JP3437445B2 - 線形信号予測を用いた受信装置及び方法 - Google Patents

線形信号予測を用いた受信装置及び方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動体通信システム
の基地局装置又は移動局装置等に適用されるものであ
り、移動体通信等において、送信データを正しく復調す
るために、僅かな手がかりである既知信号や、仮判定信
号等を用いて周波数オフセット、基準位相、同期及び無
線回線など様々な誤差やパラメータを推定する必要があ
る場合に、最小自乗法を用いた線形予測が一般的に用い
られているが、その各観測値の尤度を最小自乗法に導入
することで線形予測の精度を向上させることが可能な線
形信号予測を用いた受信装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の最小自乗法では、観測値は全て同
じ重みづけを受けていた。即ち、観測値のうち確からし
いものも、確からしくないものも、予測結果に対して同
一の寄与度を有していた。
【0003】ここで、最小自乗法について説明する。図
6は、最小自乗法の説明図である。なお、この図6は、
観測点が等間隔の6点の場合の例である。
【0004】図6において、1〜6は観測値「0」〜
「5」で、7は推定結果、11〜16は誤差「0」〜
「5」である。推定結果7を仮定し、各観測値「0〜
5」1〜6と、推定結果7との誤差を誤差「0〜5」1
1〜16とすると、誤差「0〜5」11〜16の2乗和
を最小とするような推定結果7を求めるには、下式
(1)及び(2)のような計算を行えばよい。
【0005】観測点をx(i)、観測値をy(i)、観
測点数をNとし、求めるべき1次式をAx(i)+Bと
するとき、A,Bは以下のように求まる。
【0006】
【数1】 Aを強制的に0にしてBのみを計算すれば、y(i)の
平均が得られる。
【0007】ここで、横軸は時間などの観測点であり、
縦軸はその観測点における観測値である。Aは推定結果
7の傾きを示し、Bは切片を示している。
【0008】図7は、従来の第1の線形信号予測を用い
た受信装置のブロック図を示す。但し、図7に示す受信
装置700は、従来の最小自乗法を用いて信号系列を推
定する一般的な例である。
【0009】図7に示す受信装置700は、観測器70
2及び最小自乗予測器703を備えて構成されている。
また、同図7に示す加算器701は、受信信号に外乱が
重畳されてしまうことを表現するために記載したもので
ある。
【0010】このような構成において、加算器701に
は、信号系列704が入力されるが、その信号系列70
4は、1次式で表せるような信号系列であること仮定し
ている。
【0011】信号を伝搬する際には、信号系列704に
対して、熱雑音などの外乱705が加算器701で加算
される。この結果を観測器702で観測する。観測結果
には外乱705が含まれているため、信号系列704が
1次式で表せるような系列であったとしても、観測結果
は誤差を含んでいる。
【0012】そこで、最小自乗予測器703で、上式
(1)及び(2)に基づき誤差の2乗が最も小さくなる
ような1次式を推定し、予測系列706を得る。これに
よって、外乱705があっても、信号系列704に近い
値が予測系列706として得られる。
【0013】図8は、従来の第2の線形信号予測を用い
た受信装置のブロック図を示す。但し、図8に示す受信
装置800は、上記図7を参照して説明した最小自乗法
を周波数オフセット推定に使用した例である。周波数オ
フセットは、時間と位相の関係が1次式で表せるため、
その手法が使用できる。
【0014】図8に示す受信装置800は、受信アンテ
ナ801、周波数オフセット補償器802、復調器80
3、周波数オフセット検出器804、及び最小自乗予測
器805を備えて構成されている。
【0015】このような構成において、受信アンテナ8
01で受信した信号には既に外乱が加わっている。周波
数オフセット検出器804では、その受信信号から送受
信間の周波数オフセットを検出する。
【0016】最小自乗予測器805では、その観測値を
用いて上式(1)及び(2)の計算を行い、確からしい
周波数オフセットを求め、この予測結果806を用い
て、周波数オフセット補償器802では、受信信号に対
して補償を行う。この結果を復調器803で使用するこ
とで、周波数オフセットが補償された品質の良い復調デ
ータ807が得られる。
【0017】図9は、従来の第3の線形信号予測を用い
た受信装置のブロック図を示す。但し、図9に示す受信
装置900は、上記最小自乗法を同期検波に必須な位相
推定に使用した例である。同期検波においては、図8で
説明した周波数オフセット補償に僅かな誤差があるだけ
で性能が劣化し、基準位相が時間に比例して回転する。
この位相回転は時間と位相の関係が1次式で表せるた
め、この手法が使用できる。
【0018】また、周波数オフセット補償が完全であっ
た場合でも、固定位相回転があるため、位相の平均化は
必須であり、このため、やはり最小自乗法或いは単純平
均等を用いて補償する必要がある。
【0019】図9に示す受信装置900は、受信アンテ
ナ901、位相補償器902、復調器903、位相誤差
検出器904、最小自乗予測器905を備えて構成され
ている。
【0020】このような構成において、受信アンテナ
01で受信した信号には既に外乱が加わっている。位相
補償器902では、過去の信号から得られた予測結果9
06をもとに受信信号の位相を補償し、その結果を復調
器903で復調することにより復調データ907が得ら
れる。
【0021】一方、位相補償器902で位相を補償され
た信号をもとに、位相誤差検出器904が位相のずれを
観測する。この観測結果を上式(1)及び(2)に入れ
ることで最小自乗予測器905で位相のずれを予測し、
予測結果906が得られ、その後の信号の復調に反映さ
せることができる。これによって、同期検波を行う場合
に、正しい基準位相で検波が行え、品質の良い復調デー
タ907が得られる。
【0022】図10は、従来の第4の線形信号予測を用
いた受信装置のブロック図を示す。但し、図10に示す
受信装置1000は、上記最小自乗法を同期ずれ推定に
使用した例である。同期ずれは、送受信間のクロックの
発信周波数差より生じ、時間とずれの関係が1次式で表
せるため、この手法が使用できる。
【0023】図10に示す受信装置1000は、受信ア
ンテナ1001、同期位置補正器1002、復調器10
03、同期ずれ検出器1004、及び最小自乗予測器
005を備えて構成されている。
【0024】このような構成において、受信アンテナ
001で受信した信号には既に外乱が加わっている。同
期ずれ検出器1004では、受信信号から送受信間の同
期位置のずれを検出する。
【0025】最小自乗予測器1005では、その観測値
を用いて上式(1)及び(2)の計算を行い、確からし
い同期ずれを求め、この予測結果1006を用いて、同
期ずれ補正器1002では受信信号に対して補正を行
う。この結果を復調器1003で使用することで、同期
ずれが補正された品質の良い復調データ1007が得ら
れる。
【0026】図11は、従来の第5の線形信号予測を用
いた受信装置のブロック図を示す。但し、図11に示す
受信装置1100は、上記最小自乗法を回線推定に使用
した例である。この例はダイバーシチ合成受信の例であ
る。
【0027】ダイバーシチ合成する際には各アンテナか
らの信号に対して付加する重み付けの値を推定する必要
があるため、その推定にこの手法を用いている。回線
は、短時間であれば時間と位相の関係がほぼ1次式で表
せるため、この手法が使用できる。
【0028】図11に示す受信装置1100は、受信ア
ンテナ1101,1102、合成器1103、復調器1
104、回線インパルス応答推定器1105,110
6、最小自乗予測器1107,1108を備えて構成さ
れている。
【0029】このような構成において、受信アンテナ1
101,1102で受信した信号には既に外乱が加わっ
ている。回線インパルス応答推定器1105では、受信
アンテナ1101で受信した受信信号に対する、回線の
インパルス応答の推定を行う。
【0030】最小自乗予測器1107では、その観測値
を用いて上式(1)及び(2)の計算を行い、確からし
い回線インパルス応答を求め、この予測結果1109を
合成器1103に与えて、受信アンテナ1101で受信
した受信信号に対する重みづけに反映させる。
【0031】一方、回線インパルス応答推定器1106
では、受信アンテナ1102で受信した受信信号に対す
る、回線のインパルス応答の推定を行う。最小自乗予測
器1108では、その観測値を用いて上式(1)及び
(2)の計算を行い、確からしい回線インパルス応答を
求め、この予測結果1110を合成器1103に与え
て、受信アンテナ1102で受信した受信信号に対する
重みづけに反映させる。
【0032】合成器1103で、受信アンテナ110
1,1102で受信した信号に最適な重みづけを施して
合成することで、復調器1104から、合成ダイバーシ
チによる品質の良い復調データ1111が得られる。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の線
形信号予測を用いた受信装置は、全ての観測値を同じ重
み付けで使用しているため、外乱やフェージングなど
で、信頼度の低くなっている観測値も、予測値に対し
て、信頼度の高い観測値と同じ寄与度を有していた。そ
れにも増して、信頼度の低い観測値ほど正しい1次式か
らのずれが大きいため、最小自乗法の予測結果に重大な
悪影響を及ぼす可能性が高くなる。
【0034】即ち、時系列の信号に対して1次式でその
系列の予測を行う際に、最小自乗法が用いられるが、最
小自乗法は各観測点とのユークリッド距離が最も小さく
なるように、1次式のパラメータである「傾き」と「切片」
を決定する方法である。最小自乗法は、観測点の確から
しさが全て等しい場合には最適な予測ができるが、観測
点によって確からしさが異なる場合には、確からしさが
低い観測点の影響を受けて、予測精度が劣化することに
なる。
【0035】本発明は、最小自乗法にてシステムの予測
を行う際に、信頼度の高い観測値の寄与度を大きくする
ことができ、これによって従来よりも精度の高い推定が
行え、この推定値を使用する、周波数オフセット補償、
位相補償、同期ずれ補正、合成ダイバーシチなどの性能
を向上させることができる線形信号予測を用いた受信装
置及び方法を提供することを目的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、以下の構成とした。
【0037】請求項1記載の線形信号予測装置は、1次
式で表すことができる信号系列に外乱が加わった信号を
観測点x(i)で観測して観測値y(i)を出力する観
測手段と、各観測値y(i)の尤度L(i)を検出する
尤度検出手段と、N個の観測点から最小自乗法により1
次式y=Ax+BのA、Bを推定する際に前記尤度L
(i)を導入し、 によりA,Bを求め、この1次式の予測系列を得る最小
自乗予測手段と、を具備する構成とした。
【0038】この構成により、最小自乗予測における最
小自乗法に観測点の確からしさを示す尤度が導入される
ことで、信頼度の高い観測値ほど大きな重みづけがつけ
られて最小自乗予測が行われるようになり、これによっ
て、外乱等の影響を受けにくい、精度の良い信号予測系
列を得ることができる。
【0039】また、請求項2記載の線形信号予測を用い
た受信装置は、請求項1記載の線形信号予測装置を用い
た構成とした。
【0040】この構成により、受信装置が請求項1記載
の作用効果を得ることができる。
【0041】また、請求項3記載の線形信号予測を用い
た受信装置は、受信信号から送受信間の周波数オフセッ
トを検出する周波数オフセット検出手段と、過去に検出
した周波数オフセットをもとに最小自乗法による1次式
の予測系列を得て、検出点での周波数オフセットの予測
を行う最小自乗予測手段と、前記予測の結果に応じて前
記受信信号のオフセットを補償する周波数オフセット補
償手段と、前記補償された受信信号を復調する復調手段
と、を具備する線形信号予測を用いた受信装置であっ
て、前記復調された信号フレームのS/Nを尤度として
検出するフレームS/N推定手段を具備し、前記最小自
乗予測手段は、前記過去に検出した周波数オフセットを
前記尤度で重み付けして前記1次式の予測系列を取得す
構成とした。
【0042】この構成により、信号フレームのS/Nの
推定値である尤度に応じて、信頼度の高い周波数オフセ
ットの検出値ほど大きな重みづけが行われるので、外乱
等の影響を受けにくい、精度の良い予測結果が得られ、
この結果、品質の良い復調データが得られる。
【0043】また、請求項4記載の線形信号予測を用い
た受信装置は、過去の信号から得られた位相誤差をもと
に最小自乗法による1次式の予測系列を得て、検出点で
の同期誤差を予測する最小自乗予測手段と、前記予測結
果をもとに受信信号の位相を補償する位相補償手段と、
前記補償された信号を復調する復調手段と、前記復調さ
れた信号から位相誤差を検出する位相誤差検出手段と、
を具備する線形信号予測を用いた受信装置であって、前
記復調された信号の振幅を尤度として求める振幅計算手
段を具備し、前記最小自乗予測手段は、過去の信号から
得られた位相誤差を前記尤度で重み付けして前記1次式
の予測系列を取得する構成とした。
【0044】この構成により、同期検波が行われる際
に、最小自乗法に信号振幅が尤度として導入されること
で、信頼度の高い位相誤差の検出値ほど大きな重みづけ
がつけられるため、外乱等の影響を受けにくい、精度の
良い位相誤差の予測結果が得られ、この結果、品質の良
い復調データが得られる。
【0045】また、請求項5記載の線形信号予測を用い
た受信装置は、受信信号の同期ずれを検出する同期ずれ
検出手段と、過去に検出した同期ずれをもとに最小自乗
法による1次式の予測系列を得て、検出点での同期ずれ
の予測を行う最小自乗予測手段と、前記予測の結果に応
じて前記受信信号の同期ずれを補償する同期位置補正手
段と、前記補償された受信信号を復調する復調手段と、
を具備する線形信号予測を用いた受信装置であって、前
記復調された信号の品質を尤度として検出する同期信号
品質推定手段を具備し、前記最小自乗予測手段は、過去
に検出した同期ずれを前記尤度で重み付けして前記1次
式の予測系列を取得する構成とした。
【0046】この構成により、同期保持を行う際に、最
小自乗法に同期信号の品質が尤度として導入されること
で、信頼度の高い同期ずれの検出値ほど大きな重みづけ
がつけられるため、外乱等の影響を受けにくい、精度の
良い同期ずれの予測結果が得られ、その結果、品質の良
い復調データが得られる。
【0047】また、請求項6記載の線形信号予測を用い
た受信装置は、複数のアンテナで受信された個々の受信
信号に対する回線のインパルス応答を推定する回線イン
パルス応答推定手段と、過去に推定した回線のインパル
ス応答をもとに最小自乗法による1次式の予測系列を得
て、推定点でのインパルス応答の予測を行う最小自乗予
測手段と、前記個々の受信信号を前記予測の結果に応じ
た重み付けを行って合成する合成手段と、前記合成され
た信号を復調する復調手段と、を具備する線形信号予測
を用いた受信装置であって、前記復調された信号に対す
る回線品質を尤度として検出する回線品質推定手段を具
備し、前記最小自乗予測手段は、過去に推定した回線の
インパルス応答を前記尤度で重み付けして前記1次式の
予測系列を取得する構成とした。
【0048】この構成により、受信信号の合成が行われ
る際に、最小自乗法に回線品質が尤度として導入される
ことで、信頼度の高いインパルス応答の推定値ほど大き
な重みづけがつけられるため、外乱等の影響を受けにく
い、精度の良いインパルス応答の予測結果が得られ、そ
の結果、品質の良い復調データが得られる。
【0049】また、請求項7記載の基地局装置は、請求
項2乃至請求項6のいずれかに記載の受信装置、を具備
する構成とした。
【0050】この構成により、基地局装置が請求項2乃
至請求項6のいずれかに記載の作用効果を得ることがで
きる。
【0051】また、請求項8記載の移動局装置は、請求
項2乃至請求項6のいずれかに記載の受信装置、を具備
する構成とした。
【0052】この構成により、移動局装置が請求項2乃
至請求項6のいずれかに記載の作用効果を得ることがで
きる。
【0053】また、請求項9記載の移動体通信システム
は、請求項2乃至請求項6のいずれかに記載の受信装置
を、基地局装置又は移動局装置に具備する構成とした。
【0054】この構成により、移動体通信システムが請
求項2乃至請求項6のいずれかに記載の作用効果を得る
ことができる。
【0055】また、請求項10記載の線形信号予測方法
は、1次式で表すことができる信号系列に外乱が加わっ
た信号を観測点x(i)で観測して観測値y(i)を出
力し、各観測値y(i)の尤度L(i)を検出し、N個
の観測点から最小自乗法により1次式y=Ax+Bの
A、Bを推定する際に前記尤度L(i)を導入し、 によりA,Bを求め、この1次式の予測系列を得るよう
にした。
【0056】この方法により、最小自乗予測における最
小自乗法に観測点の確からしさを示す尤度が導入される
ことで、信頼度の高い観測値ほど大きな重みづけがつけ
られて最小自乗予測が行われるようになり、これによっ
て、外乱等の影響を受けにくい、精度の良い信号予測系
列を得ることができる。
【0057】また、請求項11記載の線形信号予測を用
いた受信方法は、受信信号から送受信間の周波数オフセ
ットを検出し、過去に検出した周波数オフセットをもと
に最小自乗法による1次式の予測系列を取得し、検出点
での周波数オフセットの予測を行い、前記予測の結果に
応じて前記受信信号のオフセットを補償し、この補償さ
れた受信信号を復調する線形信号予測を用いた受信方法
において、この復調信号フレームのS/Nを尤度として
検出し、前記過去に検出した周波数オフセットを前記尤
度で重み付けして前記1次式の予測系列を取得するよう
にした。
【0058】この方法により、信号フレームのS/Nの
推定値である尤度に応じて、信頼度の高い周波数オフセ
ットの検出値ほど大きな重みづけが行われるので、外乱
等の影響を受けにくい、精度の良い予測結果が得られ、
この結果、品質の良い復調データが得られる。
【0059】また、請求項12記載の線形信号予測を用
いた受信方法は、過去の信号から得られた位相誤差を
とに最小自乗法による1次式の予測系列を取得し、位相
誤差の検出点での同期誤差の予測を行い、予測結果をも
とに受信信号の位相を補償し、この補償された信号を復
調し、この復調された信号から位相誤差を検出する線形
信号予測を用いた受信方法において、復調された信号の
振幅を尤度として求め、過去の信号から得られた位相誤
差を前記尤度で重み付けして前記1次式の予測系列を取
得するようにした。
【0060】この方法により、同期検波が行われる際
に、最小自乗法に信号振幅が尤度として導入されること
で、信頼度の高い位相誤差の検出値ほど大きな重みづけ
がつけられるため、外乱等の影響を受けにくい、精度の
良い位相誤差の予測結果が得られ、この結果、品質の良
い復調データが得られる。
【0061】また、請求項13記載の線形信号予測を用
いた受信方法は、受信信号の同期ずれを検出し、過去に
検出した同期ずれをもとに最小自乗法による1次式の予
測系列を取得し、検出点での同期ずれの予測を行い、前
記予測の結果に応じて前記受信信号の同期ずれを補償
し、この補償された受信信号を復調する線形信号予測を
用いた受信方法において、この復調された信号の品質を
尤度として検出し、過去に検出した同期ずれを前記尤度
で重み付けして前記1次式の予測系列を取得するように
した。
【0062】この方法により、同期保持を行う際に、最
小自乗法に同期信号の品質が尤度として導入されること
で、信頼度の高い同期ずれの検出値ほど大きな重みづけ
がつけられるため、外乱等の影響を受けにくい、精度の
良い同期ずれの予測結果が得られ、その結果、品質の良
い復調データが得られる。
【0063】また、請求項14記載の線形信号予測を用
いた受信方法は、複数のアンテナで受信された個々の受
信信号に対する回線のインパルス応答を推定し、過去に
推定した回線のインパルス応答をもとに最小自乗法によ
る1次式の予測系列を取得し、推定点でのインパルス応
答の予測を行い、前記個々の受信信号を前記予測の結果
に応じた重み付けを行って合成し、この合成された信号
を復調する線形信号予測を用いた受信方法において、こ
の復調された信号に対する回線品質を尤度として検出
し、過去に推定した回線のインパルス応答を前記尤度で
重み付けして前記1次式の予測系列を取得するようにし
た。
【0064】この方法により、受信信号の合成が行われ
る際に、最小自乗法に回線品質が尤度として導入される
ことで、信頼度の高いインパルス応答の推定値ほど大き
な重みづけがつけられるため、外乱等の影響を受けにく
い、精度の良いインパルス応答の予測結果が得られ、そ
の結果、品質の良い復調データが得られる。
【0065】
【発明の実施の形態】以下、本発明の線形信号予測を用
いた受信装置及び方法の実施の形態を図面を用いて具体
的に説明する。
【0066】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る線形信号予測を用いた受信装置のブロック
図を示す。
【0067】実施の形態1の特徴は、最小自乗予測にお
ける最小自乗法に観測点の確からしさを示す尤度を導入
することで、精度の高い信号予測ができるようにした点
にある。
【0068】図1に示す受信装置100は、観測器10
2と、最小自乗予測器103と、尤度検出器104とを
備えて構成されている。また、同図1に示す加算器10
1は、受信信号に外乱が重畳されてしまうことを表現す
るために記載したものである。
【0069】このような構成において、加算器101に
入力される信号系列105は、1次式で表せるような信
号系列であること仮定している。信号を伝搬する際に
は、信号系列105に対して、熱雑音などの外乱106
が加算器101で加算される。
【0070】この結果を観測器102で観測する。観測
結果には外乱106が含まれているため、信号系列10
5が1次式で表せるような系列であったとしても、観測
結果は誤差を含んでいる。
【0071】そこで、最小自乗予測器103で、誤差の
2乗が最も小さくなるような1次式を推定し、予測系列
107を得る。このことで、外乱106があっても、信
号系列105に近い値が予測系列107として得られ
る。このとき、最小自乗予測器103は、次式(3)及
び(4)を用いて計算を行う。
【0072】観測点をx(i)、観測値をy(i)、y
(i)の尤度をL(i)、観測点数をNとし、求めるべ
き1次式をAx(i)+Bとするとき、A,Bは以下の
ように求まる。
【0073】
【数2】 Aを強制的に0にしてBのみを計算すれば、尤度で重み
付けを行ったy(i)の平均が得られる。
【0074】最小自乗予測器103で用いられる尤度
は、尤度検出器104で観測値毎に求める必要がある。
このことで、信頼度の高い観測値ほど大きな重みづけを
つけられて上式(3)及び(4)に反映されるため、外
乱等の影響を受けにくい、精度の良い予測系列107が
得られる。
【0075】このように、実施の形態1によれば、観測
器102で、外乱を含む信号を観測し、尤度検出器10
4で、その観測点の確からしさを示す尤度を検出し、最
小自乗予測器103で、最小自乗法により観測点におけ
る信号の予測を行う際に尤度で重み付けを行うようにし
た。
【0076】これによって、最小自乗予測における最小
自乗法に観測点の確からしさを示す尤度が導入されるこ
とで、精度の高い信号予測ができる。
【0077】つまり、信頼度の高い観測値ほど大きな重
みづけがつけられて最小自乗予測が行われるようにな
り、これによって、外乱等の影響を受けにくい、精度の
良い予測系列107を得ることができる。
【0078】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2に係る線形信号予測を用いた受信装置のブロック
図を示す。
【0079】実施の形態2の特徴は、最小自乗法に信号
フレームのS/Nの推定値を尤度として導入すること
で、精度の高い周波数オフセットの予測と補償ができる
ようにした点にある。
【0080】即ち、図2に示す受信装置200は、その
最小自乗法を周波数オフセット推定に使用した例であ
る。周波数オフセットは、時間と位相の関係が1次式で
表せるため、その手法が使用できる。
【0081】図2に示す受信装置200は、受信アンテ
ナ201と、周波数オフセット補償器202と、復調器
203と、周波数オフセット検出器204と、最小自乗
予測器205と、フレームS/N推定器206とを備え
て構成されている。
【0082】このような構成において、受信アンテナ2
01で受信した信号には既に外乱が加わっている。周波
数オフセット検出器204では、受信信号から送受信間
の周波数オフセットを検出する。
【0083】最小自乗予測器205は、その観測値を用
いて上式(3)及び(4)の計算を行い、確からしい周
波数オフセットを求め、この予測結果207を用いて、
周波数オフセット補償器202が、受信信号に対して補
償を行う。
【0084】この結果を復調器203で使用すること
で、周波数オフセットが補償された品質の良い復調デー
タ208が得られる。
【0085】このとき、最小自乗予測器205は、上式
(3)及び(4)を使用するが、そこに用いられる尤度
は、フレームS/N推定器206で観測値毎に求める必
要があり、信号フレームのS/Nの推定値が尤度として
求められる。
【0086】このことで、信頼度の高い観測値ほど大き
な重みづけをつけられて上式(3)及び(4)に反映さ
れるため、外乱等の影響を受けにくい、精度の良い予測
結果207が得られ、その結果、品質の良い復調データ
208が得られる。
【0087】このように、実施の形態2によれば、周波
数オフセット検出器204で、外乱を含む受信信号から
送受信間の周波数オフセットを検出し、最小自乗予測器
205で、最小自乗法により先の検出点における周波数
オフセットの予測を、検出点の確からしさを示す尤度で
重み付けして行い、周波数オフセット補償器202で、
その予測の結果に応じて受信信号のオフセットを補償
し、この補償された受信信号を復調器203で復調し、
この復調された信号フレームのS/NをフレームS/N
推定器206で、前記した尤度として検出するようにし
た。
【0088】これによって、最小自乗法に信号フレーム
のS/Nの推定値が尤度として導入されることで、精度
の高い周波数オフセットの予測と補償ができる。
【0089】つまり、信号フレームのS/Nの推定値で
ある尤度に応じて、信頼度の高い周波数オフセットの検
出値ほど大きな重みづけが行われるので、外乱等の影響
を受けにくい、精度の良い予測結果207が得られ、こ
の結果、品質の良い復調データ208が得られる。
【0090】(実施の形態3)図3は、本発明の実施の
形態3に係る線形信号予測を用いた受信装置のブロック
図を示す。
【0091】実施の形態3の特徴は、同期検波を行う際
に、最小自乗法に信号振幅を尤度として導入することで
精度の高い基準位相検出の予測及び補償ができるように
した点にある。
【0092】即ち、図3に示す受信装置300は、その
最小自乗法を同期検波に必須な位相推定に使用した例で
ある。同期検波においては、上記図2で説明した周波数
オフセット補償に僅かな誤差があるだけで性能が劣化
し、基準位相が時間に比例して回転する。この位相回転
は時間と位相の関係が1次式で表せるため、この手法が
使用できる。
【0093】また、周波数オフセット補償が完全であっ
た場合でも、固定位相回転があるため、位相の平均化は
必須であり、このため、やはり最小自乗法あるいは単純
平均などを用いて補償する必要がある。
【0094】図3に示す受信装置300は、受信アンテ
ナ301と、位相補償器302と、復調器303と、位
相誤差検出器304と、最小自乗予測器305と、振幅
計算器306とを備えて構成されている。
【0095】このような構成において、受信アンテナ3
01で受信した信号には既に外乱が加わっている。位相
補償器302では、過去の信号から得られた予測結果3
07をもとに受信信号の位相を補償する。この結果を復
調器303で復調することにより復調データ308が得
られる。
【0096】この復調データ308における位相補償器
302で位相が補償された信号をもとに、位相誤差検出
器304が位相のずれを検出(観測)する。この観測結
果は最小自乗予測器305に入力され、ここで、その観
測結果を上式(3)及び(4)に入れることで位相のず
れが予測され、予測結果307が得られ、その後の信号
の復調に反映される。
【0097】これによって、同期検波を行う場合に、正
しい基準位相で検波が行え、品質の良い復調データ30
8が得られる。このとき、最小自乗予測器305は、上
式(3)及び(4)を使用するが、そこに用いられる尤
度は、振幅計算器306で観測値毎に求める必要があ
る。
【0098】これによって、信頼度の高い観測値ほど大
きな重みづけがつけられて上式(3)及び(4)に反映
されるため、外乱等の影響を受けにくい、精度の良い予
測結果307が得られ、この結果、品質の良い復調デー
タ308が得られる。
【0099】このように、実施の形態3によれば、位相
補償器302で、過去の信号から得られた位相誤差の予
測結果307をもとに受信信号の位相を補償し、復調器
303で、その補償された信号を復調し、位相誤差検出
器304で、その復調された信号から位相誤差を検出
し、振幅計算器306で、その復調された信号の振幅を
求め、最小自乗予測器305で、その振幅を先の検出点
の確からしさを示す尤度として用い、最小自乗法による
検出点での前記した同期誤差の予測を、その尤度で重み
付けして行うようにした。
【0100】これによって、同期検波が行われる際に、
最小自乗法に信号振幅が尤度として導入されることで精
度の高い基準位相検出の予測及び補償ができる。
【0101】つまり、信頼度の高い位相誤差の検出値ほ
ど大きな重みづけがつけられるため、外乱等の影響を受
けにくい、精度の良い予測結果307が得られ、この結
果、品質の良い復調データ308が得られる。
【0102】(実施の形態4)図4は、本発明の実施の
形態4に係る線形信号予測を用いた受信装置のブロック
図を示す。
【0103】実施の形態4の特徴は、同期保持を行う際
に、最小自乗法に同期信号の品質を尤度として導入する
ことで精度の高い同期位置の予測及び補償ができるよう
にした点にある。
【0104】即ち、図4に示す受信装置400は、その
最小自乗法を同期ずれ推定に使用した例である。同期ず
れは、送受信間のクロックの発信周波数差より生じ、時
間とずれの関係が1次式で表せるため、この手法が使用
できる。
【0105】図4に示す受信装置400は、受信アンテ
ナ401と、同期位置補正器402と、復調器403
と、同期ずれ検出器404と、最小自乗予測器405
と、同期信号品質推定器406とを備えて構成されてい
る。
【0106】このような構成において、受信アンテナ4
01で受信した信号には既に外乱が加わっている。同期
ずれ検出器404は、受信信号から送受信間の同期位置
のずれを検出する。
【0107】最小自乗予測器405は、その観測値を用
いて上式(3)及び(4)の計算を行い、確からしい同
期ずれを求め、この予測結果407を用いて、同期位置
補正器402が受信信号に対して補正を行う。この結果
を復調器403で使用することで、同期ずれが補正され
た品質の良い復調データ408が得られる。
【0108】このとき、最小自乗予測器405は、上式
(3)及び(4)を使用するが、そこで用いられる尤度
は、同期信号品質推定器406で観測値毎に求められ
る。これによって、信頼度の高い観測値ほど大きな重み
づけがつけられて上式(3)及び(4)に反映されるた
め、外乱等の影響を受けにくい、精度の良い予測結果4
07が得られ、その結果、品質の良い復調データ408
が得られる。
【0109】このように、実施の形態4によれば、同期
ずれ検出器404で、受信信号の同期ずれを検出し、最
小自乗予測器405で、最小自乗法による検出点での同
期ずれの予測を、検出点の確からしさを示す尤度で重み
付けして行い、同期位置補正手段402で、予測の結果
に応じて受信信号の同期ずれを補償し、この補償された
受信信号を復調器403で復調し、また、その復調され
た信号の品質を前記の尤度として同期信号品質推定器4
06で検出するようにした。
【0110】これによって、同期保持を行う際に、最小
自乗法に同期信号の品質が尤度として導入されることで
精度の高い同期位置の予測及び補償ができる。
【0111】つまり、信頼度の高い同期ずれの検出値ほ
ど大きな重みづけがつけられるため、外乱等の影響を受
けにくい、精度の良い予測結果407が得られ、その結
果、品質の良い復調データ408が得られる。
【0112】(実施の形態5)図5は、本発明の実施の
形態5に係る線形信号予測を用いた受信装置のブロック
図を示す。
【0113】実施の形態5の特徴は、受信信号の合成を
行う際に、最小自乗法に回線品質を尤度として導入する
ことで精度の高い回線のインパルス応答予測を可能と
し、合成後の信号品質を改善できるようにした点にあ
る。
【0114】即ち、図5に示す受信装置500は、その
最小自乗法を回線推定に使用した例である。この例はダ
イバーシチ合成受信の例である。ダイバーシチ合成する
際には各アンテナからの信号に対して付加する重み付け
の値を推定する必要があるため、その推定にこの手法を
用いている。回線は、短時間であれば時間と位相の関係
がほぼ1次式で表せるため、この手法が使用できる。
【0115】図5に示す受信装置500は、受信アンテ
ナ501,502と、合成器503と、復調器504
と、回線インパルス応答推定器505,506と、最小
自乗予測器507,508と、回線品質推定器509と
を備えて構成されている。
【0116】このような構成において、受信アンテナ5
01,502で受信した信号には既に外乱が加わってい
る。回線インパルス応答推定器505は、受信アンテナ
501で受信した受信信号に対する、回線のインパルス
応答の推定を行う。
【0117】最小自乗予測器507は、その観測値を用
いて上式(3)及び(4)の計算を行い、確からしい回
線インパルス応答を求め、この予測結果510を合成器
503に与えて、受信アンテナ501で受信した受信信
号に対する重みづけに反映させる。
【0118】一方、回線インパルス応答推定器506
は、受信アンテナ502で受信した受信信号に対する、
回線のインパルス応答の推定を行う。最小自乗予測器5
08は、その観測値を用いて上式(3)及び(4)の計
算を行い、確からしい回線インパルス応答を求め、この
予測結果511を合成器503に与えて、受信アンテナ
502で受信した受信信号に対する重みづけに反映させ
る。
【0119】合成器503において、受信アンテナ50
1,502で受信した信号に最適な重みづけを施して合
成することで、復調器504において、合成ダイバーシ
チによる品質の良い復調データ512が得られる。
【0120】このとき、最小自乗予測器507は、上式
(3)及び(4)を使用するが、そこに用いられる尤度
は、回線品質推定器509で観測値毎に求める。これに
よって、信頼度の高い観測値ほど大きな重みづけがつけ
られて上式(3)及び(4)に反映されるため、外乱等
の影響を受けにくい、精度の良い予測結果510,51
1が得られ、その結果、品質の良い復調データ512が
得られる。
【0121】このように、実施の形態5によれば、回線
インパルス応答推定器505,506で、複数のアンテ
ナ501,502で受信された個々の受信信号に対する
回線のインパルス応答を推定し、最小自乗予測器50
7,508で、最小自乗法による前記した推定点でのイ
ンパルス応答の予測を、推定点の確からしさを示す尤度
で重み付けして行い、合成器503で、個々の受信信号
を先の予測結果に応じた重み付けを行って合成し、この
合成された信号を復調器504で復調し、この復調信号
に対する回線品質を前記した尤度として回線品質推定器
509で検出するようにした。
【0122】これによって、受信信号の合成が行われる
際に、最小自乗法に回線品質が尤度として導入されるこ
とで、精度の高い回線のインパルス応答予測を可能と
し、合成後の信号品質を改善することができる。
【0123】つまり、信頼度の高いインパルス応答の推
定値ほど大きな重みづけがつけられるため、外乱等の影
響を受けにくい、精度の良い予測結果510,511が
得られ、その結果、品質の良い復調データ512が得ら
れる。
【0124】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、最小自乗法にてシステムの予測を行う際に、
信頼度の高い観測値の寄与度を大きくすることができ、
従来方法よりも精度の高い推定が行えるようになり、そ
の推定値を使用する、周波数オフセット補償、位相補
償、同期ずれ補正、合成ダイバーシチなどの性能を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る線形信号予測を用
いた受信装置のブロック図
【図2】本発明の実施の形態2に係る線形信号予測を用
いた受信装置のブロック図
【図3】本発明の実施の形態3に係る線形信号予測を用
いた受信装置のブロック図
【図4】本発明の実施の形態4に係る線形信号予測を用
いた受信装置のブロック図
【図5】本発明の実施の形態5に係る線形信号予測を用
いた受信装置のブロック図
【図6】最小自乗法の説明図
【図7】従来の第1の線形信号予測を用いた受信装置及
び方法のブロック図
【図8】従来の第2の線形信号予測を用いた受信装置及
び方法のブロック図
【図9】従来の第3の線形信号予測を用いた受信装置及
び方法のブロック図
【図10】従来の第4の線形信号予測を用いた受信装置
及び方法のブロック図
【図11】従来の第5の線形信号予測を用いた受信装置
及び方法のブロック図
【符号の説明】
102 観測器 103,205,305,405,507,508 最
小自乗予測器 104 尤度検出器 202 周波数オフセット補償器 203,303,403,504 復調器 204 周波数オフセット検出器 206 フレームS/N推定器 302 位相補償器 304 位相誤差検出器 306 振幅計算器 402 同期位置補正器 404 同期ずれ検出器 406 同期信号品質推定器 503 合成器 505,506 回線インパルス応答推定器 509 回線品質推定器
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 3/00 - 3/44 H04B 7/005 - 7/015

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次式で表すことができる信号系列に外
    乱が加わった信号を観測点x(i)で観測して観測値y
    (i)を出力する観測手段と、各観測値y(i)の尤度
    L(i)を検出する尤度検出手段と、N個の観測点から
    最小自乗法により1次式y=Ax+BのA、Bを推定す
    る際に前記尤度L(i)を導入し、 によりA,Bを求め、この1次式の予測系列を得る最小
    自乗予測手段と、を具備することを特徴とする線形信号
    予測装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の線形信号予測装置を用い
    たことを特徴とする線形信号予測を用いた受信装置。
  3. 【請求項3】 受信信号から送受信間の周波数オフセッ
    トを検出する周波数オフセット検出手段と、過去に検出
    した周波数オフセットをもとに最小自乗法による1次式
    の予測系列を得て、検出点での周波数オフセットの予測
    を行う最小自乗予測手段と、前記予測の結果に応じて前
    記受信信号のオフセットを補償する周波数オフセット補
    償手段と、前記補償された受信信号を復調する復調手段
    と、を具備する線形信号予測を用いた受信装置であっ
    て、 前記復調された信号フレームのS/Nを尤度として検出
    するフレームS/N推定手段を具備し、 前記最小自乗予測手段は、前記過去に検出した周波数オ
    フセットを前記尤度で重み付けして前記1次式の予測系
    列を取得する ことを特徴とする線形信号予測を用いた受
    信装置。
  4. 【請求項4】 過去の信号から得られた位相誤差をもと
    に最小自乗法による1次式の予測系列を得て、検出点で
    の同期誤差を予測する最小自乗予測手段と、前記予測結
    果をもとに受信信号の位相を補償する位相補償手段と、
    前記補償された信号を復調する復調手段と、前記復調さ
    れた信号から位相誤差を検出する位相誤差検出手段と、
    を具備する線形信号予測を用いた受信装置であって、 前記復調された信号の振幅を尤度として求める振幅計算
    手段を具備し、 前記最小自乗予測手段は、過去の信号から得られた位相
    誤差を前記尤度で重み付けして前記1次式の予測系列を
    取得する ことを特徴とする線形信号予測を用いた受信装
    置。
  5. 【請求項5】 受信信号の同期ずれを検出する同期ずれ
    検出手段と、過去に検出した同期ずれをもとに最小自乗
    法による1次式の予測系列を得て、検出点での同期ずれ
    の予測を行う最小自乗予測手段と、前記予測の結果に応
    じて前記受信信号の同期ずれを補償する同期位置補正手
    段と、前記補償された受信信号を復調する復調手段と、
    を具備する線形信号予測を用いた受信装置であって、 前記復調された信号の品質を尤度として検出する同期信
    号品質推定手段を具備し、 前記最小自乗予測手段は、過去に検出した同期ずれを前
    記尤度で重み付けして前記1次式の予測系列を取得する
    ことを特徴とする線形信号予測を用いた受信装置。
  6. 【請求項6】 複数のアンテナで受信された個々の受信
    信号に対する回線のインパルス応答を推定する回線イン
    パルス応答推定手段と、過去に推定した回線のインパル
    ス応答をもとに最小自乗法による1次式の予測系列を得
    て、推定点でのインパルス応答の予測を行う最小自乗予
    測手段と、前記個々の受信信号を前記予測の結果に応じ
    た重み付けを行って合成する合成手段と、前記合成され
    た信号を復調する復調手段と、を具備する線形信号予測
    を用いた受信装置であって、 前記復調された信号に対する回線品質を尤度として検出
    する回線品質推定手段を具備し、 前記最小自乗予測手段は、過去に推定した回線のインパ
    ルス応答を前記尤度で重み付けして前記1次式の予測系
    列を取得する ことを特徴とする線形信号予測を用いた受
    信装置。
  7. 【請求項7】 請求項2乃至請求項6のいずれかに記載
    の受信装置、を具備することを特徴とする基地局装置。
  8. 【請求項8】 請求項2乃至請求項6のいずれかに記載
    の受信装置、を具備することを特徴とする移動局装置。
  9. 【請求項9】 請求項2乃至請求項6のいずれかに記載
    の受信装置を、基地局装置又は移動局装置に具備するこ
    とを特徴とする移動体通信システム。
  10. 【請求項10】 1次式で表すことができる信号系列に
    外乱が加わった信号を観測点x(i)で観測して観測値
    y(i)を出力し、各観測値y(i)の尤度L(i)
    検出し、N個の観測点から最小自乗法により1次式y=
    Ax+BのA、Bを推定する際に前記尤度L(i)を導
    入し、 によりA,Bを求め、この1次式の予測系列を得ること
    を特徴とする線形信号予測方法。
  11. 【請求項11】 受信信号から送受信間の周波数オフセ
    ットを検出し、過去に検出した周波数オフセットをもと
    に最小自乗法による1次式の予測系列を取得し、検出点
    での周波数オフセットの予測を行い、前記予測の結果に
    応じて前記受信信号のオフセットを補償し、この補償さ
    れた受信信号を復調する線形信号予測を用いた受信方法
    において、 この復調信号フレームのS/Nを尤度として検出し、前
    記過去に検出した周波数オフセットを前記尤度で重み付
    けして前記1次式の予測系列を取得する ことを特徴とす
    る線形信号予測を用いた受信方法。
  12. 【請求項12】 過去の信号から得られた位相誤差を
    とに最小自乗法による1次式の予測系列を取得し、位相
    誤差の検出点での同期誤差の予測を行い、予測結果をも
    とに受信信号の位相を補償し、この補償された信号を復
    調し、この復調された信号から位相誤差を検出する線形
    信号予測を用いた受信方法において、 復調された信号の振幅を尤度として求め、過去の信号か
    ら得られた位相誤差を 前記尤度で重み付けして前記1次
    式の予測系列を取得する ことを特徴とする線形信号予測
    を用いた受信方法。
  13. 【請求項13】 受信信号の同期ずれを検出し、過去に
    検出した同期ずれをもとに最小自乗法による1次式の予
    測系列を取得し、検出点での同期ずれの予測を行い、前
    記予測の結果に応じて前記受信信号の同期ずれを補償
    し、この補償された受信信号を復調する線形信号予測を
    用いた受信方法において、 この復調された信号の品質を尤度として検出し、過去に
    検出した同期ずれを前記尤度で重み付けして前記1次式
    の予測系列を取得する ことを特徴とする線形信号予測を
    用いた受信方法。
  14. 【請求項14】 複数のアンテナで受信された個々の受
    信信号に対する回線のインパルス応答を推定し、過去に
    推定した回線のインパルス応答をもとに最小自乗法によ
    る1次式の予測系列を取得し、推定点でのインパルス応
    答の予測を行い、前記個々の受信信号を前記予測の結果
    に応じた重み付けを行って合成し、この合成された信号
    を復調する線形信号予測を用いた受信方法において、 この復調された信号に対する回線品質を尤度として検出
    し、過去に推定した回線のインパルス応答を前記尤度で
    重み付けして前記1次式の予測系列を取得する ことを特
    徴とする線形信号予測を用いた受信方法。
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