JP2002132698A - データ転送制御方法およびその装置 - Google Patents

データ転送制御方法およびその装置

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JP2002132698A
JP2002132698A JP2000328566A JP2000328566A JP2002132698A JP 2002132698 A JP2002132698 A JP 2002132698A JP 2000328566 A JP2000328566 A JP 2000328566A JP 2000328566 A JP2000328566 A JP 2000328566A JP 2002132698 A JP2002132698 A JP 2002132698A
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JP2000328566A
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Inventor
Keiji Okamoto
啓二 岡本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のデータ転送制御方法において、データ
転送制御装置とデータ記憶装置のキューイングの相互関
係によって、データ転送の処理時間が増大するという問
題があった。 【解決手段】 データ転送制御装置80の主制御部10
は、通信部60を通じて他のデータ転送制御装置80に
対してメッセージを送り、メッセージの返信によって、
データ転送制御装置数をカウントする。主制御部10は
最終的なデータ転送制御装置数とデータ記憶装置数とデ
ータ記憶装置100のデータ転送処理キュー120の深
さを用いて、データ転送要求キュー20の深さを設定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ転送制御方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハードディスク等のデータ記憶装置に対
するデータ転送を制御するデータ転送制御装置ではデー
タ転送性能を向上させるために、複数のデータ転送要求
を一括発行するコマンドキューイング方法が用いられて
いる。この方法はデータ転送要求をキューに格納し、デ
ータ転送要求数があらかじめ設定されたキューの深さま
で達した場合、各データ記憶装置にデータ転送要求を一
括発行するもので、複数のデータ転送要求の処理オーバ
ヘッドを削減して処理時間を短縮することができる。
【0003】以下、図10のように3台のデータ転送制
御装置と3台のデータ記憶装置が外部接続I/Fを介して
接続されている場合のコマンドキューイング方法につい
て説明する。ここではデータ転送制御装置のデータ転送
要求キューの一括発行する深さを3、データ記憶装置の
データ転送処理キューの一括発行する深さを2としてい
る。
【0004】図11は各データ転送制御装置からデータ
記憶装置に対して順次データ転送を発行する様子を示し
ている。データ転送制御装置Aは周期0にデータ記憶装
置aに対するデータ転送要求A11を、周期1にデータ記
憶装置bに対するデータ転送要求A21を、周期2にデー
タ記憶装置cに対するデータ転送要求A31を発行する。
即ち1周期毎にデータ記憶装置a、データ記憶装置b、
データ記憶装置cの順にデータ転送要求を発行する。こ
こでデータ転送要求Aijのi(i≧1)はi番目のデータ記
憶装置iを示し、j(j≧1)はデータ記憶装置iに対するj
番目のデータ転送要求を示している。同様にしてデータ
転送制御装置Bはデータ記憶装置b、データ記憶装置
c、データ記憶装置aの順にデータ転送要求B21,B31,B1
1を、データ転送制御装置Cはデータ記憶装置c、デー
タ記憶装置a、データ記憶装置bの順にデータ転送要求
C31,C11,C21を発行する。
【0005】周期2においてデータ転送制御装置Aのデ
ータ転送要求キューは転送発行の深さ=3に等しくな
り、各データ記憶装置に対するデータ転送要求A11、A2
1、A31が転送される。データ記憶装置aには各データ転
送制御装置からのデータ転送要求A11、C11、B11が到着
し、データ転送処理キューに格納される。同様に、デー
タ転送制御装置Bからはデータ転送要求B21,B31,B11
が、データ転送制御装置CからはC31,C11,C21が転送さ
れる。このときデータ記憶装置aのデータ転送処理キュ
ーの深さは2となり、2個のデータ転送要求A11、C11に
対するデータ転送が実行される。一方データ転送要求B1
1はデータ転送処理キューに格納状態のまま、次のデー
タ転送要求が到着する時間(=周期5)までデータ転送処
理が開始されない。即ち、データ転送要求B11に対する
転送処理の遅延時間は、3周期以上となる。
【0006】このようにデータ転送制御装置数とそのデ
ータ転送要求キューの一括発行までの深さ、データ記憶
装置数とそのデータ転送処理キューの一括処理までの深
さの関係によって、データ転送処理の遅延時間が増大す
るという問題を有していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
データ転送制御方法において、データ記憶装置に対する
転送の処理時間が増大するという問題があった。
【0008】本発明はかかる点に鑑み、データ記憶装置
に対する転送処理の遅延時間を抑えるデータ転送制御方
法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明に係るデータ転送制御方法は、データ転送要
求データを一括発行するデータ転送要求キューの深さを
データ記憶装置数とデータ記憶装置のデータ転送処理キ
ューの情報とデータ転送制御装置数を用いて決定する。
【0010】また、本発明に係るデータ転送制御方法
は、データ転送要求を一括発行するデータ転送要求キュ
ーの深さをデータ転送要求の処理時間に基づいて変更す
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の第1の発明は、複数の記
憶媒体を有するデータ記憶装置とデータ転送を制御する
複数のデータ転送制御装置間におけるデータ転送制御方
法であって、前記データ記憶装置に対するデータ転送要
求をデータ転送要求キューに一時的に格納し、前記デー
タ転送要求キューに格納しているデータ転送要求数(深
さ)が所定のキューの深さと一致した場合に、前記デー
タ記憶装置に対して前記データ転送要求キューに格納さ
れているデータ転送要求を一括発行し、一括発行された
前記データ転送要求をデータ転送処理キューに一時的に
格納し、前記データ転送処理キューの深さが所定のキュ
ーの深さと一致した場合に、前記データ転送処理キュー
に格納されている前記データ転送要求を前記データ記憶
媒体に一括発行して前記データ転送制御装置へデータ転
送を行い、前記データ転送要求キューの深さを前記デー
タ記憶装置数と前記データ転送処理キューの深さと前記
データ転送制御装置数を用いて設定することを特徴とす
るデータ転送制御方法であり、データ転送要求キューの
深さをデータ転送制御装置数とデータ記憶装置数とデー
タ転送処理キューの深さを用いて設定することにより、
データ転送処理時間の増大を抑えることができる。
【0012】本発明の第2の発明は、複数の記憶媒体を
有するデータ記憶装置とデータ転送を制御する複数のデ
ータ転送制御装置間におけるデータ転送制御方法であっ
て、前記データ記憶装置に対するデータ転送要求をデー
タ転送要求キューに一時的に格納し、前記データ転送要
求キューに格納しているデータ転送要求数(深さ)が所
定のキューの深さと一致した場合に、前記データ記憶装
置に対して前記データ転送要求キューに格納されている
データ転送要求を一括発行し、一括発行された前記デー
タ転送要求をデータ転送処理キューに一時的に格納し、
前記データ転送処理キューの深さが所定のキューの深さ
と一致した場合に、前記データ転送処理キューに格納さ
れている前記データ転送要求を前記データ記憶媒体に一
括発行して前記データ転送制御装置へデータ転送を行
い、前記データ記憶装置へ一括発行したデータ転送要求
に対するデータ転送処理時間に基づいて、前記データ転
送要求キューの深さを変更することを特徴とするデータ
転送制御方法であり、データ転送要求に対する処理時間
に基づいてデータ転送要求キューの深さを変更すること
により、転送最大時間内にデータ転送を行うことがで
き、データ転送処理完了までの時間の増大を抑えること
ができる。
【0013】本発明の第3の発明は、複数の記憶媒体を
有するデータ記憶装置とデータ転送を制御する複数のデ
ータ転送制御装置間におけるデータ転送制御方法であっ
て、前記データ記憶装置に対するデータ転送要求をデー
タ転送要求キューに一時的に格納し、前記データ転送要
求キューに格納しているデータ転送要求数(深さ)が所
定のキューの深さと一致した場合に、前記データ記憶装
置に対して前記データ転送要求キューに格納されている
データ転送要求を一括発行し、一括発行された前記デー
タ転送要求をデータ転送処理キューに一時的に格納し、
前記データ転送処理キューの深さが所定のキューの深さ
と一致した場合に、前記データ転送処理キューに格納さ
れている前記データ転送要求を前記データ記憶媒体に一
括発行して前記データ転送制御装置へデータ転送を行
い、前記データ転送制御装置において前記データ記憶装
置へ一括発行したデータ転送要求に対するデータ転送処
理時間に応じて、前記データ転送処理キューの深さを変
更することを特徴とするデータ転送制御方法であり、デ
ータ転送処理キューの深さを変更することによりデータ
転送処理の時間の増大を抑えることができる。
【0014】本発明の第4の発明は、複数の記憶媒体を
有するデータ記憶装置とデータ転送を制御する複数のデ
ータ転送制御装置間におけるデータ転送制御方法であっ
て、前記データ記憶装置に対するデータ転送要求をデー
タ転送要求キューに一時的に格納し、前記データ転送要
求キューに格納しているデータ転送要求数(深さ)が所
定のキューの深さと一致した場合に、前記データ記憶装
置に対して前記データ転送要求キューに格納されている
データ転送要求を一括発行し、一括発行された前記デー
タ転送要求をデータ転送処理キューに一時的に格納し、
前記データ転送処理キューの深さが所定のキューの深さ
と一致した場合に、前記データ転送処理キューに格納さ
れている前記データ転送要求を前記データ記憶媒体に一
括発行して前記データ転送制御装置へデータ転送を行
い、前記データ記憶装置において前記データ記憶媒体へ
一括発行したデータ転送要求に対するデータ転送処理時
間に応じて、前記転送処理キューの深さを変更すること
を特徴とするデータ転送制御方法であり、データ転送の
処理時間に基づいてデータ転送処理キューの深さを変更
することにより、データ転送処理時間の時間の増大を抑
えることができる。
【0015】(実施の形態1)図1は本実施の形態にお
けるデータ転送制御方法を実現するデータ制御装置とデ
ータ記憶装置のブロック図を示す。
【0016】図1において、10はデータ転送制御装置
80全体を管理する主制御部、20はビデオデータを格
納するデータ記憶装置100に対するデータ転送要求を
格納するデータ転送要求キュー、30はデータ転送を制
御するデータ転送制御部、40、140はビデオデータ
を一時的に格納するためのバッファメモリ、50は複数
のデータ転送制御装置80と複数のデータ記憶装置10
0とを相互接続するためのデータ記憶装置外部接続I/
F、60は外部装置90と通信するための通信部、70
はデータ転送要求キュー20を管理する転送要求キュー
管理部、90は通信部60を介してデータ転送制御装置
と接続されている外部装置、110はデータ記憶装置1
00を管理するデータ記憶装置主制御部、120はデー
タ転送制御装置80からのデータ転送要求に対するデー
タ転送処理を格納するデータ転送処理キュー、130は
データ転送処理を制御するデータ転送処理部、150は
データそのものを記録するデータ記憶媒体、160はデ
ータ記憶装置100とデータ記憶装置外部接続I/F50
を接続するための外部転送I/Fである。
【0017】本実施の形態では、従来例と同様に3台の
データ転送制御装置と3台のデータ記憶装置がデータ記
憶装置外部接続I/F50を介して接続されている場合の
コマンドキューイング方法について説明する。
【0018】図2はデータ転送制御装置80のデータ転
送要求キュー20の深さを設定するための処理の流れを
示すフローチャートである。
【0019】データ転送制御装置80の主制御部10
は、データ転送制御装置数のカウンタを1に初期化し、
受信待機時間を初期化した後、通信部60を通じて他の
データ転送制御装置80に対して、返信を通知するよう
にメッセージを送信する(図2のステップ201〜ステ
ップ203)。メッセージを受信したデータ転送制御装
置80の主制御部10は、通信部60を通じて依頼側の
データ転送制御装置80へ返信する。依頼側のデータ転
送制御装置80の主制御部10は、各データ転送制御装
置80の返信メッセージを受信する度にデータ転送制御
装置数のカウンタを増やし、受信待機時間が所定の最大
受信待機時間になるまでこの処理を繰り返す(ステップ
204〜ステップ206)。そして最終的なデータ転送
制御装置数のカウンタ、即ちデータ転送制御装置数と、
データ記憶装置数と、データ記憶装置100のデータ転
送処理キュー120の深さを用いて、(数1)に基づい
て、データ転送制御装置80のデータ転送要求キュー2
0の深さを設定する(ステップ207)。
【0020】
【数1】
【0021】本実施の形態においては、データ記憶装置
100のデータ転送処理キューに格納されたデータ転送
処理を一括発行する深さを2とした場合、(数1)から
(3×2)/2=2であるので、データ転送制御装置8
0のデータ転送要求キューに格納されたデータ転送要求
を一括発行する深さは2となる。
【0022】図3は本実施の形態における転送要求キュ
ー、転送処理キューの状態遷移図である。図3は、本実
施の形態における接続状態各データ転送制御装置80か
ら各データ記憶装置100に対して周期毎に順次、デー
タ転送を発行する様子を示している。データ転送制御装
置80の主制御部10は、データ記憶装置100に対し
てデータ読み出しを行う場合、データ転送要求を転送要
求キュー管理部70に送る。転送要求キュー管理部70
はデータ転送要求キュー20に登録してキューの深さを
1つ増し、キューの深さがデータ転送要求を発行する深
さ2に等しい場合には主制御部10に通知する。主制御
部10は転送要求キュー管理部より通知を受けると、デ
ータ転送制御部30に対してデータ転送処理を発行する
ように指示する。データ転送制御部30はデータ転送要
求キュー20からデータ転送要求を取り出し、データ記
憶装置外部接続I/F50を介してデータ記憶装置100
に送る。
【0023】データ転送要求を受け取ったデータ記憶装
置100のデータ記憶装置主制御部110は、データ転
送処理部130にデータ転送処理キュー120に格納す
るように指示する。データ転送処理キュー120に格納
されたデータ転送処理数がデータ転送処理を一括発行す
る深さ2に等しい場合、データ転送処理部130はデー
タ記憶装置主制御部110に通知し、データ記憶装置主
制御部110は、データ転送処理を開始するようにデー
タ転送処理部130に指示する。データ転送処理部13
0はデータ記憶媒体150から所望のデータを読み出
し、バッファメモリ140に格納する。そしてデータ記
憶装置主制御部110は外部転送I/F160を通じてバ
ッファメモリ140からデータを読み出し、データ記憶
装置外部接続I/F50を介してデータ転送制御装置80
のバッファメモリ40へ転送する。
【0024】図3に本実施の形態における各データ転送
制御装置から各データ記憶装置へのデータ転送要求の発
行状況を示す。図3は3つのデータ転送制御装置A,デ
ータ転送制御装置B,データ転送制御装置Cが3つのデ
ータ記憶装置a、データ記憶装置b、データ記憶装置c
へデータ転送要求を発行する状況を示す。図3におい
て、データ転送要求Aijはデータ転送制御装置Aが発行
するデータ転送要求を示し、i(i≧1)はi番目のデー
タ記憶装置iを示し、j(j≧1)はデータ記憶装置iに対
するj番目のデータ転送要求を示している。同様に、Bi
j,Cijはそれぞれデータ転送制御装置B,データ転送制
御装置Cが発行するデータ転送要求を示す。
【0025】図3に示すように、周期1においてデータ
転送制御装置Aのデータ転送要求キュー20にはデータ
転送要求A11,A21が格納され、転送要求キューの深さは
2となり、主制御部10はデータ転送制御部30を制御
しデータ転送要求キュー20から各データ記憶装置10
0に対するデータ転送要求A11、A21を転送する。同様
に、データ転送制御装置B、データ転送制御装置Cより
データ転送要求B21,B31、データ転送要求C31,C11が発行
される。この時、データ記憶装置aにはデータ転送要求
A11、C11が到着し、データ転送処理キュー120に格納
される。データ記憶装置aのデータ転送処理キューの深
さは2となり、データ転送処理部130はデータ記憶装
置主制御部110の指示により2個のデータ転送要求A1
1、C11に対するデータ転送を開始する。また周期3にお
いては、データ転送制御装置Aのデータ転送要求キュー
に格納されたデータ転送要求A31、A12がデータ記憶装置
c、データ記憶装置aに対して発行される。同様に、デ
ータ転送制御装置Bよりデータ転送要求B11,B22、デー
タ転送制御装置Cよりデータ転送要求C21,C32が発行さ
れる。このときデータ記憶装置aではデータ転送要求B1
1、A12を受け、データ転送処理キューに格納する。そし
てデータ転送要求B11、A12に対するデータ転送が実行さ
れる。このように、各データ転送要求は1周期後には必
ず転送処理が開始される。
【0026】本実施の形態のデータ転送制御方法によれ
ば、データ転送要求キューの深さをデータ転送制御装置
数とデータ記憶装置数とそのデータ転送処理キューの深
さを用いて設定することによって、データ転送処理時間
の増大を抑えることができる。
【0027】なお、本実施の形態ではデータ転送制御装
置80間での通信によってデータ転送制御装置数を求め
たが、データ転送制御装置数が既知である場合、その値
を用いてデータ転送要求キューに格納されたデータ転送
要求を一括発行する深さを計算し、設定してもよい。
【0028】また、本実施の形態では、データ転送制御
装置数を3、データ記憶装置数を3、データ転送処理キ
ューに格納されたデータ転送処理を一括発行する深さを
2としたが、これに限定するものではない。
【0029】(実施の形態2)本実施の形態では、デー
タ転送要求の処理時間に基づいてデータ転送制御装置の
データ転送要求キューの深さを変更するデータ転送制御
方法について説明する。
【0030】図4は本実施の形態におけるデータ転送制
御方法を実現するデータ制御装置とデータ記憶装置のブ
ロック図を示す。
【0031】なお、図4において、実施の形態1の情報
編集装置と同一機能のブロック、信号には同番号を付し
て詳細な説明を省略する。図4において、170はデー
タ転送制御装置80から受信したデータ転送要求をデー
タ転送処理キューに格納、管理するための転送処理キュ
ー管理部、180はビデオデータを格納するためのデー
タ記憶装置である。
【0032】図5は本実施の形態のデータ転送制御方法
を示すフローチャートである。
【0033】データ転送制御装置80においてデータ転
送要求がデータ転送要求キュー20に格納される処理
は、実施の形態1で説明した場合と同様である(図5の
ステップ501)。データ転送要求キュー20のキュー
の深さがデータ転送要求の発行を開始する深さに等しく
なった場合、データ転送制御部30は転送要求の発行か
ら転送処理が実行されるまでの時間をカウントする転送
時間カウンタを初期化し、データ記憶装置180に対し
てデータ転送要求を転送した後、一定時間毎に転送時間
カウンタを増加させ、転送時間カウンタが所定の最大転
送時間を越えたかどうか比較し、同時期に転送された転
送要求が全部処理されていない状態で、転送時間カウン
タが最大転送時間を超えた場合には主制御部10に通知
する(ステップ502〜ステップ506)。通知を受け
た主制御部10はデータ転送要求キュー20の深さを減
らすように転送要求キュー管理部70に指示する(ステ
ップ507)。データ転送要求キュー20の深さが減っ
たときデータ転送要求キュー20の深さがデータ転送要
求を発行する深さに等しければ、データ転送制御部30
は先に説明した処理と同様にデータ記憶装置180へデ
ータ転送要求を発行する。また、転送時間カウンタが最
大転送時間を超えない場合、転送制御が終了していなけ
れば、転送処理を継続する(ステップ508)。
【0034】ここで、実施の形態1と同様に、3台のデ
ータ転送制御装置が3台のデータ記憶装置に接続された
環境において、データ転送制御装置のデータ転送要求キ
ューの一括発行する深さが3、データ記憶装置のデータ
転送処理キューの一括処理する深さが2、転送最大時間
が2周期とする条件の下で図6のような時間的順序でデ
ータ転送要求を発行する場合を考える。
【0035】図6は3つのデータ転送制御装置A,デー
タ転送制御装置B,データ転送制御装置Cが3つのデー
タ記憶装置a、データ記憶装置b、データ記憶装置cへ
データ転送要求を発行する状況を示す。図6において、
データ転送要求Aijはデータ転送制御装置Aが発行する
データ転送要求を示し、i(i≧1)はi番目のデータ記
憶装置iを示し、j(j≧1)はデータ記憶装置iに対するj
番目のデータ転送要求を示している。同様に、Bij,Cij
はそれぞれデータ転送制御装置B,データ転送制御装置
Cが発行するデータ転送要求を示す。
【0036】この場合、周期2でデータ転送制御装置A
のデータ転送要求キュー20の深さが転送発行の深さ=
3に等しくなり、データ転送要求キュー20からデータ
転送要求A11、A21、A31が各データ記憶装置に発行され
る。同様に、データ転送制御装置Bからデータ転送要求
B11,B21,B31、データ転送制御装置Cからデータ転送要
求C11,C21,C31が発行される。データ記憶装置aには各
データ転送制御装置からのデータ転送要求A11、C11、B1
1が到着し、データ転送処理キュー120に格納され
る。このときデータ記憶装置aのデータ転送処理キュー
の深さは2であるから、データ転送処理部130は2個
のデータ転送要求A11、C11に対するデータ転送処理を開
始するが、データ転送要求B11はデータ転送処理キュー
120に格納された状態になる。
【0037】さて、データ転送制御装置Aのデータ転送
制御部30は、周期4にデータ記憶装置aにおいてデー
タ転送要求B11が終了していないことを検出し、主制御
部10を介して転送要求キュー管理部70にデータ転送
要求キュー20の深さを1つ減らすように指示する。す
るとデータ転送要求キュー20の深さが2となり、デー
タ転送制御部30はデータ転送要求A12、A22をデータ記
憶装置100へ転送する。一方、周期4ではデータ記憶
装置aのデータ転送処理キュー120にはデータ転送要
求B11、A12が格納されており、転送処理を一括実行する
深さに一致するため、それらに対するデータ転送が実行
される。よって、データ転送要求B11に対するデータ転
送は、転送要求の発行から2周期目には転送処理が実行
される。このように本実施の形態のデータ転送制御方法
によれば、データ転送要求の処理時間に基づいてデータ
転送制御装置のデータ転送要求キューの深さを変更する
ことによって、転送最大時間内にデータ転送を行うこと
ができ、データ転送処理完了までの時間の増大を抑える
ことができる。
【0038】(実施の形態3)本実施の形態では、デー
タ転送制御装置の転送処理時間に基づいてデータ転送処
理キューの深さを変更することによって、データ転送処
理まで時間の増大を抑えることができるデータ転送制御
方法について説明する。本実施の形態を実現するデータ
転送制御装置は実施の形態2と同じ構成をとるので、説
明を省略する。
【0039】図7、図8は本実施の形態におけるデータ
転送制御方法を説明するものである。以下、図7に従っ
て処理の流れを説明する。
【0040】データ転送制御装置80において、データ
転送要求がデータ転送要求キュー20に格納される処理
およびデータ転送制御部30が転送時間カウンタを用い
てデータ転送処理時間を計測する方法は、先に説明した
実施の形態2と同様である(図7のステップ701〜ス
テップ707)。もし、同時期に転送された転送要求が
全部処理されていない状態で、転送時間カウンタが最大
転送時間を越えた場合、データ転送制御部30はデータ
記憶装置180に対して、データ転送処理キュー120
の転送実行までの深さを減らすコマンドを転送する(ス
テップ708)。このコマンドを受けたデータ記憶装置
主制御部110は転送処理キュー管理部170に対し
て、データ転送処理キュー120の転送実行までの深さ
を減らす。例えば、実施の形態2で説明した場合と同様
の条件の下、図8のように3台のデータ転送制御装置が
データ転送要求を発行する場合について説明する。
【0041】図8は3つのデータ転送制御装置A,デー
タ転送制御装置B,データ転送制御装置Cが3つのデー
タ記憶装置a、データ記憶装置b、データ記憶装置cへ
データ転送要求を発行する状況を示す。図8において、
データ転送要求Aijはデータ転送制御装置Aが発行する
データ転送要求を示し、i(i≧1)はi番目のデータ記
憶装置iを示し、j(j≧1)はデータ記憶装置iに対するj
番目のデータ転送要求を示している。同様に、Bij,Cij
はそれぞれデータ転送制御装置B,データ転送制御装置
Cが発行するデータ転送要求を示す。
【0042】周期2でデータ転送制御装置Aのデータ転
送要求キュー20の深さが転送発行の深さ=3に等しく
なり、データ転送制御部30はデータ転送要求キュー2
0からデータ転送要求A11、A21、A31を取り出して、各
データ記憶装置に対して転送する。同様に、データ転送
制御装置Bからデータ転送要求B11,B21,B31、データ転
送制御装置Cからデータ転送要求C11,C21,C31が発行さ
れる。このときデータ記憶装置aには各データ転送制御
装置からのデータ転送要求A11、C11、B11が到着し、デ
ータ転送処理キュー120に格納される。ここでデータ
記憶装置aのデータ転送処理キューの深さは2であるた
め、データ転送処理部130は2個のデータ転送要求A1
1、C11に対するデータ転送処理を開始するが、データ転
送要求B11はデータ転送処理キュー120に格納された
状態となる。
【0043】一方、周期4でデータ転送制御装置Aのデ
ータ転送制御部30は転送時間カウンタを参照し2周期
を越えていること、即ちデータ転送要求B11が終了して
いないことを検出する。そしてデータ記憶装置180に
対してデータ転送処理キュー120の転送実行までの深
さを1つ減らすようにコマンドを転送する。これにより
データ転送処理キュー120の深さは1となり、データ
転送処理部130はデータ記憶媒体150に対してデー
タ転送B11を開始する。このようにしてデータ転送要求B
11に対するデータ転送は、転送要求の発行から2周期目
には転送処理が実行される。さて周期5で各データ転送
制御装置から発行されたデータ記憶装置aへのデータ転
送要求A12,C12,B12がデータ転送処理キュー120に格
納される。このとき転送処理を一括実行するデータ転送
処理キュー120の深さは1であるため、データ転送要
求A12、C12、B12は順次実行が開始される。
【0044】このように本実施の形態のデータ転送制御
方法によれば、データ記憶装置のデータ転送処理キュー
の深さを変更することによって、データ転送処理完了ま
で時間の増大を抑えることができる。
【0045】(実施の形態4)本実施の形態では、デー
タ記憶装置のデータ転送の処理時間に基づいて、データ
転送処理キューに格納されたデータ転送処理を一括発行
するデータ転送処理キューの深さを変更するデータ転送
制御方法について説明する。
【0046】図9は本実施の形態におけるデータ転送制
御方法を説明するものである。
【0047】本実施の形態のデータ転送制御方法を実現
するデータ転送制御装置の構成は実施の形態2と同様で
あり、データ転送制御装置80からデータ転送要求がデ
ータ記憶装置180へ転送するまでの処理は、先に実施
の形態1で説明した処理と同様である。
【0048】データ転送要求を受け取ったデータ記憶装
置180のデータ記憶装置主制御部110は、転送処理
キュー管理部170に対して、データ転送要求のデータ
転送処理キュー120への格納と共に、転送処理時間カ
ウンタの動作を開始する(図9のステップ901、ステ
ップ902)。データ転送処理キュー120の深さがデ
ータ転送処理を一括実行する深さに等しい場合、データ
転送処理部130はデータ転送要求に対するデータ転送
処理を開始する。一方、転送要求キュー管理部70は一
定時間毎に転送処理時間カウンタを増加させ、同時期に
転送された転送要求が全部処理されていない状態で、転
送処理時間カウンタが所定の最大処理時間を越えたかど
うか比較し、超えた場合にはデータ記憶装置主制御部1
10に通知する(ステップ903)。通知を受けたデー
タ記憶装置主制御部110はデータ転送処理キュー12
0の転送処理を一括実行する深さを減らすように転送処
理キュー管理部170に指示する(ステップ904)。
このときデータ転送処理キュー120に格納されたデー
タ転送処理数がデータ転送処理を一括実行する深さに等
しくなった場合、データ転送処理部130はデータ記憶
媒体150に対してデータ転送を実行する(ステップ9
05、ステップ906)。データ記憶媒体150に対す
るデータ転送は、先の実施の形態1で説明した処理と同
様である。以上の処理がデータ転送が終了するまで行わ
れる(ステップ907)。
【0049】例えば、実施の形態2で説明した場合と同
様の条件の下、図8のように3台のデータ転送制御装置
がデータ転送要求を発行する場合、周期2でデータ転送
制御装置Aのデータ転送要求キュー20の深さが転送発
行の深さ=3に等しくなり、データ転送要求A11、A21、
A31が各データ記憶装置に対して転送される。このとき
データ記憶装置aには各データ転送制御装置からのデー
タ転送要求A11、C11、B11が到着し、データ転送処理キ
ュー120に格納される。このとき、転送処理キュー管
理部170は転送要求毎に転送処理時間カウンタを動作
開始させる。一方、データ記憶装置aのデータ転送処理
キューの深さは2のため、データ転送処理部130は2
個のデータ転送要求A11、C11に対するデータ転送を実行
開始するが、データ転送要求B11はデータ転送処理キュ
ー120に格納されたままの状態である。
【0050】さて、図8の周期4においてデータ記憶装
置aの転送処理キュー管理部170はデータ転送要求B1
1が終了していない状態で、転送処理時間カウンタが転
送処理開始までの最大時間(=2周期)を越えていること
を検出する。そしてデータ記憶装置主制御部110は転
送処理キュー管理部170に対してデータ転送処理キュ
ー120のデータ転送処理を一括実行する深さを1つ減
らすように指示する。これによりデータ転送処理キュー
120の深さは1となり、データ転送処理部130はデ
ータ記憶媒体150に対してデータ転送B11を開始す
る。このようにしてデータ転送要求B11に対するデータ
転送は、データ転送要求の受信から2周期目には転送処
理が開始される。
【0051】また周期5では各データ転送制御装置から
発行されたデータ記憶装置aへのデータ転送要求A12、C
12、B12はデータ転送処理キュー120に格納され
る。このとき転送処理を一括実行する深さは1であるた
め、データ転送要求A12、C12、B12は順次実行が開始さ
れる。
【0052】このように本実施の形態のデータ転送制御
方法によれば、データ転送の処理時間に基づいてデータ
記憶装置のデータ転送処理キューの深さを変更すること
によって、データ転送処理まで時間の増大を抑えること
ができる。
【0053】なお、実施の形態2,3,4では、3台の
データ転送制御装置が3台のデータ記憶装置に接続され
た環境において、データ転送制御装置のデータ転送要求
キューの一括発行する深さが3、データ記憶装置のデー
タ転送処理キューの一括処理する深さが2、転送最大時
間が2周期である場合について説明したが、これに限定
するものではなく、他の条件下でも本実施の形態と同様
の処理を行うことにより、データ転送処理完了までの時
間の増大を抑えることができる。
【0054】また、本発明では各実施の形態のデータ転
送制御方法を独立に説明したが、組み合わせて使用する
ことも可能である。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータ記憶装置に対するデータ転送要求の一括処理を制御
することにより、データ転送要求の遅延時間の減少とデ
ータ転送処理の性能向上を実現でき、その実用的効果は
大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のデータ転送制御方法を
実現するシステムのブロック図
【図2】本発明の実施の形態1のデータ転送要求キュー
の深さを設定する動作を説明するフローチャート
【図3】本発明の実施の形態1のデータ転送制御方法を
説明するタイムチャート
【図4】本発明の実施の形態2のデータ転送制御方法を
実現するシステムのブロック図
【図5】本発明の実施の形態2のデータ転送制御方法の
動作を示すフローチャート
【図6】本発明の実施の形態2のデータ転送制御方法を
説明するタイムチャート
【図7】本発明の実施の形態3のデータ転送制御方法の
動作を示すフローチャート
【図8】本発明の実施の形態3のデータ転送制御方法を
説明するタイムチャート
【図9】本発明の実施の形態4のデータ転送制御方法の
動作を示すフローチャート
【図10】データ転送制御システムの構成を示すブロッ
ク図
【図11】従来のデータ転送制御方法を説明するタイム
チャート
【符号の説明】
10 データ転送制御装置 20 データ転送要求キュー 30 データ転送制御部 40,140 バッファメモリ 50 データ記憶装置外部接続I/F 60 通信部 70 転送要求キュー管理部 80 データ転送制御装置 90 外部装置 100,180 データ記憶装置 110 データ記憶装置主制御部 120 データ転送処理キュー 130 データ転送処理部 150 データ記憶媒体 160 外部転送I/F 170 転送処理キュー管理部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記憶媒体を有するデータ記憶装置
    とデータ転送を制御する複数のデータ転送制御装置間に
    おけるデータ転送制御方法であって、 前記データ記憶装置に対するデータ転送要求をデータ転
    送要求キューに一時的に格納し、前記データ転送要求キ
    ューに格納しているデータ転送要求数(深さ)が所定の
    キューの深さと一致した場合に、前記データ記憶装置に
    対して前記データ転送要求キューに格納されているデー
    タ転送要求を一括発行し、 一括発行された前記データ転送要求をデータ転送処理キ
    ューに一時的に格納し、前記データ転送処理キューの深
    さが所定のキューの深さと一致した場合に、前記データ
    転送処理キューに格納されている前記データ転送要求を
    前記データ記憶媒体に一括発行して前記データ転送制御
    装置へデータ転送を行い、 前記データ転送要求キューの深さを前記データ記憶装置
    数と前記データ転送処理キューの深さと前記データ転送
    制御装置数を用いて設定することを特徴とするデータ転
    送制御方法。
  2. 【請求項2】 複数の記憶媒体を有するデータ記憶装置
    とデータ転送を制御する複数のデータ転送制御装置間に
    おけるデータ転送制御方法であって、 前記データ記憶装置に対するデータ転送要求をデータ転
    送要求キューに一時的に格納し、前記データ転送要求キ
    ューに格納しているデータ転送要求数(深さ)が所定の
    キューの深さと一致した場合に、前記データ記憶装置に
    対して前記データ転送要求キューに格納されているデー
    タ転送要求を一括発行し、 一括発行された前記データ転送要求をデータ転送処理キ
    ューに一時的に格納し、前記データ転送処理キューの深
    さが所定のキューの深さと一致した場合に、前記データ
    転送処理キューに格納されている前記データ転送要求を
    前記データ記憶媒体に一括発行して前記データ転送制御
    装置へデータ転送を行い、 前記データ記憶装置へ一括発行したデータ転送要求に対
    するデータ転送処理時間に基づいて、前記データ転送要
    求キューの深さを変更することを特徴とするデータ転送
    制御方法。
  3. 【請求項3】 複数の記憶媒体を有するデータ記憶装置
    とデータ転送を制御する複数のデータ転送制御装置間に
    おけるデータ転送制御方法であって、 前記データ記憶装置に対するデータ転送要求をデータ転
    送要求キューに一時的に格納し、前記データ転送要求キ
    ューに格納しているデータ転送要求数(深さ)が所定の
    キューの深さと一致した場合に、前記データ記憶装置に
    対して前記データ転送要求キューに格納されているデー
    タ転送要求を一括発行し、 一括発行された前記データ転送要求をデータ転送処理キ
    ューに一時的に格納し、前記データ転送処理キューの深
    さが所定のキューの深さと一致した場合に、前記データ
    転送処理キューに格納されている前記データ転送要求を
    前記データ記憶媒体に一括発行して前記データ転送制御
    装置へデータ転送を行い、 前記データ制御装置において、前記データ記憶装置へ一
    括発行したデータ転送要求に対するデータ転送処理時間
    に基づいて、前記データ転送処理キューの深さを変更す
    ることを特徴とするデータ転送制御方法。
  4. 【請求項4】 複数の記憶媒体を有するデータ記憶装置
    とデータ転送を制御する複数のデータ転送制御装置間に
    おけるデータ転送制御方法であって、 前記データ記憶装置に対するデータ転送要求をデータ転
    送要求キューに一時的に格納し、前記データ転送要求キ
    ューに格納しているデータ転送要求数(深さ)が所定の
    キューの深さと一致した場合に、前記データ記憶装置に
    対して前記データ転送要求キューに格納されているデー
    タ転送要求を一括発行し、 一括発行された前記データ転送要求をデータ転送処理キ
    ューに一時的に格納し、前記データ転送処理キューの深
    さが所定のキューの深さと一致した場合に、前記データ
    転送処理キューに格納されている前記データ転送要求を
    前記データ記憶媒体に一括発行して前記データ転送制御
    装置へデータ転送を行い、 前記データ記憶装置において、前記データ記憶媒体へ一
    括発行したデータ転送要求に対するデータ転送処理時間
    に基づいて、前記転送処理キューの深さを変更すること
    を特徴とするデータ転送制御方法。
  5. 【請求項5】 複数の記憶媒体を有し、データ転送要求
    をデータ転送処理キューに一時的に格納してデータ転送
    を行うデータ記憶装置へのデータ転送を制御するデータ
    転送制御装置であって、 前記データ記憶装置に対するデータ転送要求を一時的に
    格納するデータ転送要求キューと、 前記データ転送要求キューを管理する転送要求キュー管
    理手段と、 前記データ記憶装置に対して前記データ転送要求キュー
    に格納されているデータ転送要求を一括発行するデータ
    転送制御手段と、 前記転送要求キュー管理部より前記データ転送要求キュ
    ーに格納しているデータ転送要求数(深さ)が所定のキ
    ューの深さと一致したと通知されると、前記データ転送
    制御手段に前記データ転送要求を一括発行させる主制御
    手段とを備え、前記主制御手段は、前記データ転送要求
    キューの深さを前記データ記憶装置数と前記データ転送
    処理キューの深さと前記データ転送制御装置数を用いて
    設定することを特徴とするデータ転送制御装置。
  6. 【請求項6】 複数の記憶媒体を有し、データ転送要求
    をデータ転送処理キューに一時的に格納してデータ転送
    を行うデータ記憶装置へのデータ転送を制御するデータ
    転送制御装置であって、 前記データ記憶装置に対するデータ転送要求を一時的に
    格納するデータ転送要求キューと、 前記データ転送要求キューを管理する転送要求キュー管
    理手段と、 前記データ記憶装置に対して前記データ転送要求キュー
    に格納されているデータ転送要求を一括発行するデータ
    転送制御手段と、 前記転送要求キュー管理部より前記データ転送要求キュ
    ーに格納しているデータ転送要求数(深さ)が所定のキ
    ューの深さと一致したと通知されると、前記データ転送
    制御手段に前記データ転送要求を一括発行させる主制御
    手段とを備え、前記主制御手段は、前記データ記憶装置
    へ一括発行したデータ転送要求に対するデータ転送処理
    時間に基づいて、前記データ転送要求キューの深さを変
    更することを特徴とするデータ転送制御装置。
  7. 【請求項7】 複数の記憶媒体を有し、データ転送要求
    をデータ転送処理キューに一時的に格納してデータ転送
    を行うデータ記憶装置へのデータ転送を制御するデータ
    転送制御装置であって、 前記データ記憶装置に対するデータ転送要求を一時的に
    格納するデータ転送要求キューと、 前記データ転送要求キューを管理する転送要求キュー管
    理手段と、 前記データ記憶装置に対して前記データ転送要求キュー
    に格納されているデータ転送要求を一括発行するデータ
    転送制御手段と、 前記転送要求キュー管理部より前記データ転送要求キュ
    ーに格納しているデータ転送要求数(深さ)が所定のキ
    ューの深さと一致したと通知されると、前記データ転送
    制御手段に前記データ転送要求を一括発行させる主制御
    手段とを備え、前記主制御手段は、前記データ記憶装置
    へ一括発行したデータ転送要求に対するデータ転送処理
    時間に基づいて、前記データ転送処理キューの深さを変
    更することを特徴とするデータ転送制御装置。
  8. 【請求項8】 複数の記憶媒体を有し、複数のデータ転
    送制御装置からのデータ転送要求に応じてデータを転送
    するデータ記憶装置であって、 前記データ転送制御装置より一括発行された前記データ
    転送要求を一時的に格納するデータ転送処理キューと、 前記データ転送処理キューを管理する転送処理キュー管
    理手段と、 前記記憶媒体に対して前記データ転送処理キューに格納
    されている前記データ転送要求を一括発行するデータ転
    送処理手段と前記転送処理キュー管理部より前記データ
    転送処理キューの深さが所定のキューの深さと一致した
    と通知されると、前記データ転送処理手段に前記データ
    転送要求を一括発行させるデータ記憶装置主制御手段と
    を備え、前記データ記憶装置主制御手段は、前記データ
    記憶媒体へ一括発行したデータ転送要求に対するデータ
    転送処理時間に基づいて、前記転送処理キューの深さを
    変更することを特徴とするデータ記憶装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006521640A (ja) * 2003-03-27 2006-09-21 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. データストレージシステムのサービス品質コントローラ及びサービス品質方法
JP2010512591A (ja) * 2006-12-12 2010-04-22 ザ・スポーティング・エクスチェンジ・リミテッド トランザクション処理システム

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