JP3428732B2 - ネットワークシステム - Google Patents

ネットワークシステム

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JP3428732B2 JP17848194A JP17848194A JP3428732B2 JP 3428732 B2 JP3428732 B2 JP 3428732B2 JP 17848194 A JP17848194 A JP 17848194A JP 17848194 A JP17848194 A JP 17848194A JP 3428732 B2 JP3428732 B2 JP 3428732B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はネットワークシステムに
かかわり、さらに詳しくは、複数のノードと、複数の環
状伝送路から成るネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のノード間を接続し、通信を
行なうためのネットワークシステムは、種々多くのもの
が検討されてきた。その中でも、Maxemchuk
(マキセムチャック)が“The Manhattan
street network”Proc.GLOB
ECOM ’85,New Orleans pp 2
55−261.(1986)(「ザ マンハッタンスト
リートネットワーク」プロシーデング オブ グローブ
コム ’85ニューオーリンズ pp 255−261
(1986))において発表したマンハッタンストリー
トネットワークは、小規模なネットワークから、大規模
なネットワークまで適用可能であり、種々の検討がなさ
れている。本従来例であるマンハッタンストリートネッ
トワークは、図13に示す如く、複数のノード106、
107…141を2次元の格子状に配置し、各ノードを
垂直方向の複数の環状伝送路142、143、144、
145、146、147、と水平方向の複数の環状伝送
路148、149、150、151、152、153で
接続するとともに、これら、垂直方向及び水平方向の伝
送路の伝送方向を1本おきに逆方向に設定したものであ
る。
【0003】本従来例においては、任意のノードから任
意のノードへ情報を伝送するための経路が存在すること
は、保証されている。送信ノードから送出された情報は
経路途上のノードによって、中継および経路選択が成さ
れ、目的とした受信ノードに伝送される。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
述従来例のマンハッタンストリートネットワークにおい
ては、N個のノードを接続する場合に、
【0005】
【外1】 本もの多くの環状伝送路を必要とするためネットワーク
の敷設や維持、管理が煩雑になるという問題点があっ
た。
【0006】上記問題点を解決するための第2の従来例
として、マンハッタンストリートネットワークのノード
間の論理的接続関係を維持したまま、多芯光ファイバー
等の、複数の伝送媒体を1本にたばねたケーブルを用い
て、ノードを一次元に配列する例がある。図14は上述
第2の従来例を示す図であり、12芯の光ファイバーを
用いて、36個のノードを接続する場合の構成を示すも
ので、18個のノードのみを図示している。
【0007】図14において、光ファイバーの第1芯1
54、第2芯155、第3芯156、第4芯157、第
5芯158、第6芯159は、それぞれ、第1の従来例
の垂直方向の環状伝送路であるところの環状伝送路14
2、環状伝送路143、環状伝送路144、環状伝送路
145、環状伝送路146、環状伝送路147に対応し
ており、又、光ファイバーの第7芯160、第8芯16
1、第9芯162、第10芯163、第11芯164、
第12芯165はそれぞれ前述第1の従来例の水平方向
の環状伝送路であるところの環状伝送路148、環状伝
送路149、環状伝送路150、環状伝送路151、環
状伝送路152、環状伝送路153に対応している。こ
の第2の従来例においては、多芯光ファイバーを用いる
ことによって、光ファイバーの敷設や維持管理に関する
煩雑さを多少改善することが可能であるが、ノード数N
に対して、
【0008】
【外2】 本もの多くの芯数を有する光ファイバーを用いる必要が
あるという、問題点を有している。
【0009】この第2の従来例の問題点を改善する例と
して、複数の伝送波長を用いた、光波長多重により、1
本(1芯)の光ファイバーでの実現を可能とする構成を
示す。図15は8つの独立な波長λ1〜λ8 166〜1
73を用いて、16個のノード174〜189からなる
ネットワークを構成したものである。各ノードは図にお
いて白丸印で示される指定された2つの波長の光のみを
送受信する。又、異なる波長の送受信間においては互い
に妨害を与えることがないように、波長が選択される。
この構成においては、前記第2の従来例における、多芯
光ファイバーによる複数の環状伝送路がそれぞれ波長の
異なる光を用いた環状伝送路におきかえられている。こ
の構成においては、1本の単芯光ファイバーによって、
マンハッタンストリートネットワークを実現することが
可能であるが、ノード数Nに対して、
【0010】
【外3】 個もの多くの波長数を有した、波長多重伝送路を構成す
る必要があるという問題点がある。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、上述
従来例の問題点を鑑みなされたものであり、多芯光ファ
イバーの芯数や、波長多重伝送方式における波長数など
による伝送路の数削減し、より多くのノードを簡便に接
続することを可能としたネットワークシステムを提供す
ることを目的としている。本発明では、下記の如くネッ
トワークを構成して課題を解決する。
【0012】複数のノードと複数の環状の物理的伝送路
からなるネットワークシステムであって、前記複数のノ
ードは、それぞれが隣接する複数のノードからなるノー
ド群に分けられ、前記複数の環状の物理的伝送路の単数
または複数の物理的伝送路の一部の伝送路は、少なくと
も1つのノード群内の全ノードが接続される共有物理伝
送路を構成しており、該共有物理伝送路の一部を用いて
論理的に構成される環状の論理的伝送路に前記各ノード
群それぞれは接続されていることを特徴とするネットワ
ークシステム。
【0013】
【実施例】
(実施例1)図1は、本発明の第1の実施例であり、マ
ンハッタンストリートネットワークの通信制御手段を使
えるようにした例である。1本の単芯リング型の光ファ
イバー中を8波の波長多重を用いて、8個の環状伝送路
を形成し、36個のノードを接続した場合の接続例を模
式的に示している。図においては、簡略化のため、24
個のノードのみが示されている。
【0014】図1中、符号1から24はノードであり、
符号1から6、13から18および図示しない25から
30までの18個のノードが第1の大ノード群に属する
ノードであり、前記以外のノードが、第2の大ノード群
に属するノードである。さらにノード1からノード6,
ノード7からノード12,ノード13からノード18,
ノード19からノード24のそれぞれ6個の隣接するノ
ードはそれぞれノード群を形成している。各ノードは図
中に白丸印で示す割り当てられた2つの波長の送受信を
行う。これらノードの内部構成は後述する。符号37か
ら44は、それぞれ異なる波長λ1、λ2、λ3、λ4、λ
5、λ6、λ7、λ8を用いて、一本の単芯光ファイバーリ
ング57中に形成された8個の環状伝送路を示してい
る。ここでは各波長としてλ1=1.50μm、λ2
1.51μm、λ3=1.52μm、λ4=1.53μ
m、λ5=1.54μm、λ6=1.55μm、λ7
1.56μm、λ8=1.57μm、が用いられる。
【0015】ここに、波長λ1による伝送路37は、第
1の伝送路であり、波長λ2による伝送路38は、第2
の伝送路であり、さらに、波長λ3から波長λ8による6
本の環状伝送路39〜44が第3の伝送路である。
【0016】ここで第1の伝送路はノード1からノード
6,ノード13からノード18のそれぞれのノード群内
のノードで共有される共有伝送路であり、第2の伝送路
はノード7からノード12,ノード19からノード24
のそれぞれのノード群内のノードで共有される共有伝送
路であり、第1と第2の伝送路は互いに伝送方向が逆向
きである。また各ノード群内で各ノードは同じパターン
で複数の第3の伝送路に接続される。すなわち各ノード
群において左から1番目のノードは伝送路39に、2番
目は伝送路40に、3番目は伝送路41に、4番目は伝
送路42に、5番目は伝送路43に、6番目は伝送路4
4に、それぞれ接続されている。この様にすることによ
ってマンハッタンストリートネットワークと論理的に同
等な接続関係になっている。
【0017】さらに図1において、符号45〜48は第
1の伝送路37と、第2の伝送路38を接続するための
接続手段であり、波長λ1で右方向に伝送される伝送信
号を受信し、波長λ2で、逆方向に(左方向)送信する
とともに、この光信号が、接続手段を越えて右方向に伝
送されるのを防ぐための終端機能と、さらに波長λ2
左方向に伝送されて来る伝送信号を受信し、波長λ2
逆方向(右方向)送信するとともに、この光信号が、接
続手段をこえて左方向に伝送されるのを防ぐための終端
機能を有している。この接続手段は前記各ノード群の間
に設けられている。
【0018】これら接続手段の内部構成は後述する。
【0019】図2は、本発明第1の実施例のノード2、
ノード4、ノード6、ノード7、ノード9、ノード1
1、ノード14…等、互いに伝送方向の異なる2つの波
長(λr、λe)を送受信するノードの構成を示してい
る。
【0020】図中、符号57は図1で示した8つの波長
の伝送路の伝送媒体となる単芯光ファイバーである。図
中、符号59はフィルターAであり当該ノードが送受信
を行う波長であるところのλrとλeを遮断し、λrと
λe以外の波長を透過するためのフィルターである。符
号58、60、61、62は、光カプラーA、B、C、
Dである。光カプラー58は、左方向から入力される光
信号をフィルターA59と光カプラC61に分岐出力す
るとともに、光カプラC61からの出力光とフィルター
A59からの出力光を合流し、左方向に出力する。同様
に光カプラBは右方向から入力される光信号を、フィル
ターA59と、光カプラD62に分岐出力するととも
に、光カプラD62からの出力光と、フィルターA59
からの出力光を合流し、右方向に出力する機能を有して
いる。又、光カプラC61は、光カプラA58からの出
力光をフィルターB63へ出力するとともに、送信部A
64からの出力光を光カプラA58に出力する機能を有
している。同様に、光カプラD62は、光カプラB60
からの出力光をフィルターC66へ出力するとともに、
送信部B65からの出力を光カプラB60に出力する機
能を有している。
【0021】符号63は、フィルターBであり、図1に
おいて、白丸印で示された当該ノードの送受信波長のう
ち、右方向に伝送される波長λrのみを透過し他の全て
の波長を遮断する機能を有している。同様にフィルター
C66は左方向に伝送される波長λeのみを透過し、他
の全ての波長を遮断する機能を有している。
【0022】符号64、65はそれぞれ、送信部A、B
であり、記憶部A、Bから出力される電気信号を所定の
波長(λe、λr)の光信号に変換して送出する機能を
有している。符号67、70はそれぞれ、受信部A、B
であり、それぞれ、フィルターB、Cから出力される光
信号を受信し、電気信号に変換して出力する機能を有し
ている。
【0023】符号68、69は、SW部71から出力さ
れる電気信号を必要に応じてバッファリングするための
記憶部A、Bである。
【0024】符号71は、SW部であり、受信部A6
7、B70で受信した電気信号が中継伝送を行なう必要
がある場合は、中継経路を参照して、記憶部A68又は
記憶部B69に出力する。又、中継伝送を行なう必要が
ない場合すなわち、自端末あての信号である場合は出力
部72に出力する。さらに、入力部73から出力される
電気信号に対して、伝送先のノード番号をもとに、中継
伝送経路を参照して、記憶部A68又は記憶部B69に
出力する。
【0025】符号72は、自ノードあてに送信されてき
た信号を所望の外部材器に接続するための出力部であ
り、符号73は、外部材器から出力される信号を入力す
るための入力部である。
【0026】図3は、本発明第1の実施例のノード1、
ノード3、ノード5、ノード13、ノード15、ノード
17等の右方向に伝送する2つの波長を送受信するノー
ドの構成を示している。図3において、図2の各ブロッ
クと同一の符号が付与されたブロックは、図2のλrを
λr1、λeをλr2とおき直すことによって同一の機能
を果す。図3中符号74は、光カプラEであり、光カプ
ラA58から出力される光を分岐し、フィルターB63
と、フィルターC66に出力する。符号75は、光カプ
ラFであり、送信部A64と送信部B65から出力され
る光を合流し、光カプラB60に出力する。
【0027】本発明第1の実施例の図1におけるノード
8、ノード10、ノード12、ノード20、ノード2
2、ノード24等は左方向に伝送される2つの波長λe
1、λe2を送受信するノードであり図3の構成を左右反
転し、λr1をλe1、λr2をλe2と見なおしたもので
ある。
【0028】図4は本発明第1実施例の接続手段45、
47の構成例である。
【0029】図4において、図2の各ブロックと同一の
符号が付与されたブロックは、図2のλrを第1の伝送
路であるところのλ1、λeを第2の伝送路であるとこ
ろのλ2とおき直すことによって、同一の機能を果す。
【0030】図4の構成例による接続手段は、左から右
方向に波長λ1で伝送されて来る光信号は、波長λ2に変
換されて、左方向に伝送される。逆に右から左方向に波
長λ2で伝送されて来る光信号は、波長λ1に変換され
て、右方向に伝送される。なお、符号46、48の接続
手段の構成は図4と同様であり、λ1をλ2、λ2をλ1
おきかえた構成である。
【0031】以下図1、図2、図3および図4を参照し
ながら、本発明の第1実施例の動作についてノード7か
ら、ノード24に伝送する場合を例に示す。
【0032】送信ノードであるノード7は、図2の構成
をしており、λrに対応する波長はλ3であり、λeに
対応する波長はλ2である。ノード7において、入力部
73から、伝送先情報が付与された伝送すべき信号が、
入力されると、SW部71ではλ2とλ3のどちらの波長
を用いて送信するかを検討する。本実施例の検討アルゴ
リズムとしてはNICHOLAS、F、MAXEMCH
UK“Routingin the Manhatte
n street Network”IEEETRAN
SACTIONS on COMMUNICATION
S、Vol35、No5、MAY1987 pp503
〜pp512に記載された手法を用いることが出来る。
この手法によって送出すべき波長がλ3と決定され、入
力部73からの出力信号は、記憶部B69に入力され、
記憶キューの最後尾に順次記憶される。送信部B65は
記憶部B69から出力される、電気信号を波長λ3の光
信号に変換し光カプラD62に順次出力する。光カプラ
D62に出力された波長λ3の光信号は、光カプラB6
0に出力され、光カプラB60でフィルターA59から
の他の波長の光信号と合流されて右方向に伝幡する如
く、光ファイバ57に出力される。光ファイバ57中に
は左から右方向へ、波長λ1、λ3、λ5、λ7の光信号が
伝送されており、右から左方向には、波長λ2、λ4、λ
6、λ8の光信号が伝送されているが、これらの異なる波
長の光は、干渉しないためお互いに妨害されることなく
伝送される。
【0033】ノード7の光カプラB60から出力される
波長λ1、λ3、λ5、λ7の光信号は隣接するノード8に
入力する。ノード8は、左方向に伝送する2波長を送受
信するノードであり、図3と左右対称の構成になってい
る。ここでは図3を左右反転させて説明する。
【0034】ノード8の光カプラB60に右から入射し
た波長λ1、λ3、λ5、λ7の光信号は、フィルターA5
9に入力する。ノード8では、図1で白丸印で示されて
いる如く、λe1、λe2は、λ2、λ4が設定されている
ため、フィルターA59は、λ2、λ4の遮断フィルター
であり、λ1、λ3、λ5、λ7の光信号は透過され光カプ
ラA58に入力され、隣接するノード9へと出力され
る。
【0035】ノード9は、右方向に伝送される光信号λ
5と左方向に伝送される光信号λ2を送受信するノードで
あり図2の構成になっている。ノード9の光カプラA5
8に入力された波長λ1、λ3、λ5、λ7の光信号は光カ
プラAで分岐され、光カプラC61と、フィルターA5
9に出力される。光カプラC61に入力された波長
λ1、λ3、λ5、λ7の光信号はフィルターB63に出力
され、フィルターB63で波長λ5の光信号のみが透過
され、他の光信号は遮断される。フィルターB63を透
過した波長λ5の光信号は受信部A67で受信され、電
気信号に変換されたのち、送信先ノードが自ノードであ
る場合は、SW部71を介して、出力部72に出力され
る。送信先ノードが自ノードでない場合は、所定のアル
ゴリズムに従って、記憶部A68又は記憶部B69に記
憶されたのち、送信部A64で波長λ2の光信号として
又は、送信部B65から波長λ5の光信号に変換され
て、光カプラC、A又は光カプD、Bを介して光ファイ
バ57に送出される。
【0036】右方向に伝幡する波長λ1、λ3、λ5、λ7
の光信号はノード10に入力する。ノード10はノード
8と同様に左方向に伝送される2波長(λ2、および
λ6)を送受信するノードであるため波長λ1、λ3
λ5、λ7はノード10の光カプラA58で分岐され、一
方はフィルターB63、フィルターC66で遮断され一
方はフィルターA59を透過し、ノード11に入力す
る。
【0037】ノード11は、右方向に伝送される波長λ
7の光信号と、左方向に伝送される波長λ2の光信号を送
受信するノードであり、図2の構成となっている。ノー
ド11においては、前述ノード9におけると同様に、波
長λ7の光信号が、受信部A67において電気信号に変
換されたのち、送信先ノード情報に応じて、送信部A6
4から波長λ2の光信号として送信されるか、又は送信
部B65から波長λ7の光信号として送信されるか、さ
らには、出力部72から出力される。
【0038】このようにして、ノード7、8、9、1
0、11、12を経由して右方向に伝送されてきた波長
λ1、λ3、λ5、λ7の右方向に伝送される光信号は、接
続手段46に入力する。この時、波長λ3は、ノード7
の送信部から送信された光信号であり、波長λ5、λ7
それぞれ、ノード9、ノード11の送信部から送信され
た光信号である。又、波長λ1は接続手段45の送信部
から送信された光信号である。
【0039】接続手段45の動作は後述する接続手段4
7の動作と同様である。
【0040】接続手段46は図4の構成をしており、右
方向に伝送される波長λ1の光信号を受信し、左方向に
伝送される波長λ2の光信号に変換し、左方向に送信す
るとともに、左方向に伝送される波長λ2の光信号を波
長λ1の光信号に変換し、右方向に送信する。
【0041】さらに、波長λ1、λ2の光信号が接続手段
を越えて伝送されないように、フィルターA59で遮断
し、終端する。
【0042】接続手段46の光カプラA58に入力され
た波長λ1、λ3、λ5、λ7の光信号は、分岐されたの
ち、光カプラC61とフィルターA59に出力される。
【0043】光カプラC61に入力された波長λ1
λ3、λ5、λ7の光信号は、フィルターB63に出力さ
れ、フィルターB63で波長λ1のみが透過され、他の
波長λ3、λ5、λ7は遮断される。フィルターB63を
透過した波長λ1の光信号は、受信部A67で受信さ
れ、電気信号に変換されたのち、送信部A64で波長λ
2の光信号に変換され、光カプラC61と光カプラA5
8を介して、左方向に伝送される光信号として、光ファ
イバー57上に送出される。このようにして波長λ1
光信号は波長λ2の光信号に変換されて逆方向に伝送さ
れる一方、光カプラA58からフィルターA59に出力
された波長λ1、λ3、λ5、λ7の光信号は、フィルター
A59で波長λ1が遮断され、波長、λ3、λ5、λ7のみ
が光カプラB60に入力する。
【0044】光カプラB60には、左方向に伝送される
波長λ2、λ4、λ6、λ8の光信号が、入力されている
が、前述光カプラA58に入力される右方向に伝送され
る光信号と同様に、波長λ2の光信号のみが、受信部B
70で電気信号に変換されたのち、送信部B65におい
て、波長λ1の光信号として、光カプラD62から光カ
プラB60に入力される。光カプラB60においては、
フィルターA59を透過した波長λ3、λ5、λ7の光信
号と光カプラB62から出力される波長λ1の光信号が
合流されて、右方向に出力される。
【0045】同様に、フィルターA59に右から左方向
に伝送される波長λ2、λ4、λ6、λ8の光信号のうち、
波長λ2の光信号は遮断され、され、波長λ4、λ6、λ8
の光信号のみが透過し、光カプラA58において、光カ
プラC61から出力される波長λ2の光信号と合流さ
れ、左方向に伝送される光信号として、光カプラA58
から光ファイバー上に送出される。
【0046】接続手段46を経由した波長λ1、λ3、λ
5、λ7の右方向に伝送される光信号は、ノード13に入
力される。ノード13は右方向に伝送される波長λ1
波長λ3の光信号を送受信するノードでありその構成は
図3の構成である。ノード7から、ノード24にあてて
送り出された波長λ3の光信号はこのノード13におい
て、再生中継される。ノード13の光カプラA58に入
力された波長λ1、λ3、λ5、λ7の光信号は、光カプラ
E74に入力され、分岐されて、フィルターB63とフ
ィルターC66に出力される。フィルターB63では波
長λ1のみが透過され、波長λ3、λ5、λ7が遮断され
る。フィルターB63から出力される波長λ1の光信号
は受信部A69で電気信号に変換されたのち、送信先ノ
ード情報に応じてSW部71で前述の如く処理される。
フィルターC66では、波長λ3の光信号のみが透過さ
れ、受信部B70で電気信号に変換されたのち、SW部
71に出力される。本実施例の説明においては、波長λ
3の光信号は、ノード24に向けて送出されたものであ
るため、SW部では、送出波長として、λ3が選択さ
れ、記憶部Bに書き込まれる。
【0047】記憶部Bに書き込まれた、ノード24あて
の信号は、逐次読み出され、送信部B65において、波
長λ3の光信号として、光カプラF75に出力され、光
カプラF75において、送信部A64から出力される波
長λ1の光信号と合流され、光カプラB60に出力され
る。
【0048】光カプラA58からフィルターA59に出
力された波長λ1、λ3、λ5、λ7の右方向に伝送される
光信号のうち、波長λ1とλ3はフィルターA59におい
て遮断され、波長λ5、λ7のみが透過する。波長λ5
λ7の光信号は、光カプラB60において、光カプラF
75から出力される波長λ1、λ3の光信号と合流され、
右方向に伝送される光信号として、光ファイバー57に
送出する。
【0049】ノード13から送出された右方向に伝送す
る波長λ1、λ3、λ5、λ7の光信号は前述の如くノード
14、15、16、17、18を経由して、接続手段4
7に入力される。接続手段47においては前述の接続手
段46におけると同様に、ノード18から出力された右
方向に伝送される波長λ1の光信号が、左方向に伝送さ
れる波長λ2の光信号として送信される。この波長λ2
光信号は、接続手段46において、再び右方向に伝送す
る波長λ1の光信号に変換され、ノード13において受
信される。このようにして、ノード13、14、15、
16、17、18を結ぶ環状伝送経路が形成される。一
方接続手段47に、ノード19から波長λ2で左方向に
伝送されて来た光信号は、右方向に伝送する波長λ1
光信号に変換され、送出される。この波長λ1の光信号
は接続手段48において、左方向に伝送する波長λ2
光信号として送信され、ノード24にて受信される。こ
のようにして、ノード24、23、22、21、20、
19を結ぶ環状伝送経路が形成される。これらの環状伝
送経路は全てのノード群において2つの接続手段と第1
及び第2の伝送路とによって形成されている。
【0050】接続手段47を経由した右方向に伝送する
波長λ1、λ3、λ5、λ7の光信号はノード19に入力す
る。ノード19はノード7と同一のノード構成であり、
その構成は図2に示されている。ノード19において
は、ノード24にあてられた波長λ3の光信号が受信部
A67で電気信号に変換された後、SW部71に入力さ
れる。SW部71では、あて先ノードが、ノード24で
あることから、送出すべき波長として、λ2が選択さ
れ、記憶部A68に書き込まれる。記憶部A68に書き
込まれたノード24あての信号は、送信部A64で波長
λ2の光信号に変換されたのち、光カプラC61を経由
して、光カプラA58から左方向に伝送する如く、光フ
ァイバー57に送出される。光カプラA58から左方向
に送出された波長λ2の光信号は、接続手段47で前述
の如く右方向に伝送される波長λ1の光信号として波長
λ3、λ5、λ7の光信号と合流され、光ファイバー57
中に送出される。光ファイバー57中に送出された右方
向に伝送される波長λ1、λ3、λ5、λ7の光信号は前述
ノード7、8、9、10、11、12での動作と同様
に、ノード19、20、21、22、23、24を経由
して、接続部48に入力される。
【0051】接続部48は図4の構成であり、前述接続
部47と同じく右方向に伝送される波長λ1、λ3
λ5、λ7の光信号のうち、波長λ1の光信号のみを受信
し、左方向に伝送する波長λ2の光信号として送出する
とともに、波長λ3、λ5、λ7を右方向に送出する。こ
の時波長λ1はノード19によって中継されたノード2
4あての信号であり、これが、波長λ2で左方向に伝送
される。この波長λ2の光信号は、接続部48の左に隣
接するノード24に入力する。ノード24は、左方向に
伝送する2波長λ2、λ8を送受信するノードであり、そ
の構成は図3を左右反転した構成である。ノード24の
光カプラA58に入力した左方向に伝送される波長
λ2、λ4、λ6、λ8の光信号のうち、波長λ2とλ8の光
信号が前述ノード8と同様に受信部A69で波長λ2
受信部90で波長λ8が電気信号に変換され、SW部9
1に入力される。
【0052】受信部A69から出力される電気信号は、
ノード7から波長λ3で送出され、ノード13で中継さ
れ、ノード19で波長λ2に変換されたのち、接続部4
7で波長λ1に変換され、接続部48にて再び波長λ2
変換されて、ノード24で受信されたノード24あての
信号となる。
【0053】このようにしてノード7からノード24へ
の伝送が実現する。
【0054】以上、第1の実施例に示したように、8個
の波長を用いて、36ノードから成るマンハッタンスト
リートネットワークを構成することが可能となる。
【0055】(実施例2)図5は本発明における接続手
段の第2の構成例であり、ネットワーク全体のトラフィ
ック情報や、故障に関する情報の収集を容易にする構成
例を示している。
【0056】図5に示した接続手段の構成は、図4の構
成例に対して、図2のノードと同様なSW部71、記憶
部A68、B69、出力部72、入力部73と、さらに
データの処理を行う処理部76を付加したものである。
【0057】このような構成において、ノード1、2、
3、4、5、6は自ノードに関するトラフィックや故障
に関する情報を波長λ1を用いて接続手段45に向けて
伝送することによって、接続手段45はこれら情報を収
集する。このようにして、収集された情報は処理部76
で処理し、まとめられる。まとめられた、ノード1、
2、3、4、5、6に関する情報は再び波長λ1を用い
て接続手段46に向けて、伝送される。接続手段46に
おいては、同様にノード7、8、9、10、11、12
に関する情報がまとめられており、ノード1、2、3、
4、5、6からの情報とまとめて処理される。このよう
にして、各接続手段には、他の接続手段から送られたノ
ード群ごとのトラフィック情報や故障情報が収集される
ため、これらの情報に対応したルーティング手法の変更
等の指示が、接続手段から各ノードへ送られる。
【0058】(実施例3)図6は、本発明の第3の実施
例であり、24個のノードと2個の接続手段を組とし、
この組を多数環状に配置して、多数のノードを接続した
ネットワークを構成する場合に好適に用いられる構成例
である。図には、簡略化のため一つの組のみが示されて
いる。
【0059】図6中、符号76から99まではノードで
あり、符号76から87までが第1の大ノード群に属す
るノードであり、符号88から99は、第2の大ノード
群に属するノードである。ノード76からノード81,
ノード82からノード87,ノード88からノード9
3,ノード94からノード99でそれぞれノード群を形
成している。各ノードの構成は、受信する波長の伝送方
向に応じて、図2、図3又は図3の左右対称構成とな
る。
【0060】符号100、101は、接続手段であり、
2つの同一の大ノード群に属するノード群毎に設けられ
ている。その内部構成は、図7に示されており、詳細は
後述する。
【0061】符号102、103は、第1の伝送路であ
るところの、それぞれ波長λ9、λ10の光信号による伝
送路である。符号104、105は、第2の伝送路であ
るところの、それぞれ波長λ11、λ12による伝送路であ
る。符号106、107、108、109、110、1
11は第3の伝送路であるところの、波長λ13、λ14
λ15、λ16、λ17、λ18の光信号によるところの伝送路
である。
【0062】図7は、本第3の実施例で用いる接続手段
100、101の内部構成例である。光カプラA58、
B60は図4と同様の働きを示す。
【0063】フィルターD112は波長λ9、λ10、λ
11、λ12の光信号を遮断し終端するためのフィルターで
ある。光カプラE113は光カプラAから出力される光
信号を分岐し、フィルターE115とフィルターF11
6に出力するとともに、送信部C117と送信部D11
8から出力される光信号を合波し、光カプラAに出力す
る。光カプラF114は光カプラB60から出力される
光信号を分岐し、フィルターG121とフィルターH1
22に出力するとともに、送信部E119と送信部F1
20から出力される光信号を合波し、光カプラB60に
出力する。
【0064】符号115、116、121、122はそ
れぞれフィルターE、F、G、Hでありそれぞれ波長λ
9、λ10、λ11、λ12の光信号のみを透過し、他の光信
号を遮断する。符号117、118、119、120は
それぞれ送信部C、D、E、Fであり、受信部C、D、
E、Fから出力される電気信号をそれぞれ波長λ11、λ
12、λ9、λ10の光信号に変換して出力する。符号12
3、124、125、126は受信部C、D、E、Fで
あり、入力された光信号を電気信号に変換する。
【0065】すなわち受信部C、D、E、Fに入力した
λ9、λ10、λ11、λ12の光信号を一度電気信号に変
え、送信部C、D、E、Fで、λ11、λ12、λ9、λ10
の光信号として送出することにより波長変換を行なう。
【0066】本実施例において、ノード81から右方向
に送出された波長λ9の光信号と、ノード87から右方
向に送出された波長λ10の光信号は接続手段101の光
カプラA58において分岐され、フィルターD112と
光カプラE113に出力される。フィルターD112に
分岐された波長λ9、λ10の光信号はフィルターD11
2において遮断、終端され、接続部101をこえて右方
向には伝送されない。一方、光カプラA58で光カプラ
E113に分岐された光信号は、光カプラE113から
フィルターE115とフィルターF116に出力され
る。フィルターE115においては、波長λ9の光信号
のみが透過され、又、フィルターF116においては、
波長λ10の光信号のみが透過され、それぞれ、受信部C
123と受信部D124で電気信号に変換され、送信部
C117と、送信部D118において、それぞれ波長λ
11、λ12、の光信号として送出される。
【0067】送信部C117と、送信部D118から送
出された波長λ11、λ12の光信号は、光カプラE113
を経由して、光カプラA58でフィルターD112から
の他の波長の光信号と合流されて左方向に送出される。
【0068】このようにして、接続部101に波長
λ9、λ10で右方向に伝送する光信号として入力された
光信号は波長λ11、λ12に変換され、左方向に送出され
る。その後接続部100において、上述と同様に波長λ
9、λ10の光信号に変換され、再び右方向に伝送する光
信号として送出される。
【0069】このようにして、ノード76、77、7
8、79、80、81及び82、83、84、85、8
6、87による環状伝送路が形成される。この時、ノー
ド76からノード81のノード群においては波長λ9
λ11の伝送路と接続手段100,101によって環状伝
送経路が形成され、ノード82からノード87のノード
群においては波長λ10とλ12の伝送路と接続手段10
0,101によって環状伝送経路が形成される。これら
の環状伝送経路は全てのノード群において形成される。
【0070】本実施例においては、第1,第2の伝送路
の伝送路の数をそれぞれ2つにし、接続手段で第1,第
2の伝送路のそれぞれ2つの伝送路をそれぞれ接続する
構成としたので、ノード数が多い場合に、接続手段の数
を削減できる効果がある。また第1,第2の伝送路の伝
送路の数が増えることにより、特にノード群内での通信
容量を増す効果がある。
【0071】本実施例は第1,第2の伝送路のそれぞれ
の伝送路数を2つとしたがこれに限るものではなく、第
1,第2の伝送路の伝送路数をそれぞれ整数M個とし
て、第1の伝送路の伝送路1つと第2の伝送路の伝送路
1つを1:1に接続する手段をM個有する接続手段をM
個のノード群毎に設け、M個のノード群それぞれが、第
1もしくは第2の伝送路のM個の伝送路に接続するよう
にすれば、各ノード群毎に他のノード群で再生中継する
ことなく環状伝送経路が形成できる。2つの接続手段の
間のM個のノード群は本実施例のように第1もしくは第
2どちらかの伝送路に接続するものでもいいし、M個の
ノード群の内の一部のノード群が第1の伝送路に、残り
が第2の伝送路に接続する様にしてもよい。この時ノー
ド群毎に第1と第2の伝送路に交互に接続する様にすれ
ば、第1の実施例と同様にマンハッタンストリートネッ
トワークのアルゴリズムをそのまま使用することが出来
る。
【0072】また環状伝送経路は各ノード群毎に形成し
なければならないものでもない。少なくとも1か所に第
1,第2の伝送路を接続する第1乃至第3の実施例で用
いた様な接続手段があれば良い。
【0073】(実施例4)図8は、本発明の第4の実施
例であり、物理的に1本の伝送媒体である1本の単芯リ
ング型の光ファイバー中を10波の波長多重を用いて、
64個のノードを接続した場合の接続例を、模式的に示
している。図においては、簡略化のため、32個のノー
ドのみが示されている。
【0074】図8中、符号801から864はノードで
ある。符号825から856までのノードは簡略化の為
に図示していない。符号801から808、809から
816、817から824、図示しない825から83
2、図示しない833から840、図示しない841か
ら848、図示しない849から856、および857
から864までのそれぞれ8個の隣接するノードがそれ
ぞれ1つのノード群である。ノード801から808、
817から824、833から840、849から85
6のノード群は第1の大ノード群に属するものであり、
その他は第2の大ノード群に属するものである。各ノー
ドは図中に白丸印で示す割り当てられた2つの波長の送
受信を行う。これらノードの内部構成は後述する。符号
65から74は、それぞれ異なる波長λ1、λ2、λ
3、λ4、λ5、λ6、λ7、λ8、λ9、λ10を用
いて、一本の単芯光ファイバーリング875中に形成さ
れた10個の環状伝送路を示している。ここでは各波長
としてλ1=1.50μm、λ2=1.51μm、λ3
=1.52μm、λ4=1.53μm、λ5=1.54
μm、λ6=1.55μm、λ7=1.56μm、λ8
=1.57μm、、λ9=1.58μm、λ10=1.
59μmが用いられる。伝送路873が第1の伝送路、
874が第2の伝送路、865から872が第3の伝送
路である。第1の伝送路がノード801からノード80
8、ノード817から824等のそれぞれのノード群内
のノードと接続する共有伝送路であり、第2の伝送路
が、ノード809から816、ノード825から832
等のそれぞれノード群内のノードが接続する共有伝送路
である。
【0075】伝送路865から伝送路872までの第3
の伝送路それぞれは、マンハッタンストリートネットワ
ークでいう所の垂直方向環状伝送路であり、伝送路87
3と伝送路874が水平方向環状伝送路である。又、垂
直方向環状伝送路865、867、869、871と水
平方向環状伝送路874は伝送の向きが左向きであり、
垂直方向環状伝送路866、868、870、872と
水平方向環状伝送路873は伝送の向きが左向きであ
る。
【0076】図8において、右向きに伝送する水平方向
環状伝送路873を共有する各ノード群の最も左側に位
置するノード801、817、833、849は、垂直
方向環状伝送路865を共有しており、その伝送の向き
が左向きである。又、左向きに伝送する水平方向環状伝
送路874を共有する各ノード群の最も右側に位置する
ノード816、832、848、854は、垂直方向環
状伝送路872を共有しており、その伝送の向きが右向
きである。
【0077】図9は、図8のノード間の接続関係を、論
理的な2次元座標上の格子状にノードを配置して示して
いる。図中に丸印で示されたものがノードである。水平
方向環状伝送路873と、874は、それぞれ、4つの
ノード群で共有されて、32個のノードを接続する経路
を形成している。図9において、水平方向環状伝送路8
73のノード801から808が共有している部分と、
水平方向環状伝送路865のノード801、809、8
17が共有している部分により論理的な環状伝送経路を
形成している。同様に、ノード809から816と、8
64、808、816が1つの論理的な環状伝送経路を
形成しており、更に又、817から824と、833、
825、817が1つの論理的な環状伝送経路を形成し
ており、更に又、825から832と、816、82
4、832が1つの論理的な環状伝送経路を形成してお
り、更に又、833から840と、849、841、8
33が1つの論理的な環状伝送経路を形成しており、更
に又、841から848と、832、840、848が
1つの論理的な環状伝送経路を形成しており、更に又、
849から856と、801、857、849が1つの
論理的な環状伝送経路を形成しており、更に又、857
から864と848、856、864が1つの論理的な
環状伝送経路を形成している。
【0078】本実施例のノード801、ノード803、
ノード805、ノード807、ノード810、ノード8
12、ノード814、ノード816、ノード817、ノ
ード819、ノード821、ノード823…等、互いに
伝送する向きの異なる2つの波長(λr、λe)を送受
信するノードの構成は図2に示したものと同じである。
【0079】本実施例のノード802、ノード804、
ノード806、ノード808、ノード818、ノード8
20、ノード822、ノード824等の右向きに伝送す
る2つの波長を送受信するノードの構成は図3に示した
ものと同じである。
【0080】本実施例の図8におけるノード809、ノ
ード811、ノード813、ノード815等は左方向に
伝送される2つの波長λe1、λe2を送受信するノー
ドであり図3の構成を左右反転し、λr1をλe1、λ
r2をλe2と見なおしたものである。
【0081】以下図8、図9、図2、図3を参照しなが
ら、本発明の第4実施例の動作についてノード807か
ら、ノード802に伝送する場合を例に示す。
【0082】送信ノードであるノード807は、図2の
構成をしており、λrに対応する波長はλ9であり、λ
eに対応する波長はλ7である。ノード807におい
て、入力部73から、受信宛て先情報が付与された伝送
すべき信号が、入力されると、SW部71ではλ7とλ
9のどちらの波長を用いて送信するかを検討する。本実
施例の検討アルゴリズムとしてはNICHOLAS、
F、MAXEMCHUK“Routing in th
e Manhatten street Networ
k”IEEE TRANSACTIONS on CO
MMUNICATIONS、Vol35、No5、MA
Y1987 pp503〜pp512に記載された手法
で、水平方向のノードの数を実際のノードの数よりも2
個多くする事、及び水平方向の左右両端に位置するノー
ド間での伝送時に垂直方向に2ノード移動する事を考慮
に入れた修正手法を用いることが出来る。この修正手法
によって中継伝送経路が、ノード808、ノード81
7、ノード809、ノード801と決定される。続いて
送出すべき波長がλ9と決定され、入力部73からの出
力信号は、記憶部B69に入力され、記憶キューの最後
尾に順次記憶される。送信部B65は記憶部B69から
出力される、電気信号を波長λ9の光信号に変換し光カ
プラD62に順次出力する。光カプラD62に出力され
た波長λ9の光信号は、光カプラB60に出力され、光
カプラB60でフィルターA59からの他の波長の光信
号と合流されて右方向に伝幡する如く、光ファイバ87
5に出力される。光ファイバ875中には左から右方向
へ、波長λ2、λ4、λ6、λ8、λ9の光信号が伝送
されており、右から左方向には、波長λ1、λ3、λ
5、λ7、λ10の光信号が伝送されているが、これら
の異なる波長の光は、干渉しないためお互いに妨害され
ることなく伝送される。
【0083】ノード807の光カプラB60から出力さ
れる波長λ2、λ4、λ6、λ8、λ9の光信号は隣接
するノード808に入力する。ノード808は、右向き
に伝送する2波長を送受信するノードであり、図3の構
成になっている。ノード807から、ノード802にあ
てて送り出された波長λ9の光信号はこのノード808
において、中継伝送される。ノード808の光カプラA
58に入力された波長λ2、λ4、λ6、λ8、λ9の
光信号は、光カプラE74に入力され、分岐されて、フ
ィルターB63とフィルターC66に出力される。フィ
ルターB63では波長λ8のみが透過され、波長λ2、
λ4、λ6、λ9が遮断される。フィルターB63から
出力される波長λ8の光信号は受信部A67で電気信号
に変換されたのち、受信宛て先ノード情報に応じてSW
部71で処理される。フィルターC66では、波長λ9
の光信号のみが透過され、受信部B70で電気信号に変
換されたのち、SW部71に出力される。本実施例の説
明においては、波長λ9の光信号は、ノード802に向
けて送出されたものであるため、SW部では、送出波長
として、λ9が選択され、記憶部Bに書き込まれる。
【0084】記憶部Bに書き込まれた、ノード802あ
ての信号は、逐次読み出され、送信部B65において、
波長λ9の光信号として、光カプラF75に出力され、
光カプラF75において、送信部A64から出力される
波長λ8の光信号と合流され、光カプラB60に出力さ
れる。
【0085】光カプラA58からフィルターA59に出
力された波長λ2、λ4、λ6、λ8、λ9の右向きに
伝送される光信号のうち、波長λ8とλ9はフィルター
A59において遮断され、波長λ2、λ4、λ6のみが
透過する。波長λ2、λ4、λ6の光信号は、光カプラ
B60において、光カプラF75から出力される波長λ
8、λ9の光信号と合流され、右向きに伝送される光信
号として、光ファイバー875に送出される。
【0086】ノード808の光カプラB60から出力さ
れる波長λ2、λ4、λ6、λ8、λ9の光信号は隣接
するノード809に入力する。ノード809は、左向き
に伝送する2波長(λ1、λ10)を送受信するノード
であり、図3と左右対称の構成になっている。ここで
は、図3を左右反転させて説明する。
【0087】ノード809の光カプラB60に左から入
射した波長λ2、λ4、λ6、λ8、λ9の光信号は、
フィルターA59に入力する。ノード809では、図8
で白丸印で示されている如く、λe1、λe2は、λ
1、λ10が設定されているため、フィルターA59
は、λ1、λ10の遮断フィルターであり、λ2、λ
4、λ6、λ8、λ9の光信号は透過され光カプラA5
8に入力され、隣接するノード810へと出力される。
【0088】ノード810は、右向きに伝送される光信
号λ2と左向きに伝送される光信号λ10を送受信する
ノードであり図2の構成になっている。ノード810の
光カプラA58に入力された波長λ2、λ4、λ6、λ
8、λ9の光信号は光カプラAで分岐され、光カプラC
61と、フィルターA59に出力される。光カプラC6
1に入力された波長λ2、λ4、λ6、λ8、λ9の光
信号はフィルターB63に出力され、フィルターB63
で波長λ2の光信号のみが透過され、他の光信号は遮断
される。フィルターB63を透過した波長λ2の光信号
は受信部A67で受信され、電気信号に変換されたの
ち、受信宛て先ノードが自ノードである場合は、SW部
71を介して、出力部72に出力される。受信宛て先ノ
ードが自ノードでない場合は、所定のアルゴリズムに従
って、記憶部A68又は記憶部B69に記憶されたの
ち、送信部A64で波長λ10の光信号として又は、送
信部B65から波長λ2の光信号に変換されて、光カプ
ラC、A又は光カプラD、Bを介して光ファイバ875
に送出される。
【0089】右向きに伝送される波長λ2、λ4、λ
6、λ8、λ9の光信号は、ノード809及びノード8
10におけると同様にノード811、ノード812、ノ
ード813、ノード814、ノード815、ノード81
6を経由する。この間波長λ9の光信号は全てのノード
を透過し、中継伝送はされない。
【0090】続いて、右向きに伝送される波長λ2、λ
4、λ6、λ8、λ9の光信号はノード817の光カプ
ラA58に入力される。
【0091】ノード817は右向きに伝送される波長λ
9と左向きに伝送される波長λ1の光信号を送受信する
ノードであり、その構成は図2に示されている。ノード
817においては、ノード808から送出された波長λ
9の光信号が受信部A67で電気信号に変換された後、
SW部71に入力される。SW部71では、受信宛て先
ノードが、ノード802であることから、送出すべき波
長として、λ1が選択され、記憶部A68に書き込まれ
る。記憶部A68に書き込まれたノード802あての信
号は、送信部A64で波長λ1の光信号に変換されたの
ち、光カプラC61を経由して、光カプラA58で、左
向きに伝送する波長λ3、λ5、λ7、λ10の光信号
と合流され、光ファイバー875に送出される。
【0092】ノード817の光カプラA58から左方向
に送出された波長λ1の光信号は、前述の波長λ9の光
信号と同様に、中継伝送されることなくノード816、
ノード815、ノード814、ノード813、ノード8
12、ノード811、ノード810を経由しノード80
9の光カプラA58に入力する。
【0093】ノード809は、前述のごとく左向きに伝
送する2波長(λ1、λ10)を送受信するノードであ
る。従ってノード817から送出され左向きに伝送され
てきた波長λ1の光信号は、このノード809で中継伝
送される。光カプラA58に入力された波長λ1の光信
号は、光カプラE74とフィルターB63を透過して、
受信部A67で電気信号に変換され、SW部71に入力
される。SW部71では、受信宛て先ノードが、ノード
802であることから、送出すべき波長として、λ1が
選択され、記憶部A68に書き込まれる。記憶部A68
に書き込まれたノード802あての信号は、送信部A6
4で波長λ1の光信号に変換されたのち、光カプラF7
5を経由して、光カプラB60で、左向きに伝送する波
長λ3、λ5、λ7、λ10の光信号と合流され、光フ
ァイバー875に送出される。
【0094】ノード809から送出された左向きに伝送
する波長λ1、λ3、λ5、λ7、λ10の光信号は、
ノード808、ノード807、ノード806、ノード8
05、ノード804、ノード803、ノード802を経
由するが、波長λ1の光信号はこれらのいずれのノード
においても中継伝送されることなく、透過し、ノード8
01の光カプラB60に入力される。
【0095】ノード801は、ノード817と同じく、
右向きに伝送される波長λ9と左向きに伝送される波長
λ1の光信号を送受信するノードであり、その構成は図
2に示されている。ノード801においては、ノード8
09から送出された波長λ1の光信号が受信部B70で
電気信号に変換された後、SW部71に入力される。S
W部71では、受信宛て先ノードが、ノード802であ
ることから、送出すべき波長として、λ9が選択され、
記憶部B69に書き込まれる。記憶部B69に書き込ま
れたノード802あての信号は、送信部B65で波長λ
9の光信号に変換されたのち、光カプラD62を経由し
て、光カプラB65で、右向きに伝送する波長λ2、λ
4、λ6、λ8の光信号と合流され、光ファイバー87
5に送出される。
【0096】この様にしてノード801から右向きに伝
送する光信号λ9として送出されたノード802宛ての
光信号は、ノード802の光カプラA58に入力され
る。ノード802は、ノード807から送出された信号
の受信宛て先となるノードであり、そのノード構成は、
図3の通りである。光カプラA58に入力された波長λ
9の光信号は、光カプラE74とフィルターC66を透
過して、受信部B70で電気信号に変換され、SW部7
1に入力される。SW部71では、受信宛て先ノード
が、自ノードであることから、受信部B70から出力さ
れる電気信号を出力部72に出力する。出力部72で
は、伝送されてきた信号から、受信宛て先情報等が削除
される。
【0097】本実施例においては、、ノード807から
ノード802に宛てて送出された伝送情報は、ノード8
08、ノード817、ノード809、ノード801の4
個のノードで合計4回の中継伝送が行なわれてノード8
02に伝送される。この様に、ノード817とノード8
09を経由する事によってノード801、ノード80
2、ノード803、ノード804、ノード805、ノー
ド806、ノード807、ノード808を接続する論理
的な水平方向環状伝送経路が形成される。すなわち本実
施例においてはある1つのノード群において、そのノー
ド群が接続される共有伝送路(第1もしくは第2の伝送
路のいずれか)の伝送方向に対して下流側にあるノード
群の内で同じ共有伝送路に接続するノード群の内の最も
近いすなわち最も上流側のノード群の中の最も近いすな
わち最も上流側のノード、すなわちノード801からノ
ード808のノード群に対してはノード817、によっ
て共有伝送路で伝送した信号を第3の伝送路の中の伝送
路で逆方向に伝送させ、それを当該ノードの最も上流側
のノード、すなわちノード801で受信することにより
論理的な環状伝送路を形成している。この論理的な環状
伝送経路が、マンハッタンストリートネットワークにお
ける水平方向環状伝送路の代替を果たしている。
【0098】以上、第4の実施例に示したように、10
個の波長を用いて、64ノードから成るマンハッタンス
トリートネットワークと同様なネットワークを構成する
ことが可能となる。
【0099】(実施例5)図10は本発明における第5
の実施例であり、物理的に1本の伝送媒体である1本の
単芯リング型の光ファイバー875中に、異なるノード
群に属するノードを交互に配置し、構成した例を示して
いる。本実施例においても、論理的な2次元座標上の格
子状に配したノード配置は、前述実施例4と同じく図9
の通りになる。
【0100】図10においても、右向きに伝送する水平
方向環状伝送路873を共有する各ノード群の最も左側
に位置するノード801、817、833、849は、
垂直方向環状伝送路865を共有しており、その伝送の
向きが左向きである。又、左向きに伝送する水平方向環
状伝送路874を共有する各ノード群の最も右側に位置
するノード816、832、848、854は、垂直方
向環状伝送路872を共有しており、その伝送の向きが
右向きである。
【0101】本実施例における各ノードの構成は、前述
第4の実施例における構成と同様である。又、各ノード
の伝送時の動作も同様である。
【0102】本実施例で示した様に、自ノードが送受信
する波長を送信するノード及び受信するノードとの位置
関係が変わらない限り、第4及び、本第5の実施例を変
形して、図9で示した論理的な接続関係を実現する事は
可能である。
【0103】(他の実施例)上記各実施例においては、
実施例1から3では各ノード群内で、実施例4,5にお
いては各ノード群と各ノード群に比較的近いノードとに
よって、環状伝送経路を形成した。それによって比較的
近接したノード間でも伝送距離が長くなることなく通信
を行うことができる。
【0104】また実施例1から5では、各ノード群を第
1の大ノード群に属するものと、第2の大ノード群に属
するものとに分け、それぞれ互いに伝送方向が逆方向と
なる第1の伝送路、第2の伝送路と接続するものとし
て、第1の大ノード群に属するノード群と第2の大ノー
ド群に属するノード群における前記環状伝送経路の伝送
方向が互いに逆方向になるようにしたが、本発明はそれ
に限るものではない。例えば実施例1において特に第1
の大ノード群、第2の大ノード群という様に分けず全て
のノードが第1の伝送路に接続する様にしてもよい。そ
の構成を図11に示す。この時の通信アルゴリズムとし
ては、マンハッタンストリートネットワークのものを水
平方向伝送路の伝送方向に修正を加えて用いてもよい
し、別の通信アルゴリズムを用いても良い。また同じく
実施例4において全ノードが第1の伝送路に接続するよ
うにしてもよい。その構成を図12に示す。この時は各
ノード群と、各ノード群の第1の伝送路の伝送方向下流
側の最も近いノード、例えばノード9からノード16の
ノード群においては、ノード17、によって環状伝送経
路が形成される。
【0105】また実施例1から5では、各ノード群内
で、第3の伝送路の伝送路には重複して接続しない様に
したが、これに限るものではない。重複して接続すると
きは各信号のあて先を検討して、受信する様にすれば良
い。また送受信すべき信号が多く発生するノードは第3
の伝送路の内の複数の伝送路に接続する様にしても良
い。また各ノード群内で、第3の伝送路に同じパータン
で接続する様にしたが、これに限るものではない。ただ
し同じパターンにすることによってマンハッタンストリ
ートネットワークのアルゴリズムを使う、使わないにか
かわらず、伝送経路の設定が容易になる。
【0106】また上記実施例においては光カプラとして
は光信号を単純に分岐もしくは合流するものを示した
が、特定の波長のみを分離できる波長特性を備えた光合
分波器や波長選択スイッチ等を用いることにより光カプ
ラ以降の波長フィルターを省略した構成とすることもで
きる。
【0107】また上記実施例では光ファイバを用いて波
長多重により複数の環状伝送路を得るとしたが、多重化
に関しては波長多重に限るものではなく、例えば第2の
従来例の様に複数のケーブルを束ねた空間多重方式のよ
うな構成も可能である。
【0108】また信号に関しては、光信号に限らず電気
信号等も使える。その際例えば周波数多重により多重化
する際は周波数フィルター等を用いてノードおよび接続
手段を構成すればよい。
【0109】さらに上記各実施例では複数の環状伝送路
を多重するとしたが、本願発明は多重しない場合にも適
用できる。本明細書においては伝送方向という言葉は本
発明のネットワークを実際に設置する際の配線の方向を
指しているのではなく、図1の様にネットワークの構成
を一次元的に表わした時の論理的な方向を指している。
多重しない場合にも複数の伝送路が論理的に本願発明の
接続関係を満たす様にすれば良い。
【0110】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明によれ
ば、マンハッタンストリートネットワークと同様な効果
を得るためのネットワークを、より少ない伝送路数で実
現することができる。また、多芯化による空間多重や、
波長多重等による伝送路の数を削減し、より多くのノー
ドを簡便に接続することができる。また近接したノード
間において、伝送距離を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施例の構成例を示す図。
【図2】第1のノードの構成例を示す図。
【図3】第2のノードの構成例を示す図。
【図4】接続部の構成例を示す図。
【図5】接続部の第2の構成例を示す図。
【図6】本発明の第3の実施例の構成例を示す図。
【図7】接続部の第3の構成例を示す図。
【図8】本発明の第4の実施例の構成例を示す図。
【図9】本発明の第4の実施例の構成を論理的な2次元
座標を用いて示した図。
【図10】本発明の第5の実施例の構成例を示す図。
【図11】本発明の第1の実施例の他の構成例を示す
図。
【図12】本発明の第4の実施例の他の構成例を示す
図。
【図13】従来例を示す図。
【図14】従来例を示す図。
【図15】従来例を示す図。
【符号の説明】
1〜24 ノード 37〜44 波長多重伝送路 45、46、47、48 接続部 57 単芯光ファイバー 76〜99 ノード 100、101 接続部 102〜111 波長多重伝送路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノードと複数N個の環状の物理的
    伝送路からなるネットワークシステムであって、 前記複数のノードは、それぞれが隣接する複数のノード
    からなるノード群に分けられ、前記複数N個の環状の物
    理的伝送路のうちのM個(2≦M<N)の物理的伝送路
    は、少なくとも1つのノード群内の全ノードが接続され
    る共有物理伝送路を構成しており、該共有物理伝送路の
    一部を用いて論理的に構成される環状の論理的伝送路に
    前記各ノード群それぞれは接続されていることを特徴と
    するネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 第1の共有物理伝送路上を第1の方向か
    ら送られてきた信号を第2の共有物理伝送路上に第2の
    方向に伝送する第1の接続手段と、前記第2の共有物理
    伝送路上を第2の方向から送られてきた信号を前記第1
    の共有物理伝送路上を第1の方向に伝送する第2の接続
    手段を有することを特徴とする請求項1記載のネットワ
    ークシステム。
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