JP3428634B2 - 運送システム、運送方法、運送車両の受任端末、発注端末及び受注サーバ - Google Patents

運送システム、運送方法、運送車両の受任端末、発注端末及び受注サーバ

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JP3428634B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運送システム、運
送方法、運送車両の受任端末、発注端末及び受注サーバ
に関するものである。
【0002】
【発明の背景】一般に、運送会社とは客の求めに応じて
物を一の場所から他の場所に運送することを業として行
うものである。ここで、運送会社は、例えば、宅配会
社、引越会社等である。
【0003】宅配会社は客の求めに応じて物を一の場所
(家)から他の場所(家)に配達するものであり、引越
会社は客の求めに応じて物(引越荷物)を一の場所(旧
家)から他の場所(新家)に運送するものである。即
ち、客は運送して欲しい物(以下、「運送対象物」とも
いう。)の属性に基づいて運送会社を特定してその物の
運送を発注する一方、特定された運送会社(宅配会社、
引越会社等)は客から物の運送を受注して運送する。
【0004】また、運送対象物の属性は、物の本質的性
質(大きさ、重量、取扱注意の有無等)のほか、物の用
途的性質(引越用、贈呈用、至急運送の有無、大至急運
送の有無等)も含まれる。従って、運送対象物の属性が
至急運送「有」の場合、即ち客が物を早く運送して欲し
い場合には、客は運送対象物を、例えば、翌日までに運
送する運送会社を特定することになる。
【0005】これに対し、翌日までに運送対象物を運送
する運送会社は、複数の客に対する取引先(一の場所)
のそれぞれを近い順序でまとめて収集ルートを設定し、
運送会社は収集ルート上の取引先(一の場所)のそれぞ
れに運送対象物を順次に車両(トラック等)で収集す
る。次に、運送会社は収集した複数の運送対象物の届け
先(他の場所)のそれぞれを近い順序でまとめて配達ル
ートを設定し、運送会社は配達ルート上の届け先(他の
場所)のそれぞれに運送対象物を順次に車両(トラッ
ク)で配達する。即ち、翌日までに運送対象物を運送す
る運送会社は、客の求めに応じて物を一の場所から他の
場所に収集ルート及び配達ルートを介して運送してい
る。
【0006】ところで、運送対象物の属性が大至急運送
「有」の場合、即ち客が物を更に早く運送して欲しい場
合には、客は運送対象物を、例えば、物の運送を発注す
る日若しくは発注する時から数時間以内までに運送する
運送会社を特定することになる。これに対し、物の運送
を発注する日若しくは発注する時から数時間以内までに
運送対象物を運送する運送会社は、一の客に対する取引
先(一の場所)に運送対象物を車両(軽自動四輪車、自
動二輪車、二輪車等)若しくは人で収集する。次に、運
送会社は一の客に対する届け先(他の場所)に運送対象
物を車両等で配達する。即ち、物の運送を発注する日若
しくは発注する時から数時間以内までに運送対象物を運
送する運送会社は、客の求めに応じて物を一の場所から
他の場所に直接運送している。
【発明が解決しようとする課題】運送対象物の属性が大
至急運送「有」の場合、即ち客が物を更に早く運送して
欲しい場合には、次のような問題があった。
【0007】客の求めに応じて物を一の場所から他の場
所に直接運送する運送会社の車両は、運送会社を起点及
び終点として運送対象物を運送している。即ち、客は物
の運送を特定した運送会社に電話で発注する一方、物の
運送を客から受注した運送会社は運送会社の敷地内に待
機する車両に取引先(一の場所)を伝える。これに対
し、敷地内に待機する車両は運送対象物の運送を受任
し、敷地内に待機する車両は運送会社を起点として取引
先(一の場所)に行き、運送対象物を客から預かる。次
に車両は届け先(他の場所)に直接行き、運送対象物を
客の指定する受取人に渡す。ここで、車両は運送対象物
の運送を実質的に終了しているが、車両は運送会社は運
送会社の敷地内に戻り、車両は新たな運送対象物の運送
を受任するために再び待機する。
【0008】従って、取引先(一の場所)と運送会社と
が近い場合には車両が運送会社を起点として取引先に行
く時間が短いが、取引先と運送会社とが遠い場合には車
両が運送会社を起点として取引先に行く時間が長くな
る。即ち、車両が運送会社を起点として取引先(一の場
所)に行く時間を要するので、運送会社は必ずしも客の
求めに応じて物を早く運送できないという問題があっ
た。
【0009】また、客(A会社のAさん)が通常の取引
先(A会社内)から物(Aさんの取り扱う商品)の運送
を発注する場合には、客(A会社のAさん)は通常の運
送会社(A運送会社)を特定して電話をすることができ
る。一方、客(A会社のAさん)が通常と異なる取引先
(営業先であるB会社)から物(Aさんの取り扱う商
品)の運送を発注する場合には、客(A会社のAさん)
は通常と異なる取引先(営業先であるB会社)から近い
運送会社(B運送会社)を特定して電話をすることが望
ましい。
【0010】しかしながら、客(A会社のAさん)は通
常と異なる取引先にいるので、通常と異なる取引先(営
業先であるB会社)から近い運送会社(B運送会社)を
特定する時間を要することになる。又は、客(A会社の
Aさん)が通常と異なる取引先(営業先であるB会社)
から近い運送会社(B運送会社)を特定することができ
ない場合には、客(A会社のAさん)は通常の運送会社
(A運送会社)に物の運送を発注することになる。客が
運送会社を特定する時間を要する、又は通常と異なる取
引先(営業先であるB会社)と通常の運送会社(A運送
会社)とが遠い場合には、運送会社は必ずしも客の求め
に応じて物を早く運送できないことになる。
【0011】従って、客が通常と異なる場所(不慣れな
場所)にいる場合には、客は物を一の場所から他の場所
に早く運送できる運送会社(取引先から近い運送会社)
を容易に特定できないという問題があった。
【0012】本発明は以上の事情における問題に鑑みて
なされたものであって、運送会社が客の求めに応じて物
を早く運送でき、客が運送会社を容易に特定できる運送
システム、運送方法、運送車両の受任端末、発注端末及
び受注サーバを提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本出
願第1の発明は、自己の現在位置情報を回線を介して受
注サーバに定期的に送信する送信手段と前記送信手段が
所望の期間にのみ前記自己の現在位置情報を送信可能と
する制御手段と客の運送対象物の取引先の位置及び届け
先の位置を含む配送情報を前記回線を介して前記受注サ
ーバから受信する手段とを備え、運送対象物を取引先か
ら届け先に直接運送する複数の運送車両の受任端末と、
前記客の運送対象物の取引先の位置及び届け先の位置を
含む発注情報を前記回線を介して受注サーバに送信する
手段を備え、客の運送対象物を発注する複数の発注端末
と、前記自己の現在位置情報を前記回線を介して前記複
数の運送車両の受任端末のそれぞれから受信して前記複
数の運送車両の現在位置情報のそれぞれを特定する手段
と前記発注情報を前記回線を介して前記複数の発注端末
のそれぞれから受信して前記客の運送対象物の取引先の
位置のそれぞれ及び届け先の位置のそれぞれを特定する
手段と前記複数の運送車両の現在位置情報のそれぞれの
うち前記客の運送対象物の取引先の位置のそれぞれに最
も近い運送車両の現在位置情報の運送車両を受任運送車
両として特定する手段と前記配送情報を前記回線を介し
て前記受任運送車両として特定した運送車両の受任端末
のそれぞれに送信する手段とを備え、客の運送対象物を
受注する受注サーバと、から構成されてなる運送システ
ムである。
【0014】したがって本出願第1の発明の運送システ
ムによれば、複数の運送車両の受任端末は所望の期間に
自己の現在位置情報を受注サーバに送信することができ
る。ここで、所望の期間とは、運送車両の運転手が受注
サーバから受信した配送情報の客の運送対象物を取引先
から届け先に直接運送してもよい期間、即ち運送車両が
運送可能な期間である。例えば、所望の期間(運送車両
が運送可能な期間)は、運送車両が運送対象物を届け先
に直接運送した後から新たな運送対象物の運送を受任す
る前までの期間等である。
【0015】これに対し、受注サーバは、配送情報を複
数の運送可能な運送車両のうち客の運送対象物を取引先
に最も近い運送車両(受任運送車両)の受任端末に送信
する。一方、受任運送車両は、運送会社の敷地内で待機
する期間に運送対象物の運送を受任した時の位置(運送
会社の敷地内)から常に運送対象物を取引先に行くので
はなく、所望の期間(運送車両が運送可能な期間)に運
送対象物の運送を受任した時の位置(運送対象物の取引
先に最も近い運送車両の現在位置)から運送対象物を取
引先に行くことができる。これにより、運送車両が運送
対象物の運送を受任した時の位置(運送対象物の取引先
に最も近い運送車両の現在位置)から運送対象物を取引
先に行く時間を短くできるので、運送車両(受任運送車
両)は客の求めに応じて早く運送できるという利点があ
る。
【0016】また本出願第2の発明は、本出願第1の発
明の運送システムにおいて、前記複数の発注端末のそれ
ぞれが、受注サーバによって前記受任運送車両として特
定された運送車両が前記客の運送対象物の取引先から運
送する旨の運送開始情報を前記回線を介して前記受注サ
ーバに送信する手段を備え、前記受注サーバが、前記運
送開始情報を前記回線を介して受信する手段を備えるこ
とを特徴とする。
【0017】したがって本出願第2の発明の運送システ
ムによれば、本出願第1の発明の利点があるとともに、
発注端末が運送開始情報を受注サーバに送信することが
できる。これに対し、受注サーバは、運送開始情報を受
信して運送車両(受任運送車両)が運送対象物の運送を
開始することを確認することができる。従って、例え
ば、受注サーバは、配送情報を運送車両(受任運送車
両)の受任端末に送信した時刻から所定の時間を経過し
た時刻までに受任運送車両(旧)の運送開始情報を受信
しない場合には、再度、複数の運送車両の現在位置情報
のうち客の運送対象物の取引先の位置に最も近い運送車
両の現在位置情報の運送車両を再受任運送車両(新)と
して特定することができる。次に、受信サーバは、受信
しない運送開始情報の配送情報を再受任運送車両(新)
の受任端末に送信することができる。これにより、運送
車両(再受任運送車両)は客の求めに応じて確実に早く
運送できるという利点がある。
【0018】また本出願第3の発明は、本出願第1の発
明又は本出願第2の発明の運送システムにおいて、前記
複数の運送車両の受任端末のそれぞれが、前記客の運送
対象物の届け先に運送した旨の運送完了情報を前記回線
を介して前記受注サーバに送信する手段を備え、前記受
注サーバが、前記運送完了情報を前記回線を介して受信
する手段を備えることを特徴とする。
【0019】したがって本出願第3の発明の運送システ
ムによれば、本出願第1の発明又はの本出願第2の発明
の利点があるとともに、受任運送車両の受任端末又は再
受任運送車両(運送車両)の受任端末が運送完了情報を
受注サーバに送信することができる。これに対し、受注
サーバは、運送完了情報を受信して受任運送車両又は再
受任運送車両(運送車両)が運送対象物の運送を終了し
たことを確認することができるという利点がある。
【0020】また本出願第4の発明は、本出願第3の発
明の運送システムにおいて前記発注情報及び前期配送情
報のそれぞれが、前記客の電子メールアドレス先の情報
を更に含み、前記受注サーバが、前記発注情報を前記回
線を介して前記複数の発注端末のそれぞれから受信して
前記客の電子メールアドレス先を特定する手段を備え、
前記複数の運送車両の受任端末のそれぞれが、前記運送
完了情報を前記回線を介して前記受注サーバに送信する
ともに、前記運送完了情報を前記回線を介して前記客の
端末に電子メールによって送信する手段を備えることを
特徴とする。
【0021】したがって本出願第4の発明の運送システ
ムによれば、本出願第3の発明の利点があるとともに、
受任運送車両の受任端末又は再受任運送車両(運送車
両)の受任端末が運送完了情報を客の端末に送信するこ
とができる。これに対し、客の端末は、運送完了情報を
受信して受任運送車両又は再受任運送車両(運送車両)
が運送対象物の運送を終了したこと(客の運送対象物が
無事に届け先に到着したこと)を確認することができる
という利点がある。
【0022】また本出願第5の発明は、本出願第1の発
明から本出願第4の発明の何れか一の発明の運送システ
ムにおいて、前記複数の運送車両が、複数の運送会社の
運送車両であることを特徴とする。
【0023】したがって本出願第5の発明の運送システ
ムによれば、本出願第1の発明から本出願第4の発明の
何れか一の発明の利点があるとともに、複数の運送車両
が複数の運送会社の運送車両であるので、受注サーバは
配送情報を複数の運送会社の運送可能な運送車両のうち
客の運送対象物を取引先に最も近い運送車両(受任運送
車両)の受任端末に送信することができる。即ち、客が
通常と異なる場所(不慣れな場所)にいる場合であって
も、発注情報を通常と同じ(慣れている)受注サーバに
送信するだけで、受注サーバが客の代わりに複数の運送
会社の運送可能な運送車両のうち客の運送対象物を取引
先に最も近い運送車両(受任運送車両)特定することに
なる。換言すれば、客が運送対象物の取引先に最も近い
運送車両を受注サーバを介して容易に特定できるという
利点がある。
【0024】また本出願第6の発明は、本出願第1の発
明から本出願第5の発明の何れか一の発明の運送システ
ムにおいて、前記複数の運送車両の少なくとも一以上の
車両が、主として客を乗車先から下車先に乗せる車両で
あることを特徴とする。
【0025】したがって本出願第6の発明の運送システ
ムによれば、本出願第1の発明から本出願第5の発明の
何れか一の発明の利点があるとともに、運送車両が運送
対象物を取引先から届け先に直接運送する運送車両のほ
か、主として客を乗車先から下車先に乗せる車両であ
る。例えば、運送対象物を取引先から届け先に直接運送
する運送車両の所望の期間(運送車両が運送可能な期
間)は、運送車両が運送対象物を届け先に直接運送した
後から新たな運送対象物の運送を受任する前までの期間
等である。一方、主として客を乗車先から下車先に乗せ
る車両の所望の期間(車両が運送可能な期間)は、車両
が客を下車先まで乗せた(客を下車先で降ろした)後新
たな客を乗せる前までの期間等である。
【0026】ここで、一例を挙げれば、運送車両が運送
可能な期間が長い場合、即ち運送車両が運送対象物を届
け先に直接運送した後に長時間が経過すると、運送車両
は運送会社の敷地内に戻って待機することになる。その
結果として、運送可能な運送車両が運送会社の敷地内に
集中することになるので、運送可能な運送車両が客の運
送対象物を取引先の近くにいる確率が下がることにな
る。一方、主として客を乗車先から下車先に乗せる車両
が運送可能な期間が長い場合、即ち車両が客を下車先ま
で乗せた後に長時間が経過しても、車両は新たな客の乗
せるために路上を走ることになる。その結果として、運
送可能な車両が分散することになるので、運送可能な車
両が客の運送対象物を取引先の近くにいる確率が上がる
ことになる。これにより、運送車両(主として客を乗車
先から下車先に乗せる車両)は客の求めに応じて確実に
早く運送できるという利点がある。
【0027】尚、主として客を乗車先から下車先に乗せ
る車両とは、例えば、タクシーである。タクシーは主と
して客を乗車先から下車先に乗せるとともに、所望の期
間に物を運送することもできる。
【0028】また本出願第7の発明は、本出願第6の発
明の運送システムにおいて、前記主として客を乗車先か
ら下車先に乗せる車両が、深夜営業をしていることを特
徴とするとする。
【0029】したがって本出願第7の発明の運送システ
ムによれば、本出願第6の発明の利点があるとともに、
深夜は路上にいる客が少ないので、深夜営業をしている
車両は路上を更に走ることになる。即ち、主として客を
乗車先から下車先に乗せる車両が長い期間運送可能であ
るので、運送可能な車両が客の運送対象物を取引先の近
くにいる確率が更に上がることになる。これにより、運
送車両(主として客を乗車先から下車先に乗せる車両)
は客の求めに応じて一層確実に早く運送できるという利
点がある。
【0030】尚、深夜とは、午後一○時から午前五時ま
で、若しくは午後一一時から午前六時までをいう。
【0031】また本出願第8の発明は、本出願第1の発
明から本出願第7の発明の何れか一の発明の運送システ
ムにおいて、前記客の運送対象物の取引先の位置及び/
又は届け先の位置が、24時間営業の店舗内であること
を特徴とする。
【0032】したがって本出願第8の発明の運送システ
ムによれば、本出願第1の発明から本出願第7の発明の
何れか一の発明の利点があるとともに、客は運送対象物
を24時間営業の店舗(運送対象物の取引先)に預ける
ことができる。これにより、客は運送対象物を預けた
後、時間に拘束されないという利点がある。また、運送
車両(受任運送車両)は運送対象物を24時間営業の店
舗(運送対象物の届け先)に預けることができる。これ
により、運送車両は運送対象物を預けた後、時間に拘束
されないという利点がある。
【0033】尚、24時間営業の店舗とは、換言すれ
ば、客の運送対象物を24時間預かる手段を備える店舗
である。
【0034】また本出願第9の発明は、自己の現在位置
情報を回線を介して受注サーバに定期的に送信する送信
手段と前記送信手段が所望の期間にのみ前記自己の現在
位置情報を送信可能とする制御手段と客の運送対象物の
取引先の位置及び届け先の位置を含む配送情報を前記回
線を介して前記受注サーバから受信する手段とを備え、
運送対象物を取引先から届け先に直接運送する運送車両
の受任端末である。
【0035】したがって本出願第9の発明の運送対象物
を取引先から届け先に直接運送する運送車両の受任端末
によれば、所望の期間に運送対象物を運送することがで
きるという利点がある。
【0036】また本出願第10の発明は、自己の現在位
置情報を前記回線を介して複数の運送車両の受任端末の
それぞれから受信して前記複数の運送車両の現在位置情
報のそれぞれを特定する手段と客の運送対象物の取引先
の位置及び届け先の位置を含む配送情報を前記回線を介
して複数の発注端末のそれぞれから受信して前記客の運
送対象物の取引先の位置のそれぞれ及び届け先の位置の
それぞれを特定する手段と前記複数の運送車両の現在位
置情報のそれぞれのうち前記客の運送対象物の取引先の
位置に最も近い運送車両の現在位置情報の運送車両のそ
れぞれを受任運送車両として特定する手段と前記客の運
送対象物の取引先の位置及び届け先の位置を含む配送情
報を前記回線を介して前記受任運送車両として特定した
運送車両の受任端末のそれぞれに送信する手段とを備
え、客の運送対象物を受注する受注サーバである。
【0037】したがって本出願第10の発明の客の運送
対象物を受注する受注サーバによれば、配送情報を複数
の運送可能な運送車両のうち客の運送対象物を取引先に
最も近い運送車両(受任運送車両)の受任端末に送信す
る。一方、受任運送車両は、運送会社の敷地内で待機す
る期間に運送対象物の運送を受任した時の位置(運送会
社の敷地内)から常に運送対象物を取引先に行くのでは
なく、所望の期間(運送車両が運送可能な期間)に運送
対象物の運送を受任した時の位置(運送対象物の取引先
に最も近い運送車両の現在位置)から運送対象物を取引
先に行くことができる。これにより、運送車両が運送対
象物の運送を受任した時の位置(運送対象物の取引先に
最も近い運送車両の現在位置)から運送対象物を取引先
に行く時間を短くできるので、運送車両(受任運送車
両)は客の求めに応じて早く運送できるという利点があ
る。
【0038】また本出願第11の発明は、本出願第10
の発明に記載の受注サーバに、客の運送対象物の取引先
の位置及び届け先の位置を含む発注情報を回線を介して
受注サーバに送信する手段を備え、客の運送対象物を発
注する発注端末である。
【0039】また本出願第12の発明は、本出願第9の
発明に記載の受任端末に係る受注サーバに、客の運送対
象物の取引先の位置及び届け先の位置を含む発注情報を
回線を介して受注サーバに送信する手段を備え、客の運
送対象物を発注する発注端末である。
【0040】したがって本出願第11の発明又は本出願
第12の発明の客の運送対象物を発注する発注端末によ
れば、発注情報(運送対象物の運送の需要)を受注サー
バに収集できるという利点がある。
【0041】また本出願第13の発明は、所望の期間に
のみ自己の現在位置情報のそれぞれが、回線を介して運
送対象物を取引先から届け先に直接運送する複数の運送
車両の受任端末のそれぞれから受注サーバに定期的に送
信される第一のステップと、前記自己の現在位置情報が
前記回線を介して前記複数の運送車両の受任端末のそれ
ぞれから前記受注サーバに受信され、前記複数の運送車
両の現在位置情報のそれぞれが特定される第二のステッ
プと、客の運送対象物の取引先の位置及び届け先の位置
を含む発注情報が、前記回線を介して客の運送対象物を
発注する発注端末から前記受注サーバに送信される第三
のステップと、前記客の運送対象物の取引先の位置及び
届け先の位置を含む発注情報が前記回線を介して前記発
注端末から前記受注サーバに受信され、記客の運送対象
物の取引先の位置及び届け先の位置が特定される第四の
ステップと、前記複数の運送車両の現在位置情報のそれ
ぞれのうち前記客の運送対象物の取引先の位置に最も近
い運送車両の現在位置情報の運送車両が、受任運送車両
として特定される第五のステップと、客の運送対象物の
取引先の位置及び届け先の位置を含む配送情報が、前記
回線を介して前記受注サーバから前記受任運送車両とし
て特定した運送車両の受任端末に送受信される第六のス
テップとを含む運送方法である。
【0042】したがって本出願第13の発明の客の運送
方法によれば、複数の運送車両の受任端末は所望の期間
に自己の現在位置情報を受注サーバに送信することがで
きる。ここで、所望の期間とは、運送車両の運転手が受
注サーバから受信した配送情報の客の運送対象物を取引
先から届け先に直接運送してもよい期間、即ち運送車両
が運送可能な期間である。例えば、所望の期間(運送車
両が運送可能な期間)は、運送車両が運送対象物を届け
先に直接運送した後から新たな運送対象物の運送を受任
する前までの期間等である。
【0043】これに対し、受注サーバは、配送情報を複
数の運送可能な運送車両のうち客の運送対象物を取引先
に最も近い運送車両(受任運送車両)の受任端末に送信
する。一方、受任運送車両は、運送会社の敷地内で待機
する期間に運送対象物の運送を受任した時の位置(運送
会社の敷地内)から常に運送対象物を取引先に行くので
はなく、所望の期間(運送車両が運送可能な期間)に運
送対象物の運送を受任した時の位置(運送対象物の取引
先に最も近い運送車両の現在位置)から運送対象物を取
引先に行くことができる。これにより、運送車両が運送
対象物の運送を受任した時の位置(運送対象物の取引先
に最も近い運送車両の現在位置)から運送対象物を取引
先に行く時間を短くできるので、運送車両(受任運送車
両)は客の求めに応じて早く運送できるという利点があ
る。
【0044】また本出願第14の発明は、本出願第13
の発明の運送方法において、前記第六のステップ後、受
注サーバによって前記受任運送車両として特定された運
送車両が前記客の運送対象物の取引先から運送する旨の
運送開始情報が、前記回線を介して前記発注端末から前
記受注サーバに送受信される第七のステップを更に含む
ことを特徴とする。
【0045】したがって本出願第14の発明の運送方法
によれば、本出願第13の発明の利点があるとともに、
発注端末が運送開始情報を受注サーバに送信することが
できる。これに対し、受注サーバは、運送開始情報を受
信して運送車両(受任運送車両)が運送対象物の運送を
開始することを確認することができる。従って、例え
ば、受注サーバは、配送情報を運送車両(受任運送車
両)の受任端末に送信した時刻から所定の時間を経過し
た時刻までに受任運送車両(旧)の運送開始情報を受信
しない場合には、再度、複数の運送車両の現在位置情報
のうち客の運送対象物の取引先の位置に最も近い運送車
両の現在位置情報の運送車両を再受任運送車両(新)と
して特定することができる。次に、受信サーバは、受信
しない運送開始情報の配送情報を再受任運送車両(新)
の受任端末に送信することができる。これにより、運送
車両(再受任運送車両)は客の求めに応じて確実に早く
運送できるという利点がある。
【0046】また本出願第15の発明は、本出願第13
の発明又は本出願第14の発明の運送方法において、前
記第六のステップ後、前記客の運送対象物の届け先に運
送した旨の運送完了情報が、前記回線を介して前記受注
サーバによって前記受任運送車両として特定された運送
車両の受任端末から前記受注サーバに送受信される第八
のステップを更に含むことを特徴とする。
【0047】したがって本出願第15の発明の運送方法
によれば、本出願第13の発明又は本出願第14の発明
の利点があるとともに、受任運送車両の受任端末又は再
受任運送車両(運送車両)の受任端末が運送完了情報を
受注サーバに送信することができる。これに対し、受注
サーバは、運送完了情報を受信して受任運送車両又は再
受任運送車両(運送車両)が運送対象物の運送を終了し
たことを確認することができるという利点がある。
【0048】また本出願第16の発明は、本出願第15
の発明の運送方法において、前記発注情報及び前期配送
情報のそれぞれが、前記客の電子メールアドレス先の情
報を更に含み、前記第三のステップ後前記第六のステッ
プ前に、前記発注情報が前記回線を介して前記発注端末
から前記受注サーバに受信され、前記客の電子メールア
ドレス先が特定されるステップと、前記第八のステップ
が実行されるとともに、前記運送完了情報が、前記回線
を介して前記受注サーバによって前記受任運送車両とし
て特定された運送車両の受任端末から前記客の端末に電
子メールによって送受信されるステップとを更に含むこ
とを特徴とする。
【0049】したがって本出願第16の発明の運送方法
によれば、本出願第15の発明の利点があるとともに、
受任運送車両の受任端末又は再受任運送車両(運送車
両)の受任端末が運送完了情報を客の端末に送信するこ
とができる。これに対し、客の端末は、運送完了情報を
受信して受任運送車両又は再受任運送車両(運送車両)
が運送対象物の運送を終了したこと(客の運送対象物が
無事に届け先に到着したこと)を確認することができる
という利点がある。
【0050】また本出願第17の発明は、本出願第13
の発明から本出願第16の発明の何れか一の発明の運送
方法において、前記複数の運送車両が、複数の運送会社
の運送車両であることを特徴とする。
【0051】したがって本出願第17の発明の運送方法
によれば、本出願第13の発明から本出願第16の発明
の何れか一の発明の利点があるとともに、複数の運送車
両が複数の運送会社の運送車両であるので、受注サーバ
は配送情報を複数の運送会社の運送可能な運送車両のう
ち客の運送対象物を取引先に最も近い運送車両(受任運
送車両)の受任端末に送信することができる。即ち、客
が通常と異なる場所(不慣れな場所)にいる場合であっ
ても、発注情報を通常と同じ(慣れている)受注サーバ
に送信するだけで、受注サーバが客の代わりに複数の運
送会社の運送可能な運送車両のうち客の運送対象物を取
引先に最も近い運送車両(受任運送車両)特定すること
になる。換言すれば、客が運送対象物の取引先に最も近
い運送車両を受注サーバを介して容易に特定できるとい
う利点がある。
【0052】また本出願第18の発明は、本出願第13
の発明から本出願第17の発明の何れか一の発明の運送
方法において、前記複数の運送車両の少なくとも一以上
の車両が、主として客を乗車先から下車先に乗せる車両
であることを特徴とする。
【0053】したがって本出願第18の発明の運送方法
によれば、本出願第13の発明から本出願第17の発明
の何れか一の発明の利点があるとともに、運送車両が運
送対象物を取引先から届け先に直接運送する運送車両の
ほか、主として客を乗車先から下車先に乗せる車両であ
る。例えば、運送対象物を取引先から届け先に直接運送
する運送車両の所望の期間(運送車両が運送可能な期
間)は、運送車両が運送対象物を届け先に直接運送した
後から新たな運送対象物の運送を受任する前までの期間
等である。一方、主として客を乗車先から下車先に乗せ
る車両の所望の期間(車両が運送可能な期間)は、車両
が客を下車先まで乗せた(客を下車先で降ろした)後新
たな客を乗せる前までの期間等である。
【0054】ここで、一例を挙げれば、運送車両が運送
可能な期間が長い場合、即ち運送車両が運送対象物を届
け先に直接運送した後に長時間が経過すると、運送車両
は運送会社の敷地内に戻って待機することになる。その
結果として、運送可能な運送車両が運送会社の敷地内に
集中することになるので、運送可能な運送車両が客の運
送対象物を取引先の近くにいる確率が下がることにな
る。一方、主として客を乗車先から下車先に乗せる車両
が運送可能な期間が長い場合、即ち車両が客を下車先ま
で乗せた後に長時間が経過しても、車両は新たな客の乗
せるために路上を走ることになる。その結果として、運
送可能な車両が分散することになるので、運送可能な車
両が客の運送対象物を取引先の近くにいる確率が上がる
ことになる。これにより、運送車両(主として客を乗車
先から下車先に乗せる車両)は客の求めに応じて確実に
早く運送できるという利点がある。
【0055】尚、主として客を乗車先から下車先に乗せ
る車両とは、例えば、タクシーである。タクシーは主と
して客を乗車先から下車先に乗せるとともに、所望の期
間に物を運送することもできる。
【0056】また本出願第19の発明は、本出願第18
の発明の運送方法において、前記主として客を乗車先か
ら下車先に乗せる車両が、深夜営業をしていることを特
徴とするとする。
【0057】したがって本出願第19の発明の運送方法
によれば、本出願第18の発明の利点があるとともに、
深夜は路上にいる客が少ないので、深夜営業をしている
車両は路上を更に走ることになる。即ち、主として客を
乗車先から下車先に乗せる車両が長い期間運送可能であ
るので、運送可能な車両が客の運送対象物を取引先の近
くにいる確率が更に上がることになる。これにより、運
送車両(主として客を乗車先から下車先に乗せる車両)
は客の求めに応じて一層確実に早く運送できるという利
点がある。
【0058】尚、深夜とは、午後一○時から午前五時ま
で、若しくは午後一一時から午前六時までをいう。
【0059】また本出願第20の発明は、本出願第13
の発明から本出願第19の発明の何れか一の発明の運送
方法において、前記客の運送対象物の取引先の位置及び
/又は届け先の位置が、24時間営業の店舗内であるこ
とを特徴とする。
【0060】したがって本出願第20の発明の運送方法
によれば、本出願第13の発明から本出願第19の発明
の何れか一の発明の利点があるとともに、客は運送対象
物を24時間営業の店舗(運送対象物の取引先)に預け
ることができる。これにより、客は運送対象物を預けた
後、時間に拘束されないという利点がある。また、運送
車両(受任運送車両)は運送対象物を24時間営業の店
舗(運送対象物の届け先)に預けることができる。これ
により、運送車両は運送対象物を預けた後、時間に拘束
されないという利点がある。
【0061】尚、24時間営業の店舗とは、換言すれ
ば、客の運送対象物を24時間預かる手段を備える店舗
である。
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の運送
システム、運送方法、運送車両の受任端末、発注端末及
び受注サーバにつき図面を参照して説明する。図1は本
発明の実施の形態1の運送システムの構成例を示すブロ
ック図である。
【0062】(実施の形態1)先ず、図1に示すよう
に、本実施の形態1の運送システムは、それぞれ回線5
に接続可能に構成された運送車両の複数の受任端末1
と、客の複数の発注端末2と、受任サーバ3とより成
る。ここで、回線5は、例えば、世界中の回線と互いに
接続しあって、蜘蛛の巣のように全世界を覆う状態(W
WW:World Wide Web)のインターネット、専用回線等
である。また、回線5は、有線、無線を問わず、受任端
末1と受任サーバ3との間、受任端末1と発注端末2と
の間、受任サーバ3と発注端末2との間及び受任端末1
と発注端末2と受任サーバ3との間のぞれぞれで双方向
に情報を伝送するためのものであればよい。
【0063】運送対象物を取引先から届け先に直接運送
する運送車両の受任端末1は、自己の現在位置情報を回
線5を介して受注サーバ3に定期的に送信する送信手段
と、前記送信手段が所望の期間にのみ前記自己の現在位
置情報を送信可能とする制御手段と、客の運送対象物の
取引先の位置及び届け先の位置を含む配送情報を前記回
線を介して前記受注サーバ3から受信する手段とを備え
る。ここで、運送車両の受任端末1は、例えば、パソコ
ン(ノート型パソコン、携帯性を有する小型パソコ
ン)、携帯電話等である。尚、運送車両は、例えば、自
動二輪車(バイク)、軽四輪車、自動車等である。
【0064】客の運送対象物を発注する発注端末2は、
回線5を介してホームページへのアクセスを可能とする
WWWブラウザ等のアクセス手段と、客の運送対象物の
取引先の位置及び届け先の位置を含む発注情報を回線5
を介して受注サーバ3に送信する手段とを備える。ここ
で、客の発注端末2は、例えば、パソコン(デスクトッ
プ型パソコン、ノート型パソコン)、携帯電話等であ
る。
【0065】客の運送対象物を受注する受注サーバ3
は、電子店舗のホームページを設立可能とするハイパー
テキスト(HTML:Hyper Text Markup Language)形式
のファイル等を回線上に配信する手段と、自己の現在位
置情報を前記回線を介して複数の運送車両の受任端末1
のそれぞれから受信して前記複数の運送車両の現在位置
情報のそれぞれを特定する手段と、客の運送対象物の取
引先の位置及び届け先の位置を含む配送情報を前記回線
5を介して複数の発注端末2のそれぞれから受信して前
記客の運送対象物の取引先の位置のそれぞれ及び届け先
の位置のそれぞれを特定する手段と、前記複数の運送車
両の現在位置情報のそれぞれのうち前記客の運送対象物
の取引先の位置に最も近い運送車両の現在位置情報の運
送車両のそれぞれを受任運送車両として特定する手段
と、前記客の運送対象物の取引先の位置及び届け先の位
置を含む配送情報を前記回線5を介して前記受任運送車
両として特定した運送車両の受任端末1のそれぞれに送
信する手段とを備える。ここで、受注サーバ3は、例え
ば、いわゆるサーバ(ハード・ディスクの容量が大きい
オフコン)、パソコン等である。また、受注サーバ3
は、複数のサーバ、複数のパソコンで構成されてもよ
い。
【0066】次に、図1及び図2を参照して、本実施の
形態1の運送方法を詳細に説明する。 [第一のステップ]先ず、運送車両20の運転手が、客の
運送対象物を取引先から届け先に直接運送してもよい期
間に制御手段(図示せず)によって自己の現在位置情報
20を回線5を介して受注サーバ3に定期的に送信す
る。ここで、例えば、制御手段は現在位置情報20を送
信可能にするボタン(制御手段)である場合、運送車両
20の運転手がボタンを押すことにより、運送車両20
の受任端末1は送信可能となる。また、運転手がボタン
を再び押すことにより、受任端末1は自己の現在位置情
報20を送信不可能となる。尚、運送車両20の受任端
末1は、例えば、GPS(GlobalPositioning System=
全地球測位システム)受信機(図示せず)で衛星からの
GPS電波を受信し、自己の現在位置情報20(緯度・
経度)を定期的に受注サーバ3に送信する。また、定期
的とは、例えば、10分毎、5分毎、1分毎、30秒
毎、1秒毎等であり、受注サーバ3の処理能力に鑑みて
適宜間隔を設定することができる。
【0067】また、運送車両21の運転手が運送対象物
を届け先に直接運送した後、運送会社10の敷地内11
に戻るまでの間に制御手段によって自己の現在位置情報
21を回線5を介して受注サーバ3に定期的に送信す
る。更に他の運送車両の複数の受任端末も、同様に自己
の現在位置情報を回線5を介して受注サーバ3に定期的
に送信する。
【0068】[第二のステップ]これに対し、受注サーバ
3は運送車両20、21の現在位置情報20、21を回
線5を介して受信し、運送可能な運送車両20、21の
現在位置情報20、21(緯度・経度)を特定すること
ができる。
【0069】[第三のステップ]一方、客51が運送対象
物を取引先31から届け先40に直接運送して欲しいと
思う場合、客51は発注端末2のWWWブラウザ等で電
子店舗のホームページ(図示せず)に回線5を介してア
クセスする。すると、発注端末2の表示手段(図示せ
ず)に電子店舗(受任サーバ)のホームページが表示さ
れる。ここで、客51はこのホームページ画面上に表示
される入力項目(図示せず)に運送対象物の取引先の住
所31、運送対象物の届け先40の住所、運送対象物
名、運送対象物名の個数、客51の氏名、客51の電話
番号、受取人の氏名、受取人の電話番号等の発注情報を
入力する。次に客51はホームページ画面上に表示され
る発注確定ボタン(図示せず)をクリックすると、客5
1の発注端末2は発注情報を回線5を介して受注サーバ
3に送信する。尚、運送対象物の取引先の住所31、運
送対象物の届け先40の住所の入力項目は必須の入力項
目であり、これらが入力されてない場合には、発注確定
ボタンをクリックできないものとする。また、運送対象
物の取引先及び届け先の住所は、都道府県名、市区町村
名、番地名等の文字情報を入力する、又は都道府県名等
のラジオボタンを選択するものとすることができる。
【0070】[第四のステップ]これに対し、受注サーバ
3は客51の発注情報を回線5を介して受信し、発注情
報から運送対象物の取引先の住所31、運送対象物の届
け先40の住所、運送対象物名、運送対象物名の個数、
客50の住所31、客50の電話番号等を抽出する。そ
の後、受注サーバ3は予め備える(住所)-(緯度・経
度)変換テーブルで、客50の運送対象物の取引先の位
置30(緯度・経度)及び届け先の位置40(緯度・経
度)を特定することができる。
【0071】[第五のステップ]次に受注サーバ3は、複
数の運送車両の現在位置情報(緯度・経度)20、21
のうち客50の運送対象物の取引先の位置31(緯度・
経度)に最も近い運送車両の現在位置情報の運送車両2
1を受任運送車両として特定することができる。
【0072】[第六のステップ]次に受注サーバ3は、抽
出した客51の運送対象物の取引先の住所31、運送対
象物の届け先40の住所、運送対象物名、運送対象物名
の個数、客51の氏名、客51の電話番号、受取人の氏
名、受取人の電話番号等の配送情報を受任運送車両とし
て特定した運送車両21の受任端末1に送信する。これ
に対し、運送車両21の受任端末1は配送情報を受信
し、運送対象物の取引先の住所31、運送対象物の届け
先40の住所を特定することができる。ここで、第六の
ステップが実行されたとする。
【0073】次に、運送車両21の運転手は運送対象物
の取引先の住所31に行き、客51の運送対象物を預か
る。そして、運送車両21の運転手は運送対象物の届け
先の住所40に行き、運送対象物を客51の指定する受
取人に渡す。この時、運送車両21の運転手は受取人の
印鑑証明又はサインを受け取る。
【0074】尚、配送情報に含まれる住所は、都道府県
名、市区町村名、番地名等の文字情報でも、緯度・経度
の情報でもよい。運送車両21の受任端末1は緯度・経
度(取引先31及び届け先40)の情報に基づいて、受
任端末1の表示手段(図示せず)に表示される地図情報
上に取引先31及び届け先40表示することもできる。
これにより、運送車両21の運転手は容易に取引先31
及び届け先40に行くことができる。
【0075】本発明の実施の形態1の運送システム、運
送方法、運送車両の受任端末、発注端末及び受注サーバ
によれば、複数の運送車両20、21の受任端末は所望
の期間に自己の現在位置情報を受注サーバ3に送信する
ことができる。ここで、所望の期間とは、運送車両2
0、21の運転手が受注サーバ3から受信した配送情報
の客の運送対象物を取引先から届け先に直接運送しても
よい期間、即ち運送車両20、21が運送可能な期間で
ある。例えば、所望の期間(運送車両が運送可能な期
間)は、運送車両21が運送対象物を届け先に直接運送
した後から新たな運送対象物の運送を受任する前までの
期間、運送車両20が運送会社10の敷地内11で待機
する期間等である。
【0076】これに対し、受注サーバ3は、配送情報を
複数の運送可能な運送車両20、21のうち客51の運
送対象物を取引先31に最も近い運送車両21(受任運
送車両)の受任端末に送信する。一方、受任運送車両2
1は、運送会社10の敷地内11で待機する期間に運送
対象物の運送を受任した時の位置11(運送会社の敷地
内)から常に運送対象物を取引先51に行くのではな
く、所望の期間(運送車両が運送可能な期間)に運送対
象物の運送を受任した時の位置21(運送対象物の取引
先に最も近い運送車両の現在位置21から運送対象物を
取引先51に行くことができる。これにより、運送車両
21が運送対象物の運送を受任した時の位置(運送対象
物の取引先に最も近い運送車両の現在位置)から運送対
象物を取引先に行く時間を短くできるので、運送車両
(受任運送車両)21は客の求めに応じて早く運送でき
るという利点がある。
【0077】尚、第三のステップで客51ではなく、客
50が運送対象物を取引先30から届け先40に直接運
送して欲しいと思う場合、受注サーバ3が、配送情報を
複数の運送可能な運送車両20、21のうち客50の運
送対象物を取引先30に最も近い運送車両20を受任運
送車両として特定することは言うまでもない(第四のス
テップ)。
【0078】また、本実施の形態1の第六のステップ
後、受注サーバ3によって受任運送車両として特定され
た運送車両21が客51の運送対象物の取引先31から
運送する旨の運送開始情報が、回線5を介して客51の
発注端末2から受注サーバ3に送受信される第七のステ
ップを更に含むことによっても、本発明は実施できる。
【0079】この実施の形態によれば、客51が運送対
象物を運送車両21の運転手に預けた後に、客51は運
送開始情報を受注サーバ3に送信することができる。こ
れに対し、受注サーバ3は、運送開始情報を受信して運
送車両21(受任運送車両)が運送対象物の運送を開始
することを確認することができる。従って、例えば、受
注サーバ3は、配送情報を運送車両21(受任運送車
両)の受任端末に送信した時刻から所定の時間を経過し
た時刻までに受任運送車両21(旧)の運送開始情報を
受信しない場合には、再度、複数の運送車両の現在位置
情報のうち客の運送対象物の取引先の位置に最も近い運
送車両の現在位置情報の運送車両を再受任運送車両20
(新)として特定することができる。次に、受信サーバ
3は、受信しない運送開始情報の配送情報を再受任運送
車両20(新)の受任端末に送信することができる。こ
れにより、運送車両20(再受任運送車両)は客の求め
に応じて確実に早く運送できるという利点がある。
【0080】また、本実施の形態1の第六のステップ
後、客51の運送対象物の届け先40に運送した旨の運
送完了情報が、回線50を介して受注サーバ3によって
受任運送車両として特定された運送車両21の受任端末
から受注サーバ3に送受信される第八のステップを更に
含むことによっても、本発明は実施できる。
【0081】この実施の形態によれば、運送車両21の
運転手が運送対象物を客51の指定する受取人に渡した
後に、運送車両21の運転手は運送完了情報を受注サー
バ3に送信することができる。これに対し、受注サーバ
3は、運送完了情報を受信して受任運送車両21(運送
車両)が運送対象物の運送を終了したことを確認するこ
とができるという利点がある。
【0082】(実施の形態2)次ぎに本発明の実施の形
態2の運送システム、運送方法、運送車両の受任端末、
発注端末及び受注サーバにつき図3を参照して説明す
る。図3は本発明の実施の形態2の運送システムの構成
例を示すブロック図である。尚、本実施の形態2の運送
システム、運送方法、運送車両の受任端末、発注端末及
び受注サーバは、(実施の形態1)にて示したものと構
成を同じくする部分については説明を省略し、相違点の
みを説明する。
【0083】先ず、図3に示すように、本実施の形態2
の運送システムは、それぞれ回線5に接続可能に構成さ
れた運送車両の複数の受任端末1と、複数の発注端末2
と、受任サーバ3と、客の端末4より成る。
【0084】発注情報及び配送情報のそれぞれが、客の
電子メールアドレス先の情報を更に含むとする。
【0085】運送車両の受任端末1は、運送完了情報を
回線5を介して受注サーバ3に送信するともに、運送完
了情報を回線5を介して客の端末4に電子メールによっ
て送信する手段を更に備える。
【0086】客の運送対象物を発注する発注端末2は、
回線5を介してホームページへのアクセスを可能とする
WWWブラウザ等のアクセス手段を備えなくともよい。
発注端末2は、客の運送対象物の取引先の位置及び届け
先の位置を含む発注情報を回線5を介して受注サーバ3
に送信する手段を備えさえすればよい。ここで、発注端
末2は、例えば、レジスター(レジ)、パソコン(デス
クトップ型パソコン、ノート型パソコン)等である。ま
た、発注端末2は、24時間営業の店舗内であるとす
る。ここで、24時間営業の店舗とは、例えば、コンビ
ニエンスストア、ガソリンスタンド等である。
【0087】受注サーバ3は、発注情報を回線5を介し
て発注端末2から受信して客の電子メールアドレス先を
特定する手段を更に備える。
【0088】客の端末4は、運送完了情報を回線5を介
して運送車両の受任端末1から電子メールによって送信
する手段を更に備える。ここで、客の端末4は、例え
ば、パソコン(デスクトップ型パソコン、ノート型パソ
コン)、携帯電話等である。
【0089】次に、図3及び図4を参照して、本実施の
形態2の運送方法を詳細に説明する。但し、本実施の形
態1の運送方法に対する相違点(第三のステップ])の
みを説明する。
【0090】[第三のステップ]客52が運送対象物を取
引先32(コンビニエンスストア)から届け先41(コ
ンビニエンスストア)に直接運送して欲しいと思う場
合、客52は24時間営業の店舗内に設置される運送発
注用紙(図示せず)に発注情報を手入力する。ここで、
発注情報は、運送対象物の取引先の住所32、運送対象
物の届け先41の住所、運送対象物名、運送対象物名の
個数、客52の氏名、客52の電話番号、客52の電子
メールアドレス先、受取人の氏名、受取人の電話番号等
である。次に24時間営業の店舗(取引先32)の店員
は、運送対象物と運送発注用紙とを受け取る。そして、
店員は運送発注用紙から抽出した発注情報を発注端末2
(レジ)に入力する。次に店員は発注端末2の表示手段
(図示せず)表示される発注確定ボタン(図示せず)を
押すと、24時間営業の店舗内にある発注端末2は発注
情報を回線5を介して受注サーバ3に送信する。尚、運
送対象物の取引先の住所31、運送対象物の届け先40
の住所の入力項目は必須の入力項目であり、これらが入
力されてない場合には、発注確定ボタンをクリックでき
ないものとする。また、運送対象物の取引先の住所32
は、予め店員によって記入されていてもよい。更に、運
送対象物の取引先の住所32は、24時間営業の店舗の
場所を示すコード(コンビニエンスコード)であっても
よい。但し、受注サーバ3はこのコードから住所に変換
するテーブルを備える必要がある。
【0091】また、第六のステップが実行された後、運
送車両21の運転手は運送対象物の取引先の住所32に
行き、客52の運送対象物を店員から預かる。そして、
運送車両21の運転手は運送対象物の届け先の住所41
に行き、運送対象物を届け先の住所41の店員に渡す。
この時、運送車両21の運転手は店員の印鑑証明又はサ
インを受け取る。
【0092】本発明の実施の形態2の運送システム、運
送方法、運送車両の受任端末、発注端末及び受注サーバ
によれば、(実施の形態1)の発注情報及び配送情報の
それぞれが、客52の電子メールアドレス先の情報を更
に含む場合、第三のステップ後前記第六のステップ前
に、発注情報が回線5を介して発注端末2から受注サー
バ3に受信され、客52の電子メールアドレス先が特定
されるステップと、(実施の形態1)の第八のステップ
が実行されるとともに、運送完了情報が、回線5を介し
て受注サーバ3によって受任運送車両として特定された
運送車両の受任端末から客52の端末4に電子メールに
よって送受信されるステップとを更に含むことになる
【0093】即ち、本発明の実施の形態2によれば、受
任運送車両の受任端末が運送完了情報を客の端末4に送
信することができる。これに対し、客52の端末4は、
運送完了情報を受信して受任運送車両(運送車両)が運
送対象物の運送を終了したこと(客の運送対象物が無事
に届け先41に到着したこと)を確認することができる
という利点がある。
【0094】また本発明の実施の形態2は客の運送対象
物の取引先の位置及び/又は届け先の位置が24時間営
業の店舗内である。即ち、発注端末2が24時間営業の
店舗内にある。従って、客52は運送対象物を24時間
営業の店舗(運送対象物の取引先52)に預けることが
できる。これにより、客52は運送対象物を預けた後、
時間に拘束されないという利点がある。また、運送車両
(受任運送車両)は運送対象物を24時間営業の店舗
(運送対象物の届け先41)に預けることができる。こ
れにより、運送車両は運送対象物を預けた後、時間に拘
束されないという利点がある。即ち、運送車両は運送可
能となり、新たな運送対象物を運送することができる。
【0095】また、本実施の形態2の複数の運送車両
が、複数の運送会社の運送車両であることによっても本
発明は実施できる。
【0096】この実施の形態によれば、複数の運送車両
が複数の運送会社の運送車両であるので、受注サーバ3
は配送情報を複数の運送会社の運送可能な運送車両のう
ち客の運送対象物を取引先に最も近い運送車両(受任運
送車両)の受任端末に送信することができる。即ち、客
60が通常と異なる場所(不慣れな場所)にいる場合で
あっても、24時間営業の店舗52に入るにより、発注
情報を24時間営業の店舗内にある発注端末2を介して
受注サーバ3に送信することができる。これにより、発
注端末2(受注サーバ3)が客60(52)の代わりに
複数の運送会社の運送可能な運送車両のうち客の運送対
象物を取引先33に最も近い運送車両(受任運送車両)
特定することになる。換言すれば、客60(52)が運
送対象物の取引先32に最も近い運送車両を発注端末2
(受注サーバ3)を介して容易に特定できるという利点
がある。
【0097】尚、24時間営業の店舗とは、換言すれ
ば、客の運送対象物を24時間預かる手段を備える店舗
である。
【0098】また本実施の形態2の複数の運送車両の少
なくとも一以上の車両が、主として客を乗車先から下車
先に乗せる車両であることを特徴とする。
【0099】この実施の形態によれば、運送車両が運送
対象物を取引先から届け先に直接運送する運送車両2
0、21のほか、主として客を乗車先から下車先に乗せ
る車両22(タクシー)である。例えば、運送対象物を
取引先から届け先に直接運送する運送車両の所望の期間
(運送車両が運送可能な期間)は、運送車両20、21
が運送対象物を届け先に直接運送した後から新たな運送
対象物の運送を受任する前までの期間等である。一方、
主として客を乗車先から下車先に乗せる車両の所望の期
間(車両が運送可能な期間)は、車両22が客を下車先
まで乗せた(客を下車先で降ろした)後新たな客を乗せ
る前までの期間等である。
【0100】ここで、一例を挙げれば、運送車両21が
運送可能な期間が長い場合、即ち運送車両21が運送対
象物を届け先40に直接運送した後に長時間が経過する
と、運送車両21は運送会社10の敷地内11に戻って
待機することになる。その結果として、運送可能な運送
車両20、21が運送会社の敷地内に集中することにな
るので、運送可能な運送車両21が客の運送対象物を取
引先31の近くにいる確率が下がることになる。一方、
主として客を乗車先から下車先に乗せる車両が運送可能
な期間が長い場合、即ち車両22が客を下車先まで乗せ
た後に長時間が経過しても、車両22は新たな客60の
乗せるために路上を走ることになる。その結果として、
運送可能な車両22が分散することになるので、運送可
能な車両22が客の運送対象物を取引先31の近くにい
る確率が上がることになる。これにより、運送車両(主
として客を乗車先から下車先に乗せる車両)22は客の
求めに応じて確実に早く運送できるという利点がある。
【0101】尚、主として客を乗車先から下車先に乗せ
る車両22とは、例えば、タクシーである。タクシーは
主として客を乗車先から下車先に乗せるとともに、所望
の期間に物を運送することもできる。加えて、主として
客を乗車先から下車先に乗せる車両が、深夜営業をして
いる場合を考察する。深夜は路上にいる客60が少ない
ので、深夜営業をしている車両22は路上を更に走るこ
とになる。即ち、主として客を乗車先から下車先に乗せ
る車両22が長い期間運送可能であるので、運送可能な
車両22が客の運送対象物を取引先52の近くにいる確
率が更に上がることになる。これにより、運送車両(主
として客を乗車先から下車先に乗せる車両22)は客の
求めに応じて一層確実に早く運送できるという利点があ
る。
【0102】尚、深夜とは、午後一○時から午前五時ま
で、若しくは午後一一時から午前六時までをいう。
【0103】
【発明の効果】上述のように本発明は、自己の現在位置
情報を回線を介して受注サーバに定期的に送信する送信
手段と前記送信手段が所望の期間にのみ前記自己の現在
位置情報を送信可能とする制御手段と客の運送対象物の
取引先の位置及び届け先の位置を含む配送情報を前記回
線を介して前記受注サーバから受信する手段とを備え、
運送対象物を取引先から届け先に直接運送する複数の運
送車両の受任端末と、前記客の運送対象物の取引先の位
置及び届け先の位置を含む発注情報を前記回線を介して
受注サーバに送信する手段を備え、客の運送対象物を発
注する複数の発注端末と、前記自己の現在位置情報を前
記回線を介して前記複数の運送車両の受任端末のそれぞ
れから受信して前記複数の運送車両の現在位置情報のそ
れぞれを特定する手段と前記発注情報を前記回線を介し
て前記複数の発注端末のそれぞれから受信して前記客の
運送対象物の取引先の位置のそれぞれ及び届け先の位置
のそれぞれを特定する手段と前記複数の運送車両の現在
位置情報のそれぞれのうち前記客の運送対象物の取引先
の位置のそれぞれに最も近い運送車両の現在位置情報の
運送車両を受任運送車両として特定する手段と前記配送
情報を前記回線を介して前記受任運送車両として特定し
た運送車両の受任端末のそれぞれに送信する手段とを備
え、客の運送対象物を受注する受注サーバと、から構成
されてなる。
【0104】係る構成により、配送情報を複数の運送可
能な運送車両のうち客の運送対象物を取引先に最も近い
運送車両(受任運送車両)の受任端末に送信する。一
方、受任運送車両は、運送会社の敷地内で待機する期間
に運送対象物の運送を受任した時の位置(運送会社の敷
地内)から常に運送対象物を取引先に行くのではなく、
所望の期間(運送車両が運送可能な期間)に運送対象物
の運送を受任した時の位置(運送対象物の取引先に最も
近い運送車両の現在位置)から運送対象物を取引先に行
くことができる。これにより、運送車両が運送対象物の
運送を受任した時の位置(運送対象物の取引先に最も近
い運送車両の現在位置)から運送対象物を取引先に行く
時間を短くできるので、運送車両(受任運送車両)は客
の求めに応じて早く運送できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の運送システムの構成
例を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1の実施例を説明する街
を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態2の運送システムの構成
例を示すブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態2の実施例を説明する街
を示す図である。
【符号の説明】
1 受任端末 2 発注端末 3 受注サーバ 4 端末 5 回線 10 運送会社 11 運送会社の敷地 20、21、22 運送車両又は車両 30、31、32 取引先 40、41、42 届け先 50、51、52、60 客
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−105613(JP,A) 特開 平11−139540(JP,A) 特開 平11−328573(JP,A) 特開 平11−100107(JP,A) 特開 平9−330354(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 61/00 B65G 1/00 - 1/20 G06F 17/60

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己の現在位置情報を回線を介して受注
    サーバに定期的に送信する送信手段と前記送信手段が
    所望の期間にのみ前記自己の現在位置情報を送信可能と
    する制御手段と客の運送対象物の取引先の位置及び届
    け先の位置を含む配送情報を前記回線を介して前記受注
    サーバから受信する手段とを備え、運送対象物を取引先
    から届け先に直接運送する複数の運送車両の受任端末
    と、 前記客の運送対象物の取引先の位置及び届け先の位置を
    含む発注情報を前記回線を介して受注サーバに送信する
    手段を備え、客の運送対象物を発注する複数の発注端末
    と、前記自己の現在位置情報を前記回線を介して前記複
    数の運送車両の受任端末のそれぞれから受信して前記複
    数の運送車両の現在位置情報のそれぞれを特定する手段
    前記発注情報を前記回線を介して前記複数の発注端
    末のそれぞれから受信して前記客の運送対象物の取引先
    の位置のそれぞれ及び届け先の位置のそれぞれを特定す
    る手段と前記複数の運送車両の現在位置情報のそれぞ
    れのうち前記客の運送対象物の取引先の位置のそれぞれ
    に最も近い運送車両の現在位置情報の運送車両を受任運
    送車両として特定する手段と前記配送情報を前記回線
    を介して前記受任運送車両として特定した運送車両の受
    任端末のそれぞれに送信する手段とを備え、客の運送対
    象物を受注する受注サーバと、 から構成されており、 前記複数の運送車両の少なくとも一以上の車両が、主と
    して客を乗車先から下車先に乗せる車両であることを特
    徴とする 運送システム。
  2. 【請求項2】 前記複数の発注端末のそれぞれが、受注
    サーバによって前記受任運送車両として特定された運送
    車両が前記客の運送対象物の取引先から運送する旨の運
    送開始情報を前記回線を介して前記受注サーバに送信す
    る手段を備え、 前記受注サーバが、前記運送開始情報を前記回線を介し
    て受信する手段を備えることを特徴とする請求項1に記
    載の運送システム。
  3. 【請求項3】 前記複数の運送車両の受任端末のそれぞ
    れが、前記客の運送対象物の届け先に運送した旨の運送
    完了情報を前記回線を介して前記受注サーバに送信する
    手段を備え、 前記受注サーバが、前記運送完了情報を前記回線を介し
    て受信する手段を備えることを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載の運送システム。
  4. 【請求項4】 前記発注情報及び前期配送情報のそれぞ
    れが、前記客の電子メールアドレス先の情報を更に含
    み、 前記受注サーバが、前記発注情報を前記回線を介して前
    記複数の発注端末のそれぞれから受信して前記客の電子
    メールアドレス先を特定する手段を備え、 前記複数の運送車両の受任端末のそれぞれが、前記運送
    完了情報を前記回線を介して前記受注サーバに送信する
    ともに、前記運送完了情報を前記回線を介して前記客の
    端末に電子メールによって送信する手段を備えることを
    特徴とする請求項3に記載の運送システム。
  5. 【請求項5】 前記複数の運送車両が、複数の運送会社
    の運送車両であることを特徴とする請求項1から請求項
    4の何れか一に記載の運送システム。
  6. 【請求項6】 前記主として客を乗車先から下車先に乗
    せる車両が、深夜営業をしていることを特徴とする請求
    1から請求項5の何れか一に記載の運送システム。
  7. 【請求項7】 前記客の運送対象物の取引先の位置及び
    /又は届け先の位置が、24時間営業の店舗内であるこ
    とを特徴とする請求項1から請求項の何れか一に記載
    の運送システム。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7の何れか一に記載
    の運送システムに備えられることを特徴とする受任端
    末。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項7の何れか一に記載
    の運送システムに備えられることを特徴とする受注サー
    バ。
  10. 【請求項10】 請求項に記載の受注サーバに、客の
    運送対象物の取引先の位置及び届け先の位置を含む発注
    情報を回線を介して送信する手段を備え、客の運送対象
    物を発注する発注端末。
  11. 【請求項11】 請求項に記載の受任端末に係る受注
    サーバに、客の運送対象物の取引先の位置及び届け先の
    位置を含む発注情報を回線を介して送信する手段を備
    え、客の運送対象物を発注する発注端末。
  12. 【請求項12】 所望の期間にのみ自己の現在位置情報
    のそれぞれが、回線を介して運送対象物を取引先から届
    け先に直接運送する複数の運送車両の受任端末のそれぞ
    れから受注サーバに定期的に送信される第一のステップ
    と、 前記自己の現在位置情報が前記回線を介して前記複数の
    運送車両の受任端末のそれぞれから前記受注サーバに受
    信され、前記複数の運送車両の現在位置情報のそれぞれ
    が特定される第二のステップと、 客の運送対象物の取引先の位置及び届け先の位置を含む
    発注情報が、前記回線を介して客の運送対象物を発注す
    る発注端末から前記受注サーバに送信される第三のステ
    ップと、 前記客の運送対象物の取引先の位置及び届け先の位置を
    含む発注情報が前記回線を介して前記発注端末から前記
    受注サーバに受信され、記客の運送対象物の取引先の位
    置及び届け先の位置が特定される第四のステップと、 前記複数の運送車両の現在位置情報のそれぞれのうち前
    記客の運送対象物の取引先の位置に最も近い運送車両の
    現在位置情報の運送車両が、受任運送車両として特定さ
    れる第五のステップと、 客の運送対象物の取引先の位置及び届け先の位置を含む
    配送情報が、前記回線を介して前記受注サーバから前記
    受任運送車両として特定した運送車両の受任端末に送受
    信される第六のステップとを含み、 前記複数の運送車両の少なくとも一以上の車両が、主と
    して客を乗車先から下車先に乗せる車両であることを特
    徴とする 運送方法。
  13. 【請求項13】 前記第六のステップ後、受注サーバに
    よって前記受任運送車両として特定された運送車両が前
    記客の運送対象物の取引先から運送する旨の運送開始情
    報が、前記回線を介して前記発注端末から前記受注サー
    バに送受信される第七のステップを更に含むことを特徴
    とする請求項12に記載の運送方法。
  14. 【請求項14】 前記第六のステップ後、前記客の運送
    対象物の届け先に運送した旨の運送完了情報が、前記回
    線を介して前記受注サーバによって前記受任運送車両と
    して特定された運送車両の受任端末から前記受注サーバ
    に送受信される第八のステップを更に含むことを特徴と
    する請求項12又は請求項13に記載の運送方法。
  15. 【請求項15】 前記発注情報及び前期配送情報のそれ
    ぞれが、前記客の電子メールアドレス先の情報を更に含
    み、 前記第三のステップ後前記第六のステップ前に、前記発
    注情報が前記回線を介して前記発注端末から前記受注サ
    ーバに受信され、前記客の電子メールアドレス先が特定
    されるステップと、 前記第八のステップが実行されるとともに、前記運送完
    了情報が、前記回線を介して前記受注サーバによって前
    記受任運送車両として特定された運送車両の受任端末か
    ら前記客の端末に電子メールによって送受信されるステ
    ップとを更に含むことを特徴とする請求項14に記載の
    運送方法。
  16. 【請求項16】 前記複数の運送車両が、複数の運送会
    社の運送車両であることを特徴とする請求項12から請
    求項15の何れか一に記載の運送方法。
  17. 【請求項17】 前記主として客を乗車先から下車先に
    乗せる車両が、深夜営業をしていることを特徴とする請
    求項13から請求項16の何れか一に記載の運送方法。
  18. 【請求項18】 前記客の運送対象物の取引先の位置及
    び/又は届け先の位置が、24時間営業の店舗内である
    ことを特徴とする請求項14から請求項17の何れか一
    に記載の運送方法。
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