JP3436408B2 - エンジンのトルク検出方法 - Google Patents

エンジンのトルク検出方法

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JP3436408B2 JP06211894A JP6211894A JP3436408B2 JP 3436408 B2 JP3436408 B2 JP 3436408B2 JP 06211894 A JP06211894 A JP 06211894A JP 6211894 A JP6211894 A JP 6211894A JP 3436408 B2 JP3436408 B2 JP 3436408B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃焼圧からエンジン出
力トルクを推定するエンジンのトルク検出方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】燃費改善や排気浄化等の理由から、火花
点火ガソリンエンジンを理論空燃比より著しく希薄な混
合比で運転する希薄燃焼エンジンが種々提案されてい
る。その1つとして、希薄燃焼限界、すなわちトルク変
動許容限界を燃焼状態から検出し、空燃比や点火時期な
どをフィードバック制御するものがある。
【0003】ここに燃焼状態を燃焼圧センサにより検出
することが考えられている。すなわち燃焼圧(あるいは
平均有効圧)とトルクとの変化に一定の相関関係がある
ためトルクを検出するのに代えて燃焼圧を用いるもので
ある。
【0004】そこで吸気行程終了近傍から膨張行程中に
至る期間の燃焼圧を一定時間間隔で複数回(例えば5
回)サンプリングし、一定の式に基づいてトルク代用値
[T]を求めることが提案された(社団法人自動車技術
会発行の学術講演会前刷集第924巻第69頁1992
年10月)。
【0005】
【従来技術の問題点】しかしこの方法は比較的狭い所定
クランク角内で複数回のサンプリングを行いトルク代用
値[T]を演算する必要があり、処理に時間がかかりエ
ンジンの高速運転に対応することができなかったり、対
応が困難になる、という問題があった。
【0006】そこで複数回サンプリングするのに代え
て、燃焼圧の最大値のみを検出し、この最大値を用いて
燃焼圧を推定することも考えられる。しかしこの最大燃
焼圧はトルクとの相関が弱いため、トルク推定の精度が
悪いという問題がある。
【0007】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、燃焼圧センサの出力サンプリング回数を減
らして演算処理速度を高くでき、また精度の低下を招く
おそれがないエンジンのトルク検出方法を提供すること
を目的とする。
【0008】
【発明の構成】本発明によればこの目的は、燃焼圧セン
サの出力を用いてエンジン出力トルクを推定する方法に
おいて、前記燃焼圧Pの時間微分(dP/dt)が最大
値になる時点(t1)から前記時間微分が0になる時点
(t2)まで前記時間微分を積分し、求めた積分値によ
ってエンジン出力トルクを推定することを特徴とするエ
ンジンのトルク検出方法により達成される。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例の概念を示すブロッ
ク図、図2は動作説明図である。図1において符号10
は4サイクルエンジン、12はシリンダ、14はピスト
ン、16はクランク軸、18は吸気弁、20は排気弁で
ある。排気弁20は頭上カム軸22により開閉される。
吸気通路24内には燃料噴射弁26から燃料(ガソリ
ン)が供給されるが、その供給量はその開弁時間を制御
することにより可変となっている。28は点火栓であ
る。
【0010】30はデジタルコンピュータ(以下CP
U)であり、このCPU30にはカム軸22の回転角か
ら基準クランク位置θ0を検出するカム軸角センサ3
2、燃焼圧センサ36、吸気量を検出するエアフローメ
ータ(図示せず)、エンジン冷却水温度計、吸気温度計
等の出力が導かれている。
【0011】カム軸22に設けたカム軸角センサ32
は、クランク軸16が吸気行程終期近傍の上死点(TD
C)付近にある時の基準クランク位置θ0を検出する。
すなわち図2の(A)に示すカム軸角センサ32の出力
θが最大(プラスピーク)となる位置θ0がCPU30
に備える基準クランク位置検出手段40により検出さ
れ、この位置θ0が基準クランク位置とされ、その時点
0がメモリされる。
【0012】このカム軸角センサ32は例えばカム軸2
2のスプロケットに固定した永久磁石の通過を検出する
構造とされ、基準クランク位置θ0から一定クランク角
だけ遅れた時点で最小(マイナスピーク)となるパルス
を出力する。この一定クランク角だけ回転する間に、C
PU30はこのCPU30に固有な所定周波数のサンプ
リングパルスをN個カウントする。CPU30の基準時
間演算手段42は、このパルス数Nに定数sを積算する
ことにより基準時間Lを求める。
【0013】この基準時間Lは一定のクランク角の回転
に必要な時間に比例するものである。この基準時間L
は、D演算手段44においてDの演算に用いられる。
【0014】燃焼圧センサ36はピエゾ素子を利用した
もので、燃焼圧Pの時間微分dP/dtを出力し、その
出力波形は図2の(B)に示すものとなる。CPU30
はゲート閉検出手段46を持ち、dP/dt=0となる
時点t2を検出する。
【0015】D演算手段44は燃焼圧センサ36の出力
dP/dtが最大となる時点t1を求めるものである。
この時点t1はdP/dtをCPU30で監視して求め
てもよいが、本実施例では計算によりこの時点t1を先
行して予測し、現実にこの時点t1に到達すると直ちに
ゲートG(図2の(B)参照)を開くものである。
【0016】この計算は、例えばD=L・{f+r・
(√L−c)}により求められる。ここにf、r、cは
定数であり、これら定数を実験あるいは計算に基づいて
適切に設定することにより、基準クランク位置の時点t
0から時間D経過後の時点t1が、dP/dtが最大にな
る位置によく一致することが解っている。従って加算手
段48において基準位置t0に時間Dを加算してこのゲ
ートG開の時点t1=t0+Dを求める。
【0017】Dの計算は前記の式に代えて種々考え得
る。例えばこの式中で√Lの部分をlog Lに代えても良
い結果が得られる。またD=τ・(α+β)を用いても
良い結果が得られることが解った。この式でτはLによ
り決まる変数でクランク角速度ωの逆数(τ=1/
ω)、αは定数、βはエンジン回転速度の変動による影
響を調整する変数であってβ=γ・(ω-1/-2−c)
(但しγ、cは定数)とする。
【0018】50は積分手段であり、CPU30から独
立したアナログ積分増幅器で構成されている。この積分
手段50は燃焼圧センサ36の出力dP/dtをゲート
Gの開期間、すなわち時点t1からt2までの間積分す
る。この積分値は推定トルク値[T]としてCPU30
に入力される。この積分手段50は、図2(C)に示す
ように、時点t2での燃焼圧P(t2)と時点t1での燃
焼圧P(t1)との差を推定トルク値[T]として求め
ることを意味する。
【0019】CPU30は、燃料制御手段52でこの推
定トルク値[T]に対応する燃料噴射量を求め、燃料噴
射弁26を所定時間開く。また点火時期制御手段54で
はこの推定トルク値[T]に対応する点火時期を求め、
CDIなどの点火回路56に点火信号を送る。この結果
点火栓28はこの点火信号により点火火花を発生させ
る。
【0020】この実施例では積分手段50をアナログ回
路で構成したので、CPU30の演算が簡単で速くな
る。しかしCPU30にこの積分回路50の機能を持た
せてもよいのは勿論である。また積分に代えて適宜数の
サンプリング点のデータを用いて推定トルク値[T]を
求めてもよい。さらにこの実施例ではゲートGを閉じる
時点t2をdP/dt=0から求めているが、ゲートG
の開期間GをG=L・w(wは定数)で設定してもよ
い。この場合ゲートGが閉じる時点t2は、t2=t1
L・wで設定することができる。
【0021】図3は第2の実施例を示すブロック図、図
4はその動作流れ図である。この実施例は、推定トルク
値[T]={P(t2)−P(t1)}を求める時間
1、t2の設定の仕方が、前記図1、2に示した実施例
とは異なるものである。
【0022】図3においてエンジン10に設けたクラン
ク角センサ34の出力θ0と、ピエゾ素子からなる燃焼
圧センサ36の出力dP/dtとはA/D変換器60に
入力され、ここでそれぞれデジタル信号に変換されてC
PU30Aに入力される。クランク角センサ34の出力
θ0は、クランク軸の1回転ごとに上死点付近の基準ク
ランク位置で正負に変化する基準クランク角パルス信号
θ0と、所定クランク角ごとに常時出力されるクランク
角パルス信号θPとを含む。
【0023】CPU30Aでは、メモリ62に記憶した
動作プログラムおよび所定の演算式を用いて図4に示す
動作を行う。エンジン10が停止中でなければ(ステッ
プ100)、基準クランク角パルス信号θ0の入力を待
つ(ステップ102)。この信号θ0が入力されると、
CPU30Aは常時入力されているクランク角パルスθ
Pを用いてクランク軸回転速度R(単位はR.P.M)
を演算し出力する。4サイクルエンジンの場合にはクラ
ンク軸の2回転に1回づつ基準クランク角パルスθ0
検出する。
【0024】なおCPU30Aは前記実施例と同様に、
クランク角センサ34の出力が最大(プラスピーク)と
なることから前記の基準クランク角位置(θ0)を求
め、この時をt=t0とする。そしてこの出力が最小
(マイナスピーク)となるまでの時間、すなわち基準時
間Lを求める(ステップ104)。CPU30Aはまた
t=t0となるプラスピークの基準クランク角位置
(θ0)でタイマをゼロにリセットして積算を始める
(ステップ106)。
【0025】一方CPU30Aではt1およびt2を所定
の演算式により求める(ステップ108)。この式はメ
モリ62に予め記憶されるが、以下のような種々の式を
用いることができる。Aの式はLの一次式としたもので
ある。B、C、DはLの2次式あるいは多項式としたも
のである。
【0026】
【数1】 A:t1=μL+ν t2=t1+λL B:t1=μL+νL22=t1+λL+kL2 C:t1=μL+νL3/22=t1+λL+kL3/2 D:t1=μL+ν・L/log L t2=t1+λL+k・L/log L
【0027】どの式を用いるかは、エンジン10や燃焼
圧センサ36の出力波形等によるが、実験により決定す
べきものである。CPU30Aはt=t1となる時点で
(ステップ110)、その時の燃焼圧P(t1)を求め
メモリする(ステップ112)。この燃焼圧P(t1
は燃焼圧センサ46の出力dp/dtを積分することに
より求める。
【0028】次にt=t2になる時点で(ステップ11
4)、P(t2)を求め、推定トルク値[T]={P
(t2)−P(t1)}の演算を行う(ステップ11
6)。CPU30Aはさらにこの推定トルク値[T]に
定数T0を積算することにより、トルクT=T0・[T]
を求めて出力する(ステップ118)。そしてステップ
100に戻り、以上の動作を繰り返す。なおステップ1
00〜118までの動作周期は、エンジンの回転周期に
比べて十分に速く、一周期の動作は実質上瞬時に行われ
るから、演算による遅れはほとんど問題にならない。
【0029】図5は第3の実施例の動作流れ図である。
この実施例は、クランク角センサ34がクランク軸の微
小回転角度ごとに常時出力するクランク角パルスθp
用いてクランク角θを求め、クランク角θがt1、t2
対応する角度θ1θ2において燃焼圧P(θ1)、P
(θ2)を求めるものである。
【0030】すなわち図5では、図4と同様に基準クラ
ンク角位置(θ0)を求め(ステップ102)、クラン
ク回転速度Rおよび基準時間Lを求めた後(ステップ1
04)、t1とt2を演算する(ステップ108)。そし
てステップ108で求めたt1、t2に対応するクランク
角θ1およびθ2を求める。この計算はクランク軸回転速
度R(R.P.M)を用いて、ステップ108Aに示す
式により行う。
【0031】クランク角θがθ1になると(ステップ1
10A)、この時の燃焼圧P(θ1)を求めてメモリす
る(ステップ112A)。同様にθ≧θ2になると(ス
テップ114A)、推定トルク値[T]を、[T]=
({P(θ2)−P(θ1)}により求める(ステップ1
16A)。そしてT=T0・[T]によりトルクTを求
めるものである(ステップ118)。この実施例によれ
ばタイマーが不要になる。
【0032】図6は第4の実施例を示すブロック図、図
7はその動作流れ図である。図6において64はチャー
ジアンプであり、燃焼圧センサ36の出力dP/dtを
積分して、燃焼圧Pを示すアナログ信号に変換する。C
PU30Bでは基準クランク角(θ0)を検出し(ステ
ップ102)、回転速度Rを演算し出力する(ステップ
104B)。
【0033】CPU30Bはチャージアンプ64で求め
た燃焼圧Pの微分値dP/dtを求め(ステップ20
0)、この微分値dP/dtが最大値となる時点をt1
とする(ステップ202)。そしてこの時点t1におけ
る燃焼圧P(t1)をメモリする(ステップ204)。
CPU30Bは再びdP/dtの演算を行い(ステップ
206)、dP/dt=0となる時点t2を求める(ス
テップ208)。そしてこの時の燃焼圧P(t2)をメ
モリする。
【0034】次に燃焼圧P(t2)とP(t1)の差を推
定トルク値[T]とし(ステップ212)、さらにトル
クTをT0・[T]により求める(ステップ118)。
この図では図4、5と同一部分に同一符号を付したか
ら、その説明は繰り返さない。この図7の実施例によれ
ば、dP/dtの最大および0の時点t1、t2を検出し
てその時の燃焼圧を求めるから、エンジン回転速度Rの
変動があっても正確にトルクTを求められる。またdP
/dtの最大および0はCPU30Bのプログラムで判
断でき、dP/dtの積分もプログラムで処理できるか
ら、構成が簡単である。
【0035】図8はt1、t2の設定方法の他の実施例を
説明する図である。前記の第1〜第4の実施例では、d
P/dtが最大および0になる時点t1、t2で燃焼圧P
(t1)、P(t2)を求めている。しかし本発明はこれ
らの時点t1、t2の近傍の時点でもよく、例えば図8に
示すt1′、t2、′やt1″における燃焼圧P
(t1′)、P(t2′)およびP(t1″)を用いても
よい。
【0036】この図8においてt1′とt2′は、それぞ
れt1、t2よりも一定時間Lα、Lβだけ進角させたも
のである。ここにLは基準時間、α、βは定数である。
またt=t0を基準にすれば(図2参照)t1=Dである
から、t1′はt1′=(D−Lα)となり、t2′=
(D+Lw−Lβ)となる。ここにLwは、図2に示す
(t2−t1)に対応するものである。t2″はt2をLβ
遅角させたものである。従ってt2″は、t2″=(D+
Lw+Lβ)となる。
【0037】ここに図8に示すPの曲線は、t2付近で
傾きが小さくt1付近で傾きが大きいから、α<βに設
定しておくべきである。またt2′はt1とt2の中間よ
りもt2側に位置するのが望ましいことから、β/w<
0.5に設定すべきである。このようにt1′、t2′あ
るいはt2″を求めた時には、推定トルク値[T]は、
例えば{P(t2′)−P(t1′)}、{P(t2″)
−P(t1′)}などにより求めることができる。従っ
てこの[T]を用いてさらにトルクTを、例えばT=T
0・[T]により求めることができる。
【0038】求めた推定トルク値[T]は、実施例のよ
うに燃料噴射量や点火時期の制御だけでなく、EGR量
の制御、排気に添加する二次空気量の制御などに用いる
ことができる。吸排気弁の開閉タイミングを可変とした
可変バルブタイミング機能を有する場合には、このバル
ブタイミングを推定トルク値[T]を用いて制御しても
よい。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明は以上のように、燃焼圧
の時間微分dP/dtが最大値になる時点(t1)から
0になる時点(t2)までの間、前記燃焼圧の時間微分
(dP/dt)を積分し、この求めた積分値を用いてエ
ンジン出力トルク(推定トルク値[T])を推定するも
のであるから、燃焼圧センサの出力のサンプリング回数
が少なくなり、演算処理速度を高くすることができる。
また燃焼圧の最大値のみを用いてトルクを推定するもの
でないから、精度が向上する。
【0040】ここに燃焼圧センサとしてピエゾ素子を用
いた場合には、その出力は燃焼圧の時間微分となり、こ
れをアナログ積分増幅器で積分すれば、CPUの演算処
理は一層速くなる(請求項2)。積分値に代えて、時点
(t2)の燃焼圧P(t2)と時点(t1)の燃焼圧P
(t1)との差[P(t2)−P(t1)]を用いること
も可能である(請求項3)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図
【図2】その動作説明図
【図3】第2の実施例のブロック図
【図4】その動作流れ図
【図5】第3の実施例の動作流れ図
【図6】第4の実施例のブロック図
【図7】その動作流れ図
【図8】t1、t2の他の設定方法を説明する図
【符号の説明】
10 エンジン 30、30A、30B CPU 32 カム軸角センサ 34 クランク角センサ 36 燃焼圧センサ 40 基準クランク位置検出手段 42 基準時間演算手段 44 D演算手段 50 積分手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−259669(JP,A) 特開 平4−209952(JP,A) 特開 昭61−180125(JP,A) 特開 昭62−238434(JP,A) 特開 昭62−253943(JP,A) 実開 昭64−15937(JP,U) 特表 平4−504605(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 41/00 - 45/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼圧センサの出力を用いてエンジン出
    力トルクを推定する方法において、前記燃焼圧Pの時間
    微分(dP/dt)が最大値になる時点(t1)から前
    記時間微分が0になる時点(t2)まで前記時間微分を
    積分し、求めた積分値によってエンジン出力トルクを推
    定することを特徴とするエンジンのトルク検出方法。
  2. 【請求項2】 燃焼圧センサは燃焼圧Pの時間微分(d
    P/dt)を出力するピエゾ素子で形成され、燃焼圧P
    はこの燃焼圧センサの出力をアナログ積分増幅器で積分
    することにより求める請求項1のエンジンのトルク検出
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、積分値に代えて、燃
    焼圧Pの時間微分(dP/dt)が0になる時点
    (t2)の燃焼圧P(t2)と、前記時間微分(dP/d
    t)が最大値になる時点(t1)の燃焼圧P(t1)との
    差[P(t2)−P(t1)]を用いるエンジンのトルク
    検出方法。
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