JP3434297B2 - 改良された収納構造を有する不連続のポケット中に配置された超吸収材を含む吸収剤製品 - Google Patents

改良された収納構造を有する不連続のポケット中に配置された超吸収材を含む吸収剤製品

Info

Publication number
JP3434297B2
JP3434297B2 JP51268495A JP51268495A JP3434297B2 JP 3434297 B2 JP3434297 B2 JP 3434297B2 JP 51268495 A JP51268495 A JP 51268495A JP 51268495 A JP51268495 A JP 51268495A JP 3434297 B2 JP3434297 B2 JP 3434297B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
absorbent
absorbent product
layer
wet
carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP51268495A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09504210A (ja
Inventor
リチャード ウォーレン タンザー
フランク ポール アブート
スタンリー ロイ ケーレンバーガー
ダニエル リチャード ロークス
ブライアン キース ノートマン
ウィリアム シール ポンプルン
カール ジェラード リップル
マーク ルイス ロビンソン
ローリー フランシス サーリー
サンドラ マリー ヤーブロー
ディヴィッド ルイス ツェンカー
Original Assignee
キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド filed Critical キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド
Publication of JPH09504210A publication Critical patent/JPH09504210A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3434297B2 publication Critical patent/JP3434297B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/53Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the absorbing medium
    • A61F13/531Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the absorbing medium having a homogeneous composition through the thickness of the pad
    • A61F13/532Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the absorbing medium having a homogeneous composition through the thickness of the pad inhomogeneous in the plane of the pad
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/53Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the absorbing medium
    • A61F13/531Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the absorbing medium having a homogeneous composition through the thickness of the pad
    • A61F13/532Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the absorbing medium having a homogeneous composition through the thickness of the pad inhomogeneous in the plane of the pad
    • A61F13/5323Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the absorbing medium having a homogeneous composition through the thickness of the pad inhomogeneous in the plane of the pad having absorbent material located in discrete regions, e.g. pockets

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は吸収剤製品、特に、吸収剤身体保護(パーソ
ナルケア)製品に関する。更に特別には、本発明は一対
のキャリヤーシートの間に保持された超吸収ポリマー材
料の不連続ポケットを含む使い捨てガーメントに関す
る。
発明の背景 吸収剤製品、例えば、使い捨ておむつは吸収パッドを
有する吸収パッド集成体とパッドと共同してヒドロコロ
イド材料を保持するためのポケットとを含んでいた。例
えば、H.Karamiに1977年10月25日に発行された米国特許
第4,055,180号、及びJ.Stimaに1982年11月23日に発行さ
れた米国特許第4,360,021号を参照のこと。
吸収剤製品はまた不連続な超吸収剤粒子と不連続な浸
透性(introfying)粒子の均一な混合物を含む少なくと
も一つのポケットを有する吸収剤層を含んでいた。例え
ば、R.Eliasに1982年5月4日に発行された米国特許第
4,327,728号、及びR.Eliasに1983年5月3日に発行され
た米国特許第4,381,783号を参照のこと。
その他の吸収剤製品は、有効な吸上及び吸収剤構造内
の液体の輸送を促進するために用意された、稠密にされ
た吸上エンボスメントと少なくとも一つの一体の稠密に
された吸上層の網状構造とともに、おむつバットの上部
繊維ウェブと下部繊維ウェブの間の不連続な隔置された
領域中に用意された或る量の高度に液体吸収性の超吸収
材料を含んでいた。例えば、F.Mesekに1990年10月2日
に発行された米国特許第4,960,477号を参照のこと。上
記の吸収剤製品の如き通常の吸収剤製品は充分な性能を
示さなかった。使用された量の超吸収材料は有効に利用
されておらず、しかもその製品の使用サイクル中の超吸
収材料の収納が不十分であった。吸収される液体の吸収
率が不十分であり、しかも吸収剤製品は過度の漏出を示
した。
発明の簡単な説明 一般に言えば、本発明は第一の液体透過性キャリヤー
層と少なくとも第二キャリヤー層とを含む独特の吸収剤
製品を提供する。水感受性付着手段はキャリヤー層を一
緒に固定してそれらの実質的に付着されたゾーンと実質
的に付着されていないゾーンとを与える。実質的に付着
されていないゾーンは複数のポケット領域を与え、高吸
収性材料がポケット領域中に配置されて吸収剤ラミネー
トを与える。
本発明の吸収剤製品の種々の局面は、製品が乾燥して
いる時に、ポケットの選択されたアレイ中に高吸収性材
料を更にしっかりと位置させ、その材料を含む吸収剤構
造を提供し得る。製品が湿潤されるようになる時、本発
明の吸収剤構造は高吸収性材料の配置を更に良好に維持
することができるとともに、増大された体積の膨潤材料
を収容することができる。同時に、付着手段の水感受性
は個々のポケット領域の間の間隙チャンネルを維持する
ことを助けてポケット領域の夫々への液体の流れを促進
することができる。吸収剤構造のポケット領域中に含ま
れる高吸収性材料の量が更に有効に利用でき、またその
構造の吸収特性が改良し得る。その結果、吸収剤製品
は、多量の液体を吸収でき、かつ軽減された漏出を示す
更に薄い構造で形成し得る。その更に薄い構造は順に着
用者に改善されたフィット及び快適さを与えることがで
きる。
図面の簡単な説明 下記の詳細な説明及び添付図面が参考にされる時に、
本発明が更に充分に理解され、また更なる利点が明らか
になるであろう。
図1は本発明の充分に伸長された製品の部分切取平面
図を代表的に示す。
図2は図1に示された本発明の製品の長さ方向の断面
側面図を代表的に示す。
図3は種々の弾性体が収縮してその弾性化部分にギャ
ザーを形成した本発明の製品の斜視図を代表的に示す。
図4はトップシートの外表面にサージ層を有する本発
明の代表的な製品の実施態様の長さ方向の断面側面図を
示す。
図5は選択された分配層により用意された補充吸収体
のボディ側表面に配置された吸収剤ラミネートを有する
本発明の吸収剤構造の平面図を代表的に示す。
図6は本発明の吸収剤ラミネートの部分切取平面図を
代表的に示す。
図7は図6に示された吸収剤ラミネートの断面側面図
を代表的に示す。
図8は吸収剤ラミネートのボディ側表面に配置された
分配層を有する本発明の吸収剤構造の断面側面図を代表
的に示す。
図9は吸収剤ラミネート中にポケット領域を形成する
ためのヒートシールユニットの使用を代表的に示す。
図10は吸収剤ラミネート中にポケット領域を形成する
のに使用された押型の使用を代表的に示し、そして 図11は本発明の特別な配置を形成するのに使用された
真空ボックスの平面図を代表的に示す。
発明の詳細な説明 本発明の吸収剤構造が使い捨て吸収剤製品におけるそ
れらの使用に関して本明細書中に説明されるが、本発明
の吸収剤構造の潜在的な使用は使い捨て吸収剤製品に限
定される必要がないことが理解されるべきである。本明
細書に使用される“使い捨て吸収剤製品”という用語
は、生体排泄物を吸収し、含み、そして使用の制限され
た期間後に廃棄されることが意図されている製品を表
す。その製品は洗濯されることを意図されておらず、ま
たはそれ以外に再使用のために修復されることを意図さ
れていない。これらの製品は着用者の体に対し、または
接近して配置されて生体から排出される種々の排泄物を
吸収し、含むことができる。この説明は特におむつ製品
に関してなされるが、本発明はまたその他の使い捨ての
身体保護吸収剤製品、例えば、成人失禁ガーメント、衛
生ナプキン、幼児のトレーニングパンツ、ベッドパッド
等に適当できることが理解されるべきである。
図1及び2を参照して、おむつの如き吸収剤製品10が
その伸長された平らな状態で代表的に示され、全ての弾
性収縮及びギャザーが除去されている。吸収剤製品は図
5、6及び7に代表的に示されるように特有の吸収剤構
造を有し得る。吸収剤構造は第一の液体透過性キャリヤ
ー層98と少なくとも第二のキャリヤー層100とを含む。
水感受性接着剤102の如き水感受性付着手段がキャリヤ
ー層98及び100を一緒に固定してこれらの実質的に付着
されたゾーン104と多数の実質的に付着されていないゾ
ーン106を与える。実質的に付着されていないゾーン106
は複数のポケット領域108を与え、そして超吸収材料の
粒子の如き高吸収性材料110がポケット領域108内に配置
されて吸収剤ラミネート112を与える。
本発明の種々の配置において、吸収剤ラミネート112
をつくるのに使用される付着手段は、ラミネートが実質
的に乾燥している時にラミネートの保全性を使用可能に
維持するのに充分に強い。加えて、付着手段は、キャリ
ヤーシートが尿の如き水性液体で実質的に湿潤された時
にラミネートの保全性を一般に維持するのに充分な強さ
を有する。しかしながら、付着手段の保持強さは、高吸
収性材料が実質的な飽和まで湿潤される時に高吸収性材
料の膨潤の過度の制限を実質的に避けるのに充分に低く
し得る。更に、付着手段の強さは、高吸収性材料が水性
液体を吸収するにつれて高吸収性材料により生じた膨張
の力のもとにキャリヤー層100からのキャリヤー層98の
分離を可能にするのに充分に低い。付着手段の強さと適
当に共同して、キャリヤー層は付着手段の付着強さより
大きい破裂強さを有するように形成し得る。付着手段の
選択された保持強さ及び選択され、調節された分離は高
吸収性材料が液体の吸収中に体積の点で有効かつ効率良
く膨潤するとともに、キャリヤー層のいずれか、または
両方の破裂を実質的に避けることを可能にし得る。
図1において、その構造の部分は部分的に切り取られ
ておむつ10の構造を更に明らかに示し、また着用者と接
触するおむつの側部が見る者に面している。おむつ10の
示された実施態様は前後のウェストバンド領域12及び14
を相互接続する中間また領域16を有する。おむつの外端
は周辺18を形成し、この場合、長さ方向に延びる側端マ
ージンが20と表示され、また横方向に延びる末端マージ
ンが22と表示される。側端は曲線であり、かつおむつの
肢開口部を形成するように輪郭されることが好ましい。
末端は直線のように示されるが、必要により、曲線であ
ってもよい。おむつは横断中心線24と長さ方向の中心線
26とを更に有する。
おむつ10は液体透過性トップシート28;実質的に液体
不透過性バックシート30;トップシートとバックシート
の間に位置された吸収剤構造32の如き吸収体;肢弾性部
材34;並びにウェスト弾性部材42及び44を含む。トップ
シート28、バックシート30、吸収剤構造32、並びに弾性
部材34、42及び44は種々の公知のおむつ形態で組み立て
られてもよい。
図4及び5を参照して、本発明の吸収剤製品の種々の
局面は、尿の如き吸収された液体を貯蔵し、保持するた
めに、吸収剤ラミネート112の如き一次吸収剤部分を有
する保持部分48を含む吸収剤構造32を含み得る。また、
その保持部分は外側分配層120の如き補充吸収剤を含む
ことができ、本発明の特別な局面において、補充吸収剤
はボディ側分配層184を別途または更に含むことができ
る(図8)。
また、本発明の種々の局面はサージ処理部分46を有す
る吸収剤製品を提供することができ、この部分はトップ
シート28のボディ側表面に配置されてもよく(図2)、
またはバックシート30に面するトップシートの反対の外
側表面に配置されてもよい(図4)。本発明の任意の配
置において、サージ処理部分は多片トップシートと共同
して配置されてもよい。このようなトップシート配置
は、例えば、おむつ交差方向に沿って互いに横に隔置さ
れている二つの個々のトップシート部分と、それらの間
のブリッジに使用可能に連結されている中間サージ処理
部分とを含み得る。それにより、サージ処理部分はトッ
プシート複合集成体の中央部分を与える。
本発明による使用に適した吸収剤製品構造が、1991年
9月11日に出願され、“改良された柔らかさ及び乾燥性
を示し、液体の迅速な吸収を与えるライナーを有する吸
収剤製品”という発明の名称のD.Proxmireらの米国特許
出願第07/757,778号(代理人事件簿番号9932)、即ち、
1993年3月9日に発行された現在の米国特許第5,192,60
6号に記載されており、その開示はそれが本明細書と合
致する(反しない)程度に参考として本明細書に含まれ
る。本発明による使用に適したその他の吸収剤製品構造
がW.Hansonらの米国特許出願第07/757,760号;“液体の
迅速な吸収を有する薄い吸収剤製品”(代理人事件簿番
号9922)に記載されており、その開示はそれが本明細書
と合致する程度に参考として本明細書に含まれる。
図1〜3に代表的に示されたおむつ10の実施態様にお
いて、トップシート28及びバックシート30は一般に同時
伸長性であり、かつ吸収剤構造32の相当する寸法よりも
一般に大きい長さ寸法及び幅寸法を有する。トップシー
ト28はバックシート30と混在しており、その上に置か
れ、それによりおむつ10の周辺18を形成する。その周辺
はおむつ10の外周または端部の境界を画し、そして示さ
れた実施態様において、末端22及び長さ方向の輪郭端部
20を含む。おむつ10は、夫々、おむつ10の長さの約2%
から約10%まで、好ましくは約5%の距離に沿っておむ
つの横中心線24に向かっておむつ周辺18の横に延びる末
端22から延びている前後のウェストバンド領域12及び14
を有する。ウェストバンド領域はおむつ10の上部を含
み、これらの部分は着用された時に、着用者のウェスト
または中間以下の胴を全部または一部覆い、または包囲
する。本発明の特別な局面において、バックシート30は
前及び/または後のウェストバンド12、14を与え、これ
らは実質的に液体に対し不透過性である。本発明のその
他の局面において、バックシート30は前及び/または後
のウェストバンド12、14を与えることができ、これらは
液体及び空気の両方に対し実質的に不透過性である。
中間のまた領域16はウェストバンド領域12と14の間に
あり、これらを相互接続し、かつ着用された時に着用者
の肢の間に位置され、着用者の下の胴を覆うおむつ10の
その部分を含む。こうして、また領域16は、反復の液体
サージが典型的におむつ10またはその他の使い捨て吸収
製品中で起こる領域である。
トップシート28は、着用者の皮膚と接触する時に従順
な、柔らかい感触かつ非刺激性である体に面する表面を
与える。更に、トップシート28は保持部分48よりも親水
性でなくてもよく、かつ液体透過性であるように充分に
多孔質であり、液体をその厚さにわたって容易に浸透さ
せる。好適なトップシート28はウェブ材料、例えば、多
孔質フォーム、網状フォーム、多孔質プラスチックフィ
ルム、天然繊維(例えば、木材繊維または綿繊維)、合
成繊維(例えば、ポリエステル繊維またはポリプロピレ
ン繊維)、または天然繊維と合成繊維の組み合わせの広
い選択から製造し得る。トップシート28は典型的には吸
収剤構造32中に保持される液体から着用者の皮膚を分離
することを助けるのに使用される。
種々の織布及び不織布がトップシート28に使用し得
る。例えば、トップシートはポリオレフィン繊維のメル
トブローウェブまたはスパンボンドウェブを含んでいて
もよい。また、トップシートは天然繊維及び合成繊維を
含む結合されたカード加工されたウェブであってもよ
い。
本説明の目的のために、“不織ウェブ”という用語は
繊維の製織プロセスまたは編成プロセスの助けなしに形
成される材料のウェブを意味する。“布”という用語は
織り繊維ウェブ、編み繊維ウェブ及び不織繊維ウェブの
全てを表すのに使用される。
トップシート布は実質的に疎水性の材料を含んでいて
もよく、その疎水性の材料は必要により表面活性剤で処
理され、またはそれ以外に加工されて所望のレベルの湿
潤性及び親水性を付与し得る。本発明の特別な実施態様
において、トップシート28は約22gsmの基本重量(basis
weight)及び約0.06gm/ccの密度を有するウェブに形成
された約2.8〜3.2デニールの繊維を含む不織、スパンボ
ンドポリプロピレン布である。その布は約0.28%のトリ
トンX−102表面活性剤で表面処理される。
示された実施態様において、二つの収納フラップ62が
トップシート層28のボディ側表面に連結される。収納フ
ラップ62の好適な構造及び配置が、例えば、K.Enloeに1
987年11月3日に発行された米国特許第4,704,116号に記
載されており、その開示はそれが本発明と合致する程度
に参考として本明細書に含まれる。
示された配置において、収納フラップ62はフラップの
固定端部64に沿ってトップシート層28に付着される。夫
々の収納フラップの移動可能な端部66は弾性材料の一つ
以上の個々のストランドを含むフラップ弾性部材68を含
む。例えば、複数の弾性ストランドは空間上分離され、
一般に平行な配置で形成されてもよく、そして好適な弾
性ストランドは、例えば、470デシテックスリクラ(dec
itex Lycra)エラストマーを含むことができる。弾性部
材68は、その弾性成分の収縮がギャザーを形成し、収納
フラップの端部を短くするような弾性収縮可能な状態で
収納フラップの移動可能な端部に連結される。その結
果、夫々の収納フラップの移動可能な端部は特におむつ
のまた部分中で一般に上向きかつほぼ垂直の配置に向か
ってトップシート28のボディ側表面及び/またはサージ
処理部分46から隔置された関係でそれ自体で位置する傾
向がある。収納フラップはトップシート28を構成する材
料と同じであり、またはそれとは異なる材料からつくら
れていてもよい。任意の実施態様において、収納フラッ
プはサージ処理部分46を構成する材料と同じであり、ま
たはそれとは異なる材料からつくられていてもよい。収
納フラップは空気透過性、液体透過性、実質的に液体不
透過性またはこれらの組み合わせである材料を含んでい
てもよい。
バックシート30は液体透過性材料を含んでいてもよい
が、液体に対し実質的に不透過性であるように形成され
ている材料を含むことが好ましい。例えば、典型的なバ
ックシートは薄いプラスチックフィルム、またはその他
の可撓性の液体不透過性材料から製造し得る。本明細書
に使用される“可撓性”という用語は、従順であり、か
つ着用者の体の一般的な形状及び輪郭に容易に合致する
材料を表す。バックシート30は吸収剤構造32中に含まれ
る排泄物がおむつ10と接触するベッドシート及びオーバ
ーガーメントの如き製品を濡らすことから防止する。バ
ックシートは材料の単体層であってもよく、または並ん
で組み立てられ、または積層された多成分を含む複合材
料層であってもよい。
バックシート30の示された実施態様は、おむつのウェ
ストバンド部分12及び14で横に延びる突出耳部分を含
む。これらの耳部分はバックシート30のまた部分と強力
して着用者の肢のまわりの位置決めのための肢開口部領
域を使用可能に与える。
本発明の特別な実施態様において、バックシート30は
約0.012mm〜約0.051mmの厚さを有するポリエチレンフィ
ルムである。示された実施態様において、バックシート
は約0.032mmの厚さを有するフィルムである。バックシ
ートの別の構造は、吸収体に隣接し、または接近してい
る選択された領域に所望のレベルの液体不透過性を付与
するように完全に、もしくは部分的につくられ、または
処理された織り繊維ウェブ層または不織繊維ウェブ層を
含んでいてもよい。
本発明の特別な局面において、実質的に液体不透過性
のバックシート材料の末端は、バックシート部材の前ま
たは後のウェストバンド端部と実質的に端と端で接して
いる位置まで延びる。示された実施態様において、例え
ば、バックシート30を構成するポリマーフィルムはバッ
クシートの前または後のウェストバンド端部と実質的に
端と端で接している位置まで延びる。
バックシート30は典型的には製品の外部カバーを与え
る。必要により、製品バックシートは、外部カバー層に
加えて、外部カバー層と吸収剤構造の間に置かれていて
もよい一つ以上の別の層を含んでいてもよい。
バックシート30は必要により微小多孔質の“通気性”
材料を含んでいてもよく、この材料は水蒸気を吸収剤構
造32から逃がすとともに液体排泄物がバックシートを通
過することを依然として防止する。例えば、通気性バッ
クシートは所望のレベルの液体不透過性を付与するよう
に被覆され、またはそれ以外に処理された微小多孔質ポ
リマーフィルムまたは不織布を含んでいてもよい。例え
ば、好適な微小多孔質フィルムはPMP−1材料(これは
日本、東京にオフィスを有する会社である三井東圧
(株)から入手し得る)、またはミネソタ州、ミネアポ
リスの3M社から入手し得るXKO−8044ポリオレフィンフ
ィルムである。また、バックシートは型押され、または
それ以外にマット仕上げを施されて更に美観上好ましい
外観を示し得る。
バックシート30のサイズ及び形状は典型的には吸収剤
構造32のサイズ及び選択された正確なおむつ設計により
決められる。おむつ10は、例えば、一般にT形、一般に
I形または改良された砂時計形を有してもよく、また夫
々、前及び/または後の耳部分38及び40を形成すること
ができる。バックシートは選択された距離、例えば、約
1.3cm〜20.3cm(約0.5〜8インチ)の範囲内の距離だけ
吸収剤構造32の末端を越えて延びてもよい。
トップシート28及びバックシート30は使用可能な方法
で連結されており、またはそれ以外に一緒に関連してい
る。本明細書に使用される“関連している”という用語
は、トップシート28をバックシート30に直接に固定する
ことによりトップシート28がバックシート30に直接に接
合されている配置、及びトップシート28を中間部材に固
定し、順にこれをバックシート30に固定することにより
トップシート28がバックシート30に接合されている配置
を包含する。トップシート28及びバックシート30は付着
手段(図示されていない)、例えば、接着剤、音波結
合、熱結合または当業界で知られているあらゆるその他
の付着手段によりおむつ周辺18で互いに直接に固定し得
る。例えば、接着剤の均一な連続層、接着剤のパターン
化層、接着剤の噴霧パターンまたは構造接着剤の別個の
ライン、スワールもしくはスポットのアレイがトップシ
ート28をバックシート30に固定するのに使用し得る。上
記の付着手段はまた製品のその他の構成部品を一緒に相
互連結し、組み立てるのに使用されてもよい。
テープタブファスナー36の如き締結装置が典型的にお
むつ10の後ウェストバンド領域14の横の側端部で適用さ
れておむつを通常の方法で着用者に保持するための機構
を与える。テープタブファスナー36は当業界で公知のフ
ァスナーのいずれであってもよく、典型的にはおむつ10
の隅部に適用される。好適な接着テープファスナーがY.
Huangらに1992年9月15日に発行された米国特許第5,14
7,347号(代理人事件簿番号9871)に記載されており、
その開示はそれが本発明と合致する程度に参考として本
明細書に含まれる。
弾性部材34、42及び44はおむつ10の隣接周辺18に配置
される。夫々の側端部領域20に沿って、肢弾性部材34が
配置されておむつ10を着用者の肢に対し取り出したり、
また保持したりする。ウェスト弾性部材、例えば、後ウ
ェスト弾性体42はまたおむつ10の末端22のいずれか、ま
たは両方に隣接して配置されて弾性化ウェストバンドを
与え得る。
弾性部材は弾性収縮可能な状態でおむつ10に固定さ
れ、その結果、通常の歪下の配置において、弾性部材は
おむつ10に対し有効に収縮する。弾性部材は少なくとも
二つの方法で弾性収縮可能な状態で固定でき、例えば、
弾性部材は、おむつ10が収縮されていない状態である間
に伸長され、固定されてもよい。また、おむつ10は、例
えば、プリーティングにより収縮されてもよく、そして
弾性部材がそれらの弛緩状態または未伸長状態にある間
に弾性部材がおむつ10に固定され、連結されてもよい。
更にその他の手段、例えば、熱収縮性弾性材料がガーメ
ントにギャザーを形成するのに使用し得る。
図1に示された実施態様において、肢弾性部材34は実
質的におむつ10のまた領域16の完全長に沿って延びる。
また、弾性部材34はおむつ10の全長、または特別なおむ
つ設計に所望される弾性収縮可能なラインの配置を与え
るのに好適なあらゆるその他の長さだけ延びてもよい。
弾性部材34、42及び44は多数の配置のいずれかを有し
てもよい。例えば、個々の弾性部材34の幅は0.25mm(0.
01インチ)から25mm(1.0インチ)以上まで変化されて
もよい。弾性部材は弾性材料の単一ストランドを含んで
もよく、または弾性材料の幾つかの平行ストランドまた
は非平行ストランドを含んでもよく、または直線配置も
しくは曲線配置で適用されてもよい。ストランドが非平
行である場合、ストランドの二つ以上が弾性部材内で交
差してもよく、またはそれ以外に相互連結していてもよ
い。弾性部材は当業界で知られている幾つかの方法のい
ずれかでおむつに固定し得る。例えば、弾性部材は超音
波結合され、種々の結合パターンを使用して、熱及び加
圧シールされ、またはホットメルト接着剤の噴霧パター
ンもしくはスワールパターンによりおむつ10に接着結合
されてもよい。本発明の種々の配置はトップシート28の
最も内側のボディ側表面に配置された弾性部材を有して
もよい。また、弾性部材はトップシート28とバックシー
ト30の間に置かれてもよい。
本発明の代表的に示された実施態様において、示され
た肢弾性部材34は、複数の個々の弾性ストランド39を含
む弾性体の一群の組が付着されているキャリヤーシート
37を含んでもよい。弾性ストランドは交差もしくは相互
連結されてもよく、または互いに完全に分離されていて
もよい。示されたキャリヤーシートは、例えば、型押さ
れていないポリプロピレン材料の0.002cmの厚さのフィ
ルムを含んでいてもよい。示された弾性ストランドは、
例えば、デラウェア州ウィルミントンにビジネスオフィ
スのあるデュポンから入手し得るリクラ(商標)エラス
トマーを含むことができる。夫々の弾性ストランドは典
型的には約620〜1050デシテックス(dtx)の範囲内であ
り、また三つのストランドが夫々の弾性化肢バンドに使
用される本発明の実施態様において約940dtxであっても
よい。
肢弾性体34は一般に直線であってもよく、または必要
により湾曲していてもよい。例えば、湾曲弾性体はおむ
つの長さ方向の中心線に向かって内向きに曲がっていて
もよく、湾曲弾性ストランドの組の最も内側の位置(ま
たは製品の交差方向に対し、先端)が弾性ストランドの
組の最も外側の端部から内側に約1.9〜3.8cm(約0.75〜
1.5インチ)に位置される。特別な配置において、弾性
体の湾曲はおむつの横中心線に対し対称的に形成または
位置決めされなくてもよい。図1に代表的に示されるよ
うに、湾曲弾性体は湾曲の内側に曲げられ、また外側に
曲げられたそり返った型を有してもよく、また弾性体の
長さ方向の中心はおむつの前または後のウェストバンド
のいずれかに向かって約0〜8cmの範囲内の選択された
距離だけずらされていてもよく、所望のフィット及び外
観を与える。本発明の特別な実施態様において、湾曲弾
性体の組の最も内側の位置(先端)はおむつの前または
後のウェストバンドに向かって約0〜12cmずらされてい
てもよく、また外側に曲げられたそり返った部分はおむ
つの前ウェストバンドに向かって位置し得る。
本発明の示された実施態様は、おむつ10の後ウェスト
バンド部分14に配置された第一ウェスト弾性部材42と、
前ウェストバンド部分12に配置された第二ウェスト弾性
部材44とを含む。しかしながら、本発明の任意の配置
は、おむつの前ウェストバンドまたは後ウェストバンド
のいずれかに配置された単一のウェスト弾性部材のみを
含んでいてもよい。例えば、おむつは後おむつウェスト
バンドに沿って配置された唯一のウェスト弾性部材を含
んでいてもよい。ウェスト弾性体42はバックシート30に
より与えられた後末端マージン22中に位置されてもよ
く、また示されたファスナータブ36の対と実質的に共直
線の交差方向の配置で配置し得る。
ウェスト弾性部材は、製品幅92の約20〜80%の範囲内
である横に延びる交差方向の幅寸法を有し得る。また、
ウェスト弾性体幅寸法は製品幅92の約25〜60%の範囲内
であり、また必要により、製品幅の約40〜50%の範囲内
である。本発明の特別な局面において、ウェスト弾性体
42及び/または44は約5〜33cmの範囲内の交差方向の幅
寸法を有し得る。また、ウェスト弾性体の交差方向の幅
寸法は約10〜20cmの範囲内であり、また必要により、約
12〜16cmの範囲内である。
また、ウェスト弾性部材42または44は約1〜10cmの範
囲内である長さ方向に延びる長さ寸法を有し得る。ま
た、ウェスト弾性体の長さ寸法は約2〜8cmの範囲内で
あり、必要により、約2.5〜5cmの範囲内である。
ウェスト弾性体42及び44の如き弾性部材は弾性の布状
不織繊維材料、例えば、弾性延伸結合ラミネート(SB
L)ウェブまたは弾性メルトブローウェブを含むことが
できる。弾性部材を形成するのに適したメルトブロー弾
性繊維ウェブの例がT.Wisneskiらに1987年5月5日に発
行された米国特許第4,663,220号に記載されており、そ
の開示はそれがこの説明と合致する程度に参考として本
明細書に含まれる。繊維弾性層に固定された不織繊維布
の少なくとも一つの層を含む複合材料布の例が1987年4
月8日に公開された欧州特許出願第0110010号(発明者
としてJ.Taylorらがリストされている)に記載されてお
り、その開示はそれがこの説明と合致する程度に参考と
して本明細書に含まれる。複合材料不織布は普通延伸結
合ラミネートと称される。
本発明の更に別の局面において、弾性部材、例えば、
ウェブ弾性体42及び44は一つ以上の不織繊維層に固定さ
れた弾性材料の個々の不連続ストリップを含む弾性の伸
長可能な複合材料ウェブを含むことができる。このよう
な複合材料ウェブは、例えば、ストリップの選択された
パターンで配置され、好適には不織スパンボンド繊維材
料の二つの層の間にサンドイッチにされ、付着された弾
性メルトブロー材料を含んでいてもよい。また、その複
合材料ウェブは不織繊維層に、または二つの不織層の間
に使用可能に固定された個々の弾性ストリップの選択さ
れたパターンを含んでいてもよい。その弾性ストリップ
は、例えば、熱可塑性の溶融押出可能な材料を含んでい
てもよい。好適なエラストマー材料の例として、ポリエ
ーテル−ポリアミドブロックコポリマー、ポリウレタ
ン、合成線状A−B−Aブロックコポリマー及びA−B
ブロックコポリマー、塩素化ゴム/EVA(エチレン−酢酸
ビニル)ブレンド、EPDM(エチレン−プロピレンジエン
モノマー)ゴム、EPM(エチレン−プロピレンモノマ
ー)ゴム、EPDM/EPM/EVAのブレンド、等が挙げられる。
吸収剤構造32の如き吸収体はトップシート28とバック
シート30の間に位置されておむつ10を形成する。吸収体
は一般に圧縮可能な、整合した、着用者の皮膚に非刺激
性である構造を有する。本発明の目的のために、吸収剤
構造は材料の単一の一体の片を含んでいてもよく、また
は一緒に使用可能に組み立てられる材料の複数の個々の
別個の片を含んでいてもよいことが理解されるべきであ
る。吸収剤構造が材料の単一の実質的に一体の片を含む
場合、その材料はその選択された空間領域に形成された
所望の構造上の特徴を含み得る。吸収剤構造が多数の片
を含む場合、これらの片は不連続層として、またはその
他の層にされていない形状及び配置として形成されても
よい。更に、個々の片は製品の要件に応じて同時伸長性
または非同時伸長性であってもよい。しかしながら、個
々の片の夫々は吸収剤構造の少なくとも一つのその他の
隣接片とのその境界の少なくとも一部に沿って使用可能
に緊密に接触して配置されることが好ましい。また、夫
々の片は好適な結合及び/または繊維からみ合い機構、
例えば、超音波結合もしくは接着結合、または機械的ニ
ードリングもしくは油圧ニードリングにより吸収剤構造
の隣接部分に連結される。
吸収剤構造32は液体の生体排泄物を吸収、保持できる
保持部分48を含む。図5により示された実施態様におい
て、例えば、保持部分48は分配層120が補充されている
吸収剤ラミネート112を含むことができる。
吸収剤構造32は後部分51と前部分49とを含み、そして
液体獲得、標的ゾーン53を与える。吸収剤構造は特にそ
の側端部に沿って輪郭の曲線周辺を有する。二つの一般
に鏡像の内側に曲げられた横端部は着用者のまたに位置
決めするのに適した更に狭い中間部分を与える。
吸収剤構造32の代表的に示された実施態様において、
前部分49は夫々二つの横に隔置された耳領域50及び52と
中央領域54とを含む三つの領域に概念上分けられる。
耳領域50及び52は一般に吸収剤構造の横側端部から長
さ方向の中心線58に向かって収剤構造32の全幅の1/10〜
1/3の距離だけ延びて、中央領域54に連結する部分を含
む。おむつが着用される場合、耳領域は一般に着用者の
ウェスト及び胴にかみ合うように形成され、中央領域54
は一般に着用者のウェスト及び胴の中央部分にかみ合う
ように形成される。
減少された嵩または低減されたコストが重要であり得
る吸収剤製品に関して、サージ処理部分及び保持部分は
ガーメントの全体の総合の形状にわたって延びる必要は
ない。本発明の示された局面において、例えば、吸収剤
構造32は製品長さ90の約90%以下である長さ94を有する
保持部分48を含むことができる。また、保持部分は製品
長さ90の約80%以下である長さ94を有し、必要により、
製品長さの約70%以下である長さを有して所望の利益を
更に良く与える。本発明の特別な局面において、保持部
分は製品長さ90の約40%以上である長さ94を有する。ま
た、保持部分は製品長さ90の約50%以上である長さ94を
有し、必要により、製品長さの約60%以上である長さを
有して所望の性能を更に良く与える。
本発明の特別な局面において、保持部分48はバックシ
ート30の長さに沿って非対称的に配置でき、保持部分長
さ94の少なくとも約45%はバックシート30の前半分の部
分中に配置できる。また、保持部分長さの少なくとも約
55%はバックシート30の前半分の部分中に配置され、必
要により、保持部分長さの少なくとも約65%はバックシ
ートの前半分の部分中に配置されて所望の特性を与え
る。
本発明のその他の局面において、保持部分の選択され
た領域、例えば、分配層120は、保持部分48の長さより
も約50%以下だけ大きい長さ69を有する液体透過性ラッ
プシート層70を含むことができる。また、ラップシート
長さ69は保持部分48の長さよりも約25%以下だけ大き
く、必要により、保持部分の長さよりも約10%以下だけ
大きくて所望の利益を与える。
保持部分48はラップシート70の長さに沿って非対称的
に配置でき、保持部分の重量の少なくとも約55%はラッ
プシート70の前半分の部分中に配置できる。また、保持
部分の少なくとも約65重量%はラップシート70の前半分
の部分中に配置され、必要により、保持部分長さの少な
くとも約75重量%はラップシートの前半分の部分中に配
置される。
吸収剤構造32は多種の材料から多種のサイズ及び形状
(例えば、矩形、台形、T字形、I字形、砂時計形、
等)で製造し得る。吸収剤構造32のサイズ及び吸収能は
目的とされる着用者のサイズ及び吸収剤製品の目的とさ
れる使用により付与される液体負荷と適合性であるべき
である。更に、吸収剤構造32のサイズ及び吸収能は乳児
から成人までの範囲の着用者に適合するように変化し得
る。加えて、本発明によれば、夫々のサージ処理部分46
及び保持部分48の密度及び/または基本重量、並びにそ
れらの相対比は変化し得ることがわかった。
本発明の特別な局面において、吸収剤構造は少なくと
も約100gの食塩水の吸収能を有する。必要により、吸収
能は少なくとも約200gの食塩水であり得る。また、吸収
剤構造は少なくとも約300gの食塩水の吸収能を有し、必
要により、少なくとも約400gの食塩水の吸収能を有して
改良された性能を与える。
種々の型の湿潤性の親水性繊維材料が吸収剤構造32の
構成部品を形成するのに使用し得る。好適な繊維の例と
して、固有の湿潤性材料を含む天然産有機繊維、例え
ば、セルロース繊維;セルロースまたはセルロース誘導
体を含む合成繊維、例えば、レーヨン繊維;本来湿潤性
の材料を含む無機繊維、例えば、ガラス繊維;本来湿潤
性の熱可塑性ポリマーからつくられた合成繊維、例え
ば、特別なポリエステル繊維またはポリアミド繊維;並
びに非湿潤性の熱可塑性ポリマーを含む合成繊維、例え
ば、ポリプロピレン繊維(これらは適当な手段により親
水性にされていた)が挙げられる。これらの繊維は、例
えば、シリカによる処理、適当な親水性部分を有し、か
つ繊維から容易に除去できない材料による処理により、
または非湿潤性の疎水性繊維を繊維の形成中または形成
後に親水性ポリマーで外装することにより親水性にし得
る。本発明の目的のために、上記の種々の型の繊維の選
択されたブレンドがまた使用し得ることが意図されてい
る。
本明細書に使用される“親水性”という用語は繊維と
接触する水性液体により湿潤される繊維または繊維の表
面を記載する。材料の湿潤の程度は、順に、関与する液
体と材料の接触角及び表面張力に関して記載し得る。サ
ージ処理部分46に使用される特別な繊維材料または繊維
材料のブレンドの湿潤性を測定するのに適した装置及び
技術はカーンSFA−222表面力分析装置系により提供し得
る。この系により測定される場合、90゜未満の接触角を
有する繊維が“湿潤性”と称され、一方、90゜より大き
い接触角を有する繊維が“非湿潤性”と称される。
図5〜7に代表的に示されるように、保持部分48の少
なくとも一部が標的ゾーン53中に位置され、そして吸収
剤構造32の境界を実質的に形成するように形成し得る。
更に特別には、保持部分は第一の液体透過性キャリヤー
層98と少なくとも第二のキャリヤー層100とを含むこと
ができる。水感受性付着手段、例えば、水感受性接着剤
102を含む機構が、キャリヤー層98と100を一緒に固定し
てそれらの実質的に付着されたゾーン104と多数の実質
的に付着されていないゾーン106とを与える。実質的に
付着されていないゾーン106は複数のポケット領域108を
与え、そして超吸収材料の粒子の如き高吸収性材料110
がポケット108内に配置されて吸収剤ラミネート112を与
える。
種々の技術が吸収剤ラミネート112をつくるのに使用
し得る。例えば、選択された量の粒状超吸収材量がキャ
リヤー層100の前もって決められたポケット位置で凝離
されてもよく、そして通常の技術を使用して、接着剤10
2が一般化されたパターンまたは特定の局在化パターン
でキャリヤー層98に噴霧され、またはそれ以外に適用さ
れてもよい。次いでキャリヤー層98はキャリヤー層100
の上に積層されてそれらの間に凝離された量の超吸収性
粒子をサンドイッチにし得る。二つのキャリヤー層は個
々のポケット間の間隙領域及びポケット位置のパターン
の外周付近のマージン領域で互いに付着し得る。ポケッ
ト位置のパターンは所望のポケットアレイを形成し、そ
して全集成体が使用可能な吸収剤ラミネート112を与え
ることができる。
キャリヤー層98は湿潤性または非湿潤性の材料を含ん
でいてもよく、また示された実施態様において、湿潤性
繊維ウェブを含む。好適な繊維ウェブは油圧ニードリン
グされた不織パルプ繊維ウェブ、セルロースティシュを
含むウェブ、メルトブローされた繊維を含むウェブ等に
より提供し得る。
キャリヤー層98を含む繊維ウェブは約5〜400gsm(グ
ラム/平方メートル)の範囲内の基本重量を有すること
ができ、約5〜100gsmの範囲内の基本重量を有すること
ができることが望ましい。また、基本重量は約10〜50gs
mの範囲内であってもよく、必要により、約10〜30gsmの
範囲内であり、所望の利益を与えることができる。キャ
リヤー層98が繊維合成ポリマーウェブ、例えば、メルト
ブローされたウェブを含む場合、繊維はポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリエステル、レーヨン、ヒドロフィ
ル(商標)、等を含んでいてもよい。
第二キャリヤー層100は、第一キャリヤー層98を構成
する材料と同じであり、または異なる材料を含んでいて
もよい。第二キャリヤー層100は液体透過性または実質
的に液体不透過性であってもよく、示された実施態様に
おいて、液体透過性である。加えて、示された実施態様
における第二キャリヤー層100は湿潤性繊維ウェブを含
むが、非湿潤性繊維ウェブを含んでいてもよい。
本発明の種々の配置において、キャリヤー層は着色さ
れていてもよく、またはそれ以外に視覚上強調されてい
てもよく美観上の利点を与え得る。例えば、吸収剤ラミ
ネートのポケット領域にあるキャリヤー層材料の部分が
着色されて吸収剤構造の特有の局面の存在または性能に
関する視覚上の指示を与え得る。
示された実施態様において、第一キャリヤー層98は吸
収剤ラミネート112のボディ側に向かって配置され、そ
して選択されたレベルの湿潤強度及び約22gsmの基本重
量を有する湿潤性の液体透過性セルロースティシュを含
む。同様に、第二キャリヤー層100(これは吸収剤ラミ
ネート112の外側に向かって配置される)は選択された
レベルの湿潤強度及び約17gsmの基本重量を有する湿潤
性の液体透過性セルロースティシュを含む。
付着されたゾーン104に沿ってキャリヤー層98と100を
一緒に固定するための水感受性付着手段は機械的結合、
例えば、縫合、ニードリング等、並びに水感受性熱結
合、水素結合、接着結合等を含んでもよい。示された実
施態様において、例えば、水感受性キャリヤー付着手段
は水感受性接着剤102の選択されたパターンを含む。種
々の型の水感受性接着剤が本発明に使用するために形成
し得る。好適な接着剤として、例えば、ナショナル・ス
ターチ70−3998シクロフレックス(ビニルモノマー、ポ
リアルキレンオキサイドポリマー及びポリエチレンオキ
サイドの一部を含むグラフトコポリマーを含むホットメ
ルト接着剤)、ナショナル・スターチ33−2058(ポリ酢
酸ビニルをベースとするラテックス)、等が挙げられ
る。ナショナル・スターチ接着剤はニュージャージー、
ブリッジウォーターにビジネスオフィスのあるナショナ
ル・スターチ・アンド・ケミカル社から入手し得る。
この説明の目的のために、水感受性付着手段という用
語は、付着系が実質的に乾燥うしている時またその系が
湿潤している時に付着系の強さがキャリヤー層98と100
を一緒に充分に保持するのに充分に大きい付着系を表
す。加えて、付着系の湿潤強度は液体の吸収中に高吸収
性材料の膨潤膨張を過度に妨害しないように充分に低く
される。付着系の湿潤強度は、高吸収性材料が尿の如き
水性液体に露出される時に高吸収性材料の膨潤により付
与される分離力より小さい。加えて、水感受性付着系
は、キャリヤー層が湿潤される時にキャリヤー層のいず
れかまたは両方を形成する材料を過度に引き裂かないで
水感受性付着手段を離層するのに必要とされる負荷より
小さい適用負荷で剥離するように形成される。また、水
感受性付着系は、キャリヤー層が湿潤される時にキャリ
ヤー層のいずれかまたは両方を形成する材料を過度に破
裂するのに必要とされる負荷より小さい適用負荷で剥離
するように形成される。典型的には、適用負荷は、高吸
収性材料が液体を吸収し、膨潤する時にその膨張してい
る高吸収性材料により与えられる圧力により生じる一般
の引張負荷である。キャリヤーシート98及び100の如き
適当な付着系成分は、この圧力に耐え、かつ破裂または
引き裂きを実質的に避けるのに充分に強いようにつくら
れ、配置される。
本発明のその他の局面において、付着系の固定強さは
0より大きく、また付着系が湿潤される時に少なくとも
約0.05N/cmであることが望ましい。本発明の特別な局面
において、付着系の強さは水性液体の存在に応じて変化
するように調節し得る。更に特別には、付着系の付着強
さは、それが水性液体と接触される時に実質的に乾燥う
した付着系の付着強さより小さいようにし得る。付着強
さの相対的な低下は、例えば、キャリヤー層の間の相互
連結の機構の破壊により生じ得る。例えば、付着手段が
接着結合を含む場合、接着剤の結合強さは水分への選択
された露出後に低下するようにされてもよく、それによ
り所望の程度の水感受性を与え得る。また、付着手段の
水感受性はキャリヤー層のいずれかまたは両方を形成す
る材料の強さの破壊により生じ得る。例えば、キャリヤ
ー層が湿潤強度のあるセルロースティシュを含む場合、
湿潤された時のティシュの強さはその固定からその他の
キャリヤー層への使用可能な剥離を可能にするレベルに
低下するようにし得る。キャリヤー層がメルトブローさ
れた繊維を含む場合、メルトブローされた層はその固定
からその他のキャリヤー層への使用可能な剥離を可能に
するレベルに低下する湿潤強度を有するようにつくられ
てもよい。メルトブローされたウェブの低下された湿潤
強度は、例えば、ウェブ材料の組成を調製し、ウェブの
繊維間構造を調製することにより与えられてもよい。必
要により、付着手段の水感受性はキャリヤー層間の相互
連結の機構の破壊とキャリヤー層のいずれかまたは両方
を形成する材料の強度の破壊の組み合わせにより生じ得
る。
本発明の種々の形態において、吸収剤ラミネート112
の結合された付着ゾーン104は夫々ポケット内に高吸収
性材料を分離し、含むのに充分な保全性でつくられる。
キャリヤー98と100の間の固定強さは、吸収剤ラミネー
トが実質的に乾燥している時に少なくとも約0.05N/cmの
ピーク力である。また、乾燥固定強さは少なくとも約0.
08N/cmであり、必要により少なくとも約0.1N/cmであ
り、所望の利益を与える。
吸収剤ラミネート112が湿潤している時、付着ゾーン1
04に沿ったキャリヤー層98と100の間の固定強さは吸収
剤ラミネートの全般の保全性を維持するのに充分である
ようにつくられる。本発明の特別な局面において、湿潤
個体強さは約0.04N/cm以上のピーク力である。また、湿
潤固定強さは約0.07N/cm以上であり、必要により、約0.
09N/cm以上であり、所望の利益を与える。
本発明の所望の形態において、キャリヤー層98と100
の間の湿潤固定強さは、高吸収性材料が尿の如き液体を
吸収している時に高吸収性材料の膨潤及び膨張を過度に
制限しないようにされる。本発明の特別な局面は、キャ
リヤー層98と100の間の湿潤固定強さが約5N/cm以下のピ
ーク力であるようにし得る。また、湿潤固定強さは約2N
/cm以下であり、必要により、約1N/cm以下であり、所望
の性能を与える。
本発明の目的のために、付着手段の乾燥または湿潤固
定強さを測定するのに適した技術は1993年1月15日に許
可された接着剤の剥離抵抗に関するASTM規格試験方法
(“T剥離試験);名称:D1876−93であり、これが下記
の実施例の部分に詳しく記載される。
本発明の更に別の局面において、吸収剤ラミネート11
2内の高吸収性材料の飽和された膨張及び膨潤は高吸収
性材料の飽和された自由膨潤体積の少なくとも約90%で
ある。また、吸収剤ラミネート内の高吸収性材料の飽和
された膨張は高吸収性材料の飽和された自由膨潤体積の
少なくとも約95%であり、必要により、少なくとも約97
%であり、改良された性能を与える。
吸収剤ラミネート内の高吸収性材料の飽和された自由
膨潤体積を測定するのに適した技術は下記の実施例の部
分に詳しく記載される自由膨潤操作である。
吸収剤ラミネート内の高吸収性材料の飽和された膨
張、膨潤を測定するのに適した技術は下記の実施例の部
分に詳しく記載されるラミネート膨潤操作である。
本発明の種々の局面において、キャリヤー層98及び10
0は、キャリヤー層の間の湿潤固定の実質的な解放の前
に膨張している高吸収性材料110により生じた圧力に耐
えるのに充分な湿潤強度で形成し得る。その結果、湿潤
キャリヤー層は、高吸収性材料が液体を吸収し、膨潤す
るにつれて、実質的に裂けないで充分な保全性を維持し
得る。本発明の特別な局面は、いずれかまたは両方が少
なくとも約0.08N/cmのピーク湿潤破裂強さを有する材料
を含むキャリヤー層を含むことができる。また、キャリ
ヤー層材料は少なくとも約0.10N/cmの破裂強さを有する
ことができ、必要により、少なくとも約0.12N/cmの破裂
強さを有して改良された性能を与える。
本発明の目的のために、キャリヤー層材料の破裂強さ
を測定するのに適した技術は下記の操作である。
湿潤破裂試験操作 材料及び装置: a)0.01N〜5Nの範囲で測定できる負荷セルを備えた、
インストロンまたはシンテクから入手し得るような圧縮
試験装置(または圧縮様式で運転するのに適した引張試
験装置)。その試験装置は、プローブがキャリヤーシー
トに侵入する際にプローブに適用されるピーク力を記録
するように形成される。
b)直径1.27cm、長さ少なくとも10cmの中実円筒形プロ
ーブ。キャリヤーシートに衝突する端部は凸形半球であ
る。そのプローブは、プローブが始動される時に48cm/
分で垂直に下降するように圧縮試験装置に取り付けられ
る。
c)内径6.35cm、外径約8cmの中空円筒形試料ホルダ
ー。その試料ホルダーは試料を早期に引き裂かないよう
に内側の上端部で平滑かつ丸くされているべきである。
d)試料を試料ホルダーの上部に保持するためのリング
クランプ。リングクランプを試料ホルダーにしっかりと
保持する一つの好適な方法は磁石を使用することであ
る。
e)適宜、蒸留水または0.85%の食塩水である試験溶液
(イリノイ、マックガウ・パークにあるバクスター・ヘ
ルスケア・コーポレーシャンまたはニュージャージー、
リバーデールにあるコーンウェル・コーポレーションの
ステフェンズ・サイエンティフィック部門から入手し得
るような水1リットル当たり塩化ナトリウム公称8.5gで
ある血液バンク食塩水) 操作: a)試料を12.7x12.7cmの正方形に切断する。材料を少
なくとも48時間にわたってコンディショニングし、試験
を23±1℃及び50±2%の相対湿度の周囲条件で行う。
b)試料を試料ホルダーの中央に置き、それを適所に固
定する。
c)試料ホルダーをプローブの下に中央に置く。
d)試験溶液約0.25mlを添加する。
e)30秒待ち、次いでプローブが試料に侵入するように
プローブを始動させる。
計算: ピーク力を装置ディスプレーまたは記録計から読み取
る。必要により、単位をニュートンに変換する。N/cmと
して表すため、ピーク力をプローブの円周(3.99cm)で
割る。
幾つかの潜在的なキャリヤーシートの湿潤破裂強さ
を、上記の操作を使用して測定した。下記の表中の夫々
の平均及び標準偏差は20の試料に基いている。
単位長さ当たりのピーク負荷(N/cm)につき、この操
作に使用した円形プローブの直径は1.27cmであり、これ
らのデータはプローブ円周で割られた負荷に相当する。
これらの材料はバッチ間のばらつきを示すだけでな
く、バッチ内のばらつきを示すことが知られており、そ
れ故、上記のデータは幾つかの潜在的なキャリヤー材料
に関する破裂強さの範囲を示唆する。例えば、幾つかの
スパンボンド不織布の如き幾つかの潜在的なキャリヤー
材料は先に報告されたティシュ及びペーパータオルの強
さをはるかに越えている場合がある。
本発明の種々の形態において、水感受性付着手段及び
キャリヤー層98及び100の強さは、キャリヤー層の少な
くとも一つの破裂を実質的にさける配置で湿潤高吸収性
材料の膨張を可能にするように選択的につくり上げるこ
とができる。キャリヤー層の破裂はキャリヤー層中で生
じる目視可能な引き裂きであり、長さが少なくとも3mm
である。本発明の特別な局面は、高吸収性材料を含むポ
ケット領域の約25%以下が過剰の食塩溶液に露出された
時に破裂するような吸収剤ラミネート112を提供するよ
うに有利につくり上げることができる。改良された性能
を与えるために、吸収剤ラミネートはまたこのようなポ
ケット領域の約15%以下が破裂する配置を有することが
でき、また必要により、このようなポケットの約10%以
下が過剰の食塩溶液に露出された時に破裂するような配
置を有することができる。
破裂する吸収剤ラミネート112の傾向を測定するのに
適した技術は、吸収剤ラミネートを飽和するのに必要と
される量を越える量の0.85%の食塩水を含む透明なトレ
ー中に吸収剤複合材料を入れることである。ラミネート
が15分間で食塩水のトレー中に残存した後、ラミネート
の上キャリヤー層及び下キャリヤー層を長さが少なくと
も3mmである目視可能な引き裂きの存在につき検査す
る。高吸収性材料を含むポケットの数により割られたこ
のような引き裂きを有するポケットの数(x100)が破裂
ポケットの%を生じる。
水感受性付着手段が湿潤された時に低下した付着強さ
を示す接着系を含む場合、接着剤102の選択的な湿潤剥
離性は、高吸収性材料が膨潤するにつれてポケット108
のサイズが膨張することを有利に可能にし得る。その結
果、高吸収性材料は適所に良く含まれ、そして高吸収性
材料が膨潤する時にキャリヤー層98及び100を破断する
可能性を減少する。
接着剤102はキャリヤーシート98及び100のいずれかま
たは両方に適用し得る。示された実施態様において、例
えば、接着剤102はキャリヤーシート98及び100の一つの
み、例えば、キャリヤーシート100に適用される。この
ような構造において、夫々のポケット108中に含まれる
所定の量の高吸収性材料の一つの面のみが適用された接
着剤を有するキャリヤー層と接触するであろう。
本発明の一つの局面において、接着剤102は選択され
たパターン、例えば、不連続な液滴の噴霧パターン、接
着剤フィラメントのスワールパターン、接着剤フィラメ
ントの規則的または不規則的網状構造、印刷された接着
剤のパターン、印刷された接着剤の一般にランダムな適
用、等で適用される。接着剤102は接着面積1平方メー
トル当たり少なくとも約1グラムである含浸量の接着剤
固形分で施し得る。また、接着剤は1平方メートル当た
り少なくとも約7.5グラムの含浸量で施され、必要によ
り、1平方メートル当たり少なくとも約10グラムの含浸
量で施される。本発明の一つの局面において、接着剤含
浸量は接着面積1平方メートル当たり約150グラム以下
である。また、接着剤含浸量は1平方メートル当たり約
65グラム以下であり、必要により、1平方メートル当た
り約40グラム以下である。
本発明の種々の実施態様において、接着剤102は夫々
のポケット108の体積を実質的に充満する選択的につく
られた分布内で高吸収性材料110を保持する配置で施し
得る。このような配置は夫々のポケット内の高吸収性材
料の配置及び分布を良く維持し得る。夫々のポケット10
8内の過度に満たされていない自由体積を避けることに
より、高吸収性材料は夫々のポケットの分離された部分
で過度に凝集または蓄積することから実質的に阻止し得
る。その結果、高吸収性材料の吸収能が更に有効に利用
し得る。
ポケット領域108の実質的な充満は吸収剤ラミネート
の平面が実質的に水平の位置に置かれた製品に関して測
定し得る。この位置で、個々のポケット108の突出領域
が夫々のポケット中に含まれる高吸収性材料の突出領域
により実質的に完全に覆われる。特別な配置において、
高吸収性材料の突出領域(吸収剤ラミネートの全般の平
面に実質的に垂直に突出していた)は夫々のポケットの
突出領域の少なくとも約60%を覆う。また、高吸収性材
料の突出領域は夫々のポケットの突出領域の少なくとも
約75%を覆い、必要により、高吸収性材料の突出領域は
夫々のポケットの突出領域の少なくとも約95%を覆って
所望の性能を与える。その他の配置において、高吸収性
材料の突出領域は夫々のポケットの突出領域の約100%
を覆って所望の利益を与える。
個々のポケット領域内で、高吸収性材料の粒子は互い
に容易に接触し、しかも或る種のその他の材料により実
質的に離れて分離されて保たれない。その結果、吸収剤
ラミネート112は増進された薄さを有することができ、
またその他の材料の存在により生じる過度の嵩高さを避
けることができる。ポケット領域内に含まれる材料の少
なくとも約90重量%は高吸収性材料を含む。また、含ま
れる材料の少なくとも約95重量%、必要により、少なく
とも約97重量%は高吸収性材料を含む。
本発明の特別な局面において、付着ゾーン104は夫々
のポケット領域108の付近に配置された一連の規則的ま
たは不規則的な交差していないリングとして形成され
る。付着ゾーンリングは配置が規則的または不規則的で
あってもよく、また所望により、形状が円形または非円
形であってもよい。
吸収剤ラミネートの付着ゾーン104内で、付着手段は
キャリヤー層98と100を一緒に保持して直ぐに隣接する
個々のポケット間に配置され、延びているチャンネル領
域86を使用可能に形成する。チャンネルは液体を夫々の
ポケット領域に保持された高吸収性材料に更に有効かつ
更に迅速に分配することを助けることができる。付着手
段の水感受性は付着の解放を使用可能に調節、制御し、
それにより吸収プロセス中のチャンネル領域の存在及び
オペラビリティを更に有効に維持するように選ばれる。
その結果、吸収剤ラミネートの幾つかの領域がその他の
領域よりも比較的湿潤される時、チャンネル86のオペラ
ビリティは吸収剤ラミネートのそれ程湿潤されていない
領域への更に湿潤された領域中の実質的に制限されてい
ない流路を与え続け得る。
吸収剤ラミネートの非湿潤領域は、ラミネートの湿潤
領域が局在化領域中で剥離して高吸収性材料の膨張を可
能にし得る間に高吸収性材料の調節された位置決めを維
持し得る。湿潤された高吸収性材料の膨張はラミネート
の非湿潤領域中の高吸収性材料の選択された位置決め及
び分布を妨害しない。
例えば、典型的な吸収剤製品において、液体は主とし
て吸収剤構造の標的部分にある吸収剤ラミネート112に
入り、そして標的部分中のポケット領域が標的部分から
比較的離れている吸収剤構造の部分中のポケット領域を
湿潤、飽和する前に湿潤され、更に飽和されるようにな
り得る。しかしながら、チャンネル86の特有の調節され
た保存により、液体は高吸収性材料の更に湿潤、膨張さ
れたポケット付近そしてそれを過ぎて容易に流れて高吸
収性材料の更に離れた、それ程湿潤されていないポケッ
トに達することができる。その結果、実質的に全体の吸
収剤構造、特に吸収剤ラミネート112の全体の完全な吸
収能が更に有効に利用し得る。本発明は、製品の標的部
分中のポケット領域の膨潤が標的部分の外部のポケット
領域への液体の流れを過度に抑制しないような構造を有
利に提供し得る。
本発明の一つの局面において、液体透過性キャリヤー
層98は水性液体を有効に吸い上げるように形成される。
例えば、所望のレベルの吸上性を与えるために、キャリ
ヤー層98は10cmの吸上高さで測定して毎分キャリヤー層
材料1g当たり少なくとも0.3gの食塩水を輸送することが
できる。また、キャリヤー層98は毎分キャリヤー層材料
1g当たり少なくとも0.6gの食塩水の液体輸送値を示し、
必要により、毎分キャリヤー層材料1g当たり少なくとも
約2gの食塩水の液体輸送値を示す。
本発明の別の局面において、キャリヤー層98は型押さ
れなかった領域よりも比較的高い密度を有する型押され
た領域がその上に形成された型押パターンを含むことが
できる。本発明の示された実施態様において、型押の形
成または型押の存在は付着ゾーン104に沿ってキャリヤ
ー層98と100の間の固定を与えない。
吸収剤ラミネート112内に含まれる高吸収性材料の少
なくとも80%がポケット領域108内に保持される。特別
な配置において、吸収剤ラミネート構造内の高吸収性材
料の少なくとも約90%がポケット領域内に含まれる。ま
た、吸収剤ラミネート内の高吸収性材料の少なくとも約
95%がポケット領域内に含まれ、必要により、高吸収性
材料の約100%がポケット領域内に保持されて所望のレ
ベルの性能を与える。それ故、高吸収性材料の約20%以
下が吸収剤ラミネートの付着ゾーン104内に保持され
る。また、高吸収性材料の約10%以下が付着ゾーン104
内に保持され、必要により、高吸収性材料の約5%以下
が付着ゾーン内に含まれて所望の利益を与える。
吸収剤ラミネート112内に含まれる高吸収性材料の合
計量は複数のポケット108中に不均一または実質的に均
一に分布されていてもよい。実質的に等しい量の高吸収
性材料が夫々の個々のポケット108内に含まれていても
よい。また、異なる量の高吸収性材料が選択されたポケ
ット領域中に含まれていてもよい。本発明の特別な局面
は夫々のポケット領域中に含まれる高吸収性材料の平均
質量の200%より多くを含む個々のポケットのいずれを
も含まないで形成される。本発明の特別な配置におい
て、夫々のポケット領域中の高吸収性材料の平均質量は
少なくとも約0.05gである。また、夫々のポケット領域
中の高吸収性材料の平均質量は少なくとも約0.1gであ
り、必要により、少なくとも約0.15gであり、所望の性
能を与える。本発明の更に別の局面において、夫々のポ
ケット領域中の高吸収性材料の平均質量は約2.0g以下で
ある。また、高吸収性材料の平均質量は約0.85g以下で
あり、必要により、約0.30g以下であり、所望の利益を
与える。本発明の種々の実施態様において、夫々のポケ
ット領域は高吸収性材料で約100%充満し得る。
付着されていないゾーン106中で、キャリヤー層98と1
00の間に直接結合または相互連結が実質的にない。その
結果、付着されていないゾーンは選択されたサイズの個
々のポケット108を与えることができる。例えば、夫々
のポケット領域は約0.25cm2以上の領域にわたって実質
的に連続的に延びるように形成し得る。また、ポケット
領域サイズは約0.75cm2以上であり、必要により、約1.2
5cm2以上であり、所望の特性を有するポケット領域108
を与える。本発明の更に別の局面において、個々のポケ
ット領域サイズは約310cm2以下である。また、ポケット
領域サイズは約70cm2以下であり、必要により、約5cm2
以下の領域にわたって延びて所望の性能を与える。
加えて、ポケット108の全体の系は所望のパターンで
位置され、配置されて共同の個々のポケットを含む選択
された使用可能なポケットアレイ144を与えることがで
きる。本発明の一つの局面において、ポケットアレイは
約5cm2以上の包囲された面積の程度を有するパターンサ
イズを与えることができる。また、パターンサイズは約
20cm2以上であり、必要により、約145cm2以上であり、
所望の特性を有するポケットアレイを与える。本発明の
別の局面において、ポケットアレイは、成人の保護型ガ
ーメントにつき、約4000cm2以下であり、また約1000cm2
以下であるパターンサイズを与えることができる。乳児
保護製品につき、パターンサイズは約470cm2以下であ
る。また、ポケット領域サイズは約390cm2以下であり、
必要により、約310cm2以下の領域にわたって延びて所望
の性能を与える。
本発明の特別な局面において、図6及び7に代表的に
示されるように、個々のポケット108の間に不連続の分
離距離114がある。ポケット隔置距離114は少なくとも約
0.15cmである。また、ポケット隔置距離は少なくとも約
0.25cmであり、必要により、少なくとも約0.3cmであ
り、所望の性能を与える。本発明のその他の局面におい
て、ポケット隔置距離114は約3cm以下である。また、ポ
ケット隔置距離は約1.9cm以下であり、必要により、約
1.2cm以下であり、所望の性能を与える。個々のポケッ
ト間の分離距離が小さすぎる場合、水性液体は充分に迅
速な速度で吸収剤ラミネート112の表面に沿って、また
表面を横切って移動できないかもしれない。
吸収剤ラミネートは前ウェストバンド部分212(これ
は目的とされる製品の前ウェストバンド部分に向いての
一般の位置決めに指定される)及び後ウェストバンド部
分214(これは目的とされる製品の後ウェストバンド部
分に向いての一般の位置決めに指定される)を有する。
吸収剤ラミネートのまた部分216は製品の目的とされる
また部分付近の位置決めに指定される。
吸収剤ラミネート112はボディ側表面116と外側表面11
8とを有し、また本発明の特別な局面は吸収剤ラミネー
ト112の外側表面に隣接して位置された分配層120を含む
ことができる。また、分配層は吸収剤ラミネートのボデ
ィ側表面に隣接して配置し得る。必要により、一対の分
配層120と184(図8)が、吸収剤ラミネートの外側及び
ボディ側の両方の上の分配層により、それらの間に吸収
剤ラミネート112をサンドイッチするように配置し得
る。本発明の更に別の配置において、分配層120のいず
れかまたは全部が、吸収された液体を含むおむつ10の能
力を補完する二次吸収体を与えるように形成し得る。
分配層120はセルロース繊維の如き親水性材料の実質
的に結合されていない塊を含み得る。セルロース繊維
は、例えば、木材パルプ毛羽、クレープワッデング、ペ
ーパータオル、等を含んでもよい。分布層120はまた親
水性繊維、例えば、ポリエステル、ポリプロピレン、ポ
リエチレン、綿、等を含む親水性繊維を含む不織ウェブ
により与えられてもよい。
本発明のその他の配置において、分布層120は不織結
合ウェブを含む不織布材料の一つ以上の層を含むことが
できる。これらの繊維はポリエステル、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、綿、等を含んでもよい。ウェブは種
々の機構、例えば、スパンボンド、熱結合、スルーエア
ー結合、超音波結合、赤外結合、接着剤結合、等により
結合し得る。
分配層120は吸収剤ラミネート112により覆われている
面積の約50%以上である面積にわたって延びることがで
きる。また、分配層面積は吸収剤ラミネート面積の約70
%以上であり、必要により、吸収剤ラミネート面積の約
90%以上であり、所望の性能を与える。本発明のその他
の配置において、分配層120の面積の程度は吸収剤ラミ
ネート112の突出表面積の約300%以下である。また、分
配層面積は吸収剤ラミネート面積の約200%以下であ
り、必要により、吸収剤ラミネート面積の約150%以下
である。
分配層120の種々の配置において、分配層は、その合
計重量に対して、約0〜20重量%の高吸収性材料を含ん
でもよい。また、分配層120中の高吸収性材料の量は約1
0重量%以下であり、必要により、約5重量%以下であ
り、所望の利益を与える。
示された実施態様において、例えば、分配層120は親
水性繊維のマトリックス、例えば、高吸収性材料の粒子
と混合されたセルロース毛羽のウェブを含むことができ
る。特別な配置において、分配層120は超吸収性のヒド
ロゲル形成粒子と合成ポリマーメルトブロー繊維の混合
物、または超吸収性粒子と天然繊維及び/または合成ポ
リマー繊維のブレンドを含む繊維コフォーム(coform)
材料の混合物を含んでもよい。超吸収性粒子は親水性繊
維と実質的に均一に混合されてもよく、または不均一に
混合されてもよい。例えば、超吸収性粒子の濃度は、分
配層のボディ側に向かって低濃度であり、また分配層の
外側に向かって比較的高濃度で、分配層の厚さ(z方
向)の実質的な部分中で非段階的勾配で調製されてもよ
い。好適なz勾配配置がKellenbergerらに1987年10月13
日に発行された米国特許第4,699,823号に記載されてお
り、その開示はそれがこの説明と合致する程度で参考と
して本明細書に含まれる。また、超吸収性粒子は親水性
繊維のマトリックス内で一般に不連続の層中に配置され
てもよい。加えて、2種以上の異なる型の超吸収剤が繊
維マトリックス内または繊維マトリックスに沿って異な
る位置で選択的に配置し得る。
本発明の特別な配置において、分配層120は吸収剤ラ
ミネート112の相当する長さ及び/または幅よりも小さ
くてもよく、または大きくてもよい長さ及び/または幅
を有する。分配層の長さ及び/または幅が吸収剤ラミネ
ートの長さ及び/または幅よりも大きい配置は、吸収剤
ラミネート112の末端を通り過ぎて移動する液体を捕獲
するための分配層120のマージン境界領域を与え得る。
示された実施態様において、例えば、分配層120は吸収
剤ラミネート112の相当する長さ及び/または幅の約75
〜175%の範囲内である長さ及び/または幅を有する。
本発明の種々の局面で使用される高吸収性材料は超吸
収材の如き吸収ゲル化性材料を含んでもよい。吸収ゲル
化性材料は天然、合成そして変性された天然のポリマー
及び材料であってもよい。更に、吸収ゲル化性材料はシ
リカゲルの如き無機材料、または架橋ポリマーの如き有
機化合物であってもよい。“架橋”という用語は有効に
通常水溶性材料を実質的に水不溶性にするが、膨潤性に
するためのあらゆる手段を表す。このような手段とし
て、例えば、物理的からみ合い、結晶ドメイン、共有結
合、イオン錯体及び会合、親水性会合、例えば、水素結
合、並びに疎水性会合またはファンデルワース力が挙げ
られる。
合成吸収ゲル化性材料ポリマーの例として、ポリ(ア
クリル酸)及びポリ(メタクリル酸)のアルカリ金属塩
及びアンモニウム塩、ポリ(アクリルアミド)、ポリ
(ビニルエーテル)、無水マレイン酸とビニルエーテル
及びα−オレフィンのコポリマー、ポリ(ビニルピロリ
ドン)、ポリ(ビニルモルホリノン)、ポリ(ビニルア
ルコール)、並びにこれらの混合物及びコポリマーが挙
げられる。吸収剤構造中の使用に適した更に別のポリマ
ーとして、天然ポリマー及び変性された天然ポリマー、
例えば、加水分解されたアクリロニトリルグラフト澱
粉、アクリル酸グラフト澱粉、メチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、並びに天然ゴム、例えば、アルギネート、キサンタ
ンゴム、ローカストビームガム等が挙げられる。天然吸
収剤ポリマーと完全または部分合成吸収剤ポリマーの混
合物がまた本発明に有益であり得る。その他の好適な吸
収ゲル化性材料が1975年8月26日に発行された米国特許
第3,902,236号においてAssarsonらにより開示されてい
る。合成吸収ゲル化性材料の調製方法がMasudaらに1978
年2月28日に発行された米国特許第4,076,663号及びTsu
bakimotoらに1981年8月25日に発行された米国特許第4,
286,082号に開示されている。
合成吸収ゲル化性材料は、典型的に、湿潤された時に
ヒドロゲルを生成するキセロゲルである。しかしなが
ら、“ヒドロゲル”という用語はまた材料の湿潤形態及
び未湿潤形態の両方を表すのに普通に使用された。
前記のように、保持部分48中で使用される高吸収性材
料は一般に不連続粒子の形態である。これらの粒子はあ
らゆる所望の形状、例えば、らせんもしくは半らせん、
立方形、棒状、多面体、等であり得る。また、ニード
ル、フレーク、及び繊維のような大きい最大寸法/最小
寸法比を有する形状が本発明における使用に意図されて
いる。また、吸収ゲル化性材料の粒子の団塊が保持部分
48中で使用されてもよい。
約20μmから約1mmまでの平均サイズを有する粒子が
使用に好ましい。本明細書に使用される“粒子サイズ”
は個々の粒子の最小寸法の重量平均を意味する。
本発明の種々の局面において、吸収剤構造32の特別な
成分、例えば、吸収剤ラミネート112及び分配層120は、
その中に分布された或る量の高吸収性材料を含むことが
できる。改良された吸収特性を有する選択された超吸収
剤ポリマーが吸収剤製品の所望の薄さを保ちながら性能
を最大にするのに重要であり得る。
本発明のその他の局面において、吸収剤ラミネート11
2と共に使用される高吸収性材料は、0.9psi(6.2kPa)
の圧力のもとに測定して、高吸収性材料1g当たり少なく
とも約10gの食塩液の負荷下の吸収性(AUL)値を示す。
また、高吸収性材料は1g当たり少なくとも約15gのAUL値
を示し、必要により、1g当たり少なくとも約20gのAUL値
を示して所望の性能を与える。本明細書に使用される特
別な超吸収性材料の負荷下の吸収性の値は、超吸収性材
料1gが選択された束縛負荷下にある間に60分間で吸収し
得る塩化ナトリウムの水溶液(0.9重量%の塩化ナトリ
ウム)の量(g数)を表す。
本発明に使用するのに適した高吸収性材料の特別な例
は、ノースカロライナ、グリーンズボロにビジネスオフ
ィスのあるストックハウゼン社により製造されたフェー
バーSAB 870超吸収性ポリマーである。
超吸収性材料の性能は約0.3ポンド/平方インチ(約2
kPa)の如き単一の与えられた束縛力のもとにある間だ
けでなく、約0.01〜0.9ポンド/平方インチ(約0.7〜6.
2kPa)の如き広い範囲の束縛力のもとにある間に液体を
吸収する超吸収性材料の能力に関係することが発見され
た。種々の異なる束縛圧力のもとに液体を吸収する超吸
収性材料の能力は、この出願の目的のために、圧力吸収
性インデックスとして定量化された。
圧力吸収性インデックスは下記の負荷のもとに測定さ
れた超吸収性材料に関する負荷下の吸収性の値の合計で
ある。0.01ポンド/平方インチ(0.07kPa);0.29ポンド
/平方インチ(2kPa);0.57ポンド/平方インチ(3.9kP
a);及び0.90ポンド/平方インチ(6.2kPa)。即ち、
所定の超吸収性材料に関する負荷下の吸収性の値が下記
の書類に示された方法に従って上記の束縛力のもとに測
定される。上記の束縛負荷のもとに測定された負荷下の
吸収性の値がその後合計されて圧力吸収性インデックス
を求める。
本発明に有益な超吸収性材料は少なくとも約100、特
に少なくとも約105、更に特別に少なくとも約110、更に
特別に少なくとも約120、最も特別に少なくとも約140の
圧力吸収性インデックスを有する。
また、本発明に有益な超吸収性材料は下記の書類に示
されるように、約13重量%未満、特に約10重量%未満、
更に特別に約7重量%未満、更に特別に約3重量%未満
の16時間の抽出可能レベルを好適に有し得る。
高吸収性材料110のAUL値、圧力吸収性インデックス及
び抽出可能レベルを測定するのに適した技術が1993年2
月24日に出願された、M.Meliusらの“吸収複合材料”と
題する共同未決米国特許出願題016,312号、及びその関
連の同日に出願された一部継続出願に示されており、こ
れらの開示はそれらが本発明と合致する程度に参考とし
て本明細書に含まれる。
分配層120が親水性繊維のマトリックス、例えば、木
材パルプ毛羽の層内に分布された超吸収性ポリマーの粒
子を含む場合、親水性繊維及び高吸収性粒子は約50:50
以上であり、望ましくは約80:20以上である繊維対粒子
の比で用意し得る。また、この比は重量基準で約90:10
以上であり、必要により、約95:5以上であり、所望の性
能を与える。このような繊維対粒子の比は吸収剤構造の
標的ゾーン中で特に望ましい場合がある。本発明の特別
な実施態様において、繊維対粒子の重量比は約95:5〜10
0:0の範囲内であり、所望の性能を与える。
例えば、本発明は“工程3"サイズおむつと称された中
間サイズの製品を与えるようにし得る。このような製品
は木材パルプ毛羽4〜20gを含む毛羽パッドの形態で分
配層120を含むことができる。また、そのパッドは毛羽
約5〜20gを含むことができ、必要により、毛羽約6〜1
5gを含んで所望の利益を与えることができる。木材パル
プ毛羽は一般に形状及び形態をおむつ10に与え、また超
吸収性ポリマーまたはその他の高吸収性材料の粒子を運
び、位置決めする。また、分配層120は超吸収性ポリマ
ー約0〜12gを含むことができ、示された実施態様にお
いて、その分配層は実質的に超吸収性ポリマーを含まな
い。
親水性繊維及び高吸収性粒子は約90〜650gsmの範囲内
である平均複合材料基本重量を形成するように形成し得
る。再度、このような基本重量は吸収剤構造の標的ゾー
ン中で特に望ましい。本発明の或る局面において、平均
複合材料基本重量は約110〜550gsmの範囲内であり、必
要により、約130〜450gsmの範囲内であり、所望の性能
を与える。
所望の薄さ寸法を吸収剤製品に与えるために、保持部
分48は約0.6cm以下である厚さで形成される。また、そ
の厚さは約0.53cm以下であり、必要により、約0.5cm以
下であり、改良された利益を与える。本発明の目的のた
めに、その厚さは0.2psi(1.38kPa)の束縛圧力のもと
に測定される。
吸収剤製品の分配層120またはその他の成分の密度は
その基本重量及び厚さから計算し得る。例えば、おむつ
に関して、その重量及び厚さは0.2psi(1.38kPa)の束
縛圧力で新たに包装をとかれ、広げられた乾燥したおむ
つから採取された試料に関して測定される。厚さを測定
するために、好適な装置はTMIフォーム厚さゲージ、型
式番号TM1−49−21またはその均等物である。その装置
はニューヨーク、アミティビルのテスティング・マシー
ンズ社から入手し得る。
毛羽及び超吸収性粒子は分配層120の所望のゾーンに
選択的に入れられる。例えば、毛羽基本重量は分配層12
0の幅寸法にわたって変化し得る。また、比較的多量の
毛羽が分配層の前ウェストバンド末端に向かって位置し
得る。例えば、K.Enloeに1986年4月29日に発行された
米国特許第4,585,448号を参照のこと示された実施態様
において、超吸収性材料の大半は保持部分の長さ寸法に
沿って延び、幅が約1〜10インチ(約2.54〜25.4cm)の
寸法である分配層120の中央領域の下に分布し得る。そ
の中央領域は必要により約1.5〜4インチ(約3.8〜10.2
cm)の範囲内の幅を有してもよい。加えて、超吸収性材
料は分配層の側端部及び末端部付近に配置された超吸収
性材料の量を減少するために選択されたゾーン化された
配置を有してもよい。分配層の端部の減少された量の超
吸収性材料は分配層120の繊維毛羽マトリックス内の超
吸収性粒子の収納を改良することを助けることができ
る。超吸収性材料のパルス化された、ゾーン化された配
置は、例えば、1990年1月9日に出願され、“粒状材料
を基材に間欠的に付着するための方法及び装置”と題す
る、C.Pieperらの共同未決米国特許出願第07/462,363号
(代理人事件簿番号8761)に記載された方法及び装置に
より得られ、その特許の開示はそれが本発明と合致する
程度に参考として本明細書に含まれる。
本発明の特別な局面において、吸収剤構造32は一般に
T形にされ、“T"の横に延びるクロスバーは特に男の乳
児用に改良された性能のための吸収剤製品の前ウェスト
バンド部分に一般に相当する。示された実施態様におい
て、製品の前ウェストバンド領域の耳部分を横切る保持
部分は約9インチ(約23cm)の交差方向の幅を有し、ま
た部分の最も狭い部分は約3.5インチ(約8.9cm)の幅を
有し、また後ウェストバンド領域は約4.5インチ(約11.
4cm)の幅を有する。
図2及び4を参照して、全吸収剤構造32、またはその
個々の部分、例えば、分配層120は高湿潤強度のティッ
シュまたは合成繊維ウェブの如き親水性の高湿潤強度の
エンベロープウェブ中でオーバーラップし得る。このよ
うなオーバーラッピングウェブはまた吸収剤構造の使用
中の保全性を増大し得る。ウェブは製品構造のその他の
成分に接着剤によるように適当に結合し得る。
吸収剤ラップ70は典型的にはラップシート材料の単一
層を含む。必要により、ラップは別個のボディ側ラップ
層71と別個の外側ラップ層73(これらの夫々が保持部分
48の周辺端部の全部または幾つかを過ぎて延びる)を含
む多部材ラップシートを含んでもよい。ラップシートの
このような配置は、例えば、保持部分48の周辺端部付近
の完全なシール及びクロージャーの形成を促進する。示
されたおむつの後ウェストバンド部分において、吸収剤
ラップはまた保持部分の周辺から離れて増大された距離
を延びておむつの後の耳部分に不透明性及び強度を加え
るように形成し得る。示された実施態様において、吸収
剤ラップ70のボディ側の層及び外側の層は保持部分の周
辺端部を越えて少なくとも約0.5インチ(約1.27cm)延
びて外側に突き出しているフランジ型結合領域を与え、
その上で吸収剤ラップのボディ側部分の周辺が吸収剤ラ
ップの外側部分の周辺に完全または部分的に連結されて
いてもよい。
多部材ラップシート70のボディ側の層及び外側の層は
実質的に同じ材料を含んでいてもよく、または異なる材
料を含んでいてもよい。例えば、ラップシートの外側の
層は比較的高い多孔度を有する比較的低い基本重量の材
料、例えば、針葉樹パルプを含む湿潤強度セルローステ
ィシュを含んでいてもよい。ラップシートのボディ側の
層は比較的低い多孔度を有する前記ラップシート材料の
一種を含んでいてもよい。
吸収剤ラップ70のボディ側部分と外側部分の間に結合
を与えるために、ナショナル・スターチ33−9156接着剤
(ポリ酢酸ビニル系エマルション)の如き接着剤が、例
えば、ロートグラビア型系を用いて吸収剤ラップの指定
された結合領域74に印刷し得る。ロートグラビア型の接
着剤アプリケーターが、ウィスコンシン、オコント・フ
ォールズにビジネスオフィスを有するイーガン・マシナ
リー・ディビジョンから入手し得る。次いで保持部分48
が吸収剤ラップ70のボディ側部分と外側部分の間に入れ
られ、吸収剤ラップ部分のかみ合った端部が一緒に結合
されて保持部分48の全周辺に実質的に沿って一般に完全
な周辺シールを与え得る。
保持部分48の薄さ及び保持部分内の高い超吸収剤濃度
のために、保持部分それ自体による液体吸収速度はあま
りに低すぎるかもしれず、または吸収剤構造への液体の
3回の攻撃にわたって適切に持続されないかもしれな
い。しかしながら、吸収剤構造へのサージ処理材料の層
の追加は複合材料吸収剤構造の総合の吸収速度を有利に
改良し得る。サージ処理部分46は典型的には保持部分48
よりも親水性ではなく、しかも使用可能なレベルの密度
及び基本重量を有して液体サージを迅速に回収し、一時
的に保持し、またその液体をその初期の侵入位置から吸
収剤構造32の選択された領域、特に保持部分48に輸送す
る。この配置は液体が着用者の皮膚に対して位置された
吸収剤ガーメントの部分に溜まり、集まることを防止す
ることを助け、それにより着用者による湿潤の感触を低
減することができる。
種々の織布及び不織布がサージ処理部分46をつくるの
に使用し得る。例えば、サージ処理部分はポリオレフィ
ン繊維のメルトブローウェブまたはスパンボンドウェブ
を含む層であってもよい。また、サージ処理層は天然繊
維及び合成繊維を含む結合されたカード加工されたウェ
ブであってもよい。サージ処理部分は実質的に疎水性の
材料を含んでいてもよく、またその疎水性材料は必要に
より表面活性剤で処理されてもよく、またはそれ以外に
加工されて所望のレベルの湿潤性及び親水性を付与し得
る。
加えて、サージ処理層は0.2psi(1.38kPa)で測定し
て約0.10g/cc以下である平均嵩密度で形成し得る。ま
た、サージ処理層の嵩密度は約0.02〜0.06g/ccの範囲内
であり、改良された有効性を与える。使用し得る不織材
料の型として、粉末の結合されたカード加工されたウェ
ブ、赤外結合されたカード加工されたウェブ、及びスル
ーエアー結合されたカード加工されたウェブが挙げられ
る。赤外結合されたカード加工されたウェブ及びスルー
エアー結合されたカード加工されたウェブは必要により
異なる繊維の混合物を含むことができ、また選択された
繊維ウェブ内の繊維長さは約1.0〜3.0インチ(約2.54〜
7.62cm)の範囲内であってもよい。
サージ処理部分46は一般に一様な厚さ及び断面積を有
することができる。また、サージ処理部分のボディ側表
面積がサージ処理部分のボディ側表面の下に配置された
X−Y平面に沿って切断された部分の表面積より大きい
か、または小さい配置が使用し得る。
図1、2及び4を再度参照して、おむつ10により代表
される吸収剤製品は一般に液体サージ処理部分46とサー
ジ処理部分と直接に接触して液体連通して隣接して配置
された吸収剤保持部分48とを含むことができる。示され
た実施態様において、例えば、サージ処理部分は吸収剤
ラミネート112のボディ側に配置される。必要により、
サージ処理部分は吸収剤ラミネートの外側に配置されて
もよい。夫々、図2及び4に代表的に示されるように、
サージ処理部分46はまたトップシート28の内側に面して
いるボディ側に隣接し、またはトップシートの外側に隣
接する配置のために形成し得る。
本発明の種々の実施態様において、サージ処理部分46
の少なくとも一部は標的ゾーン53内に配置され、また特
別な配置において、サージ処理部分は標的ゾーン53の上
に完全に延びる面積の程度を有する。保持部分48はサー
ジ処理部分46と液体連通して配置されてサージ処理部分
から放出された液体を受け取り、その液体を保持し、貯
蔵する。示された実施態様において、サージ処理部分46
は保持部分を含むその他の別個の層の上に配置され、そ
れにより二重層配置を形成する別個の層を含む。サージ
処理部分は排出された液体を迅速に回収し、一時的に保
持し、このような液体を最初の接触の位置から輸送し、
その液体をサージ処理部分のその他の部分に広げ、次い
でこのような液体を保持部分48を含む一つ以上の層に最
終的に放出するのに利用できる。
サージ処理部分を含む層は吸収ゲル化性材料を実質的
に含まない。しかしながら、サージ処理部分46は非常に
少量のゲル化性材料を含んで初期の液体サージを獲得す
ることを助けるが、その量は過剰であるべきではない。
しかしながら、過剰量の吸収ゲル化性材料がサージ処理
部分46中に維持される場合、ゲル化性材料はその構造に
許容し得ない程に多量の液体を保持させることができ
る。加えて、標的ゾーン53から離れて吸収剤構造32のそ
の他の部分、特に保持部分48への液体の輸送が望ましく
ない程に損なわれることがある。
前記のように、サージ層46は別に形成された層であっ
てもよく、この層は保持部分とトップシートの間でトッ
プシート28の外側に面している表面に隣接している。こ
うして、サージ処理部分46は吸収剤構造32の全厚さ中を
延びる必要はない。保持部分は必要によりくぼみ領域
(これはサージ処理部分46を完全または部分的に包囲す
る)を含むことができ、または保持部分はサージ処理部
分の下に完全に配置し得る。保持部分48中にくぼみを含
む配置は保持部分とサージ処理部分48の間の接触及び液
体連通の領域を有利に増大し得る。しかしながら、サー
ジ処理部分46は必要により吸収剤構造32の全厚さ中を延
びるようにつくられてもよいことが理解されるべきであ
り、その結果、保持部分48への液体の毛管流が主として
一般に横向き(X−Y)方向で生じる。
示差の毛管力が保持部分48と保持部分のボディ側に直
ぐに隣接する材料との界面で与えられて吸収剤構造32の
収納特性を改良し得る。例えば、サージ処理部分46が保
持部分に直ぐに隣接して配置された層である場合、そし
てサージ層が保持部分48により示される毛管吸引と比較
して比較的低い毛管吸引を与え、維持するように適当に
形成される場合、標的ゾーン53中で起こる液体サージは
サージ処理部分から保持部分へと更に容易に脱着される
傾向がある。保持部分48はそれによりサージ処理部分46
よりも比較的高い毛管現象を有することができるので、
液体サージは保持部分48に吸引され、そして保持部分に
より一般に形成された面に沿って吸い上げることにより
その更に離れた領域に分布される傾向がある。
サージ処理部分は吸収剤構造32の吸収性要件と合致す
るあらゆる所望の形状のものであってもよい。好適な形
状として、例えば、円形、矩形、三角形、台形、長方
形、犬の骨形(dog−boned)、砂時計形、または卵形が
挙げられる。サージ処理部分の好ましい形状は、サージ
処理部分46と保持部分48の間の接触している液体連通し
ている表面積を増大し、その結果、これらの部分間の相
対的な毛管現象の差が充分に利用し得るような形状であ
る。或る実施態様において、サージ処理部分は一般に矩
形の形状にでき、上部表面積は約15〜102平方インチ
(約97〜660cm2)の範囲内である。示された実施態様に
おいて、サージ層46は約68平方インチ(約440cm2)の上
部表面積を有する。
本発明の種々の実施態様、例えば、図4の配置(この
場合、サージ処理部分46はトップシート28と保持部分48
の間に置かれる)において、サージ処理部分は約17〜10
2gsmの範囲内の基本重量を有し、かつ少なくとも約25重
量%の2成分繊維を含んで所望の2成分繊維結合マトリ
ックスを与える不織布を含むことができる。サージ布の
100%までが2成分繊維を含むことができ、それ故、布
の0〜75重量%が非2成分繊維を含んでもよい。加え
て、布は小直径繊維と比較的大きい直径の繊維のブレン
ドを含むことができる。小さいサイズの繊維は約3d以下
のデニールを有し、また約0.9〜3dの範囲内のデニール
を有して所望の利益を与える。大きいサイズの繊維は約
3d以上のデニールを有し、必要により、約3〜18dの範
囲内のデニールを有して所望の性能を与える。サージ処
理材料に使用される繊維の長さは約1〜3インチ(約2.
54〜7.62cm)の範囲内である。結合マトリックス及び繊
維デニールのブレンドは所望の細孔サイズ構造を有利に
与え、実質的に維持することができる。
例えば、サージ処理部分は少なくとも6デニールの約
75%のポリエステル繊維、例えば、ノースカロライナ、
チャーロッテにビジネスオフィスのあるヘキスト・セラ
ニーズから入手し得るPET(ポリエチレンテレフタレー
ト)繊維を含む不織繊維ウェブを含んでいてもよい。そ
のポリエステル繊維は約1.5〜2.0インチ(約3.8〜5.1c
m)の長さを有する。繊維ウェブの残りの25%は3デニ
ール以下であり、示された実施態様において、約1.5デ
ニールである2成分バインダー繊維を含むことができ
る。2成分繊維の長さは約1.5〜2インチ(約3.8〜5.1c
m)の範囲である。好適な2成分繊維は、例えば、日
本、大阪にビジネスオフィスを有するチッソから入手し
得る湿潤性ポリエチレン/ポリプロピレン2成分繊維で
あってもよい。2成分繊維はシース−コアー型の複合材
料であってもよく、ポリプロピレンがコアーを形成し、
ポリエチレンが複合材料繊維のシースを形成する。ポリ
エステル繊維及び2成分繊維は一般に一緒に均一にブレ
ンドされ、しかも層形成された形態ではない。繊維はカ
ード加工されたウェブに形成でき、これは、例えば、ス
ルー−エアー結合または赤外結合により熱結合される。
その他の例として、サージ処理部分は約50gsmの基本
重量を有し、かつポリエステル(PET)単一成分繊維とP
ET/ポリエチレン2成分繊維の混合物を含む結合された
カード加工されたウェブを含んでいてもよい。PET繊維
は不織布の約60重量%を構成し、約2インチ(約5.1c
m)の平均繊維長さを有して約6デニールである。PET/
ポリエチレン2成分繊維は布の約40重量%を構成し、約
1.5インチ(約3.8cm)の平均繊維長さを有して約1.8デ
ニールである。PETはコアーを形成し、またポリエチレ
ンが繊維のシースを形成する。任意の構造において、大
きいサイズのPET単一成分繊維が2成分繊維により置換
されてもよい。更に別の任意の配置において、ポリプロ
ピレン/ポリエチレン2成分繊維が記載された布のいず
れかの2成分繊維部分を形成するのに使用されてもよ
い。加えて、2成分繊維は平らにけん縮されていてもよ
く、またはらせんにけん縮されていてもよい。
図2を参照して、サージ処理部分46はトップシート28
のボディ側に対する配置のために有利に形成し得る。そ
れ故、サージ処理部分の外向きの大半の表面はトップシ
ートに直ぐに隣接し、それと接触し、またサージ処理部
分の反対の内向きの大半の表面は着用者の皮膚と接触す
るであろう。示された実施態様において、バックシート
30が前ウェストバンド部分12、後ウェストバンド部分1
4、及び前後のウェストバンド部分を相互連結する中間
部分またはまた部分16を形成する。バックシートは前も
って決めた幅寸法及び長さ寸法を有し、そして吸収体32
がバックシートの上に重ねられる。トップシート層28は
吸収体と面する関係で配置されてバックシート層とトッ
プシート層の間に吸収体を一般にサンドイッチにし、ま
たトップシートは指定された外表面と指定されたボディ
側表面とを有する。トップシート28の幅寸法は吸収体の
また部分の少なくとも一部において吸収体の幅にわたっ
て完全に延びるように形成される。示された実施態様に
より、トップシートはまたバックシートまた部分の少な
くとも一部にわたってバックシート幅と実質的に同時伸
長性(coextensive)である。サージ処理部分、例え
ば、サージ層46はトップシート層のボディ側表面に配置
され、サージ層は前記トップシート層の幅より小さい幅
寸法を有する。
サージ処理部分46がトップシート28のボディ側に隣接
する配置のために形成される場合、サージ処理部分は複
合材料のライナー−サージウェブ76であってもよい。複
合材料ウェブはボディ側の層部分と外側の層部分とを含
むことができる。これらの層部分は別々に置かれてもよ
く、また異なる構造及び組成を有することができる。夫
々の層内の繊維及び層部分の間に混ざり合っている繊維
はその後適当に相互連結されて(例えば、粉末結合、点
結合、接着剤結合、ラテックス結合により、またはスル
ー−エアー熱結合もしくは赤外熱結合により)複合材料
ウェブを形成する。得られる複合材料ウェブは約102gsm
以下の合計基本重量を有する。また、合計基本重量は約
24〜68gsmの範囲内であり、必要により、約44〜55gsmの
範囲内である。加えて、複合材料ウェブの全平均密度は
0.2psi(1.38kPa)で測定して約0.10g/cc以下であり、
必要により、約0.05g/cc以下である。
外側のサージ層は約17〜50gsmの範囲内の基本重量を
有し、かつ少なくとも約25重量%の2成分繊維を含んで
所望の2成分繊維結合マトリックスを与える。また、外
側の層は小さい直径の繊維と比較的大きい直径の繊維の
ブレンドを含む。小さいサイズの繊維は約0.9〜3dの範
囲内のデニールを有し、また大きいサイズの繊維は約3
〜15dの範囲内のデニールを有する。結合マトリックス
及び繊維デニールのブレンドは外側の層内に所望の細孔
サイズの構造を有利に与え、かつそれを実質的に保持し
得る。
例えば、外側の層は約34gsmの基本重量を有し、かつ
ヘキスト−セラニーズから入手し得るポリエステル(PE
T)単一成分繊維と、ノースカロライナ、エンカにビジ
ネスオフィスを有するBASF社、繊維部門から入手し得る
ポリエチレン/PET(PE/PET)シース−コアー2成分繊維
の混合物を含むカード加工されたウェブを含んでもよ
い。PET繊維は外側の層の約60重量%を構成することが
でき、かつ約2インチ(約5.1cm)の平均繊維長さを有
して約6のデニールを有し得る。ポリエチレン/PET 2成
分繊維は外側の層の約40重量%を構成し、かつ約1.5イ
ンチ(約3.8cm)の平均繊維長さを有して約1.8のデニー
ルを有し得る。必要により、大きいサイズのPET単一成
分繊維は2成分繊維により置換されてもよい。更に任意
として、ポリエチレン/ポリプロピレン(PE/PP)シー
ス−コアー2成分繊維が所望の布のいずれかの2成分繊
維部分を形成するのに使用されてもよい。好適なPE/PP2
成分繊維は日本、大阪にビジネスオフィスを有するチッ
ソ社から入手し得る。
ボディ側のライナー層は少なくとも約90重量%、好ま
しくは100重量%の2成分繊維を含んで所望のレベルの
触感柔らかさ及び摩擦抵抗を与える。ボディ側の層は少
なくとも約10gsmの基本重量を有し、また2成分繊維の
サイズは約1〜3インチ(約2.54〜7.62cm)の範囲内の
繊維長さを有して約0.9〜3デニールの範囲内である。
また、繊維デニールは約1.5〜2.5の範囲内であり、必要
により、約1.8デニールである。好ましい繊維長さは約
1.5インチ(約3.8cm)である。例えば、ボディ側の層は
約17gsmの基本重量を有し、かつ約1.8の繊維デニール及
び約1.5インチ(約3.8cm)の繊維長さを有する、BASF社
から得られた100%のPET/ポリエチレン、シース−コア
ー2成分繊維を含むカード加工されたウェブを含んでも
よい。
複合材料サージ処理部分の特別な実施態様において、
外側の層は複合材料ウェブの約65重量%を形成し、かつ
ポリエステル繊維と2成分繊維のブレンドを含む。この
ブレンドされた外側の層に関して、ブレンドされた層の
約60重量%は約1.5〜2インチ(約3.8〜5.1cm)の範囲
内の繊維長さを有する少なくとも約6デニールのポリエ
ステル繊維を含む。ブレンドされた層の残りの40%は約
1.5〜2インチ(約3.8〜5.1cm)の範囲内の繊維長さを
有する約3デニール以下、好ましくは約1.8デニールの
2成分繊維を含む。ボディ側の層は複合材料ウェブの残
りの35重量%を構成し、かつ約0.9〜3の範囲内のデニ
ールを有する2成分繊維を含んで着用者の皮膚に対する
配置に指定された柔らかいライナー型材料を与える。特
別な実施態様において、複合材料ウェブのボディ側の層
は約15gsmの基本重量を有し、かつ約2デニールの2成
分繊維を含む。
複合材料ウェブのその他の実施態様は約3デニール以
下の約100%のポリエチレン/ポリエステルシース−コ
アー2成分繊維を含むボディ側の層を含むことができ
る。ボディ側の層は約15gsmの基本重量を有する。加え
て、複合材料ウェブのこの実施態様は約6デニールのポ
リエステル繊維と約3デニール以下のポリエステル/ポ
リエチレン、シース−コアー2成分繊維の50/50のブレ
ンドを含む外側の層を含む。
本発明の種々の実施態様において、サージ層の幅はト
ップシートの幅の約16〜100%の範囲内である。サージ
層の幅はまたトップシートの幅の少なくとも約24%であ
り、必要により、トップシートの幅の少なくとも50%で
あり、所望のレベルの有効性を与える。
サージ処理部分46の種々の実施態様は保持部分48の全
長にわたって延びてもよく、または保持部分の長さの一
部のみにわたって延びてもよい。サージ処理部分が保持
部分の長さに沿って部分的にのみ延びている場合、サー
ジ処理部分は吸収剤構造32に沿っていずれかに選択的に
配置し得る。例えば、サージ処理部分46は、それがガー
メントの前ウェストバンドに向かってずれており、かつ
吸収剤構造32の前部分49内で横方向に集中される場合に
は更に有効に機能し得る。こうして、サージ処理部分46
は吸収剤構造32の長さ方向の中心線58のまわりにほぼ集
中され、また主として吸収剤構造32の前部分40の中央領
域54中に配置し得る。示された実施態様において、サー
ジ処理部分46のいずれもが50及び52の耳領域中に配置さ
れない。
サージ処理部分46の一般に前方にずれた位置決めは、
吸収剤構造32の長さに沿って、特別な基準位置、例え
ば、横中心線24の前方に見られるサージ処理部分46の上
部表面積の%を規定することにより特定し得る。サージ
処理部分46の位置決めはまた基準位置の前方に位置され
るサージ処理部分の体積または重量%に関して特定し得
る。
サージ処理部分部分及びトップシート層は夫々有効な
平均細孔サイズを有する。サージ処理部分がトップシー
トの外側に隣接して配置される構造において、サージ処
理材料の有効な平均細孔サイズは前記トップシート材料
の有効な平均細孔サイズよりも小さいことが好ましく、
またサージ処理部分の材料はトップシート材料よりも親
水性であることが好ましい。
本発明の種々の実施態様によれば、サージ処理部分46
の基本重量は1平方メートル当たり少なくとも約24グラ
ム(gsm)であり、また少なくとも約40gsmであり、必要
により、少なくとも約45gsmであり、有効な使用に望ま
しい合計空隙体積容量を与えることを助ける。本発明の
特別な局面において、基本重量は約300gsm以下であり、
また約150gsm以下であり、必要により、約100gsm以下で
あり、所望の利点を与える。本発明の更に別の局面にお
いて、サージ処理部分は約40〜60gsmの範囲内であり、
必要により、約45〜55gsmの範囲内である基本重量を有
して改良された有効性を与える。特別な実施態様におい
て、基本重量は約50gsmである。
基本重量の量は吸収剤製品への液体の1回のサージ/
攻撃中に着用者により典型的に排出される液体の量を一
時的に保持するのに適している合計保持容量を与えるの
に重要であり得る。例えば、あまりに低い基本重量は着
用者の皮膚に対する液体の過度の溜まりまたは液体の過
度の流出をもたらし得る。
更に大きいサージ容量を必要とする吸収剤製品はまた
比例して大きい量のサージ処理材料を必要とし得ること
が容易に明らかであろう。しかしながら、サージ処理材
料はその面積程度にわたって一様な基本重量のものであ
る必要はないが、その代わり、幾つかの部分がその他の
部分と較べて更に多いサージ処理材料を有するように配
置し得る。本発明の目的のために、有効な基本重量は、
サージ処理部分が延びている面積により割られたサージ
処理材料の重量であるであろう。
下記の実施例は本発明の更に詳しい理解を与えるため
に示される。これらの実施例は代表的であることを目的
とするものであり、本発明の範囲を特に限定することを
目的とするものではない。
実施例 離層試験操作 ラミネート複合材料をコンピュータ化引張試験機で離
層、付着強さにつき試験した。好適な機械として、例え
ば、22N最大力負荷セルを備え、かつ±0.005Nまで正確
であるシンテクブランド引張試験機が挙げられる。試料
ホルダーまたは“ジョー”は試験される最も幅広の試料
と少なくとも同じ幅であるように形成される。シンテク
はマサチューセッツ、スタフトンにオフィスを有する会
社である。均等の試験装置がその他の製造業者から入手
し得る。
その操作は1993年1月15日に認可された接着剤の剥離
抵抗に関するASTM規格試験方法(T−剥離試験);名
称:D 1876−93に基いていた。その操作を以下のように
改良した。
§4.1.1 標本の幾つかは負荷範囲の上限の15%未満の最
大負荷を有していた。
§§4.2&6.1 材料を特定の条件下で少なくとも2日間
コンディショニングした。
しかしながら、それらを22±2℃及び50±20%の相対
湿度の実験条件で試験した。材料をコンディショニング
ルームから取り出された2時間以内に試験した。
§5.2 特に明記しない限り、ASTM操作の注6と一致し
て、試料を幅102mmの試験標本に切断した。
§5.3 夫々のコードに関する試料の番号はデータ表に示
されるとおりである。
§7.1 300mm/分のヘッド速度を使用した。
§7.3 試験を長さ60mmまで行った。ピーク力をニュート
ンで記録した。次いでピーク力を試験試料の幅で割って
単位幅当たりの力(N/cm)を得る。
注10 ピーク強度、エネルギー、及び平均負荷を全て記
録した。平均剥離強さは、試料が離層するのではなく裂
ける場合には殆ど意味がないことに留意されたい。
試料を、下記の表に示されるように、“乾燥”試験
し、または蒸留水で“湿潤”試験し、もしくは“食塩
水”溶液(水中0.85%の塩化ナトリウム)で湿潤して試
験した。“湿潤”試料及び“食塩水”試料を乾燥してい
る間に試験装置のジョーに取付け、次いで手で保持した
噴霧びんを使用して水または食塩水(1〜3g)で噴霧し
た。最後の噴霧の30秒後に、試料を試験した。
例1〜8 試料調製操作 Karamiに1977年10月25日に発行された米国特許第4,05
5,180号(例えば、3欄、26行以下を参照のこと)と一
致する組み立て技術を使用して試料を調製した。ポリエ
チレンフィルム(厚さ0.18mm、40gsm)及び通常のセル
ロースティシュ(17gsm)を127mm x 305mmの切片に切断
した。バートロッド社のサーマル・インパルス・ヒート
・シーリング機械型式8MG−3/4ヒート・シーリング装置
を使用してティシュをポリエチレンフィルムに融着し
た。
図9に代表的に示されるように、ポリエチレンシート
220をティシュシート222の上に置いた。シリコーン処理
した離型紙224がポリエチレンフィルムを覆ってヒート
シーリングユニットの加熱されていないバー226への粘
着を防止した。加熱されたバー228をティシュ222に接触
するように配置した。
温度設定及び滞留時間設定をセットして使用可能な結
合及びシールを得た。あまりに高い温度設定及び滞留時
間設定はポリエチレンシート中を融解した。あまりに低
い設定は材料を強く結合しなかった。実施例において、
温度を“7"でセットし、約2秒の滞留時間を結合に使用
した。
一連の8種のシールラインをティシュ/ポリエチレン
の幅にわたってつくり、材料を一緒に結合した。シール
ラインの夫々は幅17mm±4mmであり、またシールライン
は中心間で約16mm離れていた。長さ方向の融着ラインを
シートの一つの長い端部に沿ってつくって7つのスロッ
トを形成した。これらのスロットの夫々にフェーバー87
0ポリアクリレート超吸収剤0.25±0.01gを入れた。スロ
ットを別の長さ方向のラインでシールし、ライン間に16
mmのギャップを残し、それにより7つのポケットを生
じ、7つの新しいスロットを残した。次いでそのプロセ
スをもう2回繰り返して21のポケットを有する吸収剤ラ
ミネート構造を得、夫々のポケットが超吸収剤約0.25g
を含んでいた。
試験の前に、吸収剤ラミネートを長さ方向に切断して
三つのストリップを得、夫々のストリップは幅4.2cmの
寸法であり、超吸収剤の7つのポケットを含んでいた。
下記の試験データはこれらの幅4.2cmのラミネートに基
いている。
特に明記された以外は、“離層”という用語は、キャ
リヤーが結合ラインに沿って分離したことを示す。
結果 結論 Karami(米国特許第4,055,180号)と一致する方法で
調製した試料は不十分な湿潤強度を有し、または湿潤時
に裂けたキャリヤーシートを有する複合材料をもたらし
た。試料1〜10は充分な乾燥強度を示すが、試料11〜14
及び16は湿潤時に離層するよりもむしろ裂けた。試料15
は不十分な湿潤強度を有していた。
例17〜22 試料調製操作 金属ダイを調製してTokuyamaに1993年11月8日に発行
された米国特許第4,414,255号(例えば、5欄、3〜17
行を参照のこと)に記載された型押ロールの一つの部分
を模擬した。図10に代表的に示されるように、多数の孔
230及びピン232を有する55mm x 118mmのアルミニウムプ
レートをつくった。14の直径2.6mmの孔をプレートにド
リルで開けた。孔230を配列させ、夫々の孔の間の端部
間の距離5.2mmで隔置した。8つの直径0.5mmの鋼ピン23
2を孔の夫々のまわりに取付け、4つのピンが夫々の孔
の二つの向かい合った側の夫々に配置した。それ故、8
つのピンを隣接孔の間に配置した。ピンをピン間の中心
間の距離1.25mmで配置し、プレートの表面の上に0.4mm
突き出した。全体を押パターンは4mm x 71mmの寸法であ
る。ダイを使用前に30分間にわたって強制空気オーブン
中で160℃で加熱した。
フェーバー870超吸収剤ポリマー(SAP)を篩にかけて
300μmより大きい粒子を除去した。通常のセルロース
ティシュ(27gsm)の60mm x 120mmの見本を20gsmの分布
でSAPで均一に散布した。次いでセルロースティシュの
第二シートをSAPの上に置いた。この方法を使用して、
6つの試料を調製した。ティシュ/SAP/ティシュ組み合
わせをポリテトラフルオロエチレン(PTFE)被覆表面の
上に置いた。
Tokuyamaの特許の方法と一致する方法を使用して、三
つの試料を以下のように処理した。
(a)ダイをオーブンから取り出し、1秒間にわたって
400ニュートン(N)の力を使用してティシュ/SAP/ティ
シュ組み合わせにプレスした。この力は型押パターンの
長さ1cm当たり5.7kgで適用される重量に相当する。この
操作を3回繰り返した。
Tokuyamaに示された圧力を越える圧力を使用して、残
りの三つの試料を下記の方法で処理した。
(b)ダイをオーブンから取り出し、1秒間にわたって
20,000Nの力を使用してティシュ/SAP/ティシュ組み合わ
せにプレスした。この力は型押パターンの長さ1cm当た
り290kgで適用される重量に相当する。この操作を3回
繰り返した。
結果 両方のプレス操作を使用して、得られる複合材料を非
常に弱く結合した。
操作(a)後に、結合は複合材料が離層しないでPTFE
表面から持ち上げられない程脆かった。ティシュの一つ
のプライ+超吸収剤の質量は0.34gであった。試料をPTF
Eシートから持ち上げる際に試料を離層する傾向のある
重力は0.03Nであった。
操作(b)後に、結合はかろうじて強かったが、その
複合材料は離層しないで試験装置のジョーに取り付けら
れなかった。離層強さは0.3N以下であった。
結論 Tokuyama(米国特許第4,414,255号)の“実施例1"と
一致する方法で調製された試料は非常に弱く結合された
複合材料をもたらした。乾燥剥離強さは本発明に所望さ
れるよりも実質的に小さい。
例23〜91:試料調製操作 上部材240の上で形成され、図11に代表的に示された
ように配置された多数の孔238を有する真空ボックス236
を調製した。夫々の細長いスロット238は約25mm x 12mm
の寸法であった。全体のパターンは260mm x 87mmの寸法
であった。スロットの長い寸法を試料の長さに沿って配
列し、試料の長さは試料が組込まれる製品の長さ90に相
当する。パターンの長さ寸法に沿って、直ぐに隣接する
スロットの丸い端部を6〜7mmの距離だけ隔置し、また
試料の幅に沿って、直ぐに隣接するスロットの真っ直ぐ
な側部を6〜7mmの距離だけ隔置した。
第一キャリヤーシートを真空ボックスに入れることに
より試料を調製した。三つの型の基材、即ち、キャリヤ
ーシート層を使用した。10gsmのメルトブローされたヒ
ドロフィル(商標);キンバリー−クラーク社のロング
・ラック19北部針葉樹パルプでつくられた111gsmのヒド
ロエンタングルド・パルプ;及び23gsmのセルロースフ
ォーミングティシュ。ヒドロフィル(商標)は、ニュー
ジャージー、モリスタウンにビジネスオフィスを有する
アライド−シグナル社から入手し得る親水性アミド−エ
チレンオキサイドコポリマー材料である。キャリヤーシ
ートを127mm x 305mmの矩形に切断し、ティシュまたは
不織の機械方向は矩形の長い方向と同じである。更に、
フォーミングティシュを交差機械方向に切断して、合計
四つのキャリヤーシートを得た。
真空を始動させ、SAP(超吸収剤ポリマー)5gを第一
キャリヤーシートに均一に分散させた。フェーバー870
ポリアクリレートSAPをこの実験に使用した。小さいブ
ラシを使用して、超吸収剤を孔領域の上の第一キャリヤ
ーシートの領域に押しやった。
接着剤を超吸収剤/キャリヤー複合材料に噴霧した。
接着剤はナショナル・スターチ・アンド・ケミカル社34
−5541(ホットメルト構造接着剤)、70−3998(シクロ
フレックス、ホットメルト水感受性接着剤)、及び33−
2058(ポリ酢酸ビニルエマルション接着剤)を含み、こ
れらを使用した。手動スプレーガン、例えば、ノースカ
ロライナ、チャーロッテで営業しているファステニング
・テクノロジー社から入手し得るPAM 600スプレーマチ
ックスプレーガンを使用して、ホットメルト接着剤を適
用した。エマルション接着剤を10%の固形分(重量基
準)に希釈し、手動噴霧びんで適用した。接着剤の乾燥
質量は0.8±0.3gであった。第一キャリヤーシートと同
じ型の第二キャリヤーシートを接着剤の上に置き、次い
でシリンダーを表面を横切って回転させることにより適
所にプレスした。シリンダーは約1kgの重量であり、直
径5cmであり、また長さ5cmであった。
複合材料の充分な長さを離層してシンテクのジョーに
入れることが困難である幾つかの場合、ホットエアーガ
ンを使用して複合材料の端部を温め、結合を充分にゆる
めて充分の材料をジョーにつかませた。幾つかの試料に
つき、二三滴の水がシートの端部を有効に開放し、次い
でこれらの複合材料の端部を試験前にホットエアーガン
で乾燥させた。ホットエアーガンの使用を必要とした試
料の全てを試験前に室温に冷却した。
下記の表及びチャートにおいて、下記にリストした用
語は下記の意味を有する。
“ヒドロフィル”−−ヒドロフィルコポリマーでつら
れたメルトブロー不織布を含み、10gsmの基本重量を有
するキャリヤー層 “機械”−−セルロースティシュを含むキャリヤー
層;ティシュが製造された方向に配向された試料の長さ
を有する、機械方向に試験された試料 “交差”−−セルロースティシュを含むキャリヤー
層;ティシュが製造された方向に直角に配向された試験
試料の長さを有する、交差機械方向に試験された試料 HEP−−本明細書に記載されたように、ヒドロエンタ
ングルド・パルプを含むキャリヤー層 例23〜45 70−3998で結合された試料に関する剥離試験結果 70−3988の結果に基く結論 70−3998(シクロフレックス)接着剤で調製された試
料は試験に使用した基材に応じてそれらの湿潤結合強さ
及び乾燥結合強さにおいて変化した。
ヒドロフィルメルトブロー複合材料、例23は充分な乾
燥強さを有していた。湿潤された時、例24のキャリヤー
シートは接着剤の結合強さに対し弱すぎて、その複合材
料は離層するよりもむしろ裂けた。例24は本発明の代表
ではない。
例26〜28、33〜35及び39〜42の複合材料は全て主題の
発明に充分な乾燥強さを有していた。例29、36〜38及び
43〜45は全て本発明の例示である。それらは充分な湿潤
強度を有していたが、裂けないで離層した。例30〜32は
充分な湿潤強度を有していたが、湿潤キャリヤーシート
の若干の引き裂きを示した。それ故、例30〜32はかろう
じて本発明の代表であった。これらの例は高い接着剤含
浸量の局在化領域を有し、またはキャリヤーシート中に
弱さの局在化領域を有していたことが考えられる。
MD及びCDの両方で試験したティシュをベースとする複
合材料は本発明の所望の特性を示す。即ち、結合が乾燥
時に充分に強く、超吸収剤を適所に保持した。しかしな
がら、湿潤時に結合は解放した。これはキャリヤーを破
損しないで超吸収剤を膨潤させるであろう。
ヒドロエンタングルド・パルプシートは接着剤よりも
充分に強く、その結果、乾燥複合材料は裂けるよりもむ
しろ離層した。それ自体で、これは許容できる。
複合材料の最大湿潤離層強さの測定は通常必要とされ
ない。この適用に最も望ましい超吸収剤は0.9psi(6.2k
Pa)に対して膨潤するかなりの能力を有する。剥離試験
において、幅10.2cmの試料を離層した。所定の時間で応
力を加えられる複合材料の長さは約0.5cmであった。0.0
005m2(10cm x 0.5cm)の面積に適用された6.2kPaの圧
力は結合の幅を横切って3.1N、または0.3N/cmの力を生
じる。これは複合材料の上部の許容できる湿潤離層強さ
の一つの推定を与える。
例46〜77 34−5541で結合された試料に関する剥離試験結果 34−5541の結果に基いた結論 34−5541、疎水性ホットメルト接着剤で調製した試料
は試験に使用した基材に応じてそれらの湿潤結合強度及
び乾燥結合強度において変化した。一般に、試料は乾燥
強度よりも小さい湿潤強度を有していた。接着剤の疎水
性にもかかわらず、これが予想される。何となれば、キ
ャリヤーは典型的には湿潤される時に弱いからである。
機械方向でティシュでつくられた複合材料を考慮する
と、例46〜49は充分な乾燥強度を示した。例57、58及び
61は全て本発明の例示である。それらは充分な湿潤強度
を有していたが、裂けないで離層した。例51は湿潤され
た時に裂け、許容できなかった。例52〜56、59及び60は
全て充分な湿潤強度を有していたが、湿潤キャリヤーシ
ートの若干の引き裂きを示した。それ故、これらの後者
の例はかろうじて本発明の代表であった。これらの例は
高い接着剤含浸量の局在化領域を有し、またはキャリヤ
ーシート中に弱さの局在化領域を有していたことが考え
られる。
交差方向でティシュでつくられた複合材料を考慮する
と、例62〜65は充分な乾燥強度を示した。例66〜69は湿
潤された時に裂け、本発明の代表ではない。
HEPでつくられた例を考慮すると、例70〜73は充分な
乾燥強度を示した。例74、75及び77は全て本発明の例示
である。それらは充分な湿潤強度を有し、裂けないで離
層した。例76は充分な湿潤強度を有していたが、湿潤キ
ャリヤーシートの若干の引き裂きを示した。それ故、こ
れらの後者の例はかろうじて本発明の代表であった。こ
れらの例は試験装置のジョー中でゆがめられたかもしれ
ないと考えられる。
例78〜91 33−2058で結合された試料に関する剥離試験結果 33−2058の結果に基いた結論 33−2058(ポリ酢酸ビニルエマルション)接着剤で調
製された試料は試験に使用した基材に応じてそれらの湿
潤結合強度及び乾燥結合強度において変化した。更に、
結合強度のかなりのバラツキが同じ組成の複合材料の間
で観察された。ポリ酢酸ビニルエマルションでつくられ
た複合材料の中で、試料78、81、82、85、86、87、88、
89、90及び91が主題の発明を例示する。試料79及び80は
不十分な乾燥強度を有し、一方、試料83及び84は本発明
を代表するのに不十分な湿潤強度を有していた。
例92〜107 吸収剤ラミネート内の高吸収性材料の飽和自由膨潤体
積を測定するのに適した技術は下記の自由膨潤操作であ
る。
高吸収性材料5gを、含まれた湿潤高吸収性材料の膨張
を抑制しないように充分に大きいパウチ中でシールす
る。パウチ材料は21gsmの基本重量を有し、試験を行う
のに充分に高い湿潤強度を有し、かつ液体に対し多孔質
であるセルロースティシュである。パウチ材料は、高吸
収性材料が湿潤または乾燥しているかを問わないでパウ
チからの高吸収性材料の移動を実質的に防止する。パウ
チのセルロースティシュを通常のホットメルト構造接着
剤のビードで端部でシールする。束縛されていない高吸
収性材料を含むパウチを15分間にわたって過剰の0.85%
の食塩溶液で膨潤させる。次いで、膨潤した高吸収性材
料を含むパウチを3.45kPaの圧力のもとに2.25分間プレ
スし、排水させる。高吸収性材料の自由膨潤能は保持さ
れた食塩水の合計グラム数からパウチ材料の湿潤重量を
引き、次いで高吸収性材料の乾燥重量を引き、次いでパ
ウチに入れられた高吸収性材料の最初の乾燥重量(5g)
で割ったものである(自由膨潤値)。
吸収剤ラミネート中の高吸収性材料の飽和膨張膨潤を
測定するための技術は下記のラミネート膨潤操作であ
る。
自由膨潤操作に記載されたようにして、吸収剤ラミネ
ートを形成する複合材料をパウチ中でシールする。パウ
チ及びその中に含まれた吸収剤複合材料を15分間にわた
って過剰の0.85%の食塩溶液中で膨潤させる。その膨潤
期間後に、パウチ及びその内容物を食塩水から取り出
し、3.45kPaの圧力下に置き、排水させる。パウチを計
量して吸収された液体の合計量を測定する。パウチの湿
潤重量、吸収剤ラミネート成分(高吸収性材料を除く)
の湿潤重量、及び高吸収性材料の乾燥重量を組み合わさ
れたパウチと含まれる吸収剤ラミネートの合計湿潤重量
から引き、その結果、高吸収性材料により含まれる液体
の重量のみが求められる。高吸収性材料の乾燥重量によ
り割られた高吸収性材料により含まれる液体の重量が吸
収剤ラミネートに組み立てられた時の高吸収性材料の膨
潤能(ラミネート膨潤値)である。
パウチの湿潤重量(自由膨潤操作)、または高吸収性
材料を除く吸収剤ラミネート成分の全てを含むパウチの
湿潤重量(ラミネート膨潤操作)をこれらの操作に記載
されたのと同じソーキング操作(15分間のソーク時間、
続いて3.45kPaの適用負荷下の2.25分間の排水期間)に
より測定する。これらの材料の湿潤重量を高吸収性材料
により含まれる液体を測定するための計算において風袋
重量として使用する。
測定の全てがラミネート膨潤操作において一旦なされ
ると、パウチを慎重に開いて吸収剤ラミネートを調べ
る。吸収剤ラミネートを調べ、破損したポケット(吸収
剤ラミネートキャリヤー層の一つの破裂のために超吸収
剤を移動した)の数を記録し、吸収剤ラミネートパター
ン中のポケットの合計数の%として表す。
ポリアクリレート超吸収剤の膨潤能及び吸収能の収斂
を下記の試料につき測定した。超吸収剤はノースカロラ
イナ、グリーンスボロにビジネスオフィスを有するスト
ックハウゼン社から入手し得るフェーバーSAB 870であ
った。17gsm及び21gsmのセルロースティシュを第一キャ
リヤー層ティシュ及びシールティシュとして夫々使用し
た以外は、吸収剤ラミネート複合材料を例23〜91につき
記載された調製操作に従って調製した。例98〜102に使
用した接着剤は約75gsmの含浸量レベルで噴霧パターン
で適用されたシクロフレックス70−3998(ホットメル
ト、水感受性接着剤)であった。例103〜107に使用した
接着剤は約33gsmの含浸量レベルで噴霧パターンで適用
されたナショナル・スターチ34−5541ホットメルト構造
接着剤であった。34−5541接着剤で調製された試料を試
験の2分前に60℃の熱対流炉中でアニールしてティシュ
層間の良好なシールを得た。
例98〜102は不連続のポケット内に含まれた高吸収性
材料の過度の移動及びその膨潤の過度の制限を避けるキ
ャリヤー層ラミネートを有することの利益を実証する。
こうして本発明をかなり充分に詳しく説明したので、
種々の変化及び改良が本発明の精神から逸脱しないでな
し得ることが容易に明らかであろう。このような変化及
び改良の全てが請求の範囲により特定される本発明の範
囲内にあるものと意図される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アブート フランク ポール アメリカ合衆国 ジョージア州 30202 アルファレッタ モートンズ サーク ル 10730 (72)発明者 ケーレンバーガー スタンリー ロイ アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 54911 アップルトン ウェスト リン ドバーグ ストリート 306 (72)発明者 ロークス ダニエル リチャード アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 54913 アップルトン サウス オール ド オーナイダ ストリート 405 ア パートメント 412 (72)発明者 ノートマン ブライアン キース アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 54914 アップルトン ウィンターグリ ーン ドライヴ 2249 (72)発明者 ポンプルン ウィリアム シール アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 54956 ニーナ ブルックフィールド ドライヴ 1873 (72)発明者 リップル カール ジェラード アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 54915 アップルトン ウェスト フォ ース ストリート 4314 (72)発明者 ロビンソン マーク ルイス アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 54914 アップルトン ノース リンウ ッド アベニュー 1909 (72)発明者 サーリー ローリー フランシス アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 54965 パイン リヴァー ルート1 ボックス 93 (72)発明者 ヤーブロー サンドラ マリー アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 54952 メナシャ ニコレット ブール ヴァード 472 (72)発明者 ツェンカー ディヴィッド ルイス アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 54956 ニーナ ギルバートソン プレ イス 1817 (56)参考文献 特開 平2−26555(JP,A) 特開 平5−148468(JP,A) 特開 平3−184837(JP,A) 特開 平6−254118(JP,A) 特開 平1−14301(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61F 13/49 A61F 5/44 A61F 13/15 A61F 13/53

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一の液体透過性キャリヤー層及び少なく
    とも第二のキャリヤー層; ポケット領域を複数与えるように前記キャリヤー層を一
    緒に固定してその実質的に付着されたゾーンと実質的に
    付着されていないゾーンとを与えるための水感受性付着
    手段;及び 前記ポケット領域内に配置されて吸収剤ラミネートを与
    える高吸収性材料を含み、前記の実質的に付着されたゾ
    ーン内の前記水感受性付着手段は、湿潤している時に前
    記キャリヤー層を一緒に固定するのに適した湿潤強度を
    提供し、前記湿潤強度は、前記高吸収性材料が水性液体
    に露出される時に前記高吸収性材料の膨潤により付与さ
    れる分離力より小さいことを特徴とする吸収剤製品。
  2. 【請求項2】前記水感受性付着手段が、前記キャリヤー
    層を水性液体で湿潤する時に前記キャリヤー層の少なく
    とも一つを過度に引き裂かないで前記付着手段を離層す
    るのに必要とされる負荷より小さい適用負荷で剥離する
    ように形成される請求の範囲第1項に記載の吸収剤製
    品。
  3. 【請求項3】前記水感受性付着手段が約0.04N/cm以上の
    湿潤結合強度を与える請求の範囲第1項に記載の吸収剤
    製品。
  4. 【請求項4】前記水感受性付着手段が約5N/cm以下の湿
    潤結合強度を与える請求の範囲第3項に記載の吸収剤製
    品。
  5. 【請求項5】前記水感受性付着手段が少なくとも約0.05
    N/cmの乾燥結合強度を与える請求の範囲第4項に記載の
    吸収剤製品。
  6. 【請求項6】前記水感受性付着手段が1平方メートル当
    たり約150g以下の含浸量で適用された接着剤を含む請求
    の範囲第5項に記載の吸収剤製品。
  7. 【請求項7】前記水感受性付着手段が1平方メートル当
    たり約7.5g以上の含浸量で適用された接着剤を含む請求
    の範囲第6項に記載の吸収剤製品。
  8. 【請求項8】前記水感受性付着手段が接着剤液滴のパタ
    ーンとして適用された接着剤を含む請求の範囲第7項に
    記載の吸収剤製品。
  9. 【請求項9】前記水感受性付着手段が接着剤フィラメン
    トのパターンとして適用された接着剤を含む請求の範囲
    第8項に記載の吸収剤製品。
  10. 【請求項10】前記第一キャリヤー層が少なくとも約0.
    08N/cmの破裂強さを有する請求の範囲第1項に記載の吸
    収剤製品。
  11. 【請求項11】前記第二キャリヤー層が少なくとも約0.
    08N/cmの破裂強さを有する請求の範囲第10項に記載の吸
    収剤製品。
  12. 【請求項12】前記第一キャリヤー層が湿潤性繊維ウェ
    ブを含む請求の範囲第11項に記載の吸収剤製品。
  13. 【請求項13】前記第二キャリヤー層が液体透過性であ
    り、かつ湿潤性繊維ウェブを含む請求の範囲第12項に記
    載の吸収剤製品。
  14. 【請求項14】前記キャリヤー層の少なくとも一つがメ
    ルトブローされた繊維を含むウェブであり、かつ前記メ
    ルトブローされたウェブが前記水感受性付着手段に水感
    受性を与えるように形成される請求の範囲第13項に記載
    の吸収剤製品。
  15. 【請求項15】前記キャリヤー層の少なくとも一つがセ
    ルロース繊維を含む高湿潤強度のティシュである請求の
    範囲第13項に記載の吸収剤製品。
  16. 【請求項16】前記キャリヤー層の少なくとも一つがセ
    ルロース繊維を含み、その中に形成された型押の選択さ
    れたパターンを有する高湿潤強度のティシュである請求
    の範囲第15項に記載の吸収剤製品。
  17. 【請求項17】前記ポケット領域が約0.15cm以上の距離
    だけ互いに隔置される請求の範囲第5項に記載の吸収剤
    製品。
  18. 【請求項18】直ぐに隣接するポケット領域が約3cm以
    下の距離だけ互いに隔置される請求の範囲第17項に記載
    の吸収剤製品。
  19. 【請求項19】前記吸収剤ラミネートの大きい方のボデ
    ィ側表面に一般に隣接して配置されたサージ処理層を更
    に含む請求の範囲第18項に記載の吸収剤製品。
  20. 【請求項20】前記サージ処理層が合成繊維を含み、か
    つ約24〜300gsmの範囲内の基本重量を有する不織繊維ウ
    ェブを含む請求の範囲第19項に記載の吸収剤製品。
  21. 【請求項21】前記吸収剤ラミネートの大きい方の外側
    表面の隣に配置された分配層を更に含む請求の範囲第19
    項に記載の吸収剤製品。
  22. 【請求項22】前記分配層が前記吸収剤ラミネートの相
    当する長さ及び/または幅の約75〜175%の範囲内であ
    る長さ及び/または幅を有する請求の範囲第19項に記載
    の吸収剤製品。
  23. 【請求項23】前記高吸収性材料が少なくとも約100の
    圧力吸収性インデックスを有する請求の範囲第1項に記
    載の吸収剤製品。
JP51268495A 1993-10-29 1994-10-12 改良された収納構造を有する不連続のポケット中に配置された超吸収材を含む吸収剤製品 Expired - Fee Related JP3434297B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/145,924 1993-10-29
US08/145,924 US5411497A (en) 1993-10-29 1993-10-29 Absorbent article which includes superabsorbent material located in discrete pockets having an improved containment structure
PCT/US1994/011752 WO1995011654A1 (en) 1993-10-29 1994-10-12 Absorbent article which includes superabsorbent material located in discrete pockets having an improved containment structure

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09504210A JPH09504210A (ja) 1997-04-28
JP3434297B2 true JP3434297B2 (ja) 2003-08-04

Family

ID=22515145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51268495A Expired - Fee Related JP3434297B2 (ja) 1993-10-29 1994-10-12 改良された収納構造を有する不連続のポケット中に配置された超吸収材を含む吸収剤製品

Country Status (15)

Country Link
US (1) US5411497A (ja)
EP (1) EP0724418B1 (ja)
JP (1) JP3434297B2 (ja)
KR (1) KR100336053B1 (ja)
AU (1) AU679282B2 (ja)
CA (1) CA2116952C (ja)
DE (1) DE69417568T2 (ja)
ES (1) ES2129144T3 (ja)
FR (1) FR2711516B1 (ja)
GB (1) GB2284157B (ja)
SA (1) SA94150306A (ja)
TW (2) TW355358U (ja)
UY (1) UY23849A1 (ja)
WO (1) WO1995011654A1 (ja)
ZA (1) ZA947441B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102355878A (zh) * 2009-03-19 2012-02-15 尤妮佳股份有限公司 吸收性物品

Families Citing this family (194)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE508402C2 (sv) * 1992-04-28 1998-10-05 Sca Hygiene Prod Ab Absorptionskropp i ett absorberande alster såsom en dambinda, trosskydd, inkontinensskydd, blöja och liknande samt förfarande för tillverkning av ett banformat absorptionsmaterial
CA2114815C (en) * 1993-02-24 2005-06-14 Mark Kevin Melius Absorbent composite
CA2116953C (en) * 1993-10-29 2003-08-19 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article which includes superabsorbent material located in discrete elongate pockets placed in selected patterns
US5558655A (en) * 1994-05-03 1996-09-24 Confab, Inc. Absorbent article with dry surface composite construction
US5520673A (en) * 1994-05-24 1996-05-28 Kimberly-Clark Corporation Absorbent article incorporating high porosity tissue with superabsorbent containment capabilities
US5494622A (en) * 1994-07-12 1996-02-27 Kimberly-Clark Corporation Apparatus and method for the zoned placement of superabsorbent material
US5830202A (en) * 1994-08-01 1998-11-03 The Procter & Gamble Company Absorbent comprising upper and lower gel layers
US5562645A (en) * 1995-05-31 1996-10-08 Kimberly-Clark Corporation Article with soft absorbent pulp sheet
US5938650A (en) * 1995-08-09 1999-08-17 Fibertech Group, Inc. Absorbent core for absorbing body liquids and method
US5863288A (en) * 1995-09-29 1999-01-26 Paragon Trade Brands, Inc. Overlapped-style absorbent core structure comprising multiple storage and acquisition cells
US5643238A (en) * 1995-09-29 1997-07-01 Paragon Trade Brands, Inc. Absorbent core structure comprised of storage and acquisition cells
US5843059A (en) * 1995-11-15 1998-12-01 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent composite and disposable absorbent garment comprising same
ES2162130T5 (es) * 1996-01-11 2006-02-16 THE PROCTER & GAMBLE COMPANY Estructura absorbente que tiene zonas rodeadas por una region continua de polimero absorbente formador de hidrogel.
KR100302898B1 (ko) * 1996-03-22 2001-11-02 데이비드 엠 모이어 개선된포획능을갖는흡수코어및그를함유하는흡수제품
US5855572A (en) * 1996-03-22 1999-01-05 The Procter & Gamble Company Absorbent components having a fluid acquisition zone
US6372952B1 (en) 1996-03-22 2002-04-16 The Procter & Gamble Company Absorbent components having a sustained acquisition rate capability upon absorbing multiple discharges of aqueous body fluids
US6231555B1 (en) * 1996-12-20 2001-05-15 The Procter & Gamble Company Absorbent article having improved integrity and acquisition
US6565961B2 (en) * 1997-03-07 2003-05-20 Koslow Technologies Corporation Absorbent articles
US5883028A (en) * 1997-05-30 1999-03-16 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Breathable elastic film/nonwoven laminate
US6129720A (en) * 1997-12-31 2000-10-10 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Extensible absorbent article including an extensible absorbent pad layer
US6068620A (en) * 1998-03-30 2000-05-30 Paragon Trade Brands Absorbent laminate
US6706945B1 (en) 1998-11-04 2004-03-16 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article with improved, wet-formed absorbent
US6323388B1 (en) 1998-11-04 2001-11-27 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article with an improved, wet-formed absorbent
US6765125B2 (en) 1999-02-12 2004-07-20 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Distribution—Retention material for personal care products
US6214274B1 (en) 1999-05-14 2001-04-10 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Process for compressing a web which contains superabsorbent material
US6491993B1 (en) 1999-08-12 2002-12-10 Pactiv Corporation Absorbent pouches
US6680423B1 (en) 1999-08-27 2004-01-20 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article having reinforced elastic absorbent core
US7137971B2 (en) * 1999-08-27 2006-11-21 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Incontinence garment having pleated extensible liquid retention layer
US6610900B1 (en) 1999-08-27 2003-08-26 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article having superabsorbent in discrete pockets on a stretchable substrate
US6570056B1 (en) 1999-08-27 2003-05-27 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article having zoned directional stretching
US6429350B1 (en) 1999-08-27 2002-08-06 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article having superabsorbent pockets in a non-absorbent carrier layer
GB2379674B (en) * 2000-02-18 2004-02-18 Hakle Kimberly De Gmbh Absorbent articles with cellulose fibres in the form of granules
WO2001089439A1 (fr) * 2000-05-23 2001-11-29 Toyo Eizai Kabushiki Kaisha Feuille ultra-mince absorbante, article absorbant jetable equipe de cette feuille et dispositif de production de celle-ci
JP3916852B2 (ja) * 2000-06-27 2007-05-23 ユニ・チャーム株式会社 使い捨て着用物品
US6763728B1 (en) * 2000-10-26 2004-07-20 Arizant Healthcare Inc. Evaluation of burst test results
US20020102392A1 (en) * 2000-12-28 2002-08-01 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Flexible laminate structures having enclosed discrete regions of a material
US7037571B2 (en) * 2000-12-28 2006-05-02 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Disposable shoe liner
US20020095127A1 (en) * 2000-12-28 2002-07-18 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Controlled delamination of laminate structures having enclosed discrete regions of a material
US7491864B2 (en) * 2001-02-02 2009-02-17 Daio Paper Corporation Absorbent article for body fluids and production method thereof
JP4246413B2 (ja) * 2001-07-23 2009-04-02 王子製紙株式会社 シート状吸収体及びこれを用いた吸収体製品
US20030125688A1 (en) * 2001-11-30 2003-07-03 Keane James M. Adhesive system for mechanically post-treated absorbent structures
US20030105441A1 (en) * 2001-11-30 2003-06-05 Chmielewski Harry J. Absorbent article comprising polymer with low gel integrity index
US20030124336A1 (en) * 2001-11-30 2003-07-03 Keane James M. Adhesive system for absorbent structures
US7189888B2 (en) * 2001-12-21 2007-03-13 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Nonabsorbent surge layer having discrete regions of superabsorbent and method for making
KR20030059988A (ko) * 2002-01-05 2003-07-12 주식회사 라크인더스트리 흡수, 확산기능이 우수한 부직포 및 제조방법
US20050101929A1 (en) * 2002-01-17 2005-05-12 Andrew Waksmundzki Absorbent core with three-dimensional sub-layer
US20050107759A1 (en) * 2002-01-17 2005-05-19 Andrew Waksmundzki Absorbent article with three-dimensional extrudate forming sap containment wells
US20050215962A1 (en) * 2002-01-16 2005-09-29 John Litvay Tow-based absorbent articles with a single casing sheet
JP3878085B2 (ja) * 2002-08-09 2007-02-07 ユニ・チャーム株式会社 使い捨ての体液吸収性着用物品
US20040106910A1 (en) * 2002-12-02 2004-06-03 Vercauteren Susan M. Dual layer absorbent structure having an intake/transfer carrier sheet and method of making
US6888044B2 (en) * 2002-12-23 2005-05-03 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. High capacity absorbent structure and method for producing same
US20040127870A1 (en) * 2002-12-27 2004-07-01 Dipalma Joseph Thin curved elasticized absorbent article with absorbent concentration profile
ES2339713T3 (es) * 2003-02-12 2010-05-24 The Procter And Gamble Company Nucleo absorbente para un articulo absorbente.
EP1982678B1 (en) * 2003-02-12 2019-03-27 The Procter and Gamble Company Comfortable diaper
JP4340564B2 (ja) * 2004-03-15 2009-10-07 株式会社リブドゥコーポレーション 使い捨て吸収性物品
JP4502586B2 (ja) * 2003-03-12 2010-07-14 株式会社リブドゥコーポレーション 使い捨て吸収性物品
EP1609448B1 (en) * 2003-03-12 2010-04-07 Livedo Corporation Disposable absorbent article
JP4416431B2 (ja) * 2003-05-09 2010-02-17 株式会社リブドゥコーポレーション 使い捨て吸収性物品
US20040254550A1 (en) * 2003-06-16 2004-12-16 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Temperature change element for use in personal care products
US20050027267A1 (en) * 2003-07-31 2005-02-03 Van Dyke Wendy Lynn Absorbent article with improved fit and free liquid intake
US20070191798A1 (en) * 2003-08-20 2007-08-16 Glaug Frank S Absorbent cores for absorbent articles and method for making same
US7662745B2 (en) 2003-12-18 2010-02-16 Kimberly-Clark Corporation Stretchable absorbent composites having high permeability
US20050142965A1 (en) * 2003-12-29 2005-06-30 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Surface charge manipulation for improved fluid intake rates of absorbent composites
JP2005288265A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Procter & Gamble Co 水性液吸収剤およびその製造方法
DE102004026070B4 (de) * 2004-05-25 2006-06-29 Sandra Baumgartner Verfahren zur Herstellung von elastischem Bahnmaterial
US7772456B2 (en) 2004-06-30 2010-08-10 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Stretchable absorbent composite with low superaborbent shake-out
US7247215B2 (en) * 2004-06-30 2007-07-24 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Method of making absorbent articles having shaped absorbent cores on a substrate
US7938813B2 (en) * 2004-06-30 2011-05-10 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article having shaped absorbent core formed on a substrate
US20060069367A1 (en) * 2004-09-29 2006-03-30 Andrew Waksmundzki Absorbent core having two or more types of superabsorbent
US20060069375A1 (en) * 2004-09-29 2006-03-30 Andrew Waksmundzki Absorbent article with C-folded moisture barrier and methods of manufacturing same
US20060069365A1 (en) * 2004-09-30 2006-03-30 Sperl Michael D Absorbent composite having selective regions for improved attachment
US20060135933A1 (en) * 2004-12-21 2006-06-22 Newlin Seth M Stretchable absorbent article featuring a stretchable segmented absorbent
EP1679054B2 (en) 2005-01-11 2017-04-12 The Procter & Gamble Company Sealed core for an absorbent article
US20060264861A1 (en) 2005-05-20 2006-11-23 Lavon Gary D Disposable absorbent article having breathable side flaps
AU2006345001A1 (en) * 2005-06-23 2008-03-27 The Uab Research Foundation Protective composite structures and methods of making protective composite structures
US20070020414A1 (en) * 2005-07-21 2007-01-25 Sud-Chemie Inc., Absorbent article
US7699825B2 (en) * 2006-07-24 2010-04-20 The Procter & Gamble Company Flexible absorbent article with improved body fit
JP4739415B2 (ja) * 2005-07-26 2011-08-03 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 更に向上したボディフィット性を備えている可撓性吸収性物品
CA2616901C (en) * 2005-07-26 2011-10-25 The Procter & Gamble Company Flexible absorbent article with improved body fit
MX2008002254A (es) * 2005-08-19 2008-03-27 Procter & Gamble Articulo absorbente.
US8241263B2 (en) 2005-08-26 2012-08-14 Medline Industries, Inc. Absorbent article
US20070044903A1 (en) * 2005-08-30 2007-03-01 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Method and apparatus for making absorbent article with core wrap
US8484213B2 (en) * 2005-08-31 2013-07-09 International Business Machines Corporation Heterogenous high availability cluster manager
US8148598B2 (en) 2006-02-22 2012-04-03 Dsg Technology Holdings Limited Method of making an absorbent composite and absorbent articles employing the same
US7678716B2 (en) * 2006-08-31 2010-03-16 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Hydrogel-web composites for thermal energy transfer applications and methods of making the same
US20080057811A1 (en) * 2006-08-31 2008-03-06 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Multifunctional hydrogel-web composites for enhanced absorbency applications and methods of making the same
US8258367B2 (en) 2006-11-29 2012-09-04 The Procter & Gamble Company Disposable absorbent articles having an interior design signal
US20080208155A1 (en) * 2007-02-22 2008-08-28 Gary Dean Lavon Diaper having abdominal stretch panels
CN104013495B (zh) * 2007-05-08 2017-04-12 德科技控股有限公司 具有裹腿和内部顶片的合体一次性吸收物品及其制造方法
US8017827B2 (en) * 2007-06-18 2011-09-13 The Procter & Gamble Company Disposable absorbent article with enhanced absorption properties
MX2009013907A (es) * 2007-06-18 2010-04-09 Procter & Gamble Articulo absorbente desechable con un sistema de captacion mejorado con material polimerico particulado absorbente practicamente distribuido en forma continua.
CA2690937C (en) * 2007-06-18 2013-04-09 The Procter & Gamble Company Disposable absorbent article with enhanced absorption properties with substantially continuously distributed absorbent particulate polymer material
US20080312622A1 (en) * 2007-06-18 2008-12-18 Harald Hermann Hundorf Disposable Absorbent Article With Improved Acquisition System
US20080312628A1 (en) * 2007-06-18 2008-12-18 Harald Hermann Hundorf Disposable Absorbent Article With Sealed Absorbent Core With Absorbent Particulate Polymer Material
JP2010529878A (ja) * 2007-06-18 2010-09-02 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 実質的に連続的に分布した吸収性粒子状ポリマー材料を有する、より良好にフィットする使い捨て吸収性物品
AU2008264838A1 (en) * 2007-06-18 2008-12-24 The Procter & Gamble Company Disposable absorbent article with substantially continuously distributed absorbent particulate polymer material and method
CN101677891B (zh) * 2007-06-18 2013-11-27 宝洁公司 具有大体上连续分配的吸收性颗粒状聚合物材料的三折的一次性吸收制品、包装的吸收制品和一组被包装的吸收制品
US20080312620A1 (en) * 2007-06-18 2008-12-18 Gregory Ashton Better Fitting Disposable Absorbent Article With Absorbent Particulate Polymer Material
CA2692241C (en) * 2007-06-18 2012-08-14 Harald Hermann Hundorf Disposable absorbent article with sealed absorbent core with substantially continuously distributed absorbent particulate polymer material
US20090076417A1 (en) * 2007-08-08 2009-03-19 Gregory Allen Jones Glide Clip
ES2409836T3 (es) 2007-08-10 2013-06-28 The Procter & Gamble Company Artículo absorbente
EP2285326A1 (en) 2008-04-29 2011-02-23 The Procter & Gamble Company Process for making an absorbent core with strain resistant core cover
US9044359B2 (en) 2008-04-29 2015-06-02 The Procter & Gamble Company Disposable absorbent article with absorbent particulate polymer material distributed for improved isolation of body exudates
US9572728B2 (en) 2008-07-02 2017-02-21 The Procter & Gamble Company Disposable absorbent article with varied distribution of absorbent particulate polymer material and method of making same
JP5185738B2 (ja) * 2008-08-29 2013-04-17 ユニ・チャーム株式会社 愛玩動物用の排泄物処理シート
KR101093906B1 (ko) * 2009-03-25 2011-12-13 영남대학교 산학협력단 면기저귀용 일회용 겔시트와 이를 삽입하여 사용 가능한 팬티형 면기저귀와 면생리대 및 면기저귀용 일회용 겔시트 제조방법
EP2432511B1 (de) 2009-05-20 2013-07-24 Basf Se Wasserabsorbierende speicherschichten
EP2329803B1 (en) 2009-12-02 2019-06-19 The Procter & Gamble Company Apparatus and method for transferring particulate material
JP5340903B2 (ja) 2009-12-10 2013-11-13 株式会社リブドゥコーポレーション 吸収性物品
EP2524679B1 (en) 2010-01-13 2015-04-08 Sumitomo Seika Chemicals CO. LTD. Water-absorbable sheet structure
DK2524678T3 (en) * 2010-01-13 2015-04-20 Sumitomo Seika Chemicals Water-absorbent sheet structure
DE102010013288A1 (de) 2010-03-29 2011-09-29 Wilfried Fenske Hochflexibles absorbierendes Laminat und Verfahren zu dessen Herstellung
AU2011241903B2 (en) 2010-04-16 2015-12-17 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent composite with a resilient coform layer
EP2441417A1 (en) 2010-10-13 2012-04-18 Romanova bvba starter Absorbent structure
DE202011111007U1 (de) 2010-10-13 2018-03-18 Drylock Technologies Nv Absorbierende Struktur
US10117792B2 (en) 2010-10-19 2018-11-06 Medline Industries, Inc. Absorbent articles and methods of manufacturing the same
CA3047243C (en) 2010-10-19 2022-04-12 Medline Industries, Inc. Absorbent articles and methods of manufacturing the same
EP2444046A1 (en) 2010-10-20 2012-04-25 Vynka Bvba Environmentally friendly absorbent structure
JP5769432B2 (ja) * 2011-01-27 2015-08-26 ユニ・チャーム株式会社 パッド形態を有する吸水性物品
JP2012152471A (ja) * 2011-01-27 2012-08-16 Unicharm Corp パッド形態を有する吸水性物品
DE102011018985A1 (de) 2011-04-28 2012-10-31 Evonik Industries Ag Elastischer, absorbierender Hygieneartikel für die Aufnahme von Körperflüssigkeiten
US9468566B2 (en) 2011-06-10 2016-10-18 The Procter & Gamble Company Absorbent structure for absorbent articles
ES2459724T3 (es) 2011-06-10 2014-05-12 The Procter & Gamble Company Método y aparato para hacer estructuras absorbentes con material absorbente
PL2717823T5 (pl) 2011-06-10 2019-09-30 The Procter And Gamble Company Struktura chłonna do wyrobów chłonnych
SG195105A1 (en) 2011-06-10 2013-12-30 Procter & Gamble Absorbent core for disposable absorbent articles
PL2532332T5 (pl) 2011-06-10 2018-07-31 The Procter And Gamble Company Pieluszka jednorazowego użytku o zredukowanym połączeniu pomiędzy wkładem chłonnym a warstwą spodnią
EP2532329B1 (en) 2011-06-10 2018-09-19 The Procter and Gamble Company Method and apparatus for making absorbent structures with absorbent material
CA3042501C (en) 2011-06-10 2020-06-23 The Procter & Gamble Company An absorbent core for disposable diapers comprising longitudinal channels
USD716938S1 (en) 2011-10-19 2014-11-04 Medline Industries, Inc. Absorbent core
DE102011086522A1 (de) 2011-11-17 2013-05-23 Evonik Degussa Gmbh Superabsorbierende Polymere für hochgefüllte oder faserfreie Hygieneartikel
DE102011086516A1 (de) 2011-11-17 2013-05-23 Evonik Degussa Gmbh Superabsorbierende Polymere mit schnellen Absorptionseigenschaften sowieVerfahren zu dessen Herstellung
GB201211577D0 (en) 2012-06-29 2012-08-15 Concepts For Success C4S Method and apparatus for the manufacturing of sandwich structures with free flowing materials and such structures
WO2014007043A1 (ja) 2012-07-04 2014-01-09 株式会社瑞光 吸収性物品における超音波接合方法、吸収性物品の超音波接合装置および吸収性物品
US9532909B2 (en) 2012-08-01 2017-01-03 Zuiko Corporation Disposable worn article and method for manufacturing same
JP5540052B2 (ja) * 2012-09-21 2014-07-02 大王製紙株式会社 多機能複層吸収体およびその製造方法
EP2919737B1 (en) 2012-11-13 2018-12-26 The Procter and Gamble Company Absorbent articles with channels and signals
US8979815B2 (en) 2012-12-10 2015-03-17 The Procter & Gamble Company Absorbent articles with channels
US9216118B2 (en) 2012-12-10 2015-12-22 The Procter & Gamble Company Absorbent articles with channels and/or pockets
US10639215B2 (en) 2012-12-10 2020-05-05 The Procter & Gamble Company Absorbent articles with channels and/or pockets
PL2740452T3 (pl) 2012-12-10 2022-01-31 The Procter & Gamble Company Wyrób chłonny o wysokiej zawartości materiału chłonnego
PL2740449T3 (pl) 2012-12-10 2019-07-31 The Procter & Gamble Company Artykuł chłonny o wysokiej zawartości materiału chłonnego
EP2740450A1 (en) 2012-12-10 2014-06-11 The Procter & Gamble Company Absorbent core with high superabsorbent material content
US9216116B2 (en) 2012-12-10 2015-12-22 The Procter & Gamble Company Absorbent articles with channels
ES2637851T3 (es) * 2012-12-21 2017-10-17 Bostik, Inc. Artículo absorbente de fluido
US10307311B2 (en) 2013-03-15 2019-06-04 Advanced Absorbent Technologies, Inc. Methods of making disposable absorbent undergarments
US9789014B2 (en) 2013-03-15 2017-10-17 Dsg Technology Holdings Ltd. Method of making an absorbent composite and absorbent articles employing the same
US9566198B2 (en) 2013-03-15 2017-02-14 Dsg Technology Holdings Ltd. Method of making an absorbent composite and absorbent articles employing the same
US9707135B2 (en) 2013-03-15 2017-07-18 Advanced Absorbent Technologies, Llc Disposable absorbent article
US10335325B2 (en) 2013-03-15 2019-07-02 Advanced Absorbent Technologies, Llc Ergonomic disposable absorbent garment
US9693911B2 (en) 2014-03-11 2017-07-04 Advanced Absorbent Technologies, Llc Core assembly for absorbing liquids
US9302248B2 (en) 2013-04-10 2016-04-05 Evonik Corporation Particulate superabsorbent polymer composition having improved stability
DE102013209023A1 (de) 2013-05-15 2014-11-20 Evonik Industries Ag Superabsorbierende Polymere mit schnellen Absorptionseigenschaften sowie Verfahren zu dessen Herstellung
DE102013208942A1 (de) 2013-05-15 2014-11-20 Evonik Industries Ag Superabsorbierende Polymere mit schnellen Absorptionseigenschaften sowie Verfahren zu dessen Herstellung
DE202014011155U1 (de) 2013-06-14 2018-03-07 The Procter & Gamble Company Bei Nässe Kanäle bildender absorbierender Artikel und absorbierender Kern
US10369246B2 (en) * 2013-06-14 2019-08-06 Krp U.S., Llc Absorbent articles having pockets and related methods therefor
EP3016624B1 (en) 2013-07-03 2018-10-17 DSG Technology Holdings Ltd. An absorbent composite, methods for making the absorbent composite, and an absorbent article employing the same
JP5671108B2 (ja) * 2013-07-31 2015-02-18 大王製紙株式会社 多機能複層吸収体、多機能複層吸収体の製造方法、及び吸収体製品
US9987176B2 (en) 2013-08-27 2018-06-05 The Procter & Gamble Company Absorbent articles with channels
JP6334705B2 (ja) 2013-08-27 2018-05-30 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー チャネルを有する吸収性物品
US11207220B2 (en) 2013-09-16 2021-12-28 The Procter & Gamble Company Absorbent articles with channels and signals
FR3010631A1 (fr) 2013-09-16 2015-03-20 Procter & Gamble Articles absorbants avec canaux et signaux
EP3351225B1 (en) 2013-09-19 2021-12-29 The Procter & Gamble Company Absorbent cores having material free areas
MX353253B (es) * 2013-12-05 2018-01-08 Grupo P I Mabe Sa De C V Mejoras a matriz absorbente sin celulosa.
US9486368B2 (en) 2013-12-05 2016-11-08 Medline Industries, Inc. Disposable hygienic article with means for diagnostic testing
US9789009B2 (en) 2013-12-19 2017-10-17 The Procter & Gamble Company Absorbent articles having channel-forming areas and wetness indicator
ES2606320T3 (es) 2013-12-19 2017-03-23 The Procter & Gamble Company Núcleos absorbentes que tienen áreas formadoras de canal y juntas de envoltura en c
EP2905001B1 (en) 2014-02-11 2017-01-04 The Procter and Gamble Company Method and apparatus for making an absorbent structure comprising channels
US9375367B2 (en) 2014-02-28 2016-06-28 Medline Industries, Inc. Fastener for an absorbent article
US9622922B2 (en) 2014-04-21 2017-04-18 Medline Industries, Inc. Stretch breathable protective absorbent article using bilaminate
US10226388B2 (en) 2014-04-21 2019-03-12 Medline Industries, Inc. Stretch breathable protective absorbent article using tri-laminate
EP2949300B1 (en) * 2014-05-27 2017-08-02 The Procter and Gamble Company Absorbent core with absorbent material pattern
EP2949302B1 (en) 2014-05-27 2018-04-18 The Procter and Gamble Company Absorbent core with curved channel-forming areas
EP2949301B1 (en) 2014-05-27 2018-04-18 The Procter and Gamble Company Absorbent core with curved and straight absorbent material areas
EP2949299B1 (en) 2014-05-27 2017-08-02 The Procter and Gamble Company Absorbent core with absorbent material pattern
CN107106384A (zh) 2015-01-23 2017-08-29 金伯利-克拉克环球有限公司 桥接的吸收结构
JP2018508292A (ja) 2015-03-16 2018-03-29 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 改善されたコアを有する吸収性物品
JP2018508291A (ja) 2015-03-16 2018-03-29 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 改善された強度を有する吸収性物品
EP3294248B1 (en) 2015-05-12 2020-12-30 The Procter and Gamble Company Absorbent article with improved core-to-backsheet adhesive
EP3302387B1 (en) 2015-05-29 2020-11-18 The Procter and Gamble Company Absorbent articles having channels and wetness indicator
JP2017046788A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 日本製紙クレシア株式会社 吸収性物品および吸収性物品の製造方法
EP3167859B1 (en) 2015-11-16 2020-05-06 The Procter and Gamble Company Absorbent cores having material free areas
EP3238678B1 (en) 2016-04-29 2019-02-27 The Procter and Gamble Company Absorbent core with transversal folding lines
EP3238676B1 (en) 2016-04-29 2019-01-02 The Procter and Gamble Company Absorbent core with profiled distribution of absorbent material
EP3481354B1 (en) * 2016-07-05 2023-04-19 The Procter & Gamble Company Absorbent core having funnel-shaped swelling chamber
WO2018071475A1 (en) 2016-10-11 2018-04-19 The Procter & Gamble Company Discreet disposable absorbent article
KR101894671B1 (ko) 2017-07-13 2018-09-04 (주)알포터 조립식 파레트
CN111867540A (zh) 2018-04-11 2020-10-30 宝洁公司 折叠的一次性吸收制品
EP4233820A3 (en) 2018-04-11 2023-09-06 The Procter & Gamble Company Disposable absorbent articles
DE202019105895U1 (de) * 2019-10-23 2019-11-25 Jens Fritsch Trocken- und/oder Reinigungstuch
EP3881814A1 (en) 2020-03-17 2021-09-22 The Procter & Gamble Company Absorbent core comprising a high loft central layer and superabsorbent particles
CN116583250A (zh) 2020-12-10 2023-08-11 宝洁公司 包括高蓬松中间层和两种不同的超吸收聚合物的吸收芯
EP4088697A1 (en) 2021-05-10 2022-11-16 The Procter & Gamble Company Process for forming composite absorbent material and composite absorbent material made by the process
KR20220154341A (ko) 2021-05-13 2022-11-22 (주)알포터 물품 적재용 조립식 팔레트
WO2023168616A1 (en) 2022-03-09 2023-09-14 The Procter & Gamble Company Absorbent article with high permeability sap

Family Cites Families (53)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2331271A (en) * 1938-07-09 1943-10-05 John E Gilchrist Catamenial bandage
US2418907A (en) * 1943-09-04 1947-04-15 Personal Products Corp Sanitary napkin
US2897109A (en) * 1955-05-31 1959-07-28 Kimberly Clark Co Plastic film product
US3676242A (en) * 1969-08-13 1972-07-11 Exxon Research Engineering Co Method of making a nonwoven polymer laminate
US3890974A (en) * 1974-06-18 1975-06-24 Union Carbide Corp Disposable absorbent article containing slitted hydrogel film
US4055180A (en) * 1976-04-23 1977-10-25 Colgate-Palmolive Company Absorbent article with retained hydrocolloid material
US4224366A (en) * 1978-10-19 1980-09-23 Mccabe Jr Edward G Moisture absorption sectional pack
US4381783A (en) * 1978-10-24 1983-05-03 Johnson & Johnson Absorbent article
US4327728A (en) * 1978-10-24 1982-05-04 Johnson & Johnson Baby Products Company Catamenial device with an absorbent layer having admixture of discrete superabsorbent and introfying particles
FR2446357B1 (fr) * 1979-01-12 1985-07-12 Beghin Say Sa Procede d'insertion de produits super-absorbants dans une structure fibreuse
JPS5820790B2 (ja) * 1979-05-09 1983-04-25 花王株式会社 水吸収性シ−ト及びその製造装置
US4333462A (en) * 1980-11-17 1982-06-08 Johnson & Johnson Baby Products Company Absorbent structure containing superabsorbent
US4360021A (en) * 1981-05-06 1982-11-23 Colgate-Palmolive Company Absorbent article
US4413996A (en) * 1981-07-14 1983-11-08 Taylor Kevin D Diaper with liquid retaining chamber
DE3275438D1 (en) * 1981-11-24 1987-03-19 Kimberly Clark Ltd Microfibre web product
ZA828635B (en) * 1981-11-24 1983-10-26 Kimberly Clark Ltd Microfibre web product
US4429001A (en) * 1982-03-04 1984-01-31 Minnesota Mining And Manufacturing Company Sheet product containing sorbent particulate material
US4574021A (en) * 1983-03-03 1986-03-04 Kimberly-Clark Corporation Soft moisture resistant tissue product
US4592751A (en) * 1983-07-18 1986-06-03 E. R. Squibb & Sons, Inc. Incontinence pad
US4670011A (en) * 1983-12-01 1987-06-02 Personal Products Company Disposable diaper with folded absorbent batt
CA1241504A (en) * 1983-12-01 1988-09-06 Frederick K. Mesek Disposable diaper with folded absorbent batt
US4960477A (en) * 1983-12-01 1990-10-02 Mcneil-Ppc, Inc. Disposable diaper with folded absorbent batt
US4655757A (en) * 1984-04-23 1987-04-07 Kimberly-Clark Corporation Selective layering of superabsorbents in meltblown substrates
US4724114A (en) * 1984-04-23 1988-02-09 Kimberly-Clark Corporation Selective layering of superabsorbents in meltblown substrates
US4604313A (en) * 1984-04-23 1986-08-05 Kimberly-Clark Corporation Selective layering of superabsorbents in meltblown substrates
US4578066A (en) * 1984-05-29 1986-03-25 Kimberly-Clark Corporation Incontinent garment, catamenial device or wound dressing
DK398884D0 (da) * 1984-08-21 1984-08-21 Coloplast As Inkontinensbeskytter og fremgangsmaade til fremstilling af denne
FR2583674B1 (fr) * 1985-06-24 1987-08-28 Beghin Say Sa Procede d'incorporation de produits pulverulents a l'interieur d'un matelas de fibres et dispositif pour sa mise en oeuvre
US4994053A (en) * 1985-06-26 1991-02-19 Kimberly-Clark Corporation Composite article having discrete particulate areas formed therein
US4715918A (en) * 1985-06-26 1987-12-29 Kimberly-Clark Corporation Method for forming discrete particulate areas in a composite article
US5030314A (en) * 1985-06-26 1991-07-09 Kimberly-Clark Corporation Apparatus for forming discrete particulate areas in a composite article
US4676785A (en) * 1985-10-21 1987-06-30 Battista Orlando A Liquid retaining absorbent structure
CA1291328C (en) * 1985-11-04 1991-10-29 Dawn Ilnicki Houghton Absorbent article having moisture insensitive, resilient shaping members
US4741941A (en) * 1985-11-04 1988-05-03 Kimberly-Clark Corporation Nonwoven web with projections
CA1291327C (en) * 1985-11-04 1991-10-29 Dawn Ilnicki Houghton Absorbent article having liquid impervious shelves
DE3679300D1 (de) * 1985-12-20 1991-06-20 Lars Mattsson Vorrichtung zum sammeln und absorbieren von fluessigkeit und verfahren zur herstellung einer absorptions- und verteilerschicht fuer fluessigkeit.
US4886509A (en) * 1985-12-20 1989-12-12 Lars Mattsson Device for collecting and absorbing urine
FR2592896B1 (fr) * 1986-01-15 1988-04-22 Boussac Saint Freres Bsf Matelas absorbant perfectionne, notamment pour des articles d'hygiene.
US4892535A (en) * 1987-08-07 1990-01-09 Landstingens Inkopscentral, Lic, Ekonomisk Forening Absorbent pad and method and apparatus for making the same
ZA892846B (en) * 1988-04-21 1989-12-27 Kimberly Clark Co Absorbent products containing hydrogels with ability to swell against pressure
US4988344A (en) * 1988-05-24 1991-01-29 The Procter & Gamble Company Absorbent articles with multiple layer absorbent layers
US5072687A (en) * 1988-11-16 1991-12-17 James G. Mitchell Absorbent product for personal use
DE8815855U1 (ja) * 1988-12-21 1989-02-23 Hanfspinnerei Steen & Co Gmbh, 2000 Hamburg, De
FR2656794A1 (fr) * 1990-01-05 1991-07-12 Peaudouce Sa Couche-culotte a matelas absorbant perfectionne.
US5149335A (en) * 1990-02-23 1992-09-22 Kimberly-Clark Corporation Absorbent structure
HU217680B (hu) * 1990-10-29 2000-03-28 Procter And Gamble Co. Többrétegű abszorbens cikk
TW200394B (ja) * 1991-01-25 1993-02-21 Kao Corp
US5196470A (en) * 1991-03-01 1993-03-23 H. B. Fuller Licensing & Financing Inc. Water soluble alcohol based nonwoven binder for water swellable, soluble or sensitive fibers
US5175046A (en) * 1991-03-04 1992-12-29 Chicopee Superabsorbent laminate structure
AU662531B2 (en) * 1991-06-12 1995-09-07 Mcneil-Ppc, Inc. Melt blown menstrual pad for application to the body
ES2097846T5 (es) * 1991-09-11 2006-04-16 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Articulo absorbente.
CA2114815C (en) * 1993-02-24 2005-06-14 Mark Kevin Melius Absorbent composite
US5330459A (en) * 1993-06-23 1994-07-19 The Procter & Gamble Company Disposable absorbent article having an inflatable spacer

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102355878A (zh) * 2009-03-19 2012-02-15 尤妮佳股份有限公司 吸收性物品
CN102355878B (zh) * 2009-03-19 2013-10-16 尤妮佳股份有限公司 吸收性物品

Also Published As

Publication number Publication date
US5411497A (en) 1995-05-02
CA2116952C (en) 2003-09-09
WO1995011654A1 (en) 1995-05-04
AU8079294A (en) 1995-05-22
EP0724418B1 (en) 1999-03-31
TW355358U (en) 1999-04-01
UY23849A1 (es) 1995-03-28
FR2711516A1 (fr) 1995-05-05
GB9421854D0 (en) 1994-12-14
FR2711516B1 (fr) 1997-01-03
DE69417568T2 (de) 1999-10-28
GB2284157B (en) 1997-11-05
DE69417568D1 (de) 1999-05-06
TW388260U (en) 2000-04-21
ES2129144T3 (es) 1999-06-01
EP0724418A1 (en) 1996-08-07
JPH09504210A (ja) 1997-04-28
ZA947441B (en) 1995-05-16
SA94150306A (ar) 2005-12-03
GB2284157A (en) 1995-05-31
KR100336053B1 (ko) 2002-11-23
CA2116952A1 (en) 1995-04-30
AU679282B2 (en) 1997-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3434297B2 (ja) 改良された収納構造を有する不連続のポケット中に配置された超吸収材を含む吸収剤製品
JP3428999B2 (ja) 不連続のポケット中に配置された超吸収材及び親水性繊維を含む吸収剤製品
JP3392872B2 (ja) 選択されたパターンで配置された不連続の細長いポケット中に配置された超吸収材を含む吸収剤製品
JP3434296B2 (ja) 水感応性及び水非感応性構造を有する区分状ポケット内に配置された超吸収材料を有する吸収性物品
KR100357672B1 (ko) 서어지 처리력이 개선된 흡수용품
CZ284027B6 (cs) Absorpční výrobek s pružným absorpčním uspořádáním
KR20070029212A (ko) 안정화된 흡수 구조체
US20200060895A1 (en) Absorbent laminates, absorbent cores and disposable articles utilizing the absorbent laminates, and related methods
KR20000005553A (ko) 신체 접촉 액체 조절 부재를 갖는 흡수 용품

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090530

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090530

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100530

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100530

Year of fee payment: 7

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110530

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees