JP3430544B2 - ロータリー弁 - Google Patents

ロータリー弁

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JP3430544B2
JP3430544B2 JP05336793A JP5336793A JP3430544B2 JP 3430544 B2 JP3430544 B2 JP 3430544B2 JP 05336793 A JP05336793 A JP 05336793A JP 5336793 A JP5336793 A JP 5336793A JP 3430544 B2 JP3430544 B2 JP 3430544B2
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哲二 新山
眞司 藤井
勉 尼木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシンクロナスモータにて
回転駆動される回転体を備えて、この回転体に形成され
た開口の位置により、複数の流路選択を行うロータリー
弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】用便後の局部洗浄用のノズルと、ビデ用
のノズルとを備えるとともに、プレ洗浄用の洗浄水吐出
部を備えた局部洗浄装置がある。これらに対する洗浄水
の供給は、同時に行うことがないために、ロータリー弁
によって洗浄水の供給先を切り換えている。
【0003】この時、ロータリー弁がシンクロナスモー
タにて回転駆動される回転体に開口を形成するととも
に、この開口を上記各供給先用の水路のいずれに一致さ
せるかによって流路選択を行うものである場合、回転体
の回転位置制御を行わなければならないのであるが、こ
の回転位置制御を、回転体が原点位置にあるかどうかを
検出する位置センサーと、原点位置にある回転体を電源
周期の何パルス分回転させるかによって各流路選択を行
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合、いったん回
転体を原点位置に戻し、その後、各回転位置まで回転さ
せることで行うために、回転体が原点位置にきた時に、
これを正確に検出するとともにこの位置で正確に停止さ
せることが、正確な流路切換の前提となる。しかし、従
来のものでは、電源の正弦波のタイミングの影響によっ
て誤差があり、時には制御回路の処理時間の影響も受け
たものとなっていた。
【0005】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは回転体の回転位置制御
を精度よく行うことができるロータリー弁を提供するに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、シン
クロナスモータにて回転駆動される回転体を備えて、こ
の回転体に形成された開口の位置により、複数の流路選
択を行うロータリー弁において、回転体の原点復帰検出
用位置センサーと、原点からの所定角度の回転体の回転
で上記複数の流路選択を行う制御回路とを備えるととも
に、モータの駆動制御用の上記制御回路は、回転体の回
転中の前記位置センサー出力を電源のゼロクロス時点で
取り込んで回転体を原点位置に停止させるものである
とに特徴を有している。
【0007】
【作用】本発明によれば、電源の正弦波のタイミングの
影響を最小限とすることができ、また回転体の原点位置
停止を、位置センサーによる原点位置到来確認から所定
のパルス後に行うことで、制御回路の処理時間の影響を
避けることができる。
【0008】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、このロータリー弁は、図4に示すように、流入口
2を一面に、他面に複数個の吐出口3を備えた器体1内
に、回転体4を配設するとともに、シンクロナスモータ
6によって回転駆動される回転体4に開口5を形成した
もので、上記複数個の吐出口3は、図5に示すように、
同一円周上に適宜間隔で形成されており、回転体4の開
口5が一致した吐出口3に、流入口2から器体1内に流
入した水が送り出される。
【0009】従って、どの吐出口3に水を流すかは、回
転体4の回転位置によって決定されるものであり、この
ための回転位置制御は、シンクロナスモータ6と回転体
4とをつなぐ軸に設けた回転板8に形成してある切欠9
を光学的に検出する位置センサー7による原点復帰検出
と、この検出出力に基づいてシンクロナスモータ6の駆
動パルス数の制御を行う制御回路Cによって行ってい
る。
【0010】今、回転体4の開口5が、図5において右
下に位置する吐出口3と完全に一致する時に回転体4が
原点Bにあるとすると、回転体4がこの位置にある時、
位置センサー7が回転板8の切欠9の検出出力を出すよ
うに、回転体4と回転板8とがシンクロナスモータ6の
回転軸に取り付けられるわけであるが、切欠9には所定
の幅があるために、位置センサー7が切欠9を検出して
いても、開口5と吐出口3とが完全に一致した位置にあ
るとは限らない。
【0011】このために、ここでは図1に示すように、
一方向に回転するシンクロナスモータ6の交流駆動電流
のゼロクロスポイントにおいて制御回路Cが位置センサ
ー7の出力を取り込み、図1に示すように、最初に位置
センサー7出力のオン状態を確認(図中のイ)してか
ら、例えば2パルス分(2半波分)だけ送ってからシン
クロナスモータ6を停止(図中のロ)させている。つま
り、図5において、B0付近において位置センサー7の
オンが確認されるために、ここから角度θ0 分だけさら
に回転体7を回転させて原点B付近で回転体4を停止さ
せるわけである。ゼロクロスポイントにおいて位置セン
サー7出力を取り込む上に、所定のパルス後に停止させ
るために、制御回路Cにおいて位置センサー7出力の処
理に時間がかかっても、回転体4の原点復帰の位置ずれ
はシンクロナスモータ6の回転の半波分以内となるもの
である。
【0012】また、シンクロナスモータ6は、その始動
に際して、数パルス分の正転/逆転を行うことがあるた
めに、原点Bに位置する回転体4を、図5に示す各角度
θ1,θ2 ,θ3 に相当するパルス数だけシンクロナス
モータ6を回転させることで、開口5を他の吐出口3に
一致させて流路の切り換えを行うにあたって、シンクロ
ナスモータ6の始動時からのパルス数をカウントする
と、一時的な逆転をシンクロナスモータ6が始動時に行
った時、この分だけ回転体4の位置がずれてしまう。こ
のために、図2に示すように、ゼロクロスポイントにお
いて取り込む位置センサー7出力がオフとなってから、
つまりは図2中のハ及び図5においてB1で示す位置に
来てから、上記角度θ1 ,θ2 ,θ3 から原点BとB1
との間の角度θaを差し引いた角度に相当するパルス数
だけシンクロナスモータ6を回転させて、その位置で停
止(図2中のニ)させている。なお、始動時のチャタリ
ングによって、1度B1 点を通過した後、B0 点とB1
点との間に戻ってくることも考えられるために、この時
にはリセットをかけて、再度のB1 点通過時から所定パ
ルス数だけシンクロナスモータ6を回転させることが好
ましく、また、このリセットは、数パルス以内に位置セ
ンサー7が再度オンになった場合だけとし、数パルス以
上経過した時点で且つ回転体4が1回転するパルス数以
内の時に位置センサー7出力がオンとなった場合は、ノ
イズとみなしてリセットしないことが好ましい。
【0013】さらに、シンクロナスモータ6を回転させ
て回転体4を原点に戻すにあたって、シンクロナスモー
タ6を連続的に回転させつつゼロクロスポイントにおい
て位置センサー7出力を確認するのではなく、図3に示
すように、各ゼロクロスポイントにおいて、位置センサ
ー7出力を確認し、位置センサー7がオンになっていな
ければ次の半波を出力してシンクロナスモータ6の回転
を続行させることを繰り返し、位置センサー7出力のオ
ンが確認されれば、そこから所定パルス数だけシンクロ
ナスモータ6を回転させて停止させるということを行え
ば、回転体4の原点復帰をより確実に行うことができ、
また原点から他の位置まで回転体4を回転させる場合
も、半波を出力する前にゼロクロスポイントにおいて位
置センサー7の出力を確認し、位置センサー7のオフを
確認してから設定パルス数だけ出力してシンクロナスモ
ータ6を所定角度回転させることを行えば、回転体4の
各位置での停止もより確実に行うことができる。
【0014】ノイズによる誤動作等で回転体4が原点か
ら外れてしまい、時に不用意な水漏れや水抜けを招いて
しまうことも考えられることから、原点に戻した後、他
の流路に切り換えない場合も、たとえば、25msecと言
った時間毎に、回転体4が原点B(厳密にはB0 とB1
間)にあるかどうかを確認し、もし外れていれば原点B
に戻すようにしておくとよい。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明においては、回転体
の原点復帰検出用位置センサーと、原点からの所定角度
の回転体の回転で上記複数の流路選択を行う制御回路と
を備えるとともに、モータの駆動制御用の上記制御回路
は、回転体の回転中の前記位置センサー出力を電源のゼ
ロクロス時点で取り込んで回転体を原点位置に停止させ
るものであるために、電源の正弦波のタイミングの影響
を最小限とすることができて、回転体の原点復帰をより
正確に行うことができるものであり、また回転体の原点
位置停止を、位置センサーによる原点位置到来確認から
所定のパルス後に行えば、制御回路の処理時間の影響を
避けることができるために、さらに正確な原点復帰を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例における原点復帰時のモータ駆動電圧
と位置センサー出力とのタイムチャートである。
【図2】同上の原点からの回転開始時のモータ駆動電圧
と位置センサー出力とのタイムチャートである。
【図3】他例における制御回路のモータ駆動出力パルス
とモータ駆動電圧とのタイムチャートである。
【図4】構造を示す破断正面図である。
【図5】同上の吐出口の配置を示す平面図である。
【符号の説明】
4 回転体 5 開口 6 シンクロナスモータ 7 位置センサー C 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−7794(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 31/00 - 31/05

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンクロナスモータにて回転駆動される
    回転体を備えて、この回転体に形成された開口の位置に
    より、複数の流路選択を行うロータリー弁において、回
    転体の原点復帰検出用位置センサーと、原点からの所定
    角度の回転体の回転で上記複数の流路選択を行う制御回
    路とを備えるとともに、モータの駆動制御用の上記制御
    回路は、回転体の回転中の前記位置センサー出力を電源
    のゼロクロス時点で取り込んで回転体を原点位置に停止
    させるものであることを特徴とするロータリー弁。
  2. 【請求項2】 制御回路は、回転体の原点位置停止
    位置センサーによる原点位置到来確認から所定のパルス
    後に行うものであることを特徴とする請求項1記載のロ
    ータリー弁。
  3. 【請求項3】 制御回路は、回転体の原点からの所定角
    度の回転、位置センサーによる原点位置離脱確認から
    設定パルス数だけ回転させることで行うものであること
    を特徴とする請求項1記載のロータリー弁。
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EP0243096B1 (en) * 1986-04-18 1994-02-09 Konica Corporation Method for processing a light-sensitive silver halide color photographic material
CN101351691A (zh) * 2005-12-28 2009-01-21 若特自动控制公司 测试系统
KR101586327B1 (ko) * 2009-06-08 2016-01-18 코웨이 주식회사 디스크 부재의 영점위치 보정기능을 갖는 원수흐름 제어장치 및 그 영점위치 보정방법
JP5699873B2 (ja) * 2011-09-12 2015-04-15 トヨタ自動車株式会社 流体制御装置

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