JP3434979B2 - 局所領域画像追跡装置 - Google Patents

局所領域画像追跡装置

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JP3434979B2
JP3434979B2 JP19346996A JP19346996A JP3434979B2 JP 3434979 B2 JP3434979 B2 JP 3434979B2 JP 19346996 A JP19346996 A JP 19346996A JP 19346996 A JP19346996 A JP 19346996A JP 3434979 B2 JP3434979 B2 JP 3434979B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/20Analysis of motion
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/70Determining position or orientation of objects or cameras
    • G06T7/73Determining position or orientation of objects or cameras using feature-based methods
    • G06T7/74Determining position or orientation of objects or cameras using feature-based methods involving reference images or patches

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は局所領域画像追跡装
置に係り、特にテレビカメラ等で撮影される画像内で運
動している物体を連続的に追跡する局所領域画像追跡装
置に関する。撮像画面内で運動する物体を追跡する局所
領域画像追跡装置は、加速度センサ等を使用しない非接
触型の動き計測や動きベクトルの可視化システム、監視
や観察の自動化システム、人間のジェスチャ、表情や視
線の認識システム、映画やスポーツ中継でのカメラ制御
システム、移動ロボットや自律走行車の制御システム、
人工衛星からの移動物体の追跡システム等で使用され
る。
【0002】
【従来の技術】図22は、従来の局所領域画像追跡装置
の一例の要部を示すブロック図である。同図中、局所領
域画像追跡装置は大略撮像装置501、アナログ・ディ
ジタル(A/D)変換器502、探索画像メモリ50
3、参照画像メモリ504、相関演算器505、アドレ
ス発生器506及び相関値ピーク位置検出器507から
なる。
【0003】撮像装置501により撮像された画像に関
するアナログ画像データは、A/D変換器502により
ディジタル画像データに変換され、順次探索画像メモリ
503に格納される。参照画像メモリ504には、予め
追跡するべき所定物体に関する固定の参照画像データが
格納されている。相関演算器505は、相関演算を行う
ことにより、探索画像メモリ503内の画像データと参
照画像メモリ504内の参照画像データの間の相関性を
示す相関値を求める。相関値ピーク位置検出器507
は、この相関値のピーク位置、即ち、撮像画面中相関性
の最も高い位置を検出する。相関値ピーク位置検出器5
07からのピーク位置は、アドレス発生器506へフィ
ードバックされ、アドレス発生器506はピーク位置に
対応するメモリアドレスを発生して探索画像メモリ50
3及び参照画像メモリ504に供給する。従って、相関
値ピーク位置検出器507からは、常に相関値のピーク
位置が得られ、このピーク位置に基づいて撮像画面内の
所定物体を実時間で追跡することができる。
【0004】つまり、図23に示すように、相関演算器
505は、あるフレームfにおける局所画像である参照
画像(以下、参照ブロックと言う)Rと別のフレームg
における同じ大きさの局所画像である候補ブロックCと
の間の相関演算を、探索画像(以下、探索ブロックと言
う)S内で候補ブロックCの位置を変えながら繰り返
す。相関演算の結果、相関値が最大となる候補ブロック
Cの位置から両フレームf,g間での参照ブロックRの
移動量を算出することができる。このような処理を繰り
返すことにより、撮像画面内で移動する物体を追跡する
ことが可能となる。
【0005】尚、相関演算は、参照ブロックSと候補ブ
ロックCとの間の相関値をD、相関値Dが最小となる参
照ブロックRの移動量をu,v、参照ブロックR及び候
補ブロックCの大きさを夫々m画素×m画素、候補ブロ
ックCの探索ブロックS内での移動量が図23に示す如
くp,qとすると、以下の式で表される。次式中、−p
≦u、v≦qである。
【0006】
【数1】
【0007】上記の式は、2つの局所画像の差の絶対値
和を計算するので、この和が小さい程、即ち、相関値D
が小さい程、参照ブロックSと候補ブロックCとの間の
相関性が高いことになる。ところで、相関演算は計算量
が多いため、相関演算器505は並列パイプライン処理
を用いることが望ましい。図24は、従来の相関演算器
505の一例をm=4の場合について示す。同図中、P
Eは演算素子、Aは加算素子、dはフリップフロップ等
の遅延素子を夫々示す。相関演算器505は、大略遅延
素子601〜612と、演算素子621〜624,63
1〜634,641〜644,651〜654と、加算
素子661〜664とからなる。
【0008】遅延素子601〜612は、タイミングを
合わせるために設けられている。各演算素子621〜6
24,631〜634,641〜644,651〜65
4は、上記の式中、絶対値で囲まれた部分の計算を行う
もので、説明の便宜上、参照ブロックの画像データは内
部に格納されるものとする。つまり、参照ブロックの画
像データを1画素ずつ演算素子621〜624,631
〜634,641〜644,651〜654に格納した
上で、入力線600から探索ブロックの画像データを1
画素ずつ入力することで、出力線670からは相関値D
(u,v)が順次出力される。このように、m×m個
(この例では4×4=16個)の演算素子を用いること
で、撮像画面内で移動する物体を追跡する処理を高速に
行うことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の如き構
成の相関演算器を用いた従来の局所領域画像追跡装置に
は、次のような問題があった。第一に、相関演算器を構
成する演算素子の数で参照ブロックの大きさが規定され
てしまうため、使用する相関演算器によって参照ブロッ
クの大きさが固定されてしまうという問題があった。例
えば、相関演算器が256個の演算素子を有する場合、
参照ブロックの大きさは16画素×16画素に固定され
てしまう。しかし、追跡するべき画像パターンが比較的
大きな場合には、16画素×16画素の参照ブロックで
は小さすぎて良好な追跡処理を行うことができない。
又、参照ブロックの大きさを大きくするために、相関演
算器を構成する演算素子の数を増やすことは可能である
が、この場合は回路が大規模化してしまうという問題が
あった。
【0010】第二に、従来の局所領域画像追跡装置は、
白黒画像しか処理できないという問題があった。そこ
で、カラー画像を処理する方法としては、相関演算器を
3系統設け、例えば赤(R)、緑(G)及び青(B)の
信号に対して対応する系統の相関演算器で相関演算を行
い、各系統の相関演算器の出力を加算することが考えら
れるが、相関演算器を3系統設ける必要があるために回
路が大規模化してしまうという問題が生じてしまう。
【0011】第三に、16画素×16画素程度の大きさ
の参照ブロックを用いるだけで、相関演算器は256個
もの演算素子を必要とするため、1つの集積回路に相関
演算器及びアドレスカウンタやデータセレクタ等の周辺
回路を搭載する余裕はなく、周辺回路等は外付け回路と
して実装しなければならないという問題があった。この
結果、局所領域画像追跡装置全体としては、例えば複数
のプリント回路基板(ボード)からなる構成となり、装
置の小型化及び低価格化へのニーズに対応することは難
しかった。
【0012】そこで、本発明は、比較的大きな参照ブロ
ックにも対応でき、カラー画像も処理することが可能で
あり、且つ、周辺回路を含めた装置全体の回路規模を小
さくして集積化に適した構成の局所領域画像追跡装置を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、請求項1
記載の、入力画像データのうち、探索処理を施すべき探
索画像内の任意の1つの局所領域を連続的に追跡する局
所画像領域追跡装置であって、該入力画像データのう
ち、該探索画像に関する探索画像データと、該任意の1
つの局所領域に関する基準画像を構成する複数の参照画
像に関する参照画像データとの相関演算を、各参照画像
について、各参照画像の該探索画像に対する位置を動か
しながら行って複数の相関値を出力する相関演算手段
と、該相関演算手段が行う相関演算の結果出力される複
数の相関値の累積を求めることにより、等価的に該基準
画像に関する基準画像データと該探索画像データとの相
関値を出力する相関値累積手段とを備えた局所画像領域
追跡装置によって達成される。
【0014】請求項2記載の発明では、請求項1の発明
において、前記入力画像データは撮像手段又は画像記憶
手段からビデオバスを介して入力され、前記相関演算手
段及び前記相関値累積手段は相関追跡処理装置を構成
し、1つ或いは複数の相関追跡処理装置が該ビデオバス
により該撮像装置に対して並列に接続されている。
【0015】請求項3記載の発明では、請求項2の発明
において、前記1つ或いは複数の相関追跡処理装置を制
御する制御計算機を更に備え、該1つ或いは複数の相関
追跡処理装置は制御バスにより該制御計算機に対して並
列に接続されている。請求項4記載の発明では、請求項
1〜3のいずれかの発明において、前記相関値累積手段
は、前記相関演算手段から出力された前回の相関演算結
果である相関値を格納する相関値メモリと、該相関演算
手段から出力される今回の相関演算結果である相関値と
を加算して相関値の累積を求める相関値累積回路とを有
する。
【0016】請求項5記載の発明では、請求項1〜4の
いずれかの発明において、前記入力画像データはカラー
画像データからなり、同じ参照画像位置及び探索画像位
置に対して各色のカラー画像データを前記相関演算手段
に順次供給するデータ変換手段を更に備え、前記相関値
累積手段は同じ参照画像位置及び探索画像位置に対して
各色のカラー画像データについての相関値を累積する。
【0017】請求項6記載の発明では、請求項1の発明
において、少なくとも前記相関値累積手段における相関
値の累積の要否を制御するマイクロコンピュータユニッ
トを更に備え、前記相関演算手段と該相関値累積手段と
該マイクロコンピュータユニットとは単一のユニットを
構成する。
【0018】請求項8記載の発明では、請求項7の発明
において、少なくとも前記相関値累積手段における相関
値の累積の要否を制御するマイクロコンピュータユニッ
トを更に備え、前記相関演算手段と該相関値累積手段と
前記画像入出力手段と該マイクロコンピュータユニット
とは単一のユニットを構成する。請求項9記載の発明で
は、請求項1〜8のいずれかの発明において、前記基準
画像はa・m画素×b・n画素からなり、該参照画像は
m画素×n画素からなり、該探索画像はa・m画素×b
・n画素より大きく、a,b,m,nはいずれも自然数
である。
【0019】請求項8記載の発明では、請求項7の発明
において、少なくとも前記相関値累積手段における相関
値の累積の要否を制御するマイクロコンピュータユニッ
トを更に備え、前記相関演算手段と該相関値累積手段と
前記画像入出力手段と該マイクロコンピュータユニット
とは単一のユニットを構成する。
【0020】請求項1及び9記載の発明によれば、比較
的大きな参照画像にも対応でき、カラー画像も処理する
ことが可能であり、且つ、周辺回路を含めた装置全体の
回路規模を小さくして集積化に適したものとすることが
できる。請求項2及び3記載の発明によれば、複数の相
関追跡処理装置を並列に動作させることにより、高速で
追跡処理を行うことができる。
【0021】請求項4記載の発明によれば、簡単な回路
構成を用いて比較的大きな参照画像にも対応可能であ
る。請求項5記載の発明によれば、比較的簡単な回路構
成を用いて色情報を用いた追跡処理を行うことができ
る。
【0022】請求項6〜8記載の発明によれば、装置全
体をユニット化することができ、撮像装置や表示装置を
接続するだけで、簡単に、且つ、比較的安価で局所領域
画像追跡装置を実現することができる。従って、本発明
によれば、比較的大きな参照画像にも対応でき、カラー
画像も処理することが可能であり、且つ、周辺回路を含
めた装置全体の回路規模を小さくして集積化に適したも
のとすることが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
実施例を例にとって説明する。
【0024】
【実施例】図1は、本発明になる局所領域画像追跡装置
の第1実施例の概略構成を示すブロック図である。図1
中、局所領域画像追跡装置は大略カメラ等の撮像装置又
は画像記憶装置1と、画像入出力装置2と、ビデオバス
3を介して画像入出力装置2に接続された複数の相関追
跡処理装置4−1,4−2,...と、制御バス5と、
制御計算機6と、画像入出力装置2に接続された表示装
置7とからなる。つまり、複数の相関追跡処理装置4−
1,4−2,...がビデオバス3を介して画像入出力
装置2に対して並列に接続されると共に、制御バス5を
介して制御計算機6に対して並列に接続されている。相
関追跡処理装置4−1,4−2,...は、夫々同一の
構成を有する。制御計算機6は、制御バス5を介して追
跡するターゲットの位置指定、処理の結果得られた動き
ベクトルの読み出し等の行って各相関追跡処理装置4−
1,4−2,...を制御する。
【0025】尚、本実施例では、撮像装置1からの入力
画像データが画像入出力装置2に入力される構成となっ
ているが、入力画像データは、例えばビデオディスク、
磁気ディスク、CD−ROM等の記憶媒体や記憶装置か
ら画像入出力装置2に入力される構成としても良い。或
いは、画像データが通信回線を経由して伝送される構成
としても良い。又、画像入出力装置2は、たとえばアナ
ログ・ディジタル(A/D)変換器及びディジタル・ア
ナログ(D/A)変換器や圧縮画像データを復元するデ
コーダ回路等を含み、撮像装置1からの入力画像データ
を相関追跡処理装置4−1,4−2,...で処理する
のに適したデータフォーマットに変換すると共に、画像
データを表示装置7に表示するのに適したデータフォー
マットに変換する機能を有する。つまり、画像入出力装
置2は、入力画像データがカメラ等の撮像装置1からの
場合はA/D変換器でA/D変換を行い、CD−ROM
等の記憶装置からの場合はデコード回路でデコード(復
元)処理を行う。又、表示装置7に表示するべき画像デ
ータは、必要に応じてD/A変換器でD/A変換を行
う。尚、表示装置を設けずに、処理結果だけを活用する
ように構成しても良い。
【0026】図2は、図1に示す第1実施例における相
関追跡処理装置4−1の構成の一実施例を示すブロック
図である。相関追跡処理装置4−2を含む相関追跡処理
装置4−1以外の相関追跡処理装置の構成は、相関追跡
処理装置4−1と同一であるため、その図示及び説明は
省略する。
【0027】図2に示す相関追跡処理装置4−1は、大
略画像フロー制御回路71と、相関演算回路72と、制
御レジスタ73と、最小値検出回路74と、相関値累積
回路75と、相関値メモリ回路76と、画像メモリ12
−1〜12−3とからなる。画像フロー制御回路71
は、ビデオバス3を介して図1に示す画像入出力装置2
に接続されている。又、画像フロー制御回路71及び制
御レジスタ73は、夫々制御バス5を介して図1に示す
制御計算機6に接続されている。
【0028】図3は、画像フロー制御回路71の構成の
一実施例を画像メモリ12−1〜12−3及び相関演算
回路72と共に示すブロック図である。同図中、画像フ
ロー制御回路71は、セレクタ11,17,18と、ア
ドレスセレクタ15,16と、メモリ選択器19と、参
照画像アドレス発生器20と、探索画像アドレス発生器
21とからなる。本実施例では、3つの画像メモリ12
−1〜12−3を切り換えて使用することにより、毎フ
レームでの追跡処理、毎フレームでの探索画像(ブロッ
ク)入力及び任意フレーム間隔での参照画像(ブロッ
ク)の更新を可能とするものである。
【0029】セレクタ11には、ビデオバス3の画像デ
ータ信号線から得られる8ビットの入力画像データが供
給される。セレクタ11は、メモリ選択器19からの2
ビットの入力メモリ選択信号に基づいて、8ビットの入
力画像データを3つの画像メモリ12−1〜12−3の
うち選択された1つの画像メモリに供給する。
【0030】図4は、メモリ選択器19の一実施例を示
すブロック図である。同図中、メモリ選択器19は、定
数ROM31と、コンパレータ32と、フレームカウン
タ33と、ラッチ回路34と、インバータ35と、フリ
ップフロップ36と、ROM37とからなる。
【0031】定数ROM31には、予め参照ブロックを
切り換える間隔を示す定数が格納されている。他方、ビ
デオバス3のフレーム同期信号線から得られるフレーム
同期信号は、インバータ35を介してフレームカウンタ
33及びフリップフロップ36のクロック入力端子に供
給される。従って、フレームカウンタ33は、インバー
タ35からの反転フレーム同期信号をカウントして、カ
ウント値をコンパレータ32に供給する。コンパレータ
32は、定数ROM31からの定数とフレームカウンタ
33からのカウント値とを比較し、一致すると切り換え
パルスを出力する。この切り換えパルスは、参照画像メ
モリの切り換えを起動する信号であり、図3の参照画像
アドレス発生器20に供給されると共に、ラッチ回路3
4及びフリップフロップ36のクリア端子にも供給され
る。
【0032】フリップフロップ36のQバー(/Q)出
力は、そのデータ入力端子Dに供給され、Q出力は、R
OM37アドレス信号のうち1ビットとしてROM37
に供給される。ROM37には、ラッチ回路34からR
OM37のアドレス信号の残りの4ビットが供給され
る。ROM37には、予め画像メモリ12−1〜12−
3の選択に関する選択データが格納されており、5ビッ
トのアドレス信号により指定されたアドレスから読み出
された選択データは、2ビットの入力画像メモリ選択信
号と、2ビットの探索画像メモリ選択信号と、2ビット
の参照画像メモリ選択信号として出力される。入力画像
メモリ選択信号は、画像メモリ12−1〜12−3のう
ちどの画像メモリを入力画像データを格納する入力画像
メモリとして使用するかを決定する。同様に、探索画像
メモリ選択信号は、画像メモリ12−1〜12−3のう
ちどの画像メモリを探索画像データを格納する探索画像
メモリとして使用するかを決定し、参照画像メモリ選択
信号は、画像メモリ12−1〜12−3のうちどの画像
メモリを参照画像データを格納する参照画像メモリとし
て使用するかを決定する。
【0033】2ビットの入力画像メモリ選択信号と2ビ
ットの探索画像メモリ選択信号とは、ラッチ回路34を
介してROM37に上記アドレス信号の残りの4ビット
として供給される。又、2ビットの入力画像メモリ選択
信号はセレクタ11に供給され、2ビットの探索画像メ
モリ選択信号はアドレスセレクタ15及びセレクタ18
に供給され、2ビットの参照画像メモリ選択信号はアド
レスセレクタ16及びセレクタ17に供給される。
【0034】図5は、ROM37に供給される5ビット
のアドレス信号を示す図である。同図に示すように、ア
ドレス信号はビットA0〜A4からなる。ビットA0
は、フリップフロップ36からの信号に対応している。
又、ビットA1,A2は、ラッチ回路34を介して得ら
れる2ビットの探索画像メモリ選択信号に対応してお
り、ビットA3,A4は、ラッチ回路34を介して得ら
れる2ビットの入力画像メモリ選択信号に対応してい
る。ビットA0が「0」か「1」かに応じて、参照画像
メモリ以外の2つの画像メモリへ交互に画像を入力する
ように画像メモリ12−1〜12−3の切り換えが行わ
れる。
【0035】図6は、ROM37に供給される5ビット
のアドレス信号(ROMアドレス)の値と、ROMアド
レスに応じてROM37から読み出される選択データ、
即ち、2ビットの入力画像メモリ選択信号、2ビットの
探索画像メモリ選択信号及び2ビットの参照画像メモリ
選択信号の値との関係を示す図である。例えば、ROM
アドレスの値が「2」の場合、入力画像メモリ選択信号
の値が「2」、探索画像メモリ選択信号の値が「0」、
参照画像メモリ選択信号の値が「1」である。この例で
は、画像メモリ選択信号の値が「0」のときに画像メモ
リ12−1が選択され、「1」のときに画像メモリ12
−2が選択され、「2」のときに画像メモリ12−3が
選択される。従って、ROMアドレスが「2」の場合
は、画像メモリ12−3が入力画像メモリとして選択さ
れ、画像メモリ12−1が探索画像メモリとして選択さ
れ、画像メモリ12−2が参照画像メモリとして選択さ
れる。つまり、図3のセレクタ11は、入力画像メモリ
選択信号の値が「0」、「1」又は「2」であるかに応
じて画像データを画像メモリ12−1、12−2又は1
2−3に選択的に供給する。尚、図6は言うまでもなく
全ての関係を示すものではなく、一部分のみを示すもの
である。
【0036】図3のアドレスセレクタ15は、探索画像
アドレス発生器21から発生された18ビットの探索画
像アドレスを、メモリ選択器19からの探索画像メモリ
選択信号に基づいて、画像メモリ12−1〜12−3の
うち探索画像メモリとして選択された画像メモリに供給
する。又、アドレスセレクタ16は、参照画像アドレス
発生器20から発生された18ビットの参照画像アドレ
スを、メモリ選択器19からの参照画像メモリ選択信号
に基づいて、画像メモリ12−1〜12−3のうち参照
画像メモリとして選択された画像メモリに供給する。
【0037】画像メモリ12−1〜12−3から読み出
された画像データは、セレクタ17,18の各々に供給
される。上述の如く、セレクタ17にはメモリ選択器1
9からの探索画像メモリ選択信号が供給され、セレクタ
19にはメモリ選択器19からの参照画像メモリ選択信
号が供給されている。従って、セレクタ17,18は、
画像メモリ12−1〜12−3から読み出された画像デ
ータのうち、探索画像データ及び参照画像データのみを
選択して相関演算回路72に供給する。相関演算回路7
2は、相関演算処理を行って相関値を求める。相関値
は、相関演算回路72から相関値累積回路75を介して
最小値検出回路74に供給され、最小値検出回路74で
相関値の最小値が検出される。最小値検出回路74は、
最小値、即ち、ピーク位置を示す18ビットのピーク位
置アドレスを出力するので、このピーク位置アドレスに
基づいて撮像画面内の所定物体を実時間で追跡すること
ができる。尚、最小値検出回路74から出力される18
ビットのピーク位置アドレスは、後述するように制御レ
ジスタ73に格納され、制御バス5を介して制御計算機
6からリード・ライト可能である。制御計算機6により
制御レジスタ73からリードされたピーク位置アドレス
は、制御バス5を介して参照画像アドレス発生器20及
び探索画像アドレス発生器21に供給される。
【0038】図7は、探索画像アドレス発生器21の一
実施例を示すブロック図である。同図中、探索画像アド
レス発生器21は、定数ROM41,43,47,49
と、加算器42,46,48,52と、Xアドレスカウ
ンタ44と、コンパレータ45,51と、Yアドレスカ
ウンタ50とからなる。
【0039】定数ROM41には、予め9ビットのXア
ドレス最小値(オフセット値)が格納されている。加算
器42は、図3の制御バス5からの18ビットのピーク
位置アドレスのうち、画像データのXアドレスに関する
9ビットと定数ROM41から読み出された9ビットの
Xアドレス最小値とを加算して、9ビットの加算値を加
算器46に供給する。Xアドレスカウンタ44は、画像
データバス3のピクセルクロック信号線から得られるピ
クセルクロックをカウントして、9ビットのカウント値
を加算器46及びコンパレータ45に供給する。ピクセ
ルクロックは、画像データを構成する各ピクセル(画
素)に対応して発生されるクロック信号である。
【0040】他方、定数ROM43には、予めXサイズ
が9ビットで格納されている。このXサイズは、探索ブ
ロックのX方向のサイズ(大きさ)を示す。コンパレー
タ45は、定数ROM43から読み出されたXサイズと
Xアドレスカウンタ44からのカウント値とを比較し
て、一致すると一致信号を出力する。この一致信号は、
Xアドレスカウンタ44のクリア端子に供給されてこれ
をクリアすると共に、Yアドレスカウンタ50にも供給
される。
【0041】Yアドレスカウンタ50は、一致信号をカ
ウントして、9ビットのカウント値を加算器52及びコ
ンパレータ51に供給する。定数ROM47には、予め
9ビットのYアドレス最小値(オフセット値)が格納さ
れている。加算器48は、図3の制御バス5からの18
ビットのピーク位置アドレスのうち、画像データのYア
ドレスに関する9ビットと定数ROM47から読み出さ
れた9ビットのYアドレス最小値とを加算して、9ビッ
トの加算値を加算器52に供給する。定数ROM49に
は、予めYサイズが9ビットで格納されている。このY
サイズは、探索ブロックのY方向のサイズ(大きさ)を
示す。コンパレータ51は、定数ROM49から読み出
されたYサイズとYアドレスカウンタ50からのカウン
ト値とを比較して、一致すると一致信号を出力する。こ
の一致信号は、Yアドレスカウンタ50のクリア端子に
供給されてこれをクリアする。
【0042】このようにして、加算器46からは探索画
像アドレスの9ビットの下位アドレスが得られ、加算器
52からは探索画像アドレスの9ビットの上位アドレス
が得られる。加算器46,52からの合計18ビットの
探索画像アドレスは、図3のアドレスセレクタ15に供
給される。
【0043】図8は、参照画像アドレス発生器20の一
実施例を示すブロック図である。同図中、参照画像アド
レス発生器20は、ラッチ回路55と、定数ROM5
6,58,62,64と、セレクタ57,63と、Xア
ドレスカウンタ59と、コンパレータ60,66と、Y
アドレスカウンタ65と、加算器61,67とからな
る。
【0044】ラッチ回路55には、図3のメモリ選択器
19からの切り換えパルスが供給され、このラッチ回路
55の出力はセレクタ57,63に供給される。定数R
OM56には、予め9ビットのXアドレス最小値が格納
されている。又、定数ROM62には、予め9ビットの
Yアドレス最小値が格納されている。セレクタ57に
は、図3の制御バス5からの18ビットのピーク位置ア
ドレスのうち、画像データのXアドレスに関する9ビッ
トが供給される。又、セレクタ63には、制御バス5か
らの18ビットのピーク位置アドレスのうち、画像デー
タのYアドレスに関する9ビットが供給される。セレク
タ57は、定数ROM56からのXアドレス最小値とピ
ーク位置アドレス中Xアドレスとのうち一方を、ラッチ
回路55の出力に応じて加算器61へ選択出力する。セ
レクタ63は、定数ROM62からのYアドレス最小値
とピーク位置アドレス中Yアドレスとのうち一方を、ラ
ッチ回路55の出力に応じて加算器67へ選択出力す
る。
【0045】Xアドレスカウンタ59は、画像データバ
ス3のピクセルクロック信号線から得られるピクセルク
ロックをカウントして、9ビットのカウント値を加算器
61及びコンパレータ60に供給する。他方、定数RO
M58には、予めXサイズが9ビットで格納されてい
る。このXサイズは、参照ブロックのX方向のサイズ
(大きさ)を示す。コンパレータ60は、定数ROM5
8から読み出されたXサイズとXアドレスカウンタ59
からのカウント値とを比較して、一致すると一致信号を
出力する。この一致信号は、Xアドレスカウンタ59の
クリア端子に供給されてこれをクリアすると共に、Yア
ドレスカウンタ65にも供給される。
【0046】Yアドレスカウンタ65は、一致信号をカ
ウントして、9ビットのカウント値を加算器67及びコ
ンパレータ66に供給する。定数ROM64には、予め
Yサイズが9ビットで格納されている。このYサイズ
は、参照ブロックのY方向のサイズ(大きさ)を示す。
コンパレータ66は、定数ROM64から読み出された
YサイズとYアドレスカウンタ65からのカウント値と
を比較して、一致すると一致信号を出力する。この一致
信号は、Yアドレスカウンタ65のクリア端子に供給さ
れてこれをクリアする。
【0047】このようにして、加算器61からは参照画
像アドレスの9ビットの下位アドレスが得られ、加算器
67からは参照画像アドレスの9ビットの上位アドレス
が得られる。加算器61,67からの合計18ビットの
参照画像アドレスは、図3のアドレスセレクタ16に供
給される。
【0048】上記の如く、本実施例では、参照ブロック
を固定して入力画像に対して追跡処理を行う場合、参照
画像用に選択した画像メモリ以外の画像メモリの1つを
探索画像用として選択し、残りの1つを入力画像用とし
て選択する。相関演算回路72での相関演算は、入力を
完了している最新の入力画像を探索ブロックとして使用
する。又、現フレームで探索画像メモリとして使用した
画像メモリを次のフレーム以降では参照画像メモリとし
て使用することにより、参照ブロックの更新を行うこと
ができる。参照ブロックの更新直後のフレームでは、そ
の前のフレームで画像入力メモリとして使用していた画
像メモリを探索画像メモリとして使用し、前のフレーム
までは参照画像メモリとして使用していた画像メモリを
入力画像メモリとして使用する。これにより、3つの画
像メモリ12−1〜12−3を切り換えて使用すること
により、毎フレームでの追跡処理、毎フレームでの探索
ブロック入力及び任意フレーム間隔での参照ブロックの
更新を可能とするものである。
【0049】次に、図2に戻って相関演算回路72の出
力する相関値を処理する回路部分の説明をする。同図
中、相関累積回路75は、相関演算回路72の出力する
相関値と、前回の演算処理で相関演算回路72から出力
された相関値とを、後述する制御レジスタ73からの制
御信号に応じて累積(加算)する。相関演算回路72が
例えば8画素×8画素の参照ブロックに対する相関演算
を実施できるものとすると、図9に示すように4つの位
置で実施した相関演算結果を累積すれば、等価的に16
画素×16画素の参照ブロックに対する相関演算結果を
得ることができる。このように、相関演算結果に対して
同様の累積処理を複数回繰り返すことにより、8a画
素×8b画素(a,b=1,2,3,...)の参照
ブロックに対する追跡処理を行うことができる。
【0050】最小値検出回路74は、相関値累積回路7
5を介して得られる相関値の最小値(以下、最小相関値
と言う)及び動きベクトルを求め、制御レジスタ73に
格納する。制御レジスタ73は、相関値累積回路75に
おいて相関値の累積を行うか否かを示す値を有する累積
指示ビットも格納し、この累積指示ビットが上記制御信
号として相関値累積回路75に供給される。制御レジス
タ73内の情報は、制御バス5を介して制御計算機6に
よりリード・ライト可能である。相関値累積回路75
は、相関演算回路72から出力される相関値と、相関値
メモリ回路76に格納されている前回の相関値とを累積
し、その累積結果である相関値を最小値検出回路74及
び相関値メモリ回路76に供給する。相関値メモリ回路
76に供給された相関値は、相関値メモリ回路76に格
納され、次の相関値が相関演算回路72から出力されて
相関値累積回路75に供給されるとリードされて前回の
相関値として相関値累積回路75に供給される。
【0051】図10は、8画素×8画素の参照ブロック
を用いた場合の相関演算回路72の相関演算及び動きベ
クトル(u,v)を説明する図である。同図中、(a)
は8画素×8画素の参照ブロック(テンプレート)を示
し、(b)は−8〜+7の探索範囲をカバーする23画
素×23画素の探索ブロックを示し、(c)は(b)に
示す探索ブロック内で(a)に示す参照ブロックを動か
す場合の動きベクトル(u,v)と共に−8〜+7の探
索範囲を表現する16画素×16画素の相関値配列を示
す。
【0052】図11は、16画素×16画素の参照ブロ
ックを用いた場合の相関演算回路72の相関演算及び動
きベクトル(u,v)を説明する図である。同図中、
(a)は16画素×16画素の参照ブロック(テンプレ
ート)を示し、(b)は−8〜+7の探索範囲をカバー
する31画素×31画素の探索ブロックを示し、(c)
は(b)に示す探索ブロック内で(a)に示す参照ブロ
ックを動かす場合の動きベクトル(u,v)と共に−8
〜+7の探索範囲を表現する16画素×16画素の相関
値配列を示す。
【0053】次に、図2に示す相関演算回路72の相関
演算処理及び相関値累積回路75の累積処理により、8
画素×8画素の参照ブロック(テンプレート)を用いた
相関演算結果が累積されて16画素×16画素の参照ブ
ロックが等価的に実現されるメカニズムを図12〜図1
5と共に説明する。図12〜図15中、(a)は8画素
×8画素の参照ブロックを右下がりのハッチングで示
し、(b)は23画素×23画素の探索ブロックを左下
がりのハッチングで示す。
【0054】図12(a)は、相関演算回路72の1回
目の相関演算処理の際に用いられる8画素×8画素の参
照ブロックをハッチングで示し、同図(b)はこの場合
の23画素×23画素の探索ブロックをハッチングで示
す。この1回目の相関演算処理により得られる相関値に
対しては、前回の相関演算処理で求めた相関値が存在し
ないので、相関値累積回路75は制御レジスタ73から
の制御信号に応答して相関値の累積処理を行わない。
【0055】次に、相関演算回路72の2回目の相関演
算処理の際には、図13(a)にハッチングで示す8画
素×8画素の参照ブロックを用いる。同図(b)はこの
場合の23画素×23画素の探索ブロックをハッチング
で示す。この2回目の相関演算処理により得られる相関
値に対しては、1回目の相関演算処理で求めた相関値が
存在するので、相関値累積回路75は制御レジスタ73
からの制御信号に応答して相関値の累積処理を行う。
【0056】相関演算回路72の3回目の相関演算処理
の際には、図14(a)にハッチングで示す8画素×8
画素の参照ブロックを用いる。同図(b)はこの場合の
23画素×23画素の探索ブロックをハッチングで示
す。この3回目の相関演算処理により得られる相関値に
対しては、2回目の相関演算処理で求めた相関値が存在
するので、相関値累積回路75は制御レジスタ73から
の制御信号に応答して相関値の累積処理を行う。
【0057】更に、相関演算回路72の4回目の相関演
算処理の際には、図15(a)にハッチングで示す8画
素×8画素の参照ブロックを用いる。同図(b)はこの
場合の23画素×23画素の探索ブロックをハッチング
で示す。この4回目の相関演算処理により得られる相関
値に対しては、3回目の相関演算処理で求めた相関値が
存在するので、相関値累積回路75は制御レジスタ73
からの制御信号に応答して相関値の累積処理を行う。
【0058】上記の如き累積処理により、8画素×8画
素の参照ブロックを用いて16画素×16画素の参照ブ
ロックを等価的に実現できる。このように、相関演算結
果に対して同様の累積処理を複数回繰り返すことによ
り、一般的には、m画素×n画素の参照ブロックを用い
て、等価的にam画素×bn画素(a,b=1,
2,3,...)の参照ブロックに対する追跡処理を行
うことができる。
【0059】図16は、図2に示す相関値累積回路75
及び相関値メモリ回路76の構成の一実施例を示すブロ
ック図である。図16中、相関値累積回路75は、セレ
クタ751と加算器752とからなる。又、相関値メモ
リ回路76は、アドレスカウンタ761と、フリップフ
ロップ回路762と、デュアル・ポート・メモリ763
とからなる。
【0060】相関値累積回路75のセレクタ751は、
固定値「0」と、相関値メモリ回路76のデュアル・ポ
ート・メモリ763のリード端子RDからリードされた
前回の相関演算処理により得られた相関値(リードデー
タ)とを供給され、どちらか一方を図2に示す制御レジ
スタ73からの制御信号に応答して選択出力する。加算
器752は、セレクタ751からの選択出力と図2に示
す相関演算回路72の出力する相関値とを加算して、加
算結果(ライトデータ)を相関値メモリ回路76のデュ
アル・ポート・メモリ763のライト端子WDに供給す
る。又、図示は省略するが、このライトデータは図2に
示す最小値検出回路74にも供給される。相関値メモリ
回路76のアドレスカウンタ761は、ピクセルクロッ
ク等を計数することによりデュアル・ポート・メモリ7
63のライトアドレス及びリードアドレスを出力する。
アドレスカウンタ761からのライトアドレスは、タイ
ミングを例えば数ピクセルクロック分遅らせるためのフ
リップフロップ762を介してデュアル・ポート・メモ
リ763のライトアドレス端子WAに供給される。他
方、アドレスカウンタ761からのリードアドレスは、
直接デュアル・ポート・メモリ763のリードアドレス
端子RAに供給される。
【0061】次に、本発明になる局所領域画像追跡装置
の第2実施例を説明する。第2実施例の概略構成は、図
1に示すブロック図と同一であるため、その図示及び説
明は省略する。第2実施例では、相関追跡処理装置4−
1の構成が上記第1実施例の場合と異なる。図17は、
第2実施例における相関追跡処理装置4−1の一実施例
を示すブロック図である。図17中、図2と同一部分に
は同一符号を付し、その説明は省略する。
【0062】図17に示すように、本実施例では、カラ
ー画像に対する相関演算処理を可能とするために、画像
フロー制御回路71と相関値演算回路72との間にビッ
ト変換回路78が設けられている。ビット変換回路78
は、制御デジスタ73からのビット変換指示信号に基づ
いて、画像フロー制御回路71から得られるカラー画像
データに対してビット変換処理を施す。
【0063】図18は、ビット変換回路78の一実施例
を示す図である。説明の便宜上、カラー画像データが2
4ビットのRGB信号とすると、3対1セレクタ781
は、RGB信号の上位8ビット、中位8ビット及び下位
8ビットのいずれかの8ビットを図17に示す相関演算
回路72に対して選択出力する構成となっている。この
場合、相関演算回路72は、先ずR信号(Rに関する画
像データ)を選択してこのR信号に対して相関演算処理
を行う。R信号に対する相関値に対しては、相関値累積
回路75は累積処理を行わない。次に、相関演算回路7
2はG信号(Gに関する画像データ)を選択してこのG
信号に対して相関演算処理を行う。G信号に対する相関
値に対しては、相関値累積回路75においてR信号に対
する相関値を累積する。更に、相関演算回路72はB信
号(Bに関する画像データ)を選択してこのB信号に対
して相関演算処理を行う。B信号に対する相関値に対し
ては、相関値累積回路75においてR,G信号に対する
累積された相関値を累積する。このように、計3回の相
関演算処理を同じ参照画像位置及び探索画像位置に対し
て行うことにより、カラー画像内の動きに対する追跡処
理を実現することができる。
【0064】図19は、ビット変換回路78の他の実施
例を示す図である。説明の便宜上、カラー画像データが
16ビットのRGB信号で、R信号が5ビット、G信号
が6ビット、B信号が5ビットとすると、各色信号のビ
ットは8ビットデータの上位ビットとして、又、8ビッ
トに満たない分については8ビットデータの下位ビット
を「0」に固定して3対1セレクタ782に供給する。
3対1セレクタ782は、RGB信号のうちいずれかの
8ビットの色信号を図17に示す相関演算回路72に対
して選択出力する構成となっている。この場合、相関演
算回路72は、先ずR信号(Rに関する画像データ)を
選択してこのR信号に対して相関演算処理を行う。R信
号に対する相関値に対しては、相関値累積回路75は累
積処理を行わない。次に、相関演算回路72はG信号
(Gに関する画像データ)を選択してこのG信号に対し
て相関演算処理を行う。G信号に対する相関値に対して
は、相関値累積回路75においてR信号に対する相関値
を累積する。更に、相関演算回路72はB信号(Bに関
する画像データ)を選択してこのB信号に対して相関演
算処理を行う。B信号に対する相関値に対しては、相関
値累積回路75においてR,G信号に対する累積された
相関値を累積する。このように、計3回の相関演算処理
を同じ参照画像位置及び探索画像位置に対して行うこと
により、カラー画像内の動きに対する追跡処理を実現す
ることができる。
【0065】次に、本発明になる局所領域画像追跡装置
の第3実施例を、図20と共に説明する。図20は、第
3実施例の概略構成を示すブロック図であり、同図中、
図1及び2と同一部分には同一符号を付し、その説明は
省略する。本実施例では、図1に示す制御計算機6に対
応するマイクロコンピュータユニット(MCU)601
が、相関追跡処理装置401内に設けられている。この
ため、図1に示す制御バス5は設けられていない。又、
MCU601が実行するプログラムや、プログラムで用
いられるデータ等を格納するROM602が、MCU6
01に接続されている。MCU601への指示は、図示
の如く、例えばキーボード等の入力装置611よりイン
ターフェース610を介して供給される。
【0066】尚、本実施例では、相関追跡処理装置40
1は1つのユニットとして構成されている。次に、本発
明になる局所領域画像追跡装置の第4実施例を、図21
と共に説明する。図21は、第4実施例の概略構成を示
すブロック図であり、同図中、図20と同一部分には同
一符号を付し、その説明は省略する。
【0067】本実施例では、MCU601及びROM6
02に加えて、図1に示す画像入出力装置2に対応する
画像入出力回路201も相関追跡処理装置402内に設
けられている。このため、図1に示すビデオバス3は設
けられていない。本実施例でも、相関追跡処理装置40
2は1つのユニットとして構成されている。このため、
相関追跡処理装置402に入力装置611、撮像装置1
及び表示装置7を接続するだけで、簡単に、且つ、比較
的安価で局所領域画像追跡装置を実現することができ
る。
【0068】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の
変形及び改良が本発明の範囲内で可能であることは言う
までもない。
【0069】
【発明の効果】請求項1及び9記載の発明によれば、比
較的大きな参照画像にも対応でき、カラー画像も処理す
ることが可能であり、且つ、周辺回路を含めた装置全体
の回路規模を小さくして集積化に適したものとすること
ができる。
【0070】請求項2及び3記載の発明によれば、複数
の相関追跡処理装置を並列に動作させることにより、高
速で追跡処理を行うことができる。請求項4記載の発明
によれば、簡単な回路構成を用いて比較的大きな参照画
像にも対応可能である。
【0071】請求項5記載の発明によれば、比較的簡単
な回路構成を用いて色情報を用いた追跡処理を行うこと
ができる。請求項6〜8記載の発明によれば、装置全体
をユニット化することができ、撮像装置や表示装置を接
続するだけで、簡単に、且つ、比較的安価で局所領域画
像追跡装置を実現することができる。
【0072】従って、本発明によれば、比較的大きな参
照画像にも対応でき、カラー画像も処理することが可能
であり、且つ、周辺回路を含めた装置全体の回路規模を
小さくして集積化に適したものとすることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる局所領域画像追跡装置の第1実施
例の概略構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施例における相関追跡処理装置の構成の
一実施例を示すブロック図である。
【図3】画像フロー制御回路の構成の一実施例を画像メ
モリ及び相関演算回路と共に示すブロック図である。
【図4】メモリ選択器の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図5】ROMに供給される5ビットのアドレス信号を
示す図である。
【図6】ROMに供給される5ビットのアドレス信号の
値と、ROMアドレスに応じてROMから読み出される
選択データの値との関係を示す図である。
【図7】探索画像アドレス発生器の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図8】参照画像アドレス発生器の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図9】相関演算結果を累積処理を説明する図である。
【図10】8画素×8画素の参照ブロックを用いた場合
の相関演算回路の相関演算及び動きベクトル(u,v)
を説明する図である。
【図11】16画素×16画素の参照ブロックを用いた
場合の相関演算回路の相関演算及び動きベクトル(u,
v)を説明する図である。
【図12】8画素×8画素の参照ブロックを用いた相関
演算結果が累積されて16画素×16画素の参照ブロッ
クが等価的に実現されるメカニズムを説明するための図
である。
【図13】8画素×8画素の参照ブロックを用いた相関
演算結果が累積されて16画素×16画素の参照ブロッ
クが等価的に実現されるメカニズムを説明するための図
である。
【図14】8画素×8画素の参照ブロックを用いた相関
演算結果が累積されて16画素×16画素の参照ブロッ
クが等価的に実現されるメカニズムを説明するための図
である。
【図15】8画素×8画素の参照ブロックを用いた相関
演算結果が累積されて16画素×16画素の参照ブロッ
クが等価的に実現されるメカニズムを説明するための図
である。
【図16】相関値累積回路及び相関値メモリ回路の構成
の一実施例を示すブロック図である。
【図17】本発明になる局所領域画像追跡装置の第2実
施例における相関追跡処理装置の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図18】ビット変換回路の一実施例を示す図である。
【図19】ビット変換回路の他の実施例を示す図であ
る。
【図20】本発明になる局所領域画像追跡装置の第3実
施例の概略構成を示すブロック図である。
【図21】本発明になる局所領域画像追跡装置の第4実
施例の概略構成を示すブロック図である。
【図22】従来の局所領域画像追跡装置の一例の要部を
示すブロック図である。
【図23】従来例における参照ブロックと探索ブロック
との関係を説明する図である。
【図24】従来の相関演算器の一例をm=4の場合につ
いて示す図である。
【符号の説明】
1 撮像装置 2 画像入出力装置 3 ビデオバス 4−1,4−2,401,402 相関追跡処理装
置 5 制御バス 6 制御計算機 7 表示装置 12−1〜12−3 画像メモリ 71 画像フロー制御回路 72 相関演算回路 73 制御レジスタ 74 最小値検出回路 75 相関値累積回路 76 相関値メモリ回路 201 画像入出力回路 601 MCU 602 ROM 610 インターフェース 611 入力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−147477(JP,A) 特開 昭60−169986(JP,A) 特開 昭64−61879(JP,A) 局所相関演算による動きの検知と追 跡,電子情報通信学会技術研究報告,日 本,2000年 5月 5日,第100巻第44 号,pp.55−62 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 7/00 - 7/20 H04N 7/18

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像データのうち、探索処理を施す
    べき探索画像内の任意の1つの局所領域を連続的に追跡
    する局所画像領域追跡装置であって、 該入力画像データのうち、該探索画像に関する探索画像
    データと、該任意の1つの局所領域に関する基準画像を
    構成する複数の参照画像に関する参照画像データとの相
    関演算を、各参照画像について、各参照画像の該探索画
    像に対する位置を動かしながら行って複数の相関値を出
    力する相関演算手段と、 該相関演算手段が行う相関演算の結果出力される複数の
    相関値の累積を求めることにより、等価的に該基準画像
    に関する基準画像データと該探索画像データとの相関値
    を出力する相関値累積手段とを備えた、局所画像領域追
    跡装置。
  2. 【請求項2】 前記入力画像データは撮像手段又は画像
    記憶手段からビデオバスを介して入力され、前記相関演
    算手段及び前記相関値累積手段は相関追跡処理装置を構
    成し、1つ或いは複数の相関追跡処理装置が該ビデオバ
    スにより該撮像装置に対して並列に接続されている、請
    求項1記載の局所画像領域追跡装置。
  3. 【請求項3】 前記1つ或いは複数の相関追跡処理装置
    を制御する制御計算機を更に備え、該1つ或いは複数の
    相関追跡処理装置は制御バスにより該制御計算機に対し
    て並列に接続されている、請求項2記載の局所画像領域
    追跡装置。
  4. 【請求項4】 前記相関値累積手段は、前記相関演算手
    段から出力された前回の相関演算結果である相関値を格
    納する相関値メモリと、該相関演算手段から出力される
    今回の相関演算結果である相関値とを加算して相関値の
    累積を求める相関値累積回路とを有する、請求項1〜3
    のうちいずれか1項記載の局所画像領域追跡装置。
  5. 【請求項5】 前記入力画像データはカラー画像データ
    からなり、同じ参照画像位置及び探索画像位置に対して
    各色のカラー画像データを前記相関演算手段に順次供給
    するデータ変換手段を更に備え、前記相関値累積手段は
    同じ参照画像位置及び探索画像位置に対して各色のカラ
    ー画像データについての相関値を累積する、請求項1〜
    4のうちいずれか1項記載の局所画像領域追跡装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも前記相関値累積手段における
    相関値の累積の要否を制御するマイクロコンピュータユ
    ニットを更に備え、前記相関演算手段と該相関値累積手
    段と該マイクロコンピュータユニットとは単一のユニッ
    トを構成する、請求項1記載の局所画像領域追跡装置。
  7. 【請求項7】 前記入力画像データを撮像手段又は画像
    記憶手段から供給されると共に表示手段に接続される画
    像入出力手段を更に備え、前記相関演算手段と前記相関
    値累積手段と該画像入出力手段とは単一のユニットを構
    成する、請求項1記載の局所画像領域追跡装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも前記相関値累積手段における
    相関値の累積の要否を制御するマイクロコンピュータユ
    ニットを更に備え、前記相関演算手段と該相関値累積手
    段と前記画像入出力手段と該マイクロコンピュータユニ
    ットとは単一のユニットを構成する、請求項7記載の局
    所画像領域追跡装置。
  9. 【請求項9】 前記基準画像はa・m画素×b・n画素
    からなり、該参照画像はm画素×n画素からなり、該探
    索画像はa・m画素×b・n画素より大きく、a,b,
    m,nはいずれも自然数である、請求項1〜8のいずれ
    か1項記載の局所画像領域追跡装置。
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