JP3431071B2 - シリアル通信制御システム及びそのシリアル通信制御方法 - Google Patents

シリアル通信制御システム及びそのシリアル通信制御方法

Info

Publication number
JP3431071B2
JP3431071B2 JP12224199A JP12224199A JP3431071B2 JP 3431071 B2 JP3431071 B2 JP 3431071B2 JP 12224199 A JP12224199 A JP 12224199A JP 12224199 A JP12224199 A JP 12224199A JP 3431071 B2 JP3431071 B2 JP 3431071B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
serial
reception
transmission
parallel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12224199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000316036A (ja
Inventor
和幸 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP12224199A priority Critical patent/JP3431071B2/ja
Publication of JP2000316036A publication Critical patent/JP2000316036A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3431071B2 publication Critical patent/JP3431071B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリアル通信制御
システム及びそのシリアル通信制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明が関するシリアル通信制御方式
は、特にシリアルデータの転送形式を規定したシステム
のために構成されている。
【0003】このような、シリアル通信制御方式は、一
般的に1Block(8bit)毎に送信・受信の処理
を行っている。つまり、1Blockの送信データをパ
ラレル・シリアル変換バッファに書き込んだら、シリア
ル転送の終了を待ち、次Blockの転送処理を行う必
要があり、シリアル転送中は、 Central・Pr
ocessing・Unit(以下、CPUと称す)が
他の処理を実行できなくなり、ひいては、システム性能
の低下をもたらしていた。近年、システム性能の高速化
に伴い、シリアルデータ転送処理の軽減が要求されてい
る。
【0004】この要請に応えるために、例えば、転送終
了を割り込み信号で表明することにより、シリアル転送
中に他の処理を実行できる様な構成が提案されている。
【0005】又、特開平04−079422号公報に
は、ホストシステムが送信するデータをFIFOに一度
に書き込み、以降のシリアル変換処理・送信をホストシ
ステムの介在なしにハードウェアで実行することによ
り、ホストシステムの実行効率の向上を図る技術が開示
されている。
【0006】又、特開平08−153063号公報に
は、シリアル変換及び通信の制御用に変換インターフェ
ースというCPUで制御するシステムを持ち、この変換
インターフェースがシリアル通信制御を実行していくこ
とで、パソコンの実行効率の向上を図る技術が開示され
ている。
【0007】又、特許第2559394号公報には、多
量の送信データをCPUの介在なしにDMAでシリアル
変換していくことで、CPUの実行効率の向上を図る技
術が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の転送終了を割り
込み信号で表明することにより、シリアル転送中に他の
処理を実行できる様な構成は、転送数を認識して複数B
lockを一括して送信し、且つ受信数を認識し、一括
して取り込むという構成を有していない。
【0009】このため、図5のような動作となる。
【0010】その結果、1Blockデータの送受信毎
にCPUによる割り込み処理が必要となり、シリアルデ
ータの送受信に伴うCPUの処理時間が増加し、システ
ム性能が低下してしまう。
【0011】本発明の目的は、シリアルデータの送受信
時の、CPU処理を軽減することにより、システム性能
を向上させるシリアル通信制御システム及びそのシリア
ル通信制御方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のシリアル通信制
御システムは、CPUとパラレル・シリアル変換ポート
とから構成されるシリアル通信制御システムであって、
CPUは、シリアル通信制御システムの制御を統括する
手段を有し、パラレル・シリアル変換ポートは、シリア
ル通信制御システムとターゲットとのシリアル・データ
による通信を実行する手段を有し、CPUとパラレル・
シリアル変換ポ―トとの間のデータ転送をするパラレル
バスと、パラレル・シリアル変換ポ―トとターゲットと
の間のデータ転送をするシリアルバスと、パラレル・シ
リアル変換ポ―トからCPUに対して、通信終了を通知
する割り込み信号の信号線とを備えている。
【0013】また、パラレル・シリアル変換ポートは、
CPUがターゲットに対して送信したいデータを一時格
納する送信バッファと、送信バッファからの情報によ
り、転送量を検索する送信数検索部と、送信データをパ
ラレルデータからシリアルデータに変換してターゲット
に送出するシリアル変換部と、ターゲットから送信され
るシリアルデータを受信してパラレルデータに変換する
パラレル変換部と、パラレル変換部からのデータを一時
格納する受信バッファと、受信バッファからの情報によ
り、受信量を検索する受信数検索部と、シリアル通信の
制御を行う通信制御部と、シリアルデータの同期クロッ
クの信号線とから構成されてもよい。
【0014】また、パラレル・シリアル変換ポートは、
CPUがターゲットに対して送信したいデータを一時格
納する送信バッファと、送信バッファからの情報によ
り、転送量を検索する送信数検索部と、送信データをパ
ラレルデータからシリアルデータに変換してターゲット
に送出するシリアル変換部と、ターゲットから送信され
るシリアルデータを受信してパラレルデータに変換する
パラレル変換部と、パラレル変換部からのデータを一時
格納する受信バッファと、受信バッファからの情報によ
り、受信量を検索する受信数検索部と、シリアル通信の
制御を行う通信制御部と、シリアルデータの送信用同期
クロックの信号線と、シリアルデータの受信用同期クロ
ックの信号線とから構成されてもよい。
【0015】本発明のシリアル通信制御システムのシリ
アル通信制御方法は、CPUにより、送信したいデータ
をパラレル・シリアル変換ポートにパラレルバスを経由
してデータを書き込む段階と、パラレル・シリアル変換
ポートにより、所定の転送形式に則って、書き込みデー
タをシリアル・データとしてシリアルバスを経由してタ
ーゲットに送信する段階と、パラレル・シリアル変換ポ
ートにより、ターゲットからのシリアル・データを受信
し、受信データを一時格納する段階と、所定の転送形式
に則った送受信の通信が終了したら、パラレル・シリア
ル変換ポートから、割り込み信号により、CPUに対し
て通信終了を通知する段階と、通知を受けたCPUによ
り、パラレル・シリアル変換ポートに格納されている受
信データを読み出し、ターゲット側からの情報を受け取
る段階とを有する。
【0016】また、CPUにより、ターゲットに送信し
たい全てのデータを送信バッファに全て書き込み、デー
タを書き込む際、最初のデータは送信データ数の情報を
書き込む段階と、送信数検索部により、送信データ数の
情報から送信回数を認識し、通信制御部に送信回数を指
定する段階と、通信制御部により、CPUからの送信開
始の指示を受けると、シリアル変換部に対して、送信開
始の指示を出し、又、同時にシリアルデータ送出のため
の同期クロックを同期クロックの信号線から送出する段
階と、シリアル変換部により、送信開始の指示を受ける
と、送信バッファから送信データをパラレルデータで引
き取り、同期クロックに同期してシリアルデータに変換
しながら、ターゲットに送信データを送信する段階と、
通信制御部により、指定された回数分の送信を終了した
ら、パラレル変換部に対して、受信開始の指示を出し、
又、同時にシリアルデータ受信のための同期クロックを
同期クロックの信号線から送出する段階と、パラレル変
換部により、受信開始の指示を受けると、ターゲットか
ら受信デ―タ数の情報を保有する受信データを同期クロ
ックに同期してシリアルデータで1回受け取り、パラレ
ルデータに変換しながら、受信バッファに受信データを
転送する段階と、受信数検索部により、受信デ―タ数の
情報から受信データ数を認識し、通信制御部に受信回数
を指定する段階と、通信制御部により、パラレル変換部
に対して、受信開始の指示を出し、又、同時にシリアル
データ受信のための同期クロックを前記同期クロックの
信号線から送出する段階と、パラレル変換部により、受
信開始の指示を受けると、ターゲットから受信データを
同期クロックに同期してシリアルデータで引き取り、パ
ラレルデータに変換しながら、受信バッファに受信デー
タを書き込む段階と、通信制御部により、指定された回
数分の受信を終了したら、CPUに対して、割り込み信
号にて、受信終了を通知する段階と、CPUにより、割
り込み信号を受けたら、受信バッファから受信データを
読み出す段階とを有してもよい。
【0017】また、CPUにより、ターゲットに送信し
たい全てのデータを送信バッファに全て書き込み、デー
タを書き込む際、最初のデータは送信データ数の情報を
書き込む段階と、送信数検索部により、送信データ数の
情報から送信回数を認識し、通信制御部に送信回数を指
定する段階と、通信制御部により、CPUからの送信開
始の指示を受けると、シリアル変換部に対して、送信開
始の指示を出し、又、同時にシリアルデータ送出のため
の送信用同期クロックを送信用同期クロックの信号線か
ら送出する段階と、シリアル変換部により、送信開始の
指示を受けると、送信バッファから送信データをパラレ
ルデータで引き取り、送信用同期クロックに同期してシ
リアルデータに変換しながら、ターゲットに送信データ
を送信する段階と、通信制御部により、パラレル変換部
に対して、受信開始の指示を出し、又、同時にシリアル
データ受信のための受信用同期クロックを受信用同期ク
ロックの信号線から送出する段階と、パラレル変換部に
より、受信開始の指示を受けると、ターゲットから受信
デ―タ数の情報を保有する受信データを受信用同期クロ
ックに同期してシリアルデータで1回受け取り、パラレ
ルデータに変換しながら、受信バッファに受信データを
転送する段階と、受信数検索部により、受信デ―タ数の
情報から受信データ数を認識し、通信制御部に受信回数
を指定する段階と、通信制御部により、パラレル変換部
に対して、受信開始の指示を出し、又、同時にシリアル
データ受信のための受信用同期クロックを受信用同期ク
ロックの信号線から送出する段階と、パラレル変換部に
より、受信開始の指示を受けると、ターゲットから受信
データを受信用同期クロックに同期してシリアルデータ
で引き取り、パラレルデータに変換しながら、受信バッ
ファに受信データを書き込む段階と、通信制御部によ
り、指定された回数分の受信を終了したら、CPUに対
して、割り込み信号にて、受信終了を通知する段階と、
CPUにより、割り込み信号を受けたら、受信バッファ
から受信データを読み出す段階とを有してもよい。
【0018】本発明は、デジタル回路におけるパラレル
・シリアル変換回路に関し、特に、CPUと、ターゲッ
ト側とのシリアル通信によるデータの送信、受信を実行
するパラレル・シリアル変換ポートにおいて、転送形式
を確定させることで、CPUの介在なしにデータの送受
信を達成させることを特徴としている。
【0019】本発明のシリアル通信制御システムに搭載
されるパラレル・シリアル変換ポートによるデータの送
信・受信制御は、CPUが送信したいデータをパラレル
・シリアル変換ポートにパラレルバスを経由してデータ
を書き込むと、パラレル・シリアル変換ポートは、定め
られた転送形式に則って、その書き込みデータをシリア
ル・データとしてシリアルバスを経由してターゲットに
送信し、その後、ターゲットからのシリアル・データを
受信し、その受信データを一時格納していく。以上の動
作により、その転送形式に則った送受信の通信が終了し
たら、パラレル・シリアル変換ポートから割り込み信号
により、CPUに対して通信終了を通知する。
【0020】その通知を受けたCPUは、パラレル・シ
リアル変換ポートに格納されている受信データを読み出
し、ターゲット側からの情報を受け取る。
【0021】従って、シリアル通信における送受信の
際、CPUの介在しなくてはならない処理時間を削減す
ることが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】(発明の第1の実施の形態)図1
を参照すると、本発明の第1の実施の形態であるシリア
ル通信制御システムの構成図が示されている。本発明の
第1の実施の形態であるシリアル通信制御システム11
は、本システム11の制御を統括するCPU13、本シ
ステム11とターゲット12とのシリアル・データによ
る通信を実行するパラレル・シリアル変換ポート14、
CPU13とパラレル・シリアル変換ポ―ト14間のデ
ータの転送をするパラレルバス15、パラレル・シリア
ル変換ポ―ト14とターゲット12間のデータ転送をす
るシリアルバス16、パラレル・シリアル変換ポ―ト1
4からCPU13に対して、通信終了を通知する割り込
み信号の信号線17から構成される。
【0023】図1のパラレル・シリアル変換ポ―ト14
は、図2のCPU13がターゲット12に対して送信し
たいデータを一時格納する送信バッファ21、送信バッ
ファ21からの情報により、転送量を検索する送信数検
索部22、送信データをパラレルデータからシリアルデ
ータに変換してターゲット12に送出するシリアル変換
部25、ターゲット12から送信されるシリアルデータ
を受信してパラレルデータに変換するパラレル変換部2
6、パラレル変換部26からのデータを一時格納する受
信バッファ24、受信バッファ24からの情報により、
受信量を検索する受信数検索部23、シリアル通信の制
御を行う通信制御部27から構成される。
【0024】図2のCPU13は、ターゲット12に送
信したい全てのデータを送信バッファ21に全て書き込
む。このデータを書き込む際、最初のデータは送信デー
タ数の情報を書き込む。送信数検索部22は、その送信
データ数の情報から送信数を認識し、通信制御部27に
送信回数を指定する。通信制御部27は、CPU13か
らの送信開始の指示を受けると、シリアル変換部25に
対して、送信開始の指示を出す。シリアル変換部25
は、その送信開始指示を受けると送信バッファ21から
送信データをパラレルデータで引き取り、シリアルデー
タに変換しながら、ターゲット12に送信データを送信
する。通信制御部27は、指定された回数分の送信を終
了したら、パラレル変換部26に対して、受信開始の指
示を出す。パラレル変換部26は、その受信開始指示を
受けるとターゲット12からシリアルデータで受信デー
タを1回受け取り、パラレルデータに変換しながら、受
信バッファ24に受信データを転送する。その受信デ―
タは、受信デ―タ数の情報を保有しており、受信数検索
部23は、その情報から受信データ数を認識し、通信制
御部27に受信回数を指定する。通信制御部27は、パ
ラレル変換部26に対して、受信開始の指示を出す。パ
ラレル変換部26は、その受信開始指示を受けるとター
ゲット12から受信データをシリアルデータで引き取
り、パラレルデータに変換しながら、受信バッファ24
に受信データを書き込む。通信制御部27は、指定され
た回数分の受信を終了したら、CPU13に対して、割
り込み信号にて、受信終了を通知する。CPU13は、
その割り込み信号を受けたら、受信バッファ24から受
信データを読み出すことが可能となる。
【0025】かくして、前述した処理を実行する。
【0026】次に、図2及び図3を参照して本発明の第
1の実施の形態の動作について詳細に説明する。
【0027】まず、システム11とターゲット12間の
シリアル通信の転送形式を、1Blockあたり8bi
tで、1回の送受信は、送信・受信ともに4Block
までとする。
【0028】CPU13は、2Blockの情報をター
ゲット12に対して送信する時は、送信バッファ21に
送信回数2回のデータを書き込み、続いて、送信データ
Block1、Block2を順次書き込む(図3の
(a)部)。
【0029】この時送信数検索部22は、送信バッファ
21に書き込まれた送信回数2回のデータを読み出し、
通信制御部27に対して、送信回数の情報及び送信デー
タを合わせた送信回数3回の情報を通信制御部27に指
示する。
【0030】CPU13は、送信バッファ21への書き
込みが終了したら、通信制御部27に送信開始の指示を
する(図3の(b)部)。
【0031】通信制御部27は、その送信開始指示を受
けたら、シリアル変換部25に送信バッファ21から送
信回数データを読み込ませる。また、同時にシリアルデ
ータ送出の為の同期クロックを同期クロックの信号線2
8から8bit転送する為、8サイクル分送出する。
【0032】シリアル変換部25は、その同期クロック
に同期して、ターゲット12に対して送信回数データを
シリアルデータに変換して送信する(図3の(c)
部)。
【0033】ターゲット12は、同期クロックに同期し
てシリアルデータを取り込む。
【0034】通信制御部27は、送信回数データの送信
が終了したら、シリアル変換部25に送信バッファ21
からBlock1のデータを読み込ませる、同時にシリ
アルデータ送出の為の同期クロックを8サイクル送出す
る。
【0035】シリアル変換部25は、その同期クロック
に同期して、ターゲット12に対してBlock1デー
タをシリアルデータに変換して送信する(図3の(d)
部)。
【0036】通信制御部27は、以上の様にして、Bl
ock1までの送信データを送信を終了したら、ターゲ
ットが送信可能となる一定時間後に、シリアルデータ受
信の為の同期クロックを8サイクル送出する。
【0037】ターゲット12はその同期クロックを受け
ると、受信回数データを送出し、パラレル変換部26
は、その同期クロックに同期して、その受信回数データ
を受信する。
【0038】パラレル変換部26は、その受信回数デー
タの引き取りが終了したら、そのデータを受信バッファ
24に書き込む(図3の(e)部)。
【0039】この時受信数検索部22は、受信バッファ
24に書き込まれた受信回数3回のデータを読み出し、
通信制御部27に対して、受信データの受信回数3回の
情報を通信制御部27に指示する。
【0040】通信制御部27は、その受信回数情報から
受信の為の同期クロックを送出し、ターゲット12から
データを排出させ、Block3、4、5のデータを順
次パラレル変換部26に引き取らせる(図3の(f)
部)。
【0041】パラレル変換部26は、受信データを引き
取る毎に、受信バッファ24に受信データを格納する。
【0042】以上の動作により通信制御部27は、ター
ゲット12から全てのデータを受信し終えたら、割り込
み信号にて、CPU13に対し、受信終了を表明する
(図3の(g)部)。
【0043】CPU13は、その割り込み信号を受けた
ら、受信バッファ24に格納されているデータを読み出
す(図3の(h)部)。
【0044】(発明の第2の実施の形態)本発明の第2
の実施の形態として、その基本的構成は上記の通りであ
るが、CPU制御が介在しない通信制御についてさらに
工夫している。その構成を、図4に示す。
【0045】第1の実施の形態では、シリアルデータ転
送の同期クロックの信号線が一本だったのに対して、図
4は、送信用同期クロックの信号線41と受信用同期ク
ロックの信号線42に分けて、受信用同期クロックは、
ターゲット12から出力される。
【0046】本発明の第2の実施の形態の動作を図4を
参照して説明する。
【0047】第1の実施の形態では、ターゲット12か
らの受信時期はシステム11からの送信後に限定した構
成のみとなるが、本構成により、ターゲット12が送信
したい場合、システム11の状況に関係なく受信用同期
クロックを出力し、データを送出すれば、通信制御部2
7がデータを取り込むので、非同期にターゲット12か
らデータ送出が可能となる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明には以下の
効果がある。
【0049】第1の効果は、外部との通信を実行する
際、システムの特にCPUが要する処理時間を軽減する
ことで、システム全体の処理性能を向上させることを可
能とする。
【0050】その理由は、システム内の処理速度に対
し、極端に速度の遅いシリアルデータの通信処理におい
て、CPUの処理を最低限にし、実際の通信制御は、C
PUが介在しなくても実行できる様にすることで、通信
を実行している際も、CPUは他の処理を実行可能とな
り、システム全体の処理性能が向上されるからである。
又、本発明と特開平04−079422号公報に開示さ
れた技術と対比すると、本発明は、送信システムについ
ては、同公報に開示された技術と同等の処理となるが、
送信データを排出後、ターゲットからの受信データもホ
ストシステムの介在なしに受信し、シリアル受信終了
後、ホストシステムが一度に受信データを引き取ること
が可能となる。即ち、ホストシステムが一度送信データ
を書き込めば、その送信データに対するレスポンスを受
け取るまで、ホストシステムの介在が不要となり、同公
報に開示された技術より更に、ホストシステムの実行効
率の向上が図られるという効果がある。
【0051】又、本発明と特開平08−153063号
公報に開示された技術と対比すると、本発明は、同公報
に開示された技術の変換インターフェースのCPUの実
行効率の向上を図ることを特徴としている。
【0052】又、本発明と特許第2559394号公報
に開示された技術と対比すると、本発明は、データ量の
少ないシリアル送受信を、 CPUの介在なしに実行し
ていくことで、CPUの実行効率の向上を図っている。
例えば、ホストから数バイトのコマンドデータを送信
し、そのコマンドに対するステータス情報をターゲット
から受信するようなシステムに対してのCPUの実行効
率の向上を図られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態であるシリアル通信
制御システムの構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態であるシリアル通信
制御システムのパラレル・シリアル変換ポ―トの構成図
である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の動作について説明
する図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態であるシリアル通信
制御システムのパラレル・シリアル変換ポ―トの構成図
である。
【図5】従来のシリアル通信制御方式の動作を示す図で
ある。
【符号の説明】
11 システム 12 ターゲット 13 CPU 14 パラレル・シリアル変換ポート 15 パラレルバス 16 シリアルバス 17 割り込み信号の信号線 21 送信バッファ 22 送信数検索部 23 受信数検索部 24 受信バッファ 25 シリアル変換部 26 パラレル変換部 27 通信制御部 28 同期クロックの信号線 41 送信用同期クロックの信号線 42 受信用同期クロックの信号線

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUとパラレル・シリアル変換ポート
    とから構成されるシリアル通信制御システムであって、 前記CPUは、前記シリアル通信制御システムの制御を
    統括する手段を有し、 前記パラレル・シリアル変換ポートは、前記シリアル通
    信制御システムとターゲットとのシリアル・データによ
    る通信を実行する手段を有し、 前記CPUと前記パラレル・シリアル変換ポ―トとの間
    のデータ転送をするパラレルバスと、 前記パラレル・シリアル変換ポ―トと前記ターゲットと
    の間のデータ転送をするシリアルバスと、 前記パラレル・シリアル変換ポ―トから前記CPUに対
    して、通信終了を通知する割り込み信号の信号線とを備
    え、 前記パラレル・シリアル変換ポートは、 前記CPUが前記ターゲットに対して送信したいデータ
    を一時格納する送信バッファと、 該送信バッファからの情報により、転送量を検索する送
    信数検索部と、 送信データをパラレルデータからシリアルデータに変換
    して前記ターゲットに送出するシリアル変換部と、 前記ターゲットから送信されるシリアルデータを受信し
    てパラレルデータに変換するパラレル変換部と、 該パラレル変換部からのデータを一時格納する受信バッ
    ファと、 該受信バッファからの情報により、受信量を検索する受
    信数検索部と、 シリアル通信の制御を行う通信制御部と、 シリアルデータの送信用同期クロックの信号線と、 シリアルデータの受信用同期クロックの信号線とから構
    成されるシリアル通信制御システム。
  2. 【請求項2】 前記CPUにより、前記ターゲットに送
    信したい全てのデータを前記送信バッファに全て書き込
    み、前記データを書き込む際、最初のデータは送信デー
    タ数の情報を書き込む段階と、 前記送信数検索部により、前記送信データ数の情報から
    送信回数を認識し、前記通信制御部に前記送信回数を指
    定する段階と、 前記通信制御部により、前記CPUからの送信開始の指
    示を受けると、前記シリアル変換部に対して、送信開始
    の指示を出し、又、同時にシリアルデータ送出のための
    送信用同期クロックを前記送信用同期クロックの信号線
    から送出する段階と、 前記シリアル変換部により、前記送信開始の指示を受け
    ると、前記送信バッファから送信データをパラレルデー
    タで引き取り、前記送信用同期クロックに同期してシリ
    アルデータに変換しながら、前記ターゲットに前記送信
    データを送信する段階と、 前記通信制御部により、前記パラレル変換部に対して、
    受信開始の指示を出し、又、同時にシリアルデータ受信
    のための受信用同期クロックを前記受信用同期クロック
    の信号線から送出する段階と、 前記パラレル変換部により、前記受信開始の指示を受け
    ると、前記ターゲットから受信デ―タ数の情報を保有す
    る受信データを前記受信用同期クロックに同期してシリ
    アルデータで1回受け取り、パラレルデータに変換しな
    がら、前記受信バッファに前記受信データを転送する段
    階と、 前記受信数検索部により、前記受信デ―タ数の情報から
    前記受信データ数を認識し、前記通信制御部に受信回数
    を指定する段階と、 前記通信制御部により、前記パラレル変換部に対して、
    受信開始の指示を出し、又、同時にシリアルデータ受信
    のための受信用同期クロックを前記受信用同期クロック
    の信号線から送出する段階と、 前記パラレル変換部により、前記受信開始の指示を受け
    ると、前記ターゲットから受信データを前記受信用同期
    クロックに同期してシリアルデータで引き取り、パラレ
    ルデータに変換しながら、前記受信バッファに前記受信
    データを書き込む段階と、 前記通信制御部により、指定された回数分の受信を終了
    したら、前記CPUに対して、割り込み信号にて、受信
    終了を通知する段階と、 前記CPUにより、前記割り込み信号を受けたら、前記
    受信バッファから前記受信データを読み出す段階とを有
    する請求項に記載のシリアル通信制御システムのシリ
    アル通信制御方法。
JP12224199A 1999-04-28 1999-04-28 シリアル通信制御システム及びそのシリアル通信制御方法 Expired - Fee Related JP3431071B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12224199A JP3431071B2 (ja) 1999-04-28 1999-04-28 シリアル通信制御システム及びそのシリアル通信制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12224199A JP3431071B2 (ja) 1999-04-28 1999-04-28 シリアル通信制御システム及びそのシリアル通信制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000316036A JP2000316036A (ja) 2000-11-14
JP3431071B2 true JP3431071B2 (ja) 2003-07-28

Family

ID=14831092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12224199A Expired - Fee Related JP3431071B2 (ja) 1999-04-28 1999-04-28 シリアル通信制御システム及びそのシリアル通信制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3431071B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6167516B2 (ja) 2012-12-19 2017-07-26 富士通株式会社 中継装置、中継方法及び電力制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000316036A (ja) 2000-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2511046A1 (en) Multi-node system, internodal crossbar switch, node and medium embodying program
JP2011044154A (ja) スケーラブルなバス構造
JP4022442B2 (ja) フィールドバスインタフェースボードの制御方法
EP0844566A1 (en) Interface apparatus for adapting data width to system bus width
US10996904B2 (en) Network control device, image forming apparatus, control method of network control device, and non-transitory recording medium
JP3431071B2 (ja) シリアル通信制御システム及びそのシリアル通信制御方法
KR100357284B1 (ko) 코프로세서 방식의 원칩 비동기 마이크로 프로세서 간의인터페이스 회로
US20060155895A1 (en) Data transferring apparatus and data transferring method
US20070022226A1 (en) Direct memory access system for iSCSI
JPH11232214A (ja) 情報処理装置用プロセッサおよびその制御方法
US20080104286A1 (en) Data transfer apparatus and data transfer method
JP2937218B2 (ja) データリンクプロトコル制御装置のバッファメモリ管理方式
CN111832049B (zh) 一种基于spi的数据传输方法及系统
JP2000295295A (ja) ブロック・データ転送用バッファメモリ及びシリアルデータ送受信システム
JPH10105488A (ja) 通信用コントローラ
JP2570986B2 (ja) データ転送制御装置及び方法
JP3605987B2 (ja) 画像処理装置
JP2001154976A (ja) Dmaコントローラ及びその制御方法
JPH05204829A (ja) データ転送装置
JP2005071278A (ja) クロック同期シリアルデータ転送方法および同システム
CN116414770A (zh) 片上系统、处理器及指令处理方法
JP2003308290A (ja) データ受信装置
JPH056335A (ja) 装置間インタフエース方式
JP3088341B2 (ja) バス上の高速データ転送方式
JP2002132698A (ja) データ転送制御方法およびその装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees