JP3438370B2 - 気化器台数制御装置 - Google Patents

気化器台数制御装置

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JP3438370B2
JP3438370B2 JP00532395A JP532395A JP3438370B2 JP 3438370 B2 JP3438370 B2 JP 3438370B2 JP 00532395 A JP00532395 A JP 00532395A JP 532395 A JP532395 A JP 532395A JP 3438370 B2 JP3438370 B2 JP 3438370B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火力発電所に天然ガス
を送出しているLNG(液化天然ガス)基地において、
液化天然ガスを気化させて天然ガスを排出する気化器の
運転台数を制御する気化器台数制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】火力発電所の中には、LNG基地から供
給される天然ガスを燃料として電力を発生しているもの
がある。また、このような火力発電所には、天然ガスを
高圧に圧縮して燃焼させることによってガスタービンを
回転させ、燃焼後の排ガスの余熱を利用して蒸気を発生
させて蒸気タービン回転させるコンバインド発電所があ
る。一方、このような火力発電所に天然ガスを供給して
いるLNG基地は、気化器に流入させた液化天然ガスを
気化させ、その結果得られる天然ガスを火力発電所にお
ける天然ガスの消費量に応じて供給している。
【0003】ところで、このようなLNG基地には複数
の気化器が設けられており、各々の気化器は海水ポンプ
(複数台が設けられている)によって汲み上げられた海
水を用いて液化天然ガス(温度が−160度程度)を気
化させている。そして、各気化器が排出する天然ガス
は、1本の主管に集められて火力発電所に送出される。
この場合、この主管における送出圧力は火力発電所にお
ける天然ガスの消費量に応じて変化し、気化器を制御す
る気化器制御装置は、この送出圧力と火力発電所の天然
ガス消費量とに基づいて気化器の運転台数を制御すると
共に、運転中の各気化器の気化量を制御することによっ
て、送出圧力を常に一定に保つように動作する。
【0004】例えば、火力発電所のタービンの回転数が
上昇し、単位時間あたりの天然ガスの消費量が増大して
主管の送出圧力が低下すると、気化器制御装置は、各気
化器の単位時間あたりの液化天然ガスの気化量を増大さ
せるように各気化器を制御する。この場合、気化器制御
装置は、火力発電所の天然ガス消費量の低下の度合いに
よって運転停止中の気化器を稼働させる。一方、運転中
の気化器によって送出圧力の低下に対応できると判断し
た場合は、液化天然ガスの流量を制限する流量制御弁
(各気化器の液化天然ガスの流入口に設けられている)
を開く方向に制御することによって、各気化器が排出す
る天然ガスの流量を増大させる。この結果、各気化器の
気化量が増大し、主管の送出圧力が上昇する。逆に、主
管の送出圧力が上昇した場合、気化器制御装置は、運転
中の気化器を停止させるか、あるいは各流量制御弁を閉
じる方向に制御することによって主管圧力の値を一定に
保つ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の蒸気タービンを
回転させる方式の火力発電所は、需要電力の変化に対す
る応答が緩やかであったため、天然ガスの消費量が急激
に変化することは殆どなかった。しかし、タービン数
(軸数)が多く、電力需要量の変化に対して素早く応答
することが可能なコンバインド火力発電所は、天然ガス
の消費量変化が急峻であり、その過渡的な変化は図3
(a)に示すようにオーバーシュートあるいはアンダー
シュートを伴った変化となる。
【0006】ここで、同図に示す消費量A及び消費量B
は、気化器制御装置が運転中の気化器の最大気化量(気
化能力)に基づいて気化器の運転台数の変更を行う天然
ガスの消費量である。オーバーシュート部またはアンダ
ーシュート部においては、火力発電所における天然ガス
の消費量がこれら消費量Aまたは消費量Bと交差する。
したがって、図3(b)に示すように、気化器制御装置
は交差時刻t1、t2、t3、t4に同期して、気化器の運
転台数をα→(α+1)→α→(α−1)→αと変化さ
せる。
【0007】つまり、従来の気化器制御装置は、運転中
の気化器の最大気化量に対する火力発電所における天然
ガスの消費量の差と、予め決定されている閾値との単純
な大小関係によって気化器の運転台数を決定していたた
め、図3(a)に示すようなオーバーシュート部あるい
はアンダーシュート部において、気化器の運転台数を不
必要に変化させていた。そして、このような気化器の運
転台数の不必要な変化によって海水を汲み上げる海水ポ
ンプが不必要に運転される場合があり、これによってL
NG基地の消費電力を増大させるという問題がある。ま
た、運転停止中の気化器を運転させるには時間を要する
ため、火力発電所における天然ガスの急激な消費量変化
に追従できないという問題がある。
【0008】本発明は上述する問題点に鑑みてなされた
もので、LNG基地における消費電力の低減を図ると共
に、天然ガスの急激な変化に対して追従性の良い気化器
台数制御装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の気化器台
数制御装置は、上述した目的を達成するために、天然ガ
スを火力発電所に送出している液化天然ガス基地におい
て、液化天然ガスを気化させて天然ガスを送出する気化
器の運転台数の変更を指示する指示信号を出力する気化
器台数制御装置であって、前記火力発電所から送られて
くる情報に基づいて、該火力発電所におけるタービンの
運転台数を計数する軸計数手段と、運転中の前記気化器
の台数を計数する気化器計数手段と、前記軸計数手段の
計数結果と前記気化器計数手段の計数結果とを比較し、
該軸計数手段の計数結果に対して該気化器計数手段の計
数結果が予め決められた所定値となった場合に制御信号
を出力する演算手段と、前記制御信号が出力された場合
にのみ、前記火力発電所における天然ガスの消費量と運
転中の前記気化器の最大気化量との差に基づいて前記指
示信号を出力する主制御手段と、を具備することを特徴
としている。
【0010】請求項2記載の気化器台数制御装置は、請
求項1記載の発明において、前記主制御手段は、前記制
御信号が出力された場合において、運転中の前記気化器
の最大気化量に対する前記火力発電所における天然ガス
の消費量の差が第1の閾値よりも小さいときに、前記気
化器の運転台数を1台増大させる指示信号を出力し、運
転中の前記気化器の最大気化量に対する前記火力発電所
における天然ガスの消費量の差が第2の閾値よりも大き
いときに、前記気化器の運転台数を1台減少させる指示
信号を出力する、ことを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明による気化器台数制御装置によれば、軸
計数手段の計数結果に対して気化器計数手段の計数結果
が予め決められた所定値となった場合に制御信号が出力
される。そして、この制御信号が出力された場合にの
み、火力発電所における天然ガスの消費量と運転中の気
化器の気化量との差に基づいて気化器の運転台数の変更
を指示する指示信号が出力される。したがって、軸計数
手段の計数結果に対して気化器計数手段の計数結果が予
め決められた所定値とならない場合、火力発電所の天然
ガスの消費量と運転中の気化器の気化量との差の如何に
係わらず上記指示信号は出力されない。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。図1は、LNG基地において気化器の運
転台数を制御する気化器台数制御装置のブロック図であ
る。なお、この気化器台数制御装置は、上述した気化器
制御装置に、運転停止中の気化器の運転開始または運転
中の気化器の運転停止を指示する指示信号を出力する装
置である。
【0013】図において、符号Aは台数制御部、A1は
演算部、そしてBは主制御部である。台数制御部Aは、
計数装置1、2、コンパレータ3、4、ANDゲート5
〜8、及びORゲート9、NOTゲート10によって構
成されている。また、演算部A1は、これらの構成要素
のうち計数装置1、2を除いた構成要素によって構成さ
れている。
【0014】計数装置1は、1軸から14軸まであるタ
ービンの入力遮断弁の開/閉状態(タービンの運転/停
止状態)を示す信号が入力され、弁が開いた状態にある
入力遮断弁の台数、つまり運転中のタービンの台数を示
す軸運転台数nを計数する。計数装置2は、各気化器の
運転/停止状態を示す信号が入力され、運転中の気化器
の台数(気化器運転台数)を計数する。なお、この実施
例では気化器の台数を(A)〜(D)までの4台として
おり、したがって気化器運転台数は0から4までの数値
となる。
【0015】コンパレータ3、4は、各々入力された各
計数結果と予め設定された所定の閾値とに基づいて所定
の出力端a1〜a4、b1〜b4に”H(ハイ)”電圧を出
力する。すなわち、コンパレータ3は、軸運転台数n≦
3のときには出力端a1のみに”H(ハイ)”電圧を出
力し、他の出力端a2〜a4には”L(ロー)”電圧を出
力する。そして、4≦軸運転台数n≦6のときには出力
端a2のみに”H(ハイ)”電圧を出力し、7≦軸運転
台数n≦10のときには出力端a3のみに”H(ハ
イ)”電圧を出力し、11≦軸運転台数n≦14のとき
には出力端a4のみに”H(ハイ)”電圧を出力する。
【0016】また、コンパレータ4は、気化器運転台数
=1のときには出力端b1のみに”H(ハイ)”電圧を
出力し、他の出力端b2〜b4には”L(ロー)”電圧を
出力する。そして、気化器運転台数=2のときには出力
端b2のみに”H(ハイ)”電圧を出力し、気化器運転
台数=3のときには出力端b3のみに”H(ハイ)”電
圧を出力し、気化器運転台数=4のときには出力端b4
のみに”H(ハイ)”電圧を出力する。
【0017】ANDゲート5〜8は、コンパレータ3、
4の各出力端a1〜a4、b1〜b4の信号をそれぞれ入力
し、各々の論理和の結果を信号〜としてORゲート
9にそれぞれ出力する。ORゲート9は信号〜の論
理積を取り、その結果をNOTゲート10に出力する。
NOTゲート10は、入力された信号を反転させて信号
Cを出力する。
【0018】次に、主制御部Bは、減算器11、コンパ
レータ12、ANDゲート13、14、起動器選択回路
15、停止器選択回路16によって構成されている。減
算器11は、運転中の気化器の最大気化量に対する発電
所における天然ガスの消費量の差を取り、その結果をコ
ンパレータ12に出力する。ここで、運転中の気化器の
最大気化量とは、運転中の各気化器の最大気化量を合計
した値であり、運転中の気化器に流入される海水の流量
とその温度から各気化器毎に求められる変動値である。
これに対して、発電所における天然ガスの消費量も、時
事刻々と変化する変動値である。
【0019】コンパレータ12は、この運転中の気化器
の最大気化量に対する発電所における天然ガスの消費量
の差が所定の第1の閾値TH1よりも小さい場合、出力
端c1のみに”H(ハイ)”電圧を出力する。一方、こ
の差が所定の第2の閾値TH2(TH2>TH1)より
も大きい場合、出力端c2のみに”H(ハイ)”電圧を
出力する。
【0020】ここで、第1の閾値TH1は、発電所にお
ける天然ガスの消費量が、運転中の気化器の最大気化量
を越えないような最適制御範囲に設定されている。ま
た、第2の閾値TH2は、発電所における天然ガスの消
費量が、運転中の全ての気化器の最大気化量から気化器
1台分の最大気化量を差し引いた気化量を越えないよう
な最適制御範囲に設定されている。したがって、上述す
るように気化器の運転台数を制御することによって、発
電所における天然ガスの消費量に対応した天然ガス量を
供給できないような状態に至ることはない。
【0021】ANDゲート13は、コンパレータ12の
出力端c1から出力された信号と台数制御部Aから出力
された信号Cとの論理積を取り、その結果を起動器選択
回路15に出力する。起動器選択回路15は、運転停止
中の気化器の中から予め設定された所定の条件に従って
1台を選択し、気化器制御装置に気化器起動指令を出力
する。ここで、この起動選択条件は例えば運転停止時間
であり、起動器選択回路15は運転停止時間の最も長い
気化器を指定して気化器起動指令を出力する。
【0022】また、ANDゲート14は、コンパレータ
12の出力端c2に出力された信号と信号Cとの論理積
を取り、その結果を停止器選択回路16に出力する。停
止器選択回路16は、運転中の気化器の中から予め設定
された所定の条件に従って1台を選択し、気化器制御装
置に気化器停止指令を出力する。ここで、この停止選択
条件は、例えば連続運転時間であり、停止器選択回路1
6は連続運転時間の最も長い気化器を指定して気化器停
止指令を出力する。
【0023】次に、上記構成の気化器台数制御装置の動
作について説明する。図2は、上述した信号〜の状
態を示す図である。ここで、火力発電所は常時タービン
を回転させて電力需要に応じた発電を行っている。い
ま、例えば、火力発電所における運転中のタービン数が
5台(軸運転台数=5)であり、これに対してLNG基
地では2台(気化器運転台数=2)の気化器を運転させ
て火力発電所の消費量に対応する天然ガスを送出してい
るものとする。
【0024】この状態において、計数装置1が軸運転台
数として5及び計数装置2が気化器運転台数として2を
出力すると、コンパレータ3は出力端a2のみに”H
(ハイ)”電圧を出力し、コンパレータ4は出力端b2
のみに”H(ハイ)”電圧を出力する。また、この時コ
ンパレータ3の出力端a1、a3、a4及びコンパレータ
4の出力端b1、b3、b4には”L(ロー)”電圧がそ
れぞれ出力される。この出力を受けて、ANDゲート5
〜8のうちANDゲート6のみが、信号として”H
(ハイ)”電圧を出力する。この結果、ORゲート9の
出力は”H(ハイ)”電圧となり、NOTゲート10の
出力は”L(ロー)”電圧となる。すなわち、この状態
においては、台数制御部Aの出力信号Cは”L(ロ
ー)”電圧となる。
【0025】一方、この時の主制御部Bの動作を見る
と、火力発電所における天然ガスの消費量が変動し、コ
ンパレータ12の出力端c1あるいは出力端c2が”H
(ハイ)”電圧となった場合、ANDゲート13、14
は信号Cによって閉じているので、起動器選択回路15
及び停止器選択回路16はどちらも作動せず、よって気
化器起動指令及び気化器停止指令は出力されない。した
がって、この状態において運転される気化器の台数は変
化しない。図2では、この状態をONとして示してい
る。
【0026】次に、例えば、軸運転台数が5台から7台
に増加した場合、コンパレータ3は出力端a3のみに”
H(ハイ)”電圧を出力する。この時、気化器の運転台
数は2台のままであり、コンパレータ4は出力端a2の
みに”H(ハイ)”電圧を出力する。すなわち、この状
態において全てのANDゲート5〜8が”L(ロー)”
電圧を出力する。したがって、台数制御部Aの出力信号
Cは”H(ハイ)”電圧となり、ANDゲート13、1
4の出力はコンパレータ12の出力信号に応じて出力状
態が決定される。
【0027】この状態において、発電所における天然ガ
スの消費量は、軸運転台数が5台から7台に増加したし
たことによって大幅に増大している。この結果、減算器
11の出力が減少して第1の閾値TH1よりも小さな値
となると、コンパレータ12は出力端c1のみに”H
(ハイ)”電圧を出力する。そして、この結果ANDゲ
ート13の出力は”H(ハイ)”電圧となり、起動器選
択回路15が作動して気化器起動指令が出力される。
【0028】これによって、起動器選択回路15によっ
て選択された運転停止中の気化器が新たに運転される。
この結果、計数装置2の計数結果が2台から3台とな
り、コンパレータ4は出力端b3のみに”H(ハイ)”
電圧を出力する。そして、台数制御部Aの出力信号Cは
再び”L(ロー)”電圧となり、火力発電所における天
然ガスの消費量が変化しても気化器起動指令及び気化器
停止指令が出力されない状態となる。すなわち、この状
態は図2においてONで表示されている状態である。
【0029】一方、軸運転台数が5台から3台に減少し
た場合、コンパレータ3は出力端a1のみに”H(ハ
イ)”電圧を出力し、台数制御部Aの出力信号Cは”H
(ハイ)”電圧となる。そして、減算器11の出力が増
大して第2の閾値TH2よりも大きな値となると、コン
パレータ12は出力端c2のみに”H(ハイ)”電圧を
出力する。この結果、停止器選択回路16が作動して気
化器停止指令が出力され、運転中の気化器が1台運転を
停止する。
【0030】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の気化器
台数制御装置によれば、気化器の不必要な運転/停止が
抑えられるので、LNG基地における消費電力の低減を
図ると共に、天然ガスの急激な変化に対して追従性の良
い気化器の運転を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による気化器台数制御装置の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】本発明による気化器台数制御装置の動作を説明
する図である。
【図3】従来の気化器の台数制御動作を説明する図であ
る。
【符号の説明】
A 台数制御部 A1 演算部 B 主制御部 1、2 計数装置 3、4、12 コンパレータ 5〜8、13、14 ANDゲート 9 ORゲート 10 NOTゲート 11 減算器 15 起動器選択回路 16 停止器選択回路
フロントページの続き (72)発明者 国府田 康雄 東京都江東区豊洲三丁目2番16号 石川 島播磨重工業株式会社 豊洲総合事務所 内 (56)参考文献 特開 昭58−129605(JP,A) 実開 平3−5039(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 11/18 F01K 13/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天然ガスを火力発電所に送出している液
    化天然ガス基地において、液化天然ガスを気化させて天
    然ガスを送出する気化器の運転台数の変更を指示する指
    示信号を出力する気化器台数制御装置であって、 前記火力発電所から送られてくる情報に基づいて、該火
    力発電所におけるタービンの運転台数を計数する軸計数
    手段と、 運転中の前記気化器の台数を計数する気化器計数手段
    と、 前記軸計数手段の計数結果と前記気化器計数手段の計数
    結果とを比較し、該軸計数手段の計数結果に対して該気
    化器計数手段の計数結果が予め決められた所定値となっ
    た場合に制御信号を出力する演算手段と、 前記制御信号が出力された場合にのみ、前記火力発電所
    における天然ガスの消費量と運転中の前記気化器の最大
    気化量との差に基づいて前記指示信号を出力する主制御
    手段と、 を具備することを特徴とする気化器台数制御装置。
  2. 【請求項2】 前記主制御手段は、前記制御信号が出力
    された場合において、 運転中の前記気化器の最大気化量に対する前記火力発電
    所における天然ガスの消費量の差が第1の閾値よりも小
    さいときに、前記気化器の運転台数を1台増大させる指
    示信号を出力し、 運転中の前記気化器の最大気化量に対する前記火力発電
    所における天然ガスの消費量の差が第2の閾値よりも大
    きいときに、前記気化器の運転台数を1台減少させる指
    示信号を出力する、 ことを特徴とする請求項1記載の気化器台数制御装置。
JP00532395A 1995-01-17 1995-01-17 気化器台数制御装置 Expired - Lifetime JP3438370B2 (ja)

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