JP3433314B2 - アジャスター - Google Patents
アジャスターInfo
- Publication number
- JP3433314B2 JP3433314B2 JP2000310182A JP2000310182A JP3433314B2 JP 3433314 B2 JP3433314 B2 JP 3433314B2 JP 2000310182 A JP2000310182 A JP 2000310182A JP 2000310182 A JP2000310182 A JP 2000310182A JP 3433314 B2 JP3433314 B2 JP 3433314B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide body
- guide rail
- adjuster
- projection
- slide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Buckles (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ズボンのウエス
トサイズ等の寸法を調整可能にするアジャスターに関す
るものである。
トサイズ等の寸法を調整可能にするアジャスターに関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、ズボンのウェスト部分に形成
された打合せ部の内側腰回り部の外面にガイドレールを
縫着し、前記打合せ部の内側腰回り部にスライド体を縫
着し、適宜操作を行うことにより、スライド体とガイド
レールの係止状態を解除して、ズボンのウエストサイズ
を調整可能にするアジャスターが存在していた。
された打合せ部の内側腰回り部の外面にガイドレールを
縫着し、前記打合せ部の内側腰回り部にスライド体を縫
着し、適宜操作を行うことにより、スライド体とガイド
レールの係止状態を解除して、ズボンのウエストサイズ
を調整可能にするアジャスターが存在していた。
【０００３】しかし、従来のアジャスターは、合成樹脂
製の部品と金属製のバネ等を複雑に組み合わせて構成さ
れていたため、部品数が多く、製造が容易ではなかっ
た。
製の部品と金属製のバネ等を複雑に組み合わせて構成さ
れていたため、部品数が多く、製造が容易ではなかっ
た。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
構造が簡単で、部品数を少なくすることができ、容易に
製造することが可能なアジャスターを提供することを課
題とする。
構造が簡単で、部品数を少なくすることができ、容易に
製造することが可能なアジャスターを提供することを課
題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明は次のような技術的手段を講じている。
め、この発明は次のような技術的手段を講じている。
【０００６】この発明のアジャスターは、上面に突起１
を列設したガイドレール２、左右方向にガイドレール２
を挿通可能にしたスライド体３、及びスライド体３の内
側において左右方向にガイドレール２を挿通可能にした
操作体４を有し、前記操作体４を上方に付勢することに
よりガイドレール２を持ち上げ、スライド体３がガイド
レール２の突起１に係止されるようにしていると共に、
スライド体３の上部に設けた開口部５から露出した操作
体４を押し下げることにより、前記突起１による係止を
解除できるようにしたものとしている。
を列設したガイドレール２、左右方向にガイドレール２
を挿通可能にしたスライド体３、及びスライド体３の内
側において左右方向にガイドレール２を挿通可能にした
操作体４を有し、前記操作体４を上方に付勢することに
よりガイドレール２を持ち上げ、スライド体３がガイド
レール２の突起１に係止されるようにしていると共に、
スライド体３の上部に設けた開口部５から露出した操作
体４を押し下げることにより、前記突起１による係止を
解除できるようにしたものとしている。
【０００７】また、操作体４を上方に付勢する弾性片１
２が、スライド体３に一体に形成されているものとして
もよい。
２が、スライド体３に一体に形成されているものとして
もよい。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【０００９】この発明のアジャスターは、上面に突起１
を列設したガイドレール２、左右方向にガイドレール２
を挿通可能にしたスライド体３、及びスライド体３の内
側において左右方向にガイドレール２を挿通可能にした
操作体４を有し、前記操作体４を上方に付勢することに
よりガイドレール２を持ち上げ、スライド体３がガイド
レール２の突起１に係止されるようにしていると共に、
スライド体３の上部に設けた開口部５から露出した操作
体４を押し下げることにより、前記突起１による係止を
解除できるようにしたものである。
を列設したガイドレール２、左右方向にガイドレール２
を挿通可能にしたスライド体３、及びスライド体３の内
側において左右方向にガイドレール２を挿通可能にした
操作体４を有し、前記操作体４を上方に付勢することに
よりガイドレール２を持ち上げ、スライド体３がガイド
レール２の突起１に係止されるようにしていると共に、
スライド体３の上部に設けた開口部５から露出した操作
体４を押し下げることにより、前記突起１による係止を
解除できるようにしたものである。
【００１０】図１はこのアジャスターを上方から見た
図、図２はスライド体３と操作体４の分解状態を示す
図、図３はスライド体３を上方から見た図、図４はスラ
イド体３を左方からみた図、図５は、スライド体３がガ
イドレール２の突起１に係止されている状態を示す図、
図６は、前記突起１による係止が解除された状態を示す
図である。なお、この明細書では、ガイドレール２の面
に対して垂直な方向を上下方向としている。
図、図２はスライド体３と操作体４の分解状態を示す
図、図３はスライド体３を上方から見た図、図４はスラ
イド体３を左方からみた図、図５は、スライド体３がガ
イドレール２の突起１に係止されている状態を示す図、
図６は、前記突起１による係止が解除された状態を示す
図である。なお、この明細書では、ガイドレール２の面
に対して垂直な方向を上下方向としている。
【００１１】ガイドレール２、スライド体３及び操作体
４は、いずれも適宜の合成樹脂製とすることができる。
４は、いずれも適宜の合成樹脂製とすることができる。
【００１２】ガイドレール２は、適宜の長さ、幅を有す
る帯状のもので、上面に突起１を２個ずつ等間隔に列設
している。
る帯状のもので、上面に突起１を２個ずつ等間隔に列設
している。
【００１３】スライド体３は、左壁６、右壁７、前壁
８、後壁９を四角枠形状に形成し、左壁６と右壁７にそ
れぞれガイドレール２が挿通する左孔１０、右孔１１を
形成し、上部には操作体４が露出する開口部５を設け、
底部には弾性片１２を有している。弾性片１２は、円弧
状としており、スライド体３の底部に一体に形成されて
いる。
８、後壁９を四角枠形状に形成し、左壁６と右壁７にそ
れぞれガイドレール２が挿通する左孔１０、右孔１１を
形成し、上部には操作体４が露出する開口部５を設け、
底部には弾性片１２を有している。弾性片１２は、円弧
状としており、スライド体３の底部に一体に形成されて
いる。
【００１４】また、前壁８と後壁９には、それぞれ内側
に操作体４を保持するための凹部１３を形成している。
に操作体４を保持するための凹部１３を形成している。
【００１５】操作体４は、スライド体３の内側に収まる
大きさの四角形状のもので、左右方向にガイドレール２
が挿通する貫通孔１４を有し、また、前面と後面の下端
部に、前記スライド体３の凹部１３に入る突出部１５を
有している。操作体４は、その突出部１５が凹部１３内
において上下動する範囲で、上下方向に移動可能になっ
ている。
大きさの四角形状のもので、左右方向にガイドレール２
が挿通する貫通孔１４を有し、また、前面と後面の下端
部に、前記スライド体３の凹部１３に入る突出部１５を
有している。操作体４は、その突出部１５が凹部１３内
において上下動する範囲で、上下方向に移動可能になっ
ている。
【００１６】このアジャスターは、ガイドレール２をス
ライド体３の外側から左壁６の左孔１０に通し、次に操
作体４の貫通孔１４に通し、そしてスライド体３の内側
から右壁７の右孔１１に通すことにより組み立てられ
る。
ライド体３の外側から左壁６の左孔１０に通し、次に操
作体４の貫通孔１４に通し、そしてスライド体３の内側
から右壁７の右孔１１に通すことにより組み立てられ
る。
【００１７】以上の通り、このアジャスターは、ガイド
レール２、スライド体３、及び操作体４のわずか３つの
部品で構成され、極めて容易に組み立てて完成させるこ
とができる。
レール２、スライド体３、及び操作体４のわずか３つの
部品で構成され、極めて容易に組み立てて完成させるこ
とができる。
【００１８】このアジャスターをズボンに取り付ける場
合は、ズボンのウェスト部分に形成された打合せ部の内
側腰回り部の外面にガイドレール２の両端を縫着し、前
記打合せ部の内側腰回り部にスライド体３を縫着する。
ガイドレール２は、突起１のある上面が内側を向くよう
にする。ガイドレール２の下面は、一部外側に露出する
ため、ズボンと同種の生地で被覆することが望ましい。
合は、ズボンのウェスト部分に形成された打合せ部の内
側腰回り部の外面にガイドレール２の両端を縫着し、前
記打合せ部の内側腰回り部にスライド体３を縫着する。
ガイドレール２は、突起１のある上面が内側を向くよう
にする。ガイドレール２の下面は、一部外側に露出する
ため、ズボンと同種の生地で被覆することが望ましい。
【００１９】このアジャスターは、通常の状態では、図
５に示したように、スライド体３がガイドレール２の突
起１に係止されてスライド体３の移動が制限されるよう
になっている。
５に示したように、スライド体３がガイドレール２の突
起１に係止されてスライド体３の移動が制限されるよう
になっている。
【００２０】すなわち、操作体４に外から何も力を加え
ていない自然な状態では、操作体４は弾性片１２により
上方に付勢されており、貫通孔１４に通したガイドレー
ル２を持ち上げる。これにより、ガイドレール２の突起
１がスライド体３の左壁６の左孔１０の上の外面や、右
壁７の右孔１１の上の内面に当接するため、スライド体
３は前記突起１に係止され、スライド体３を移動させよ
うとしても、移動できない。
ていない自然な状態では、操作体４は弾性片１２により
上方に付勢されており、貫通孔１４に通したガイドレー
ル２を持ち上げる。これにより、ガイドレール２の突起
１がスライド体３の左壁６の左孔１０の上の外面や、右
壁７の右孔１１の上の内面に当接するため、スライド体
３は前記突起１に係止され、スライド体３を移動させよ
うとしても、移動できない。
【００２１】操作体４を指で押し下げると、図６に示し
たように、貫通孔１４に通したガイドレール２の位置が
下がり、前記突起１とスライド体３の左壁６の左孔１０
の上の外面や、右壁７の右孔１１の上の内面との係止状
態が解除される。したがって、ガイドレール２は、左孔
１０、右孔１１と貫通孔１４をスムーズに通過でき、ス
ライド体３が移動可能な状態になる。
たように、貫通孔１４に通したガイドレール２の位置が
下がり、前記突起１とスライド体３の左壁６の左孔１０
の上の外面や、右壁７の右孔１１の上の内面との係止状
態が解除される。したがって、ガイドレール２は、左孔
１０、右孔１１と貫通孔１４をスムーズに通過でき、ス
ライド体３が移動可能な状態になる。
【００２２】そして、操作体４を指で押し下げつつ、ス
ライド体３を移動させることにより、サイズの調節を行
うことができる。
ライド体３を移動させることにより、サイズの調節を行
うことができる。
【００２３】
【発明の効果】この発明のアジャスターは、上述のよう
に構成されており、構造が簡単で、部品数を少なくする
ことができ、容易に製造することが可能である。
に構成されており、構造が簡単で、部品数を少なくする
ことができ、容易に製造することが可能である。
【図１】この発明の実施形態のアジャスターの上面図。
【図２】この発明の実施形態のアジャスターのスライド
体と操作体の分解状態の斜視図。
体と操作体の分解状態の斜視図。
【図３】この発明の実施形態のアジャスターのスライド
体の上面図。
体の上面図。
【図４】この発明の実施形態のアジャスターのスライド
体の左側面図。
体の左側面図。
【図５】この発明の実施形態のアジャスターで、スライ
ド体がガイドレールの突起に係止されている状態の断面
図。
ド体がガイドレールの突起に係止されている状態の断面
図。
【図６】この発明の実施形態のアジャスターで、ガイド
レールの突起によるスライド体の係止が解除された状態
の断面図。
レールの突起によるスライド体の係止が解除された状態
の断面図。
１ 突起
２ ガイドレール
３ スライド体
４ 操作体
５ 開口部
１２ 弾性片
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平10−42911（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−322607（ＪＰ，Ａ)
特開 平７−275011（ＪＰ，Ａ)
特開 平11−247012（ＪＰ，Ａ)
特開 平７−79808（ＪＰ，Ａ)
特開 平11−323642（ＪＰ，Ａ)
実開 昭60−142614（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A44B 11/20
A44B 21/00 601
A44B 21/00 611
Claims (2)
- 【請求項１】 上面に突起（１）を列設したガイドレー
ル（２）、左右方向にガイドレール（２）を挿通可能に
したスライド体（３）、及びスライド体（３）の内側に
おいて左右方向にガイドレール（２）を挿通可能にした
操作体（４）を有し、前記操作体（４）を上方に付勢す
ることによりガイドレール（２）を持ち上げ、スライド
体（３）がガイドレール（２）の突起（１）に係止され
るようにしていると共に、スライド体（３）の上部に設
けた開口部（５）から露出した操作体（４）を押し下げ
ることにより、前記突起（１）による係止を解除できる
ようにしていることを特徴とするアジャスター。 - 【請求項２】 操作体（４）を上方に付勢する弾性片
（１２）が、スライド体（３）に一体に形成されている
請求項１記載のアジャスター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000310182A JP3433314B2 (ja) | 2000-10-11 | 2000-10-11 | アジャスター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000310182A JP3433314B2 (ja) | 2000-10-11 | 2000-10-11 | アジャスター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002112806A JP2002112806A (ja) | 2002-04-16 |
| JP3433314B2 true JP3433314B2 (ja) | 2003-08-04 |
Family
ID=18790186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000310182A Expired - Lifetime JP3433314B2 (ja) | 2000-10-11 | 2000-10-11 | アジャスター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3433314B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4516762B2 (ja) * | 2004-02-20 | 2010-08-04 | Ｙｋｋ株式会社 | ウエスト調節具 |
| JP4495567B2 (ja) * | 2004-10-29 | 2010-07-07 | ジーエスケー販売株式会社 | バンド締結具 |
| KR101060070B1 (ko) | 2009-09-15 | 2011-08-29 | 박해오 | 허리둘레 조절구 및 그것이 구비된 바지 |
-
2000
- 2000-10-11 JP JP2000310182A patent/JP3433314B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2002112806A (ja) | 2002-04-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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