JP3431683B2 - 線材挿入装置 - Google Patents
線材挿入装置Info
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- JP3431683B2 JP3431683B2 JP10927994A JP10927994A JP3431683B2 JP 3431683 B2 JP3431683 B2 JP 3431683B2 JP 10927994 A JP10927994 A JP 10927994A JP 10927994 A JP10927994 A JP 10927994A JP 3431683 B2 JP3431683 B2 JP 3431683B2
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- Japan
- Prior art keywords
- wire
- nozzle
- predetermined length
- section
- insertion means
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
- Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)
Description
自動的に挿入する線材挿入装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】以下に従来の線材挿入装置について説明
する。図8に示すように、線材1を挿入手段9に供給す
る線材供給手段15は、挿入ピッチに応じて一方向に線
材1をピッチ送りする送出部4と、線材1を位置規正す
るノズル部20とが本体部15aを介して、一体構造と
なっており、挿入手段9を回転させる場合、挿入手段9
に設けられた線材切断刃7a、7b、8a、8bと、線
材供給手段15から供給される線材1との干渉を避ける
ため、線材供給手段15全体を図のK方向に後退させ
て、線材1の挿入方向の変更を可能としていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来例によれば、挿入手段9を回転させる場合、線材供給
手段15全体を移動させる必要があり、このため可動物
質量が大となって、動作時間がかかり、挿入タクトの高
速化が図れず、また駆動装置を強力なものにしなければ
ならないという問題点を有していた。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、線材を所定長一方向にピッチ送りする送出
部、この送出部からピッチ送りされてきた線材を位置規
制するノズル部、及び前記送出部及びノズル部を支持す
る本体部を有する線材供給手段と、ノズル部からピッチ
送りされた線材を受取り、これを所定長に切断し、かつ
所定長に切断された線材を保持した状態で挿入方向位置
まで回転して所定長に切断された線材を被挿入物に挿入
する挿入手段とを備えた線材挿入装置において、前記ノ
ズル部は、前記送出部と独立して前記線材供給手段の本
体部に回転可能に支持され、前記挿入手段の回転時に
は、前記挿入手段の最大回転半径よりも離れた位置まで
前記ノズル部が線材を弾性変形させて円弧移動するよう
に構成したことを特徴とするものである。 【0005】 【0006】 【作用】本発明は、挿入手段に保持された線材を受け取
られた方向から挿入方向に方向変換するため挿入手段が
回転するとき、前記線材に干渉しないように、ノズル部
が送出部と独立して円弧移動するように構成されている
ため、線材供給手段の可動物質量が小となって、線材の
方向変換に要する動作時間を短縮することができる結
果、線材を高速に連続供給し、高能率に線材挿入作業を
行うことができる。 【0007】 【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照しながら
説明する。 【0008】図1において、1は線材、2は線材1を挟
持し図のE方向に往復動して前方にピッチ送りする送り
チャック、3は線材1の逆戻りを防止する固定チャック
である。送りチャック2と固定チャック3によって線材
1を所定長前方にピッチ送りする送出部4が構成されて
いる。また送りチャック2及び固定チャック3は線材供
給手段15の本体部15aに支持されている。5は線材
1を垂直角方向に位置規正を行う独立したノズル部で、
枢軸6を介して前記本体部15aに回転可能に支持され
ている。そしてノズル部5の図にAで示す部分をB方向
に動作させることにより、ノズル部5が、枢軸6を中心
に図のC方向に円弧動作するよう構成されている。9は
挿入手段で、可動刃7a、7b、固定刃8a、8b及び
ベンディングダイ10a、10bを有している。また、
挿入手段9は挿入方向を図の中心線Pを中心にしてD方
向に可変できるように軸支されている(図示せず)。 【0009】以上のように構成された線材挿入装置の動
作を図2〜7を用いて説明する。図2は、線材1を供給
する直前の状態を示す図で、送りチャック2で、線材1
を挟持し、送りチャック2が図のF方向に移動し、線材
1を送り出し、図3の状態になる。 【0010】次に、図4に示すように、可動刃7a、7
b、固定刃8a、8bにより線材1を所定長に切断し、
切断後の線材1aは挿入形状に成形される。その後送り
チャック2は線材1の挟持を止めフリーとなり、固定チ
ャック3は線材1を挟持し、送りチャック2は図のG方
向に復帰する。 【0011】図5は、ノズル部5が挿入手段9の最大可
動回転半径Rよりも離れた位置まで、枢軸6を中心に図
のC方向に円弧移動した状態で、線材1も図中に示すよ
うに弾性変形する。 【0012】次に図6は、挿入手段9が挿入方向に合わ
せて挿入装置回転中心Pを中心に挿入方向位置まで回転
した状態を示し、被挿入物である基板の所定穴に線材1
aを挿入する。 【0013】その後、図7に示すように挿入手段9は元
に戻り、次にノズル部5も枢軸6中心に図のJ方向に円
弧移動し、図2の状態に戻る。 【0014】 【発明の効果】本発明によれば、線材の送り方向に対し
て線材の挿入方向を変更しうる線材挿入装置において、
線材を高速に連続供給が行え、高能率に線材挿入作業を
行えるという効果を奏する。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 線材を所定長一方向にピッチ送りする送
出部、この送出部からピッチ送りされてきた線材を位置
規制するノズル部、及び前記送出部及びノズル部を支持
する本体部を有する線材供給手段と、ノズル部からピッ
チ送りされた線材を受取り、これを所定長に切断し、か
つ所定長に切断された線材を保持した状態で挿入方向位
置まで回転して所定長に切断された線材を被挿入物に挿
入する挿入手段とを備えた線材挿入装置において、前記
ノズル部は、前記送出部と独立して前記線材供給手段の
本体部に回転可能に支持され、前記挿入手段の回転時に
は、前記挿入手段の最大回転半径よりも離れた位置まで
前記ノズル部が線材を弾性変形させて円弧移動するよう
に構成したことを特徴とする線材挿入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10927994A JP3431683B2 (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 線材挿入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10927994A JP3431683B2 (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 線材挿入装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07315685A JPH07315685A (ja) | 1995-12-05 |
JP3431683B2 true JP3431683B2 (ja) | 2003-07-28 |
Family
ID=14506147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10927994A Expired - Lifetime JP3431683B2 (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 線材挿入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3431683B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110027942A (zh) * | 2018-01-11 | 2019-07-19 | 奥曼埃斯珀尔坎普有限公司 | 出线嘴口配置系统 |
CN112792531B (zh) * | 2020-11-20 | 2022-05-17 | 义乌市宏日智能科技有限公司 | 一种绳扣自动化组装设备 |
-
1994
- 1994-05-24 JP JP10927994A patent/JP3431683B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07315685A (ja) | 1995-12-05 |
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