JP3429800B2 - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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JP3429800B2 JP06060193A JP6060193A JP3429800B2 JP 3429800 B2 JP3429800 B2 JP 3429800B2 JP 06060193 A JP06060193 A JP 06060193A JP 6060193 A JP6060193 A JP 6060193A JP 3429800 B2 JP3429800 B2 JP 3429800B2
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玄爾 芋川
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、皮膚外用剤に関し、さ
らに詳しくは、しわの予防・改善効果に優れるととも
に、皮膚の正常な機能維持を可能にし抗フケ効果や日焼
け後の改善効果に優れる皮膚外用剤に関する。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
健康で美しい肌を保つことが、老若男女を問わず、重大
な関心事となっている。ところが、肌は、温湿度、紫外
線、化粧品、加齢、疾病、ストレス、食習慣等により微
妙な影響を受け、そのため、肌の諸機能(生体からの水
分等の損失を防ぎ、体温の恒常的維持を司どる機能、外
界からの物理的・化学的刺激及び種々の細菌からの身体
保護機能、皮膚の弾力性を保持し、表面形態を決定する
機能等)の減退、肌の老化など、種々のトラブルが発生
する。 【0003】これらのうち、真皮のトラブルの1つであ
るしわは、加齢や太陽光線による皮膚の老化により発生
する。すなわち、真皮の繊維組織を作る細胞は太陽光線
への露出や年齢の増加とともに小さくかつ少なくなり、
とくにコラーゲン繊維が大きく失われ、真皮の退化、皮
下脂肪組織の減少などにより皮膚が老化し、これが主に
しわ、弛緩及び弾力性喪失の原因となる。 【0004】従来、このような老化作用によるしわを抑
制したり、治療したりするために、種々の組成物や方法
が提案されている(特開昭62−185005号公報、
特開昭62−502546号公報、特開平2−7215
7号公報、特開平2−288822号公報等)。 【0005】しかし、これらはいずれも、満足のいくし
わ改善効果を奏するものではなかった。 【0006】一方、表皮における乾性、脂性肌、フケ症
等の尋常性の皮膚トラブルは、外環境の変化(季節変
化、紫外線等)や生理機能の変動(加齢や疾患に伴う)
といった生体に作用する体内外の因子による皮膚組織の
機能異常、これらにより誘起される皮膚肥厚や不全角化
等により発生する。このような皮膚トラブルを予防、改
善する主たる試みとしては、合成あるいは天然の保湿成
分の塗布により皮膚の乾燥を防ぎ皮膚の保湿能を高める
方法、血行促進剤の塗布により血行促進を改善する方法
等がなされてきた。 【0007】しかし、これらの方法は種々の皮膚トラブ
ルの予防、改善効果、その持続性、薬剤の安定性・安全
性等の点で、種々の問題を有している。すなわち、これ
らの方法は、一般に表皮、とくに角層表面の水分を補給
するもの又は保湿成分の一部を補うものであることか
ら、その効能及び効果は一時的なものであり、永続的な
皮膚の改善は期待できないものであった。 【0008】そこで、しわの発生を抑制し、かつ消滅せ
しめる作用に優れ、一方、皮膚の不全角化、表皮肥厚、
脂質代謝異常等に対し顕著な抑制作用を有する物質の開
発が望まれていた。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる実
情に鑑み鋭意検討した結果、後述する特定のアミン誘導
体が、しわ改善及び角化改善に顕著な作用を示すことを
見出し、本発明を完成するに至った。 【0010】すなわち、本発明は、下記一般式(1) 【0011】 【化2】 【0012】(式中、R1及びR2は、それぞれ水素原子
又は水酸基、アルコキシ基若しくはアシルアミノ基を有
していてもよい炭素数1〜40の炭化水素基を示し、R
3は水素原子又は炭素数1〜40の炭化水素基を示し、
かつ、R1、R2及びR3が含有する炭素原子数の和が1
1以上であり、R4及びR5は、水素原子、炭素数1〜1
0の炭化水素基又は窒素原子、R4及びR5が形成するエ
ーテル酸素を有していてもよい環状炭化水素基を示す)
で表わされるアミン誘導体又はその酸付加塩若しくは四
級化物を含有する皮膚外用剤を提供するものである。 【0013】本発明に使用されるアミン誘導体の一部
は、従来、合成中間体(特開平4−18045号公
報)、害虫駆除体(欧州特許356326号公報)、防
腐剤(欧州特許368287号公報)等として知られて
いる。しかし、これらの化合物がしわ改善及び角化改善
に有効であることは、全く知られていなかった。 【0014】一般式(1)中、R1、R2の具体例として
は、水素原子、メチル、エチル、デシル、ドデシル、テ
トラデシル、ヘキサデシル、シクロヘキシル、フェニ
ル、ヒドロキシメチル、1−ヒドロキシドデシル、1−
ヒドロキシテトラデシル、1−ヒドロキシヘキサデシ
ル、9−ヒドロキシノニル、13−ヒドロキシトリデシ
ル、14−ヒドロキシテトラデシル、カルボキシ、8−
カルボキシオクチル、12−カルボキシドデシル、13
−カルボキシトリデシル、ドデシロキシメチル、テトラ
デシロキシメチル、ヘキサデシロキシメチル、メチル分
岐イソステアリルオキシメチル、12−ヒドロキシオク
タデシロキシメチル、15−ヒドロキシペンタデシロキ
シメチル、9−(2−エチルヘキシロキシ)ノニロキシ
メチル、ドデシルチオメチル、テトラデシルチオメチ
ル、ドデカノイルアミノメチル、テトラデカノイルアミ
ノメチル、ヘキサデカノイルアミノメチル、メチル分岐
イソステアロイルアミノメチル、12−ヒドロキシオク
タデカノイルアミノメチル、15−ヒドロキシペンタデ
カノイルアミノメチル、16−ヒドロキシヘキサデカノ
イルアミノメチル、12−(2−エチルヘキシロキシ)
ドデカノイルアミノメチル、11−(2−エチルヘキサ
ノイルアミノ)ウンデカノイルアミノメチル、ドデカノ
イルオキシメチル、テトラデカノイルオキシメチル、メ
チル分岐イソステアロイルオキシメチル、2−エチルヘ
キシロキシメチル等の基が挙げられる。 【0015】R3の具体例としては、前記R1及びR2
具体例のうちヒドロキシメチル基及びカルボキシ基を除
いたものが挙げられる。R1、R2及びR3が含有する炭
素原子の合計は5以上である。 【0016】R4、R5の具体例としては、水素原子、メ
チル、エチル、プロピル、ヘキシル、シクロヘキシル、
フェニル、ベンジル等の基、並びに、窒素原子とR4
5とが共同して形成する。 【0017】 【化3】 【0018】等の基が挙げられる。 【0019】一般式(1)中、R1、R2の具体例として
は、本発明に使用される一般式(1)で表わされるアミ
ン誘導体の製造法はとくに限定されないが、例えば下記
の反応式I〜IVに従い製造できる。 【0020】 【化4】 【0021】(式中、R1、R2、R3、R4、R5は前記
と同義である。) 【0022】すなわち、エポキシド(2)にアミン
(3)を付加させることにより(1)を得る。 【0023】 【化5】 【0024】すなわち、ハライド若しくはスルホン酸エ
ステル(4)にアミン(3)を反応させることにより
(1)を得る。 【0025】 【化6】【0026】(式中、R4、R5はともにH、他は前記と
同義である。) 【0027】すなわち、エポキシド(2)又はハライド
若しくはスルホン酸エステル(4)とNaN3又はベン
ジルアミンとを反応させ、次いで還元を行うことにより
(1)を得る。 【0028】 【化7】 【0029】(式中、R6はR1と同様の基を示し、R7
は低級アルキル基を示し、R1´はR6−CONHCH2
−を示し、他は前記と同義である。) 【0030】すなわち、エステル(5)とアミン(6)
を反応させることにより、(1)を得る。 【0031】なお、これらの反応において、R1、R2
3のいずれかにカルボキシ基、水酸基等の基が存在す
る場合には、これらの基を適当な保護基で保護した後に
反応を行い、最後に保護基を外すことにより製造しても
よい。 【0032】このようにして得られるアミン誘導体
(1)は、さらに必要に応じて常法により塩酸、硫酸、
硝酸、リン酸等の無機酸塩又はコハク酸、フマル酸、ヘ
キサデカン酸、オクタデカン酸、乳酸、グリコール酸、
クエン酸、酒石酸、安息香酸等の有機酸塩とすることも
できる。 【0033】また、低級アルキルハライドと反応させる
ことにより、四級化物とすることもできる。 【0034】前記アミン誘導体(1)又はその酸付加塩
若しくは四級化物は、しわの発生を抑制し、また、しわ
を消滅させる作用を有することから、しわ改善剤として
使用できる。しわ改善剤としては、外用で用いられる
が、内服でも使用可能であり、また有効成分として、前
記アミン誘導体(1)又はその酸付加塩若しくは四級化
物の他に通常使用される抗炎症剤、ビタミン類等を必要
に応じ適宜配合できる。 【0035】一方、前記アミン誘導体(1)又はそれら
の酸付加塩若しくは四級化物は、表皮細胞DNA合成を
抑制し、分化誘導を促進し、表皮肥厚を抑制する作用を
有する。すなわち、皮膚の表皮細胞の異常角化を正常化
する作用を有し、角化改善剤として使用できる。角化改
善剤としては、上記しわ改善剤と同様、外用で用いられ
るが、内服でも使用可能であり、また有効成分として、
前記アミン誘導体(1)又はその酸付加塩若しくは四級
化物の他に通常使用される抗炎症剤、ビタミン類等を必
要に応じ適宜配合できる。 【0036】本発明の皮膚外用剤は、薬用皮膚外用剤、
化粧薬用皮膚外用剤、化粧料等の種々の使用形態をとる
ことができる。 【0037】薬用皮膚外用剤及び化粧薬用皮膚外用剤と
しては、例えば、薬効成分を含有する各種の軟膏剤が挙
げられる。軟膏剤としては、油性基剤をベースとするも
の、油/水、水/油型の乳化系基剤をベースとするもの
のいずれであってもよい。上記油性基剤としては、とく
に制限はなく、例えば、植物油、動物油、合成油、脂肪
酸及び天然又は合成のグリセライド等が挙げられる。ま
た、上記薬効成分としては、とくに制限はなく、例え
ば、鎮痛消炎剤、鎮痛剤、殺菌消毒剤、収斂剤、皮膚軟
化剤、ホルモン剤、ビタミン類等を必要に応じて適宜使
用することができる。 【0038】また、化粧料として使用する場合は、化粧
料成分として一般に使用されている油分、保湿剤、紫外
線吸収剤、アルコール類、キレート剤、pH調整剤、防腐
剤、増粘剤、色素、香料等を任意に組み合わせて配合す
ることができる。化粧料としては、種々の用途及び形
態、例えば、水/油又は油/水型の乳化化粧料、クリー
ム、化粧乳液、化粧水、油性化粧料、口紅、ファンデー
ション、皮膚洗浄剤、ヘアートニック、整髪剤、養毛
剤、育毛剤として用いることができる。本発明の皮膚外
用剤は、常用の方法により上記種々の形態のものに調製
することができる。 【0039】アミン誘導体(1)又はその酸付加塩若し
くは四級化物の皮膚外用剤への配合量は、とくに制限さ
れないが、通常、乳化系の皮膚外用剤の場合にはそれぞ
れ全組成量の0.0001〜5重量%(以下、「%」で
示す)であり、とくに0.0001〜0.1%が好まし
い。また、スクワラン等の液状炭化水素を基剤とする油
性の皮膚外用剤の場合ではそれぞれ全組成量の0.00
01〜10%であり、とくに0.0001〜0.1%が
好ましい。 【0040】 【発明の効果】本発明の皮膚外用剤は、しわの発生を顕
著に抑制し、またしわを消滅させる効果に優れるもので
あるとともに紫外線その他種々の因子の影響による不全
角化、表皮肥厚、脂質代謝異常などに対し顕著な抑制作
用を有し、しかも、皮膚の正常な機能を回復させ、さら
に恒常性の維持に資するものであり、とくに優れた抗フ
ケ効果や日焼け後の肌の改善効果を有する。 【0041】 【実施例】以下に本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。 【0042】製造例1 1−ベンジルアミノトリデカン−2,3−ジオール(1
a)の製造 【0043】 【化8】 【0044】(1)1,2−エポキシ−3−トリデカノ
ールの製造 攪拌装置を備えた500mlフラスコに、1−トリデセン
−3−オール23.8g(0.12mol)、m−クロロ
過安息香酸25.0g(0.145mol)及びベンゼン
250mlを仕込み、室温48時間攪拌した。反応終了
後、ヘキサン200ml加え、析出している固体を濾別
し、減圧下に溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで精製することにより、
1,2−エポキシ−3−トリデカノール19.0g(収
率74%)を得た。 (2)アミン誘導体(1a)の製造 攪拌装置を備えた500mlのフラスコに、ベンジルアミ
ン107g(1mol)を仕込み、攪拌しながら1,2−
エポキシ−3−トリデカノール15.2g(71mmol)
のジオキサン170ml溶液を2時間かけて滴下した。滴
下終了後、80℃でさらに12時間反応を行い、ジオキ
サン及び過剰のベンジルアミンを減圧留去し得られた残
渣をヘキサンから再結晶することにより、表記化合物
(1a)16.4g(収率72%)を得た。 【0045】淡黄色固体 融点:52.6〜53.0℃ IR(KBr,cm-1):3352, 2920, 2854, 1473, 1107, 855,69
6.1 H-NMR(CDCl3,δ):0.90(t,3H),1.25-1.55(m,16H),2.6-
3.0(m,2H),3.5(m,2H),3.75(m,2H),7.2(m,5H). 【0046】製造例2 1−アミノトリデカン−2,3−ジオール(1b)の製
造 【0047】 【化9】 【0048】攪拌装置を備えた200mlのフラスコに、
合成例1で得たアミン誘導体(1a)9.0g(28mm
ol)、2,2−ジメトキシプロパン6.0g(56mmo
l)及び硫酸2g(20mmol)を仕込み、室温で20分
間反応させた。2N NaOH水溶液で中和後、クロロ
ホルムで抽出し、減圧濃縮した。得られた残渣、5%P
d/C 1.0g及びジオキサン60mlを、300mlの
オートクレーブに仕込み、室温、水素圧5気圧で24時
間水素化分解した。触媒を濾別後、減圧濃縮した。得ら
れた残渣を攪拌装置を備えた100mlフラスコに仕込
み、2N HCl15ml及びテトラヒドロフラン20ml
を加え、室温で24時間攪拌した。2NNaOH水溶液
で中和し、析出してくる固体を濾過し、クロロホルムか
ら再結晶することにより、表記化合物(1b)3.43
g(収率53%)を得た。 【0049】無色固体 融点:98〜100℃ IR(KBr,cm-1):3376, 3226, 2914, 2848, 1611, 1464,
1110, 1080, 981.1 H-NMR(CDCl3,δ):0.88(m,3H),1.2-1.55(m,18H),2.90
(m,2H),3.44(m,1H),3.71(m,1H). 【0050】製造例3,4 製造例1、2と同様にして、下記のアミン誘導体(1
c)(1d)を得た。 【0051】 【化10】 【0052】無色固体 融点:113〜117℃ IR(KBr,cm-1):3376, 3304, 3226, 2920, 2848, 1611,
1464, 1116, 1080,984.1 H-NMR(CDCl3,δ):0.87(t,J=7Hz,3H),1.30(m,28H),1.5
0(m,2H),2.77(dd,J=6.0,14.0Hz,1H),3.07(dd,J=4.0,14.
0Hz,1H),3.45(m,1H),3.60(m,1H). 【0053】 【化11】 【0054】無色固体 融点:112.5〜113.9℃ IR(KBr,cm-1):3376, 3238, 2920, 2848, 1608, 1464,
1332, 987.1 H-NMR(CDCl3,δ):0.87(t,J=7Hz,3H),1.25(m,32H),1.4
5(m,2H),2.76(dd,J=5.6,12.7Hz,1H),3.05(dd,J=3.5,12.
7Hz,1H),3.42(m,1H),3.60(m,1H). 【0055】製造例5 3−アミノノナデカン−1,2−ジオール(1e)の製
造 【0056】 【化12】 【0057】攪拌装置を備えた100mlのフラスコに、
1,2−イソプロピリデンジオキシ−3−ノナデカノー
ル5.0g(14mmol)、トリエチルアミン10ml及び
ジクロロメタン30mlを仕込み、攪拌しながらメタンス
ルホニルクロリド2.4g(21mmol)を0℃で加え
た。室温に昇温し、2時間攪拌し、反応を完結させた。
反応混合物に水を加え、ジクロロメタンで抽出し、減圧
濃縮後残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製することにより、メタンスルホニル化された中間体を
得た。次に、この中間体を攪拌装置を備えた100mlフ
ラスコに移し、ジメチルホルムアミド15ml及びNaN
3 3.5g(54mmol)を加え、80℃で15時間攪拌
した。冷却後、反応混合物に水を加え、ジエチルエーテ
ルで抽出し、減圧濃縮後、シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーで精製し、アジド中間体4.6g(86%)を
得た。次に、攪拌装置を備えた200mlフラスコに、L
iAlH4 0.3g(7mmol)及びテトラヒドロフラン
50mlを仕込み、上記で得たアジド中間体2.0g
(5.2mmol)のテトラヒドロフラン溶液を室温で攪拌
しながら加えた。室温で1時間攪拌後、5%KOH水溶
液1.5gを加え、析出してきた塩を濾別した。溶媒を
減圧留去後、残渣にテトラヒドロフラン12ml、2N
HCl8mlを加え、50℃で1時間加熱攪拌した。室温
まで冷却後、2N NaOH水溶液で中和し、析出して
きた固体を濾過し、クロロホルムから再結晶することに
より、表記化合物(1e)0.84g(収率51%)を
得た。 【0058】無色固体 融点:92〜93℃ IR(KBr,cm-1):3394, 2920, 1608, 1467, 1338, 1065.1 H-NMR(CDCl3,δ):0.88(t,J=7Hz,3H),1.3(m,30H),2.77
(m,1H),3.43(ddd,J=3.8,3.8,7.6Hz,1H),3.68(dd,J=3.8,
11.9Hz,1H),3.78(dd,J=3.8,11.9Hz,1H). 【0059】製造例6 製造例5と同様にして、下記のアミン誘導体(1f)を
得た。 【0060】 【化13】 【0061】無色固体 融点:86〜89℃ IR(KBr,cm-1):3388, 2920, 2850, 1608, 1464, 1338,
1062, 1002.1 H-NMR(CDCl3,δ):0.87(t,J=7Hz,3H),1.3(m,26H),2.78
(m,1H),3.45(ddd,J=4.5,4.5,8.7Hz,1H),3.69(dd,J=4.5,
12.4Hz,1H),3.78(dd,J=4.5,12.4Hz,1H). 【0062】製造例7 1−アミノ−2−オクタデカノール(1g)の製造 【0063】 【化14】 【0064】攪拌装置を備えた500mlのフラスコに、
ベンジルアミン160g(1.5mol)を仕込み、10
0℃で攪拌しながら、1,2−エポキシオクタデカン2
9g(0.11mol)を3時間かけて滴下し、さらに1
00℃で12時間攪拌した。ベンジルアルコールを減圧
留去し、残渣を500mlオートクレーブに仕込み、エタ
ノール300ml、5%Pd/C10gを加えて、室温水
素圧5気圧で48時間水素化分解を行った。触媒を濾別
後、減圧濃縮し、残渣をヘキサンより再結晶して表記化
合物(1g)26.1g(収率83%)を得た。 【0065】無色固体 融点:75.2〜76.5℃ IR(CHCl3,cm-1):3377, 2927, 2855, 1467.1 H-NMR(CDCl3,δ):0.90(t,J=7Hz,3H),1.25-1.50(m,30
H),2.50(dd,J=8.4,13.0Hz,1H),2.84(dd,J=3.4,13.0Hz,1
H),3.56(m,1H). 【0066】製造例8 2−アミノ−1−オクタデカノール(1h)の製造 【0067】 【化15】 【0068】攪拌装置、滴下ロートを備えた1lフラス
コにオクタデカン−1,2−ジオール20g(70mmo
l)、p−トルエンスルホン酸0.7g(3.5mmol)
及びジクロロメタン350mlを仕込み、室温で攪拌しな
がらジヒドロピラン5.9g(70mmol)を滴下した。
室温で30分攪拌後、NaHCO3で中和し、減圧濃縮
後残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
し、1−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)−2−オ
クタデカノール7.5g(収率29%)を得た。これ
を、攪拌装置を備えた200mlフラスコに仕込み、トリ
エチルアミン5.1g(50mmol)、ジクロロメタン5
0mlを加え、さらに攪拌しながらメタンスルホニルクロ
リド3.8g(33mmol)を室温で加えた。室温で14
時間攪拌後、反応混合物に水を加え、ジクロロメタンで
抽出し、溶媒を減圧留去した。得られた残渣及びジメチ
ルホルムアミド15mlを攪拌装置を備えた100mlフラ
スコに仕込み、ここにNaN3 5.5g(83mmol)を
加え、90℃で1.5時間攪拌した。室温まで冷却後、
水を加えクロロホルムで抽出し、減圧濃縮した後、残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製すること
により、アシド中間体7.1g(収率90%)を得た。
攪拌装置を備えた100mlフラスコに、アジド中間体
3.4g(8.6mmol)、p−トルエンスルホン酸0.
02g(0.1mmol)、メタノール20ml、テトラヒド
ロフラン10mlを仕込み、40℃で1時間攪拌した。N
aHCO3で中和後、減圧濃縮した。次に攪拌装置を備
えた200mlフラスコに、LiAlH4 0.58g(1
7.2mmol)及びテトラヒドロフラン50mlを仕込み、
上記で得た残渣を加え、室温で18時間攪拌した。5%
KOH水溶液2.5gを加え、析出してきた塩を濾別
後、減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製して、表記化合物(1h)1.77g(収
率72%)を得た。 【0069】無色粉末 融点:80.7〜81.9℃ IR(KBr,cm-1):3340, 2920, 2848, 1470, 1059, 717.1 H-NMR(CDCl3,δ):0.90(t,3H),1.25-1.50(m,30H),2.80
(m,1H),3.25(dd,J=7.0,11.0Hz,1H),3.57(dd,J=4.0,11.0
Hz,1H). 【0070】製造例9 1−(4−モルホリノ)−3−メチル分岐イソステアリ
ルオキシ−2−プロパノール(1i)の製造 【0071】 【化16】 【0072】攪拌装置を備えた200mlのナスフラスコ
に、モルホリン9.17g(0.10mol)、メチル分
岐イソステアリルグリシジルエーテル32.6g(9
9.8mmol)、エタノール6.40gを入れ、窒素雰囲
気下80℃に加熱攪拌した。5時間後、減圧濃縮して得
られた残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに
て精製を行い、表記化合物38.0g(収率92%)を
得た。 【0073】無色油状物 IR(NaCl,cm-1):3468, 2924, 2856, 1456, 1118.1 H-NMR(CDCl3,δ):0.70-0.98(m,6H),1.00-1.75(m,29
H),2.28-2.72(m,6H),3.02-3.55(m,5H),3.60-4.02(m,5
H). 【0074】製造例10 1−(N,N−ジメチルアミノ)−3−テトラデシロキ
シ−2−プロパノール(1j)の製造 【0075】 【化17】 【0076】製造例9でモルホリン及びメチル分岐イソ
ステアリルグリシジルエーテルの代わりに、ジメチルア
ミン水溶液及びテトラデシルグリシジルエーテルを用
い、他は製造例9と同様に反応を行い、下記アミン誘導
体(1j)を得た。 【0077】無色固体 融点:38.5〜39.4℃ IR(NaCl,cm-1):3428, 2928, 2860, 2780, 1468, 1268,
1122, 1080.1 H-NMR(CDCl3,δ):0.88(t,J=6.4Hz,3H),1.15-1.70(m,2
4H),2.05-2.60(m,2H),2.28(s,6H),3.30-3.50(m,4H),3.7
5-3.95(m,1H). 【0078】製造例11 1−アミノ−3−テトラデシロキシ−2−プロパノール
(1k)の製造 【0079】 【化18】 【0080】製造例7で、1,2−エポキシオクタデカ
ンの代わりにテトラデシルグリシジルエーテルを用い、
他は製造例9と同様に反応を行い、下記アミン誘導体
(1k)を合成した。 【0081】無色固体 融点:90.2〜91.1℃ IR(KBr,cm-1):3400, 2920, 2852, 1604, 1482, 1422,
1364, 1118.1 H-NMR(CDCl3,δ):0.84-0.94(m,3H),1.22-1.42(m,22
H),1.45-1.65(m,2H),1.65-1.90(br,3H),2.65-2.88(m,2
H),3.34-3.48(m,4H),3.64-3.76(m,1H). 【0082】製造例12 N−(3−アミノ−2−ヒドロキシプロピル)−12−
ヒドロキシドデカンアミド(1l)の製造 【0083】 【化19】 【0084】攪拌装置、滴下ロートを備えた100ml
2口フラスコに、1,3−ジアミノ−2−プロパノール
9.39g(104mmol)及びナトリウムメトキシド
0.047g(0.87mmol)を仕込み、N2雰囲気下
で80℃に加熱攪拌しつつ、これに12−ヒドロキシド
デカン酸メチル4.00g(17.4mmol)のTHF溶
液を2.5時間かけて滴下した。生じた沈澱を水洗し、
酢酸エチル−メタノール(4:1v/v)から再結晶す
ることにより、無色粉末の表記化合物(1l)3.80
g(収率75%)を得た。 【0085】無色固体 融点:118.7〜119.2℃ IR(KBr,cm-1):3304, 2920, 2854, 1638, 1548, 1467,
1437, 1062.1 H-NMR(CD3OD,δ):1.21-1.59(m,18H),2.19(t,J=7.5Hz,
2H),2.53(dd,J=7.5,13.2Hz,1H),2.63(dd,J=4.5,13.2Hz,
1H),3.20-3.24(m,2H),3.38-3.77(m,2H),3.53(t,J=6.5H
z,2H). 【0086】実施例1 表皮角化細胞のDNA合成に対するアミン誘導体の抑制
効果 (1)方法 a)ヒト表皮角化細胞の培養 表皮角化細胞は、クラボウ(株)より発売されているヒ
ト正常角化細胞(商品名:エピパック)を購入し使用し
た。なお、細胞の維持、継代には同社より発売されてい
るヒト正常角化細胞用培地(商品名:K−GM)を用い
た。 b)DNA合成(チミジン取り込み)の測定 24穴プレート中で増殖状態に培養された角化細胞を使
用した。まず、各ウエルの培地を吸引除去し、脳下垂体
抽出液を添加していないK−GMを450μl加え培地
交換を行った。そののち、前記合成例により得られたア
ミン誘導体(1a)〜(1l)を添加した。さらに、経
時的に0.2μCi/ml[3H]チミジンを加え、4時
間インキュベーションした。そののち、上澄を吸引除去
し、PBS(−)で3回洗浄後、500μlの2N N
aOHを加えた。37℃で10分間インキュベーション
した後、同量の2N HClを加え中和し、氷冷した1
0%トリクロロ酢酸を4ml加え30分間静置した。ガラ
スフィルターで沈澱物を回収した後、氷冷10%トリク
ロロ酢酸3mlで3回洗浄した。さらに氷冷エタノール3
mlで1回フィルターを洗浄したのち、ガラスフィルター
を風乾し液体シンチレーションカウンターでその放射活
性を測定することにより細胞へのチミジンの取り込みを
算定した。 【0087】(2)結果 表1にアミン誘導体(1a)〜(1l)をそれぞれ10
μM、100μM添加したときの[3H]チミジンの相
対取り込み量を示す。 【0088】 【表1】 【0089】表1より、チミジンの取り込みが上記アミ
ン誘導体の添加により著しく減少すること、すなわちヒ
ト表皮角化細胞のDNA合成が阻害されることが明らか
となった。また、同条件下で処理したヒト表皮角化細胞
を4日目に観察したところ、ほとんどの細胞は不溶膜
(コーニファイド エンベロープ)となり、角化してい
ることがわかった。このことから、本アミン誘導体は表
皮の角化を促進する活性を有することが明らかとなっ
た。 【0090】実施例2 UVB照射によりヘアレスマウスに生成したしわへのア
ミノ誘導体の作用: (1)ヘアレスマウス(HR/ICR,実験開始時9週
齢)に、東芝健康線用ランプ20SEを6本使用してU
VB光を週3回照射した。エネルギー量はTOKYO
OPTICAL 社製のUV−Radiometer
UVR−305/365Dを用いて測定した。1回の照
射量は1MED以下とし、0.28mM/cm 2のエネルギ
ー量で65mjとした。照射期間は20週間で、ヘアレス
マウス背部にしわが形成されていることを確認した後、
各群8匹に分け、0.025%濃度のアミン誘導体(被
験物は表2に示す)のエタノール溶液を80μlずつ週
5回、6週間塗布し続けた。コントロールとしてエタノ
ールのみ80μlずつサンプル同様に塗布した。塗布終
了後、しわの度合を肉眼により、下記の基準(しわ指
数)で評価した。結果を表2に示す。 【0091】(しわ指数) 1:しわが完全に消滅 2:しわがあるのかないのかわからない 3:しわが少しある 4:しわが非常にある 【0092】(2)さらに、しわの詳細を解析するた
め、各マウスについて、ハイドロフィリック エクザフ
レックス親水性ビニルシリコーン印象材を用いて、皮膚
のレプリカを直径1cm2の大きさで3ケ所から採取し
た。このレプリカを水平状態にして30度方向から光を
照射し、しわによってできる陰の割合を画像解析装置を
用いて面積率として求めた。結果を併せて表2に示す。 【0093】 【表2】【0094】表2の結果から明らかなように、アミン誘
導体(1)を塗布することにより、ヘアレスマウス背部
に生成したしわを消滅することができる。 【0095】実施例3 以下に組成を示すW/Oクリームを下記製造方法により
得た。 【0096】 【表3】 (組成) (重量%) (1)アミン誘導体(1c) 0.01 (2)コレステロール 0.5 (3)コレステリルイソステアレート 1.0 (4)ポリエーテル変性シリコーン 1.5 (5)環状シリコーン 20.0 (6)メチルフェニルポリシロキサン 2.0 (7)メチルポリシロキサン 2.0 (8)硫酸マグネシウム 0.5 (9)55%エタノール 5.0 (10)カルボキシメチルキチン (一丸ファルコス社製,キチンリキッドHV) 0.5 (11)精製水 バランス 【0097】(製造方法)(1)〜(7)を80℃に加
温して溶解し、これに(8)〜(11)を加えて均一に
混合し、W/Oクリームを調製した。 【0098】実施例4 以下に組成を示すO/Wクリームを下記製造方法により
得た。 【0099】 【表4】 (組成) (重量%) (1)ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油 1.0 (2)モノステアリン酸ソルビタン 0.5 (3)ステアロイルメチルタウリンナトリウム 0.5 (4)セトステアリルアルコール 2.0 (5)ステアリン酸 1.8 (6)アミン誘導体(1f) 0.05 (7)コレステロール 1.5 (8)コレステリルイソステアレート 1.0 (9)ジカプリン酸ネオペンチルグリコール 8.0 (10)メチルポリシロキサン 5.0 (11)グリセリン 5.0 (12)精製水 バランス 【0100】(製造方法)(1)〜(10)を80℃に
加温して溶解し、これに(11)〜(12)を加えて均
一に混合し、O/Wクリームを調製した。 【0101】実施例5 以下に組成を示す保湿サンスクリーンクリームを下記製
造方法により得た。 【0102】 【表5】 (組成) (重量%) (1)アミン誘導体(1j) 0.05 (2)シリコン被覆酸化亜鉛 7.0 (3)p−メトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル 3.0 (4)コレステリルイソステアレート 1.0 (5)ポリエーテル変性シリコーン 2.0 (6)メチルポリシロキサン 5.0 (7)環状シリコーン 15.0 (8)硫酸マグネシウム 1.0 (9)グリセリン 5.0 (10)精製水 バランス 【0103】(製造方法)(1)〜(7)を80℃に加
温して溶解し、これに(8)〜(10)を加えて均一に
混合し、保湿サンスクリーンクリームを調製した。 【0104】実施例6 以下に組成を示すパック剤を下記製造方法により得た。 【0105】 【表6】 (組成) (重量%) (1)アミン誘導体(1k)塩酸塩 0.01 (2)ポリビニルアルコール 15.0 (3)カルボキシメチルセルロースナトリウム 5.0 (4)プロピレングリコール 3.0 (5)エタノール 8.0 (6)精製水 バランス (7)香料 0.5 (8)防腐剤、酸化剤 適量 【0106】(製造方法)(1)〜(8)を70℃に加
温して溶解した後冷却し、パック剤を製造した。 【0107】実施例7 以下に組成を示す軟膏を下記製造方法により得た。 【0108】 【表7】 (組成) (重量%) (1)アミン誘導体(1l) 0.2 (2)白色ワセリン バランス (3)コレステリルイソステアレート 3.0 (4)流動パラフィン 10.0 (5)グリセリルエーテル 1.0 (6)グリセリン 10.0 【0109】(製造方法)(1)〜(6)を80℃に加
温して溶解した後冷却し、軟膏を調製した。 【0110】実施例3〜7で調製した本発明の皮膚外用
剤は、しわの発生抑制及び消滅効果に優れるとともに皮
膚の不全角化、表皮肥厚、脂質代謝異常を抑制し、正常
機能回復及び恒常性維持に優れるものであった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A61K 31/215 A61K 31/215 A61P 17/00 A61P 17/00 (72)発明者 藤村 努 栃木県芳賀郡市貝町市塙4594 (72)発明者 矢田 幸博 栃木県芳賀郡二宮町久下田西1丁目115 −1 (72)発明者 樋口 和彦 栃木県芳賀郡市貝町市塙4594 (72)発明者 武馬 吉則 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606−6 (72)発明者 芋川 玄爾 栃木県宇都宮市氷室町1022−89 (56)参考文献 特開 平4−193815(JP,A) 特開 平5−85924(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 7/50

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 下記一般式(1) 【化1】 (式中、R1及びR2は、それぞれ水素原子又は水酸基、
    アルコキシ基若しくはアシルアミノ基を有していてもよ
    い炭素数1〜40の炭化水素基を示し、R3は水素原子
    又は炭素数1〜40の炭化水素基を示し、かつ、R1
    2及びR3が含有する炭素原子数の和が11以上であ
    り、R4及びR5は、水素原子、炭素数1〜10の炭化水
    素基又は窒素原子、R4及びR5が形成するエーテル酸素
    を有していてもよい環状炭化水素基を示す)で表わされ
    るアミン誘導体又はその酸付加塩若しくは四級化物を含
    有する皮膚外用剤。
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