錐尖端は有利に中心軸線x−x上において点0で終えて
いる。従って制御要素145の押圧要素147の外側面
上を転がる制御カム146の全接触点の線形速度は同じ
大きさをしている。
【0060】制御要素145の実施形態の詳細は図8に
示されている。裁頭円錐体として形成されている押圧要
素147の外側面に合わせて内側から外側に傾斜して延
びる円環状の制御カム146は波形の形状をしており、
これによってその都度の用途に応じて少なくとも1つの
隆起部161と窪み162が形成されている。図示した
実施例において制御要素145の制御カム146は1つ
の隆起部161と1つの窪み162とを備えている。脱
毛器具の実施態様に応じて複数の隆起部および複数の窪
みを交互に設けることもできる。
【0061】図6および図7における形式の脱毛器具の
場合、回転軸は器具の主軸に対して平行に延び、運転状
態において同様に皮膚表面に対して平行に延びる。両方
の器具の作用は同じである。
【0062】体毛は後述するように、器具が体毛の発育
方向に逆らって皮膚の上を移動されるときしか最適につ
かめない。
【0063】図15から図17に基づく両作動方向にお
いて効果的に採用されるような器具を得るために、器具
の回転方向およびUリンク22、ホルダ690(図9〜
図12参照)または制御要素145(図13、図14参
照)の調整角度αが操作に応じて相応して変換できるこ
とが特に有利である。
【0064】器具1を有利に種々の条件に合わせる方式
はいろいろある。一方では器具の回転方向を変更するこ
とが有利であり、他方では同時に制御要素145の軸x
−yに関する調整角度αを変化した条件に合わせること
が有利である。
【0065】各締付け要素がどのように作用するかにつ
いて、図15から図17に概略的に示されている。
【0066】図15において器具1のハウジング2は概
略的に垂直位置で示されており、従って軸x−yは皮膚
の接触面と直角を成しており、回転シリンダ4の回転軸
108は皮膚表面に対して平行に延び、Aを付した面
は、除去すべき毛の方向に向いている器具の正面であ
る。更にこの実施例の場合、回転軸108は器具1の主
軸x−yに対して直角に延びている(このために図1
5、図17における実施例参照)。
【0067】図15および図4の(a),(b)の形式
の器具において、器具は毛の発育方向に逆らって手で皮
膚の上を動かされる。図15および図4の(a),
(b)において回転シリンダ4は有利に矢印Rの方向に
回転する。
【0068】器具1はその脱毛ヘッド3が点bで皮膚表
面に当てられる(図15参照)。この実施例の場合主軸
x−yは皮膚表面と直角を成している。回転シリンダ4
は図面において矢印Rの方向に時計方向に回転する。点
aの前において押圧要素147はまだ働いていないの
で、締付け要素42,43または105,106はまだ
開放位置にある。
【0069】図15における接触位置aは回転シリンダ
4の回転方向に関係して、連結リンク153のストッパ
611または612との接触と、制御要素145の制御
カムのその都度の隆起部161と押圧要素147との接
触とによって決定される。
【0070】点aは押圧要素147と作動要素109ま
たは110との間の接触開始個所である。回転シリンダ
が回転することにより作動要素109または110が
押圧要素147に接触すると、少なくとも1つの作動要
素109の隣接する作動要素110の方向への変位調整
が開始されるか、両作動要素109,110が相対移動
され、これによって回転シリンダ4の継続回転によって
締付け要素42,43,または105,106はその閉
鎖位置に送られる。
【0071】締付け要素42,43または105,10
6は、回転シリンダ4の回転に応じて作動要素109,
110と押圧要素147との接触位置が点aから点bの
方向へ移動するのに応じて徐々に閉じる。点bは締付け
要素と皮膚表面との接触点に相応している。
【0072】締付け要素42,43,または105,1
06は点bと点cとの間では閉じたままであり、点cと
点dとの間ではじめて再び徐々に開く。これによって、
体毛を除去するために体毛を申し分なくつかみ除去する
のに十分な行程を生ずることが保障される。ここから、
回転シリンダ4の単なる回転方向変化だけでは体毛を最
適に除去するには十分でないこともわかる。この作業サ
イクルは回転シリンダの一回転当たり少なくとも一度繰
り返される。
【0073】図15から、回転シリンダ14の回転方向
だけが変化され脱毛器具1が右に移動されるとき、体毛
がつかまれないことも理解できる。すなわち、この場合
には締付け要素の閉鎖過程は点dで既に始まり、点cで
終了する。従って締付け要素によって毛はつかまれず、
また締めつけられない。
【0074】図16には、図15における点aと点dと
の間の押圧要素147に対する作動要素109,110
の個々の位置が示されている。そこでlは、回転シリン
ダ4が角度αだけ回転するときの軸x−xと点Pとの間
における作動要素109,110の行程である。寸法e
は作動要素109,110の作動幅である。作動要素1
09,110が位置2(a)において押圧要素147に
接触するとき、締付け要素105,106はまだ開かれ
ている(図15、点a参照)。その後、位置2(a)か
ら位置2(b)に向かって押圧要素147は作動要素1
09,110を距離Xだけ変位させる。締付け要素は
置2(b)において閉じ、作動要素109,110の作
動幅eが押圧要素147における接触点Pを通過するま
で閉じられたままである。その後で位置2(c)と位置
2(d)との間で締付け要素の開放過程が開始される。
【0075】この図から、作動行程2(a)、2(d)
と作動行程2(b)、2(c)が回転シリンダ4の中心
軸線x−xに関して非対称であることが分かる。
【0076】回転シリンダ4の回転方向の逆転の際に、
締付け要素42,43または105,106が図15に
示されているのと同様に適切な時点で閉じるようにする
ために、押圧要素147の位置は図11における位置か
ら2αだけ図12における位置まで軸x−yを越えて揺
動される。図17は図15に対して回転シリンダの回転
方向を逆にした場合の締付け要素42,43または10
5,106の開閉時点を示す図であって、締付け要素4
2,43または105,106は、点d’から点c’へ
移動するのに応じて徐々に閉じ、c’とb’との間にで
は閉じたままであり、点b’と点a’との間で再び徐々
に開く。(図15における点bの閉鎖点は図17におけ
る閉鎖点c′に相応する)
【0077】このために図9から図12における各押圧
要素147は、Uリンク22或いは軸受台608として
形成されている揺動可能なホルダ690に配置されてい
る。これは脱毛ヘッド3に設けられている2つの固定ス
トッパ611,612の間で調整できる。この揺動可能
なホルダ690は、この原理に基づいて作動し(図1、
図3、図5、図4(a),(b)参照)且つ特にこの出
願で記載されているすべての脱毛器具に対して採用でき
る。
【0078】次に第1の器具形式の配置に対する作動方
向変化の様式について説明する。図3には軸受装置が示
され、図11および図12にはストッパ間におけるUリ
ンクの調整が示されている。
【0079】図11、図12および図3から分かるよう
に、Uリンク22の脚部21は軸19の一部である軸受
ピン25のスリット開口20の中に受けられている。軸
受ピン25は脱毛ヘッド3の軸受ブッシュ17,18の
孔693の中に、Uリンク22が押圧要素147と共に
間隔を隔てて配置されているストッパ611,612間
を揺動できるように受けられている。
【0080】ストッパ611,612間におけるUリン
ク22の揺動によって、Uリンク22が押圧要素147
と共に常に所望に従って良好な位置(図11、図12参
照)に揺動されることが保障される。
【0081】図3の実施例において、回転シリンダ4の
回転方向変化の際にUリンク22は作動要素109,1
10の押圧要素147との接触により作動要素110の
周方向移動に応じて図12における位置から軸19すな
わち回転シリンダ4の回転軸に垂直な平面内で揺動され
る。図12に示されているように、スリット開口20の
側面境界部はストッパ691,691′としても作用す
る(図12参照)。
【0082】図11において押圧要素147は、回転シ
リンダ4が矢印Rの方向に回転され(図15も参照)、
押圧要素147と作動要素109との間の接触点Pが軸
x−yに対して角度αで示されている角度位置をとって
いる位置にある。このために回転シリンダ4がそのUリ
ンク22と共に図11における作動位置をとるので、軸
x−yは皮膚の接触面とほぼ直角を成しており、回転シ
リンダ4の回転軸108は皮膚表面に対して平行に延び
ており、符号Aを付した側面(図15参照)は、除去す
べき毛の発育方向を向いている器具の正面側である。更
にこの実施例の場合、回転軸108は器具1の主軸に対
して直角を成している(図1、図3における実施例およ
び図11、図12における両器具形式の各位置参照)。
毛は既に詳細に述べたように点aではじめてつかまれ、
点bと点cとの間の行程中に除去される。
【0083】これは、毛の発育方向が変化している場
合、器具が左側に皮膚の上を移動されるとき、回転シリ
ンダ4の回転方向が変更され、これによってUリンク2
2の図11における位置から図12における図示した最
適な位置への自動的な変位が行われることによって有利
に達成される。
【0084】締付け要素が点bと点cとの間で閉じられ
たままであり、点cと点dとの間だけで開くので、点b
と点cとの間の行程において、体毛が申し分なしに締め
つけられ点aと点bとの間で除去されることが保障され
る。
【0085】図5の実施例において器具は図3における
器具と同じように作動する。このために押圧要素147
を受ける偏心輪10は軸受台608で受けられているロ
ッド222に配置されている。その軸受台608は軸受
ブッシュ18上に図9における位置と図10における位
置との間で揺動可能に支持されているので、軸受台60
8は一旦左側ストッパ611或いは右側ストッパ612
に接触する。またここでも、電動機の回転方向が変更さ
れたとき、作動要素109(Uリンク22の場合と同様
に)の押圧要素147との接触によって軸受台608の
揺動が行われる。
【0086】これによって簡単に、ハウジング2の固定
主軸x−yに関する少なくとも1つの締付け要素109
の隣接する締付け要素110の方向への調整が始まる押
圧要素147と作動要素109,110との間の有効な
接触点(図9から図12における点P参照)が変位され
る。軸受台608および点Pを通る中心線は器具1の横
中央平面としても示されている軸x−yと角度αを成し
ている。回転方向の変化によって軸受台608は+αと
−αとの間で変位調整され、従って押圧要素147と作
動要素109との間の相対接触点Pも変位調整される。
基本的には接触点Pがその軸x−yに関する角度位置を
変化することが重要である。
【0087】重複を避けるために、図6、図7、図1
3、図14における第3および第4の実施例の1つの作
動要素109に固く結合されている連結リンク153の
調整作用についてだけ以下に詳細に説明する。
【0088】図6、図7において押圧要素147と対応
した制御要素145が共働する脱毛器具の場合、回転軸
114上に回転可能に支持されている制御要素145は
連結リンク153に対してストッパ611,612間で
調整される。
【0089】このために制御要素145は両ストッパ6
11,612によって境界づけられている空隙692を
備えている。回転シリンダ4の回転方向変化の際、制御
要素145は角度範囲α内で調整され(図13、図14
参照)、ストッパ611,612が選択的に回転軸11
4に固定して配置されている連結リンク153に接触す
る。
【0090】図6、図7における器具は既に述べたよう
に互いに相対移動できる締付け要素105,106を有
しており、その一方の締付け要素105は不動であり、
他方の締付け要素106は可動である。
【0091】図6、図7ないし図13において、回転シ
リンダ4は矢印Rの方向に回転する。その場合、作動要
素109の一部である連結リンク153は回転軸114
によって回転され、これによって制御要素145を回転
し、その場合連結リンク153はストッパ611に接触
する。
【0092】図13に示されている位置において、制御
要素145の突出した部分または制御カム146は球1
48の符号614を付した軸x−y上に存在している。
この位置(接触点P参照)において締付け要素105,
106は既に閉じられた状態にあり(点b)、角度範囲
αにおいてこの位置にとどまり、その後で締付け要素1
05,106は再び互いに遠ざけられる。
【0093】図14において矢印Rで示されている回転
方向が変化されたとき、球148は制御要素145を制
動し、連結リンク153はストッパ612に接触する。
そして既に述べた同じ締付け過程および開放過程が繰り
返される(図9および図11における実施例に関する原
理的に同じ作用参照)。
【0094】締付け要素42,43,105,106は
すべての器具形式において、少なくとも1つの作動要素
109,110が押圧要素147或いは制御要素145
の制御カム146の隆起部161のそばを移動されると
き(接触点P参照)、互いに押し合わされるので、図
6、図7において押圧要素147が制御要素145を介
して作動要素110に作用するか、或いは図2、図3、
図5、図6において押圧要素147が直接に作動要素1
09,110に作用する。
【0095】電動機或いは(図示していない実施例によ
る)他の駆動機構の回転方向変化の際、軸x−yに関し
て押圧要素147または作動要素109,110の位置
変化も自動的に生じさせることができ、従って締付け要
素による体毛のつかみが常に適時に行われる。
【0096】Uリンク22は手動或いは発信器を介して
制御される電気制御装置(図示せず)を介して外乱に関
係して自動的にその都度の所望の位置に調整できる。例
えば、このために図示されていないパルス発生器を介し
て発信器に接続されている駆動電動機3の回転方向変化
の際、Uリンク22の調整を自動的に行うことができ
る。このために、締付け要素42,43,105,10
6のこれと共働する隣りの締付け要素の方向への運動の
始まりが制御できることが有利である。
【0097】
【発明の効果】本発明に基づく脱毛器具によれば、体毛
が締付け要素によって常に申し分なしにつかまれ、締付
け要素に導かれ、従って脱毛作用が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】締付け要素を持つ回転シリンダを駆動するため
の駆動電動機を有する脱毛器具の主要部分だけを示した
概略正面図。
【図2】互いに共働する回転シリンダの作動要素および
その調整レバーと偏心輪とを持つ押圧要素の第1の実施
例の斜視図。
【図3】各締付け要素がそれらの外側端で互いに接触し
ている締付け位置におけるUリンクを有する回転シリン
ダの断面図。
【図4】(a)〜(d)は、それぞれ種々の脱毛器具の
異なった作業状態の斜視図。
【図5】各締付け要素がそれらの外側端で互いに接触し
ている締付け位置における回転シリンダの異なった実施
例の断面図。
【図6】特に上唇範囲で採用するための締付け状態にあ
る締付け要素を持った毛を除去するための脱毛器具の異
なった実施例の断面図。
【図7】開放状態にある締付け要素を持った脱毛器具の
異なった実施例の断面図。
【図8】制御要素の斜視図。
【図9】Uリンクないし押圧要素付き軸受台の左側スト
ッパ位置ないし右側ストッパ位置にある説明図。
【図10】Uリンクないし押圧要素付き軸受台の左側ス
トッパ位置ないし右側ストッパ位置にある説明図。
【図11】Uリンクないし押圧要素付き軸受台の左側ス
トッパ位置ないし右側ストッパ位置にある説明図。
【図12】Uリンクないし押圧要素付き軸受台の左側ス
トッパ位置ないし右側ストッパ位置にある説明図。
【図13】作動要素を操作するための制御要素の位置の
概略説明図。
【図14】作動要素を操作するための制御要素の位置の
概略説明図。
【図15】作動要素を制御するための対応した位置にお
ける皮膚表面に関する脱毛器具の可逆回転シリンダの運
動経過の説明図。
【図16】作動要素を制御するための対応した位置にお
ける皮膚表面に関する脱毛器具の可逆回転シリンダの運
動経過の説明図。
【図17】作動要素を制御するための対応した位置にお
ける皮膚表面に関する脱毛器具の可逆回転シリンダの運
動経過の説明図。
【符号の説明】
1 脱毛器具 2 ハウジング 4 回転シリンダ 42,43 締付け要素 103 電動機 105,106 締付け要素 109,110 作動要素 145 制御要素 147 押圧要素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロベール、ロジェ フランス国リヨン、リュ、ドウランダ ン、37 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45D 26/00

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】使用者の手で握れるハウジング(2)と、
    電動機(103)を介して駆動され締付け要素(42,
    43,105,106)が設けられた回転シリンダ
    (4)と、上記締付け要素(42,43,105,10
    6)に連結され、その締付け要素を作動するための、回
    転シリンダ(4)を通して延びる少なくとも1つの作動
    要素(109,110)とを有し、少なくとも1つの作
    動要素(109,110)が、その作動要素に作動的に
    組合わせられた押圧要素(147)または制御要素(1
    45)によって作動されるような人体の毛を除去するた
    めの脱毛器具において、 回転シリンダ(4)の回転方向の変化時に、締付け要素
    (42,43,105,106)の閉鎖時期の調整のた
    めに、前記押圧要素(147)または前記制御要素(14
    5)と前記作動要素(109,110)との接触点
    )の位置が変更されることを特徴とする脱毛器具。
  2. 【請求項2】前記押圧要素(147)または制御要素(1
    45)と前記作動要素(109,110)との接触点
    )の位置が、回転シリンダ(4)の回転軸に実質的
    に垂直な面内において変更可能であり、接触点()が
    少なくとも一つの締付け要素(42,105)の隣接す
    る締付け要素(43,106)に対する作動開始点であ
    ることを特徴とする、請求項1記載の脱毛器具。
  3. 【請求項3】脱毛器具(1)の固定軸線(x−y)と押
    圧要素(147)の主軸との間に形成される角度(α)
    が変更可能であり、その角度変更が回転シリンダ(4)
    の回転軸に実質的に垂直な平面内で起こることを特徴と
    する、請求項1または2記載の脱毛器具。
  4. 【請求項4】脱毛器具(1)の作動方向の変化の際に、
    脱毛器具(1)の回転シリンダ(4)の回転方向が、上
    記変化した作動方向に自動的に調整されることを特徴と
    する、請求項1乃至3のいずれか1つに記載の脱毛器
    具。
  5. 【請求項5】押圧要素(147)または制御要素(14
    5)が、ハウジング(2)の軸線(x−y)に関して対
    称に配置されている2つのストッパ(611,612)
    の間で変位可能であることを特徴とする、請求項1ない
    し4のいずれか1つに記載の脱毛器具。
  6. 【請求項6】回転シリンダ(4)の回転方向変化の際、
    押圧要素(147)、または制御要素(145)が一方
    のストッパ(611)から他方のストッパ(612)に
    移動できることを特徴とする、請求項1ないし5のいず
    れか1つに記載の脱毛器具。
  7. 【請求項7】回転シリンダ(4)の回転方向変化の際、
    作動要素(109,110)の押圧要素(147)との
    接触によって自動的に、押圧要素(147)のストッパ
    (611,612)の方向への変位、または少なくとも
    1つの作動要素(109,110)の直線方向変位が行
    われる終端位置への調整が行われることを特徴とする請
    求項6記載の脱毛器具。
  8. 【請求項8】回転シリンダ(4)の回転方向変化の際、
    連結リンク(153)の制御要素(145)のストッパ
    (611または612)との接触によって自動的に、制
    御要素(145)の終端位置への変位が行われることを
    特徴とする請求項6記載の脱毛器具。
  9. 【請求項9】作動要素(109,110)を作動するた
    めの押圧要素(147)が、調整可能なUリンク(2
    2)または軸受台(608)として形成されている調整
    可能なホルダ(690)に配置されていることを特徴と
    する、請求項1ないしのいずれか1つに記載の脱毛器
    具。
  10. 【請求項10】作動要素(109,110)を作動する
    ための押圧要素(147)が、作動要素(109,11
    0)の長手軸線に対してほぼ平行に延びる軸(19)ま
    たは回転シリンダ(4)の回転軸線(19,114)を
    中心として揺動できるホルダ(690)に配置されてい
    ることを特徴とする、請求項に記載の脱毛器具。
  11. 【請求項11】互いに間隔を隔てられたストッパ(61
    1,612)が脱毛ヘッド(3)特に脱毛ヘッド(3)
    のフレームに設けられていることを特徴とする、請求項
    5または6に記載の脱毛器具。
  12. 【請求項12】回転シリンダ(4)の軸(19)は、そ
    の両端に、Uリンク(22)の脚部(21)がそれぞれ
    挿入されるスリット開口(20)を有していることを特
    徴とする、請求項に記載の脱毛器具。
  13. 【請求項13】互いに間隔を隔てられたストッパ(61
    1,612)が、軸(19)に設けられUリンク(2
    2)の脚部(21)が挿入されるスリット開口(20)
    の側壁によって形成されていることを特徴とする請求項
    5または6に記載の脱毛器具。
  14. 【請求項14】ホルダ(690)が脱毛ヘッド(3)に
    揺動可能に支持されているUリンク(22)として形成
    され、軸(19)が脱毛器具内に設けられている軸受ブ
    ッシュ(17,18)で受けられていることを特徴とす
    る、請求項9または10に記載の脱毛器具。
  15. 【請求項15】ホルダ(690)が、脱毛ヘッド(3)
    内に設けられている軸受ブッシュ(18)に押圧要素
    (147)と共に揺動可能に支持されている軸受台(6
    08)として形成されていることを特徴とする、請求項
    9または10に記載の脱毛器具。
  16. 【請求項16】ホルダ(690)が揺動可能なUリンク
    (22)として形成され、その両側脚部(21)にそれ
    ぞれ押圧要素(147)が配置されていることを特徴と
    する、請求項9または10に記載の脱毛器具。
  17. 【請求項17】Uリンク(22)の各脚部(21)に押
    圧要素(147)が配置され、この押圧要素(147)
    が回転シリンダの回転の際その都度所定の角度範囲にお
    いて作動要素(109,110)の外側端と接触し、少
    なくとも1つのばね(6)の作用に抗して作動要素(1
    09,110)の相対調整が生じ、その場合ストッパ
    (611,612)間においてUリンク(22)の脚部
    (21)および押圧要素の角度位置が調整されることを
    特徴とする、請求項16記載の脱毛器具。
  18. 【請求項18】押圧要素が押圧ローラ(147)として
    Uリンク(22)の脚部(21)に回転可能に支持され
    ていることを特徴とする、請求項17記載の脱毛器具。
  19. 【請求項19】押圧要素(147)と回転シリンダ
    (4)の端面との間にそれぞれ円板(63)が設けられ
    ていることを特徴とする、請求項17記載の脱毛器具。
  20. 【請求項20】位置不動の押圧要素(147)と共働す
    るストッパ(611,612)付き制御要素(145)
    が、軸(114)上に回転可能に且つ軸線方向移動可能
    に支持されていることを特徴とする、請求項1または2
    に記載の脱毛器具。
  21. 【請求項21】押圧要素(147)がハウジング(2)
    内に固定して配置されている軸受ボルト(159)上に
    回転可能に支持されていることを特徴とする、請求項
    に記載の脱毛器具。
  22. 【請求項22】押圧要素(147)を受けるための軸受
    ボルト(159)が回転シリンダ(4)を駆動するため
    の回転軸(114)とほぼ直角に交差していることを特
    徴とする、請求項21記載の脱毛器具。
  23. 【請求項23】回転軸(114)上に制御要素(14
    5)が配置され、この制御要素(145)が一方では押
    圧要素(147)に、他方では少なくとも1つの作動要
    素(109,110)に作動的に連結されていることを
    特徴とする、請求項20ないし22のいずれか1つに記
    載の脱毛器具。
  24. 【請求項24】押圧要素(147)が、その外側面が制
    御要素(145)の制御カム(146)の上を転動する
    裁頭円錐体として形成されていることを特徴とする、請
    求項20ないし23のいずれか1つに記載の脱毛器具。
  25. 【請求項25】回転軸(114)上に回転可能に且つ軸
    線方向移動可能に支持されている制御要素(145)
    が、ストッパ(611,612)を形成する、少なくと
    も1つの作動要素(109)と作動的に連結されている
    連結リンク(153)が挿入される空隙(692)を有
    し、回転シリンダ(4)の回転方向変化の際に連結リン
    ク(153)が回転可能に支持されている制御要素(1
    45)の1つのストッパ(611または612)に接触
    していることを特徴とする、請求項20ないし24のい
    ずれか1つに記載の脱毛器具。
  26. 【請求項26】移動可能な制御要素(145)が移動可
    能に支持されている作動要素(110)に作用すること
    を特徴とする、請求項20ないし25のいずれか1つに
    記載の脱毛器具。
  27. 【請求項27】回転シリンダ(4)の回転方向に関係し
    てその都度の接触点(P)が、連結リンク(153)と
    1つのストッパ(611または612)との接触並びに
    制御要素(145)の制御カムの隆起部(161)と押
    圧要素(147)との接触とによって決定されているこ
    とを特徴とする、請求項20ないし26のいずれか1つ
    に記載の脱毛器具。
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