JP2006151658A - 即日配達gps - Google Patents

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JP2006151658A JP2004347878A JP2004347878A JP2006151658A JP 2006151658 A JP2006151658 A JP 2006151658A JP 2004347878 A JP2004347878 A JP 2004347878A JP 2004347878 A JP2004347878 A JP 2004347878A JP 2006151658 A JP2006151658 A JP 2006151658A
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Abstract

【課題】 従来行われている配達状況確認サービスでは、商品を倉庫から出荷した、とか、各地の物流センターに商品が到着した、とか、配達自動車に集荷した等、いわば点に関する情報のみしか利用者は知ることができず、実際に運搬自動車などによって商品が配達されるまでの配達状況について、詳細な情報を利用者が入手することができなかった。
【解決手段】 商品配送体と、配達状況確認サーバとからなる配達状況確認システムを提供する。配達状況確認サーバは、前記商品配送体のから送信された経度・緯度情報に基づいて顧客から配送を要求された商品の配送経路中での位置を示す情報である商品ポジション情報を取得する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、配達状況確認システムに関するものである。
近年、通信を利用した商品の販売経路が拡大化しており、購入した商品の配達状況を、インターネットなどを介して逐次確認できるサービスが一般的に行われている。具体的には、現時点での購入商品の所在場所や、集荷作業や移送作業などの各配達ステップなどについて、利用者が随時確認できるサービスとなっている。これにより、商品の配送の流れが一目でわかるようになり、利用者に対して安心感を与えることができ、通信を利用した商品販売の利用規模が拡大している。
しかしながら、従来の方法で開示できる配達状況とは、例えば、在庫が保管されている倉庫から商品を確保したとか、倉庫から各地区ごとに存在している物流センターへ移送したとか、その後配達用のトラックに積荷を行ったとか等についての情報であり、いわば点についての情報しか利用者は知ることができなかった。換言すれば、利用者にとっては、配達用のトラックが物流センターを出発したという情報は入手することができても、その後のトラックの具体的な位置情報などは入手できず、実際に商品が何時頃に届くかなどといった最も関心の高い情報を入手することができず、利用者の視点に立ったシステムとなっていなかった。
また、特許文献1では、配達用のバイクに位置情報端末機を搭載し、当該位置情報端末機から無線送信された位置情報に基づいて各配達用バイクの現在位置を求め、当該配達用バイクの位置データを地図データ上に合成させた画像データを提供する配達システムに関する技術が開示されている。しかしながら、特許文献1にて開示されている技術は、注文を受けた店舗に近い場所にいる配達用バイクを調べ、当該配達用バイクに対して配達要請の通知を行うという技術であって、商品を注文した利用者が、当該商品が到着することをリアルタイムで確認することはできなかった。
特開2004−131271号公報
従来行われている配達状況確認サービスでは、商品を倉庫から出荷した、とか、各地の物流センターに商品が到着した、とか、配達自動車に集荷した等、いわば点に関する情報のみしか利用者は知ることができず、実際に運搬自動車などによって商品が配達されるまでの配達状況について、詳細な情報を利用者が入手することができなかった。従って、商品の注文をした利用者の最も関心の高い情報である商品の配達状況について、リアルタイムで確認することができず、利用者の視点に立った配達状況確認システムが構築されていないという課題があった。また、実際の商品の到着時刻が不明瞭なため、利用者は商品の到着予定時間帯は自宅等で待機していなければならず、時間の有効活用ができていなかった。
そこで、本発明においては、かかる問題点を解決するために、商品配送体と、配達状況確認サーバとからなる配達状況確認システムを提供する。商品配送体は、自身の経度・緯度情報を取得する経度・緯度情報取得部と、前記経度・緯度情報取得部が取得した経度・緯度情報を、自身を識別する配送体識別情報と関連付けて送信する経度・緯度情報送信部と、を有する。配達状況確認サーバは、前記商品配送体の経度・緯度情報送信部から送信された経度・緯度情報に基づいて顧客から配送を要求された商品の配送経路中での位置を示す情報である商品ポジション情報を取得する商品ポジション情報取得部と、前記商品ポジション情報取得部で取得した商品ポジション情報を蓄積する商品ポジション情報蓄積部と、前記商品ポジション情報取得部で取得した商品ポジション情報の出力要求を受け付ける商品ポジション情報出力要求受付部と、前記商品ポジション情報出力要求受付部で受け付けた出力要求で示される商品の商品ポジション情報を前記商品ポジション情報蓄積部から取得して出力する商品ポジション情報出力部と、を有する。
本発明の商品配送体は、配送を要求される商品を供給する商品供給場所から商品ピックアップをするためのピックアップ指示情報と、ピックアップ指示情報にてピックアップする商品を配送する場所である配送場所に商品を配送するためのデリバリー指示情報とを受け取って、ピックアップした後、荷下しすることなく配送するための商品配送体であってもよい。
また、前記商品配送体は、ピックアップ指示情報と、デリバリー指示情報とを受信するための指示情報受信部を有していてもよい。
前記配達状況確認サーバは、前記指示情報を出力するための指示情報出力部を有していてもよい。
前記ピックアップ指示情報および、前記デリバリー指示情報は、商品供給場所及び配送場所の経度・緯度情報を含み、前記配達状況確認サーバは、前記商品配送体の経度・緯度情報送信部から送信された経度・緯度情報に基づいて顧客から配送を要求された商品のデリバリーの完了又は、未了を示す情報であるデリバリー完了情報を取得可能である商品デリバリー完了未了推定部を有していてもよい。
前記配達状況確認サーバは、配送場所での受取人不在などを示す情報である受取不可能情報を取得する受取不可能情報取得部と、前記受取不可能情報取得部で取得した受取不可能情報に応じて前記商品デリバリー完了未了推定部で取得されるデリバリー完了情報を補正する補正部をさらに有していてもよい。
前記商品配送体は、ピックアップ指示情報に基づいて商品供給場所から商品ピックアップを実行したことを示すピックアップ実行情報を送信するピックアップ実行情報送信部と、デリバリー指示情報に基づいて配送場所に商品のデリバリーを実行したことを示すデリバリー実行情報を送信するデリバリー実行情報送信部と、を更に有し、前記配達状況確認サーバは、前記商品配送体のピックアップ実行情報送信部から送信されるピックアップ実行情報と、前記商品配送体のデリバリー実行情報送信部から送信されたデリバリー実行情報と、に基づいて商品の配送完了を示す商品配送完了情報を取得する商品配送完了情報取得部を、さらに有していてもよい。
本発明の配達状況確認システムにおいては、商品を配達する商品配送体から送信される緯度・経度情報に基づいて商品の配送経路中の位置を示す情報を出力することが可能となるため、商品の注文を行った利用者がリアルタイムで当該商品の配達状況を確認することができる。これにより、利用者は商品の現実の到着時刻を推測できるため、空き時間を有効活用することが可能となる。
また、前記商品配送体は、ピックアップ指示情報と、デリバリー指示情報とを受け取って、商品をピックアップした後、荷下しすることなく配送することが可能であるため、物流センターなどに一旦商品を集約せずに即日で配達を行うことができる。これにより、利用者は注文を行った当日に商品がピックアップされ、その後商品が自宅などに即日配達される様子をリアルタイムで確認することが可能となる。
また、本発明においては、実際に注文を出してから、商品が届くまでの配達状況をリアルタイムで確認することが可能できるため、利用者の好奇心を刺激し、リピーターの確保をすることができるといった間接的な効果を発生させることができる。
以下に、各発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
なお、以下の実施形態と請求項の関係は次の通りである。実施形態1は、主に請求項1、8などについて説明する。実施形態2は、主に請求項2、3などについて説明する。実施形態3は、主に請求項4などについて説明する。実施形態4は、主に請求項5などについて説明する。実施形態5は、主に請求項6などについて説明する。実施形態6は主に請求項7などについて説明する。
<<実施形態1>>
<実施形態1の概要>
図1は実施形態1における概念図の一例を示すものである。配達自動車は、自身の経度・緯度の情報を配達状況確認サーバに送信しながら、商店で集荷した商品を、利用者の家に配達する。配達状況確認サーバでは、配達自動車の位置情報に基づいて商品の配達状況を取得する。そして、利用者は配達状況確認サーバにアクセスすることで、注文商品の配達状況をリアルタイムで確認することが可能となる。
<実施形態1の構成>
本実施形態の機能ブロック図の一例を図2に示す。図2に示す本実施形態の「配達状況確認システム」(0200)は、「商品配送体」(0210)と、「配達状況確認サーバ」(0220)と、からなる配達状況確認システムである。商品配送体(0210)は、「経度・緯度情報取得部」(0211)と、「経度・緯度情報送信部」(0212)と、を有する。配達状況確認サーバ(0220)は、「商品ポジション情報取得部」(0221)と、「商品ポジション情報蓄積部」(0222)と、「商品ポジション情報出力要求受付部」(0223)と、「商品ポジション情報出力部」(0224)と、を有する。
<実施形態1の構成の説明>
最初に「商品配送体」(0210)の構成について説明する。商品配送体(0210)とは、商品を配送する手段となるもの全般のことを示している。商品配送体の一例としては、自動車やバイクや自転車などの陸路用の配送手段であってもよいし、船舶や飛行機などの海路や空路用の配送手段であってもよい。また、商品配送体とは既存のものに限定されるわけではなく、商品を配送することが可能であれば全て含まれる。例えば、SEGWAY(登録商標)のように、法律等の問題で現時点では公道を通れないものであっても、将来的に許可が降りた場合には商品を配送することが可能となるため、商品配送体に含まれる。また、商品配送体は人間であってもよく、飛脚のように車などの移動手段を介さずに商品を配送してもよい。
「経度・緯度情報取得部」(0211)は、自身の経度・緯度情報を取得する。自身とは、商品配送体(0210)自身のことを示している。経度・緯度情報とは、地球上の位置を表す座標についての情報などのことであり、自身の位置を客観的に明示する情報全般を示すものである。経度・緯度情報は、例えば「北緯35度、東経139度」のように緯度や経度を直接示す情報であってもよいし、あるいは、「数寄屋橋交差点から南に20メートル」のように、地理的にユニークな表現を示す情報であってもよい。前者の場合には情報量が少なくて済むというメリットがあり、後者の場合には、情報自体が非常に有益であるというメリットがある。自身の緯度・経度情報を取得する方法一例としては、GPS(Global Positioning System)のように人工衛星を利用して自分が地球上のどこにいるのかを正確に割り出す方法であってもよいし、携帯電話の基地局などを利用して自身の位置を割り出す方法であってもよい。なお、本実施形態における緯度・経度情報を取得する方法としては、GPSを利用するものが望ましい。リアルタイムで位置情報を確認するためには、緯度・経度情報はより精度の高い情報であることが必要であるからである。
「経度・緯度情報送信部」(0212)は、前記経度・緯度情報取得部(0211)が取得した経度・緯度情報を、自身を識別する配送体識別情報と関連付けて送信する。配送識別情報とは、商品配送体を識別することが可能な情報全てを含むものである。配送識別情報は、例えば商品配送体のID番号であってもよいし、商品配送体内に設置されたGPS機能付きの携帯電話の電話番号であってもよいし、IPアドレスなどであってもよい。あるいは、自動車などのナンバープレートであってもよい。経度・緯度情報を、配送体識別情報と関連付けて送信することによって、当該商品配送体の位置情報を逐次知らせることができるため、配達状況をリアルタイムで伝えることが可能となる。経度・緯度情報を送信する方法としては、無線を通じて送信を実行してもよいし、有線を介して送信を実行してもよい。経度・緯度情報送信部の具体例としては、GPS機能付きのカーナビや携帯電話などが挙げられる。
次に、配達状況確認サーバ(0220)の構成について説明する。「商品ポジション情報取得部」(0221)は、前記商品配送体の経度・緯度情報送信部(0212)から送信された経度・緯度情報に基づいて顧客から配送を要求された商品の配送経路中での位置を示す情報である商品ポジション情報を取得する。顧客からの配送の要求方法としては、例えば、顧客がPCなどの端末装置から配送希望商品を要求してもよいし、デジタルテレビのように双方向通信が可能な装置から配送希望商品を要求してもよい。また、電話やFAXなどによって配達希望商品を要求してもよいし、あるいは、寝具などの大型商品を購入して後日配送してもらうような場合には、実店舗の店頭で配達希望商品を要求してもよい。
商品ポジション情報とは、経度・緯度情報に基づいて顧客からの配送を要求された商品の配送経路中での位置を示す情報である。商品配送体から経度・緯度情報が逐一送信されてくるため、配送中の商品の現在位置を瞬時に把握できる。なお、商品ポジション情報は、例えば商品供給場所から商品配送体に商品を積み込むまでは発生し得ない情報である。何故なら、実際に商品を積み込むまでは、多数の同一商品から配送対象の商品を特定することができないからである。逆に言えば、商品ポジション情報とは、商品配送体が商品供給場所を通過後には少なくとも生成されていなければならない情報である。このような商品ポジション情報の性質を考慮すると、本実施形態における商品ポジション情報は、商品供給場所を通過した時点で自動的に生成されることが望ましい。自動的に生成されるとは、例えば、配送対象の商品を商品供給場所から商品配送体に積み込む際に、ICタグを当該商品に付することによって生成される場合が挙げられる。より具体的に説明すると、まずICタグには配送体識別情報が含まれており、当該ICタグを配送予定の商品に付することによって商品配送体と配送商品との関連付けを行う。かかる関連付けにより、配送商品が積み込まれている商品配送体を特定することができる。以上のような処理を行って商品配送体を特定した場合には、商品を積み込んだ時点で商品ポジション情報は自動的に生成されることになる。従って、商品ポジション情報は商品供給場所を通過したした時点で自動的に生成されていることになる。
このように、商品の配送経路中の位置を示す情報である商品ポジション情報を取得する点が本発明の最大の特徴である。商品ポジション情報を利用することで、はじめて商品の配達状況をリアルタイムに提供することが可能となるからである。
また、商品の配送経路は、事前に確定していることが望ましい。配送経路が確定していることで、配達状況確認サーバにおいて商品の到着時刻を予測することが容易となるからである。また、商品の配送経路は一筆書きとなるような経路であることが望ましい。一筆書きとなるような経路であれば、商品をピックアップしたかどうかの判断するための処理が簡略化できるからである。
商品ポジション情報を取得する方法としては、例えば、受注商品と、当該受注商品を配送中の商品配送体とを関連付け、当該商品配送体からの緯度・経度情報をもって、商品の配送経路中での位置を取得することなどが挙げられる。また、受注商品を商品配送体に積み込む際にICタグを付しておき、当該ICタグと商品配送体の配送体識別情報とを関連付けることによって、商品ポジション情報を取得してもよい。
「商品ポジション情報蓄積部」(0222)は、前記商品ポジション情報取得部(0221)で取得した商品ポジション情報を蓄積する。商品ポジション情報を蓄積する例としては、新たな商品ポジション情報を取得した場合には、以前の商品ポジション情報を上書きして、常に最新の商品ポジション情報のみを蓄積する場合や、あるいは、当該商品の配送要求を受けてから、配送が完了するまでに取得する商品ポジション情報を全て蓄積する場合などが挙げられる。商品ポジション情報蓄積部の一例としては、磁気ディスクやCD−ROM、CD−R/RW、MO、MD、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW等の光ディスクなどが挙げられる。
「商品ポジション情報出力要求受付部」(0223)は、前記商品ポジション情報取得部(0221)で取得した商品ポジション情報の出力要求を受け付ける。商品ポジション情報の出力要求は、何処から要求されてもよい。例えば、商品の注文を行った利用者が、当該商品が無事に相手方に届いたかどうかを確認するために出力要求する場合もあるし、あるいは、配送先の利用者が、何時頃に到着するかを確認するために、出力要求する場合もあるからである。出力要求はインターネットを介して行われてもよい。
「商品ポジション情報出力部」(0224)は、前記商品ポジション情報出力要求受付部(0223)で受け付けた出力要求で示される商品の商品ポジション情報を前記商品ポジション情報蓄積部から取得して出力する。出力先は自宅に固定されているデスクトップ型のPCであってもよいし、携帯電話やPDCなどのモバイル端末であってもよい。商品ポジション情報を出力する一例としては、配達状況確認サーバ内において、配達先近辺の地図と、商品ポジション情報とを関連付けて、配達先近辺の地図上に商品配送体の位置を表示させた画面を出力する場合や、あるいは、商品ポジション情報に含まれる緯度・経度情報を、出力要求を行ったものに対してそのまま出力する場合などが挙げられる。前者の配達先近辺の地図を出力する場合には、商品配送体の配送経路についても合わせて出力することが望ましい。更には、道路交通情報などと連動させて配送経路の渋滞情報などについても合わせて出力することが望ましい。これは、例えば、商品配送体の配送経路にて事故があって渋滞が発生している場合には、当該配送状況を確認した利用者自らが商品配送体の位置まで取りに行くという選択をすることも可能となるからである。このように商品ポジション情報を出力することで、利用者は配送中の商品の現在位置をリアルタイムで把握することが可能となる。
本件発明の構成要素である各部は、ハードウエア、ソフトウエア、ハードウエアとソフトウエアの両者、のいずれかによって構成される。たとえば、これらを実現する一例として、コンピュータを利用する場合には、CPU、メモリ、バス、インターフェイス、周辺装置などから構成されるハードウエアと、これらのハードウエア上にて実行可能なソフトウエアを挙げることができる。具体的には、メモリ上に展開されたプログラムを順次実行することで、メモリ上のデータや、インターフェイスを介して入力されるデータの加工、蓄積、出力などにより各部の機能が実現される(本明細書の全体を通じて同様である。)。
なお、本明細書においては、「配達」と「配送」とは同義語として用いているものである。
<実施形態1の具体例の説明>
本実施形態の具体例について図3を用いて説明する。図3は本実施形態における具体的機能ブロック図の一例を示すものである。
ここでは、既に利用者から商品の注文や配達先に関する要求がされており、かかる配達内容についての情報が商品配送体(0300)に対して送信され、商品配送体(0300)は当該商品の集荷作業を完了して、配達先へ配送途中であるものとして説明する。
商品配送体(0300)の緯度・経度情報取得部(0311)は、緯度・経度情報Aとして、「北緯35度40分28秒1234、東経139度45分41秒1234」という位置情報を取得している。当該緯度・経度情報Aは、商品配送体(0300)の現在の位置情報を示している。緯度・経度情報送信部(0312)は、当該緯度・経度情報Aを配達状況確認サーバ(0320)に対して送信する。
配達状況確認サーバ(0320)の商品ポジション情報取得部(0321)は、前記緯度・経度情報送信部(0312)から送信された緯度・経度情報Aを取得する。そして、当該緯度・経度情報Aを送信した商品配送体(0310)によって配送されている商品Xと、当該緯度・経度情報Aとを関連付けることで商品ポジション情報Bを取得する。その後、商品ポジション情報蓄積部(0322)にて、当該商品ポジション情報Bが蓄積される。
商品ポジション情報出力要求受付部(0323)にて、商品Xの出力要求を受け付けた場合には、商品ポジション情報出力部(0324)において、商品ポジション情報蓄積部(0322)から商品ポジション情報Bを取得して、要求をした利用者に対して出力する。
図4は、商品ポジション情報Bを出力した場合の表示画面の一例を示す図である。図4の表示画面は、例えば商品Xに対応した配達状況確認サーバのURLを利用者に知らせて、利用者が当該URLにアクセスした際に表示される画面の一部である。つまり、図4で示す出力画面は、配達状況確認サーバにて作成処理を行ったものである。図4では、商品の配達先の近隣図と、商品ポジション情報とが合わせて表示されている。図4で示すように、配送体αの現在位置(041)が黒星で強調表示されており、配送体αが商品Xを配送先(044)に届けるまでの途中経過が一目で視認できるようになっている。これにより、利用者は商品の配送経路中の位置をリアルタイムで知ることができる。なお、利用者が再度出力を要求した場合には、移動後の配送体αの位置状況を表示することができる。例えば、図4で示す表示画面は、その一定時間前においては、配送体αは点線で示す位置(042)におり、再度出力を要求したために、黒星で示す位置(041)が表示されているものである。このように、利用者が出力要求を繰り返すことで配達状況をその都度確認することも可能であるし、あるいは、一度出力要求を行った場合には、その後は配送体αが配達先(044)に到着するまでの状況を自動で出力し続けるようにしていてもよい。
なお、図4の表示画面は、配送体αの現在位置(041)から配送先(044)までの配送経路(047)についても合わせて表示している。配送経路を表示する方法としては、例えば商品配送体の配送体識別情報と、当該商品配送体の配送経路とを事前に関連付けておくことなどによって表示することが可能となる。
また、図4の表示画面は渋滞地域(046)についても合わせて表示している。渋滞についての情報を表示する方法としては、例えば緯度・経度情報と、当該緯度・経度情報に含まれる地域についての交通情報などを関連付けておくことなどによって表示することが可能となる。このように、渋滞地域(046)や配送経路(047)が合わせて表示されることにより、利用者は商品の配送状況について、より詳細な情報を入手することが可能となる。
次に、図5を用いて商品ポジション情報Bを出力する他の例を説明する。図5で示す表示画面はレーダを示している。そして、当該レーダの中心点は配達先(051)となっており、商品ポジション情報に応じて配送体α(052)が配達先(051)に近づいてくる様子を視認することができる。図5で示す例では、点線で示す位置(054)から、点線で示す位置(053)に移動し、黒星で示す現在位置(052)に移動していることがわかる。このように、過去の位置履歴をそのまま合わせて表示することも可能であるし、あるいは、現在位置(052)だけを表示することも可能である。図5の例は、図4と異なり、商品ポジション情報に含まれる「北緯35度40分28秒1234、東経139度45分41秒1234」といった経度・緯度情報がそのまま利用者側に出力され、利用者側にて当該経度・緯度情報を活用して配達状況を確認できるようになっている。このように、商品ポジション情報の出力は、事情に応じて多種多様に行うことが可能である。図4や図5で示すように、配達状況をリアルタイムで確認することが可能であるため、利用者にとっては配達予定時間帯に自宅に待機している必要がなくなり、空き時間を有効活用することができる。
<実施形態1の処理の流れ>
図6は、実施形態1における処理の流れの一例を示したものである。本実施形態における配達状況確認システムの動作方法は、商品配送体と、配達状況確認サーバと、からなる配達状況確認システムの動作方法である。商品配送体においては、自身の経度・緯度情報を取得する(S0610)。次に、経度・緯度情報を、自身を識別する配送体識別情報と関連付けて送信する(S0611)。かかる処理は配送作業が完了するまで繰り返し行われる。
配達状況確認サーバにおいては、商品配送体から送信された経度・緯度情報に基づいて顧客から配送を要求された商品の配送経路中での位置を示す情報である商品ポジション情報を取得する(S0620)。そして、取得した商品ポジション情報を蓄積する(S0621)。そして、商品ポジション情報の出力要求を受け付け(S0622)、商品ポジション情報の出力要求があった場合には、商品ポジション情報を出力する(S0623)。
<実施形態1の効果>
本実施形態の配達状況確認システムにおいては、商品を配達する商品配送体から送信される緯度・経度情報に基づいて商品の配送経路中の位置を示す情報を出力することが可能となるため、商品の注文を行った利用者がリアルタイムで当該商品の配達状況を確認することができる。これにより、利用者は商品の現実の到着時刻を推測できるため、空き時間を有効活用することが可能となる。
<<実施形態2>>
<実施形態2の概要>
本実施形態の配達状況確認システムは、実施形態1と同様に配達状況をリアルタイムで確認することができるシステムであるが、実施形態1と異なり、即日配達システムに対応している点が特徴である。即日配達システムとは、注文を受けたその日中に配達が完了するシステムのことである。
<実施形態2の構成>
図7は実施形態2における機能ブロック図の一例を示すものである。図7に示す本実施形態の「配達状況確認システム」(0700)は、「商品配送体」(0710)と、「配達状況確認サーバ」(0720)と、からなる配達状況確認システムである。商品配送体(0710)は、「経度・緯度情報取得部」(0711)と、「経度・緯度情報送信部」(0712)と、を有する。配達状況確認サーバ(0720)は、「商品ポジション情報取得部」(0721)と、「商品ポジション情報蓄積部」(0722)と、「商品ポジション情報出力要求受付部」(0723)と、「商品ポジション情報出力部」(0724)と、を有する。
商品配送体(0710)を除いた構成は実施形態1と共通である。
<実施形態2の構成の説明>
商品配送体(0710)を除く構成要件については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
「商品配送体」(0710)は、配送を要求される商品を供給する商品供給場所から商品ピックアップをするためのピックアップ指示情報と、ピックアップ指示情報にてピックアップする商品を配送する場所である配送場所に商品を配送するためのデリバリー指示情報とを受け取って、ピックアップした後、荷下しすることなく配送する。
商品供給場所とは、例えば、倉庫や物流センタなどの在庫が集約されている場所であってもよいし、店舗などのように商品を販売している場所であってもよいし、あるいは、自宅にある荷物などを輸送したいと考えている個人宅のように、必ずしも新品の商品を置いていない場所であってもよい。なお、本実施形態における商品供給場所及び配送場所は、商品配送体の配送経路の巡回範囲にあることが望ましい。商品配送体が一日に複数回に渡って繰返し巡回を行っている範囲内であれば、商品をピックアップしてから配送が完了するまでに時間を要さないため、即日配達を行うことが可能となるからである。
商品ピックアップとは、商品を商品配送体に積荷することなどを示すものである。
「荷下ろしすることなく」とは、商品の配送の途中で荷物を他の配送体に乗せかえること、又は、配送センターに預けることがないことをいう。商品配送体が受け取るピックアップ指示情報と、デリバリー指示情報には、商品供給場所から商品をピックアップする情報と、配送場所に商品を配送する情報のみが含まれている。商品配送体は、このデリバリー指示情報のみに基づいて商品の配送をするので、途中荷下ろしが商品配送体によってなされることはない。つまり、デリバリー指示情報がこのように構成されていること自体が、商品配送体に荷下ろしすることなしでの商品の配送を強制する仕組みとなっている。通常の宅配便などにおける荷物の配送指示が、集配センターなどを含んでいる点で大きく異なる。
このように一度ピックアップした商品を物流センターなどを経由することなく配送することができるため、結果として、即日配達が可能となるばかりでなく、商品の位置を示す情報である商品ポジション情報が簡単に生成可能となる。商品ポジション情報が簡単に生成可能となる理由は、商品配送体の位置のみを関していれば、それに伴って、商品の位置も取得することが出来るからである。
また、「荷下ろしすることなく」とは、ピックアップ指示情報とデリバリー指示情報によってICタグが生成されることにより具現化されていてもよい。つまり、ピックアップ指示情報とデリバリー指示情報とによって商品供給場所や配送先が明確にされるため、これらの指示をICタグに含めることで、警告を発し、荷下ろしを防止することが可能となるからである。例えば、デリバリー指示情報で示されている配送先から離れた場所で荷下ろししようとすると、当該場所は不適当であると判断して警告が出されるため、途中荷下ろしをすることなく配送先に商品を配送することが可能となる。ここで、荷下ろしする場所が不適当であると判断する方法としては、商品配送体の経度・緯度情報と、デリバリー指示情報で示されている配送先の経度・緯度情報とを比較して、所定の範囲以上の差分があった場合には、荷下ろしするには不適当な場所であると判断する方法などが挙げられる。また、警告を発する方法としては、単に警告音を出してもよいし、あるいは、正しい配送先を商品配送体の表示装置などに表示してもよい。
なお、本実施形態の商品配送体は、ピックアップした後、荷下ろしをすることなく配送するため、例えば、配送経路の巡回範囲内に所在している物流センターなどから商品をピックアップすること自体は可能であることはもちろんである。
また、配達の途中で運搬自動車に故障が生じた場合には、代替運搬自動車でその後の配達を遂行するために、一時的に荷下しをすることは当然に起こり得ることであり、荷下ろしすることなく、とは、形式的な荷下しを全て排除することを意図するものではない。
ピックアップ指示情報とデリバリー指示情報を受け取る方法としては、口頭で指示を受け取る方法や、電話やFAXなどで指示を受け取る方法や、メモなどの文書で指示を受け取る方法が挙げられる。
また、図8に示すように、前記商品配送体は、ピックアップ指示情報と、デリバリー指示情報とを受信するための「指示情報受信部」(0813)を更に有していてもよい。指示情報受信部は、メールなどを受信するための装置であってもよいし、あるいは無線などの受信機であってもよい。また、この指示情報受信部や、この受信部にて受信した情報を表示する機能、さらに、情報にメモなどを付け加える機能など、これに関連する周辺機能部も含めて商品配送体に一体に設けられている必要はない。着脱可能に指示情報受信部や周辺機能部が商品配送体に設けられていてもよいし、そもそも全く商品配送体と別体として、商品配送体に単に積載され、置かれているだけであっても良い。一体に設けられている例としてはカーナビゲーションなどにこれらの機能を組み込んだものが考えられ、一体に設けられていない例としては、モバイル端末などが該当する。
ピックアップ指示情報と、デリバリー指示情報は、配達状況確認サーバから送られてもよいし、例えば配達指示装置(図示しない)などのように配達内容を指示する機能を有している装置などから送られてもよい。
<実施形態2の具体例の説明>
図9を用いて実施形態2の具体例を説明する。図9は、本実施形態における具体的機能ブロック図の一例を示すものである。指示情報受信部(0913)を除く具体例については、実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
ピックアップ指示情報Eには、「千代田区有楽町X店」という商品供給場所から、商品である「米5Kg、酒1ダース」をピックアップする指示が含まれているものとする。また、デリバリー指示情報Fには、ピックアップする商品を配送する場所である配送場所「中央区銀座Y社」に商品を配送する指示が含まれているものとする。なお、ピックアップ指示情報Eとデリバリー指示情報Fで示す内容は、いずれも商品配送体(0910)の巡回範囲内の位置情報であるため、当該商品配送体(0910)に対して指示が出されているものである。
商品配送体(0910)は、ピックアップ指示情報Eとデリバリー指示情報Fとを受け取って、ピックアップした後、荷下ろしすることなく配送を行いながら、自身の緯度・経度情報Aを配達状況確認サーバ(0920)に対して送信する。
<実施形態2の処理の流れ>
図10は実施形態2における処理の流れの一例を示す図である。図10で示す配達状況確認システムの動作方法は、ピックアップ指示情報とデリバリー指示情報とを受信するステップ(S1010)を除いては、実施形態1と共通である。商品配送体は、ピックアップ指示情報とデリバリー指示情報を受信し、ピックアップを実行した後に、荷下ろしすることなく配送を実行する。商品配送体は荷下ろしすることなく配送を実行することによって、例えば物流センターなどを経由することなく配送作業に着手することができるため、即日配達を行うことが可能となる。また、即日配達を実行している配達の状況をリアルタイムで確認することが可能であるため、利用者の好奇心を刺激し、リピーターの確保をすることができる。このリアルタイムで確認を可能とするために配達状況確認サーバでは、商品配送体の現在位置と、ピックアップ指示情報に含まれている店舗などの位置と、デリバリー指示情報に含まれている配送先の建物の位置とを利用する。
<実施形態2の効果>
本実施形態においては、前記商品配送体が、ピックアップ指示情報と、デリバリー指示情報とを受け取って、商品をピックアップした後、荷下しすることなく配送することが可能であるため、物流センターなどに一旦商品を集約せずに即日で配達を行うことができる。これにより、利用者は、注文を行った当日に商品がピックアップされ、その後商品が自宅などに即日配達される様子をリアルタイムで確認することが可能となる。
また、本発明においては、実際に注文を出してから、商品が届くまでの配達状況をリアルタイムで確認することが可能であるため、利用者の好奇心を刺激し、リピーターの確保をすることができるといった間接的な効果を発生させることができる。
<<実施形態3>>
<実施形態3の概要>
本実施形態における配達状況確認システムは、実施形態2と同様に商品配送体がピックアップ指示情報とデリバリー指示情報を受け取るものであるが、実施形態2に加えて、前記指示情報が配達状況確認サーバから出力される点が特徴である。
<実施形態3の構成>
図11に実施形態3における機能ブロック図の一例を示す。図11に示す本実施形態の配達状況確認システム(1100)は、「商品配送体」(1110)と、「配達状況確認サーバ」(1120)と、からなる配達状況確認システムである。商品配送体(1110)は、「経度・緯度情報取得部」(1111)と、「経度・緯度情報送信部」(1112)と、「指示情報受信部」(1113)と、を有する。配達状況確認サーバ(1120)は、「商品ポジション情報取得部」(1121)と、「商品ポジション情報蓄積部」(1122)と、「商品ポジション情報出力要求受付部」(1123)と、「商品ポジション情報出力部」(1124)と、「指示情報出力部」(1125)と、を有する。
「指示情報出力部」(1125)を除いた構成は実施形態2と共通である。
<実施形態3の構成の説明>
「指示情報出力部」(1125)を除く構成要件については実施形態2で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
「指示情報出力部」(1125)は、前記指示情報を出力する。前記指示情報とは、ピックアップ指示情報とデリバリー指示情報の両者を示している。配達状況確認サーバ(1120)からピックアップ指示情報とデリバリー指示情報(以下、合わせて「配達指示情報」という。)が出力されるとは、例えば配達状況確認サーバが商品供給場所や配達場所に関する情報を取得していることを示しており、換言すれば、商品供給場所や配達場所についての経度・緯度情報を取得していることを示している。従って、商品ポジション情報を出力する場合においては、商品の配送経路中の位置のみならず、商品供給場所と配送場所の位置情報とを合わせて出力することも可能となり、配達状況をより明瞭に提供することができる。
更には、配達状況確認サーバが商品供給場所と配送場所とを取得しているため、商品の到着予定時刻を算出して利用者に提供することも可能となる。図12を用いて一例を説明する。図12は、配達状況確認サーバにて商品の到着予定時刻を算出することを説明するための図である。商品配送体は、点線で示す商品配送体(1231)の位置から自身の位置情報を送信し、一定時間経過後には、実線で示す商品配送体(1232)の位置から再び自身の位置情報を配達状況確認サーバに送信している。ここで、実線で示した商品配送体(1232)と、点線で示した商品配送体(1231)との位置座標の差分値から、前記一定時間における当該商品配送体の移動速度を取得することができる。また、配送場所(1220)と実線で示した商品配送体(1232)との位置座標の差分値から、到着までの距離を取得することができる。そして、当該商品配送体の移動速度と、到着までの距離とを利用することで、配達状況確認サーバにおいて、商品の配送予定時刻を算出することが可能となる。当該配送予定時刻は、商品ポジション情報を出力する際に合わせて出力してもよい。かかる処理を繰り返し行うことによって、商品の配送予定時刻についてもリアルタイムで利用者に対して伝えることが可能となる。
また、本例においては、配達状況確認サーバは、商品配送体が自身の位置情報を送信するたびに、移動速度を新たに算出することができるため、商品配送予定時刻の補正をリアルタイムで行うことも可能となる。具体例を挙げて説明すると、例えば、赤信号の場合には、移動速度が突如として落ちるだけで、その後は再び通常の速度になるために、大きな補正は不要である。一方、渋滞などの場合には、移動速度が落ちた状態が長く続くため、商品配送予定時刻を遅らせるように補正を行うことも可能である。このように、配送予定時刻を出力する場合には、刻一刻と変化をする交通状況にも柔軟に対応した商品の配送予定時刻を提供することができる。
また、商品配送体は配達指示情報を表示するための配達指示情報表示部を有していてもよい。図13は、商品配送体の運転席の一例である。図13で示すように配達指示情報表示部(1300)は、目視可能な位置に設置されていることが望ましい。配達指示情報表示部(1300)の具体例としては、液晶ディスプレイ(LCD)、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイパネル(PDP)、無機ELなどが挙げられる。また、配達指示情報表示部(1300)は、カーナビの表示装置としても利用可能である。このように配達指示情報表示部を設けることで、配達指示情報を瞬時に確認することが可能となる。
また、配達指示情報表示部には、配達指示情報が繰り返し表示されてもよい。配達指示情報が繰り返し表示されることによって商品配送体に対して注意を喚起し誤配を防止することができる。配達指示情報が繰り返し表示される場合、すなわち、配達状況確認サーバが繰り返し配達指示情報を出力する場合とは、例えば商品配送体が巡回している範囲を外れた緯度・経度情報を送信した場合などである。商品配送体が巡回範囲を外れた経路を移動しているということは、即日配達を遂行できない可能性が高まることを意味している。従って、配達指示情報を再度送ることによって商品配送体に対して注意を喚起し、誤配や遅配を防止することができる。
図14に配達指示情報を出力する場合の一例を示す。図14は、配達状況確認サーバにおいて配達指示情報を出力する処理の流れの一例を示す図である。以下、配達状況確認サーバは、商品配送体の巡回範囲を取得しているものとして説明する。配達状況確認サーバは商品配送体から緯度・経度情報を受信する(S1410)。そして、商品配送体から送信された経度・緯度情報が商品配送体の巡回範囲内であるかどうかを判断する(S1411)。商品配送体から送信された経度・緯度情報が巡回範囲外である場合には、当該商品配送体は正常ルートから外れているため、配達が遅れる可能性がある。従って、商品配送体に配達指示情報を再送する(S1420)。これにより、商品配送体に対して経路を外れているという警告を与えるとともに、商品供給場所や配送場所を再確認させることができる。そして、商品配送体に対しては、配達指示情報を再送する際に、当該配達指示情報を確認したことを示す確認情報を応答として返すように要求する。
次に、配達指示情報再送(S1420)の後に、商品配送体から応答があったかどうかを判断する(S1421)。応答があったかどうかは、一定時間を経過するまでに応答があるかないかで判断してもよい。
商品配送体から応答がない場合には、当該商品配送体に対する警告レベルを上げる(S1430)。警告レベルとは、配送が滞りなく行われるか否かについての危険度を示すものである。警告レベルを上げる一例としては、商品配送体から送信されてくる配送体識別情報に、警告レベルを示す警告情報を関連付ける場合などが挙げられる。このように、商品配送体が巡回範囲外から経度・緯度情報を送信してきた場合には、その都度警告レベルが上がることになるため、繰り返し巡回範囲外から経度・緯度情報を送信してくる商品配送体は、警告レベルが非常に高くなる。
そして、警告レベルが一定の閾値を超えたかどうかを判断する(S1431)。ここで、一定の閾値とは、例えば、数時間も連続して応答がない場合に設定される警告レベルの限度値のことである。警告レベルが一定の閾値を超えた場合には、当該商品配送体は配送作業から離れていると考えられ、配達が完了しない可能性が高い。また、このように巡回範囲を離れている商品配送体では、利用者が注文商品の配達状況を確認した際に、配送場所と大きく離れた位置に商品位置が現れるため、商品が配達されないという懸念を利用者に対して与えてしまう。また、本実施形態においては、商品を荷下ろしすることなく配送することで即日配達をも可能にしているが、巡回範囲を長時間外れた商品配送体では、即日に商品を配送することができない可能性が高まる。従って、警告レベルが一定の閾値を超えた場合には、商品配送体を切り替える(S1432)。
商品配送体を切り替えるとは、例えば、当該商品配送体が配送すべき商品を、別の商品配送体に配送させるようにするために当該商品配送体に対する配達指示情報を別の商品配送体に対して出力することなどをいう。このように商品配送体を切り替えることによって、誤配や遅配などを減少させることが可能となる。
<実施形態3の処理の流れ>
図15に実施形態3における処理の流れの一例を示す。図15に示す本実施形態の配達状況確認システムの動作方法は、配達状況確認サーバがピックアップ指示情報と、デリバリー指示情報とを出力するステップ(S1520)を除いて、実施形態2と同様である。
配達状況確認サーバが、商品配送体に対してピックアップ指示情報と、デリバリー指示情報を出力するため、商品供給場所や商品配送場所についての情報を配達状況確認サーバが把握しており、商品の配達状況を出力する際に地図上に商品供給場所や商品配送場所をも出力するなどの多様な付加情報を付けて出力をすることができる。
<実施形態3の効果>
本実施形態においては、配達状況確認サーバからピックアップ指示情報と、デリバリー指示情報とが出力されるため、配達状況確認サーバが商品配送体に対して配達に関する指示を出力することが明確になった。これにより、商品ポジション情報を出力する場合に、商品の配送経路中の位置のみならず、商品供給場所と配送場所の位置情報とを合わせて出力することが可能となり、配達状況をより明瞭な形で提供することができる。
また、配達状況確認サーバが商品供給場所と配送場所とを把握しているため、商品の到着予定時刻を算出して、利用者に対して提供することも可能となる。
また、商品配送体が自身の巡回範囲を外れた位置から経度・緯度情報を送信した場合には、ピックアップ指示情報と、デリバリー指示情報とを繰り返し出力することで、商品配送体に対して配送経路を外れている旨の注意を喚起することも可能である。更には、繰り返し指示情報を出力しても応答がない場合には、当該商品配送体は本発明の配達状況確認システムにおいて機能しない可能性が高いため、当該商品配送体に対して出力した前記指示情報を、別の商品配送体に対して出力することで、配送作業を完結させることが可能となる。このように商品配送体を切り替えることによって、誤配や遅配などを減少させることが可能となる。これは、商品をピックアップした後に荷下ろしすることなく配送する即日配達を行う本実施形態においてより効果的となる。
<<実施形態4>>
<実施形態4の概要>
本実施形態における配達状況確認システムは、実施形態3に加えて、デリバリーの完了又は未了を示す情報を取得可能な構成を有している。かかる構成により、商品配送体の位置情報だけで配送完了状況を確認することが可能であり、現実に商品を積み込んだ、とか、商品配送が完了した、といった情報がなくても、配達が完了したか否かを把握可能である点が特徴である。
<実施形態4の構成>
図16に実施形態4における機能ブロック図の一例を示す。図16に示す本実施形態の配達状況確認システム(1600)は、「商品配送体」(1610)と、「配達状況確認サーバ」(1620)と、からなる配達状況確認システムである。商品配送体(1610)は、「経度・緯度情報取得部」(1611)と、「経度・緯度情報送信部」(1612)と、「指示情報受信部」(1613)と、を有する。配達状況確認サーバ(1620)は、「商品ポジション情報取得部」(1621)と、「商品ポジション情報蓄積部」(1622)と、「商品ポジション情報出力要求受付部」(1623)と、「商品ポジション情報出力部」(1624)と、「指示情報出力部」(1625)と、「商品デリバリー完了未了推定部」(1626)と、を有する。
「商品デリバリー完了未了推定部」(1626)を除いた構成は実施形態3と共通である。
<実施形態4の構成の説明>
「商品デリバリー完了未了推定部」(1626)を除く各構成要件については実施形態3で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
前記ピックアップ指示情報および、前記デリバリー指示情報は、商品供給場所及び配送場所の経度・緯度情報を含む。
「商品デリバリー完了未了推定部」(1626)は、前記商品配送体(1610)の経度・緯度情報送信部(1612)から送信された経度・緯度情報に基づいて顧客から配送を要求された商品のデリバリーの完了又は、未了を示す情報であるデリバリー完了情報を取得可能である。商品のデリバリーとは、例えば商品をピックアップして、当該ピックアップした商品を配送先に配送するまでの一連の処理のことを示している。
図17は緯度・経度情報に基づいてデリバリーの完了を推定する一例を説明するための概念図である。商品配送体である配送車Xは、商品供給場所A店で商品をピックアップし、配送場所C家に配送を実行する指示を受けているものとする。また、A店及びB店並びに配送車Xの緯度・経度情報についてはそれぞれ配達状況確認サーバにて取得されている。
まず、配送車Xは配送指示を受けて現在位置「3F」から商品供給場所の位置「4C」に移動して、商品をピックアップする。前記商品デリバリー完了未了推定部(1626)では、配送車Xが「4C」の地点に移動したことで、配送商品をピックアップしたと推定する。続いて、配送車Xが配送先であるC家の位置「7F」に移動した場合には、前記商品デリバリー完了未了推定部(1626)は、商品の配送が完了したと推定する。このように、商品供給場所と、配送場所の緯度・経度情報を取得していれば、商品配送体の緯度・経度情報から、デリバリーの完了を推定することが可能となる。従って、多数の商品配送体に対して指示を送信するような配達状況確認サーバでは、商品配送体から配送が完了したという情報を得ることなく、デリバリーの完了を推定できるため、負荷を軽減することができる。
なお、配達状況確認サーバは、デリバリー完了情報を取得「可能」である商品デリバリー完了未了「推定」部を有している。これは、受取人不在の場合などでは、配送先を通過してもデリバリーは完了しないため、常にデリバリーが完了したと判断するわけではないことを明示している。
<実施形態4の処理の流れ>
図18及び図19は、実施形態4における処理の流れの一例を示すものである。図18に示す本実施形態における配達状況確認システムの動作方法は、商品配送体から送信された経度・緯度情報に基づいて顧客から配送を要求された商品のデリバリーの完了又は、未了を示す情報であるデリバリー完了情報を取得するステップ(S1825)を除いては、実施形態3で説明しものと同様である。
また、配達状況確認サーバから出力するピックアップ指示情報と、デリバリー指示情報には、商品供給場所及び配送場所の経度・緯度情報が含まれる。
図19は、図18で示すステップ(S1825)を更に細分化した一例を示すものである。配達状況確認サーバは、商品配送体が商品供給場所を通過したかを判断する(S1910)。商品配送体が商品供給場所を通過した場合には、商品ピックアップの完了を推定する(S1911)。続いて、商品配送体が配送先を通過したかを判断する(S1920)。商品配送体が配送先を通過した場合には、商品デリバリーの完了を推定する(S1921)。
<実施形態4の効果>
本実施形態においては、ピックアップ指示情報と、デリバリー指示情報に含まれている商品供給場所及び配送場所の緯度・経度情報と、商品配送体の緯度・経度情報から、デリバリーが完了したか否かを推定することが可能となる。これにより、実際に配送が完了したという情報を得ることなく、デリバリーの完了を推定できるため、配達状況確認サーバの負荷を軽減することが可能となる。
<<実施形態5>>
<実施形態5の概要>
本実施形態における配達状況確認システムは、実施形態4に加えて、受取人が不在の場合にデリバリー完了情報を補正することが可能である点が特徴である。
<実施形態5の構成>
図20に実施形態5における機能ブロック図の一例を示す。図20に示す本実施形態の配達状況確認システム(2000)は、「商品配送体」(2010)と、「配達状況確認サーバ」(2020)と、からなる配達状況確認システムである。商品配送体(2010)は、「経度・緯度情報取得部」(2011)と、「経度・緯度情報送信部」(2012)と、「指示情報受信部」(2013)と、を有する。配達状況確認サーバ(2020)は、「商品ポジション情報取得部」(2021)と、「商品ポジション情報蓄積部」(2022)と、「商品ポジション情報出力要求受付部」(2023)と、「商品ポジション情報出力部」(2024)と、「指示情報出力部」(2025)と、「商品デリバリー完了未了推定部」(2026)と、「受取不可能情報取得部」(2027)と、「補正部」(2028)と、を有する。
「受取不可能情報取得部」(2027)と、「補正部」(2028)と、を除いた構成は実施形態4と共通である。
<実施形態5の構成の説明>
「受取不可能情報取得部」(2027)と、「補正部」(2028)と、を除く各構成要件については、実施形態4で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
「受取不可能情報取得部」(2027)は、配送場所での受取人不在などを示す情報である受取不可能情報を取得する。受取不可能情報とは、受取人不在の他にも、例えば配送先の住所が存在しない場合や、誤注文である場合など、デリバリーが完了できない場合全般のことを示す情報である。受取不可能情報は、例えば商品配送体(2010)から送信されるものである。
「補正部」(2028)は、前記受取不可能情報取得部(2027)で取得した受取不可能情報に応じて前記商品デリバリー完了未了推定部(2026)で取得されるデリバリー完了情報を補正する。デリバリー完了情報は、実際の配送が完了したか否かに関わらず、経度・緯度情報から一律にデリバリーの完了を示す情報であるため、受取人が不在の場合であっても、デリバリーが完了したと推定しており、現実の配送状況と合致していない場合が起こり得る。このように配達状況確認サーバにて取得しているデリバリー完了情報と、現実の配送状況との不一致を補正することで、正確なデリバリーに関する情報を取得することができ、受取人不在などの例外事項にも柔軟に対応することが可能となる。
<実施形態5の処理の流れ>
図21及び図22に実施形態5における処理の流れの一例を示す。図21に示す本実施形態の配達状況確認システムの動作方法は、配送場所での受取人不在などを示す情報である受取不可能情報を取得するステップ(S2126)と、前記ステップ(S2126)で取得した受取不可能情報に応じてデリバリー完了情報取得ステップ(S2125)で取得されるデリバリー完了情報を補正するステップ(S2127)を除いては、実施形態4で説明したものと同様である。
図22は、図21におけるステップ(S2125、S2126、S2127)を更に細分化した一例を示す図である。商品デリバリーの完了を推定するステップ(S2221)までは、実施形態4で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。配達状況確認サーバは、配送場所での受取人不在などを示す情報である受取不可能情報を取得したかを判断する(S2230)。受取不可能情報を取得した場合には、商品デリバリーの完了又は未了を示す情報であるデリバリー完了情報を補正する(S2231)。
なお、前記デリバリー完了情報補正ステップ(S2231)にてデリバリー完了情報を補正した場合は、商品配送体には配送商品がピックアップされたままの状態となっているため、続く処理では商品のピックアップを推定するステップ(S2210、S2211)には戻らない。
<実施形態5の効果>
本実施形態においては、配達状況確認サーバにおいて、受取人不在などを示す情報である受取不可能情報を取得し、前記受取不可能情報に応じてデリバリー完了情報を補正することが可能となるため、現実の配送状況との不一致を解消し、正確なデリバリーに関する情報を取得することが可能となる。
<<実施形態6>>
<実施形態6の概要>
本実施形態における配達状況確認システムは、実施形態3に加えて商品配送体からピックアップを実行したことを示す情報や、デリバリーを実行したことを示す情報を、配達状況確認サーバに送信することを特徴としている。実施形態4又は5と異なり、商品配送体から配達状況に関する情報が送られてくる点に特徴がある。
<実施形態6の構成>
図23に実施形態6における機能ブロック図の一例を示す。図23に示す本実施形態の配達状況確認システム(2300)は、「商品配送体」(2310)と、「配達状況確認サーバ」(2320)と、からなる配達状況確認システムである。商品配送体(2310)は、「経度・緯度情報取得部」(2311)と、「経度・緯度情報送信部」(2312)と、「指示情報受信部」(2313)と、「ピックアップ実行情報送信部」(2314)と、「デリバリー実行情報送信部」(2315)と、を有する。配達状況確認サーバ(2320)は、「商品ポジション情報取得部」(2321)と、「商品ポジション情報蓄積部」(2322)と、「商品ポジション情報出力要求受付部」(2323)と、「商品ポジション情報出力部」(2324)と、「指示情報出力部」(2325)と、「商品配送完了情報取得部」(2326)と、を有する。
「ピックアップ実行情報送信部」(2314)と、「デリバリー実行情報送信部」(2315)と、「商品配送完了情報取得部」(2326)と、を除いた構成は実施形態3と共通である。
<実施形態6の構成の説明>
「ピックアップ実行情報送信部」(2314)と、「デリバリー実行情報送信部」(2315)と、「商品配送完了情報取得部」(2326)と、を除く各構成要件については、実施形態3で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
「ピックアップ実行情報送信部」(2314)は、ピックアップ指示情報に基づいて商品供給場所から商品ピックアップを実行したことを示すピックアップ実行情報を送信する。ピックアップ実行情報を送信する送信先としては、配達状況確認サーバが挙げられる。また、商品ピックアップを実行とは、商品のピックアップ作業に着手したことを示している。つまり、商品供給場所に到着してピックアップ作業に着手したにもかかわらず、現実的には在庫切れなどで商品をピックアップすることができなかった場合などであっても、商品ピックアップを実行したことに変わりはない。従って、ピックアップ実行情報には、ピックアップ着手の有無と、その結果についての情報が含まれることが望ましい。
「デリバリー実行情報送信部」(2314)は、デリバリー指示情報に基づいて配送場所に商品のデリバリーを実行したことを示すデリバリー実行情報を送信する。デリバリー実行情報も、ピックアップ実行情報と同様に、デリバリーの着手の有無と、その結果についての情報が含まれることが望ましい。
「商品配送完了情報取得部」(2326)は、前記商品配送体(2310)のピックアップ実行情報送信部(2314)から送信されるピックアップ実行情報と、前記商品配送体(2310)のデリバリー実行情報送信部(2315)から送信されたデリバリー実行情報と、に基づいて商品の配送完了を示す商品配送完了情報を取得する。
ピックアップ実行情報と、デリバリー実行情報には、それぞれピックアップやデリバリーの着手の有無と、その結果についての情報が含まれているため、ピックアップ及びデリバリーが完了した場合には、商品の配送が完了したとして、商品配送完了情報を取得することになる。
<実施形態6の処理の流れ>
図24は実施形態6における処理の流れの一例を示す図である。図24に示す本実施形態の配達状況確認システムの動作方法は、ピックアップ実行情報を送信するステップ(S2414)と、デリバリー実行情報を送信するステップ(S2416)と、商品配送完了情報を取得するステップ(S2425)と、を除いて実施形態3と同様である。
<実施形態6の効果>
本実施形態においては、商品配送体からピックアップ実行情報やデリバリー実行情報が送信されるため、配達状況確認サーバは商品配送体が商品の配送を完了したか否かの情報を取得することが可能となる。実際に商品の配送を行っている商品配送体から得られる情報に基づいているため、受取人不在などの例外的な状況にも対応可能な配達状況確認システムを提供することができる。
実施形態1を説明するための概念図 実施形態1を説明するための機能ブロック図 実施形態1を説明するための具体的機能ブロック図 実施形態1の配達状況の表示例1を示す図 実施形態1の配達状況の表示例2を示す図 実施形態1の処理の流れを説明するための図 実施形態2を説明するための機能ブロック図1 実施形態2を説明するための機能ブロック図2 実施形態2を説明するための具体的機能ブロック図 実施形態2の処理の流れを説明するための図 実施形態3を説明するための機能ブロック図 実施形態3の配送予定時刻の算出例を説明するための図 実施形態3における商品配送体の運転席の一例を示す図 実施形態3の配達指示情報を再送する処理の流れの一例を示す図 実施形態3の処理の流れを示す図 実施形態4を説明するための機能ブロック図 実施形態4のデリバリー完了情報を説明するための図 実施形態4の処理の流れを示す図 実施形態4のデリバリー完了未了推定部における処理の流れを説明する図 実施形態5を説明するための機能ブロック図 実施形態5の処理の流れを説明するための図 実施形態5の補正部などにおける処理の流れを説明するための図 実施形態6を説明するための機能ブロック図 実施形態6の処理の流れを説明するための図
符号の説明
0200 配達状況確認システム
0210 商品配送体
0220 配達状況確認サーバ

Claims (8)

  1. 自身の経度・緯度情報を取得する経度・緯度情報取得部と、
    前記経度・緯度情報取得部が取得した経度・緯度情報を、自身を識別する配送体識別情報と関連付けて送信する経度・緯度情報送信部と、
    を有する商品配送体と、
    前記商品配送体の経度・緯度情報送信部から送信された経度・緯度情報に基づいて顧客から配送を要求された商品の配送経路中での位置を示す情報である商品ポジション情報を取得する商品ポジション情報取得部と、
    前記商品ポジション情報取得部で取得した商品ポジション情報を蓄積する商品ポジション情報蓄積部と、
    前記商品ポジション情報取得部で取得した商品ポジション情報の出力要求を受け付ける商品ポジション情報出力要求受付部と、
    前記商品ポジション情報出力要求受付部で受け付けた出力要求で示される商品の商品ポジション情報を前記商品ポジション情報蓄積部から取得して出力する商品ポジション情報出力部と、
    を有する配達状況確認サーバと、
    からなる配達状況確認システム。
  2. 配送を要求される商品を供給する商品供給場所から商品ピックアップをするためのピックアップ指示情報と、ピックアップ指示情報にてピックアップする商品を配送する場所である配送場所に商品を配送するためのデリバリー指示情報とを受け取って、ピックアップした後、荷下しすることなく配送するための商品配送体であって、
    自身の経度・緯度情報を取得する経度・緯度情報取得部と、
    前記経度・緯度情報取得部が取得した経度・緯度情報を、自身を識別する配送体識別情報と関連付けて送信する経度・緯度情報送信部と、
    を有する商品配送体と、
    前記商品配送体の経度・緯度情報送信部から送信された経度・緯度情報に基づいて顧客から配送を要求された商品の配送経路中での位置を示す情報である商品ポジション情報を取得する商品ポジション情報取得部と、
    前記商品ポジション情報取得部で取得した商品ポジション情報を蓄積する商品ポジション情報蓄積部と、
    前記商品ポジション情報取得部で取得した商品ポジション情報の出力要求を受け付ける商品ポジション情報出力要求受付部と、
    前記商品ポジション情報出力要求受付部で受け付けた出力要求で示される商品の商品ポジション情報を前記商品ポジション情報蓄積部から取得して出力する商品ポジション情報出力部と、
    を有する配達状況確認サーバと、
    からなる配達状況確認システム。
  3. 前記商品配送体は、ピックアップ指示情報と、デリバリー指示情報とを受信するための指示情報受信部を有する請求項2に記載の配達状況確認システム。
  4. 前記配達状況確認サーバは、
    前記指示情報を出力するための指示情報出力部を有する
    請求項2又は3に記載の配達状況確認システム。
  5. 前記ピックアップ指示情報および、前記デリバリー指示情報は、商品供給場所及び配送場所の経度・緯度情報を含み、
    前記配達状況確認サーバは、
    前記商品配送体の経度・緯度情報送信部から送信された経度・緯度情報に基づいて顧客から配送を要求された商品のデリバリーの完了又は、未了を示す情報であるデリバリー完了情報を取得可能である商品デリバリー完了未了推定部をさらに有する請求項4に記載の配達状況確認システム。
  6. 前記配達状況確認サーバは、
    配送場所での受取人不在などを示す情報である受取不可能情報を取得する受取不可能情報取得部と、
    前記受取不可能情報取得部で取得した受取不可能情報に応じて前記商品デリバリー完了未了推定部で取得されるデリバリー完了情報を補正する補正部をさらに有する請求項5に記載の配達状況確認システム。
  7. 前記商品配送体は、
    ピックアップ指示情報に基づいて商品供給場所から商品ピックアップを実行したことを示すピックアップ実行情報を送信するピックアップ実行情報送信部と、
    デリバリー指示情報に基づいて配送場所に商品のデリバリーを実行したことを示すデリバリー実行情報を送信するデリバリー実行情報送信部と、
    を更に有し、
    前記配達状況確認サーバは、
    前記商品配送体のピックアップ実行情報送信部から送信されるピックアップ実行情報と、前記商品配送体のデリバリー実行情報送信部から送信されたデリバリー実行情報と、に基づいて商品の配送完了を示す商品配送完了情報を取得する商品配送完了情報取得部を、
    更に有する請求項4に記載の配達状況確認システム。
  8. 商品配送体と、配達状況確認サーバと、からなる配達状況確認システムの動作方法であって、
    商品配送体において、
    自身の経度・緯度情報を取得する経度・緯度情報取得ステップと、
    経度・緯度情報を、自身を識別する配送体識別情報と関連付けて送信する経度・緯度情報送信ステップと、
    を実行し、
    配達状況確認サーバにおいて、
    経度・緯度情報送信ステップから送信された経度・緯度情報に基づいて顧客から配送を要求された商品の配送経路中での位置を示す情報である商品ポジション情報を取得する商品ポジション情報取得ステップと、
    商品ポジション情報の出力要求を受け付ける商品ポジション情報出力要求受付ステップと、
    商品ポジション情報を出力する商品ポジション情報出力ステップと、
    を実行する
    配達状況確認システムの動作方法。
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