JP3430302B2 - 気体圧力計 - Google Patents

気体圧力計

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JP3430302B2 JP28126294A JP28126294A JP3430302B2 JP 3430302 B2 JP3430302 B2 JP 3430302B2 JP 28126294 A JP28126294 A JP 28126294A JP 28126294 A JP28126294 A JP 28126294A JP 3430302 B2 JP3430302 B2 JP 3430302B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサッカーボールやバレー
ボールで代表される球技用ボール等の内圧を計測及び調
節する際に用いて好適な気体圧力計に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、公式戦に使用する球技用ボール
は、ボールの内圧が規定範囲に入るように各協会や団体
等において定められている。したがって、公式戦の前に
は使用するボールの内圧を計測するとともに、内圧が規
定範囲から外れている場合には規定範囲に入るように、
ボールの内圧を調節している。
【0003】従来、このような計測及び調節に用いる気
体圧力計(ボール内圧計)としては、図9に示す気体圧
力計50が知られている。同図に示す気体圧力計50
は、ボールBの空気封入口Boに差し込み可能な通気パ
イプ部51と、この通気パイプ部51を通して付与され
るボールB内における圧力気体Aの圧力、即ち、ボール
Bの内圧を計測する圧力計部52と、通気パイプ部51
を通して付与されるボールB内の圧力空気Aを外部に排
出可能な排気部53を備えている。これにより、通気パ
イプ部51の先端をボールBの空気封入口Boに差し込
めば、ボールB内の圧力空気Aは通気パイプ部51を通
して圧力計部52に付与されるため、ボールBの内圧を
圧力計部52により計測できる。また、ボールBの内圧
が高すぎる場合には、排気部53の操作部54をスプリ
ング55の弾性力に抗して押し込めば、操作部54の内
端に備える弁体56が弁座57から離れ、ボールB内の
圧力空気Aは排気孔58を通して外部に排出されるた
め、圧力計部52を見ながらボールBの内圧を調節でき
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の気体圧力計50は、ボールBの内容積に比べて、圧
力計部52内の内容積がひじょうに小さいため、圧力計
部52の計測値は、排気部53による排気流及び容積差
の影響を受けて大きく低下し、排出の停止後に本来の圧
力空気Aの圧力に落ち着くことから、排出時には正確な
読み取りを行うことができず、結局、次のような不具合
を招く問題があった。
【0005】第一に、内圧の調節作業は、排気操作を少
し行った後、排気を止めて圧力計部52の表示を確認す
ることの繰り返しにより、少しずつ圧力を低下させてい
く必要があるため、煩わしい調節作業と長い調節時間が
費やされる。
【0006】第二に、作業者の経験と勘により少しずつ
圧力を低下させていく必要があるため、正確な圧力調節
を行いにくい。
【0007】第三に、排気時に、圧力計部52内で急激
な圧力変動が発生するため、圧力計部52の故障原因と
なる。
【0008】本発明はこのような従来の技術に存在する
課題を解決したものであり、圧力調節作業を容易、迅速
かつ正確に行うことができるとともに、圧力計部内での
急激な圧力変動を防止できる気体圧力計の提供を目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば、内部
に圧力空気(圧力気体)Aを収容した球技用ボールB等
の物品の空気封入口(気体封入口)Boに接続可能な通
気パイプ部2と、通気パイプ部2を通して付与される圧
力空気Aの圧力を計測する圧力計部3と、通気パイプ部
2を通してボールB内部の圧力空気Aを外部に排出可能
な排気部4を具備してなる気体圧力計1を構成するに際
して、特に、通気パイプ部2を二つの通気路部C1とC
2により構成し、一方の通気路部C1を圧力計部3に接
続し、他方の通気路部C2を排気部4に接続してなるこ
とを特徴とする。
【0010】この場合、最適な実施形態により、通気パ
イプ部2の形態としては、一本の外パイプ2aの中に、
この外パイプ2aよりも断面積の小さい内パイプ2bを
収容して構成し、内パイプ2bの内部を一方の通気路部
C1とし、内パイプ2bと外パイプ2a間の空間を他方
の通気路部C2として用いることができるし、一本の外
パイプ2aの中に、この外パイプ2aよりも断面積の小
さい二本の内パイプ2c,2dを収容して構成し、一方
の内パイプ2cを一方の通気路部C1とし、他方の内パ
イプ2dを他方の通気路部C2として用いることができ
る。さらに、通気パイプ部2の他の形態としては、二本
のパイプ2eと2fを重ね合わせて一体化し、一方のパ
イプ2eを一方の通気路部C1とし、他方のパイプ2f
を他方の通気路部C2として用いることができるし、一
本のパイプの中に、仕切りを設けることにより二分割
し、一方の通気空間を一方の通気路部C1とし、他方の
通気空間を他方の通気路部C2として用いることができ
る。なお、必要により排気部4に接続した通気路部C2
の断面積を、圧力計部3に接続した通気路部C1の断面
積よりも大きくしてもよい。他方、排気部4は、操作部
5を備え、この操作部5の操作によって排気することが
できる。また、通気パイプ部2における一方の通気路部
C1の先端部と他方の通気路部C2の先端部は、それぞ
れ異なる方向に開口する。
【0011】
【作用】本発明に係る気体圧力計1によれば、内部に圧
力空気Aを収容したボールBの空気封入口Boに通気パ
イプ部2を差し込むことにより、通気パイプ部2とボー
ルB内は連通接続される。他方、通気パイプ部2は二つ
の通気路部C1とC2により構成され、一方の通気路部
C1は圧力計部3に接続されるとともに、他方の通気路
部C2は排気部4に接続されるため、ボールB内におけ
る圧力空気Aの圧力は、一方の通気路部C1を介して圧
力計部3に作用し、また、ボールB内における圧力空気
Aは、他方の通気路部C2を介して排気部4に付与され
る。
【0012】したがって、排気部4における操作部5を
操作して、排気を行ってもボールB内の圧力空気Aは、
他方の通気路部C2のみを通って排気部4に至るため、
操作部5の操作による急激な圧力変動は、一方の通気路
部C1、即ち、圧力計部3の計測には何ら影響しない。
特に、この場合、通気パイプ部2における一方の通気路
部C1の先端部と他方の通気路部C2の先端部を異なる
方向に開口させれば、一方の通気路部C1に対する他方
の通気路部C2における排気流に基づく圧力変動の影響
(干渉)を皆無にすることができる。この結果、排気時
においても圧力計部3はボールBの内圧を安定かつ正確
に計測するため、圧力空気Aの排気を行いつつ、同時に
圧力計部3による計測を行うことができる。
【0013】よって、圧力調節作業を容易、迅速かつ正
確に行えるとともに、圧力計部3内での急激な圧力変動
を防止できる。
【0014】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0015】まず、本実施例に係る気体圧力計1の外観
構成について、図4を参照して説明する。気体圧力計1
は、ケーシング部10を備え、このケーシング部10の
一端から通気パイプ部2が突出する。一方、ケーシング
部10の一部は圧力計部3を構成し、内部に圧力計部3
の計測機能部を有するとともに、ケーシング部10の外
面には電源スイッチ11及び計測機能部により計測した
圧力値をディジタル表示する表示部12を備える。ま
た、ケーシング部10の他の外面には排気部4を備え
る。
【0016】次に、本発明の要部構成を含む各部の構成
について、図1〜図3を参照して説明する。
【0017】まず、通気パイプ部2は、図1及び図3に
示すように、例えば、金属製の剛性円筒パイプを用いた
一本の外パイプ2aの中に、この外パイプ2aよりも断
面積の小さい金属製の剛性円筒パイプを用いた内パイプ
2bを同軸上に収容し、両端側における外パイプ2aと
内パイプ2b間に、リング形のシーリング部材13,1
4を入れて閉塞する。そして、外パイプ2aの先端付近
における側面に入気孔15を形成するとともに、外パイ
プ2aの中間部に出気孔16を形成することにより構成
する。この場合、内パイプ2bは、例えば、断面半円形
に形成したものを、外パイプ2aの内部の片側半部に挿
入してもよい。
【0018】これにより、内パイプ2bの内部は一方の
通気路部C1となり、内パイプ2bの後端開口部17は
圧力計部3の計測機能部に連通するとともに、内パイプ
2bと外パイプ2a間の空間は他方の通気路部C2とな
り、外パイプ2aの出気孔16は排気部4に連通する。
なお、ボールBの容積が大きい場合やボールBの内圧を
大きく降下させたい場合等のように、排気流量を大きく
したい場合には、排気部4に接続する通気路部C2の断
面積を、圧力計部3に接続する通気路部C1の断面積よ
りも大きくすればよく、この場合の通気路部C1は、ボ
ールBの内圧を測定するための圧力伝達に支障が生じな
い限り細くてもよい。
【0019】一方、圧力計部3は公知の圧力計により構
成でき、例えば、内パイプ2bの後端開口部17から付
与される圧力空気Aの圧力を受けて変位するダイヤフラ
ム、このダイヤフラムの変位量を電気信号に変換する物
理量変換部等を用いて構成できる。
【0020】他方、排気部4は、図1に示すように、排
気通路18及び排気孔19を有する排気筒部20と、こ
の排気筒部20の内部に収容し、かつ外端が排気筒部2
0から突出する操作部5と、この操作部5の内端に設
け、かつ排気筒部20の内端に形成した弁座20sに当
接可能な弁体部22と、操作部5を外方に付勢するスプ
リング23を備えて構成する。これにより、操作部5を
押さなければ、弁体部22はスプリング23の弾性力に
よって弁座20sに当接し、排気通路18を遮断すると
ともに、操作部5をスプリング23の弾性力に抗して押
せば、弁体部22は弁座20sから離れて排気通路18
が開放されるため、出気孔16は排気通路18、排気孔
19を介して大気に連通する。
【0021】次に、本実施例に係る気体圧力計1の使用
方法及び機能について、各図を参照して説明する。
【0022】まず、使用に際しては、図2に示すよう
に、気体圧力計1の通気パイプ部2を圧力空気Aを収容
した球技用ボールBの空気封入口Boに差し込む。これ
により、圧力計部3は内パイプ2bの後端開口部17、
内パイプ2bの内部(一方の通気路部C1)、内パイプ
2bの先端開口部24を介してボールB内に連通すると
ともに、排気部4は出気孔16、内パイプ2bと外パイ
プ2a間の空間(他方の通気路部C2)、入気孔15を
介してボールB内に連通する。
【0023】よって、ボールB内における圧力空気Aの
圧力、即ち、ボールBの内圧は一方の通気路部C1を介
して圧力計部3に作用するため、ボールBの内圧は、圧
力計部3により計測されるとともに、その計測結果は表
示部12にディジタル表示される。
【0024】一方、計測したボールBの内圧が規定範囲
よりも大きい場合を想定する。この場合、ボールB内の
圧力空気Aは他方の通気路部C2を介して排気部4に付
与されているため、操作部5を押し操作すれば、ボール
B内の圧力空気Aは排気部4を通して外部に排出され
る。即ち、操作部5をスプリング23の弾性力に抗して
押せば、操作部5の内端に備える弁体部22が弁座20
sから離れるため、ボールB内の圧力空気Aは、通気路
部C2、排気通路18及び排気孔19を通して直接外部
に排出される。したがって、操作部5の操作に基づく急
激な圧力変動は、他の通気路部C1には何ら影響しな
い。特に、この場合、通気パイプ部2における一方の通
気路部C1の先端部、即ち、先端開口部24は通気パイ
プ部2の軸方向に向くとともに、他方の通気路部C2の
先端部、即ち、入気孔15は通気パイプ部2の軸方向に
対して直角方向に向くことから、一方の通気路部C1の
先端部と他方の通気路部C2の先端部は、それぞれ異な
る方向に開口することになり、一方の通気路部C1に対
する他方の通気路部C2における排気流に基づく圧力変
動の影響(干渉)を皆無にすることができる。この結
果、排気時においても圧力計部3はボールBの内圧を安
定かつ正確に計測することができ、圧力空気Aの排気を
行いつつ、同時に圧力計部3による計測を行うことがで
きる。
【0025】よって、圧力調節作業を容易、迅速かつ正
確に行えるとともに、圧力計部3内での急激な圧力変動
を防止できる。
【0026】次に、通気パイプ部2の形態に係る変更実
施例について、図5〜図8を参照して説明する。
【0027】まず、図5〜図7に示す変更実施例は、一
本の外パイプ2aの中に、この外パイプ2aよりも断面
積が小さく、かつ楕円状に偏平化させた二本の内パイプ
2c,2dを収容して構成したものである。これによ
り、内パイプ2cが一方の通気路部C1、内パイプ2d
が他方の通気路部C2となる。なお、このように構成し
た場合、外パイプ2aと各内パイプ2c,2d間にも空
間を生ずる場合があるため、この空間を通気路部C1又
はC2と組み合わせた通気路部として用いてもよい。こ
れにより、外パイプ2a内部にデッドスペースを生ずる
ことなく有効利用を図れる。
【0028】この場合、図6に示すように、各内パイプ
2c,2dの先端開口部31,32は、そのまま入気口
として用いることができる。しかし、図7に示すよう
に、各内パイプ2c,2dの先端開口部を閉塞部材33
により閉塞し、各内パイプ2c,2dの側面(周面)に
入気孔34,35を形成し、入気孔34と35の開口方
向を異ならせることが望ましい。さらに、各入気孔3
4,35の軸方向における形成位置は互いに異ならせる
ことにより、通気パイプ部2の強度低下を防止すること
が望ましい(図7参照)。このような通気パイプ部2に
より、ボールBの空気封入口Boを傷付けることなく、
スムースに差し込むことができる。
【0029】一方、図8に示す変更実施例は、二本のパ
イプ2eと2fを重ね合わせて一体化したものである。
これにより、パイプ2eが一方の通気路部C1、パイプ
2fが他方の通気路部C2となる。なお、入気口(入気
孔)は図6又は図7の形態を採用できる。また、一本の
パイプの中に、仕切りを一体に設けることにより二分割
し、一方の通気空間を一方の通気路部C1とし、他方の
通気空間を他方の通気路部C2として用いることもでき
る。この場合、基本的な形状は図8に示す形状と同様に
なるため図示は省略した。
【0030】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではない。
例えば、通気パイプ部は金属製の剛性パイプを例示した
が、先端一部のみを剛性パイプとし、この先端一部とケ
ーシング側を柔軟性を有するチューブ部材で連結しても
よい。また、球技用ボールを例示したが、自動車タイヤ
の空気圧計測及び調節をはじめ、他の同様の物品に利用
できる。この場合、通気パイプ部の形状を変更したり、
オプション部品を交換するなどにより対応できる。さら
にまた、圧力計部は、ブルドン管方式等のアナログ表示
形式であってもよいし、排気部は目標の圧力設定値にな
るまで自動で開く、自動排気機構等により構成してもよ
い。その他、細部の構成、形状、素材等において、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更できる。
【0031】
【発明の効果】このように、本発明は内部に圧力気体を
収容した物品の気体封入口に接続可能な通気パイプ部
と、通気パイプ部を通して付与される前記圧力気体の圧
力を計測する圧力計部と、通気パイプ部を通して物品内
部の圧力気体を外部に排出可能な排気部を具備してなる
気体圧力計において、通気パイプ部を二つの通気路部に
より構成し、一方の通気路部を圧力計部に接続し、他方
の通気路部を排気部に接続してなるため、次のような顕
著な効果を奏する。
【0032】 操作部の操作に基づく急激な圧力変動
は、圧力計部の計測に影響しないため、圧力空気の排気
を行いつつ、同時に圧力計部による計測を行うことがで
き、圧力調節作業を容易かつ迅速に行うことかできる。
【0033】 作業者の経験と勘に頼る必要がないた
め、誰でも正確な圧力調節を行うことができる。
【0034】 圧力計部内においては急激な圧力変動
が発生しないため、圧力計部の故障原因を無くすことが
できる。
【0035】 特に、通気パイプ部における一方の通
気路部の先端部と他方の通気路部の先端部を異なる方向
に開口させれば、一方の通気路部に対する他方の通気路
部における排気流に基づく圧力変動の影響を皆無にする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る気体圧力計の要部を示す縦断面
図、
【図2】同気体圧力計の要部の作用説明図、
【図3】図2中X−X線断面図、
【図4】同気体圧力計の全体を示す外観図、
【図5】同気体圧力計の変更実施例に係る通気パイプ部
の横断面図、
【図6】図5の変更実施例に係る通気パイプ部の縦断面
図、
【図7】図5の変更実施例に係る通気パイプ部の他の形
態を示す縦断面図、
【図8】同気体圧力計の他の変更実施例に係る通気パイ
プ部の横断面図、
【図9】従来の技術に係る気体圧力計の一部を示す縦断
面図、
【符号の説明】
1 気体圧力計 2 通気パイプ部 2a 外パイプ 2b 内パイプ 2c 内パイプ 2d 内パイプ 2e パイプ 2f パイプ 3 圧力計部 4 排気部 5 操作部 B 球技用ボール(物品) Bo 空気封入口(気体封入口) A 圧力空気(圧力気体) C1 通気路部 C2 通気路部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 嘉一 東京都大田区東馬込1−30−4 株式会 社長野計器製作所内 (56)参考文献 特開 平8−122183(JP,A) 特開 昭46−4496(JP,A) 実開 平2−52140(JP,U) 実開 昭59−16666(JP,U) 特公 昭31−1196(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01L 11/00 G01L 17/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に圧力気体を収容した物品の気体封
    入口に接続可能な通気パイプ部と、通気パイプ部を通し
    て付与される前記圧力気体の圧力を計測する圧力計部
    と、通気パイプ部を通して物品内部の圧力気体を外部に
    排出可能な排気部を具備してなる気体圧力計において、
    通気パイプ部を二つの通気路部により構成し、一方の通
    気路部を圧力計部に接続し、他方の通気路部を排気部に
    接続してなることを特徴とする気体圧力計。
  2. 【請求項2】 通気パイプ部は、一本の外パイプの中
    に、この外パイプよりも断面積の小さい内パイプを収容
    して構成し、内パイプの内部を一方の通気路部とし、内
    パイプと外パイプ間の空間を他方の通気路部として用い
    ることを特徴とする請求項1記載の気体圧力計。
  3. 【請求項3】 通気パイプ部は、一本の外パイプの中
    に、この外パイプよりも断面積の小さい二本の内パイプ
    を収容して構成し、一方の内パイプを一方の通気路部と
    し、他方の内パイプを他方の通気路部として用いること
    を特徴とする請求項1記載の気体圧力計。
  4. 【請求項4】 通気パイプ部は、二本のパイプを重ね合
    わせて一体化し、一方のパイプを一方の通気路部とし、
    他方のパイプを他方の通気路部として用いることを特徴
    とする請求項1記載の気体圧力計。
  5. 【請求項5】 通気パイプ部は、一本のパイプの中に、
    仕切りを設けることにより二分割し、一方の通気空間を
    一方の通気路部とし、他方の通気空間を他方の通気路部
    として用いることを特徴とする請求項1記載の気体圧力
    計。
  6. 【請求項6】 排気部は、操作部を備え、この操作部の
    操作によって排気することを特徴とする請求項1記載の
    気体圧力計。
  7. 【請求項7】 排気部に接続した他方の通気路部の断面
    積を、圧力計部に接続した一方の通気路部の断面積より
    も大きくしたことを特徴とする請求項1,2,3,4,
    5又は6記載の気体圧力計。
  8. 【請求項8】 通気パイプ部における一方の通気路部の
    先端部と他方の通気路部の先端部は、それぞれ異なる方
    向に開口することを特徴とする請求項1,2,3,4,
    5,6及び7記載の気体圧力計。
  9. 【請求項9】 物品は球技用ボールであることを特徴と
    する請求項1記載の気体圧力計。
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