JP3436412B2 - 画像信号符号化方法 - Google Patents

画像信号符号化方法

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JP3436412B2 JP14250894A JP14250894A JP3436412B2 JP 3436412 B2 JP3436412 B2 JP 3436412B2 JP 14250894 A JP14250894 A JP 14250894A JP 14250894 A JP14250894 A JP 14250894A JP 3436412 B2 JP3436412 B2 JP 3436412B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図6〜図13) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1〜図3) 作用(図1〜図3) 実施例 (1)第1実施例(図1及び図6) (2)第2実施例(図2、図3及び図6) (3)第3実施例(図4、図5及び図6) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は画像信号符号化方法に関
し、特に画像の特徴点を検出して画像信号を高能率符号
化する場合に適用し得る。
【0003】
【従来の技術】従来、画像信号を高能率符号化する方法
として、入力画像信号をDCT(Discrete Cosine Tran
sform )によつて直交変換し、各周波数帯域ごとに、人
間の視覚特性に従つた適応量子化を行う方法や、ウエー
ブレツト基底により画像をサブバンド分割し、各バンド
ごとに重み付けして符号化する方法が用いられている。
これらの方法によれば、視覚的にも歪みが目立ちにく
く、高圧縮率を得ることができる。しかし、さらに圧縮
率をあげていくとブロツク歪みをはじめ、視覚上好まし
くない影響が顕著になる欠点がある。そこで、高圧縮率
下でも視覚上好ましくない歪みを出さない符号化方式と
して、画像の構造の特徴的な点を抽出し、効率的に符号
化する、画像の特徴点検出による構造抽出符号化方式が
用いられる。
【0004】例えば図6に示すように、画像の特徴点を
検出して画像信号を符号化する構造抽出符号化装置1
は、入力画像信号S1を量子化器2及び2次元変化点検
出回路3に入力する。量子化器3は入力画像信号S1を
量子化することにより量子化係数S2を生成し、これを
チエーン符号化回路4に送出する。2次元変化点検出回
路3は入力画像信号S1から特徴点を検出し、この結果
現在の信号を特徴点として検知した場合はフラグ1を、
そうでない場合はフラグ0を特徴点信号S3としてチエ
ーン符号化回路4に送出する。
【0005】2次元変化点検出回路3による特徴点の検
出と、量子化器2による量子化が一画面全体について終
了した後、チエーン符号化回路4は、量子化係数S2と
特徴点信号S3に従い、特徴点信号S3が1の点につい
ての位置情報をチエーン符号化し、これに特徴点の位置
の量子化係数を多重化した後、チエーン符号信号S4と
して出力する。チエーン符号信号S4はバツフア5によ
つて情報量が平滑化されて、構造抽出符号化装置1の出
力信号S5として出力される。
【0006】ここでチエーン符号化回路4は、図7に示
すように構成されている。すなわちチエーン符号化回路
4は、量子化係数S2を係数フレームバツフア10に、
特徴点信号S3をマスクフレームバツフア11にそれぞ
れ蓄積する。ここでX座標レジスタ12、Y座標レジス
タ13及び状態レジスタ14は、各フレームの先頭で0
に初期化される。また方向探索器15は、X座標レジス
タ12と、Y座標レジスタ13がフレームの最終座標を
指し示すまで、状態レジスタ14の内容を参照しながら
第0〜第2の状態をとり、当該第0〜第2の状態に応じ
て以下の動作を繰り返す。
【0007】すなわち方向検索器15は、第0の状態に
おいて、X座標レジスタ12とY座標レジスタ13に、
現在X座標レジスタ12とY座標レジスタ13にストア
されている座標の、ラインスキヤン順に見た次の点の座
標をストアし、これを現在処理を行う点座標とする。方
向検索器15はこの点座標のマスク値をマスクフレーム
バツフア11から入力し、マスク信号S10が0の場
合、なにも行わない。これに対してマスク信号S10が
1の場合、上記点座標を探索X座標レジスタ16と探索
Y座標レジスタ17にストアすると共に、カウンタ18
を0に初期化した後、この点のX、Y座標を開始点座標
出力S11としてセレクタ19に送出すると共に、セレ
クタ19、マルチプレクサ20及びラツチ回路21に有
効データ選択信号S12として1を出力し、次に状態レ
ジスタ14に1を入れる。以上の処理を終了した後、方
向検索器15はマスクフレームバツフア11内の、上記
点座標のマスク値を0にする。因に、カウンタ18は3
ビツトのカウンタでなり、カウント値として0〜7を出
力するようになされている。
【0008】方向検索器15は、状態レジスタ14に1
が入つていることを確認すると、第1の状態になり、こ
の第1の状態において、マスクフレームバツフア11中
の、アドレス信号S13によつて指定された座標のマス
ク信号S10が0であつた場合、カウンタ18の値が7
のときは状態レジスタ14に0をいれ、カウンタ値が7
以下のときは、カウンタ18のカウント値をインクリメ
ントする。これに対してマスク信号S10が1であつた
場合、有効データ選択信号S12として1を出力すると
共に、マスクフレームバツフア12の対応する点のマス
ク値を0とし、次に状態レジスタ14に2を入れる。
【0009】方向検索器15は、状態レジスタ14に2
が入つていることを確認すると、第2の状態になり、こ
の第2の状態において、マスクフレームバツフア11中
の、アドレス信号S13によつて指定された座標のマス
ク信号S10が0であつた場合、カウンタ18の値が7
のときは状態レジスタ14に0を入れ、カウンタ値が7
以下のときは、カウンタ18のカウント値をインクリメ
ントする。これに対してマスク信号S10が1であつた
場合、マスクフレームバツフア12の対応する点のマス
ク値を0にすると共に、有効データ選択信号S12とし
て1を出力する。
【0010】探索X座標ROM23及び探索Y座標RO
M24は、カウンタ出力S14をアドレス信号入力とし
てX差分信号S15及びY差分信号S16をそれぞれ加
算回路25及び26に出力する。方向ROM23もま
た、カウンタ出力S14をアドレス信号入力として方向
信号S17をラツチ回路21、方向変化信号発生器28
及びセレクタ19に送出する。探索X座標ROM23、
探索Y座標ROM24、方向ROM27の内容の例を図
8に示す。ここで方向ROM27に用いられている方向
コードC0〜C7は、図9に示すようにAを中心として
8分割された各方向を表わすものである。
【0011】アドレス発生器22は、探索X座標レジス
タ16の内容とX差分信号S15の和である探索X座標
信号S18と、探索Y座標レジスタ17の内容とY差分
信号S16の和である探索Y座標信号S19を入力とし
て、係数フレームバツフア10及びマスクフレームバツ
フア11中の(X、Y)座標の読出しアドレスを指定す
るアドレス信号S13を出力する。
【0012】ラツチ回路21は有効データ選択信号S1
2が1のときの方向信号S17を、次に有効データ選択
信号S12が1になるまで保持した後、1サンプル分デ
イレイすることにより前方向信号S20を得、これを方
向変化信号発生器28に送出する。このときの有効デー
タ選択信号S12と方向信号S17、前方向信号S20
のタイミング関係を図10に示す。なお図10では、説
明のため方向信号S17の方向コードをC0〜C38の
番号順に並べて表しているが、実際には方向コードC0
〜C7が特徴点の検出結果に応じて配列されたものとな
る。
【0013】方向変化信号発生器25は、方向信号S1
7及び前方向信号S20を入力し、、図11及び図12
に示す表に従つて方向変化信号S21を出力する。すな
わち方向変化信号発生器25は、前方向に対して現方向
が変化していない場合には方向変化コードとしてD0
を、45〔°〕変化している場合にはD1を、90〔°〕変
化している場合にはD2を、……というように方向変化
に応じた方向変化コードD0〜D5又はD6を出力す
る。実際にはこの方向変化コードD0〜D6に対して、
図13に示すように、例えばD0やD1のように発生確
率の大きい方向変化コードに対しては少ないビツト数の
符号語を割り当て、例えばD3やD6のように発生確率
の小さい方向変化コードに対してはビツト数の大きい符
号語を割り当てる所謂エントロピ符号化を施すことより
情報量を低減するようになされている。
【0014】セレクタ19は有効データ選択信号S12
が1のとき、状態レジスタ14の値を参照し、当該状態
レジスタ14の値が0の場合には開始点座標出力S11
を、値が1の場合には方向信号S17を、値が2の場合
は方向変化信号S21を位置信号S22としてマルチプ
レクサ20に送出する。マルチプレクサ20は、有効デ
ータ選択信号S12が1のときに、係数フレームバツフ
ア10からの係数出力S23と位置信号S22とを多重
化し、これをチエーン符号信号S4として続くバツフア
5(図6)に出力するようになされている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、同一物体の
輪郭部での特徴点は直進性が高く、かつ振幅値も似てい
ることが統計上分かつている。このため、同一物体の特
徴点をたどることができれば、方向の変化及び振幅の変
化のそれぞれの発生確率が集中することにより、符号化
効率が向上すると考えられる。しかしながら、上述した
ような従来のチエーンコーデイング手法では、次に符号
化する特徴点は、現特徴点の近傍8画素を順にスキヤン
していつて、最初に検知されたものを対象としているた
め、必ずしも同一物体上の特徴点を順に符号化できる構
成とはなつていない。この結果特徴点の符号量が多くな
る欠点がある。
【0016】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、画像信号の特徴点を検出し、連続する特徴点の情報
をチエーン符号化する場合に、同一物体上の特徴点を順
に符号化することにより符号化効率を高め、符号量を低
減し得る画像信号符号化方法を提案しようとするもので
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、入力画像信号の特徴点を検出し、
その特徴点の特徴量と位置情報をチエーン符号化する画
像信号符号化方法において、現特徴点の次に符号化する
特徴点を、複数の次候補特徴点それぞれについて、現特
徴点との同一性を表わす値を計算して指標値として用
い、当該指標値の最も大きい候補点を選択することによ
り決定するようにする。
【0018】また本発明においては、現特徴点の次に符
号化する特徴点を、複数の次候補特徴点それぞれについ
て、前特徴点から現特徴点への方向D0〜D5又はD6
と、現特徴点から次候補特徴点への方向D0〜D5又は
D6との方向変化の少なさを表わす値を計算して指標値
として用い、当該指標値の最も大きい候補点を選択する
ことにより決定するようにする。
【0019】
【作用】入力画像信号の特徴点を検出し、その特徴点の
特徴量と位置情報をチエーン符号化する画像信号符号化
方法において、現特徴点の次に符号化する特徴点を、複
数の次候補特徴点それぞれについて、現特徴点との同一
性を表わす値を計算して指標値として用い、当該指標値
の最も大きい候補点を選択することにより決定するよう
にすれば、同一物体上の特徴点を順に符号化することが
でき、この結果符号化効率を向上し得る。
【0020】また現特徴点の次に符号化する特徴点を、
複数の次候補特徴点それぞれについて、前特徴点から現
特徴点への方向D0〜D5又はD6と、現特徴点から次
候補特徴点への方向D0〜D5又はD6との方向変化の
少なさを表わす値を計算して指標値として用い、当該指
標値の最も大きい候補点を選択することにより決定する
ようにすれば、同一物体上の特徴点を順に符号化するこ
とができ、符号化効率を向上し得る。
【0021】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0022】(1)第1実施例 図7との対応部分に同一符号を付して示す図1におい
て、30は全体としてチエーン符号化回路を示し、図6
のチエーン符号化回路4に対応する。チエーン符号化回
路30は、量子化係数S2に基づいて現特徴点に対する
同一性を各候補特徴点について計算し、同一性の最も大
きな候補特徴点、すなわち最も同一物体上にある可能性
が高い候補特徴点を次に符号化する特徴点とすることに
より、同一物体上の特徴点を順に符号化するようになさ
れている。
【0023】チエーン符号化回路30の方向検索器15
Aは、マスクフレームバツフア11からのマスク信号S
10に応じてセレクタ31及びセレクタ32に、マスク
信号S10が1の場合には1となり、マスク信号S10
が0の場合には0となる開始セレクト信号S30を送出
する。セレクタ32は、アドレス発生器22から候補点
アドレス信号S13を受けると共にアドレス発生器33
から現在処理を行つている画素(以下これを現特徴点と
呼ぶ)のアドレス信号S31を受け、開始セレクト信号
S30が1のときには現特徴点のアドレス信号S31
を、開始セレクト信号S30が0のときには候補点アド
レス信号S13を、アドレス指定信号S32としてマス
クフレームバツフア11及び係数フレームバツフア10
に送出する。
【0024】セレクタ31は、開始セレクト信号S30
が1のときには、アドレス指定信号S32に基づいて係
数フレームバツフア10から出力されるバツフア係数値
信号S33を現特徴点の係数値信号S34として乗算係
数が−1に設定された乗算回路34を介して係数レジス
タ35に送出する。これに対して開始セレクト信号S3
0が0のときには、バツフア係数値信号S33を候補点
係数値信号S35として加算回路36及び係数RAM3
7に送出する。現特徴点の周囲の各候補点の量子化係数
値は、係数レジスタ35にストアされた現特徴点の量子
化係数値との差分がとられ、かつ乗算された後、差分値
RAM38の対応するアドレスにストアされる。
【0025】この結果係数RAM37には、現特徴点の
周囲の点、すなわち次の特徴点についての各候補点の量
子化係数値がストアされる。また差分値RAM38には
現特徴点と、その周囲の各候補点の量子化係数値との差
分値がストアされる。さらにマスクRAM39には各候
補点が特徴点であるか否かを表わすマスク値1又は0が
各アドレスに対応してストアされる。比較器40は、マ
スクRAM39のアドレス0〜7のうちマスク値1が入
つているアドレスについて、差分値RAM38の対応す
るアドレスに入つている差分値を順次比較し、このうち
最も差分値の小さいアドレスを検出し、このアドレスに
対応する係数RAM37の係数値を選択係数信号S38
としてマルチプレクサ20に送出する。また比較器40
は、最も差分値の小さいアドレスを方向ROM27に送
出する。
【0026】ここでチエーン符号化回路30は、先ずX
座標レジスタ12、Y座標レジスタ13及び状態レジス
タ14を各フレームの先頭で0に初期化した後、X座標
レジスタ12及びY座標レジスタ13がフレームの最終
座標を指し示すまで、状態レジスタ14の内容を参照し
ながら、以下の第0〜第2の状態を繰り返すことによ
り、順次特徴点の係数値及び位置情報をチエーン符号化
するようになされている。
【0027】すなわち状態レジスタ14の値が0に設定
された第0の状態において、X座標レジスタ12とY座
標レジスタ13に、現在X座標レジスタ12とY座標レ
ジスタ13にストアされている座標の、ラインスキヤン
順に見た次の点の座標をストアし、これをこれから処理
を行う画素の点座標とする。方向検索器15Aはこの点
座標のマスク値をマスクフレームバツフア11から入力
し、マスク信号S10が0の場合、なにも行わない。こ
れに対してマスク信号S10が1の場合、この点の座標
を探索X座標レジスタ16及び探索Y座標レジスタ17
にストアすると共に、カウンタ18を0に初期化した
後、この点のX、Y座標を開始点座標出力S11として
セレクタ19に送出すると共に、セレクタ19及びマル
チプレクサ20に有効データ選択信号S12として1を
出力し、状態レジスタ14に1を入れ、かつセレクタ3
1及び32に開始セレクト信号S30として1を送出す
る。この後、アドレス指定信号S32によつて指定され
た座標の係数値信号S34を乗算回路34を介して係数
レジスタ35にストアする。以上の処理を終了した後、
方向検索器15Aはマスクフレームバツフア11内の、
この点の座標のマスク値を0にする。
【0028】次にチエーン符号化回路30は、状態レジ
スタ14に1が入つていることを確認すると、第1の状
態になり、この第1の状態において、カウンタ18のカ
ウント値が7以下の場合はカウント値をインクリメント
する。またマスクフレームバツフア11中の、アドレス
指定信号S32によつて指定された座標のマスク値を候
補点マスク信号S36としてマスクRAM39に送出す
る。この結果マスクRAM39の各アドレスには、各候
補点が特徴点であるか否かを表わすマスク値が格納され
る。
【0029】カウンタ18のカウント値が再び0になつ
たとき、比較器40はマスクRAM39のアドレス0〜
7のうちマスク値1が入つているアドレスについて、差
分値RAM38の対応するアドレスの値を順に比較し、
最も値の小さいアドレスの係数RAM37の値を選択係
数信号S38としてマルチプレクサ20に送出すると共
に、アドレス値を選択アドレス信号S37として方向R
OM27に送出し、マスクフレームバツフア11の選択
された候補点のアドレスに0を入れる。また有効データ
選択信号S12として1を出力し、状態レジスタ14に
2を入れる。またマスクRAM39のアドレス0〜7の
マスク値が全て0であつた場合には、状態レジスタ14
に0を入れる。
【0030】次にチエーン符号化回路30は、状態レジ
スタ14に2が入つていることを確認すると、第2の状
態になり、この第2の状態において、カウンタ18のカ
ウント値が7以下の場合はカウント値をインクリメント
する。またマスクフレームバツフア11中の、アドレス
指定信号S32によつて指定された座標のマスク値を候
補点マスク信号S36としてマスクRAM39に送出す
る。この結果マスクRAM39には、各候補点が特徴点
であるか否かを表わすマスク値が格納される。
【0031】カウンタ18のカウント値が再び0になつ
たとき、比較器40はマスクRAM39のアドレス0〜
7のうちマスク値1が入つているアドレスについて、差
分値RAM38の対応するアドレスの値を順に比較し、
最も値の小さいアドレスの係数RAM37の値を選択係
数信号S38としてマルチプレクサ20に送出すると共
に、アドレス値を選択アドレス信号S37として方向R
OM27に送出し、マスクフレームバツフア11の選択
された候補点のアドレスに0を入れる。また有効データ
選択信号S12として1を出力し、状態レジスタ14に
2を入れる。またマスクRAM39のアドレス0〜7の
マスク値が全て0であつた場合には、状態レジスタ14
に0を入れる。
【0032】セレクタ19は有効データ選択信号S12
が1のとき、状態レジスタ14の値を参照し、当該状態
レジスタ14の値が0の場合には開始点座標出力S11
を、値が1の場合には方向信号S17を、値が2の場合
は方向変化信号S21を位置信号S22としてマルチプ
レクサ20に送出する。マルチプレクサ20は、有効デ
ータ選択信号S12が1のときに、比較器40からの選
択係数信号S38と位置信号S22とを多重化し、これ
をチエーン符号信号S40として続くバツフア5(図
6)に出力するようになされている。
【0033】以上の構成において、チエーン符号化回路
30は、チエーンの開始点となる特徴点を検出すると、
次にその特徴点の周囲に存在する複数の候補特徴点それ
ぞれについて、現特徴点との振幅の差分の2乗値を算出
する。チエーン符号化回路30は、この差分の2乗値を
順に比較し、このうち最も値の小さいものを、現特徴点
の次に符号化する特徴点として選定する。チエーン符号
化回路30は、選定した特徴点に対して、同様にしてそ
の周囲に存在する複数の候補特徴点それぞれについて、
選定した特徴点との差分の2乗値を検出し、この値に応
じて次に符号化する特徴点を選定する。このようにして
順次特徴点を連鎖的に符号化していく。またチエーン符
号化回路30は、現特徴点の周囲に次に符号化対象とな
る特徴点がない場合は、新たなチエーン開始点に続いて
上述と同様にして順次特徴点を符号化する。
【0034】ここで現特徴点との差分の2乗値が最も小
さいということは、その候補特徴点が現特徴点に対して
最も同一性が高いことを意味し、換言すれば同一物体上
にある可能性が高いということができる。これを考慮し
てチエーン符号化回路30においては、現特徴点の周囲
の特徴点の中から、最初に検知した特徴点を現特徴点の
次に符号化するのではなく、振幅の変化に基づき現特徴
点に対して同一性の最も高い特徴点を次に符号化するこ
とにより、同一物体上にある特徴点を順次符号化する。
この結果特徴点の方向の変化及び振幅の変化の発生確率
を集中させることができ、符号化効率を向上させること
ができる。
【0035】以上の構成によれば、現特徴点の次に符号
化する特徴点として、現特徴点の周囲の複数の候補特徴
点のうち、現特徴点の振幅値と最も似通つた振幅値をも
つ特徴点を選定するようにしたことにより、符号化効率
を向上させることができる。
【0036】(2)第2実施例 図7との対応部分に同一符号を付して示す図2におい
て、50は全体として第2実施例のチエーン符号化回路
を示し、図6のチエーン符号化回路4に対応する。チエ
ーン符号化回路50は、方向変化信号発生器28から出
力される方向変化信号S21に基づいて、前特徴点から
現特徴点への方向に対する現特徴点から各候補特徴点へ
の方向の変化量をそれぞれ検出し、この変化量が最も小
さくなるような候補特徴点を次に符号化する特徴点とす
ることにより、同一物体上の特徴点を順に符号化するよ
うになされている。
【0037】ここで方向変化信号発生器28から出力さ
れる方向変化信号S21は、方向信号RAM53及び方
向類似度RAM54に入力される。実際上、方向類似度
RAM54は方向変化信号S21を入力とし、図3に示
すように、入力した方向変化信号S21に対して1対1
に対応する重み係数1〜7をメモリにストアするように
なされている。ここで係数RAM51には、現特徴点の
周囲の点すなわち各候補点の係数値がそれぞれのアドレ
スに対応してストアされ、マスクRAM52には各候補
点が特徴点であるか否かを表わすマスク値1又は0が各
アドレスに対応してストアされる。
【0038】比較器55は、マスクRAM52のアドレ
ス0〜7のうちマスク値1が入つているアドレスについ
て、方向類似度RAM54の対応するアドレスに入つて
いる値を順次比較し、このうちこの値が最も小さくなる
アドレスを検出し、このアドレスに対応する係数RAM
51の係数値を選択係数信号S41としてマルチプレク
サ20に送出する。また比較器55はこのアドレスの方
向信号RAM53の値を選択方向信号S42としてセレ
クタ19Bに送出する。セレクタ19Bは有効データ選
択信号S12が1のとき、状態レジスタ14の値を参照
し、その値が0の場合は開始点座標出力S11を、その
値が1の場合は方向信号S17を、その値が2の場合は
選択方向信号S42を位置信号S43としてマルチプレ
クサ20に送出するようになされている。
【0039】ここでチエーン符号化回路50は、先ずX
座標レジスタ12、Y座標レジスタ13及び状態レジス
タ14を各フレームの先頭で0に初期化した後、X座標
レジスタ12及びY座標レジスタ13がフレームの最終
座標を指し示すまで、状態レジスタ14の内容を参照し
ながら、以下の第0〜第2の状態を繰り返すことによ
り、順次同一物体上の特徴点を連鎖的に符号化するよう
になされている。
【0040】すなわち状態レジスタ14の値が0に設定
された第0の状態において、X座標レジスタ12とY座
標レジスタ13に、現在X座標レジスタ12とY座標レ
ジスタ13にストアされている座標の、ラインスキヤン
順に見た次の点の座標をストアし、これをこれから処理
を行う画素の点座標とする。方向検索器15Bはこの点
座標のマスク値をマスクフレームバツフア11から入力
し、マスク信号S10が0の場合、なにも行わない。
【0041】これに対してマスク信号S10が1の場
合、この点の座標を探索X座標レジスタ16と探索Y座
標レジスタ17にストアすると共に、カウンタ18を0
に初期化した後、この点のX、Y座標を開始点座標出力
S11としてセレクタ19Bに送出すると共に、セレク
タ19B、マルチプレクサ20及びラツチ回路21に有
効データ選択信号S12として1を出力し、状態レジス
タ14に1を入れる。以上の処理を終了した後、方向検
索器15Bはマスクフレームバツフア11内の、この点
の座標のマスク値を0にする。
【0042】次にチエーン符号化回路50は、状態レジ
スタ14に1が入つていることを確認すると、第1の状
態になり、この第1の状態において、カウンタ18のカ
ウント値が7以下の場合はカウント値をインクリメント
する。またマスクフレームバツフア11中の、アドレス
指定信号S13によつて指定された座標のマスク値を候
補点マスク信号S36としてマスクRAM52に送出す
る。この結果マスクRAM52には、各候補点が特徴点
であるか否かを表わすマスク値が格納される。
【0043】カウンタ18のカウント値が再び0になつ
たとき、比較器55はマスクRAM52のアドレス0〜
7のうちマスク値1が入つているアドレスについて、方
向類似度RAM54の対応するアドレスのストア値を順
に比較し、最もストア値の小さいアドレスの係数RAM
51の係数値を選択係数信号S41としてマルチプレク
サ20に送出すると共に、最もストア値の小さいアドレ
スの方向信号RAM53の値を選択方向信号S42とし
てセレクタ19Bに送出し、マスクフレームバツフア1
1の選択された候補点のアドレスに0を入れる。また有
効データ選択信号S12として1を出力し、状態レジス
タ14に2を入れる。またマスクRAM52のアドレス
0〜7の値が全て0であつた場合には、状態レジスタ1
4に0を入れる。
【0044】次にチエーン符号化回路50は、状態レジ
スタ14に2が入つていることを確認すると、第2の状
態になり、この第2の状態において、カウンタ18のカ
ウント値が7以下の場合はカウント値をインクリメント
する。またマスクフレームバツフア11中の、アドレス
指定信号S13によつて指定された座標のマスク値を候
補点マスク信号S36としてマスクRAM52に送出す
る。この結果マスクRAM52には、各候補点が特徴点
であるか否かを表わすマスク値が格納される。
【0045】カウンタ18のカウント値が再び0になつ
たとき、比較器55はマスクRAM52のアドレス0〜
7のうちマスク値1が入つているアドレスについて、方
向類似度RAM54の対応するアドレスのストア値を順
に比較し、最もストア値の小さいアドレスの係数係数R
AM51の値を選択係数信号S41としてマルチプレク
サ20に送出すると共に、最もストア値の小さいアドレ
スの方向信号RAM53の値を選択方向信号S42とし
てセレクタ19Bに送出し、マスクフレームバツフア1
1の選択された候補点のアドレスに0を入れる。また有
効データ選択信号S12として1を出力し、状態レジス
タ14に2を入れる。またマスクRAM52のアドレス
0〜7の値が全て0であつた場合には、状態レジスタ1
4に0を入れる。
【0046】セレクタ19Bは有効データ選択信号S1
2が1のとき、状態レジスタ14の値を参照し、当該状
態レジスタ14の値が0の場合には開始点座標出力S1
1を、値が1の場合には方向信号S17を、値が2の場
合は選択方向信号S42を位置信号S43としてマルチ
プレクサ20に送出する。マルチプレクサ20は、有効
データ選択信号S12が1のときに、比較器55からの
選択係数信号S41と位置信号S43とを多重化し、こ
れをチエーン符号信号S50として続くバツフア5(図
6)に出力するようになされている。
【0047】以上の構成において、チエーン符号化回路
50は、現特徴点の次に符号化する特徴点を選定する
際、現特徴点の周囲に存在する複数の候補特徴点のそれ
ぞれについて、前特徴点から現特徴点への方向に対する
現特徴点から各候補特徴点への方向の変化量を比較し、
この変化量が最も小さくなるようなものを、現特徴点の
次に符号化する特徴点として選定する。ここで前特徴点
から現特徴点への方向に対する現特徴点から各候補特徴
点への方向の変化量が最も小さいということは、その候
補特徴点が最も直進性の高い特徴点であることを意味す
る。一般に同一物体上に存在する点は互いに高い直進性
を有する。
【0048】かくしてチエーン符号化回路50は、現特
徴点の周囲の特徴点の中から、最初に検知した特徴点を
現特徴点の次に符号化する特徴点とするのではなく、互
いに直進性の高い特徴点を順次連鎖的に符号化すること
により、同一物体上にある特徴点を順次符号化する。こ
の結果特徴点の方向の変化及び振幅の変化の発生確率を
集中させることができ、符号化効率を向上させることが
できる。
【0049】以上の構成によれば、現特徴点の次に符号
化する特徴点として、現特徴点の周囲の複数の候補特徴
点のうち、前特徴点から現特徴点への方向に対する現特
徴点から各候補特徴点への方向の変化量が最も小さくな
るような候補特徴点を選定するようにしたことにより、
符号化効率を向上させることができる。
【0050】(3)第3実施例 図1及び図2との対応部分に同一符号を付して示す図4
において、60は全体として第3実施例のチエーン符号
化回路を示し、図6のチエーン符号化回路4に対応す
る。チエーン符号化回路60は、方向変化信号発生回路
28から出力される方向変化信号S21を方向信号RA
M53及び方向類似度ROM61に送出する。実施例の
場合、方向類似度ROM61は方向変化信号S21を入
力とし、図5に示すような方向重み付け係数S51を出
力する。方向重み付け信号S51は、加算回路62によ
つて係数類似度信号S52と足し合わされ、差分値RA
M38に入力される。
【0051】比較器62は、マスクRAM39のアドレ
ス0〜7のうちマスク値1が入つているアドレスについ
て、差分値RAM38の対応するアドレスに入つている
値を順次比較し、このうちこの値が最も小さいアドレス
を検出し、このアドレスに対応する係数RAM37の係
数値を選択係数信号S53としてマルチプレクサ20に
送出する。また比較器62はこのアドレスの方向信号R
AM53の値を選択方向信号S54としてセレクタ19
Cに送出する。セレクタ19Cは有効データ選択信号S
12が1のとき、状態レジスタ14の値を参照し、その
値が0の場合は開始点座標出力S11を、その値が1の
場合は方向信号S17を、その値が2の場合は選択方向
信号S54を位置信号S55としてマルチプレクサ20
に送出するようになされている。
【0052】ここでチエーン符号化回路60は、先ずX
座標レジスタ12、Y座標レジスタ13及び状態レジス
タ14を各フレームの先頭で0に初期化した後、X座標
レジスタ12及びY座標レジスタ13がフレームの最終
座標を指し示すまで、状態レジスタ14の内容を参照し
ながら、以下の第0〜第2の状態を繰り返すことによ
り、同一物体上の特徴点を順に符号化するようになされ
ている。
【0053】すなわち状態レジスタ14の値が0に設定
された第0の状態において、X座標レジスタ12とY座
標レジスタ13に、現在X座標レジスタ12とY座標レ
ジスタ13にストアされている座標の、ラインスキヤン
順に見た次の点の座標をストアし、これをこれから処理
を行う画素の点座標とする。方向検索器15Aはこの点
座標のマスク値をマスクフレームバツフア11から入力
し、マスク信号S10が0の場合、なにも行わない。
【0054】これに対してマスク信号S10が1の場
合、この点の座標を探索X座標レジスタ16と探索Y座
標レジスタ17にストアすると共に、カウンタ18を0
に初期化した後、この点のX、Y座標を開始点座標出力
S11としてセレクタ19Cに送出すると共に、セレク
タ19C及びマルチプレクサ20に有効データ選択信号
S12として1を出力し、状態レジスタ14に1を入
れ、かつセレクタ31及び32に開始セレクト信号S3
0として1を送出する。この後、アドレス指定信号S3
2によつて指定された座標の係数値信号S34を乗算回
路34を介して係数レジスタ35にストアする。以上の
処理を終了した後、方向検索器15Aはマスクフレーム
バツフア11内の、この点の座標のマスク値を0にす
る。
【0055】次にチエーン符号化回路60は、状態レジ
スタ14に1が入つていることを確認すると、第1の状
態になり、この第1の状態において、カウンタ18のカ
ウント値が7以下の場合はカウント値をインクリメント
する。またマスクフレームバツフア11中の、アドレス
指定信号S32によつて指定された座標のマスク値を候
補点マスク信号S36としてマスクRAM39に送出す
る。
【0056】カウンタ18のカウント値が再び0になつ
たとき、比較器62はマスクRAM39のアドレス0〜
7のうちマスク値1が入つているアドレスについて、差
分値RAM38の対応するアドレスの値を順に比較し、
最も値の小さいアドレスの係数RAM37の値を選択係
数信号S53としてマルチプレクサ20に送出すると共
に、最も値の小さいアドレスの方向RAM53の値を選
択方向信号S54としてセレクタ19Cに送出し、マス
クフレームバツフア11の選択された候補点のアドレス
に0を入れる。また有効データ選択信号S12として1
を出力し、次に状態レジスタ14に2を入れる。またマ
スクRAM39のアドレス0〜7のマスク値が全て0で
あつた場合には、状態レジスタ14に0を入れる。
【0057】次にチエーン符号化回路60は、状態レジ
スタ14に2が入つていることを確認すると、第2の状
態になり、この第2の状態において、カウンタ18のカ
ウント値が7以下の場合はカウント値をインクリメント
する。またマスクフレームバツフア11中の、アドレス
指定信号S32によつて指定された座標のマスク値を候
補点マスク信号S36としてマスクRAM39に送出す
る。
【0058】カウンタ18のカウント値が再び0になつ
たとき、比較器62はマスクRAM39のアドレス0〜
7のうちマスク値1が入つているアドレスについて、差
分値RAM38の対応するアドレスの値を順に比較し、
最も値の小さいアドレスの係数RAM37の値を選択係
数信号S53としてマルチプレクサ20に送出すると共
に、最も値の小さいアドレスの方向RAM53の値を選
択方向信号S54としてセレクタ19Cに送出し、マス
クフレームバツフア11の選択された候補点のアドレス
に0を入れる。また有効データ選択信号S12として1
を出力し、次に状態レジスタ14に2を入れる。またマ
スクRAM39のアドレス0〜7の値が全て0であつた
場合には、状態レジスタ14に0を入れる。
【0059】セレクタ19Cは有効データ選択信号S1
2が1のとき、状態レジスタ14の値を参照し、当該状
態レジスタ14の値が0の場合には開始点座標出力S1
1を、値が1の場合には方向信号S17を、値が2の場
合は選択方向信号S54を位置信号S55としてマルチ
プレクサ20に送出する。マルチプレクサ20は、有効
データ選択信号S12が1のときに、比較器62からの
選択係数信号S53と位置信号S55とを多重化し、こ
れをチエーン符号信号S60として続くバツフア5(図
6)に出力するようになされている。
【0060】以上の構成によれば、現特徴点とその周囲
の各候補特徴点との振幅値の差分値に、前特徴点から現
特徴点への方向に対する現特徴点から各候補特徴点への
方向の変化量を重み付け加算し、当該重み付け加算値の
最も小さくなる候補特徴点を、現特徴点の次に符号化す
る特徴点としたことにより、符号化効率を一段と向上さ
せることができる。
【0061】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、入力画像
信号の特徴点を検出し、その特徴点の特徴量と位置情報
をチエーン符号化する画像信号符号化方法において、現
特徴点の次に符号化する特徴点を、複数の次候補特徴点
それぞれについて、現特徴点との同一性を表わす値を計
算して指標値として用い、当該指標値の最も大きい候補
点を選択することにより決定したことにより、同一物体
上の特徴点を順に符号化することができ、この結果符号
化効率を向上し得、符号量を低減できる。
【0062】同様に、現特徴点の次に符号化する特徴点
を、複数の次候補特徴点それぞれについて、前特徴点か
ら現特徴点への方向と、現特徴点から次候補特徴点への
方向との方向変化の少なさを表わす値を計算して指標値
として用い、当該指標値の最も大きい候補点を選択する
ことにより決定したことにより、同一物体上の特徴点を
順に符号化することができ、符号化効率を向上し得、符
号量を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるチエーン符号化回
路の構成を示すブロツク図である。
【図2】第2実施例におけるチエーン符号化回路の構成
を示すブロツク図である。
【図3】方向類似度RAMの入力値とストア値を示す図
表である。
【図4】第3実施例におけるチエーン符号化回路の構成
を示すブロツク図である。
【図5】方向類似度ROMの入出力を示す図表である。
【図6】構造抽出符号化装置の構成を示すブロツク図で
ある。
【図7】従来のチエーン符号化回路の構成を示すブロツ
ク図である。
【図8】探索X座標ROM、探索Y座標ROM及び方向
ROMの内容を示す図表である。
【図9】方向コードの割り付けを示す図表である。
【図10】有効選択信号と方向信号、前方向信号のタイ
ミングを示すタイミングチヤートである。
【図11】方向変化信号の説明に供する図表である。
【図12】方向変化信号の説明に供する図表である。
【図13】方向変化信号の符号語割当て例を示す図表で
ある。
【符号の説明】
4、30、50、60……チエーン符号化回路、S1…
…入力画像信号、S2……量子化係数、S3……特徴点
信号、S4、S40、S50、S60……チエーン符号
信号、S11……開始点座標出力、S12……有効デー
タ選択信号、S17……方向信号、S20……前方向信
号、S21……方向変化信号、S22、S43、S55
……位置信号、S30……開始セレクト信号、S36…
…候補点マスク信号、S37……選択アドレス信号、S
38、S41、S53……選択係数信号、S42、S5
4……選択方向信号、S51……方向重み付け信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 9/00 H04N 1/41 H04N 7/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力画像信号の特徴点を検出し、その特徴
    点の特徴量と位置情報をチエーン符号化する画像信号符
    号化方法において、 現特徴点の次に符号化する特徴点を、 複数の次候補特徴点それぞれについて、現特徴点との同
    一性を表わす値を計算して指標値として用い、当該指標
    値の最も大きい候補点を選択することにより決定するこ
    とを特徴とする画像信号符号化方法。
  2. 【請求項2】入力画像信号の特徴点を検出し、その特徴
    点の特徴量と位置情報をチエーン符号化する画像信号符
    号化方法において、 現特徴点の次に符号化する特徴点を、 複数の次候補特徴点それぞれについて、前特徴点から現
    特徴点への方向と、現特徴点から次候補特徴点への方向
    との方向変化の少なさを表わす値を計算して指標値とし
    て用い、当該指標値の最も大きい候補点を選択すること
    により決定することを特徴とする画像信号符号化方法。
  3. 【請求項3】上記指標値は、上記現特徴点との同一性を
    表わす値と、前特徴点から現特徴点への方向と現特徴点
    から次候補特徴点への方向との方向変化の少なさを表わ
    す値との重み付け和であることを特徴とする請求項1に
    記載の画像信号符号化方法。
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