JP3435915B2 - リレー制御装置とこのリレー制御装置を用いたアイロン - Google Patents

リレー制御装置とこのリレー制御装置を用いたアイロン

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JP3435915B2 JP19169495A JP19169495A JP3435915B2 JP 3435915 B2 JP3435915 B2 JP 3435915B2 JP 19169495 A JP19169495 A JP 19169495A JP 19169495 A JP19169495 A JP 19169495A JP 3435915 B2 JP3435915 B2 JP 3435915B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商用電源の電圧で駆動
される負荷部の電圧供給を制御するリレー制御装置とこ
のリレー制御装置を用いたアイロンに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のリレー制御装置は図7に
示すように構成し、このリレー制御装置を用いたアイロ
ンは図11および図12に示すように構成していた。以
下、その構成について説明する。
【0003】図7に示すように、商用電源1は図8に示
すような波形の電圧を供給する。整流部2は、商用電源
1の電圧を整流し、回路に流れる電流の向きを一方向に
するもので、整流部2により商用電源の電圧波形は図9
に示すような波形になる。
【0004】電圧降下部3は整流部2の出力電圧を降下
させるもので、蓄電部4は通常は電荷を蓄えておき、商
用電源1の電圧が整流部2によってカットされている間
は放電し、図10に示す波形の電圧を供給する。
【0005】リレー5は、コイル部6とスイッチ部7で
構成されており、コイル部6に電流が流れるとスイッチ
がオンするようになっている。スイッチ部8は、コ
イル部6への通電を制御するもので、制御部9により制
御される。
【0006】この制御部9は、負荷部10を商用電源1
の電圧で駆動させる場合は、スイッチ部8をオンさせ
る。すると、コイル部6に電流が流れてスイッチ部7が
オンし、負荷部10に商用電源1の電圧が供給される。
【0007】次に、このリレー制御装置を用いたアイロ
ンは、図11および図12に示すように構成しており、
ヒータ部11は負荷部10を構成するもので、商用電源
1から供給される電力によってベース部12を加熱す
る。
【0008】そして、ベース部12の温度を温度検知部
13で検知して、その検知温度信号を制御部9に出力す
る。制御部9は、送られてきた温度信号が設定温度に対
して高いか低いかを判定し、スイッチ部をオン,オフ
制御する。
【0009】温度検知部13からの温度信号が設定温度
に対して高い場合は、制御部9はスイッチ部8をオフさ
せ、逆に低い場合は、スイッチ部8をオンさせてコイル
部6に電流を流してスイッチ部8をオンさせ、ヒータ部
11に商用電源1の電圧を供給してベース部12を加熱
させる。
【0010】また、整流部2,電圧降下部3,蓄電部
4,リレー5,スイッチ部8,制御部9などはプリント
基板14にはんだ付けし、制御装置15を構成してい
た。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、スイッチ部8がオフの状態で商用電源1をオフす
ると、蓄電部4には電荷が蓄えられたままになる。プリ
ント基板14にはんだ付けした各部品の端子は、一般
に、絶縁処理は施さないため、製造過程で蓄電部4に電
荷が蓄えられた状態で、複数に制御装置15を積み上げ
ると、蓄電部4の端子が他の制御装置15に接触し、蓄
電部4にたまった電荷によって他の制御装置15の部品
が壊れることがあった。
【0012】本発明は上記課題を解決するもので、スイ
ッチ部がオフの状態で商用電源がオフされても蓄電部に
たまった電荷を確実に放電し、製造過程で他の部品が壊
れるのを防止することを第1の目的としている。
【0013】また、アイロン本体の状態検知部、温度検
知部などの出力でスイッチ部がオフの状態で商用電源が
オフされても、蓄電部にたまった電荷を確実に放電し、
安全性を確保することを第2の目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、商用電源と、この商用電源の電圧を
整流する整流部と、この整流部の出力電圧を降下する電
圧降下部と、前記商用電源の電圧で駆動される負荷部
と、この負荷部への前記商用電源からの電圧供給を制御
するリレーと、このリレーのコイル部に直列に接続した
第2のスイッチ部と、この第2のスイッチ部と前記リレ
ーのコイル部の直列接続に並列に接続し所定の電圧を発
生させる定電圧発生部と、この定電圧発生部に並列に接
続し前記電圧降下部の出力電圧を平滑する蓄電部と、前
記定電圧発生部に直列に接続し所定の電圧を発生させる
第2の定電圧発生部と、この第2の定電圧発生部に並列
に接続し前記第2の定電圧発生部の出力電圧を平滑する
第2の蓄電部と、この第2の蓄電部に並列に接続し前記
第2の定電圧発生部が発生させた所定の電圧を供給され
る制御部と、前記定電圧発生部と前記第2の定電圧発生
部の直列接続に並列に接続し前記定電圧発生部が所定の
電圧を発生させるとオンする第3のスイッチ部と、この
第3のスイッチ部に直列に接続し前記制御部により制御
される第1のスイッチ部を備え、前記商用電源をオフし
たときには、前記第1のスイッチ部のオフにより前記第
2のスイッチ部をオンさせて前記リレーをオン制御する
ことで前記蓄電部の電荷を前記リレーのコイル部に通電
し放電するようにしたことを第の課題解決手段として
いる。
【0015】また、第の課題解決手段の第2の蓄電部
の放電時定数を蓄電部の放電時定数より小さくし、前記
第2の蓄電部の電荷を前記蓄電部の電荷より先に放電さ
せることにより第2のスイッチ部をオンさせ、前記蓄電
部の電荷を放電するようにしたことを第の課題解決手
段としている。
【0016】また、第2の目的を達成するために、第1
および第2の課題解決手段に加えて、ベース部を加熱す
る負荷部としてのヒータ部と、アイロン本体の状態を検
知する状態検知部とを備え、制御部は、前記状態検知部
の出力により前記ヒータ部への通電がオフの状態で商用
電源をオフしたとき、蓄電部の電荷を放電するようにし
たことを第の課題解決手段としている。
【0017】また、第1および第2の課題解決手段に加
えて、ベース部を加熱する負荷部としてのヒータ部と、
このヒータ部により加熱されるベース部の温度を検知す
る温度検知部とを備え、制御部は、前記温度検知部の出
力により前記ヒータ部への通電がオフの状態で商用電源
をオフしたとき、蓄電部の電荷を放電するようにしたこ
とを第の課題解決手段としている。
【0018】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
スイッチ部がオフの状態で商用電源がオフされても、商
用電源をオフしたときにスイッチ部をオンさせて、蓄電
部の電荷を放電することができ、製造過程などで蓄電部
の端子に他の部品が触れて壊れるのを防止することがで
きる。
【0019】また、第2のスイッチ部がオフの状態で商
用電源がオフされると、第2の蓄電部の電荷は制御部を
通して放電され、その結果、第3のスイッチ部を通して
流れる蓄電部の放電電流によって第2のスイッチ部をオ
ンすることができ、蓄電部の電荷を第2のスイッチ部を
通して放電することができる。
【0020】また、第の課題解決手段により、第2の
蓄電部の放電時定数を蓄電部の放電時定数より小さくす
ることによって、商用電源がオフされてから第2のスイ
ッチ部をオンするまでの時間を短くすることができる。
【0021】また、第の課題解決手段により、状態検
知部の出力によりヒータ部への通電がオフの状態で商用
電源をオフしたとき、蓄電部の電荷を放電することによ
って、製造過程などで蓄電部の端子に他の部品が触れて
壊れるのを防止することができる。
【0022】また、回路設計者が回路を設計していると
きに所定の時間(水平状態で1分、垂直状態で10分)
が経過した場合や、サービスマンが故障したアイロンの
故障原因を解析するために、電源をオンした後修理のた
めに電源をオフした場合などでは、ヒータ部への通電が
オフの状態であり、この状態でピンセットやはんだごて
などで誤って蓄電部と他の部品をショートさせても他の
部品が壊れることがない。
【0023】また、アイロン本体の把手内は密閉された
空間を形成しており、水蒸気が多く存在し、アイロン掛
け終了後、アイロン本体が冷却することによって把手内
で水蒸気が結露し、結露水によって蓄電部と他の部品が
ショートしても、他の部品が壊れるのをなくすことがで
きる。
【0024】また、第の課題解決手段により、温度検
知部の出力によりヒータ部への通電がオフの状態で商用
電源をオフしたとき、蓄電部の電荷を放電することによ
って、製造過程などで蓄電部の端子に他の部品が触れて
壊れるのを防止することができる。
【0025】また、アイロン本体の温度調節動作時にお
いては、リレーをオフしている時間が長いため、リレー
がオフの期間に電源をオフにされる確率が高く、また、
アイロン掛けが終わって「切」にした場合はリレーはオ
フの状態となる。この状態で、回路設計者やサービスマ
ンがピンセットやはんだごてなどで誤って蓄電部と他の
部品をショートさせても他の部品が壊れることがない。
【0026】また、アイロン本体の把手内は密閉された
空間を形成しており、水蒸気が多く存在し、アイロン掛
け終了後、アイロン本体が冷却することによって把手内
で水蒸気が結露し、結露水によって蓄電部と他の部品が
ショートしても、他の部品が壊れるのをなくすことがで
きる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1を参照し
ながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一
符号を付して説明を省略する。
【0028】図1に示すように、零ボルト位相検知部1
6は、商用電源1の零ボルト位相を検知するもので、図
2に示すように商用電源1の位相が零のときに零ボルト
パルスを発生させるものである。制御部17は、スイッ
チ部8を制御してリレー5の動作を制御するとともに、
零ボルト位相検知部16の出力を入力している。
【0029】上記構成において、零ボルト位相検知部1
6から制御部17に零ボルトパルスが所定の時間入力し
なくなると、商用電源1がオフされたと判断し、スイッ
チ部8をオンさせて蓄電部4の電荷をスイッチ部8を通
しリレー5のコイル部6に通電して放電する。したがっ
て、製造過程などで蓄電部4の端子に他の部品が触れて
壊れるのを防止することができる。
【0030】なお、上記実施例の零ボルト位相検知部1
6に代えて、商用電源1の電圧が所定の電圧以下になっ
たことを検知する電圧検知部を設け、商用電源1がオフ
されたことを検知するようにしてもよい。
【0031】次に、本発明に係る参考となる事例を第2
の実施例として図3を参照しながら説明する。なお、上
記第1の実施例と同じ構成のものは同一符号を付して説
明を省略する。
【0032】図に示すように、スイッチ18は、連動す
る2個のスイッチ19,20よりなり、一方のスイッチ
19を商用電源1と整流部2の間に直列に接続し、他方
にスイッチ20を蓄電部4に並列に接続している。な
お、21は電流制限用の抵抗である。
【0033】上記構成において、スイッチ19をオンす
ると、それに連動してスイッチ20をオフし、制御部9
によりスイッチ部8を介してリレー5の動作を制御し、
負荷部10を制御することができる。
【0034】そして、スイッチ19をオフすると、リレ
ー5などの動作を停止するとともに、スイッチ20をオ
ンの状態にし、蓄電部4に蓄えられた電荷は、スイッチ
20、電流制限用抵抗21を通って放電される。したが
って、製造過程などで蓄電部4の端子に他の部品が触れ
て壊れるのを防止することができる。
【0035】次に、本発明の第3の実施例を図4を参照
しながら説明する。なお、上記第1の実施例と同じ構成
のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0036】図に示すように、第2の蓄電部22は、蓄
電部4よりも放電時定数を小さくしたもので、蓄電部4
に直列に接続している。これら蓄電部4と第2の蓄電部
22に並列に所定の電圧を発生させる定電圧発生部23
と第2の定電圧発生部24を接続している。
【0037】第3のスイッチ部25は、定電圧発生部2
3が所定の電圧を発生させるとオンするもので、この第
3のスイッチ部25に第1のスイッチ部26を直列に接
続している。第2のスイッチ部27は、第1のスイッチ
部26の動作により反転動作し、リレー5を制御する。
28から30は電流制限用の抵抗である。
【0038】上記構成において動作を説明すると、ま
ず、定電圧発生部23が所定の電圧を保つことで第3の
スイッチ部25がオンする。制御部9は、負荷部10を
商用電源1の電圧で駆動させない場合は、第1のスイッ
チ部26をオンさせる。すると、電流は、第3のスイッ
チ部25、電流制限用抵抗30、第1のスイッチ部26
を流れるようになる。
【0039】逆に、負荷部10を商用電源1の電圧で駆
動させる場合は、制御部9は、第1のスイッチ部26を
オフさせる。すると、電流は、第3のスイッチ部25、
電流制限用抵抗30,29、第2のスイッチ部27を流
れるようになる。第2のスイッチ部27に電流が流れる
ことで、第2のスイッチ部27はオンし、コイル部6に
電流が流れてスイッチ部7がオンし、負荷部10に商用
電源1の電圧が供給される。
【0040】次に、図5を参照しながら第2のスイッチ
部27がオフの状態で、商用電源1がオフされた場合の
動作を説明する。蓄電部4と第2の蓄電部22の両端の
電圧をそれぞれV4,V22とすると、放電時定数の小
さい電圧V22が先に放電する。すると、制御部9の電
源がなくなり、制御部9は第1のスイッチ部26をオン
させることができなくなる。
【0041】その結果、電流が流れるループは、第3の
スイッチ部25、電流制限用抵抗30、第1のスイッチ
部26から、第3のスイッチ部25、電流制限用抵抗3
0、電流制限用抵抗29、第2のスイッチ部27にな
り、第2のスイッチ部27に電流が流れることで、第2
のスイッチ部27がオンする。
【0042】この結果、蓄電部4に蓄えられた電荷は、
蓄電部4、第3のスイッチ部25、電流制限用抵抗3
0、29、第2のスイッチ部27を流れて蓄電部4に戻
るループと、蓄電部4、コイル部6、第2のスイッチ部
27を流れて蓄電部4に戻るループにより放電される。
したがって、製造過程などで蓄電部4の端子に他の部品
が触れて壊れるのを防止することができる。
【0043】次に、本発明の第4の実施例を図6を参照
しながら説明する。なお、上記第1の実施例と同じ構成
のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0044】図に示すように、ヒータ部31は、ベース
部(図示せず)を加熱するもので、負荷部を構成するも
のである。状態検知部32は、アイロン本体の状態を検
知するもので、その出力を制御部33に入力している。
【0045】制御部33は状態検知部32の出力によ
り、アイロン本体が所定時間(例えば、水平状態で1
分、垂直状態で10分)静止された場合、スイッチ部8
を介してリレー5をオフにし、ヒータ部31への通電を
オフにするようにしている。
【0046】また、制御部33は、状態検知部32の出
力によりスイッチ部8をオフにしている状態で、商用電
源1をオフし、零ボルト位相検知部16から零ボルトパ
ルスが所定の時間入力しなくなると、スイッチ部8をオ
ンさせて蓄電部4の電荷を放電するようにしている。
【0047】上記構成において、アイロン本体の性能、
品質を確認する場合などで、商用電源に接続して静止
し、所定時間経過すると、スイッチ部8がオフとなって
リレー5をオフにし、ヒータ部31への通電をオフにす
る。この状態で商用電源1をオフにすると、零ボルト位
相検知部16から制御部17に零ボルトパルスが所定の
時間入力しなくなると、商用電源1がオフされたと判断
し、スイッチ部8をオンさせて蓄電部4の電荷をスイッ
チ部8を通して放電する。
【0048】したがって、補修修理などで蓄電部4の端
子に触れても安全性を確保することがことができる。
【0049】なお、本実施例では、上記第1の実施例の
リレー制御装置を用いてアイロンを構成しているが、第
2の実施例または第3の実施例のリレー制御装置を用い
ても同様に構成することができる。
【0050】また、上記第4の実施例の状態検知部31
に代えて、アイロン本体のベース部の温度を検知する温
度検知部13の出力を制御部33に入力し、温度検知部
の出力によりヒータ部31への通電がオフの状態で商用
電源1をオフしたとき、蓄電部4の電荷を放電するよう
に構成すると、アイロン本体をアイロン掛けしないで静
止している場合には、ヒータ部31への通電がオフの状
態である期間が長いため、同様の作用効果を得ることが
できる。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明は、商用電源と、こ
の商用電源の電圧を整流する整流部と、この整流部の出
力電圧を降下する電圧降下部と、前記商用電源の電圧で
駆動される負荷部と、この負荷部への前記商用電源から
の電圧供給を制御するリレーと、このリレーのコイル部
に直列に接続した第2のスイッチ部と、この第2のスイ
ッチ部と前記リレーのコイル部の直列接続に並列に接続
し所定の電圧を発生させる定電圧発生部と、この定電圧
発生部に並列に接続し前記電圧降下部の出力電圧を平滑
する蓄電部と、前記定電圧発生部に直列に接続し所定の
電圧を発生させる第2の定電圧発生部と、この第2の定
電圧発生部に並列に接続し前記第2の定電圧発生部の出
力電圧を平滑する第2の蓄電部と、この第2の蓄電部に
並列に接続し前記第2の定電圧発生部が発生させた所定
の電圧を供給される制御部と、前記定電圧発生部と前記
第2の定電圧発生部の直列接続に並列に接続し前記定電
圧発生部が所定の電圧を発生させるとオンする第3のス
イッチ部と、この第3のスイッチ部に直列に接続し前記
制御部により制御される第1のスイッチ部を備え、前記
商用電源をオフしたときには、前記第1のスイッチ部の
オフにより前記第2のスイッチ部をオンさせて前記リレ
ーをオン制御することで前記蓄電部の電荷を前記リレー
のコイル部に通電し放電するようにしたから、スイッチ
部がオフの状態で商用電源がオフされても、商用電源を
オフしたときにスイッチ部をオンさせて、蓄電部の電荷
を放電することができ、製造過程などで蓄電部の端子に
他の部品が触れて壊れるのを防止することができる。
【0052】また、第2のスイッチ部がオフの状態で商
用電源がオフされると、第2の蓄電部の電荷は制御部を
通して放電され、その結果、第3のスイッチ部を通して
流れる蓄電部の放電電流によって第2のスイッチ部をオ
ンすることができ、蓄電部の電荷を第2のスイッチ部を
通して放電することができる。
【0053】また、第2の蓄電部の放電時定数を蓄電部
の放電時定数より小さくしたから、商用電源がオフされ
てから第2のスイッチ部をオンするまでの時間を短くす
ることができる。
【0054】また、ベース部を加熱する負荷部としての
ヒータ部と、アイロン本体の状態を検知する状態検知部
とを備え、制御部は、前記状態検知部の出力により前記
ヒータ部への通電がオフの状態で商用電源をオフしたと
き、蓄電部の電荷を放電するようにしたから、製造過程
などで蓄電部の端子に他の部品が触れて壊れるのを防止
することができ、また、回路設計者が回路を設計してい
るときに所定の時間(水平状態で1分、垂直状態で10
分)が経過した場合や、サービスマンが故障したアイロ
ンの故障原因を解析するために、電源をオンした後修理
のために電源をオフした場合などでは、ヒータ部への通
電がオフの状態であり、この状態でピンセットやはんだ
ごてなどで誤って蓄電部と他の部品をショートさせても
他の部品が壊れることがない。
【0055】また、アイロン本体の把手内は密閉された
空間を形成しており、水蒸気が多く存在し、アイロン掛
け終了後、アイロン本体が冷却することによって把手内
で水蒸気が結露し、結露水によって蓄電部と他の部品が
ショートしても他の部品が壊れるのをなくすことができ
る。
【0056】また、ベース部を加熱する負荷部としての
ヒータ部と、このヒータ部により加熱されるベース部の
温度を検知する温度検知部とを備え、制御部は、前記温
度検知部の出力により前記ヒータ部への通電がオフの状
態で商用電源をオフしたとき、蓄電部の電荷を放電する
ようにしたから、製造過程などで蓄電部の端子に他の部
品が触れて壊れるのを防止することができ、また、アイ
ロン本体の温度調節動作時においては、リレーをオフし
ている時間が長いため、リレーガオフの期間に電源をオ
フにされる確率が高く、また、アイロン掛けが終わって
「切」にした場合はリレーはオフの状態となる。この状
態で、回路設計者やサービスマンがピンセットやはんだ
ごてなどで誤って蓄電部と他の部品をショートさせても
他の部品が壊れることがない。
【0057】また、アイロン本体の把手内は密閉された
空間を形成しており、水蒸気が多く存在し、アイロン掛
け終了後、アイロン本体が冷却することによって把手内
で水蒸気が結露し、結露水によって蓄電部と他の部品が
ショートしても他の部品が壊れるのをなくすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のリレー制御装置の回路
【図2】(a) 同リレー制御装置の商用電源の電圧波
形図 (b) 同リレー制御装置の零ボルト位相検知部の出力
波形図
【図3】本発明の第2の実施例のリレー制御装置の回路
【図4】本発明の第3の実施例のリレー制御装置の回路
【図5】同リレー制御装置の要部動作タイムチャート
【図6】本発明の第4の実施例のリレー制御装置を用い
たアイロンの回路図
【図7】従来のリレー制御装置の回路図
【図8】同リレー制御装置の商用電源の電圧波形図
【図9】同リレー制御装置の整流部の出力電圧の波形図
【図10】同リレー制御装置の蓄電部の出力電圧の波形
【図11】従来のアイロンの一部を切欠いて示した側面
【図12】同アイロンの回路図
【符号の説明】
1 商用電源 2 整流部 3 電圧降下部 4 蓄電部 5 リレー6 コイル部 8 スイッチ部9 制御部 10 負荷部22 第2の蓄電部 23 定電圧発生部 24 第2の定電圧発生部 25 第3のスイッチ部 26 第1のスイッチ部 27 第2のスイッチ部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−27774(JP,A) 特開 昭62−203563(JP,A) 特公 昭61−39569(JP,B1) 特公 平3−76960(JP,B2) 特公 平2−57960(JP,B2) 実公 平2−26235(JP,Y2) 実公 平4−4654(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 47/00 D06F 75/00 - 85/00 H02M 7/00 - 7/40

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源と、この商用電源の電圧を整流
    する整流部と、この整流部の出力電圧を降下する電圧降
    下部と、前記商用電源の電圧で駆動される負荷部と、
    の負荷部への前記商用電源からの電圧供給を制御するリ
    レーと、このリレーのコイル部に直列に接続した第2の
    スイッチ部と、この第2のスイッチ部と前記リレーのコ
    イル部の直列接続に並列に接続し所定の電圧を発生させ
    る定電圧発生部と、この定電圧発生部に並列に接続し前
    記電圧降下部の出力電圧を平滑する蓄電部と、前記定電
    圧発生部に直列に接続し所定の電圧を発生させる第2の
    定電圧発生部と、この第2の定電圧発生部に並列に接続
    し前記第2の定電圧発生部の出力電圧を平滑する第2の
    蓄電部と、この第2の蓄電部に並列に接続し前記第2の
    定電圧発生部が発生させた所定の電圧を供給される制御
    部と、前記定電圧発生部と前記第2の定電圧発生部の直
    列接続に並列に接続し前記定電圧発生部が所定の電圧を
    発生させるとオンする第3のスイッチ部と、この第3の
    スイッチ部に直列に接続し前記制御部により制御される
    第1のスイッチ部を備え、前記商用電源をオフしたとき
    には、前記第1のスイッチ部のオフにより前記第2のス
    イッチ部をオンさせて前記リレーをオン制御することで
    前記蓄電部の電荷を前記リレーのコイル部に通電し放電
    するようにしたリレー制御装置。
  2. 【請求項2】 第2の蓄電部の放電時定数を蓄電部の放
    電時定数より小さくし、前記第2の蓄電部の電荷を前記
    蓄電部の電荷より先に放電させることにより第2のスイ
    ッチ部をオンさせ、前記蓄電部の電荷を放電するように
    した請求項記載のリレー制御装置。
  3. 【請求項3】 ベース部を加熱する負荷部としてのヒー
    タ部と、アイロン本体の状態を検知する状態検知部とを
    備え、制御部は、前記状態検知部の出力により前記ヒー
    タ部への通電がオフの状態で商用電源をオフしたとき、
    蓄電部の電荷を放電するようにした請求項1または2
    載のリレー制御装置を用いたアイロン。
  4. 【請求項4】 ベース部を加熱する負荷部としてのヒー
    タ部と、このヒータ部により加熱されるベース部の温度
    を検知する温度検知部とを備え、制御部は、前記温度検
    知部の出力により前記ヒータ部への通電がオフの状態で
    商用電源をオフしたとき、蓄電部の電荷を放電するよう
    にした請求項1または2記載のリレー制御装置を用いた
    アイロン。
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