JP3437535B2 - ウェハ洗浄処理装置及びその方法 - Google Patents

ウェハ洗浄処理装置及びその方法

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JP3437535B2 JP2000218936A JP2000218936A JP3437535B2 JP 3437535 B2 JP3437535 B2 JP 3437535B2 JP 2000218936 A JP2000218936 A JP 2000218936A JP 2000218936 A JP2000218936 A JP 2000218936A JP 3437535 B2 JP3437535 B2 JP 3437535B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄処理槽内で洗
浄液を下向きに流して洗浄処理槽内のウェハの洗浄処理
を行うウェハ洗浄処理装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のウェハ洗浄処理用オーバーフロー
槽は、図8に示すように、オーバーフロー槽101の下
部供給口102から洗浄液110を供給し、オーバーフ
ロー槽101の上部からオーバーフローさせるようにし
ている。この場合、整流板114等を用いて洗浄液11
0がウェハ103,…,103の表面を均等に流れる流
れを作り、ウェハ103,…,103を洗浄するように
工夫されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現実に
は、ウェハ103,…,103、ウェハ受け、場合によ
ってはウェハキャリアー等によって洗浄液110の流れ
が制限されたり、邪魔されるため、部分的に洗浄液11
0がオーバーフロー槽101内で滞留したり、洗浄液1
10が逆流したりして、ウェハ103,…,103を再
汚染することがあり、ウェハ103,…,103の洗浄
に支障をきたしていた。
【0004】従って、本発明の目的は、上記問題を解決
することにあって、部分的に洗浄液が滞留したり、洗浄
液が逆流したりすることがなく、ウェハを再汚染するこ
ともないウェハ洗浄処理装置及びその方法を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下のように構成する。
【0006】
【0007】
【0008】本発明の第1態様によれば、ウェハが収納
可能な矩形の洗浄処理槽と、上記洗浄処理槽の開口の周
囲の少なくとも3辺の外側に配置されて洗浄液を上記洗
浄処理槽内にオーバーフローにより供給する洗浄液供給
槽と、上記洗浄処理槽の上記開口の周囲の残りの1辺の
外側に配置されて、上記洗浄処理槽内に供給された上記
洗浄液の一部をオーバーフローにより上記洗浄処理槽か
ら排出する洗浄液排出槽とを備え、上記洗浄液供給槽か
ら上記洗浄処理槽内に供給された上記洗浄液が上記洗浄
処理槽の表面部分を流れて上記洗浄液排出槽に排出され
る表面流を形成するとともに、上記洗浄液供給槽から上
記洗浄処理槽内に供給された上記洗浄液が上記洗浄処理
槽内の上記ウェハの表面に沿って下降する下降流を形成
して、この下降流により上記洗浄処理槽内の上記ウェハ
を洗浄したのち、上記洗浄液を上記洗浄処理槽内から排
出するとともに、上記洗浄液供給槽と上記洗浄処理槽と
の境界の堰の高さは、上記洗浄液排出槽と上記洗浄処理
槽との境界の堰の高さ以下であるウェハ洗浄処理装置を
提供する。
【0009】本発明の第2態様によれば、上記洗浄処理
槽内の底部付近に、上記下降流を層流にする複数の貫通
孔を有する整流板を備える第1の態様に記載のウェハ洗
浄処理装置を提供する。
【0010】本発明の第3態様によれば、上記ウェハ
は、上記表面流の流れ方向と平行に配置する第1又は2
の態様に記載のウェハ洗浄処理装置を提供する。
【0011】本発明の第4態様によれば、上記洗浄液は
純水であり、上記洗浄液供給槽の上面には蓋が配置され
ている第1〜3のいずれか1つの態様に記載のウェハ洗
浄処理装置を提供する。
【0012】本発明の第5態様によれば、上記洗浄液供
給槽及び上記洗浄処理槽の上面には蓋が配置されている
第1〜3のいずれか1つの態様に記載のウェハ洗浄処理
装置を提供する。
【0013】本発明の第6態様によれば、上記洗浄処理
槽から排出された上記洗浄液が、再び、上記洗浄液供給
槽に供給されて循環されるようにしている第1〜5のい
ずれか1つの態様に記載のウェハ洗浄処理装置を提供す
る。
【0014】
【0015】
【0016】本発明の第7態様によれば、ウェハが収納
された矩形の洗浄処理槽の開口の周囲の少なくとも3辺
の外側に配置された洗浄液供給槽から、洗浄液を上記洗
浄処理槽内にオーバーフローにより供給し、上記洗浄液
供給槽から上記洗浄処理槽内に供給された上記洗浄液が
上記洗浄処理槽の表面部分を流れて上記洗浄処理槽の上
記開口の周囲の残りの1辺の外側に配置された洗浄液排
出槽にオーバーフローにより排出される表面流を形成す
るとともに、上記洗浄液供給槽から上記洗浄処理槽内に
供給された上記洗浄液が上記洗浄処理槽内の上記ウェハ
の表面に沿って下降する下降流を形成して、この下降流
により上記洗浄処理槽内の上記ウェハを洗浄したのち、
上記洗浄液を上記洗浄処理槽内から排出するとともに、
上記洗浄液は純水であり、上記洗浄液供給槽の上面を蓋
により覆うことにより外気と純水との接触を防止した状
態で、上記洗浄液供給槽から、上記洗浄液を上記洗浄処
理槽内にオーバーフローにより供給するようにしている
ウェハ洗浄処理方法を提供する。
【0017】本発明の第8態様によれば、上記洗浄処理
槽内の底部付近に複数の貫通孔を有する整流板により、
上記洗浄処理槽内の上記ウェハの表面に沿った上記下降
流を層流にした状態で、上記洗浄処理槽内の上記ウェハ
を洗浄するようにしている第7の態様に記載のウェハ洗
浄処理方法を提供する。
【0018】本発明の第9態様によれば、上記表面流の
流れ方向は上記ウェハの配置方向と平行である第7又は
8の態様に記載のウェハ洗浄処理方法を提供する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる実施の形
態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0020】本発明の第1の実施形態にかかるウェハ洗
浄処理装置及びその方法は、図1に示すように、多数の
ウェハ3,…,3がキャリアなどを介して収納可能でか
つ4つの内壁1a,1b,1c,1dを有する正方形又
は長方形などの矩形箱状の洗浄処理槽1と、上記洗浄処
理槽1の開口1pの周囲の4辺を構成する4つの内壁1
a,1b,1c,1dのうちの上記開口1pの周囲の3
辺を構成する3つの内壁1a,1b,1cの外側に大略
C字状に配置されて内壁1a,1b,1cの上端の同一
高さの供給用堰8を越えて純水又は薬液などの洗浄液1
0を上記洗浄処理槽1内にオーバーフローにより供給す
る洗浄液供給槽2と、上記洗浄処理槽1の上記開口1p
の周囲の残りの1つの辺を構成する残りの1つの内壁1
dの外側に配置されて内壁1dの上端の排出用堰9を越
えて上記洗浄処理槽1内の上記洗浄液10の一部をオー
バーフローにより排出用堰9を越えて排出する洗浄液排
出槽4とを備えて、上記洗浄処理槽1内に供給された上
記洗浄液10により下降流5を形成して上記洗浄処理槽
1内の上記ウェハ3,…,3を洗浄したのちの上記洗浄
液10を上記洗浄処理槽1内から排出するように大略構
成している。上記洗浄液供給槽2と上記洗浄液排出槽4
とが洗浄液供給排出装置の一例として機能する。
【0021】洗浄処理槽1は、その下部に、直径1mm
〜10mm程度のうちから選択された同一直径の多数の
貫通孔が均等に形成された矩形の整流板14を配置し
て、整流板14よりも上方の洗浄処理槽1内に多数のウ
ェハ3,…,3がキャリアなどを介して収納可能として
いる。この整流板14は、洗浄処理槽1内での後述する
洗浄液10の下降流5を層流に形成する機能を有してい
る。また、洗浄処理槽1の底部の中央開口1eに排出管
11が連結されており、排出管11の先端は洗浄処理槽
1の周囲雰囲気である大気中に開口するようにしてい
る。
【0022】洗浄液供給槽2は、上記洗浄処理槽1の上
記開口1pの周囲の3辺を構成する3つの内壁1a,1
b,1cの外側に隣接して配置された大略C字状の矩形
槽であり、3つの内壁1a,1b,1cの中央部の内壁
1bに対向する槽部分の底面の供給口2aより上向きに
洗浄液10が供給され、洗浄液10が上向きに供給され
て邪魔板7に一旦当てられたのち、洗浄液供給槽2内で
底面沿いに図1(A)では上下の2方向に分かれて大略
C字状の矩形槽内に大略均一に供給されるようになって
いる。洗浄液供給槽2と洗浄処理槽1とを仕切る供給用
堰8は、上記洗浄処理槽1の周囲の3つの内壁1a,1
b,1cの上端により構成され、3つの内壁1a,1
b,1cでは供給用堰8の高さが同一となり、洗浄液供
給槽2から、上記洗浄処理槽1の周囲の3つの内壁1
a,1b,1cの供給用堰8を越えてほぼ同様に、すな
わち、三方からほぼ均等に、洗浄液10が上記洗浄処理
槽1内にオーバーフローにより供給されるようになって
いる。
【0023】洗浄液排出槽4は、上記洗浄処理槽1の周
囲の残りの1つの内壁1dに隣接して配置された矩形の
槽であり、洗浄処理槽1と洗浄液排出槽4との間の排出
用堰9は、残りの1つの内壁1dの上端により構成され
て上記供給用堰8の高さと同一になっており、上記洗浄
処理槽1内に供給された上記洗浄液10の一部により上
記洗浄処理槽1の表面を流れる表面流16を形成して上
記表面流16を、排出用堰9を越えてオーバーフローに
より洗浄液排出槽4内に排出するようにしている。洗浄
液排出槽4内に排出された洗浄液10は、洗浄液排出槽
4の中央部の底面の開口4aに連結された洗浄液排出管
15(図6参照)により洗浄液排出槽4から排出され
る。なお、洗浄液排出槽4と洗浄液供給槽2との間には
仕切り壁17,17をそれぞれ設けて、洗浄液供給槽2
内の洗浄液10が洗浄処理槽1を通らずに洗浄液排出槽
4内に直接入り込むのを防止している。
【0024】このように構成することにより、洗浄液供
給槽2から、上記洗浄処理槽1の周囲の3つの内壁1
a,1b,1cの供給用堰8を越えてほぼ同様に洗浄液
10が記洗浄処理槽1内にオーバーフローにより三方か
ら大略均等に供給されるとともに、上記洗浄処理槽1内
に供給された上記洗浄液10の一部が表面流16として
上記洗浄処理槽1の表面を流れて排出用堰9を越えてオ
ーバーフローにより洗浄液排出槽4内に排出される。こ
のように、洗浄液供給槽2から洗浄処理槽1に供給され
た洗浄液10は、洗浄液供給槽2から洗浄処理槽1の表
面部分を流れて洗浄液排出槽4に向う表面流16と、洗
浄液供給槽2から洗浄処理槽1の3つの内壁1a,1
b,1cのみ又は4つの内壁面1a,1b,1c,1d
と平行にウェハ3,…,3に沿って流れる層流としての
下降流5とが確実に形成されて、ウェハの洗浄効率を高
めることができる。
【0025】上記表面流16を構成する洗浄液10は、
洗浄処理槽1の表面部分に浮遊するゴミや、ウェハ3,
…,3に付着していたが洗浄液10により取り除かれ、
比重差により表面に浮き上がった物質などを洗浄処理槽
1から除去する機能を果たす。ここで、表面流16を形
成するためには、供給用堰8から洗浄処理槽1に供給さ
れる洗浄液10の液量として、整流板14を通って中央
開口1eから排出される洗浄液10の液量と、排出用堰
9からオーバーフローするの液量とを合計した液量以上
の液量が供給されることが必要であると思われる。もし
洗浄液10の供給量が上記した合計の液量より少なけれ
ば、排出用堰9から洗浄液10がオーバーフローするこ
とがなくなり、供給用堰8に沿った下降流だけが強くな
り、肝心のウェハ表面を流れる流れが形成されにくくな
るためである。
【0026】一方、上記下降流5は、洗浄処理槽1の内
壁面に沿ってウェハ3,…,3の表面沿いに下向きに流
れる層流であり、ウェハ3,…,3の表面から洗浄液に
より取り除かれ、比重差により沈殿しやすい物質など
を、効率良く洗浄する機能を有することになる。下降流
5を構成する洗浄液10は、洗浄処理槽1の底部から洗
浄処理槽1の外部に排出される。ここで、下降流5を形
成するためには、洗浄処理槽1を十分深くするようにす
れば、洗浄処理槽1の上部から供給された洗浄液10が
層流となってウェハ表面を流れるようになる。しかし、
現実的には、洗浄処理槽1を十分に深くすることは無駄
が多くなるため、洗浄処理槽1を十分に深くしない代わ
りに洗浄液10の流れに抵抗となる整流板12を洗浄処
理槽1内に設けることにより、洗浄処理槽1内での局部
流を無くして、上部の供給用堰8から洗浄処理槽1に流
れ込んだ洗浄液10がウェハの表面を層流で流れるよう
にしている。
【0027】また、供給用堰8からの洗浄液10の供給
量が多すぎると、洗浄処理槽1の開口1pの周囲の3辺
から流れ込んだ洗浄液10が、洗浄処理槽1の上部で激
しくぶつかり合い乱流を引き起こすことが考えられる。
洗浄効率からも、供給された洗浄液10の大半は、洗浄
処理槽1の底部の中央開口1eから排出され、排出用堰
9からオーバーフローして排出される量が少なくなるよ
うに流量設定することが望ましい。なお、上記したよう
に表面流16の効果を十分に奏するため、ウェハ3,
…,3の向きは、表面流16の流れ方向、すなわち、洗
浄液供給槽2から内壁1bの供給用堰8を越えて洗浄処
理槽1を通って排出用堰9を越えて洗浄液排出槽4に流
れ込む直線的な方向と平行にするのが好ましい。
【0028】上記下降流5の流速及び流量は、洗浄処理
槽1の底部の中央開口1eに連結された排出管11の先
端開口11aの位置を上下に移動させることにより、洗
浄処理槽1内での洗浄液10の流れを簡単に調整するこ
とにより、洗浄処理を制御することができる。なお、排
出管11の先端の位置を上下して調整する代わりに、排
出管11の途中に流量調整弁を設けて、排出流量を調整
することにより、同様な調整を行うようにしてもよい。
【0029】上記第1実施形態によれば、内槽である洗
浄処理槽1の周囲に配置され外槽である洗浄液供給槽2
から洗浄液10を洗浄処理槽1内に供給し、その洗浄液
供給槽2の上部から洗浄処理槽1側に洗浄液10を給液
し、洗浄処理槽1の下部から排出することにより、洗浄
処理槽1内に上部から下部への下向きの流れすなわち下
降流5を形成させ、ウェハ3,…,3を効率良く洗浄さ
せることができる。これは、洗浄処理槽1の三方の内壁
1a,1b,1cの供給用堰8を越えて洗浄液供給槽2
より洗浄処理槽1内に洗浄液10を大略均等に三方から
供給しかつ洗浄処理槽1の残りの一方の内壁1dの堰で
あって供給用堰8と同一かそれ以上の高さの排出用堰9
を越えて洗浄処理槽1から洗浄液排出槽4へ洗浄液10
を排出する上に、洗浄処理槽1の底部において、洗浄液
10の流れに対して抵抗となるように小さな孔を数多く
あけた整流板14を設けて、洗浄液10の供給と排出の
バランスを取ることにより、整流板14の上部に下降流
5の層流を形成することができるからである。また、下
降流5の形成と同時に洗浄処理槽1の表面にも表面流1
6を形成することができるので、洗浄液10との比重差
等により浮き上がった汚れやごみを洗浄液排出槽4に流
し出すことができ、ウェハ3,…,3への再汚染を防止
することもできる。また、洗浄処理槽1の下部からの排
出管11の先端開口11aを洗浄処理槽1内のウェハ
3,…,3の少なくとも上端位置まで上げておくように
すれば、もしウェハ3,…,3の洗浄中に洗浄液10の
一例である純水の供給が停止しても純水の液面がウェハ
3,…,3の少なくとも上端位置よりも下がることがな
くウェハ3,…,3が空気中に露出することがなくな
る。
【0030】さらに、上記したように、洗浄液供給槽2
から洗浄処理槽1へ流れ込むときにオーバーフローする
ための供給用堰8の高さは、洗浄処理槽1から洗浄液排
出槽4へ流れ出すときにオーバーフローするための排出
用堰9の高さ以下とするほうが効果的である。洗浄液供
給槽2から流れ込む供給用堰8を洗浄処理槽1から洗浄
液排出槽4に流れ出す排出用堰9よりも高くすると、供
給用堰8を伝って落ちる下降流が強くなるので、洗浄処
理槽1に層流を形成することが困難になり、また、洗浄
処理槽1の上部には表面流16が形成できなくなるの
で、本発明の効果が低下するためである。
【0031】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、その他種々の態様で実施できる。
【0032】例えば、本発明の第2実施形態にかかるウ
ェハ洗浄処理装置の概略平面図及び断面側面図を図3に
示す。上記洗浄液供給槽2の開口面を蓋12で覆うこと
より、大気中の酸素が洗浄液例えば純水中に混入して比
抵抗が低下するのを防止して純水の純度を長く保つこと
ができるようにしてもよい。すなわち、図3に示すよう
に、大略C字形状の板体の蓋12により、洗浄液供給槽
2の大略C字状の開口面を覆うようにしてもよい。洗浄
液供給槽2内の洗浄液10は、蓋12の内面に接触して
状態で供給用堰8を越えて洗浄液供給槽2内から洗浄処
理槽1内に入り込むようになるため、洗浄液供給槽2内
で大気に接触することが図1,2の第1実施形態と比較
して大幅に少なくなり、大気中の酸素が洗浄液例えば純
水中に混入して比抵抗が低下するのを防止して純水の純
度を保つことができる。
【0033】また、本発明の第3実施形態にかかるウェ
ハ洗浄処理装置の概略平面図及び断面側面図を図4及び
図9に示す。この第3実施形態においては、排出用堰9
Aを上記供給用堰8Aの高さと同一のものに限らず、供
給用堰8Aの高さよりも高くしたものである。具体的に
は、図に示すように、上記三方の内壁1a,1b,1c
の上方に開口1fを形成して当該開口1fにより洗浄液
供給槽2と洗浄処理槽1とを連通させるとともに開口1
fの下端側を供給用堰8Aとするとともに、排出用堰9
Aを内壁1a,1b,1cの上端より低くなるように
し、かつ、洗浄液供給槽2には蓋12で覆うようにした
ものである。この結果、洗浄液供給槽2から開口1fに
より洗浄処理槽1内に流れ込んだ洗浄液10の大部分
は、洗浄処理槽1内で下向きに下降流5を形成するとと
もに、上記洗浄液10の一部が若干上向きに流れて洗浄
処理槽1の表面部分で表面流16を形成して、上記供給
用堰8Aの高さよりも高い排出用堰9Aから洗浄液排出
槽4内に排出されるようにしている。
【0034】このように排出用堰9Aが供給用堰8Aよ
りも高くするように構成する結果、図9に示すように、
供給用堰8Aから洗浄処理槽1内に流れ込んだ洗浄液1
0の流れは、大別して、表面流16となる流れAと、下
降流5となる流れBとになる。もし洗浄処理槽1の上部
開口1pから大気中の酸素等が処理液10に溶け込んで
も、流れAが形成する層が厚くなればなるほど、大気中
の酸素等が溶け込んだ処理液10が下降流5に紛れ込ま
ずにそのまま排出用堰9Aから洗浄処理槽外に排出され
るので、洗浄処理槽1の開口1p上に蓋を設けたことと
同じ効果が得られることになる。その他の構成及び作用
は先の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
【0035】また、本発明の第4実施形態にかかるウェ
ハ洗浄処理装置の概略平面図及び断面側面図を図5に示
す。図5に示すように、大略矩形の蓋13により、洗浄
液供給槽2の大略C字状の開口面及び洗浄処理槽1の矩
形の開口面の全面を覆うようにしてもよい。この場合、
ウェハ3,…,3を洗浄処理槽1に対して出し入れする
ときには、蓋13を全て開いて洗浄処理槽1の矩形の開
口面を開放するか、又は、蓋13のうちウェハ3,…,
3の出し入れに必要な部分のみ開いて、洗浄処理槽1の
開口面を部分的に開放する必要がある。このように、蓋
13により、洗浄液供給槽2の大略C字状の開口面及び
洗浄処理槽1の矩形の開口面の全面を覆うにすれば、純
水が大気に露出する時間が大幅に減少し、大気中の酸素
が洗浄液の一例である純水中に混入して比抵抗が低下す
るのを大幅に抑制することができて純水の純度をより一
層長く保つことができる。
【0036】また、本発明の第5実施形態にかかるウェ
ハ洗浄処理装置の概略平面図及び断面側面図を図6に示
す。洗浄液10がウェハーエッチング用の薬液で、例え
ばフッ酸、バッファードフッ酸、燐酸などの薬液の場
合、洗浄液供給槽2から洗浄処理槽1に供給されたの
ち、洗浄液排出槽4及び排出管11より排出された洗浄
液10を循環させて再び洗浄液供給槽2から洗浄処理槽
1に供給するようにすることもできる。すなわち、洗浄
処理槽1の底部の開口1eから開閉弁18を有する排出
管25、及び、洗浄液排出槽4の底部開口4aから開閉
弁24を有する排出管23により排出された洗浄液10
を、ポンプ20により、洗浄液供給槽2の供給口2aに
向けて供給管22で供給するようにしている。排出管2
5及び排出管23から排出された洗浄液10にはゴミな
どが混入している場合があるため、フィルタ21で清浄
化したのち、洗浄液供給槽2に供給するようにしてい
る。このような構成にすれば、洗浄処理槽1は純水洗浄
槽として有効であるばかりでなく、洗浄処理槽1及び洗
浄液排出槽4から排出された洗浄液10を洗浄液供給槽
2に戻すことにより、薬液循環槽としても有効であり、
特にエッチングの均一性が要求される薬液循環槽、ある
いは反応により沈殿する残渣が生成される薬液循環槽等
に最適なものとなる。なお、19は循環を停止して洗浄
液を排出するための自動開閉弁である。
【0037】また、本発明の第6実施形態にかかるウェ
ハ洗浄処理装置の概略平面図及び断面側面図を図7に示
す。この第6実施形態では、排出管26の先端部分を図
7のように下向きU字状に屈曲させることによりサイフ
ォン効果を発揮させつつ洗浄処理槽1から洗浄液10を
排出させるものである。27はサイフォン解除用弁であ
る。このような構成においては、サイフォンの排出管2
6の先端を上下させることにより、排出管26からの洗
浄液10の排出流量を調整することが可能となる。
【0038】また、本発明は、洗浄液供給槽2による洗
浄液10の供給方式に限定されるものではなく、洗浄液
供給槽2の代わりに、図10に本発明の第7実施形態と
して示すように、洗浄処理槽1の上部に、スリット状の
連続した細長い貫通穴30を有する洗浄液供給用配管パ
イプ31を洗浄液供給排出装置の他の例として設けて、
配管パイプ31の貫通穴30を通じて洗浄液10を洗浄
処理槽1内に供給するようにしてもよい。配管パイプ3
1は、洗浄処理槽1の3辺の内壁1a,1b,1cの上
端縁に固定されかつ大略コ字状に屈曲されている。配管
パイプ31の両端31a,31aはそれぞれ閉鎖されて
おり、中間部の底面に形成されかつ先の実施形態の供給
口2aに相当する供給口31bから配管パイプ31内に
洗浄水10が供給される。上記供給用堰8は、貫通穴3
0の下側の縁で形成されている。よって、先の実施形態
と同様に、配管パイプ31の貫通穴30から、貫通穴3
0の下側の縁が供給用堰8として機能しつつ、洗浄水1
0が洗浄処理槽1内に供給される。
【0039】なお、上記貫通穴30はスリット状の連続
した細長いものに限らず、図11に示すように、多数の
丸い貫通穴32,…,32により構成するようにしても
よい。すなわち、洗浄処理槽1の上部に、多数の丸い貫
通穴32,…,32を有する洗浄液供給用配管パイプ3
3を洗浄液供給排出装置の他の例として設けて、配管パ
イプ33の貫通穴32,…,32を通じて洗浄液10を
洗浄処理槽1内に供給するようにしてもよい。配管パイ
プ33は、洗浄処理槽1の3辺の内壁1a,1b,1c
の上端縁に固定されかつ大略コ字状に屈曲されている。
配管パイプ33の両端33a,33aはそれぞれ閉鎖さ
れており、中間部の底面に形成されかつ先の実施形態の
供給口2aに相当する供給口33bから配管パイプ33
内に洗浄水10が供給される。上記供給用堰8は、貫通
穴32,…,32の下側の縁で形成されている。よっ
て、先の実施形態と同様に、配管パイプ33の貫通穴3
2,…,32から、貫通穴32,…,32の下側の縁が
供給用堰8として機能しつつ、洗浄水10が洗浄処理槽
1内に供給される。
【0040】また、具体的には図示しないが、上記洗浄
液排出槽4も上記洗浄液供給槽と同様に、洗浄液供給排
出装置の他の例として、貫通穴を有する洗浄液排出用配
管パイプにより構成するようにしてもよい。
【0041】なお、上記様々な実施形態のうちの任意の
実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有
する効果を奏するようにすることができる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、洗浄処理槽の周囲に部
分的に配置された洗浄液供給排出装置又は洗浄液供給槽
から洗浄液を洗浄処理槽内に供給し、その洗浄液供給排
出装置又は洗浄液供給槽の上部から洗浄処理槽側に洗浄
液を給液し、洗浄処理槽の下部から排出することによ
り、洗浄処理槽内に上部から下部への下向きの流れすな
わち下降流を形成させ、ウェハを効率良く洗浄させるこ
とができる。
【0043】また、本発明において、洗浄処理槽の三方
の供給用堰を越えて洗浄液供給排出装置又は洗浄液供給
槽より洗浄処理槽内に洗浄液を大略均等に三方から供給
しかつ洗浄処理槽の残りの一方の排出用堰を越えて洗浄
処理槽から洗浄液供給排出装置又は洗浄液排出槽へ洗浄
液を排出する上に、洗浄処理槽の底部において、洗浄液
の流れに対して抵抗となるように小さな孔を数多くあけ
た整流板を設けるようにして、洗浄液の供給と排出のバ
ランスを取るようにする場合には、整流板の上部に下降
流の層流を確実に形成することができて、ウェハの洗浄
効率を高めることができる。また、この場合、下降流の
形成と同時に洗浄処理槽の表面にも表面流を確実に形成
することができるので、洗浄液との比重差等により浮き
上がった汚れやごみを洗浄液排出槽に流し出すことがで
き、ウェハへの再汚染を防止することもできる。
【0044】さらに、本発明において、洗浄液供給排出
装置又は洗浄液供給槽から洗浄処理槽へ流れ込むときに
オーバーフローするための供給用堰の高さは、洗浄処理
槽から洗浄液供給排出装置又は洗浄液排出槽へ流れ出す
ときにオーバーフローするための排出用堰の高さ以下と
する場合には、供給用堰を伝って落ちる下降流が強くな
らず、洗浄処理槽に層流を形成することができ、また、
洗浄処理槽の上部には表面流が形成できやすくなる。
【0045】また、本発明において、蓋により、洗浄液
供給槽の開口を覆うようにする場合には、洗浄液供給槽
内で大気に接触することが大幅に少なくなり、大気中の
酸素が洗浄液例えば純水中に混入して比抵抗が低下する
のを防止して純水の純度を長く保つことができる。
【0046】また、本発明において、蓋により、洗浄液
供給槽の開口及び洗浄処理槽の開口を覆うようにする場
合には、洗浄液供給槽及び洗浄処理槽内で大気に接触す
ることが大幅に少なくなり、大気中の酸素が洗浄液例え
ば純水中に混入して比抵抗が低下するのを大幅に抑制す
ることができて純水の純度をより長く保つことができ
る。
【0047】また、上記洗浄処理槽から排出された上記
洗浄液が、再び、上記洗浄液供給槽に供給されて循環さ
れるようにする場合には、循環槽として上記ウェハ洗浄
処理装置を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A),(B)はそれぞれ本発明の第1実施
形態にかかるウェハ洗浄処理装置の概略平面図及び断面
側面図である。
【図2】 図1のウェハ洗浄処理装置の概略斜視図であ
る。
【図3】 (A),(B)はそれぞれ本発明の第2実施
形態にかかるウェハ洗浄処理装置の概略平面図及び断面
側面図である。
【図4】 (A),(B)はそれぞれ本発明の第3実施
形態にかかるウェハ洗浄処理装置の概略平面図及び断面
側面図である。
【図5】 (A),(B)はそれぞれ本発明の第4実施
形態にかかるウェハ洗浄処理装置の概略平面図及び断面
側面図である。
【図6】 (A),(B)はそれぞれ本発明の第5実施
形態にかかるウェハ洗浄処理装置の概略平面図及び断面
側面図である。
【図7】 (A),(B)はそれぞれ本発明の第6実施
形態にかかるウェハ洗浄処理装置の概略平面図及び断面
側面図である。
【図8】 (A),(B)はそれぞれ従来のウェハ洗浄
処理装置の概略平面図及び断面側面図である。
【図9】 本発明の第3実施形態にかかるウェハ洗浄処
理装置の拡大断面側面図である。
【図10】 (A),(B)はそれぞれ本発明の第7実
施形態にかかるウェハ洗浄処理装置の概略平面図及び断
面側面図である。
【図11】 (A),(B)はそれぞれ本発明の第7実
施形態の変形例にかかるウェハ洗浄処理装置の概略平面
図及び断面側面図である。
【符号の説明】
1…洗浄処理槽、1a,1b,1c,1d…洗浄処理槽
の内壁、1e…中央開口、1p…開口、2…洗浄液供給
槽、2a…供給口、3…ウェハ、4…洗浄液排出槽、4
a…開口、5…下降流、7…邪魔板、8,8A…供給用
堰、9,9A…排出用堰、10…洗浄液、11…排出
管、11a…先端開口、12…蓋、13…蓋、14…整
流板、15…洗浄液排出管、16…表面流、17…仕切
り壁、18…開閉弁、19…自動開閉弁、20…ポン
プ、21…フィルタ、22…供給管、23…排出管、2
4…開閉弁、25…排出管、26…排出管、27…サイ
フォン解除用弁、30…貫通穴、31…配管パイプ、3
1a…両端、31b…供給口、32…貫通穴、33…配
管パイプ、33a…両端、33b…供給口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−50652(JP,A) 特開 平8−215648(JP,A) 特開 平5−166787(JP,A) 特開 平7−283194(JP,A) 特開 昭64−7622(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/304 B08B 3/10

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェハ(3)が収納可能な矩形の洗浄処
    理槽(1)と、 上記洗浄処理槽の開口(1p)の周囲の少なくとも3辺
    の外側に配置されて洗浄液(10)を上記洗浄処理槽内
    にオーバーフローにより供給する洗浄液供給槽(2)
    と、 上記洗浄処理槽の上記開口の周囲の残りの1辺の外側に
    配置されて、上記洗浄処理槽内に供給された上記洗浄液
    の一部をオーバーフローにより上記洗浄処理槽から排出
    する洗浄液排出槽(4)とを備え、 上記洗浄液供給槽から上記洗浄処理槽内に供給された上
    記洗浄液が上記洗浄処理槽の表面部分を流れて上記洗浄
    液排出槽に排出される表面流(16)を形成するととも
    に、上記洗浄液供給槽から上記洗浄処理槽内に供給され
    た上記洗浄液が上記洗浄処理槽内の上記ウェハの表面に
    沿って下降する下降流(5)を形成して、この下降流に
    より上記洗浄処理槽内の上記ウェハを洗浄したのち、上
    記洗浄液を上記洗浄処理槽内から排出するとともに、 上記洗浄液供給槽と上記洗浄処理槽との境界の堰(8,
    8A)の高さは、上記洗浄液排出槽と上記洗浄処理槽と
    の境界の堰(9,9A)の高さ以下であるウェハ洗浄処
    理装置。
  2. 【請求項2】 上記洗浄処理槽内の底部付近に、上記下
    降流を層流にする複数の貫通孔を有する整流板(14)
    を備える請求項1に記載のウェハ洗浄処理装置。
  3. 【請求項3】 上記ウェハは、上記表面流の流れ方向と
    平行に配置する請求項1又は2に記載のウェハ洗浄処理
    装置。
  4. 【請求項4】 上記洗浄液は純水であり、上記洗浄液供
    給槽の上面には蓋(12,13)が配置されている請求
    項1〜3のいずれか1つに記載のウェハ洗浄処理装置。
  5. 【請求項5】 上記洗浄液供給槽及び上記洗浄処理槽の
    上面には蓋(13)が配置されている請求項1〜3のい
    ずれか1つに記載のウェハ洗浄処理装置。
  6. 【請求項6】 上記洗浄処理槽から排出された上記洗浄
    液が、再び、上記洗浄液供給槽に供給されて循環される
    ようにしている請求項1〜5のいずれか1つに記載のウ
    ェハ洗浄処理装置。
  7. 【請求項7】 ウェハ(3)が収納された矩形の洗浄処
    理槽(1)の開口(1p)の周囲の少なくとも3辺の外
    側に配置された洗浄液供給槽(2)から、洗浄液(1
    0)を上記洗浄処理槽内にオーバーフローにより供給
    し、 上記洗浄液供給槽から上記洗浄処理槽内に供給された上
    記洗浄液が上記洗浄処理槽の表面部分を流れて上記洗浄
    処理槽の上記開口の周囲の残りの1辺の外側に配置され
    た洗浄液排出槽(4)にオーバーフローにより排出され
    る表面流(16)を形成するとともに、上記洗浄液供給
    槽から上記洗浄処理槽内に供給された上記洗浄液が上記
    洗浄処理槽内の上記ウェハの表面に沿って下降する下降
    流(5)を形成して、この下降流により上記洗浄処理槽
    内の上記ウェハを洗浄したのち、上記洗浄液を上記洗浄
    処理槽内から排出するとともに、 上記洗浄液は純水であり、上記洗浄液供給槽の上面を蓋
    (12,13)により覆うことにより外気と純水との接
    触を防止した状態で、上記洗浄液供給槽から、上記洗浄
    液を上記洗浄処理槽内にオーバーフローにより供給する
    ようにしているウェハ洗浄処理方法。
  8. 【請求項8】 上記洗浄処理槽内の底部付近に複数の貫
    通孔を有する整流板(14)により、上記洗浄処理槽内
    の上記ウェハの表面に沿った上記下降流を層流にした状
    態で、上記洗浄処理槽内の上記ウェハを洗浄するように
    している請求項7に記載のウェハ洗浄処理方法。
  9. 【請求項9】 上記表面流の流れ方向は上記ウェハの配
    置方向と平行である請求項7又は8に記載のウェハ洗浄
    処理方法。
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