JP3436414B2 - 画像信号符号化方法 - Google Patents
画像信号符号化方法Info
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- signal
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
- Image Processing (AREA)
Description
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。
産業上の利用分野
従来の技術(図5〜図12)
発明が解決しようとする課題(図13)
課題を解決するための手段(図1〜図4)
作用(図2及び図4)
実施例
(1)第1実施例(図1及び図2)
(2)第2実施例(図3及び図4)
(3)他の実施例
発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は画像信号符号化方法に関
し、特に画像の特徴点を検出して画像信号を高能率符号
化する場合に適用し得る。
し、特に画像の特徴点を検出して画像信号を高能率符号
化する場合に適用し得る。
【0003】
【従来の技術】従来、画像信号を高能率符号化する方法
として、入力画像信号をDCT(Discrete Cosine Tran
sform )によつて直交変換し、各周波数帯域ごとに、人
間の視覚特性に従つた適応量子化を行う方法や、ウエー
ブレツト基底により画像をサブバンド分割し、各バンド
ごとに重み付けして符号化する方法が用いられている。
これらの方法によれば、視覚的にも歪みが目立ちにく
く、高圧縮率を得ることができる。しかし、さらに圧縮
率をあげていくとブロツク歪みをはじめ、視覚上好まし
くない影響が顕著になる欠点がある。そこで、高圧縮率
下でも視覚上好ましくない歪みを出さない符号化方式と
して、画像の構造の特徴的な点を抽出し、効率的に符号
化する、画像の特徴点検出による構造抽出符号化方式が
ある。
として、入力画像信号をDCT(Discrete Cosine Tran
sform )によつて直交変換し、各周波数帯域ごとに、人
間の視覚特性に従つた適応量子化を行う方法や、ウエー
ブレツト基底により画像をサブバンド分割し、各バンド
ごとに重み付けして符号化する方法が用いられている。
これらの方法によれば、視覚的にも歪みが目立ちにく
く、高圧縮率を得ることができる。しかし、さらに圧縮
率をあげていくとブロツク歪みをはじめ、視覚上好まし
くない影響が顕著になる欠点がある。そこで、高圧縮率
下でも視覚上好ましくない歪みを出さない符号化方式と
して、画像の構造の特徴的な点を抽出し、効率的に符号
化する、画像の特徴点検出による構造抽出符号化方式が
ある。
【0004】例えば図5に示すように、画像の特徴点を
検出して画像信号を符号化する構造抽出符号化装置1
は、入力画像信号S1を量子化器2及び2次元変化点検
出回路3に入力する。量子化器2は入力画像信号S1を
量子化することにより量子化係数S2を生成し、これを
チエーン符号化回路4に送出する。2次元変化点検出回
路3は入力画像信号S1から特徴点を検出し、この結果
現在の信号を特徴点として検知した場合はフラグ1を、
そうでない場合はフラグ0を特徴点信号S3としてチエ
ーン符号化回路4に送出する。
検出して画像信号を符号化する構造抽出符号化装置1
は、入力画像信号S1を量子化器2及び2次元変化点検
出回路3に入力する。量子化器2は入力画像信号S1を
量子化することにより量子化係数S2を生成し、これを
チエーン符号化回路4に送出する。2次元変化点検出回
路3は入力画像信号S1から特徴点を検出し、この結果
現在の信号を特徴点として検知した場合はフラグ1を、
そうでない場合はフラグ0を特徴点信号S3としてチエ
ーン符号化回路4に送出する。
【0005】2次元変化点検出回路3による特徴点の検
出と、量子化器2による量子化が1画面全体について終
了した後、チエーン符号化回路4は、量子化係数S2と
特徴点信号S3に従い、特徴点信号S3が1の点につい
ての位置情報をチエーン符号化し、これに特徴点の位置
の量子化係数を多重化した後、チエーン符号信号S4と
して出力する。チエーン符号信号S4はバツフア5によ
つて情報量が平滑化されて、構造抽出符号化装置1の出
力信号S5として出力される。
出と、量子化器2による量子化が1画面全体について終
了した後、チエーン符号化回路4は、量子化係数S2と
特徴点信号S3に従い、特徴点信号S3が1の点につい
ての位置情報をチエーン符号化し、これに特徴点の位置
の量子化係数を多重化した後、チエーン符号信号S4と
して出力する。チエーン符号信号S4はバツフア5によ
つて情報量が平滑化されて、構造抽出符号化装置1の出
力信号S5として出力される。
【0006】ここでチエーン符号化回路4は、図6に示
すように構成されている。すなわちチエーン符号化回路
4は、量子化係数S2を係数フレームバツフア10に、
特徴点信号S3をマスクフレームバツフア11にそれぞ
れ蓄積する。ここでX座標レジスタ12、Y座標レジス
タ13及び状態レジスタ14は、各フレームの先頭で0
に初期化される。また方向探索器15は、X座標レジス
タ12と、Y座標レジスタ13がフレームの最終座標を
指し示すまで、状態レジスタ14の内容を参照しながら
第0〜第2の状態をとり、当該第0〜第2の状態に応じ
て以下の動作を繰り返す。
すように構成されている。すなわちチエーン符号化回路
4は、量子化係数S2を係数フレームバツフア10に、
特徴点信号S3をマスクフレームバツフア11にそれぞ
れ蓄積する。ここでX座標レジスタ12、Y座標レジス
タ13及び状態レジスタ14は、各フレームの先頭で0
に初期化される。また方向探索器15は、X座標レジス
タ12と、Y座標レジスタ13がフレームの最終座標を
指し示すまで、状態レジスタ14の内容を参照しながら
第0〜第2の状態をとり、当該第0〜第2の状態に応じ
て以下の動作を繰り返す。
【0007】すなわち方向探索器15は、第0の状態に
おいて、X座標レジスタ12とY座標レジスタ13に、
現在X座標レジスタ12とY座標レジスタ13にストア
されている座標の、ラインスキヤン順に見た次の点の座
標をストアし、これを現在処理を行う点座標とする。方
向探索器15はこの点座標のマスク値をマスクフレーム
バツフア11から入力し、マスク信号S10が0の場
合、なにも行わない。これに対してマスク信号S10が
1の場合、この点の座標を探索X座標レジスタ16及び
探索Y座標レジスタ17にストアすると共に、カウンタ
18を0に初期化した後、この点のX、Y座標を開始点
座標出力S11としてセレクタ19に送出すると共にセ
レクタ19、マルチプレクサ20及びラツチ回路21に
有効データ選択信号S12として1を出力し、次に状態
レジスタ14に1を入れる。以上の処理を終了した後、
方向探索器15はマスクフレームバツフア11内の、こ
の点の座標のマスク値を0にする。因に、カウンタ18
は3ビツトのカウンタでなり、カウント値として0〜7
を出力するようになされている。
おいて、X座標レジスタ12とY座標レジスタ13に、
現在X座標レジスタ12とY座標レジスタ13にストア
されている座標の、ラインスキヤン順に見た次の点の座
標をストアし、これを現在処理を行う点座標とする。方
向探索器15はこの点座標のマスク値をマスクフレーム
バツフア11から入力し、マスク信号S10が0の場
合、なにも行わない。これに対してマスク信号S10が
1の場合、この点の座標を探索X座標レジスタ16及び
探索Y座標レジスタ17にストアすると共に、カウンタ
18を0に初期化した後、この点のX、Y座標を開始点
座標出力S11としてセレクタ19に送出すると共にセ
レクタ19、マルチプレクサ20及びラツチ回路21に
有効データ選択信号S12として1を出力し、次に状態
レジスタ14に1を入れる。以上の処理を終了した後、
方向探索器15はマスクフレームバツフア11内の、こ
の点の座標のマスク値を0にする。因に、カウンタ18
は3ビツトのカウンタでなり、カウント値として0〜7
を出力するようになされている。
【0008】方向探索器15は、状態レジスタ14に1
が入つていることを確認すると、第1の状態になり、こ
の第1の状態において、マスクフレームバツフア11中
の、アドレス信号S13によつて指定された座標のマス
ク値S10が0であつた場合、カウンタ18のカウント
値が7のときは状態レジスタ14に0をいれ、カウント
値が7以下のときは、カウンタ18のカウント値をイン
クリメントする。これに対してマスク信号S10が1で
あつた場合、有効データ選択信号S12として1を出力
すると共に、マスクフレームバツフア12の対応する点
のマスク値を0とし、次に状態レジスタ14に2を入れ
る。
が入つていることを確認すると、第1の状態になり、こ
の第1の状態において、マスクフレームバツフア11中
の、アドレス信号S13によつて指定された座標のマス
ク値S10が0であつた場合、カウンタ18のカウント
値が7のときは状態レジスタ14に0をいれ、カウント
値が7以下のときは、カウンタ18のカウント値をイン
クリメントする。これに対してマスク信号S10が1で
あつた場合、有効データ選択信号S12として1を出力
すると共に、マスクフレームバツフア12の対応する点
のマスク値を0とし、次に状態レジスタ14に2を入れ
る。
【0009】方向探索器15は、状態レジスタ14に2
が入つていることを確認すると、第2の状態になり、こ
の第2の状態において、マスクフレームバツフア11中
の、アドレス信号S13によつて指定された座標のマス
ク信号S10が0であつた場合、カウンタ18のカウン
ト値が7のときは状態レジスタ14に0を入れ、カウン
ト値が7以下のときは、カウンタ18のカウント値をイ
ンクリメントする。これに対してマスク信号S10が1
であつた場合、有効データ選択信号S12として1を出
力すると共に、マスクフレームバツフア12の対応する
点のマスク値を0にする。
が入つていることを確認すると、第2の状態になり、こ
の第2の状態において、マスクフレームバツフア11中
の、アドレス信号S13によつて指定された座標のマス
ク信号S10が0であつた場合、カウンタ18のカウン
ト値が7のときは状態レジスタ14に0を入れ、カウン
ト値が7以下のときは、カウンタ18のカウント値をイ
ンクリメントする。これに対してマスク信号S10が1
であつた場合、有効データ選択信号S12として1を出
力すると共に、マスクフレームバツフア12の対応する
点のマスク値を0にする。
【0010】探索X座標ROM23及び探索Y座標RO
M24は、カウンタ出力S14をアドレス信号入力とし
てX差分信号S15及びY差分信号S16をそれぞれ加
算回路25及び26に出力する。方向ROM27もま
た、カウンタ出力S14をアドレス信号入力として方向
信号S17をラツチ回路21、方向変化信号発生器28
及びセレクタ19に送出する。探索X座標ROM23、
探索Y座標ROM24、方向ROM27の内容の例を図
7に示す。ここで方向ROM27に用いられている方向
コードC0〜C7は、図8に示すようにAを中心として
8分割された各方向を表わすものである。
M24は、カウンタ出力S14をアドレス信号入力とし
てX差分信号S15及びY差分信号S16をそれぞれ加
算回路25及び26に出力する。方向ROM27もま
た、カウンタ出力S14をアドレス信号入力として方向
信号S17をラツチ回路21、方向変化信号発生器28
及びセレクタ19に送出する。探索X座標ROM23、
探索Y座標ROM24、方向ROM27の内容の例を図
7に示す。ここで方向ROM27に用いられている方向
コードC0〜C7は、図8に示すようにAを中心として
8分割された各方向を表わすものである。
【0011】アドレス発生器22は、探索X座標レジス
タ16の内容とX差分信号S15の和である探索X座標
信号S18と、探索Y座標レジスタ17の内容とY差分
信号S16の和である探索Y座標信号S19を入力とし
て、係数フレームバツフア10及びマスクフレームバツ
フア11中の(X、Y)座標の読出しアドレスを指定す
るアドレス信号S13を出力する。
タ16の内容とX差分信号S15の和である探索X座標
信号S18と、探索Y座標レジスタ17の内容とY差分
信号S16の和である探索Y座標信号S19を入力とし
て、係数フレームバツフア10及びマスクフレームバツ
フア11中の(X、Y)座標の読出しアドレスを指定す
るアドレス信号S13を出力する。
【0012】ラツチ回路21は有効データ選択信号S1
2が1のときの方向信号S17を、次に有効データ選択
信号S12が1になるまで保持した後、1サンプル分デ
イレイすることにより前方向信号S20を得、これを方
向変化信号発生器28に送出する。このときの有効デー
タ選択信号S12と方向信号S17、前方向信号S20
のタイミング関係を図9に示す。なお図9では、説明の
ため方向信号S17の方向コードをC0〜C38の番号
順に並べて表しているが、実際には方向コードC0〜C
7が特徴点の検出結果に応じて配列されたものとなる。
2が1のときの方向信号S17を、次に有効データ選択
信号S12が1になるまで保持した後、1サンプル分デ
イレイすることにより前方向信号S20を得、これを方
向変化信号発生器28に送出する。このときの有効デー
タ選択信号S12と方向信号S17、前方向信号S20
のタイミング関係を図9に示す。なお図9では、説明の
ため方向信号S17の方向コードをC0〜C38の番号
順に並べて表しているが、実際には方向コードC0〜C
7が特徴点の検出結果に応じて配列されたものとなる。
【0013】方向変化信号発生器28は、方向信号S1
7及び前方向信号S20を入力し、、図10及び図11
に示す表に従つて方向変化信号S21を出力する。すな
わち方向変化信号発生器28は、前方向に対して現方向
が変化していない場合には方向変化コードとしてD0
を、45〔°〕変化している場合にはD1を、90〔°〕変
化している場合にはD2を、……というように方向変化
に応じた方向変化コードD0〜D5又はD6を出力す
る。実際にはこの方向変化コードD0〜D6に対して、
図12に示すように、例えばD0やD1のように発生確
率の大きい方向変化コードに対しては少ないビツト数の
符号語を割り当て、例えばD3やD6のように発生確率
の小さい方向変化コードに対してはビツト数の大きい符
号語を割り当てる所謂エントロピー符号化を施すことよ
り情報量を低減するようになされている。
7及び前方向信号S20を入力し、、図10及び図11
に示す表に従つて方向変化信号S21を出力する。すな
わち方向変化信号発生器28は、前方向に対して現方向
が変化していない場合には方向変化コードとしてD0
を、45〔°〕変化している場合にはD1を、90〔°〕変
化している場合にはD2を、……というように方向変化
に応じた方向変化コードD0〜D5又はD6を出力す
る。実際にはこの方向変化コードD0〜D6に対して、
図12に示すように、例えばD0やD1のように発生確
率の大きい方向変化コードに対しては少ないビツト数の
符号語を割り当て、例えばD3やD6のように発生確率
の小さい方向変化コードに対してはビツト数の大きい符
号語を割り当てる所謂エントロピー符号化を施すことよ
り情報量を低減するようになされている。
【0014】セレクタ19は有効データ選択信号S12
が1のとき、状態レジスタ14の値を参照し、当該状態
レジスタ14の値が0の場合には開始点座標出力S11
を、値が1の場合には方向信号S17を、値が2の場合
は方向変化信号S21を位置信号S22としてマルチプ
レクサ20に送出する。マルチプレクサ20は、有効デ
ータ選択信号S12が1のときに、係数フレームバツフ
ア10からの係数出力S23と位置信号S22とを多重
化し、これをチエーン符号信号S4として続くバツフア
5(図5)に出力するようになされている。
が1のとき、状態レジスタ14の値を参照し、当該状態
レジスタ14の値が0の場合には開始点座標出力S11
を、値が1の場合には方向信号S17を、値が2の場合
は方向変化信号S21を位置信号S22としてマルチプ
レクサ20に送出する。マルチプレクサ20は、有効デ
ータ選択信号S12が1のときに、係数フレームバツフ
ア10からの係数出力S23と位置信号S22とを多重
化し、これをチエーン符号信号S4として続くバツフア
5(図5)に出力するようになされている。
【0015】このようにチエーン符号化回路4は、第0
の状態でチエーン先頭の特徴点を検出すると、続く第1
の状態でチエーン先頭の特徴点の周囲の画素を探索し、
周囲に特徴点があつた場合にはこの特徴点を方向信号S
17で表わすことによりチエーン先頭の特徴点に繋ぎ、
続いて第2の状態に移つて第1の状態で検出した特徴点
の周囲の画素を探索し、周囲に特徴点があつた場合には
この特徴点を方向変化信号S21で表わすことにより第
1の状態で検出した特徴点に繋ぐ。第2の状態では、前
に検出した特徴点の周囲に再び特徴点を検出した場合に
は順次これらの特徴点を方向変化信号S21で表わすこ
とにより繋いで行く。また第1又は第2状態において、
前に検出した特徴点の周囲に次の特徴点が存在しなかつ
た場合には、このチエーンはここで切断し、第0の状態
に戻つてラインスキヤン順に次のチエーンの先頭になる
特徴点を探索する。
の状態でチエーン先頭の特徴点を検出すると、続く第1
の状態でチエーン先頭の特徴点の周囲の画素を探索し、
周囲に特徴点があつた場合にはこの特徴点を方向信号S
17で表わすことによりチエーン先頭の特徴点に繋ぎ、
続いて第2の状態に移つて第1の状態で検出した特徴点
の周囲の画素を探索し、周囲に特徴点があつた場合には
この特徴点を方向変化信号S21で表わすことにより第
1の状態で検出した特徴点に繋ぐ。第2の状態では、前
に検出した特徴点の周囲に再び特徴点を検出した場合に
は順次これらの特徴点を方向変化信号S21で表わすこ
とにより繋いで行く。また第1又は第2状態において、
前に検出した特徴点の周囲に次の特徴点が存在しなかつ
た場合には、このチエーンはここで切断し、第0の状態
に戻つてラインスキヤン順に次のチエーンの先頭になる
特徴点を探索する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のチエ
ーン符号化方式では、画像をラインスキヤン順にサーチ
して行つて、最初に見つかつた、まだ符号化されていな
い特徴点をチエーンの先頭として、チエーン符号化処理
を施すようになされており、必ずしも特徴点の連なりと
して表される2次元曲線の始点と、チエーンの開始点が
一致するわけではない。このため、図13に示すよう
に、斜め方向に直線状につながる特徴点(図13
(A))が、短い直線に細分化された状態でチエーン符
号化が行われるという状態(図13(B))が生じる。
この結果チエーン数が増えることにより情報量が増加す
る問題があつた。
ーン符号化方式では、画像をラインスキヤン順にサーチ
して行つて、最初に見つかつた、まだ符号化されていな
い特徴点をチエーンの先頭として、チエーン符号化処理
を施すようになされており、必ずしも特徴点の連なりと
して表される2次元曲線の始点と、チエーンの開始点が
一致するわけではない。このため、図13に示すよう
に、斜め方向に直線状につながる特徴点(図13
(A))が、短い直線に細分化された状態でチエーン符
号化が行われるという状態(図13(B))が生じる。
この結果チエーン数が増えることにより情報量が増加す
る問題があつた。
【0017】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、チエーン数の増加に基づく情報量の増加を抑制する
ことができる画像信号符号化方法を提案しようとするも
のである。
で、チエーン数の増加に基づく情報量の増加を抑制する
ことができる画像信号符号化方法を提案しようとするも
のである。
【0018】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め第1の本発明においては、入力画像信号S1の特徴点
を検出し、当該特徴点の情報をチエーン符号化する画像
信号符号化方法において、複数の特徴点の情報をチエー
ンCH1、CH2及びCH3として繋いだとき、当該チ
エーンCH1、CH2及びCH3中に含まれる特徴点の
個数が所定の個数T未満のチエーンCH1及びCH2の
情報をチエーン符号化せずに残すと共に、チエーンCH
1、CH2及びCH3中に含まれる特徴点の個数が所定
の個数T以上のチエーンCH3の情報をチエーン符号化
する符号化ステツプを備えるようにする。
め第1の本発明においては、入力画像信号S1の特徴点
を検出し、当該特徴点の情報をチエーン符号化する画像
信号符号化方法において、複数の特徴点の情報をチエー
ンCH1、CH2及びCH3として繋いだとき、当該チ
エーンCH1、CH2及びCH3中に含まれる特徴点の
個数が所定の個数T未満のチエーンCH1及びCH2の
情報をチエーン符号化せずに残すと共に、チエーンCH
1、CH2及びCH3中に含まれる特徴点の個数が所定
の個数T以上のチエーンCH3の情報をチエーン符号化
する符号化ステツプを備えるようにする。
【0019】また第2の発明においては、第1の発明に
よる符号化ステツプを、前回の処理によりチエーン符号
化したチエーンの情報をチエーン対象から除いて次回の
処理を実行するようにして、1画面について複数回繰り
返して実行するようにする。
よる符号化ステツプを、前回の処理によりチエーン符号
化したチエーンの情報をチエーン対象から除いて次回の
処理を実行するようにして、1画面について複数回繰り
返して実行するようにする。
【0020】
【作用】第1の発明では、特徴点の個数が所定の個数T
未満の短いチエーンCH1、CH2は、チエーン符号化
されずに残り、その短いチエーンCH1、CH2に含ま
れていた特徴点も含めて特徴点の個数が所定個数T以上
になつたチエーンCH3の情報がチエーン符号化され
る。この結果1本の特徴点曲線は1本のチエーンCH3
で符号化され易くなり、チエーン数の増加に基づく情報
量の増加を抑制することができる。
未満の短いチエーンCH1、CH2は、チエーン符号化
されずに残り、その短いチエーンCH1、CH2に含ま
れていた特徴点も含めて特徴点の個数が所定個数T以上
になつたチエーンCH3の情報がチエーン符号化され
る。この結果1本の特徴点曲線は1本のチエーンCH3
で符号化され易くなり、チエーン数の増加に基づく情報
量の増加を抑制することができる。
【0021】また第2の発明では、実際上1画面つき1
回のチエーン符号化処理では検出されずに残る、特徴点
の個数が所定個数T以上のチエーンについても全てチエ
ーン符号化し得、この結果チエーン数の増加に基づく情
報量の増加を抑制することができると共にチエーンの検
出漏れによる画質劣化を回避することができる。
回のチエーン符号化処理では検出されずに残る、特徴点
の個数が所定個数T以上のチエーンについても全てチエ
ーン符号化し得、この結果チエーン数の増加に基づく情
報量の増加を抑制することができると共にチエーンの検
出漏れによる画質劣化を回避することができる。
【0022】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
する。
【0023】(1)第1実施例
図6との対応部分に同一符号を付して示す図1におい
て、30は全体としてチエーン符号化回路を示し、図5
のチエーン符号化回路4に対応する。チエーン符号化回
路30はチエーン長カウンタ31を有し、当該チエーン
長カウンタ31はチエーン開始点で0にリセツトされる
と共に、方向探索器15Aからの有効データ選択信号S
12が1のときにインクリメントされるようになされて
いる。これによりチエーン長カウンタ31には、現在処
理しているチエーン中で特徴点が何個繋がつたか、すな
わちチエーンの長さを表わすカウント値が格納されるよ
うになされている。
て、30は全体としてチエーン符号化回路を示し、図5
のチエーン符号化回路4に対応する。チエーン符号化回
路30はチエーン長カウンタ31を有し、当該チエーン
長カウンタ31はチエーン開始点で0にリセツトされる
と共に、方向探索器15Aからの有効データ選択信号S
12が1のときにインクリメントされるようになされて
いる。これによりチエーン長カウンタ31には、現在処
理しているチエーン中で特徴点が何個繋がつたか、すな
わちチエーンの長さを表わすカウント値が格納されるよ
うになされている。
【0024】方向探索器15Aは、チエーン終了点でチ
エーン長カウンタ31のカウント値を所定のスレツシヨ
ルド値Tと比較し、カウント値がスレツシヨルド値T以
上の場合には、チエーン係数バツフア32、位置信号バ
ツフア33及びマルチプレクサ20に有効チエーン信号
S30として1を送出することにより、それまでチエー
ン係数バツフア32及び位置信号バツフア33に格納し
ていたチエーン開始点からチエーン終了点までの特徴点
の量子化係数値S23及び位置信号S22を多重化させ
て特徴点信号S4Aとして出力するようになされてい
る。
エーン長カウンタ31のカウント値を所定のスレツシヨ
ルド値Tと比較し、カウント値がスレツシヨルド値T以
上の場合には、チエーン係数バツフア32、位置信号バ
ツフア33及びマルチプレクサ20に有効チエーン信号
S30として1を送出することにより、それまでチエー
ン係数バツフア32及び位置信号バツフア33に格納し
ていたチエーン開始点からチエーン終了点までの特徴点
の量子化係数値S23及び位置信号S22を多重化させ
て特徴点信号S4Aとして出力するようになされてい
る。
【0025】これに対してチエーン終了点でのチエーン
長カウンタ31のカウント値がスレツシヨルド値T未満
であつた場合には、そのチエーンについては符号化せず
にそのまま残した状態で、次のチエーンについての処理
に移る。次のチエーンについても、上述したような閾値
判定を行い、短いチエーンについては符号化せずに残
し、長いチエーンについてのみ符号化する。
長カウンタ31のカウント値がスレツシヨルド値T未満
であつた場合には、そのチエーンについては符号化せず
にそのまま残した状態で、次のチエーンについての処理
に移る。次のチエーンについても、上述したような閾値
判定を行い、短いチエーンについては符号化せずに残
し、長いチエーンについてのみ符号化する。
【0026】具体的には、チエーン符号化回路30は、
先ずX座標レジスタ12、Y座標レジスタ13及び状態
レジスタ14を各フレームの先頭で0に初期化した後、
X座標レジスタ12及びY座標レジスタ13がフレーム
の最終座標を指し示すまで、状態レジスタ14の内容を
参照しながら、以下の第0〜第2の状態を繰り返すこと
により、順次1画面内の特徴点をチエーン符号化するよ
うになされている。
先ずX座標レジスタ12、Y座標レジスタ13及び状態
レジスタ14を各フレームの先頭で0に初期化した後、
X座標レジスタ12及びY座標レジスタ13がフレーム
の最終座標を指し示すまで、状態レジスタ14の内容を
参照しながら、以下の第0〜第2の状態を繰り返すこと
により、順次1画面内の特徴点をチエーン符号化するよ
うになされている。
【0027】すなわち状態レジスタ14の値が0に設定
された第0の状態において、X座標レジスタ12とY座
標レジスタ13に、現在X座標レジスタ12とY座標レ
ジスタ13にストアされている座標の、ラインスキヤン
順に見た次の点の座標をストアし、これを現在処理を行
う点座標とする。方向探索器15Aはこの点座標のマス
ク値をマスクフレームバツフア11から入力し、マスク
信号S10が0の場合、なにも行わない。
された第0の状態において、X座標レジスタ12とY座
標レジスタ13に、現在X座標レジスタ12とY座標レ
ジスタ13にストアされている座標の、ラインスキヤン
順に見た次の点の座標をストアし、これを現在処理を行
う点座標とする。方向探索器15Aはこの点座標のマス
ク値をマスクフレームバツフア11から入力し、マスク
信号S10が0の場合、なにも行わない。
【0028】これに対してマスク信号S10が1の場
合、この点の座標を探索X座標レジスタ16及び探索Y
座標レジスタ17にストアすると共にカウンタ18を0
に初期化した後、この点のX、Y座標を開始点座標出力
S11としてセレクタ19に送出すると共にセレクタ1
9、マルチプレクサ20及びラツチ回路21に有効デー
タ選択信号S12として1を出力し、次に状態レジスタ
14に1を入れる。以上の処理を終了した後、方向探索
器15Aはマスクフレームバツフア11内の、この点の
座標のマスク値を0にする。
合、この点の座標を探索X座標レジスタ16及び探索Y
座標レジスタ17にストアすると共にカウンタ18を0
に初期化した後、この点のX、Y座標を開始点座標出力
S11としてセレクタ19に送出すると共にセレクタ1
9、マルチプレクサ20及びラツチ回路21に有効デー
タ選択信号S12として1を出力し、次に状態レジスタ
14に1を入れる。以上の処理を終了した後、方向探索
器15Aはマスクフレームバツフア11内の、この点の
座標のマスク値を0にする。
【0029】次に方向探索器15Aは、状態レジスタ1
4に1が入つていることを確認すると、第1の状態にな
り、この第1の状態において、マスクフレームバツフア
11中の、アドレス指定信号S13によつて指定された
座標のマスク値S10が0であつた場合、カウンタ18
のカウント値が7のときは状態レジスタ14に0を入
れ、カウント値が7以下のときはカウンタ18のカウン
ト値をインクリメントする。
4に1が入つていることを確認すると、第1の状態にな
り、この第1の状態において、マスクフレームバツフア
11中の、アドレス指定信号S13によつて指定された
座標のマスク値S10が0であつた場合、カウンタ18
のカウント値が7のときは状態レジスタ14に0を入
れ、カウント値が7以下のときはカウンタ18のカウン
ト値をインクリメントする。
【0030】またカウンタ18のカウント値が7である
ときは、さらにチエーン長カウンタ31のカウント値に
基づき、当該カウント値が所定のスレツシヨルド値T未
満の場合は有効チエーン信号S30に0を出力すると共
に、マスクフレームバツフア11中の、アドレスバツフ
ア34に格納されているアドレスに1をセツトする。こ
れに対してカウント値がスレツシヨルド値T以上であつ
た場合は、有効チエーン信号S30に1を出力する。ま
たアドレス指定信号S13によつて指定された座標のマ
スク値S10が1であつた場合には、有効データ選択信
号S12に1を出力すると共にマスクフレームバツフア
11中のこの点のマスク値を0にして、状態レジスタ1
4に2を入れる。
ときは、さらにチエーン長カウンタ31のカウント値に
基づき、当該カウント値が所定のスレツシヨルド値T未
満の場合は有効チエーン信号S30に0を出力すると共
に、マスクフレームバツフア11中の、アドレスバツフ
ア34に格納されているアドレスに1をセツトする。こ
れに対してカウント値がスレツシヨルド値T以上であつ
た場合は、有効チエーン信号S30に1を出力する。ま
たアドレス指定信号S13によつて指定された座標のマ
スク値S10が1であつた場合には、有効データ選択信
号S12に1を出力すると共にマスクフレームバツフア
11中のこの点のマスク値を0にして、状態レジスタ1
4に2を入れる。
【0031】次に方向探索器15Aは、状態レジスタ1
4に2が入つていることを確認すると、第2の状態にな
り、この第2の状態において、マスクフレームバツフア
11中の、アドレス指定信号S13によつて指定された
座標のマスク値S10が0であつた場合、カウンタ18
のカウント値が7のときは状態レジスタ14に0を入
れ、カウント値が7以下のときはカウンタ18のカウン
ト値をインクリメントする。
4に2が入つていることを確認すると、第2の状態にな
り、この第2の状態において、マスクフレームバツフア
11中の、アドレス指定信号S13によつて指定された
座標のマスク値S10が0であつた場合、カウンタ18
のカウント値が7のときは状態レジスタ14に0を入
れ、カウント値が7以下のときはカウンタ18のカウン
ト値をインクリメントする。
【0032】またカウンタ18のカウント値が7である
ときは、さらにチエーン長カウンタ31のカウント値に
基づき、当該カウント値が所定のスレツシヨルド値T未
満の場合は有効チエーン信号S30に0を出力すると共
に、マスクフレームバツフア11中の、アドレスバツフ
ア34に格納されているアドレスに1をセツトする。こ
れに対してカウント値がスレツシヨルド値T以上であつ
た場合は、有効チエーン信号S30に1を出力する。ま
たアドレス指定信号S13によつて指定された座標のマ
スク値S10が1であつた場合には、有効データ選択信
号S12に1を出力すると共にマスクフレームバツフア
11中のこの点のマスク値を0にして、状態レジスタ1
4に2を入れる。
ときは、さらにチエーン長カウンタ31のカウント値に
基づき、当該カウント値が所定のスレツシヨルド値T未
満の場合は有効チエーン信号S30に0を出力すると共
に、マスクフレームバツフア11中の、アドレスバツフ
ア34に格納されているアドレスに1をセツトする。こ
れに対してカウント値がスレツシヨルド値T以上であつ
た場合は、有効チエーン信号S30に1を出力する。ま
たアドレス指定信号S13によつて指定された座標のマ
スク値S10が1であつた場合には、有効データ選択信
号S12に1を出力すると共にマスクフレームバツフア
11中のこの点のマスク値を0にして、状態レジスタ1
4に2を入れる。
【0033】以上の構成において、チエーン符号化回路
30は、先ず第0の状態においてチエーンの先頭の特徴
点を検出すると、第1の状態に移つてチエーンの2番目
に繋ぐ特徴点を検出する。チエーン符号化回路30は、
第1の状態で特徴点を検出すると、続く第2の状態に移
つて、この第2の状態を繰り返すことによりチエーン先
頭から3番目以降に繋ぐ特徴点を順次検出する。このと
きチエーン符号化回路30は、検出した特徴点の位置情
報及び量子化係数を、それぞれ位置信号バツフア33及
びチエーン係数バツフア32に一時格納する。
30は、先ず第0の状態においてチエーンの先頭の特徴
点を検出すると、第1の状態に移つてチエーンの2番目
に繋ぐ特徴点を検出する。チエーン符号化回路30は、
第1の状態で特徴点を検出すると、続く第2の状態に移
つて、この第2の状態を繰り返すことによりチエーン先
頭から3番目以降に繋ぐ特徴点を順次検出する。このと
きチエーン符号化回路30は、検出した特徴点の位置情
報及び量子化係数を、それぞれ位置信号バツフア33及
びチエーン係数バツフア32に一時格納する。
【0034】チエーン符号化回路30は、第1及び第2
の状態において、前に検出した特徴点の周囲に次に繋ぐ
特徴点を検出し得なかつた場合(すなわちカウンタ18
のカウント値が7になつた場合)、このことは前に検出
した特徴点がチエーンの終了点に当たることを意味し、
このときチエーン長カウンタ31のカウント値すなわち
チエーン開始点からチエーン終了点までの特徴点の個数
をスレツシヨルド値Tと比較する。
の状態において、前に検出した特徴点の周囲に次に繋ぐ
特徴点を検出し得なかつた場合(すなわちカウンタ18
のカウント値が7になつた場合)、このことは前に検出
した特徴点がチエーンの終了点に当たることを意味し、
このときチエーン長カウンタ31のカウント値すなわち
チエーン開始点からチエーン終了点までの特徴点の個数
をスレツシヨルド値Tと比較する。
【0035】チエーン符号化回路30は、この特徴点の
個数がスレツシヨルド値T以上の場合には、位置信号バ
ツフア33に格納されている特徴点の位置情報及びチエ
ーン係数バツフア32に格納されている特徴点の量子化
係数値をマルチプレクサ20によつて多重化することに
より、チエーン符号化して出力する。これに対してチエ
ーン符号化回路30は、特徴点の個数がスレツシヨルド
値T未満の場合には、それらの特徴点の情報はチエーン
符号化しない。すなわち位置信号バツフア33に格納し
た位置情報及びチエーン係数バツフア32に格納した量
子化係数値をクリアすると共に、一旦0にしたマスクフ
レームバツフア11の特徴点のマスク値を再び1に復帰
させる。
個数がスレツシヨルド値T以上の場合には、位置信号バ
ツフア33に格納されている特徴点の位置情報及びチエ
ーン係数バツフア32に格納されている特徴点の量子化
係数値をマルチプレクサ20によつて多重化することに
より、チエーン符号化して出力する。これに対してチエ
ーン符号化回路30は、特徴点の個数がスレツシヨルド
値T未満の場合には、それらの特徴点の情報はチエーン
符号化しない。すなわち位置信号バツフア33に格納し
た位置情報及びチエーン係数バツフア32に格納した量
子化係数値をクリアすると共に、一旦0にしたマスクフ
レームバツフア11の特徴点のマスク値を再び1に復帰
させる。
【0036】かくしてチエーン符号化回路30において
は、例えば図2に示すような配列で特徴点があつたとす
ると、先ず特徴点A1を開始点とし、特徴点A2を終了
点とするようなチエーンCH1を検出する。ここでスレ
ツシヨルド値Tが10に設定されていたとすると、チエ
ーンCH1の特徴点の個数(4)はスレツシヨルド値
(10)未満であることから、チエーンCH1の特徴点
はチエーン符号化せずにそのまま残しておく。
は、例えば図2に示すような配列で特徴点があつたとす
ると、先ず特徴点A1を開始点とし、特徴点A2を終了
点とするようなチエーンCH1を検出する。ここでスレ
ツシヨルド値Tが10に設定されていたとすると、チエ
ーンCH1の特徴点の個数(4)はスレツシヨルド値
(10)未満であることから、チエーンCH1の特徴点
はチエーン符号化せずにそのまま残しておく。
【0037】次にチエーン符号化回路30は、特徴点B
1を開始点とし、特徴点A2を終了点とするようなチエ
ーンCH2を検出する。ここでチエーンCH2の特徴点
の個数(9)はスレツシヨルド値(10)未満であるこ
とから、チエーンCH2の特徴点もチエーン符号化せず
にそのまま残しておく。次にチエーン符号化回路30
は、特徴点C1を開始点とし、特徴点A2を終了点とす
るようなチエーンCH3を検出する。ここでチエーンC
H3の特徴点の個数(15)はスレツシヨルド値(1
0)以上となることから、当該チエーンCH3について
はチエーン符号化して出力する。
1を開始点とし、特徴点A2を終了点とするようなチエ
ーンCH2を検出する。ここでチエーンCH2の特徴点
の個数(9)はスレツシヨルド値(10)未満であるこ
とから、チエーンCH2の特徴点もチエーン符号化せず
にそのまま残しておく。次にチエーン符号化回路30
は、特徴点C1を開始点とし、特徴点A2を終了点とす
るようなチエーンCH3を検出する。ここでチエーンC
H3の特徴点の個数(15)はスレツシヨルド値(1
0)以上となることから、当該チエーンCH3について
はチエーン符号化して出力する。
【0038】この結果チエーン符号化回路30において
は、1つの曲線として繋がつている特徴点を、複数の短
いチエーンに分断することなく、1本のチエーンとして
符号化できる。
は、1つの曲線として繋がつている特徴点を、複数の短
いチエーンに分断することなく、1本のチエーンとして
符号化できる。
【0039】以上の構成によれば、互いに連続するよう
な特徴点を一旦チエーンとして繋ぎ、このとき当該チエ
ーンの長さが所定の値よりも短かつた場合には、当該チ
エーンを構成する特徴点の情報を残しておき、当該チエ
ーンの長さが所定の値以上になつた場合特徴点の情報を
チエーン符号化するようにしたことにより、1本の特徴
点曲線は1本のチエーンで符号化され易くなり、チエー
ン数を低減し得る。かくしてチエーン数の増加に基づく
情報量の増加を抑制することができる。
な特徴点を一旦チエーンとして繋ぎ、このとき当該チエ
ーンの長さが所定の値よりも短かつた場合には、当該チ
エーンを構成する特徴点の情報を残しておき、当該チエ
ーンの長さが所定の値以上になつた場合特徴点の情報を
チエーン符号化するようにしたことにより、1本の特徴
点曲線は1本のチエーンで符号化され易くなり、チエー
ン数を低減し得る。かくしてチエーン数の増加に基づく
情報量の増加を抑制することができる。
【0040】(2)第2実施例
図1との対応部分に同一符号を付して示す図3におい
て、40は全体として第2実施例のチエーン符号化回路
を示し、上述した第1実施例のチエーン符号化処理を同
一フレームに対して複数回実行するようになされてい
る。チエーン符号化回路40においては、スレツシヨル
ド状態レジスタ41に同一フレームに対して何回目の処
理を行つたかを表わすカウント値を格納し、このカウン
ト値が反復回数Eを示すまで同一フレームに対してのチ
エーン符号化処理を繰り返す。
て、40は全体として第2実施例のチエーン符号化回路
を示し、上述した第1実施例のチエーン符号化処理を同
一フレームに対して複数回実行するようになされてい
る。チエーン符号化回路40においては、スレツシヨル
ド状態レジスタ41に同一フレームに対して何回目の処
理を行つたかを表わすカウント値を格納し、このカウン
ト値が反復回数Eを示すまで同一フレームに対してのチ
エーン符号化処理を繰り返す。
【0041】実際上、スレツシヨルド状態レジスタ41
はフレームの処理の開始時に0に初期化される。チエー
ン符号化回路40はスレツシヨルド状態レジスタ41の
カウント値が0のときに、係数フレームバツフア10及
びマスクフレームバツフア11の内容を次フレームのも
のに更新する。
はフレームの処理の開始時に0に初期化される。チエー
ン符号化回路40はスレツシヨルド状態レジスタ41の
カウント値が0のときに、係数フレームバツフア10及
びマスクフレームバツフア11の内容を次フレームのも
のに更新する。
【0042】方向探索器15Bは、X座標レジスタ12
とY座標レジスタ13がフレームの最終座標を指し示し
たときに、スレツシヨルド状態レジスタ41のカウント
値が0の場合には、チエーン長カウンタ31のカウント
値を判定するためのスレツシヨルド値に設定値Tをセツ
トする。またX座標レジスタ12とY座標レジスタ13
がフレームの最終座標を指し示したときに、スレツシヨ
ルド状態レジスタ41のカウント値が1以上で、かつ反
復回数Eより小さかつた場合には、スレツシヨルド状態
レジスタ41にこのときの内容に1を加えたものをセツ
トし、同一フレームに対して再びチエーン符号化処理を
施す。また方向探索器15Bは、スレツシヨルド状態レ
ジスタ41のカウント値が反復回数Eであつた場合に、
スレツシヨルド値Tを0にして、同一フレームに対して
最後のチエーン符号化処理を施す。
とY座標レジスタ13がフレームの最終座標を指し示し
たときに、スレツシヨルド状態レジスタ41のカウント
値が0の場合には、チエーン長カウンタ31のカウント
値を判定するためのスレツシヨルド値に設定値Tをセツ
トする。またX座標レジスタ12とY座標レジスタ13
がフレームの最終座標を指し示したときに、スレツシヨ
ルド状態レジスタ41のカウント値が1以上で、かつ反
復回数Eより小さかつた場合には、スレツシヨルド状態
レジスタ41にこのときの内容に1を加えたものをセツ
トし、同一フレームに対して再びチエーン符号化処理を
施す。また方向探索器15Bは、スレツシヨルド状態レ
ジスタ41のカウント値が反復回数Eであつた場合に、
スレツシヨルド値Tを0にして、同一フレームに対して
最後のチエーン符号化処理を施す。
【0043】従つてチエーン符号化回路40は、スレツ
シヨルド値をTに設定して第1実施例で上述したような
第0〜第2の状態の処理を同一フレームについて(E−
1)回実行した後、最後のE回目にスレツシヨルド値を
0に設定して第0〜第2の状態の処理を実行することに
より、全ての特徴点をチエーン符号化するようになされ
ている。
シヨルド値をTに設定して第1実施例で上述したような
第0〜第2の状態の処理を同一フレームについて(E−
1)回実行した後、最後のE回目にスレツシヨルド値を
0に設定して第0〜第2の状態の処理を実行することに
より、全ての特徴点をチエーン符号化するようになされ
ている。
【0044】以上の構成において、チエーン符号化回路
40は、先ずスレツシヨルド状態レジスタ41のカウン
ト値を0にセツトすると共に、係数フレームバツフア1
0及びマスクフレームバツフア11に1フレーム分の量
子化係数値S2及び特徴点信号S3を蓄積する。
40は、先ずスレツシヨルド状態レジスタ41のカウン
ト値を0にセツトすると共に、係数フレームバツフア1
0及びマスクフレームバツフア11に1フレーム分の量
子化係数値S2及び特徴点信号S3を蓄積する。
【0045】次にチエーン符号化回路40は、係数フレ
ームバツフア10及びマスクフレームバツフア11に蓄
積した1フレーム分の画像情報に対して、E回反復して
チエーン符号化処理を実行する。このとき前回のチエー
ン符号化処理で検出され、チエーン符号化されたスレツ
シヨルド値T以上の長さを有するチエーン中の特徴点の
情報は、マスクフレームバツフア11から消去されるこ
とにより、次回のチエーン符号化処理ではその特徴点を
除いた特徴点がチエーン符号化対象となる。
ームバツフア10及びマスクフレームバツフア11に蓄
積した1フレーム分の画像情報に対して、E回反復して
チエーン符号化処理を実行する。このとき前回のチエー
ン符号化処理で検出され、チエーン符号化されたスレツ
シヨルド値T以上の長さを有するチエーン中の特徴点の
情報は、マスクフレームバツフア11から消去されるこ
とにより、次回のチエーン符号化処理ではその特徴点を
除いた特徴点がチエーン符号化対象となる。
【0046】ここで同一フレームの画像情報に対して複
数回繰り返してチエーン符号化処理を実行する理由は、
ある特徴点の配列パターンによつては、実際のチエーン
としてはスレツシヨルド値T以上の長さを有するもので
も、1回のチエーン符号化処理ではスレツシヨルド値T
以上の長さとして検出されないものがあるためである。
例えば図4(A)に示すように配列された特徴点に対し
て、図4(B)に示す番号の順に、現特徴点(星印で示
す)の周囲の次特徴点を検出することによりチエーンを
形成した場合には、このときスレツシヨルド値Tが10
に設定されていたとすると、先ず第1回目のチエーン符
号化処理では、図4(C)の○印で示すチエーンのみが
チエーン符号化される。
数回繰り返してチエーン符号化処理を実行する理由は、
ある特徴点の配列パターンによつては、実際のチエーン
としてはスレツシヨルド値T以上の長さを有するもので
も、1回のチエーン符号化処理ではスレツシヨルド値T
以上の長さとして検出されないものがあるためである。
例えば図4(A)に示すように配列された特徴点に対し
て、図4(B)に示す番号の順に、現特徴点(星印で示
す)の周囲の次特徴点を検出することによりチエーンを
形成した場合には、このときスレツシヨルド値Tが10
に設定されていたとすると、先ず第1回目のチエーン符
号化処理では、図4(C)の○印で示すチエーンのみが
チエーン符号化される。
【0047】ところが、この第1回目のチエーン符号化
処理でチエーン符号化された特徴点を除く残りの特徴点
(図4(D))については、実際上スレツシヨルド値T
以上の長さを有するにも拘わらず、残つてしまうことに
なる。
処理でチエーン符号化された特徴点を除く残りの特徴点
(図4(D))については、実際上スレツシヨルド値T
以上の長さを有するにも拘わらず、残つてしまうことに
なる。
【0048】従つてチエーン符号化回路40において
は、このように1フレーム内で前回のチエーン符号化処
理でスレツシヨルド値T未満であるためにチエーン符号
化されずに残つた特徴点のうち、新たに前回チエーン符
号化された特徴点を除いてチエーンを形成した場合にス
レツシヨルド値T以上になるものがあることを考慮し
て、スレツシヨルド値Tの下で1フレームについて反復
してチエーン符号化処理を繰り返す。
は、このように1フレーム内で前回のチエーン符号化処
理でスレツシヨルド値T未満であるためにチエーン符号
化されずに残つた特徴点のうち、新たに前回チエーン符
号化された特徴点を除いてチエーンを形成した場合にス
レツシヨルド値T以上になるものがあることを考慮し
て、スレツシヨルド値Tの下で1フレームについて反復
してチエーン符号化処理を繰り返す。
【0049】この結果スレツシヨルド値T以上のチエー
ン長でなるチエーンを全てチエーン符号化することがで
きる。またチエーン符号化回路40は、このようにチエ
ーン長がスレツシヨルド値T以上のチエーンを全てチエ
ーン符号化した後、最後にスレツシヨルド値Tを0に設
定して1フレーム分のチエーン符号化処理を施すことに
より、最後までチエーン符号化されずに残つたチエーン
長の短いチエーンについてもチエーン符号化することが
できる。
ン長でなるチエーンを全てチエーン符号化することがで
きる。またチエーン符号化回路40は、このようにチエ
ーン長がスレツシヨルド値T以上のチエーンを全てチエ
ーン符号化した後、最後にスレツシヨルド値Tを0に設
定して1フレーム分のチエーン符号化処理を施すことに
より、最後までチエーン符号化されずに残つたチエーン
長の短いチエーンについてもチエーン符号化することが
できる。
【0050】以上の構成によれば、1画面分の特徴点に
対して複数回のチエーン符号化処理を施すと共に、この
とき前回のチエーン符号化処理でチエーン長がスレツシ
ヨルド値T以上であることによりチエーン符号化された
特徴点を除く残りの特徴点を今回のチエーン符号化対象
としたことにより、1フレーム中に含まれる所定長以上
のチエーンを全てチエーン符号化し得、この結果チエー
ン数の増加に基づく情報量の増加を抑制することができ
ると共にチエーンの検出漏れによる画質劣化を回避する
ことができる。
対して複数回のチエーン符号化処理を施すと共に、この
とき前回のチエーン符号化処理でチエーン長がスレツシ
ヨルド値T以上であることによりチエーン符号化された
特徴点を除く残りの特徴点を今回のチエーン符号化対象
としたことにより、1フレーム中に含まれる所定長以上
のチエーンを全てチエーン符号化し得、この結果チエー
ン数の増加に基づく情報量の増加を抑制することができ
ると共にチエーンの検出漏れによる画質劣化を回避する
ことができる。
【0051】(3)他の実施例
なお上述の第2実施例においては、1画面分の特徴点情
報に対してスレツシヨルド値Tの条件で(E−1)回の
繰り返し処理を実行した後、スレツシヨルド値を0に設
定して最後のE回目の繰り返し処理を実行するようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、繰り
返し過程において徐々にスレツシヨルド値の値を下げる
ようにしてもよい。
報に対してスレツシヨルド値Tの条件で(E−1)回の
繰り返し処理を実行した後、スレツシヨルド値を0に設
定して最後のE回目の繰り返し処理を実行するようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、繰り
返し過程において徐々にスレツシヨルド値の値を下げる
ようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、入力画像
信号の特徴点を検出し、当該特徴点の情報をチエーン符
号化する画像信号符号化方法において、複数の特徴点の
情報をチエーンとして繋いだとき、当該チエーン中に含
まれる特徴点の個数が所定の個数未満のチエーンの情報
をチエーン符号化せずに残すと共に、チエーン中に含ま
れる特徴点の個数が所定の個数以上のチエーンの情報を
チエーン符号化するようにしたことにより、チエーン数
の増加に基づく情報量の増加を抑制することができる。
信号の特徴点を検出し、当該特徴点の情報をチエーン符
号化する画像信号符号化方法において、複数の特徴点の
情報をチエーンとして繋いだとき、当該チエーン中に含
まれる特徴点の個数が所定の個数未満のチエーンの情報
をチエーン符号化せずに残すと共に、チエーン中に含ま
れる特徴点の個数が所定の個数以上のチエーンの情報を
チエーン符号化するようにしたことにより、チエーン数
の増加に基づく情報量の増加を抑制することができる。
【図1】本発明による画像信号符号化方法を適用したチ
エーン符号化回路の第1実施例を示すブロツク図であ
る。
エーン符号化回路の第1実施例を示すブロツク図であ
る。
【図2】第1実施例の動作の説明に供する略線図であ
る。
る。
【図3】本発明による画像信号符号化方法を適用したチ
エーン符号化回路の第2実施例を示すブロツク図であ
る。
エーン符号化回路の第2実施例を示すブロツク図であ
る。
【図4】第2実施例の動作の説明に供する略線図であ
る。
る。
【図5】構造抽出符号化装置の構成を示すブロツク図で
ある。
ある。
【図6】従来のチエーン符号化回路の構成を示すブロツ
ク図である。
ク図である。
【図7】探索X座標ROM、探索Y座標ROM及び方向
ROMの内容を示す図表である。
ROMの内容を示す図表である。
【図8】方向コードの割り付けを示す図表である。
【図9】有効データ選択信号と方向信号、前方向信号の
タイミングを示すタイミングチヤートである。
タイミングを示すタイミングチヤートである。
【図10】方向変化信号の説明に供する図表である。
【図11】方向変化信号の説明に供する図表である。
【図12】方向変化信号に対する符号語割当て例を示す
図表である。
図表である。
【図13】従来のチエーン符号化によつて発生するチエ
ーンの分断の説明に供する略線図である。
ーンの分断の説明に供する略線図である。
4、30、40……チエーン符号化回路、31……チエ
ーン長カウンタ、41……スレツシヨルド状態レジス
タ、CH1〜CH3……チエーン、S1……入力画像信
号、S2……量子化係数、S3……特徴点信号、S4、
S4A、S4B……チエーン符号信号、S11……開始
点座標信号、S12……有効データ選択信号、S30…
…有効チエーン信号。
ーン長カウンタ、41……スレツシヨルド状態レジス
タ、CH1〜CH3……チエーン、S1……入力画像信
号、S2……量子化係数、S3……特徴点信号、S4、
S4A、S4B……チエーン符号信号、S11……開始
点座標信号、S12……有効データ選択信号、S30…
…有効チエーン信号。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G06T 9/00
H04N 1/41
H04N 7/24
Claims (3)
- 【請求項1】入力画像信号の特徴点を検出し、当該特徴
点の情報をチエーン符号化する画像信号符号化方法にお
いて、 複数の上記特徴点の情報をチエーンとして繋いだとき、
当該チエーン中に含まれる上記特徴点の個数が所定の個
数未満のチエーンの情報をチエーン符号化せずに残すと
共に、当該チエーン中に含まれる上記特徴点の個数が所
定の個数以上のチエーンの情報をチエーン符号化する符
号化ステツプを具えることを特徴とする画像信号符号化
方法。 - 【請求項2】上記符号化ステツプを、前回の処理により
チエーン符号化したチエーンの情報をチエーン対象から
除いて次回の処理を実行するようにして、1画面につい
て複数回繰り返して実行することを特徴とする請求項1
に記載の画像信号符号化方法。 - 【請求項3】上記符号化ステツプを、前回の処理により
チエーン符号化したチエーンの情報をチエーン対象から
除いて次回の処理を実行するようにして、1画面につい
て複数回繰り返して実行した後、チエーン符号化されず
に残つた上記特徴点の情報をチエーン符号化することを
特徴とする請求項1に記載の画像信号符号化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15258794A JP3436414B2 (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 画像信号符号化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15258794A JP3436414B2 (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 画像信号符号化方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07334688A JPH07334688A (ja) | 1995-12-22 |
JP3436414B2 true JP3436414B2 (ja) | 2003-08-11 |
Family
ID=15543720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15258794A Expired - Fee Related JP3436414B2 (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 画像信号符号化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3436414B2 (ja) |
-
1994
- 1994-06-10 JP JP15258794A patent/JP3436414B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07334688A (ja) | 1995-12-22 |
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