JP3437002B2 - ロールチョック洗浄装置及びその洗浄方法 - Google Patents
ロールチョック洗浄装置及びその洗浄方法Info
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Description
置及びその洗浄方法に係り、更に詳しくは、洗浄作業性
の向上、設備コストの低減、装置スペースの縮小化、ノ
ズルの自動交換化および洗浄力の向上が図れるロールチ
ョック洗浄装置及びその洗浄方法に関する。
ロールは、ロール表面の荒れがあるのはもとより、ロー
ルチョックの表面にも圧延油や潤滑油などが付着してい
る。この油によるロールチョックの汚れは、ときには圧
延中のストリップの上下面に飛散して製品に疵を付け、
歩留り低下の要因となるので、工場では定期的な洗浄が
実行されている。これまでのロールチョックの洗浄は、
例えば天井クレーンなどによりロールチョックを洗浄ス
テージまで移動させ、そこで作業者がホース片手にヘラ
やブラシを用いて洗浄していたが、重労働で作業性が悪
い。そこで従来、洗浄ロボットが搭載されたロールチョ
ック洗浄装置が開発された。
えば実開昭62−101608号公報の「圧延機のロー
ルチョックの洗浄装置」に記載されたもののように、洗
浄ステージに配置されたターンテーブル上にロールチョ
ックを載置し、このロールチョックを、ターンテーブル
を旋回させながら、テーブル脇に1台配置された洗浄ロ
ボットにより洗浄水を吹き付けて洗浄するものであっ
た。また、他の装置として、例えば特開平4−3000
05号公報の「ロールチョック洗浄装置およびロールチ
ョック洗浄方法」に記載されたもののように、洗浄ステ
ージに配置されたロールチョックの両側部に、洗浄ロボ
ットが搭載された移動台車を配設し、これらの2台の移
動台車を適宜水平移動させながら、2台の洗浄ロボット
により両側から洗浄水を吹き付けてロールチョックを洗
浄するものであった。
従来技術においては、このように重量のあるロール付き
のロールチョックを旋回させるターンテーブルとして、
旋回機構に大きな出力が出せるものが必要であるため
に、また後者の従来技術では高価な洗浄ロボットや台車
などが2台必要であるために、設備コストが嵩張るとい
う問題点があった。また、天井クレーンによるロールチ
ョックの搬出入を妨げずに、洗浄中の洗浄水の外部飛散
を防止するために、洗浄ステージを、水平移動可能な伸
縮しない洗浄ハウス内に配置させていたが、これでは洗
浄ハウスの大きな退避スペースが必要であるという問題
点があった。
は、湾曲する部分、直線的な部分やチョック裏側など、
その洗浄部分に応じて洗浄ノズルの交換が行なわれてい
るが、従来のノズル交換は作業者の手作業により行なわ
れていたので、手間がかかって作業性が悪いという問題
点があった。さらにまた、洗浄ロボットに装着された洗
浄ノズルからは、水や温水だけを吹き出してロールチョ
ックの水洗を行なっていたので、洗浄力が比較的小さ
く、汚れを十分に落とせないという問題点もあった。
で、洗浄作業性の向上、設備コストの低減、装置スペー
スの縮小化、ノズルの自動交換化および洗浄力の向上が
図れるロールチョック洗浄装置及びその洗浄方法を提供
することを目的とする。
記載のロールチョック洗浄装置は、ロールチョックの洗
浄ステージと、該洗浄ステージを跨ぐように移動可能な
門型台車と、該門型台車の上桁を移動する桁移動台車
と、該桁移動台車に搭載されて、高圧水を噴射する洗浄
ノズル付きの多関節アームを有する洗浄ロボットと、前
記門型台車を収納して、該門型台車の移動方向に伸縮可
能な洗浄ハウスとを備えるように構成されている。
装置は、請求項1記載のロールチョック洗浄装置におい
て、前記門型台車の移動範囲内に、前記洗浄ノズルのノ
ズル交換ステージを設け、前記洗浄ロボットに前記洗浄
ノズルの自動交換手段を設けるように構成されている。
浄装置は、請求項1または2記載のロールチョック洗浄
装置において、前記洗浄ノズルから噴射される高圧水の
温度調整または水と洗剤水との切り換えが可能な高圧水
調整手段を設けるように構成されている。
ク洗浄方法は、ロールチョックを洗浄ステージ上に載置
し、門型台車を前記洗浄ステージを跨ぐように移動させ
ると共に、前記門型台車の上桁に取り付けられた桁移動
台車を移動させながら、該桁移動台車に搭載された洗浄
ロボットにより多関節アームを可動させて、該多関節ア
ームに取り付けられた洗浄ノズルを、前記洗浄ステージ
上のロールチョックの洗浄部分に向けることにより、該
洗浄部分を前記洗浄ノズルから噴射された高圧水により
洗浄するロールチョック洗浄方法において、前記門型台
車の移動範囲内に、前記洗浄ノズル交換時に、前記洗浄
ロボットにより前記多関節アームを可動させて、ノズル
交換ステージで、前記洗浄ロボットに装着された洗浄ノ
ズルを、前記洗浄ロボットに設けられた自動交換手段に
より、他の洗浄ノズルに交換するように構成されてい
る。
び請求項4記載のロールチョック洗浄方法においては、
ロールチョックを洗浄ステージ上に載置後、門型台車を
洗浄ステージを跨ぐように移動させると共に、桁移動台
車を門型台車の上桁に沿って移動させながら、洗浄ロボ
ットの多関節アームを可動させて、洗浄ノズルをロール
チョックの洗浄部分に向けて高圧水により自動洗浄する
ので、洗浄作業性を向上できる。また、洗浄ステージ上
に大重量の圧延ロール付きのロールチョックを載置した
まま、比較的軽量な、洗浄ロボット付きの桁移動台車を
搭載した門型台車を移動させたり、桁移動台車を移動さ
せたりしてロールチョックの洗浄を行なうので、それぞ
れの台車の移動機構にさほど出力の大きな駆動源が必要
でなく、全体的な装置価格が下がって設備コストの低減
が図れる。このうち、請求項1〜3記載のロールチョッ
ク洗浄装置においては、ロールチョックの洗浄作業に先
立って、洗浄ハウスにより洗浄ステージを被うので高圧
水の外部飛散を防止でき、またこの洗浄ハウスは伸縮す
るので、ロールチョックの洗浄時だけ伸長させて、ロー
ルチョックの搬出入時には収縮させることにより、装置
スペースの縮小化が図れる。
装置及び請求項4記載のロールチョック洗浄方法におい
ては、洗浄ノズル交換時に、洗浄ロボットにより多関節
アームを可動させて、装着された洗浄ノズルを、自動交
換手段によりノズル交換ステージに戻した後、同じく自
動交換手段により、このノズル交換ステージにある他の
洗浄ノズルを多関節アームに装着するので、洗浄作業中
に、ロールチョックの洗浄部分に適した洗浄ノズルを自
動的に交換できる。
浄装置においては、ロールチョックの洗浄時に、設定さ
れた洗浄スケジュールに従って高圧水調整手段を操作し
て、適宜、洗浄ノズルから噴射される高圧水の水温調整
または水と洗剤水とを切り換えながらロールチョックを
洗浄するので、さらに効率良くロールチョックの洗浄が
できる。
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。なお、説明の都合上、門型台車の移動方向をX方
向、それに直交する方向をY方向、上下方向をZ方向と
する。ここに、図1は本発明の一実施例に係るロールチ
ョック洗浄装置の側面図、図2は同平面図、図3は同拡
大正面図、図4(a)は洗浄ステージへのロールチョッ
クの搬入作業状態を示す側面図、図4(b)は洗浄ステ
ージへのロールチョックの載置状態を示す側面図、図4
(c)は洗浄ハウスによる洗浄ステージの封鎖状態を示
す側面図、図5は洗浄ノズルの交換作業状態を示す拡大
正面図、図6は高圧水調整手段の制御方法を示すブロッ
ク図である。
に係るロールチョック洗浄装置10は、圧延ロール11
aの両端部に装着されたロールチョック11の洗浄ステ
ージ12と、洗浄ステージ12を跨ぐように移動可能な
門型台車13と、門型台車13の上桁14を移動する桁
移動台車15と、桁移動台車15に搭載されて、高圧水
を噴射する洗浄ノズル16付きの多関節アーム17を有
する洗浄ロボット18と、門型台車13を収納して、門
型台車13の移動方向に伸縮可能な洗浄ハウスの一例で
あるアコーディオンハウス19とを備えている。以下、
これらを詳細に説明する。
方形の陥没部20の中央部にあり、そこにはロールチョ
ック11間の距離に合わせたY方向へ延びる一対の鋼材
からなるチョック台21が配置されている。なお、チョ
ック台21は、長さや大きさの異なるロールチョックに
対応できるように、X方向に複数対整列させるようにし
てもよい。門型台車13は、陥没部20のY方向の両端
部に配置することが可能で、且つ両端部にストッパ22
aが固着されたXレール22上を移動可能な台車であ
る。この門型台車13は、車輪23を有する一対のX走
行台部24を有しており、両X走行台部24上に橋脚部
25が固着され、両橋脚部25の上端部間にY方向へ延
びる前記上桁14が横架されている。上桁14の両側に
は、手摺り26付きの作業床27が取り付けられてい
る。X走行台部24に搭載されたXモータ24bの回転
力を車輪23側へ伝達することにより、車輪23が転動
して門型台車13がXレール22上を走行する。なお、
上桁14上には高圧洗浄ポンプ28が搭載されている。
成されたY方向に長い開口部14aの両側部に設けられ
たYレール29に沿って移動するY走行台部30を有し
ており、Y走行台部30の下部に、6軸を中心に可動す
る前記多関節アーム17が設けられた洗浄ロボット18
が吊下されている。多関節アーム17としては、それぞ
れの関節部にエンコーダ付きの回動モータが配設された
周知構造のものを採用できる。また、多関節アーム17
の先端部には、洗浄ノズル16が、周知のエアジョイン
ト構造を有する自動交換手段32を介して交換可能に装
着されている。なお、Y走行台部30にはケーブルベア
33が連結されている。Y走行台部30に搭載されたY
モータ34の回転力を車輪35側へ伝達することによ
り、車輪35が転動して桁移動台車15がYレール29
上を走行する。
御部(図外)には、洗浄ノズル16から噴射される高圧
水の温度調整や、外設された図外の水タンクの水と、洗
剤水タンクの洗剤水との切り換えが可能な機能が設けら
れている。ロールチョック11の洗浄時に、設定された
洗浄スケジュールに従って洗浄ロボット18の制御部の
指示により、適宜、洗浄ノズル16から噴射される高圧
水の水温調整や、水と洗剤水とを切り換えながらロール
チョック11の洗浄を行なう。
ンハウス19は、床面の陥没部20の形成部のY方向両
側に、Xレール22に沿って設けられたハウス用レール
37上を移動するハウスであり、前後一対の門型梁38
間に、例えば耐水性のカバーシート39が、図示しない
多数本の中間梁により途中が支えられて、外方より被わ
れたものである。なお、アコーディオン式のハウスにし
なくても、例えばX方向へ複数段に伸縮可能に分割され
た複数段ハウスなど、その他X方向へ伸縮可能なハウス
であれば、どのような構造のものでもよい。アコーディ
オンハウス19には自走手段が搭載されてなく、門型台
車13の移動により伸縮されるようになっている。すな
わち、図3に示すように、門型台車13の両橋脚部25
の元部にY方向の外側へ向かって垂直回動する長短一対
の伸縮作動アーム24aにより、対応する門型梁38を
押し引きすることによりアコーディオンハウス19を伸
縮させる。
オンハウス19の敷地内の陥没部20の一端中央部付近
には、洗浄ロボット18に装着された洗浄ノズル16の
ノズル交換ステージ40が配置されている。ノズル交換
ステージ40には、縦置きされたノズルストッカ41が
設けられており、このノズルストッカ41は、脚部42
の先端部間にストック桁43が横架されたものである。
ストック桁43の洗浄ステージ12側面には、Z方向に
延びる3つのノズル収納溝43aが形成されている。そ
の1つは使用中の洗浄ノズル16を収納するために、常
時、空になっており、他の2つのノズル収納溝43a
に、高圧水の噴射部の先端形状が異なる2種類の洗浄ノ
ズル16が出し入れ可能に収納されている。
関節アーム17を可動して、使用中の洗浄ノズル16を
空のノズル収納溝43a上部に縦置きに配置し、その
後、自動交換手段32により使用中の洗浄ノズル16を
外し、多関節アーム17を所望の洗浄ノズル16が収納
されたノズル収納溝43a側へ移動させて、自動交換手
段32によりその選択された洗浄ノズル16を自動装着
する。なお、図4(a)において、符号44は天井クレ
ーンであり、図3において、符号45はケーブルベアで
ある。
ョック洗浄装置10を用いたロールチョック洗浄方法を
説明する。図1、3に示すように、実際のチョック洗浄
に先立って、ロールチョック洗浄装置10による洗浄作
業のティーチングを行なう。この作業は、門型台車1
3、桁移動台車15および多関節アーム17をティーチ
ングボックスなどで、作業者が洗浄手順に従って洗浄ノ
ズル16を移動させ、それをロールチョック洗浄装置1
0の制御部に記憶させることによりなされる。
業を行なう。図4(a)に示すように、天井クレーン4
4により圧延ロール11aごとロールチョック11を、
洗浄ステージ12のチョック台21上に載置した後(図
4(b)参照)、天井クレーン44を退避させる。次い
で、ハウス引き出し側の伸縮作動アーム24aを下方へ
垂直回動させて、その先端部を門型梁38に掛止し、こ
の状態のままXモータ24bにより、門型台車13をX
レール22に沿って洗浄ステージ12側へ移動させるこ
とにより、アコーディオンハウス19でロールチョック
11を被う(図4(c)参照)。これにより、チョック
洗浄時に洗浄ノズル16から噴射された高圧水の外部飛
散が防止される。しかも、アコーディオンハウス19が
伸縮性を有しているので、従来の伸縮せずに水平移動だ
け可能なものに比べて、装置スペースの縮小化が図れ
る。なお、その後は、伸縮作動アーム24aを上方へ垂
直回動させて収納しておくと共に、Xモータ24bによ
り門型台車13を元の位置まで戻しておく。
13をロールチョック11を跨ぐように移動させると共
に、Yモータ34により、桁移動台車15をY方向へ移
動させながら、洗浄ロボット18の多関節アーム17を
可動させて、洗浄ノズル16をロールチョック11の周
側面、底面など各洗浄部分に向け、高圧洗浄ポンプ28
により圧送された高圧水により自動洗浄する。これによ
り、洗浄作業性が向上できる。この際、予め設定された
洗浄スケジュールに従って、制御部からの指示により、
適宜、洗浄ノズル16から噴射される高圧水の水温調整
や、水と洗剤水とを切り換えながらロールチョック11
を洗浄するようにしているので、さらに効率良くロール
チョック11の洗浄ができる。
より門型台車13や桁移動台車15を移動させて、洗浄
ロボット18により多関節アーム17を可動させて、装
着された洗浄ノズル16を、ノズル交換ステージ40に
配置されたノズルストッカ41の空のノズル収納溝43
aに、自動交換手段32によるエア吸引を解除すること
により収納した後、他のノズル収納溝43aに収納され
た所望の洗浄ノズル16を、自動交換手段32によりエ
ア吸着して多関節アーム17に装着するので、洗浄作業
中に、ロールチョック11の洗浄部分に適した洗浄ノズ
ル16を自動交換できる。
の圧延ロール11a付きのロールチョック11を載置し
たまま、比較的軽量な、門型台車13や桁移動台車15
を移動させてロールチョック11の洗浄を行なうように
したので、それぞれの台車13、15の移動機構にさほ
ど出力の大きな駆動源が必要でなく、全体的な装置価格
が下がって設備コストの低減が図れる。
が、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、要
旨を逸脱しない範囲での設計変更などがあっても本発明
に含まれる。例えば、実施例では、門型台車の移動方向
に伸縮可能な洗浄ハウスを用いたが、これに限定しなく
ても、従来のように水平移動するだけの洗浄ハウスでも
よい。
したが、これに限定しなくても、複数並べるようにして
もよい。さらに、洗浄ロボットは、実施例に記載された
構造のものに限定しなくても、その他どのような構造の
ロボットでもよい。しかも、1台でなく複数台の洗浄ロ
ボットを、1台の桁移動台車に纏めて搭載したり、複数
台に別個に分けて搭載するようにしてもよい。
して6軸のものを示したが、これに限定しなくても、3
〜5軸または7軸以上の複数軸のものであればよい。そ
して、実施例では、門型台車の移動範囲内にノズル交換
ステージを設けたが、これに限定しなくても、これを削
除して、ノズル交換をせずに1本の洗浄ノズルによりロ
ールチョックを洗浄するようにしてもよい。
ルの自動交換手段は、実施例のエアジョイント式のもの
に限定しなくても、その他どのような形式のものでもよ
い。しかも、この自動交換手段は必ずしも必要ではな
い。さらに、実施例では、ロールチョック洗浄装置に高
圧水調整手段を設けたが、この高圧水調整手段は、例え
ば従来通りに一定温度の温水だけの高圧水により洗浄す
るようにすれば、必ずしも配備する必要はない。
装置及び請求項4記載のロールチョック洗浄方法におい
ては、洗浄ステージ上に載置されたロールチョックを、
門型台車や桁移動台車を移動させたり、洗浄ロボットの
多関節アームを可動させて、洗浄ノズルから噴射された
高圧水をロールチョックの洗浄部分に当てながら自動洗
浄するので、洗浄作業性を向上できる。また、大重量の
圧延ロール付きのロールチョックを旋回や移動させるこ
となく、比較的軽量な門型台車や、洗浄ロボット付きの
桁移動台車を移動させてロールチョックを洗浄するよう
にしたので、それぞれの台車の移動機構にはさほど出力
の大きな駆動源が必要なく、これにより全体的な装置価
格が下がって設備コストの低減が図れる。このうち、請
求項1〜3記載のロールチョック洗浄装置においては、
洗浄ハウスに伸縮性を有するものを採用したので、従来
のように洗浄ハウスの大きな退避スペースが不要とな
り、装置スペースの縮小化が図れる。
装置及び請求項4記載のロールチョック洗浄方法におい
ては、洗浄ノズル交換時に、洗浄ロボットによる多関節
アームの可動や、多関節アームに取り付けられた自動交
換手段により、多関節アームに装着された洗浄ノズルを
交換するようにしたので、洗浄作業中に、ロールチョッ
クの洗浄部分に適した洗浄ノズルを自動的に交換でき
る。
浄装置においては、ロールチョックの洗浄が、高圧水調
整手段を操作することにより、設定された洗浄スケジュ
ールに従って、適宜、洗浄ノズルから噴射される高圧水
の水温調整または水と洗剤水とを切り換えながらロール
チョックを洗浄するようにしたので、さらに効率の良い
ロールチョックの洗浄ができる。
置の側面図である。
作業状態を示す側面図である。 (b)洗浄ステージへのロールチョックの載置状態を示
す側面図である。 (c)洗浄ハウスによる洗浄ステージの封鎖状態を示す
側面図である。
ある。
ある。
ク、11a:圧延ロール、12:洗浄ステージ、13:
門型台車、14:上桁、14a:開口部、15:桁移動
台車、16:洗浄ノズル、17:多関節アーム、18:
洗浄ロボット、19:アコーディオンハウス、20:陥
没部、21:チョック台、22:Xレール、22a:ス
トッパ、23:車輪、24:X走行台部、24a:伸縮
作動アーム、24b:Xモータ、25:橋脚部、26:
手摺り、27:作業床、28:高圧洗浄ポンプ、29:
Yレール、30:Y走行台部、32:自動交換手段、3
3:ケーブルベア、34:Yモータ、35:車輪、3
7:ハウス用レール、38:門型梁、39:カバーシー
ト、40:ノズル交換ステージ、41:ノズルストッ
カ、42:脚部、43:ストック桁、43a:ノズル収
納溝、44:天井クレーン、45:ケーブルベア
Claims (4)
- 【請求項1】 ロールチョックの洗浄ステージと、該洗
浄ステージを跨ぐように移動可能な門型台車と、該門型
台車の上桁を移動する桁移動台車と、該桁移動台車に搭
載されて、高圧水を噴射する洗浄ノズル付きの多関節ア
ームを有する洗浄ロボットと、前記門型台車を収納し
て、該門型台車の移動方向に伸縮可能な洗浄ハウスとを
備えたことを特徴とするロールチョック洗浄装置。 - 【請求項2】 前記門型台車の移動範囲内に、前記洗浄
ノズルのノズル交換ステージを設け、前記洗浄ロボット
に前記洗浄ノズルの自動交換手段を設けたことを特徴と
する請求項1記載のロールチョック洗浄装置。 - 【請求項3】 前記洗浄ノズルから噴射される高圧水の
温度調整または水と洗剤水との切り換えが可能な高圧水
調整手段を設けたことを特徴とする請求項1または2記
載のロールチョック洗浄装置。 - 【請求項4】 ロールチョックを洗浄ステージ上に載置
し、門型台車を前記洗浄ステージを跨ぐように移動させ
ると共に、前記門型台車の上桁に取り付けられた桁移動
台車を移動させながら、該桁移動台車に搭載された洗浄
ロボットにより多関節アームを可動させて、該多関節ア
ームに取り付けられた洗浄ノズルを、前記洗浄ステージ
上のロールチョックの洗浄部分に向けることにより、該
洗浄部分を前記洗浄ノズルから噴射された高圧水により
洗浄するロールチョック洗浄方法であって、 前記門型台車の移動範囲内に、前記洗浄ノズル交換時
に、前記洗浄ロボットにより前記多関節アームを可動さ
せて、ノズル交換ステージで、前記洗浄ロボットに装着
された洗浄ノズルを、前記洗浄ロボットに設けられた自
動交換手段により、他の洗浄ノズルに交換する ことを特
徴とするロールチョック洗浄方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04923395A JP3437002B2 (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | ロールチョック洗浄装置及びその洗浄方法 |
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Cited By (1)
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1995
- 1995-02-13 JP JP04923395A patent/JP3437002B2/ja not_active Expired - Fee Related
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