JP3435368B2 - マッチドフィルタ及びcdma受信装置 - Google Patents

マッチドフィルタ及びcdma受信装置

Info

Publication number
JP3435368B2
JP3435368B2 JP11052299A JP11052299A JP3435368B2 JP 3435368 B2 JP3435368 B2 JP 3435368B2 JP 11052299 A JP11052299 A JP 11052299A JP 11052299 A JP11052299 A JP 11052299A JP 3435368 B2 JP3435368 B2 JP 3435368B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
correlation
chip
address
chip delay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11052299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000307471A (ja
Inventor
仁 浅野
堅一 高橋
林  和夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP11052299A priority Critical patent/JP3435368B2/ja
Publication of JP2000307471A publication Critical patent/JP2000307471A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3435368B2 publication Critical patent/JP3435368B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スペクトラム直接
拡散通信方式の受信装置等で用いられるマッチドフィル
タ及びCDMA受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マッチドフィルタは、CDMA受信装置
に使用され、情報系列に拡散符号によって乗算された拡
散データを所望の拡散符号で待ち受けし相関値を得る回
路である。マッチドフィルタから出力される相関値から
受信遅延時間を算出し、受信した情報系列の逆拡散(復
調)する際の拡散符号発生タイミングを算出するととも
に、マルチパスによって発生した複数の相関値を利用し
て、レイク合成が行われる。
【0003】このように受信された拡散データを所望の
拡散符号で待ち受けし、その相関値を取得するマッチド
フィルタとしては、例えば、特開平7−58669号に
記載されたものが知られている。図13は、従来のマッ
チドフィルタの構成を示す概略ブロック図である。
【0004】図13において、受信シフトレジスタ13
01は、受信した拡散データSSを入力する。係数保持
レジスタ1302a、bは、待ち受けする固有の拡散符
号を格納するレジスタであり、係数保持レジスタ130
2aは、拡散符号の前半部分を、係数保持レジスタ13
02bは、拡散符号の後半部分をそれぞれ格納し、後述
の制御信号により出力切換が行われる。受信シフトレジ
スタ1301の各段の出力と係数保持レジスタ1302
の各段の出力との乗算を行い、その全乗算結果を加算器
1304に出力する。
【0005】加算器1304に入力される全乗算結果
は、受信信号パターンが係数保持レジスタ1302に記
憶されている拡散パターンとの相関が高い場合(自己相
関が高い場合)には、高い自己相関出力をし、両者が一
致する場合には、最大相関値を出力する。
【0006】絶対値演算部1305は、この相関値を正
の相関絶対値に変換し、比較部1306は、その相関絶
対値と閾値TH1とを比較した上で、閾値TH1を越え
るチップタイミングを検出して検出パルスDET1を出
力する。
【0007】制御部1307は、検出パルスDET1を
入力することにより、係数保持レジスタ1302a、b
の出力切換指示信号を出力するとともに、各種制御信号
を出力する。
【0008】部分相関値保持レジスタ1308は、制御
1307からのラッチパルスLPのタイミングで加算
1304の出力をラッチする。これにより、係数保持
レジスタ1302aに格納された拡散コードの前半部分
との相関が得られ、ラッチされた加算器1304の出力
は、加算器1309に出力される。一方、係数保持レジ
スタ1302bに格納された拡散コードの前半部分との
相関出力は、直接加算器1309に出力される。出力ゲ
ート1310は、制御部1307からの出力制御パルス
OUTCNTにより、加算器1309の出力を相関値と
して後段に出力する。また、加算器1309の出力は、
絶対値演算部1311を経て相関絶対値として後段に出
力されるとともに、比較部1312で所定閾値TH2と
比較されこれを越える場合にのみ検出出力DET2が後
段に出力される。
【0009】以上のようなマッチドフィルタは、受信情
報系列のデータ識別を主目的としたものであり、拡散符
号を分割した部分拡散符号と受信スペクトラム拡散信号
との相関を順次求め、全ての部分拡散符号に対する最大
の部分相関値の和を、所定チップ長の拡散符号と受信ス
ペクトラム拡散符号との相関値として出力するような構
成となっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、マルチパスによって到来した複数パスに
おいて生じる相関値を最大値から最小値の順で出力する
こと、受信した拡散データが待ち受けする基準受信タイ
ミングからどれくらい遅延して到来したかのチップ遅延
情報を把握すること、等が困難であるため、レイク合成
処理を行うには、マッチドフイルタ後段で複雑な信号処
理が必要となる不都合がある。
【0011】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
のであり、マルチパスによって到来した複数パスにおい
て生じる相関値及び基準受信タイミングとのチップ遅延
情報を、回路規模の増大を招くことなく確実簡易に取得
し、レイク合成処理や遅延プロファイルのモニタ等を行
うことができるマッチドフィルタ及びCDMA受信装置
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題解決
のために、受信した拡散データを順次遅延して保持する
受信遅延手段と待ち受けする拡散符号を保持する逆拡散
コード保持手段と相関絶対値を求め、この相関絶対値を
順次アドレス信号として用い、固定値又は基準受信タイ
ミングからの遅延量をチップ単位で測定したチップ遅延
値をデータ信号として前記アドレスに格納するメモリ手
段と、を備える構成とした。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様に係るマッチ
ドフィルタは、受信した拡散データを順次遅延して保持
する受信遅延手段と、待ち受けする拡散符号を保持する
逆拡散コード保持手段と、前記受信遅延手段の出力と逆
拡散コード保持手段の出力とをチップ単位で各々乗算し
乗算結果の和を求めた上で相関絶対値として出力する相
関手段と、前記出力される相関絶対値を順次アドレス信
号として用いるとともに、所定値をデータ信号として前
記アドレスに格納するメモリ手段と、を備える。
【0014】この構成により、メモリ手段の上位アドレ
スから下位アドレス方向に向かって順番にデータを読み
出すことにより、回路規模を増大させることとなく、マ
ルチパスによって到来した複数パスにおいて生じる相関
値を最大値から最小値の順で出力することができる。
【0015】本発明の第2の態様に係るマッチドフィル
タは、第1の態様において、メモリ手段に格納する所定
値は、固定値であるようにした。
【0016】これにより、高い相関値を簡易に検出する
ことができる。
【0017】本発明の第3の態様に係るマッチドフィル
タは、第1の態様において、メモリ手段に格納する所定
値は、基準受信タイミングからの遅延量をチップ単位で
測定したチップ遅延値であるようにした。
【0018】これにより、メモリ手段の上位アドレスか
ら下位アドレス方向に向かって順番にデータを読み出す
ことにより、高い相関値とその時点でのチップ遅延値を
簡易に取得できる。
【0019】本発明の第4の態様に係るマッチドフィル
タは、第3の態様において、メモリ手段は、相関絶対値
が所定閾値を越える場合にのみ、チップ遅延値の書き込
みを行うようにした。
【0020】本発明の第5の態様に係るマッチドフィル
タは、第3の態様において、メモリ手段は、相関絶対値
が所定閾値を越える場合には、チップ遅延値をそのまま
書き込む一方、相関絶対値が所定閾値以下の場合には、
前記チップ遅延値を固定値に変換して書き込むようにし
た。
【0021】これらにより、不要な相関値をマスクする
ことができ、相関値とその時点でのチップ遅延値を高速
かつ簡易に取得できる。
【0022】本発明の第6の態様に係るCDMA受信装
置は、セットされたチップ遅延値に応じたタイミングで
動作する複数の逆拡散器と、上記いずれかに記載のマッ
チドフィルタのメモリ手段から書き込まれたチップ遅延
値とそのアドレスとを取得し、前記アドレスの上位アド
レスを選択して、前記読み出したチップ遅延値に応じて
前記複数の逆拡散器を動作させる制御手段と、を具備す
る構成を採る。
【0023】これにより、受信拡散信号の相関値とチッ
プ遅延値とを簡易な回路で高速に取得することができ、
マッチドフィルタのメモリから取得したチップ遅延値を
用いて、マルチパスによって到来した複数のスペクトラ
ム拡散信号をレイク合成して受信することができる。
【0024】本発明の第7の態様に係るCDMA受信装
置は、第6の態様において、入力信号の1ビット処理時
間内に相関値検出処理とメモリ手段へのチップ遅延値の
書込処理とを行い、次の1ビット処理時間内に前記メモ
リ手段からのチップ遅延値の読出処理と読み出した前記
チップ遅延値の判定処理と前記チップ遅延値の逆拡散器
へのセットとを行い、その後前記逆拡散器にセットされ
た前記チップ遅延値に従って逆拡散を実行するようにし
た。
【0025】これにより、メモリの読み書きのタイミン
グ等を受信基準タイミングに合わせ、相関値検出から2
ビット遅れで逆拡散器による復調ができるため、相関値
検出処理、復調処理の高速化を実現することができる。
【0026】本発明の第8の態様に係る遅延プロファイ
ルモニタ装置は、上記いずれかに記載のマッチドフィル
タのメモリ手段に書き込まれたデータとそのアドレス値
とを入力し、チップ遅延値と相関値とを表示するように
した。
【0027】これにより、マルチパスそれぞれの遅延量
を目視することができる。
【0028】本発明の第9の態様に係る相関値検出方法
は、受信拡散データとこれを待ち受けする拡散符号との
相関絶対値をメモリに記憶する際に、測定した前記相関
絶対値をアドレス信号として用いるとともに、基準受信
タイミングからの遅延量をチップ単位で測定したチップ
遅延値を前記アドレスに書き込むようにした。
【0029】これにより、メモリ手段の上位アドレスか
ら下位アドレス方向に向かって順番にデータを読み出す
ことにより、回路規模を増大させることとなく、マルチ
パスによって到来した複数パスにおいて生じる相関値を
最大値から最小値の順で出力することができる。
【0030】本発明の第10の態様に係るマルチバパス
信号受信方法は、マッチドフイルタにおける受信拡散デ
ータとこれを待ち受けする拡散符号との相関絶対値をア
ドレスとして、基準受信タイミングからの遅延量をチッ
プ単位で測定したチップ遅延値を前記アドレスに書き込
む工程と、前記アドレスのうち上位に位置するアドレス
に書き込まれた前記チップ遅延値を読み出す工程と、読
み出した前記チップ遅延値を逆拡散器にセットして各々
異なるタイミングでマルチパスの逆拡散を実行する工程
と、を有する構成とした。
【0031】これにより、受信拡散信号の相関値とチッ
プ遅延値とを高速かつ簡易に取得することができ、マッ
チドフィルタから取得したチップ遅延値を用いてマルチ
パスによって到来した複数のスペクトラム拡散信号を適
正に受信すること、そして、レイク合成して受信するこ
とが可能となる。
【0032】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図12を用いて説明する。
【0033】(実施の形態1)図1は、本発明の実施形
態1に係るマッチドフィルタの構成を示す概略ブロック
図である。
【0034】マッチドフィルタ100において、受信遅
延手段101は、受信拡散データSDをチップ単位でn
個にわたって遅延して保持する。シフトレジスタ102
は、逆拡散に使用する拡散符号SCをチップ単位でn個
にわたって遅延して保持し、ラッチ回路103は、シフ
トレジスタ102の各段の出力を基準受信タイミングT
でラッチする。受信遅延手段101とラッチ回路103
との双方の出力は、チップ単位で乗算手段104で乗算
され、更に、その全乗算結果は加算手段105に出力さ
れる。加算手段105の出力は、絶対値算出手段106
により、正の相関値への変換が行われる。
【0035】チップカウンタ手段107は、基準受信タ
イミングTとチップクロックCLとを入力して、書込バ
ンク制御信号WCONTと読出バンク制御信号RCON
Tとを生成する。
【0036】メモリ手段108は、書き込みアドレスポ
ート(WA)、読み出しアドレスホポート(RA)、書き込
みデータポート(WD)、読み出しデータホポート(R
D)、等が設けられたRAMである。書き込みアドレス
(WA)にはチップカウンタ手段107からの書込バンク
制御信号WCONTと絶対値算出手段106からの相関
絶対値が入力され、書き込みデータ(WD)には固定値"a
ll 0"が入力されている。
【0037】更に、読み出しアドレス(RA)にはチップ
カウンタ手段107からの読出バンク制御信号RCON
Tと外部プロセッサ109からのアドレスバス信号が入
力され、読み出しデータ(RD)には外部プロセッサ10
9のデータバス信号が接続されている。
【0038】次に、このように構成された実施形態1の
マッチドフィルタの動作について、図2〜図4を参照し
て説明する。
【0039】先ず、絶対値算出手段105で得られる相
関絶対値が検出されるシーケンスを図2を参照しつつ説
明する。図2は、絶対値算出手段106で得られる相関
絶対値の検出例を示すタイムチャートである。
【0040】受信拡散データSDは、受信遅延手段10
1に逐次入力されn個にわたって遅延する。拡散符号S
Cは、シリアルに入力しシフトレジスタ102によりn
個にわたって遅延する。この後、拡散符号SCは、基準
受信タイミングTによって情報系列のビット間隔時間に
わたってラッチ回路103によりラッチされる。
【0041】受信遅延手段101の各段の受信拡散デー
タとラッチ回路103の各段の拡散符号とを、乗算器1
04によって乗算し、加算手段105によって各段の乗
算器の出力の和が算出される。そして、絶対値算出手段
106によって負の値は正の値として、正の値は正の値
として相関値が変換され相関絶対値がチップ単位毎に出
力される。このように、情報系列のビット間隔時間にわ
たって所望の拡散符号で待ち受けすることによって、受
信拡散データが受信基準タイミングから遅延していても
最大の相関値を検出できる。
【0042】受信遅延手段101の各段の受信遅延デー
タが、ラッチ回路103にラッチされた拡散データと、
最大の相関値が得られるのは、図2に示す枠線のタイミ
ングであり、受信拡散データD0〜Dn-1が受信遅延手段
101にすべて格納され、受信遅延データSDが拡散デ
ータとが完全に同期した時点である。その時点で絶対相
関値は、図示するようなピーク値を示す。
【0043】このようにして得られた相関絶対値は、メ
モリ手段108に格納される。相関絶対値をメモリ手段
108に格納する方法を、図3と図4を参照して説明す
る。図3は、メモリ手段108における相関絶対値の書
き込み状態と読み出し状態を示す動作図であり、図4
は、メモリ手段108の書き込みと読み出しの状態を示
すシーケンス図である。
【0044】絶対値算出手段106で得られた相関絶対
値が、図3(a)の遅延プロファイルに示すA〜Gの値を
もつ相関値が検出されたとする。チップ単位で出力され
る相関絶対値は、メモリ手段108の書き込みアドレス
として入力し、書き込みデータは固定値の"all 0"を入
力する。相関絶対値が出力されると同時に、メモリ手段
108には、固定値"all 0"のデータがチップ単位で書
き込まれる。図3(b)に示すように、メモリ手段108
のメモリマップの、網掛け部分には、"all 1"が書き込
まれており、アドレスA〜G部分には、固定値"all 0"
が書き込まれている。
【0045】書き込まれた固定値"all 0"のデータは、
次の受信基準タイミングからプロセッサ109によって
読み出される。読み出す時は、上位アドレスから下位ア
ドレス方向に向かって、つまり、相関の高いアドレスか
ら相関の低いアドレス方向に、順番に読み出す。
【0046】読み出したデータが固定値の"all 0"であ
れば相関値が有ったと判断し、その時に読み出したアド
レス値を認識する。読み出したデータが"all 1"の場合
には、相関値は無かったと判断し、次のアドレスに移行
する。
【0047】すなわち、固定値"all 0"で読み出された
時のアドレス値は、その時の相関絶対値を示すことにな
る。図3(c)に示すように、相関絶対値の最大値はA、
2番目はB、3番目はC、ということになる。
【0048】このように、上位アドレスから下位アドレ
ス方向に向かって、固定値の"all 0" が書き込まれてい
るデータを順番に読み出すだけで、相関値の最大値から
最小値までの各々の相関絶対値を全て認識することがで
きる。
【0049】また、図4は、メモリ手段108の書き込
みと読み出しのシーケンス例を示すものである。チップ
カウンタ手段107からは、書込バンク制御信号WCO
NTと読出バンク制御信号RCONTが生成され、メモ
リ手段108のアドレス信号として入力されている。
【0050】すなわち、メモリ手段108は、上位バン
クと下位バンクとの2つのバンクに分割し、一方のバン
クが相関絶対値の書き込み期間に割り当てられている
時、他方のバンクはプロセッサ109が相関絶対値を読
み出す期間に割り当てられるよう、構成されている。
【0051】プロセッサ109は、相関絶対値の読み出
しを終了後、そのバンクのエリアを固定値"all 1"に書
き換える。このようにして、情報系列単位で読み出しを
行う度にバンク単位でリフレッシュを行うことにより、
次の情報系列に対する相関絶対値の書き込みを有効にす
る。
【0052】つまり、図4に図示するように、メモリ手
段108の下位バンクが相関絶対値の書込み中であると
き、メモリ手段108の上位バンクは相関絶対値の読出
しと上位バンクのリフレッシュとを行う。
【0053】このような構成にしたことにより、マルチ
パスによって到来した複数パスにおいて生じる相関値
を、最大値から最小値の順で、且つ、各々の相関実測値
を簡単に出力することができる。
【0054】(実施の形態2)図5は、本発明の実施形
態2に係るマッチドフィルタの構成を示す概略ブロック
図である。実施形態2におけるマッチドフィルタ100
の基本構成は、実施の形態1のそれと同一であり、以下
の説明では、図1〜図4を参照して説明した部材と対応
する部材には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
実施の形態2と実施の形態1との相違点は、チップカウ
ンタ手段107からのチップ遅延値が、メモリ手段10
8の書き込みデータ信号(WD)に入力されているところ
にある。
【0055】以下、実施形態2の動作について、図5及
び図6を参照して説明する。図6はメモリ手段108に
おける相関絶対値の書き込み状態と読み出し状態を示す
動作図である。
【0056】先ず、図6(a)に示すように、チップカウ
ンタ手段107は、チップクロックCLを入力し、情報
系列のビット間隔を示す受信基準タイミングを基準とす
る遅延量(a〜g)を、受信拡散信号の逆拡散後の情報系
列の相関ピーク値単位で、0〜n−1までのチップ遅延
値として出力する。この動作は、情報系列のビット間隔
毎に繰り返しされる。
【0057】仮に、絶対値算出手段106で、図6(a)
に示すA〜Gの値をもつ相関絶対値が検出されたとした場
合、メモリ手段108の書き込みデータ信号(WD)に
は、これに対応したチップ遅延値DLが入力される。
【0058】図6(b)に示すように、ピークAの相関値
にはチップ遅延値"5"が、ピークBにはチップ遅延値"
7"が、ピークCにはチップ遅延値"x"が、というよう
に、相関絶対値が出力されると同時に、メモリ手段10
8には対応するチップ遅延値DLが書き込まれる。
【0059】読み出し時は、図6(c)に示すように、書
き込まれたデータは、プロセッサ109により、上位ア
ドレスから下位アドレス方向に向かって順番に読み出さ
れる。
【0060】読み出したデータが固定値の"all 1"以外
であれば有効な相関値に対するチップ遅延値が存在する
と判断し、データの読み出しは、有効相関値についての
み行う。最大絶対相関値はA、そのチップ遅延値は"5"
であり、2番目の絶対相関値はB、そのチップ遅延値
は"7"である。読み出しは、相関の高い一定アドレスま
で行えばよい。
【0061】このような構成にしたことにより、受信拡
散信号が、受信した拡散データが待ち受けする基準受信
タイミングからどれくらい遅延して到来したかのチップ
遅延値を、各々の相関実測値とともに簡単に出力するこ
とができる。
【0062】(実施の形態3)図7は、本発明の実施形
態3に係るマッチドフィルタの構成を示す概略ブロック
図である。実施形態3におけるマッチドフィルタ100
の基本構成は、実施の形態2のそれと同一であり、以下
の説明では、図1〜図5を参照して説明した部材と対応
する部材には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
実施の形態3と実施の形態2との相違点は、外部からの
閾値THと相関絶対値とを比較する比較手段701と、
その比較手段701からの出力によりチップカウンタ手
段107からのチップ遅延値を固定値に変換する変換手
段702と、を備えたところにある。
【0063】以下、実施形態3の動作について、図7及
び図8を参照して説明する。図8は、メモリ手段180
における相関絶対値の書き込み状態と読み出し状態を示
す動作図である。
【0064】先ず、比較手段701は、絶対値算出手段
106で得られた相関絶対値を、プロセッサ109から
指定される閾値THと比較する。比較の結果、相関絶対
値が閾値THよりも大きい場合は、比較手段701は、
スイッチ変換手段702に対する切換信号を出力しな
い。よって、チップカウンタ手段107からのチップ遅
延値は、そのままメモリ手段108の書き込みデータポ
ート(WD)に入力する。
【0065】逆に、相関絶対値が閾値THよりも小さい
場合は、比較手段701はスイッチ変換手段702に切
換指示信号を出力することにより、チップカウンタ手段
107からのチップ遅延値を、固定値"all 1"に変換し
てメモリ手段108の書き込みデータポート(WD)に入
力する。
【0066】仮に、この時の絶対値算出手段106で得
られた相関絶対値が、図8(a)に示すA〜Gの値をもつ
相関値だとした場合、図8(a)(b)に示すように、A、
B、C、Eの4つの相関値は閾値THよりも大きいた
め、チップ遅延値"5"、"7"、"x"、"z"はメモリ手段
108に書き込まれる。
【0067】一方、D、F、Gの3つの相関値に対する
チップ遅延値"y"、"n−2"、"n−1"は、閾値THよ
りも小さいため、比較手段701は、スイッチ変換手段
702に切換信号を出力し、スイッチ変換手段702か
らは、固定値の"all 1"がメモリ手段108に書き込ま
れる。このため、D、F、Gの3つの相関値は、図8
(b)に示すように、ピークの無い部分と同様にデータ書
き込み前の状態となる。
【0068】読み出し時は、プロセッサ109により、
上位アドレスから下位アドレス方向に向かって順番に読
み出す。図8(c)に、データの読み出し状態を示す。読
み出したデータが固定値の"all 1"以外であれば、閾値
THよりも大きく、そして有効な相関値に対するチップ
遅延値が存在すると判断できる。
【0069】このような構成にしたことにより、閾値以
下の相関値に対するチップ遅延値は変換手段によって固
定値に変換されるため、閾値以下の不要な相関値はマス
クされ、閾値以上の相関実測値とチップ遅延値のみを簡
単に出力することができる。
【0070】(実施の形態4)図9は、本発明の実施形
態4に係るCDMA受信装置の構成を示す概略ブロック
図である。図9のCDMA受信装置900において使用
されるマッチドフィルタ100は、実施形態2または実
施形態3において説明したマッチドフィルタである。逆
拡散部901、902、903、…90mは、待ち受け
する拡散符号のを生成するとともに、受信したスペクト
ラム拡散信号に生成した拡散符号を乗算して逆拡散を実
行する復調部である。レイク合成部910は、複数個の
逆拡散部901〜90mからの逆拡散データを最大比合
成して復号データを生成する。
【0071】このような構成のCDMA受信装置の動作
について、図10〜図11を参照して説明する。図10
は、マッチドフィルタ100で検出した相関値とチップ
遅延値を示した一例である。
【0072】先ず、図10(a)に示すように、マッチド
フィルタ100では、4つのピーク相関値A〜Dが検出
され、検出されたピーク相関値A〜Dに対応するチップ
遅延値"5","7","11","13"が算出される。算出さ
れたチップ遅延値データは、図10(b)に示すように、
検出されたピーク相関値A〜Dをアドレスとして、メモ
リ手段108に書込まれる。更に、メモリ手段108に
書込まれたチップ遅延値データは、図10(c)に示すよ
うに、その相関値を示すアドレスとともに、上位アドレ
スから順に読み出される。メモリ手段から読み出した相
関値とチップ遅延値の情報をもとにして、逆拡散処理、
レイク合成処理、が行われる。
【0073】これら受信信号の相関検出処理A、逆拡散
処理B、レイク合成処理C、一連の処理のタイミング
を、図11に沿って具体的に説明する。図11は、図1
0で検出された相関値とチップ遅延値をもとに、上位3
パスに対する3つの逆拡散部901、902、903に
おいて拡散符号を生成するタイミングと、レイク合成部
910において最大比合成を行い復号データを生成する
タイミングと、を示すタイムチャートである。
【0074】図11の相関検出処理Aは、基準受信タイ
ミングTに従って、情報系列のビット間隔時間毎に、連
続的に実行され、相関値のピークとチップ遅延値とが取
得されメモリ手段108に書込まれる。
【0075】次いで、図11の逆拡散処理Bでは、プロ
セッサ109は、メモリ手段から読み出した相関値とチ
ップ遅延値の情報をもとにして、逆拡散部901、90
2、903、に対して指示を与える。すなわち、逆拡散
部901のチップ遅延値は"5"、逆拡散部902のチッ
プ遅延値は"7"、逆拡散部903のチップ遅延値は"1
1"、というように通知を行う。
【0076】仮に、逆拡散部901、902、903、
の3つのパスのレイク合成処理を行うとした場合、プロ
セッサ109は、マッチドフィルタ100で検出されメ
モリ手段108に格納されている4つ相関値から上位3
つの相関値に絞り込みを行い、そのチップ遅延値情報を
逆拡散部901、902、903、に通知する。相関値
A〜Dのうち上位3つの相関値は、マッチドフィルタ1
00からの読み出しアドレス順に決定されているので、
相関値A,B,Cが上位3つの相関値であることは、容易
に理解できる。これにより、相関値Aに対する逆拡散は
逆拡散部901で、相関値Bに対する逆拡散は逆拡散部
902で、相関値Cに対する逆拡散は逆拡散部903
で、それぞれ行われる。
【0077】逆拡散部901、902、903では、プ
ロセッサ109から指示されるチップ遅延値をもとにし
て、待ち受けする拡散符号の発生タイミングを決定す
る。すなわち、逆拡散部901のチップ遅延値は"5"で
あるため、基準受信タイミングTの先頭から"5"遅れて
拡散符号を発生させる。同様に、逆拡散部902は、チ
ップ遅延値"7"遅れて、逆拡散部903は、"11"遅れ
て発生させる。
【0078】このようにして各々の逆拡散部の拡散符号
をチップ遅延値をもとに発生させ、受信拡散データSD
との逆拡散を行うことによって相関のとれた逆拡散を行
うことができる。
【0079】各々の逆拡散部901、902、903、
では、プロセッサ109から入力されるチップ遅延値情
報に従って逆拡散を行ったデータをレイク合成部910
に出力する。
【0080】尚、図示するように、逆拡散部901、9
02、903は、ブロセッサ109から通知されたマッ
チドフィルタ100での処理遅延を考慮して、受信拡散
データSDを2ビット分遅延させている。最初の1ビッ
ト分の遅延は、相関値の検出と検出値のメモリ手段10
8への書込みのための時間であり、次の1ビット分の遅
延は、メモリ手段108からのデータの読み出しと読み
出したチップ遅延値を逆拡散部901、902、903
にセットするための時間である。
【0081】次いで、図11のレイク合成処理では、逆
拡散部901、902、903の逆拡散データについて
最大値合成を行うことにより、最終的な復号データを得
る。
【0082】このような構成にしたことにより、マルチ
パスによって到来した複数のスペクトラム拡散信号のレ
イク合成による受信が可能となる。尚、実施形態4にお
けるCDMA受信装置900では3パスに対するレイク
合成を目的として説明したが、システム仕様を考慮して
複数パスに対応できるように構成してもよい。
【0083】また、上位3パスの相関値の絞り込みにつ
いても相関値の大きい順に絞り込みを行ったが無線シス
テムのパラメータ等を考慮して最適なパスのみを絞り込
んでもよい。
【0084】(実施の形態5)次いで、本発明の実施形
態5に係るCDMAモニタ装置について説明する。図1
2(a)は、実施形態5に係るCDMAモニタ装置の概略
ブロック図である。
【0085】CDMAモニタ装置1200は、実施の形
態2又は実施の形態3で示したマッチドフィルタ100
と、プロセッサ109と、このプロセッサ109からの
出力を表示する表示部1201とから構成されている。
【0086】図12(b)は、受信拡散信号の相関値とチ
ップ遅延値とを格納するメモリ手段108のメモリマッ
プであり、図12(c)は表示部1201に表示される遅
延プロファイルの表示例である。
【0087】マッチドフィルタ100のメモリ手段10
8には、相関値とチップ遅延値が内部の図12(b)に示
すように格納されている。プロセッサ109は、メモリ
手段108に格納されているチップ遅延値を、上位アド
レスから下位アドレス方向に向かって順番に読み出す。
読み出し時に有効なチップ遅延値が検出された場合は、
その時の読み出しアドレス、すなわち相関値を取得し、
読み出したチップ遅延値と相関値とを表示部1201に
転送する。
【0088】表示部1201は、プロセッサ109から
の有効な相関値とチップ遅延値をもとに遅延プロファイ
ルのグラフ表示を行う。
【0089】このような構成にしたことにより、マルチ
パスによって到来した複数のスペクトラム拡散信号の遅
延プロファイルをモニタすることができ、それぞれのパ
スの遅延量を目視で把握することができる。特に、所定
レベル以上の有効なパスがどのような状態で分布してい
るのか、を一目で確認できるため、実用的価値が高い。
なお、本実施形態ではグラフ表示ができるように説明し
たが、一覧表などの表示に切替えることができるように
してもよい。
【0090】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、マルチパ
スによって到来した複数パスにおいて生じる相関値及び
基準受信タイミングとのチップ遅延情報を、回路規模の
増大を招くことなく確実簡易に取得し、レイク合成処理
や遅延プロファイルのモニタ等を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るマッチドフィルタの
構成を示す概略ブロック図
【図2】実施形態1に係るマッチドフィルタで得られる
相関絶対値の検出例を示すタイムチャート
【図3】実施形態1に係るマッチドフィルタのメモリ手
段における相関絶対値の書き込み状態と読み出し状態を
説明する動作図
【図4】実施形態1に係るマッチドフィルタのメモリ手
段における書き込みと読み出しのシーケンス例を示すタ
イムチャート
【図5】本発明の実施形態2に係るマッチドフィルタの
構成を示す概略ブロック図
【図6】実施形態2に係るマッチドフィルタのメモリ手
段における相関絶対値の書き込み状態と読み出し状態を
説明する動作図
【図7】本発明の実施形態3に係るマッチドフィルタの
構成を示す概略ブロック図
【図8】実施形態3に係るマッチドフィルタのメモリ手
段における相関絶対値の書き込み状態と読み出し状態を
説明する動作図
【図9】本発明の実施形態4に係るCDMA受信装置の
構成を示す概略ブロック図
【図10】実施形態4に係るCDMA受信装置に使用さ
れるマッチドフィルタ内における相関絶対値の書き込み
状態と読み出し状態を説明する動作図
【図11】実施形態4に係るCDMA受信装置における
逆拡散部とレイク合成部の動作を説明するタイムチャー
【図12】(a) 本発明の実施形態5に係るCDMAモ
ニタ装置の構成を示す概略ブロック図 (b) 本発明の実施形態5に係るCDMAモニタ装置に
使用されるマッチドフィルタ内のメモリ手段に格納され
た相関値とチップ遅延値の内容を示す説明図 (c) 本発明の実施形態5に係るCDMAモニタ装置の
表示部における遅延プロファイルの表示例を示す説明図
【図13】従来のマッチドフィルタの概略構成を示す概
略ブロック図
【符号の説明】
100 マッチドフィルタ 101 受信遅延手段 106 絶対値算出手段 107 チップカウンタ手段 108 メモリ手段 109 プロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−116293(JP,A) 特開 昭61−163434(JP,A) 特開 昭58−29046(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/69 - 1/713 H04J 13/00 - 13/06 H03H 17/00 601

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した拡散データを順次遅延して保持
    する受信遅延手段と、待ち受けする拡散符号を保持する
    逆拡散コード保持手段と、前記受信遅延手段の出力と逆
    拡散コード保持手段の出力とをチップ単位で各々乗算し
    乗算結果の和を求めた上で相関絶対値として出力する相
    関手段と、前記出力される相関絶対値を順次アドレス信
    号として用いるとともに、基準受信タイミングからの遅
    延量をチップ単位で測定したチップ遅延値をデータ信号
    として前記アドレスに格納するメモリ手段と、を備えた
    ことを特徴とするマッチドフィルタ。
  2. 【請求項2】 前記メモリ手段は、相関絶対値が所定閾
    値を越える場合にのみ、チップ遅延値の書き込みを行う
    ことを特徴とする請求項記載のマッチドフィルタ。
  3. 【請求項3】 前記メモリ手段は、相関絶対値が所定閾
    値を越える場合には、チップ遅延値をそのまま書き込む
    一方、相関絶対値が所定閾値以下の場合には、前記チッ
    プ遅延値を固定値に変換して書き込むことを特徴とする
    請求項記載のマッチドフィルタ。
  4. 【請求項4】 セットされたチップ遅延値に応じたタイ
    ミングで動作する複数の逆拡散器と、請求項乃至請求
    のいずれかに記載のマッチドフィルタのメモリ手段
    から書き込まれたチップ遅延値とそのアドレスとを取得
    し、前記アドレスの上位アドレスを選択して、前記読み
    出したチップ遅延値に応じて前記複数の逆拡散器を動作
    させる制御手段と、を具備することを特徴とするCDM
    A受信装置。
  5. 【請求項5】 入力信号の1ビット処理時間内に相関値
    検出処理とメモリ手段へのチップ遅延値の書込処理とを
    行い、次の1ビット処理時間内に前記メモリ手段からの
    チップ遅延値の読出処理と読み出した前記チップ遅延値
    の判定処理と前記チップ遅延値の逆拡散器へのセットと
    を行い、その後前記逆拡散器にセットされた前記チップ
    遅延値に従って逆拡散を実行することを特徴とする請求
    記載のCDMA受信装置。
  6. 【請求項6】 請求項乃至請求項のいずれかに記載
    のマッチドフィルタのメモリ手段に書き込まれたデータ
    とそのアドレス値とを入力し、チップ遅延値と相関値と
    を表示することを特徴とする遅延プロファイルモニタ装
    置。
  7. 【請求項7】 受信拡散データとこれを待ち受けする拡
    散符号との相関絶対値をメモリに記憶する際に、測定し
    た前記相関絶対値をアドレス信号として用いるととも
    に、基準受信タイミングからの遅延量をチップ単位で測
    定したチップ遅延値を前記アドレスに書き込むことを特
    徴とする相関値検出方法。
  8. 【請求項8】 マッチドフィルタにおける受信拡散デー
    タとこれを待ち受けする拡散符号との相関絶対値をアド
    レスとして、基準受信タイミングからの遅延量をチップ
    単位で測定したチップ遅延値を前記アドレスに書き込む
    工程と、前記アドレスのうち上位に位置するアドレスに
    書き込まれた前記チップ遅延値を読み出す工程と、読み
    出した前記チップ遅延値を逆拡散器にセットして各々異
    なるタイミングでマルチパスの逆拡散を実行する工程
    と、を有するマルチパス信号受信方法。
JP11052299A 1999-04-19 1999-04-19 マッチドフィルタ及びcdma受信装置 Expired - Fee Related JP3435368B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11052299A JP3435368B2 (ja) 1999-04-19 1999-04-19 マッチドフィルタ及びcdma受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11052299A JP3435368B2 (ja) 1999-04-19 1999-04-19 マッチドフィルタ及びcdma受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000307471A JP2000307471A (ja) 2000-11-02
JP3435368B2 true JP3435368B2 (ja) 2003-08-11

Family

ID=14537944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11052299A Expired - Fee Related JP3435368B2 (ja) 1999-04-19 1999-04-19 マッチドフィルタ及びcdma受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3435368B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002164811A (ja) * 2000-11-24 2002-06-07 Toshiba Corp 時期同定方法、時期同定装置および時期同定システム
US6697417B2 (en) * 2001-07-27 2004-02-24 Qualcomm, Inc System and method of estimating earliest arrival of CDMA forward and reverse link signals
JP4297780B2 (ja) 2003-12-22 2009-07-15 株式会社ルネサステクノロジ 受信装置
JP4604692B2 (ja) * 2004-12-08 2011-01-05 日本電気株式会社 飛翔体間通信システム、飛翔体、送受信装置及びその方法
JP4574402B2 (ja) * 2005-03-10 2010-11-04 富士通株式会社 非同期データのタイムスタンプ生成機能を有する無線装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000307471A (ja) 2000-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6041073A (en) Multi-clock matched filter for receiving signals with multipath
JP2002076986A (ja) W−cdmaシステムにおけるセルサーチ方法及び回路
JPH1056404A (ja) Cdma同期捕捉回路
JP3435368B2 (ja) マッチドフィルタ及びcdma受信装置
JP2006086554A5 (ja)
JP2006520149A (ja) マルチパスのサーチング
EP1037423A1 (en) Digital communication system, its transmitter and receiver, and frame synchronization detector
JP3296341B2 (ja) 相関器
JPH0758669A (ja) デジタルマッチドフィルタ
JP3397695B2 (ja) 相関検出装置及びcdma受信装置
JP3387079B2 (ja) 相関値検出装置、それを有するスペクトラム逆拡散装置、受信端末及び送受信端末並びに相関値検出方法
JP2000278183A (ja) Cdmaシステムの複合形整合余波機およびその初期同期獲得方法
EP1612958A1 (en) Correlation value calculation circuit
US20070140324A1 (en) Apparatus for FPGA Programming to synchronize with CDMA signals
JP3503409B2 (ja) スペクトル拡散受信機
WO2004079585A1 (ja) 行列演算装置
JPH08251078A (ja) フレーム同期回路
KR100346827B1 (ko) 코드분할다중접속 통신 시스템용 고속 병렬 코드 검색기
US20030035402A1 (en) Matched filter
US7688919B1 (en) Parallel samples, parallel coefficients, time division multiplexing correlator architecture
JP3363107B2 (ja) 相関値検出装置、それを有するスペクトラム逆拡散装置、受信端末及び送受信端末並びに相関値検出方法
KR100279672B1 (ko) 디지털 정합필터를 이용한 의사잡음부호의 동기획득장치 및 그방법
KR100390743B1 (ko) 메모리를 이용한 실시간 데이터 누적 장치 및 그 제어방법
US20010046257A1 (en) Synchronization establishing device, method of establishing synchronization, and receiver
JP2001189680A (ja) 逆拡散装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees