JPH0537769Y2 - - Google Patents
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- JPH0537769Y2 JPH0537769Y2 JP1987047782U JP4778287U JPH0537769Y2 JP H0537769 Y2 JPH0537769 Y2 JP H0537769Y2 JP 1987047782 U JP1987047782 U JP 1987047782U JP 4778287 U JP4778287 U JP 4778287U JP H0537769 Y2 JPH0537769 Y2 JP H0537769Y2
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- tongue plate
- plate
- buckle
- tongue
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Links
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 47
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 8
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 8
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
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- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
- 210000005182 tip of the tongue Anatomy 0.000 description 1
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- Buckles (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はバツクル本体へ挿入されるタングプレ
ートへ係合孔が形成されてバツクル本体内のロツ
クプレートと係合するバツクル装置に関する。
ートへ係合孔が形成されてバツクル本体内のロツ
クプレートと係合するバツクル装置に関する。
シートベルト装置に用いられるバツクル装置
は、乗員拘束用ウエビングの一端に取り付けられ
るタングプレートがバツクル本体へ係合すること
によりウエビングの装着を行うようになつてい
る。
は、乗員拘束用ウエビングの一端に取り付けられ
るタングプレートがバツクル本体へ係合すること
によりウエビングの装着を行うようになつてい
る。
この場合タングプレートは正規の挿入状態と異
なる裏返しの挿入状態であつてもバツクル本体へ
係合可能となつている。
なる裏返しの挿入状態であつてもバツクル本体へ
係合可能となつている。
ところでタングプレートが正規の挿入状態と異
なる裏返しの挿入状態でバツクル本体へ係合する
とウエビングが半回転ねじられた状態で乗員へ装
着されウエビング装着感がウエビングのねじれに
より本来の装着状態より低下する。これを解決す
るために実開昭54−33823号でタングプレートの
表面にタングプレートの裏表を区別する目印を設
けウエビングの半回転のねじれを防止したバツク
ル装置が提案されている。この実開昭54−33823
号によればタングプレートの表裏に着色部をもう
けることにより表裏を誤つて挿入することのない
ようになつている。またタングプレートのバツク
ル本体への挿入部の表面に肉厚方向へ突出した凸
面を設け、バツクル本体のタングプレート挿入口
にこの凸部と対応する凹部を設けてタングプレー
トの正規の挿入状態でしか挿入できないようにし
て、タングプレートの表裏を誤つて挿入すること
を防止したものがある。
なる裏返しの挿入状態でバツクル本体へ係合する
とウエビングが半回転ねじられた状態で乗員へ装
着されウエビング装着感がウエビングのねじれに
より本来の装着状態より低下する。これを解決す
るために実開昭54−33823号でタングプレートの
表面にタングプレートの裏表を区別する目印を設
けウエビングの半回転のねじれを防止したバツク
ル装置が提案されている。この実開昭54−33823
号によればタングプレートの表裏に着色部をもう
けることにより表裏を誤つて挿入することのない
ようになつている。またタングプレートのバツク
ル本体への挿入部の表面に肉厚方向へ突出した凸
面を設け、バツクル本体のタングプレート挿入口
にこの凸部と対応する凹部を設けてタングプレー
トの正規の挿入状態でしか挿入できないようにし
て、タングプレートの表裏を誤つて挿入すること
を防止したものがある。
しかしながら上記バツクル装置では、タングプ
レートの表面に設けられた着色部は、タングプレ
ートのバツクル本体への挿入抜出動作によつてバ
ツクル本体と摺動してはがれる可能性がある。ま
たこの着色部は塗装等による場合には、塗装によ
つて挿入時の違和感を生じる可能性がある。
レートの表面に設けられた着色部は、タングプレ
ートのバツクル本体への挿入抜出動作によつてバ
ツクル本体と摺動してはがれる可能性がある。ま
たこの着色部は塗装等による場合には、塗装によ
つて挿入時の違和感を生じる可能性がある。
また、タングプレートの表面に肉厚方向へ突出
した凸面を設けたバツクル装置にあつては、凸部
によつてバツクル本体への挿入感に違和感を感じ
る可能性があると共に、バツクル本体のタングプ
レート挿入口に凹部が設けられているので見栄え
が悪く、商品価値が低下するおそれがあつた。
した凸面を設けたバツクル装置にあつては、凸部
によつてバツクル本体への挿入感に違和感を感じ
る可能性があると共に、バツクル本体のタングプ
レート挿入口に凹部が設けられているので見栄え
が悪く、商品価値が低下するおそれがあつた。
本考案は上記事実を考慮し、特にタングプレー
ト裏返し挿入状態ではバツクル本体へタングプレ
ートを係合できないようにすると共に、タングプ
レートを手に持つたときの手触りに違和感が生じ
ることのないバツクル装置を得ることが目的であ
る。
ト裏返し挿入状態ではバツクル本体へタングプレ
ートを係合できないようにすると共に、タングプ
レートを手に持つたときの手触りに違和感が生じ
ることのないバツクル装置を得ることが目的であ
る。
上記問題点を解決するため本考案では、バツク
ル本体へ挿入されるタングプレートに係合孔が形
成されてバツクル本体内のロツクプレートと係合
するバツクル装置であつて、平面視で前記バツク
ル本体挿入方向に沿つた中心線に対し左右非対称
形状の平板から成るタングプレートと、前記タン
グプレート形状に対応して前記バツクル本体内に
設けられ、前記タングプレートの前記バツクル本
体への正規挿入状態では、前記ロツクプレートの
前記係合孔への係合を許容すると共に前記タング
プレートの正規挿入状態と異なる裏返し挿入状態
では前記ロツクプレートの前記係合孔への係合を
阻止する制限手段と、前記バツクル本体内へ装備
され、前記タングプレートが挿入された場合には
当該タングプレートを挿入方向と反対側へ付勢す
る付勢手段と、を有することを特徴としている。
ル本体へ挿入されるタングプレートに係合孔が形
成されてバツクル本体内のロツクプレートと係合
するバツクル装置であつて、平面視で前記バツク
ル本体挿入方向に沿つた中心線に対し左右非対称
形状の平板から成るタングプレートと、前記タン
グプレート形状に対応して前記バツクル本体内に
設けられ、前記タングプレートの前記バツクル本
体への正規挿入状態では、前記ロツクプレートの
前記係合孔への係合を許容すると共に前記タング
プレートの正規挿入状態と異なる裏返し挿入状態
では前記ロツクプレートの前記係合孔への係合を
阻止する制限手段と、前記バツクル本体内へ装備
され、前記タングプレートが挿入された場合には
当該タングプレートを挿入方向と反対側へ付勢す
る付勢手段と、を有することを特徴としている。
本考案によれば、タングプレートがバツクル本
体へ正規挿入状態と異なる裏返し挿入状態で挿入
された場合には制限手段によつてロツクプレート
のタングプレートの係合孔への係合が阻止され
る。これによりタングプレートはロツクプレート
と係合されず、バツクル本体内の付勢手段の付勢
力によつてバツクル本体から押し出され、乗員は
タングプレートの裏返し挿入状態を知ることがで
きる。また、タングプレートが平板で構成されて
いるので、タングプレートを手に持つた時の手触
りに違和感が生じることがない。
体へ正規挿入状態と異なる裏返し挿入状態で挿入
された場合には制限手段によつてロツクプレート
のタングプレートの係合孔への係合が阻止され
る。これによりタングプレートはロツクプレート
と係合されず、バツクル本体内の付勢手段の付勢
力によつてバツクル本体から押し出され、乗員は
タングプレートの裏返し挿入状態を知ることがで
きる。また、タングプレートが平板で構成されて
いるので、タングプレートを手に持つた時の手触
りに違和感が生じることがない。
第1実施例
第2図には本考案第1実施例に係るバツクル装
置が適用されたシートベルト装置が示されてい
る。
置が適用されたシートベルト装置が示されてい
る。
このシートベルト装置は第1のシートベルト装
置10と第2のシートベルト装置12とが組合わ
されて構成されている。第1のシートベルト装置
は所謂オートマチツクシートベルト装置で、シヨ
ルダウエビングとして作用するウエビング14
は、一端部が車両幅方向中央部に位置するフロア
トンネル16に取り付けられた巻取装置18に巻
取られ、他端部は、車両側壁19の上部へ配置さ
れたガイドレール20内を摺動するスライダ22
へバツクル装置24を介して連結されている。こ
のスライダ22は、図示しないドアの開閉に応じ
て、ガイドレール20内を車両前後方向に摺動す
るようになつている。このバツクル装置24は必
要に応じてウエビング14をスライダ22から外
すことができるようにするためのものである。
置10と第2のシートベルト装置12とが組合わ
されて構成されている。第1のシートベルト装置
は所謂オートマチツクシートベルト装置で、シヨ
ルダウエビングとして作用するウエビング14
は、一端部が車両幅方向中央部に位置するフロア
トンネル16に取り付けられた巻取装置18に巻
取られ、他端部は、車両側壁19の上部へ配置さ
れたガイドレール20内を摺動するスライダ22
へバツクル装置24を介して連結されている。こ
のスライダ22は、図示しないドアの開閉に応じ
て、ガイドレール20内を車両前後方向に摺動す
るようになつている。このバツクル装置24は必
要に応じてウエビング14をスライダ22から外
すことができるようにするためのものである。
第2のシートベルト装置12は所謂2点式マニ
ユアルシートベルト装置で、ラツプウエビングと
して作用するウエビング26は、一端部が車両側
壁下部に取り付けられた巻取装置28に巻取ら
れ、先端部に係合されたタングプレート30を介
してバツクル装置32に係合されるようになつて
いる。バツクル装置32は車両幅方向略中央部の
フロア34から立設されている。
ユアルシートベルト装置で、ラツプウエビングと
して作用するウエビング26は、一端部が車両側
壁下部に取り付けられた巻取装置28に巻取ら
れ、先端部に係合されたタングプレート30を介
してバツクル装置32に係合されるようになつて
いる。バツクル装置32は車両幅方向略中央部の
フロア34から立設されている。
次に本実施例に係るバツクル装置24について
第3図〜5図に従つて説明する。このバツクル装
置24はタングプレート36とバツクル本体38
とで構成されている。
第3図〜5図に従つて説明する。このバツクル装
置24はタングプレート36とバツクル本体38
とで構成されている。
タングプレート36は金属製の平板を打ち抜い
て成形されており、一端部には乗員拘束用ウエビ
ング14の先端部に取り付けられる長孔36Aが
設けられ、中間部には係合開口36Bが設けられ
ている。また他端部は先端面36Cから長孔36
Aの方向へ退避した先端面36Dが形成されてい
る。このタングプレート36はバツクル本体38
を構成するアツパボデイ40とロアボデイ42の
間へ矢印A方向へ挿入され係合されるようになつ
ている。
て成形されており、一端部には乗員拘束用ウエビ
ング14の先端部に取り付けられる長孔36Aが
設けられ、中間部には係合開口36Bが設けられ
ている。また他端部は先端面36Cから長孔36
Aの方向へ退避した先端面36Dが形成されてい
る。このタングプレート36はバツクル本体38
を構成するアツパボデイ40とロアボデイ42の
間へ矢印A方向へ挿入され係合されるようになつ
ている。
ロアボデイ42は一端部に貫通穴44が形成さ
れボルト等を用いてスライダ22の先端部へ取付
けられるようになつている。あるいはロアボデイ
42はスライダ22と一体に形成することも可能
である。アツパボデイ40は幅方向両側部に脚部
46がそれぞれ屈曲形成され、この脚部46の先
端部付近に形成された切欠48内へロアボデイ4
2の幅方向両端から突出する突起50が入り込む
ことにより及び脚部46の後端部付近に形成され
たL字状の突起46Aがロアボデイ42の幅方向
段部50Aの下面に係合することによりアツパボ
デイ40とロアボデイ42とがタングプレート3
6の挿入空間を形成して組み付けられるようにな
つている。
れボルト等を用いてスライダ22の先端部へ取付
けられるようになつている。あるいはロアボデイ
42はスライダ22と一体に形成することも可能
である。アツパボデイ40は幅方向両側部に脚部
46がそれぞれ屈曲形成され、この脚部46の先
端部付近に形成された切欠48内へロアボデイ4
2の幅方向両端から突出する突起50が入り込む
ことにより及び脚部46の後端部付近に形成され
たL字状の突起46Aがロアボデイ42の幅方向
段部50Aの下面に係合することによりアツパボ
デイ40とロアボデイ42とがタングプレート3
6の挿入空間を形成して組み付けられるようにな
つている。
アツパボデイ40とロアボデイ42にはタング
プレート挿入口付近にタングプレートの挿入方向
と直交方向に離れた一対の開口52,54がそれ
ぞれ形成されている。これらの開口52,54に
は、ロアボデイ42の下方に配置されるかんぬき
部材としてのロツクプレート56が対応して圧縮
コイルばね58の付勢力を受けている。ロツクプ
レート56は両端部から一対の脚部60が互いに
平行に突出しており、開口52,54内をスライ
ド可能となつている。
プレート挿入口付近にタングプレートの挿入方向
と直交方向に離れた一対の開口52,54がそれ
ぞれ形成されている。これらの開口52,54に
は、ロアボデイ42の下方に配置されるかんぬき
部材としてのロツクプレート56が対応して圧縮
コイルばね58の付勢力を受けている。ロツクプ
レート56は両端部から一対の脚部60が互いに
平行に突出しており、開口52,54内をスライ
ド可能となつている。
このロツクプレート56の中央部からは係合突
起62は突出しており、挿入されるタングプレー
ト36の係合開口36Bへ圧縮コイルばね58の
付勢力で係合して第4図に示される如くタングプ
レート36の抜き出しを阻止するようになつてい
る。この係合突起62はロアボデイ42の開口5
4間にタングプレートの挿入方向に沿つて形成さ
れる長開口64及びアツパボデイ40の開口52
間に形成される開口66内へ挿入した状態でタン
グプレート36と係合するようになつている。こ
のため第4図に示される如くタングプレート36
の表裏において係合突起62がアツパボデイ40
とロアボデイ42とに係合してタングプレート3
6の抜き出しを確実に阻止するかんぬき構造とな
る。
起62は突出しており、挿入されるタングプレー
ト36の係合開口36Bへ圧縮コイルばね58の
付勢力で係合して第4図に示される如くタングプ
レート36の抜き出しを阻止するようになつてい
る。この係合突起62はロアボデイ42の開口5
4間にタングプレートの挿入方向に沿つて形成さ
れる長開口64及びアツパボデイ40の開口52
間に形成される開口66内へ挿入した状態でタン
グプレート36と係合するようになつている。こ
のため第4図に示される如くタングプレート36
の表裏において係合突起62がアツパボデイ40
とロアボデイ42とに係合してタングプレート3
6の抜き出しを確実に阻止するかんぬき構造とな
る。
またロアボデイ42の長開口の一方の側部に
は、突起98が設けられている。この突起98は
アツパボデイ40へ向つて突出されており打出し
て形成されている。この突起98はタングプレー
ト36の正規の挿入状態ではタングプレート36
の先端面36Dと当接するようになつており、こ
の状態ではロツクプレート56の係合突起62が
タングプレート36の係合開口36Bへ挿入可能
となつている(第4図、第6図参照)。またタン
グプレート36が正規の挿入状態と異なる裏返し
の挿入状態では第1図に示されるように突起98
はタングプレート36の先端面36Cと当接し、
タングプレート36のバツクル本体38への挿入
量を正規の挿入量より少なく制限するようになつ
ている。この状態では、タングプレート36の係
合開口36B内へのロツクプレート56の係合突
起62の挿入が不可能となつている。
は、突起98が設けられている。この突起98は
アツパボデイ40へ向つて突出されており打出し
て形成されている。この突起98はタングプレー
ト36の正規の挿入状態ではタングプレート36
の先端面36Dと当接するようになつており、こ
の状態ではロツクプレート56の係合突起62が
タングプレート36の係合開口36Bへ挿入可能
となつている(第4図、第6図参照)。またタン
グプレート36が正規の挿入状態と異なる裏返し
の挿入状態では第1図に示されるように突起98
はタングプレート36の先端面36Cと当接し、
タングプレート36のバツクル本体38への挿入
量を正規の挿入量より少なく制限するようになつ
ている。この状態では、タングプレート36の係
合開口36B内へのロツクプレート56の係合突
起62の挿入が不可能となつている。
またロアボデイ42にはタングプレート30の
挿入方向(矢印A方向)に沿つて長手とされるガ
イド用突起100が設けられており、タングプレ
ート36を挿入方向へ案内するうになつている。
挿入方向(矢印A方向)に沿つて長手とされるガ
イド用突起100が設けられており、タングプレ
ート36を挿入方向へ案内するうになつている。
なお開口52,54にはアツパボデイ40の上
方からガイドプレート68の脚板68Aが挿入さ
れ、ロツクプレート56との接触案内面となつて
いる。このため開口52,54がプレス加工によ
つてその表面が円滑でない場合にも、ロツクプレ
ート56の脚部60を円滑にスライドさせるよう
になつている。またこの脚板68Aは開口52,
54を貫通した後に、先端部端部68Bがロアボ
デイ42の底面で屈曲され、アツパボデイ40、
ロアボデイ42を組付状態で挟持するようになつ
ている。
方からガイドプレート68の脚板68Aが挿入さ
れ、ロツクプレート56との接触案内面となつて
いる。このため開口52,54がプレス加工によ
つてその表面が円滑でない場合にも、ロツクプレ
ート56の脚部60を円滑にスライドさせるよう
になつている。またこの脚板68Aは開口52,
54を貫通した後に、先端部端部68Bがロアボ
デイ42の底面で屈曲され、アツパボデイ40、
ロアボデイ42を組付状態で挟持するようになつ
ている。
アツパボデイ40、ロアボデイ42の間から挿
入されるタングプレート36にはロアボデイ42
に沿つてスライド可能なエジエクタ70が対応し
ている。このエジエクタ70はブロツク部72が
長開口64内へ配置されてタングプレート挿入方
向にスライド可能となつており、長開口64内に
配置される圧縮コイルばね74によつてタングプ
レート押し出し方向に付勢力を生じている。
入されるタングプレート36にはロアボデイ42
に沿つてスライド可能なエジエクタ70が対応し
ている。このエジエクタ70はブロツク部72が
長開口64内へ配置されてタングプレート挿入方
向にスライド可能となつており、長開口64内に
配置される圧縮コイルばね74によつてタングプ
レート押し出し方向に付勢力を生じている。
このブロツク部72の両側部からは一対のアー
ム76が互いに平行に突出しており、脚部60と
対応している。脚部60にはアーム76の先端部
付近が挿入可能は切欠78,80が形成されてお
り、この切欠78,80は脚部60の対向寸法を
拡大する状態で形成され、アーム76を収容可能
となつている。
ム76が互いに平行に突出しており、脚部60と
対応している。脚部60にはアーム76の先端部
付近が挿入可能は切欠78,80が形成されてお
り、この切欠78,80は脚部60の対向寸法を
拡大する状態で形成され、アーム76を収容可能
となつている。
この切欠78,80内へアーム76が挿入され
た状態では第5図に示される如く、ロツクプレー
ト56は係合突起62の先端部がタングプレート
36の挿入軌跡と若干量の隙間を介して退避状態
となつており、アーム76が切欠78,80から
抜き出されると、ロツクプレート56は圧縮コイ
ルばね58の付勢力で第4図の如く係合突起62
をタングプレート36の挿入軌跡内へと入り込ま
せ、タングプレート36の係合開口36Bと係合
させるようになつている。
た状態では第5図に示される如く、ロツクプレー
ト56は係合突起62の先端部がタングプレート
36の挿入軌跡と若干量の隙間を介して退避状態
となつており、アーム76が切欠78,80から
抜き出されると、ロツクプレート56は圧縮コイ
ルばね58の付勢力で第4図の如く係合突起62
をタングプレート36の挿入軌跡内へと入り込ま
せ、タングプレート36の係合開口36Bと係合
させるようになつている。
なお、切欠78,80へアーム76が入り易い
ように、切欠78,80の端部には面取り78
A,80Aが設けられている。
ように、切欠78,80の端部には面取り78
A,80Aが設けられている。
アーム76のブロツク部72への連結部付近か
らは互いに接近する方向に弾性アーム82が突出
している。これらの弾性アーム82はタングプレ
ート36の先端部に対応しており、係合状態にあ
るタングプレート36をロツクプレート56へと
押圧する役目を有している。タングプレート36
の挿入時にはエジエクタ70がこの弾性アーム8
2を介して押圧力を受けて移動するようになつて
いる。
らは互いに接近する方向に弾性アーム82が突出
している。これらの弾性アーム82はタングプレ
ート36の先端部に対応しており、係合状態にあ
るタングプレート36をロツクプレート56へと
押圧する役目を有している。タングプレート36
の挿入時にはエジエクタ70がこの弾性アーム8
2を介して押圧力を受けて移動するようになつて
いる。
アツパボデイ40、ロアボデイ42を覆つてア
ツパカバー84及びロアカバー86が取付けられ
ている。アツパカバー84内にはレリーズボタン
88が挿入されており、ロツクプレート56の操
作用となつている。このレリーズボタン88から
突出した一対のピン90つはアツパボデイ40、
ロアボデイ42に形成される円孔92,94内へ
貫通され、これによつてレリーズボタン88がタ
ングプレートの挿入方向と直交方向に、すなわち
ロツクプレート56をタングプレート34の係合
解除方向に押圧できるようになつている。ピン9
0の周囲には圧縮コイルばね96が介在され、そ
の両端部がアツパボデイ40とレリーズボタン8
8をアツパカバー84の抜き出し方向に押圧して
いる。
ツパカバー84及びロアカバー86が取付けられ
ている。アツパカバー84内にはレリーズボタン
88が挿入されており、ロツクプレート56の操
作用となつている。このレリーズボタン88から
突出した一対のピン90つはアツパボデイ40、
ロアボデイ42に形成される円孔92,94内へ
貫通され、これによつてレリーズボタン88がタ
ングプレートの挿入方向と直交方向に、すなわち
ロツクプレート56をタングプレート34の係合
解除方向に押圧できるようになつている。ピン9
0の周囲には圧縮コイルばね96が介在され、そ
の両端部がアツパボデイ40とレリーズボタン8
8をアツパカバー84の抜き出し方向に押圧して
いる。
次に本第1実施例の作用について説明する。
図示しないサイドドアが開かれると、ガイドレ
ール内と摺動可能なスライダ22へバツクル装置
24を介して一端が係止された第1図のシートベ
ルト装置10のウエビング14は、スライダの車
両前方への移動により巻取装置18から巻出され
る。これにより乗員はウエビング14に阻止され
ることなく乗車することができる。乗員が、シー
トへ着座後に図示しないサイドドアが閉じられる
と、ウエビング14は巻取装置18に巻取られつ
つ車両後方へ移動され、乗員は、シヨルダウエビ
ング装着状態となる。
ール内と摺動可能なスライダ22へバツクル装置
24を介して一端が係止された第1図のシートベ
ルト装置10のウエビング14は、スライダの車
両前方への移動により巻取装置18から巻出され
る。これにより乗員はウエビング14に阻止され
ることなく乗車することができる。乗員が、シー
トへ着座後に図示しないサイドドアが閉じられる
と、ウエビング14は巻取装置18に巻取られつ
つ車両後方へ移動され、乗員は、シヨルダウエビ
ング装着状態となる。
一方、第2シートベルト装置12のウエビング
26は巻取装置28に最大限に巻き取られてい
る。ウエヒング26は乗員が着座後に手動で巻取
装置28から巻き出されて、タングプレート36
がバツクル装置32に係合されることで、乗員は
ラツプウエビング装着状態となる。
26は巻取装置28に最大限に巻き取られてい
る。ウエヒング26は乗員が着座後に手動で巻取
装置28から巻き出されて、タングプレート36
がバツクル装置32に係合されることで、乗員は
ラツプウエビング装着状態となる。
ウエビング14の一端をスライダ22へ係止す
るバツクル装置24は、タングプレート36がバ
ツクル本体38への正規の挿入状態では第4図及
び第6図に示されるように、側面が突起100に
案内されてバツクル本体38内へ適正挿入量で挿
入され、先端面36Dが突起98と当接し、ロツ
クプレート56の係合突起62が係合開口36B
内へ挿入されて係合状態となる。
るバツクル装置24は、タングプレート36がバ
ツクル本体38への正規の挿入状態では第4図及
び第6図に示されるように、側面が突起100に
案内されてバツクル本体38内へ適正挿入量で挿
入され、先端面36Dが突起98と当接し、ロツ
クプレート56の係合突起62が係合開口36B
内へ挿入されて係合状態となる。
バツクル装置24のタングプレート36がバツ
クル本体38内へ正規の挿入状態と異なる裏返し
の挿入状態で挿入された場合には、第1図に示さ
れるようにタングプレート36の先端面36Cが
突起98と当接し、タングプレート36のバツク
ル本体38への挿入量が正規の挿入量より少なく
制限される。この状態では、ロツクプレート56
の係合突起62がタングプレート36の係合開口
36B内への挿入されず、タングプレート56は
イジエクタ70を介して圧縮コイルばね74の付
勢力でバツクル本体38内から押し出されるの
で、乗員はタングプレートの裏返し状態を知るこ
とができる。また、本第1実施例では、タングプ
レート36が金属製の平板を打ち抜いて形成され
ているので、バツクル本体38への正規挿入時に
は挿入が円滑に行われ、タングプレート36を手
に持つたときの手触りに違和感が生じ難い。
クル本体38内へ正規の挿入状態と異なる裏返し
の挿入状態で挿入された場合には、第1図に示さ
れるようにタングプレート36の先端面36Cが
突起98と当接し、タングプレート36のバツク
ル本体38への挿入量が正規の挿入量より少なく
制限される。この状態では、ロツクプレート56
の係合突起62がタングプレート36の係合開口
36B内への挿入されず、タングプレート56は
イジエクタ70を介して圧縮コイルばね74の付
勢力でバツクル本体38内から押し出されるの
で、乗員はタングプレートの裏返し状態を知るこ
とができる。また、本第1実施例では、タングプ
レート36が金属製の平板を打ち抜いて形成され
ているので、バツクル本体38への正規挿入時に
は挿入が円滑に行われ、タングプレート36を手
に持つたときの手触りに違和感が生じ難い。
第2実施例
第7図には第2実施例で用いられるタングプレ
ート110が示されている。このタングプレート
110の一端部にはウエビング14の先端部に取
り付けられる長孔110Aが設けられ、中間部に
は係合用開口110Bが設けられている。この係
合用開口110Bはタングプレート110の幅方
向中心からずれた位置に設けられている。すなわ
ち第7図に示される係合開口110Bの一方の側
面からの寸法aが、他方の側面からの寸法bより
小さく設定されている。
ート110が示されている。このタングプレート
110の一端部にはウエビング14の先端部に取
り付けられる長孔110Aが設けられ、中間部に
は係合用開口110Bが設けられている。この係
合用開口110Bはタングプレート110の幅方
向中心からずれた位置に設けられている。すなわ
ち第7図に示される係合開口110Bの一方の側
面からの寸法aが、他方の側面からの寸法bより
小さく設定されている。
また第8図に示されるようにこのタングプレー
ト110の係合開口110Bに対応してロアボデ
イ42に形成された長開口112の位置もロアボ
デイ42の幅方向中心からずれた位置に設けられ
ている。
ト110の係合開口110Bに対応してロアボデ
イ42に形成された長開口112の位置もロアボ
デイ42の幅方向中心からずれた位置に設けられ
ている。
また第9図に示されるようにロツクプレート5
6の係合突起114はタングプレート110の係
合開口110Bと対応してロツクプレート56の
幅方向中心からずれた位置に設けられている。す
なわち第9図d寸法はc寸法より大きく設定され
ている。これらの寸法a,b,c,dの関係はa
<b<c<dとなつている。
6の係合突起114はタングプレート110の係
合開口110Bと対応してロツクプレート56の
幅方向中心からずれた位置に設けられている。す
なわち第9図d寸法はc寸法より大きく設定され
ている。これらの寸法a,b,c,dの関係はa
<b<c<dとなつている。
従つて、第10図に示されるように、タングプ
レート110が正規の挿入状態でバツクル本体3
8へ挿入された場合には、ロツクプレート56の
係合突起114は、タングプレート110の係合
開口110B内へ挿入され係合され、タングプレ
ート110はバツクル本体38へ保持される。
レート110が正規の挿入状態でバツクル本体3
8へ挿入された場合には、ロツクプレート56の
係合突起114は、タングプレート110の係合
開口110B内へ挿入され係合され、タングプレ
ート110はバツクル本体38へ保持される。
タングプレート110が正規の挿入状態と異な
る裏返しの挿入状態でバツクル本体38内へ挿入
された場合には、第11図に示されるように、係
合突起114が係合開口110Bと対応されず、
係合することができない。このとき、第12図に
示されるようにロツクプレート56がタングプレ
ート110の係合開口へ係合されない条件はタン
グプレート110及びロツクプレート56の寸法
関係が0<(W1−W2)<(b−c)≦δとなつてい
る。δは第12図に示されるように係合突起11
4の係合開口110Bからのずれを表わしてい
る。W1はロツクプレート56の脚部60間の寸
法であり、W2はタングプレート110の幅方向
の寸法である。この状態ではタングプレート11
0はイジエクタ70を介して圧縮コイルばね74
の付勢力で押し出され、乗員はタングプレートの
裏返し状態を知ることができる。
る裏返しの挿入状態でバツクル本体38内へ挿入
された場合には、第11図に示されるように、係
合突起114が係合開口110Bと対応されず、
係合することができない。このとき、第12図に
示されるようにロツクプレート56がタングプレ
ート110の係合開口へ係合されない条件はタン
グプレート110及びロツクプレート56の寸法
関係が0<(W1−W2)<(b−c)≦δとなつてい
る。δは第12図に示されるように係合突起11
4の係合開口110Bからのずれを表わしてい
る。W1はロツクプレート56の脚部60間の寸
法であり、W2はタングプレート110の幅方向
の寸法である。この状態ではタングプレート11
0はイジエクタ70を介して圧縮コイルばね74
の付勢力で押し出され、乗員はタングプレートの
裏返し状態を知ることができる。
第3実施例
第13図には本考案第3実施例に用いられるタ
ングプレート116が示されている。このタング
プレート116には一端部にウエビング14への
係止用長孔116Aが設けられており、中間部に
は係合開口116Bが設けられている。またこの
タングプレート116は係合開口116Bのタン
グプレート116の両側面からの寸法e,fの関
係がe<fとなつている。
ングプレート116が示されている。このタング
プレート116には一端部にウエビング14への
係止用長孔116Aが設けられており、中間部に
は係合開口116Bが設けられている。またこの
タングプレート116は係合開口116Bのタン
グプレート116の両側面からの寸法e,fの関
係がe<fとなつている。
また第14図に示されるようにロアボデイ42
には開口54と突起50の間に一対の突起118
が設けられている。第15図に示されるようにこ
れらの一方の突起118と、開口54を貫通する
ロツクプレート56の脚部60との寸法g,hは
第15図に示される如くg<hとされている。ま
たロツクプレート56の係合突起62の脚部から
の寸法I,Jは等しく設定されている。
には開口54と突起50の間に一対の突起118
が設けられている。第15図に示されるようにこ
れらの一方の突起118と、開口54を貫通する
ロツクプレート56の脚部60との寸法g,hは
第15図に示される如くg<hとされている。ま
たロツクプレート56の係合突起62の脚部から
の寸法I,Jは等しく設定されている。
従つて第15図に示されるように、タングプレ
ート110が正規の挿入状態でバツクル本体38
へ挿入された場合には、ロツクプレート56の係
合突起62はタングプレート116の係合開口1
16B内へ挿入されて係合され、タングプレート
116はバツクル本体38へ保持される。
ート110が正規の挿入状態でバツクル本体38
へ挿入された場合には、ロツクプレート56の係
合突起62はタングプレート116の係合開口1
16B内へ挿入されて係合され、タングプレート
116はバツクル本体38へ保持される。
タングプレート116が正規の挿入状態と異な
る裏返しの挿入状態でバツクル本体38内へ挿入
された場合には、第16図に示されるように突起
118がタングプレート116と当接してタング
プレート116の挿入量が制限される。この状態
ではタングプレート116の係合開口116Bへ
ロツクプレート56の係合突起62は係合され
ず、エジエクタを介して圧縮コイルばね74の付
勢力でバツクル本体38から押し出され、乗員は
タングプレート116の裏返し状態を知ることが
できる。
る裏返しの挿入状態でバツクル本体38内へ挿入
された場合には、第16図に示されるように突起
118がタングプレート116と当接してタング
プレート116の挿入量が制限される。この状態
ではタングプレート116の係合開口116Bへ
ロツクプレート56の係合突起62は係合され
ず、エジエクタを介して圧縮コイルばね74の付
勢力でバツクル本体38から押し出され、乗員は
タングプレート116の裏返し状態を知ることが
できる。
以上説明したように本考案に係るバツクル装置
では、特にタングプレート裏返し挿入状態ではバ
ツクル本体へタングプレートを係合できないよう
にすると共に、タングプレートを手に持つたとき
の手触りに違和感が生じることがないという優れ
た効果が得られる。
では、特にタングプレート裏返し挿入状態ではバ
ツクル本体へタングプレートを係合できないよう
にすると共に、タングプレートを手に持つたとき
の手触りに違和感が生じることがないという優れ
た効果が得られる。
第1図は本考案第1実施例を示しタングプレー
トがバツクル本体へ正規の挿入状態と異なる裏返
しの状態で挿入された状態を示す平面図、第2図
は本考案に係るバツクル装置が適用されたシート
ベルト装置を示す正面図、第3図は本考案に係る
バツクル装置第1実施例を示す分解斜視図、第4
図は第1実施例を示しタングプレートがバツクル
本体へ正規の挿入状態で挿入されて係合された状
態を示す断面図、第5図は第4図に対応してタン
グプレート抜出し状態を示す断面図、第6図は第
1図に対応しタングプレートがバツクル本体へ正
規の挿入状態で挿入された状態を示す平面図、第
7図は本考案第2実施例のタングプレートを示す
斜視図、第8図は第2実施例のロアボデイを示す
斜視図、第9図は第2実施例のロツクプレートを
示す斜視図、第10図は第2実施例を示しタング
プレートがバツクル本体へ正規の挿入状態で挿入
された状態を示す正面図、第11図は、第2実施
例を示しタングプレートが正規の挿入状態と異な
る裏返しの挿入状態で挿入された状態を示す平面
図、第12図はロツクプレートとタングプレート
の寸法関係を示す断面図、第13図は第3実施例
のタングプレートを示す斜視図、第14図は第3
実施例のロアボデイを示す斜視図、第15図は第
3実施例を示しタングプレートがバツクル本体へ
正規の挿入状態で挿入された状態を示す平面図、
第16図は第2実施例を示しタングプレートがバ
ツクル本体へ正規の挿入状態と異なる裏返しの挿
入状態で挿入された状態を示す平面図である。 24……バツクル装置、36,110,116
……タングプレート、36B,110B,116
B……係合開口、38……バツクル本体、56…
…ロツクプレート、62,114……係合突起、
98,118……突起、100……ガイド用突
起。
トがバツクル本体へ正規の挿入状態と異なる裏返
しの状態で挿入された状態を示す平面図、第2図
は本考案に係るバツクル装置が適用されたシート
ベルト装置を示す正面図、第3図は本考案に係る
バツクル装置第1実施例を示す分解斜視図、第4
図は第1実施例を示しタングプレートがバツクル
本体へ正規の挿入状態で挿入されて係合された状
態を示す断面図、第5図は第4図に対応してタン
グプレート抜出し状態を示す断面図、第6図は第
1図に対応しタングプレートがバツクル本体へ正
規の挿入状態で挿入された状態を示す平面図、第
7図は本考案第2実施例のタングプレートを示す
斜視図、第8図は第2実施例のロアボデイを示す
斜視図、第9図は第2実施例のロツクプレートを
示す斜視図、第10図は第2実施例を示しタング
プレートがバツクル本体へ正規の挿入状態で挿入
された状態を示す正面図、第11図は、第2実施
例を示しタングプレートが正規の挿入状態と異な
る裏返しの挿入状態で挿入された状態を示す平面
図、第12図はロツクプレートとタングプレート
の寸法関係を示す断面図、第13図は第3実施例
のタングプレートを示す斜視図、第14図は第3
実施例のロアボデイを示す斜視図、第15図は第
3実施例を示しタングプレートがバツクル本体へ
正規の挿入状態で挿入された状態を示す平面図、
第16図は第2実施例を示しタングプレートがバ
ツクル本体へ正規の挿入状態と異なる裏返しの挿
入状態で挿入された状態を示す平面図である。 24……バツクル装置、36,110,116
……タングプレート、36B,110B,116
B……係合開口、38……バツクル本体、56…
…ロツクプレート、62,114……係合突起、
98,118……突起、100……ガイド用突
起。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 バツクル本体へ挿入されるタングプレートに係
合孔が形成されてバツクル本体内のロツクプレー
トと係合するバツクル装置であつて、 平面視で前記バツクル本体挿入方向に沿つた中
心線に対し左右非対称形状の平板から成るタング
プレートと、 前記タングプレート形状に対応して前記バツク
ル本体内に設けられ、前記タングプレートの前記
バツクル本体への正規挿入状態では、前記ロツク
プレートの前記係合孔への係合を許容すると共に
前記タングプレートの正規挿入状態と異なる裏返
し挿入状態では前記ロツクプレートの前記係合孔
への係合を阻止する制限手段と、 前記バツクル本体内へ装備され、前記タングプ
レートが挿入された場合には当該タングプレート
を挿入方向と反対側へ付勢する付勢手段と、 を有することを特徴とするバツクル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987047782U JPH0537769Y2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987047782U JPH0537769Y2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63153809U JPS63153809U (ja) | 1988-10-07 |
JPH0537769Y2 true JPH0537769Y2 (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=30868713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987047782U Expired - Lifetime JPH0537769Y2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0537769Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4593847B2 (ja) * | 2001-09-10 | 2010-12-08 | オートリブ株式会社 | シートベルト装置 |
US7878547B2 (en) * | 2008-07-15 | 2011-02-01 | Autoliv Asp, Inc. | Seatbelt anchor assembly |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5937060Y2 (ja) * | 1979-10-11 | 1984-10-13 | 芦森工業株式会社 | 隣接するシ−トベルト装置の間におけるバックル装置の組み合せ |
JPS57194308U (ja) * | 1981-06-03 | 1982-12-09 |
-
1987
- 1987-03-31 JP JP1987047782U patent/JPH0537769Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63153809U (ja) | 1988-10-07 |
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