JP3438815B2 - 巻回体収納容器 - Google Patents
巻回体収納容器Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D83/00—Containers or packages with special means for dispensing contents
- B65D83/08—Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession
- B65D83/0847—Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession through an aperture at the junction of two walls
- B65D83/0852—Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession through an aperture at the junction of two walls with means for assisting dispensing
- B65D83/0882—Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession through an aperture at the junction of two walls with means for assisting dispensing and for cutting interconnected articles
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- Cartons (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
ルム等の巻回体の収納容器に関する。
ン等において、ラップフィルムが広く使用されている。
このラップフィルムが巻回されている巻回体は、通常、
容器に収納されている。
くの構造を有している。すなわち、容器Bは、例えば一
枚の厚紙に所定のパターンで折り目を形成し、この折り
目に沿って折り曲げることによって容器本体部11と蓋
体部12とを構成したものである。
Cが収納され、不使用時には、閉蓋され、内部にホコリ
等が入らないようにしている。使用に際しては、図6に
示す如く、蓋体部12を開け、そして巻回体Cから巻き
解かれているフィルム先端部を引っ張って所定の長さ分
だけ引き出し、その後、蓋体部12を閉じ、蓋体部12
の先端部に形成された鋸歯状刃13に薄膜を押し当て、
引くことによって所望の大きさの薄膜(フィルム)を手
にしている。
に示す如く、巻回体Cは所定の長さ分だけ(C1で示す
部分)巻き解かれている。
振動などの外力が作用すると、巻回体Cに巻き戻りの力
が作用し、本来、巻き解かれているフィルム先端部分が
巻き戻り、図8に示す如くになることがある。
回、使用しようとした場合、蓋体部12を開けただけで
は、フィルム先端部分を引き出せず、その作業性が極め
て悪い。
器本体部11の前面部における外面に粘着材14を設け
ておき、この粘着材14に巻き解かれているフィルム先
端部分を貼り付けることが出来るようにしたものが提案
されている。
弱いものでなければならず、この為、何回も繰り返して
使用していると、その効果はなくなり、巻回体が収納さ
れている容器Bに振動などの外力が作用すると、巻回体
Cに巻き戻りの力が作用し、巻き解かれているフィルム
先端部分が巻き戻り、図8に示す如くになる。
課題は、巻回体が収納されている容器に振動などの外力
が作用しても、巻回体に巻き戻りの力が作用せず、巻き
解かれている先端部分が巻き戻ることが無いようにした
巻回体収納容器を提供することである。
巻回体が収納されている容器に振動などの外力が作用し
ても、巻回体に巻き戻りの力が作用せず、巻き解かれて
いる先端部分が巻き戻ることが無いようにすると共に、
使用に際しての巻き解きを容易にした巻回体収納容器を
提供することである。
体が収納される容器であって、前記容器内における底面
部には、その前後方向における略中間の位置において収
納された巻回体が接触する摩擦材が設けられてなること
を特徴とする巻回体収納容器によって解決される。
他に、摩擦材によるブレーキ作用を解除せしめる解除手
段が設けられてなることを特徴とする巻回体収納容器に
よって解決される。
ば、この摩擦材に接した巻回体に外力が作用しても、巻
回体は回動し難い。従って、巻回体が収納されている容
器に振動などの外力が作用しても、巻回体に巻き戻りの
力が作用せず、巻き解かれている先端部分が巻き戻るこ
とが無い。
収納されている巻回体が接触できる位置であれば、如何
なる場所でも良い。例えば、容器の側面(垂直面)であ
っても良い。
好ましい。なぜならば、容器の底面の上面に摩擦材を設
けておくと、不使用時には、重力の作用で、巻回体は、
必ず、摩擦材に接触している。従って、不使用時には、
常に、摩擦材によるブレーキ作用が巻回体に働いてい
る。そして、使用に際して、巻き解かれている先端部分
を引き出した場合、巻回体には上方(斜め上方)に引っ
張られる力が作用するから、巻回体は多少浮き上がった
り、或いは、巻回体には手前側に移動するような力が作
用する。この為、巻回体は摩擦材から離間する。従っ
て、摩擦材によるブレーキ作用が解除されるから、使用
に際して、巻き解きに大きな力を要さない。つまり、あ
たかも、摩擦材を設けていない場合と同様な力で引き出
せる。
て、その全面にわたって設けても良いが、一部でも良
い。すなわち、通常の状態において、収納されている巻
回体に接触する部分に設けられておれば充分であるから
による。そして、一部であれば、それだけ材料費も安く
なる。
のになると、巻き解かれている先端部分を引っ張って
も、巻回体が重い為に、持ち上がり難い場合がある。し
かし、このような場合でも、巻き解かれている先端部分
を引っ張ることによって、その位置を多少手前側に移動
させる(転がらせる)ことは比較的容易である。
る先端部分を引っ張り、巻回体の位置を多少手前側に移
動させ、凸部に巻回体を乗り上げさせることによって、
摩擦材によるブレーキ作用を解除できるようにしておけ
ば好都合である。すなわち、容器内に摩擦材の高さより
高い凸部を設けておけば、凸部に巻回体を乗り上げさせ
ることによって摩擦材によるブレーキ作用を解除できる
ようになり、極めて好都合である。
布、粘着材の群の中から選ばれる少なくとも一つのもの
からなる。中でもゴム、樹脂、布などが好ましい。なぜ
ならば、粘着材の場合には、粘着材が転写された場合、
汚れの心配がある。これに対して、ゴム、樹脂、或いは
布であれば、汚れの心配が無い。
巻回体が収納される容器であって、前記容器内における
底面部には、その前後方向における略中間の位置におい
て収納された巻回体が接触する摩擦材が設けられてな
る。又、前記摩擦材によるブレーキ作用を解除せしめる
解除手段が更に設けられてなる。前記解除手段は、容器
内に設けられた凸部である。特に、容器の底面の上面、
特に底面の上面に設けられた摩擦材より手前側の位置の
底面の上面に設けられた凸部である。
設けても良いが、一部でも良い。そして、摩擦材として
は、例えばゴム、樹脂(フィルム)、布、粘着材、中で
もゴム、樹脂(フィルム)、或いは布が好ましい。
の第1実施形態を示すもので、図1は蓋体部を開いた状
態での平面図、図2は断面図、図3は使用時での断面図
である。
り、この容器本体部1と蓋体部2とによって収納容器A
が構成される。3は、蓋体部2の先端部に形成された鋸
歯状刃である。尚、鋸歯状刃3は必要に応じて設けられ
たものである。
に設けられた摩擦材(本実施形態では、特に、ゴム材が
選ばれた。)である。この摩擦材4a,4bは、図1か
らも判る通り、底面の前後方向における略中間の位置
(特に、中間の位置よりも容器本体部1と蓋体部2との
連結部側に1〜3mm(中でも、2〜3mm)離れた位
置)に設けられている。尚、摩擦材4aは底面の前後方
向における略中間の位置において左側の位置に、摩擦材
4bは底面の前後方向における略中間の位置において右
側の位置に設けられている。尚、摩擦材は、二箇所のみ
ならず、三箇所であっても良く、又、底面の前後方向に
おける略中間の位置において一ライン全域にわたって設
けられていても良い。又、摩擦材の幅aは、例えば1〜
10mm程度あれば充分である。
には、図2から判る通り、巻回体Cは、常に、摩擦材4
a,4bに接触している。従って、振動などの外力が作
用しても、巻回体Cは回動し難い。すなわち、巻回体に
巻き戻りの力が作用せず、巻き解かれている先端部分が
巻き戻ることが無い。
を引き出した場合、巻回体Cには上方に引っ張られる力
が作用するから、図3に示す通り、巻回体Cは多少浮き
上がったものとなる。或いは、巻き解かれている先端部
分を引き出した場合、巻回体Cには手前側に移動するよ
うな力が作用する。この為、巻回体Cは摩擦材4a,4
bから離間する。従って、摩擦材4a,4bによるブレ
ーキ作用が解除されるから、簡単に巻き解ける。つま
り、あたかも、摩擦材4a,4bを設けていない場合と
同様な力で引き出せる。
器の第2実施形態を示すもので、図4は不使用時での断
面図、図5は使用時での断面図である。
施形態で示した構造を備え、更に、摩擦材4a,4bよ
り手前側(引っ張り出す為、巻回体の先端部を把持して
いる側)の位置に設けられた凸部5a,5bを有する。
切り目の部分を、使用に際して、内側に押し上げること
によって形成されたものである。
5a,5bが構成されていると、100mもの長さの巻
回体と言ったように重く、図3のように持ち上げること
が出来ない場合であっても、巻き解かれている先端部分
を引っ張ることによって、その位置を多少手前側に移動
させることは容易であり、従って巻回体Cの位置を多少
手前側に移動させ、凸部5a,5bに巻回体Cを乗り上
げさせることによって、巻回体Cを摩擦材4a,4bか
ら離間させることが出来、持ち上げなくても、使用に際
してブレーキ作用を解除できるようになる。
の側が高さの低い傾斜したものとしているから、不使用
時には、重力の作用で、元に戻り、巻回体Cは摩擦材4
a,4bに接触するようになる。従って、不使用時に
は、常に、摩擦材4a,4bによるブレーキ作用が働い
ている。
されている容器に振動などの外力が作用しても、巻回体
に巻き戻りの力が作用せず、巻き解かれている先端部分
が巻き戻ることが無い。
れている容器に振動などの外力が作用しても、巻回体に
巻き戻りの力が作用せず、巻き解かれている先端部分が
巻き戻ることが無く、そして100mもの長さの巻回体
と言ったように重いものであっても、使用に際しての巻
き解きが容易である。
状態での平面図
図
面図
図
Claims (4)
- 【請求項1】 巻回体が収納される容器であって、 前記容器内における底面部には、その前後方向における
略中間の位置において収納された巻回体が接触する摩擦
材が設けられてなることを特徴とする巻回体収納容器。 - 【請求項2】 摩擦材によるブレーキ作用を解除せしめ
る解除手段が更に設けられてなることを特徴とする請求
項1の巻回体収納容器。 - 【請求項3】 摩擦材は、ゴム、樹脂、布、粘着材の群
の中から選ばれる少なくとも一つのものからなることを
特徴とする請求項1又は請求項2の巻回体収納容器。 - 【請求項4】 解除手段は容器内に設けられた凸部であ
り、この凸部に巻回体を乗り上げさせることによって摩
擦材によるブレーキ作用を解除できるようにしたことを
特徴とする請求項2又は請求項3の巻回体収納容器。
Priority Applications (1)
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JP2000115651A JP3438815B2 (ja) | 2000-04-17 | 2000-04-17 | 巻回体収納容器 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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